JP2006139633A - 履物受注システムおよび履物受注方法 - Google Patents

履物受注システムおよび履物受注方法 Download PDF

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    • A43FOOTWEAR
    • A43DMACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
    • A43D1/00Foot or last measuring devices; Measuring devices for shoe parts
    • A43D1/02Foot-measuring devices

Abstract

【課題】ウェブサイトにアクセスした顧客の購入意図などを、顧客との面談によらなくても把握でき、多様な商品群について顧客が所望する商品の受注まで確実に漕ぎ着け得る履物受注システム。
【解決手段】顧客所望の履物が実際に履かれた状態を電子的に推理することにより、顧客の需要を探りつつ受注情報を編集するシステムであって、電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売要件および履物に特有の機能特性を設定し、これら販売要件および機能特性を検索キーとして各履物に関する履物情報群を蓄積する履物データベース手段と、受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報を選定して顧客に提供する履物推論手段と、顧客の需要および履物が装着される状態に関して、受注情報の分析手順、および所望要素に対する変換式を設定する関数設定手段とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、履物受注システムおよび履物受注方法に関し、たとえば、現実の店舗における店員の見繕い感覚で注文を受ける履物受注システムおよび履物受注方法に適用することができる。
従来より、通信ネットワーク上の電子店舗において、顧客が所望する商品を的確に販売するために、既製品から特注品まで専門的な商品知識により、そのウェブサイトにアクセスした顧客を支援したい場合がある。一般に、このような商品知識の活用については、顧客との応対をいかなる手順で進めるか、また、プレゼンテーションをどのように具体化すべきかなどの営業ノウハウを電子化することが求められ、そのための受注システムが種々提案されている。
商品として、たとえば、革靴その他の履物を扱う場合には、個々の顧客が履物を履くときにジャストフィットさせようと努める観点が不可欠になってくる。既製品がそのまま適用できれば良いが、多少なりとも規格外であって、かつ、顧客にも不満があれば、既製品を特注品と比べることによって、特注品のメリットを顧客に分かり易く解説する。したがって、電子店舗といえども、顧客が納得するプレゼンテーションを実現できる必要がある。
しかしながら、上述したような従来技術においては、次のような課題があった。
(1)たとえ、ジャストフィットしない既製品を装着していても、顧客に商品の専門知識が無いために、その原因の追及、特注品の検討などできないのが通例である。したがって、適切な特注品をウェブサイト上で紹介しても、もともと顧客は、より良い商品を探す意欲が減退していたり、特注品のメリットを安易に低く見積もって、そのコストパフォーマンスが悪いものと思い込んだりしていた。
(2)このように、安直な既製品の採用が障害になっても、そもそも製造工程が相違することによる特注品の付加価値までは認識できず、あるいは特注品のプレゼンテーションが受注の筋道から遊離しているために関心が持てないことが多い。これでは、顧客が定量的なコストパフォーマンスまで理解できないので、多少の出費であっても上乗せを躊躇して既製品の安さに目を奪われ、また、注文そのものを諦めてしまった。
(3)特注品のコストパフォーマンスを定量化するためには、既製品とのメリット・デメリットを認識するために、身体の装着部を計測するか、または現用品の装着寸法などを考慮する必要がある。ところが、もともと商品に関する専門知識を持ち合わせない不特定の顧客に、安易にウェブサイト上であれこれ指示すると、重要項目が不正確に計測されてしまいがちだった。また、その不正確さを顧客の釈明によっても、もはや補正し切れず、定量化のための計測値に採用するのは、甚だリスクを伴うので無理があった。
(4)また、最初から顧客の購入予算が特注品の最低価格にすら達していない場合などには、余計な商品説明が顧客を苛つかせたり、通信ネットワークの負担になったりもするので、所望されない限りは、できるだけ省いて、最初から既製品を勧め、速やかに受注につなげる必要があった。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、ウェブサイトにアクセスした顧客の購入意図、専門家から見た使用上の問題点などを、顧客との面談によらなくても把握でき、多様な商品群について顧客が所望する商品の受注まで確実に漕ぎ着け得る履物受注システムおよび履物受注方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の履物受注システムは、顧客が所望する履物を電子店舗において販売したい場合に、その履物が実際に履かれた状態を電子的に推理することにより、顧客の需要を探りつつ受注情報を編集する履物受注システムであって、
電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売要件および履物に特有の機能特性を設定し、これら販売要件および機能特性を検索キーとして各履物に関する履物情報群を蓄積する履物データベース手段と、
前記受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報を選定して顧客に提供する履物推論手段と、
顧客の需要および履物が装着される状態に関して、受注情報の分析手順、および所望要素に対する変換式を設定する関数設定手段とを有していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、現実の履物店に陳列される既製品、在庫品はもとより、付加価値が高い特注品、半製品などを電子店舗で販売するために、多様な履物について、履物データベース手段により、分類・定価などの販売要件および形状・構造・材質などの機能特性を検索キーとし、見本写真・商品説明などからなる履物情報群を編成して通信ネットワーク上で登録・差替え・補充・削除などが可能に蓄積していく。
電子店舗のウェブサイトを閲覧した顧客が、所望の履物について、任意の受注情報を所定様式のアンケートなどにキー入力すると、この受注情報が電気通信回線を通じて当該ウェブサイトに送信され、履物推論手段により、顧客のライフスタイルに基づいて、受注情報から使用環境・使用状況・身体的な特質などの用途、好みのデザイン、予算額、現在使用している履物に関する現用写真、履き心地の不満などの所望要素を所定手順で分析し、変換式を通じて販売要件または機能特性に変換する。そして、これら販売要件などを検索キーとすることによって、前記履物データベース手段の履物情報群から該当する履物情報を見繕って顧客に提供している。
このような受注情報の分析・変換を行うために、関数設定手段により、接客技術に照らして受注情報を顧客の需要および履物が装着される状態に関係付ける分析手順、ならびに専門知識によって所望要素を販売要件または機能特性に関係付ける変換式を設定し、あらかじめ通信ネットワーク上において変更、追加、消去可能に登録しておく。
特注品としては、フルオーダーメイド品が挙げられ、半製品としては、パッケージ化された所定項目から顧客に選択させるセミオーダーシステムの履物が挙げられる。たとえば、分類としては、目的ごとに、紳士、婦人、子供、介護、ビジネス、カジュアル、フォーマル、兼用、ウォーキング、通学、レジャーなどが、また、スタイルごとに、パンプス、サンダル、ブーツなどが挙げられ、価格帯としては、5,000円未満、50,000〜9,999円、10,000〜14,999円、15,000〜19,999円、20,000〜29,999円、30,000円〜49,999円、50,000円〜99,999円、100,000円以上が挙げられ、形状としては、デザイン、足長・足囲・足幅の寸法などが挙げられ、構造としては、通気性などが挙げられ、材質としては、素材、仕上げ、色などが挙げられ、商品説明としては、分類、定価、メーカー名などが挙げられ、使用環境としては、職場、居住地、通勤、スポーツなどが挙げられ、使用状況としては、使用頻度、使用時期(朝夕・季節など)、装着時間、使用靴下などが挙げられ、特質としては、発汗、足の形(だん広甲高など)、外反母趾、内反小趾、偏平足、ハンマートウ、陥入爪などが挙げられ、デザインとしては、パンプス、サンダル、ブーツ、スリッポン、ミュールなどの種類・意匠が挙げられ、現用写真としては、はき癖などが現れた履物と、顧客の足首・踵・甲・爪先・足裏などの足形とを、たとえば、携帯電話・デジタルカメラなどで前後左右上下から撮影させた写真が挙げられ、履き心地としては、フィット感、体感などが挙げられる。
受注情報には、顧客の住所、氏名、性別、年齢、職業などの個人情報が含まれ、販売要件には、既製品、半製品、特注品の区別、価格などが含まれ、用途には、併用する靴下の有無、厚みなどが含まれ、所望要素には、ブランド名などが含まれる。
請求項2に記載の履物受注システムは、請求項1に記載の発明において、前記履物推論手段は、販売要件または機能特性ごとに許容範囲が設定されており、この許容範囲を特定の所望要素が逸脱することによって、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に遷移して履物情報を検索していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、あらかじめ履物情報群を複数のカテゴリーに分割し、同一のカテゴリー内を優先して検索させるとともに、各カテゴリーにおいて、販売要件または機能特性ごとに許容範囲を設定しておく。履物推論手段によって、特定された所望要素のレベル、質、数値などが許容範囲を逸脱すると、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に検索処理を遷移させる。
請求項3に記載の履物受注システムは、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記履物推論手段は、分析手順の各段階において、一の販売要件および機能特性について分析手順を遡及させることにより、新たな所望要素の変換を行って、他の販売要件または機能特性により再設定していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、分析手順の各段階において、前記履物推論手段により、特定された一の販売要件および機能特性について、たとえば、その履歴を参照などして分析手順のみを遡及させることにより、新たな所望要素を顧客から取得して変換をし直し、得られた他の販売要件または機能特性を検索キーとしている。
請求項4に記載の履物受注システムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記関数設定手段は、顧客から受け付けた受注情報を顧客の需要と装着される状態とに整理する分析手順を編成し、かつ各所望要素を調整しつつ販売要件および機能特性とする変換式が設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、受注情報の整理のために、たとえば、登録された顧客の個人情報などに基づいて、関数設定手段により、顧客の関心の深さに即した並べ替え、接客技術に照らした抽出、受注の都合に合わせた分類その他の処理を分析手順に設定している。また、所望要素についてメーカー発注実績に基づく重み付け、顧客心理に配慮した読み替え、店舗の営業力に適した数値化などを変換式に設定している。
請求項5に記載の履物受注システムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記関数設定手段は、特定の所望要素を検査することにより、当該所望要素に応じて即時に、顧客の需要を促進させ、また、履物が顧客に装着される状態を具体化させる分析手順が設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明においては、所望要素の検査のために、関数設定手段により、顧客の需要度および装着される状態の申告量の各ランク付けが分析手順に設定され、該当するランクごとに、需要促進のために履物の購買欲を喚起する製法解説が、また、申告促進のために履物の履き心地を追及させる構造解説がそれぞれ分析手順に設定されている。
請求項6に記載の履物受注方法は、顧客が所望する履物を電子店舗において販売したい場合に、その履物が実際に履かれた状態を電子的に推理することにより、顧客の需要を探りつつ受注情報を編集する履物受注方法であって、
電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売要件および履物に特有の機能特性を設定し、これら販売要件および機能特性を検索キーとして各履物に関する履物情報群を蓄積する履物データベースステップと、
前記受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報を選定して顧客に提供する履物推論ステップと、
顧客の需要および履物が装着される状態に関して、受注情報の分析手順、および所望要素に対する変換式を設定する関数設定ステップとを有していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明においては、現実の履物店に陳列される既製品、在庫品はもとより、付加価値が高い特注品、半製品などを電子店舗で販売するために、多様な履物について、履物データベースステップにおいて、分類・定価などの販売要件および形状・構造・材質などの機能特性を検索キーとし、見本写真・商品説明などからなる履物情報群を編成して通信ネットワーク上で登録・差替え・補充・削除などが可能に蓄積していく。
電子店舗のウェブサイトを閲覧した顧客が、所望の履物について、任意の受注情報を所定様式のアンケートなどにキー入力すると、履物推論ステップにおいて、顧客のライフスタイルに基づいて、受注情報から使用環境・使用状況・身体的な特質などの用途、好みのデザイン、予算額、現在使用している履物に関する現用写真、履き心地の不満などの所望要素を所定手順で分析し、変換式を通じて販売要件または機能特性に変換する。そして、これら販売要件などを検索キーとすることによって、前記履物データベース手段の履物情報群から該当する履物情報を見繕って顧客に提供している。
このような受注情報の分析・変換を行うために、関数設定ステップにおいて、接客技術に照らして受注情報を顧客の需要および履物が装着される状態に関係付ける分析手順、ならびに専門知識によって所望要素を販売要件または機能特性に関係付ける変換式を設定し、あらかじめ通信ネットワーク上において変更、追加、消去可能に登録しておく。
特注品としては、フルオーダーメイド品が挙げられ、半製品としては、パッケージ化された所定項目から顧客に選択させるセミオーダーシステムの履物が挙げられる。たとえば、分類としては、目的ごとに、紳士、婦人、子供、介護、ビジネス、カジュアル、フォーマル、兼用、ウォーキング、通学、レジャーなどが、また、スタイルごとに、パンプス、サンダル、ブーツなどが挙げられ、価格帯としては、5,000円未満、50,000〜9,999円、10,000〜14,999円、15,000〜19,999円、20,000〜29,999円、30,000円〜49,999円、50,000円〜99,999円、100,000円以上が挙げられ、形状としては、デザイン、足長・足囲・足幅の寸法などが挙げられ、構造としては、通気性などが挙げられ、材質としては、素材、仕上げ、色などが挙げられ、商品説明としては、分類、定価、メーカー名などが挙げられ、使用環境としては、職場、居住地、通勤、スポーツなどが挙げられ、使用状況としては、使用頻度、使用時期(朝夕・季節など)、装着時間、使用靴下などが挙げられ、特質としては、発汗、足の形(だん広甲高など)、外反母趾、内反小趾、偏平足、ハンマートウ、陥入爪などが挙げられ、デザインとしては、パンプス、サンダル、ブーツ、スリッポン、ミュールなどの種類・意匠が挙げられ、現用写真としては、はき癖などが現れた履物と、顧客の足首・踵・甲・爪先・足裏などの足形とを、たとえば、携帯電話・デジタルカメラなどで前後左右上下から撮影させた写真が挙げられ、履き心地としては、フィット感、体感などが挙げられる。
受注情報には、顧客の住所、氏名、性別、年齢、職業などの個人情報が含まれ、販売要件には、既製品、半製品、特注品の区別、価格などが含まれ、用途には、併用する靴下の有無、厚みなどが含まれ、所望要素には、ブランド名などが含まれる。
請求項7に記載の履物受注方法は、請求項6に記載の発明において、前記履物推論ステップは、販売要件または機能特性ごとに許容範囲が設定されており、この許容範囲を特定の所望要素が逸脱することによって、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に遷移して履物情報を検索していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明においては、あらかじめ履物情報群を複数のカテゴリーに分割し、同一のカテゴリー内を優先して検索させるとともに、各カテゴリーにおいて、販売要件または機能特性ごとに許容範囲を設定しておく。履物推論ステップにおいて、特定された所望要素のレベル、質、数値などが許容範囲を逸脱すると、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に検索処理を遷移させる。
請求項8に記載の履物受注方法は、請求項6または請求項7に記載の発明において、前記履物推論ステップは、分析手順の各段階において、一の販売要件および機能特性について分析手順を遡及させることにより、新たな所望要素の変換を行って、他の販売要件または機能特性により再設定していることを特徴とする。
請求項8に記載の発明においては、分析手順の各段階において、前記履物推論ステップにおいて、特定された一の販売要件および機能特性について、たとえば、その履歴を参照などして分析手順のみを遡及させることにより、新たな所望要素を顧客から取得して変換をし直し、得られた他の販売要件または機能特性を検索キーとしている。
請求項9に記載の履物受注方法は、請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の発明において、前記関数設定ステップは、顧客から受け付けた受注情報を顧客の需要と装着される状態とに整理する分析手順を編成し、かつ各所望要素を調整しつつ販売要件および機能特性とする変換式が設定されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明においては、受注情報の整理のために、たとえば、登録された顧客の個人情報などに基づいて、関数設定ステップにおいて、顧客の関心の深さに即した並べ替え、接客技術に照らした抽出、受注の都合に合わせた分類その他の処理を分析手順に設定している。また、所望要素についてメーカー発注実績に基づく重み付け、顧客心理に配慮した読み替え、店舗の営業力に適した数値化などを変換式に設定している。
請求項10に記載の履物受注方法は、請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の発明において、前記関数設定ステップは、特定の所望要素を検査することにより、当該所望要素に応じて即時に、顧客の需要を促進させ、また、履物が顧客に装着される状態を具体化させる分析手順が設定されていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明においては、所望要素の検査のために、関数設定ステップにおいて、顧客の需要度および装着される状態の申告量の各ランク付けが分析手順に設定され、該当するランクごとに、需要促進のために履物の購買欲を喚起する製法解説が、また、申告促進のために履物の履き心地を追及させる構造解説がそれぞれ分析手順に設定されている。
請求項11に記載のプログラムは、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムである。
請求項11に記載の発明においては、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させることができる。
請求項12に記載の記録媒体は、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピューター読み取り可能な記録媒体である。
請求項12に記載の発明においては、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させることができる。
請求項1に記載の履物受注システムによれば、ウェブサイト上で、顧客から取得した受注情報について、電子店舗の管理者が、経験上得た接客技術に照らし、かつ専門的な見繕い知識によって、顧客のライフスタイルに基づく所望要素を分析し、電子店舗の販売要件または商品の機能特性に適合した商品情報を提供できる。したがって、顧客の購入意図、専門家から見た使用上の問題点などを、顧客との面談によらなくても把握でき、多様な商品群について、顧客が所望する商品の受注まで確実に漕ぎ着け得る履物受注システムを提供することができるようになる。
請求項2に記載の履物受注システムによれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、顧客の申告内容によって、質、量が近似する商品群ばかりか、これらが掛け離れた商品群に至るまで効率的に検索できる。
請求項3に記載の履物受注システムによれば、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、ウェブサイトにおいて見繕いの途中であっても、顧客の申告順序に任せて特定の所望要素のみに関する変更ができる。
請求項4に記載の履物受注システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、顧客の申告順序などに合わせてリアルタイムで所望要素を分析でき、また、店舗の営業方針などにきめ細かに適合させて検索できる。
請求項5に記載の履物受注システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、客筋ごとに、顧客の興味を刺激しつつ、商品知識のデータベースから適度なセールストークを提供できる。
請求項6に記載の履物受注方法によれば、ウェブサイト上で、顧客から取得した受注情報について、電子店舗の管理者が、経験上得た接客技術に照らし、かつ専門的な見繕い知識によって、顧客のライフスタイルに基づく所望要素を分析し、電子店舗の販売要件または商品の機能特性に適合した商品情報を提供できる。したがって、顧客の購入意図、専門家から見た使用上の問題点などを、顧客との面談によらなくても把握でき、多様な商品群について、顧客が所望する商品の受注まで確実に漕ぎ着け得る履物受注方法を提供することができるようになる。
請求項7に記載の履物受注方法によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、顧客の申告内容によって、質、量が近似する商品群ばかりか、これらが掛け離れた商品群に至るまで効率的に検索できる。
請求項8に記載の履物受注方法によれば、請求項6または請求項7に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、ウェブサイトにおいて見繕いの途中であっても、顧客の申告順序に任せて特定の所望要素のみに関する変更ができる。
請求項9に記載の履物受注方法によれば、請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、顧客の申告順序などに合わせてリアルタイムで所望要素を分析でき、また、店舗の営業方針などにきめ細かに適合させて検索できる。
請求項10に記載の履物受注方法によれば、請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、客筋ごとに、顧客の興味を刺激しつつ、商品知識のデータベースから適度なセールストークを提供できる。
請求項11に記載のプログラムによれば、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の履物受注方法をコンピューターにより実行させることができる。
請求項12の記録媒体によれば、請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の履物受注方法をコンピューターにより実行させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る履物受注システムの概略構成例を説明するための図である。
本履物受注システムは、革靴などの履物を商う老舗の商店などに、既製品から特注品、半製品など各種革靴に関するデータベースサーバ(履物データベース手段)1を設置することによって、顧客がパーソナルコンピュータ(以下、省略して顧客用パソコンという。)2などから、インターネット(電気通信回線)INTを通じて仮想的な電子店舗のウェブサイトにアクセスし、当該データベースサーバ1の履物情報(履物情報)を活用し、かつ、電子店舗の管理者が、ユーザ指向に徹して顧客の受注情報を編集するものである。このために、インターネットINTを通じて顧客のパソコン2と接続しつつ、データベースサーバ1の各機能を運用可能なウェブサーバ(履物推論手段)3と、このウェブサーバ3の各種設定を管理者が操作するパーソナルコンピュータ(以下、省略して管理用パソコンという。)(関数設定手段)4とを有している。これらデータベースサーバ1、ウェブサーバ3、管理用パソコン4のいずれかの機能を他装置と統合しても、全てを一体的な装置としても、各装置の一部機能を他装置に移管してもよい。このような商店に代えて、量販店、駅などのブースに設けてもよく、顧客用パソコン2に代えて、PDA(Portable Data Assistanceなど)、携帯電話機などの情報端末を用いてもよく、インターネットINTに代えて、当該商店のエクストラネット、イントラネットその他の電気通信回線によってもよい。
データベースサーバ1は、本電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売に必要な販売要件と、各履物に特有の機能特性とをデータベースの検索キーとして設定し、老舗が保有する商品知識から集約された履物情報群を、これらの検索キーと関連付けつつ蓄積し保存している。各履物について、販売要件には、履物の価格などが含まれ、履物情報には、特注品、半製品、既製品の区別と、販売上の分類と、外観などの形状と、特徴的な構造と、各部の材質と、商品説明とが含まれている。
特注品は、フルオーダーメイド品で、半製品は、パッケージ化された所定項目から顧客に選択させるセミオーダーシステムの履物である。履物の分類は、使用目的ごとに、紳士、婦人、子供、介護、ビジネス、カジュアル、フォーマル、兼用、ウォーキング、通学、レジャーなどで、また、スタイルごとに、パンプス、サンダル、ブーツなどである。形状は、デザイン、足長・足囲・足幅の寸法などであり、構造は、通気性などであり、材質は、素材、仕上げ、色などであり、商品説明は、分類、メーカー名、見本写真などである。
ウェブサーバ3は、顧客用パソコン2からの顧客のアクセスを受け付けてウェブサイトを閲覧させ、顧客が所望する履物に関する受注情報をアンケート様式により編成している。併せて、この受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報をデータベースサーバ1において選定し、当該顧客の受注情報に適合した履物情報を顧客用パソコン2に転送している。受注情報には、実際に履物が履かれる状態を推理するための選択肢が記述され、履く顧客が自発的に申告できる項目、たとえば、顧客の住所、氏名、性別、年齢、職業などの個人情報と、顧客が予定している予算額の価格帯と、用途である使用環境および使用状況と、顧客の足の特質と、デザインなどの好みと、現時点で履いている履物などの現用写真と、現時点の履き心地とが含まれている。また、いずれの項目にも該当し難い事項に関するコメントを任意に記述させることが望ましい
価格帯は、5,000円未満、50,000〜9,999円、10,000〜14,999円、15,000〜19,999円、20,000〜29,999円、30,000円〜49,999円、50,000円〜99,999円、100,000円以上である。使用環境は、職場、居住地、通勤、スポーツなどであり、使用状況は、使用頻度、使用時期(朝夕・季節など)、装着時間、使用靴下の有無および厚みなどである。特質は、発汗、足の形(だん広甲高など)、外反母趾、内反小趾、偏平足、ハンマートウ、陥入爪などである。デザインは、パンプス、サンダル、ブーツ、スリッポン、ミュールなどの種類と、意匠、ブランド名である。現用写真は、はき癖などが現れた履物と、顧客の足首・踵・甲・爪先・足裏などの足形とを、たとえば、携帯電話・デジタルカメラなどで前後左右上下から撮影させた写真である。履き心地は、フィット感、体感などである。これらの要素により、特注品などの製造用足型が決定できる。
管理用パソコン4は、ウェブサーバ3と随時に接続することにより、顧客の需要および履物が履かれる状態を受注情報から探るための分析手順を編成するとともに、受注情報に含まれる所望要素を販売要件または機能特性に変換する変換式を設定している。すなわち、分析手順は、受注情報の各項目について、老舗の営業ノウハウに基づき、顧客の自発的かつ具体的な申告を促しつつ項目群を所定処理に供するための手順であり、変換式は、顧客の需要などに含まれる所望要素を加減または等価に、変質または等質にするための式である。
次に、本発明の実施の形態に係る履物(履物)受注方法の一例を説明する。すなわち、ソフトウェアの工程例について、図2に示すフローチャートの一例、図1に示す構成例を参照しつつ説明する。
前準備として、豊富な商品知識を集約して電子店舗の履物情報群を編成し、靴店の販売要件などを検索キーとして関連付け、あらかじめ管理用パソコン4によりデータベースサーバ1に登録させておく。このときに、データベース1には、あらかじめ履物情報群を複数のカテゴリーに分割し、かつ、各カテゴリーにおいて、販売要件または機能特性の各項目に許容範囲を設定しておく。
ウェブサーバ3には、老舗の営業ノウハウを整理することにより、受注情報の分析手順および所望要素の変換式と、Web決済が必要であれば顧客群の会員登録とを同様にして初期設定し、かつ、適切なウェブサイトを構成させておく。これら分析手順などとして、顧客の個人情報、アクセス履歴、申告内容の統計、受注傾向などを集計・解析し、たとえば、顧客の関心の深さに即した並べ替え、接客技術に照らした抽出、受注の都合に合わせた分類その他の処理を設定している。また、所望要素については、メーカー発注実績に基づく重み付け、顧客心理に配慮した読み替え、店舗の営業力に適した数値化などを変換式に設定している。すなわち、営業ノウハウに照らして徐々に構築し直すことにより、顧客にとっては、店員の応対感覚をより良く仮想体験できるので、在宅発注における利便性がいっそう向上する。また、管理者にとっては、客筋ごとに積極的にショッピングをリードできるようになるとともに、分析手順などを逐次かつ随時に更新、増強できる。
このように準備して、各装置のソフトウェアが起動すると、顧客が、顧客用パソコン2などにより電子店舗にアクセスしてウェブサイトを閲覧できるようになる。顧客が、所望の履物についてアンケートに答えながら申告すると、この申告内容を暫定の受注情報として、ウェブサーバ3により顧客の需要などを診断する(ステップST10)。すなわち、顧客の受注情報から使用環境・使用状況・身体的な特質などの用途、好みのデザイン、予算額、現在使用している履物に関する現用写真、履き心地の不満などの所望要素を所定手順で分析し、変換式を通じて販売要件、ライフスタイルに基づく機能特性に変換する。
このようなアンケートおよび申告の各内容は、予算額などのように一問一答形式であっても、用途などのように複合問同時回答の形式であってもよく、その場合には、各形式に適合した分析手順または変換式を設定すればよい。たとえば、予算額がきわめて少額であれば、必然的に既成品に限られ、また、速やかに最適な特注品を絞り込むためには、複数の項目を検索キーとした方が該当する可能性が高い。
また、前記パソコン4により、ウェブサーバ3が特定の所望要素を検査すると、当該所望要素に応じて即時に、顧客の需要を促進させ、また、履物が顧客に履かれる状態を具体化させる分析手順を設定しておく。このような、所望要素の検査のために、顧客の需要度および装着される状態の申告量の各ランク付けが分析手順に設定され、かつ、該当するランクごとに、需要促進のために履物の購買欲を喚起する製造工程図などにより製法解説が設定されている。この製法解説により、関心が低い不慣れな顧客に限って、特注品の付加価値、信頼性、面白みなどを理解させることができる。また、申告促進のために履物の履き心地を追及させる解剖図などにより構造解説が分析手順に設定されている。この構造解説により、同様の顧客に限り、本物志向、ファッション性、診断内容、履物の手入れなどを理解させることができる。しかし、十分に高い関心を示す顧客を、しつこい解説で煩わせることが無くなる。さらに、現用写真の撮影などのときに、同様の顧客に縮尺表示用のスケールを添えるよう促すなどをしてもよい。
続いて、これら販売要件などを検索キーとして、データベースサーバ1の履物情報群から該当する履物情報を見繕って顧客に適した履物を選定する(ステップST20)。このためには、データベースサーバ1に、現実の靴店に陳列される既製品、在庫品はもとより、付加価値が高い特注品、半製品など多様な履物について、分類・定価などの販売要件および形状・構造・材質などの機能特性を検索キーとし、見本写真・商品説明などからなる履物情報群を編成して通信ネットワーク上で登録・差替え・補充・削除などが可能に蓄積しておくのが望ましい。
このときに、同一カテゴリー内の履物情報群を優先的に検索するが、特定の所望要素のレベル、質、数値などが販売要件などの許容範囲を逸脱すると、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に処理が遷移して履物情報を検索していく。これにより、段階的に異なる別モデルを、ある程度あいまいに推論して紹介しつつ、たとえば、基本形のスタイル、デザイン、およびトウ・ヒールなどの個別部分を所定ツールで変形させ、顧客に最適なスケーリングの形状を提示できる。
また、分析の経過をログに登録することにより、顧客が新たな所望要素を特定して要求したときには、分析の各段階において、一の販売要件および機能特性について手順を遡及させ、その新たな所望要素の変換を行って、他の販売要件または機能特性により受注情報を再設定している。これにより、販売要件などの分析中に、顧客が特定の所望要素のみを新たなものに変更しても申告済みの所望要素を活用しつつ処理を続行できる。さらに、不明な販売要件などが生じれば、あらためて、顧客にアンケートなどの回答を求めるなどして、繰り返し、顧客需要の診断を行うようにしてもよい。
そして、データベースサーバ1において、適切な履物情報または履物情報群が特定できると、ウェブサーバ3により、インターネットINTを通じて、該当する履物情報を顧客用パソコン2に転送し、電子店舗で選定した履物または履物群を顧客に提示して発注を促す(ステップST30)。このような受注情報の分析・変換を行うために、管理用パソコン4により、関数設定手段で接客技術に照らして受注情報を顧客の需要および履物が装着される状態に関係付ける分析手順、ならびに専門知識によって所望要素を販売要件または機能特性に関係付ける変換式を設定し、あらかじめ通信ネットワーク上において変更、追加、消去可能に登録しておく。また、不測の事情などから履物情報を特定できない場合には、その旨を顧客用パソコン2に報告して再回答を求めるか、所要の処理などを要求させてもよい。
このように提示された履物について、顧客が発注を承認すると、以上の過程において編集された受注情報の暫定ファイルを確定させ、正式な受注情報のファイルを編成してデータベースサーバ1などに登録して正常終了する(ステップST40)。拒否されれば、理由を尋ねる所定のエラー処理を行うか、当初のアンケートを求める段階に戻せばよい。以上の各処理から、顧客が、電子店舗のホームページなどを閲覧すると、あたかも現実の商店で店員に相談する感覚で買い物ができ、かつ、電子店舗の管理者が、当該顧客の申告内容を診断して所望通りの商品を見繕うことができる。すなわち、このようにして、需要の診断、履物の選定、発注の促し、受注情報の編成を繰り返し行うことにより、適切な商品が選定されて顧客の承認が速やかに得られ、ひいては効率的に商品を受注できる。また、老舗の営業知識をシステム構成のバックボーンに活用でき、かつ、受注活動で得られたノウハウを漸次に蓄積させるシステムが実現できる。
本発明の実施の形態に係る履物受注システムの概略構成例を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る履物受注方法を説明するための図で、その一例を、履物受注システムの処理として示すフローチャートである。
符号の説明
1 データベースサーバ(履物データベース手段)
2 顧客のパーソナルコンピュータ
3 ウェブサーバ(履物推論手段)
4 管理者のパーソナルコンピュータ(関数設定手段)
INT インターネット(電気通信回線)

Claims (12)

  1. 顧客が所望する履物を電子店舗において販売したい場合に、その履物が実際に履かれた状態を電子的に推理することにより、顧客の需要を探りつつ受注情報を編集する履物受注システムであって、
    電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売要件および履物に特有の機能特性を設定し、これら販売要件および機能特性を検索キーとして各履物に関する履物情報群を蓄積する履物データベース手段と、
    前記受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報を選定して顧客に提供する履物推論手段と、
    顧客の需要および履物が装着される状態に関して、受注情報の分析手順、および所望要素に対する変換式を設定する関数設定手段とを有していることを特徴とする履物受注システム。
  2. 前記履物推論手段は、販売要件または機能特性ごとに許容範囲が設定されており、この許容範囲を特定の所望要素が逸脱することによって、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に遷移して履物情報を検索していることを特徴とする請求項1に記載の履物情報受注システム。
  3. 前記履物推論手段は、分析手順の各段階において、一の販売要件および機能特性について分析手順を遡及させることにより、新たな所望要素の変換を行って、他の販売要件または機能特性により再設定していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の履物受注システム。
  4. 前記関数設定手段は、顧客から受け付けた受注情報を顧客の需要と装着される状態とに整理する分析手順を編成し、かつ各所望要素を調整しつつ販売要件および機能特性とする変換式が設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の履物受注システム。
  5. 前記関数設定手段は、特定の所望要素を検査することにより、当該所望要素に応じて即時に、顧客の需要を促進させ、また、履物が顧客に装着される状態を具体化させる分析手順が設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の履物受注システム。
  6. 顧客が所望する履物を電子店舗において販売したい場合に、その履物が実際に履かれた状態を電子的に推理することにより、顧客の需要を探りつつ受注情報を編集する履物受注方法であって、
    電子店舗で取り扱う多様な履物について、履物の販売要件および履物に特有の機能特性を設定し、これら販売要件および機能特性を検索キーとして各履物に関する履物情報群を蓄積する履物データベースステップと、
    前記受注情報から顧客の所望要素を分析して販売要件または機能特性に変換し、当該所望要素に該当する履物情報を選定して顧客に提供する履物推論ステップと、
    顧客の需要および履物が装着される状態に関して、受注情報の分析手順、および所望要素に対する変換式を設定する関数設定ステップとを有していることを特徴とする履物受注方法。
  7. 前記履物推論ステップは、販売要件または機能特性ごとに許容範囲が設定されており、この許容範囲を特定の所望要素が逸脱することによって、一のカテゴリーに属する履物情報群から、他のカテゴリーの履物情報群に遷移して履物情報を検索していることを特徴とする請求項6に記載の履物受注方法。
  8. 前記履物推論ステップは、分析手順の各段階において、一の販売要件および機能特性について分析手順を遡及させることにより、新たな所望要素の変換を行って、他の販売要件または機能特性により再設定していることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の履物受注方法。
  9. 前記関数設定ステップは、顧客から受け付けた受注情報を顧客の需要と装着される状態とに整理する分析手順を編成し、かつ各所望要素を調整しつつ販売要件および機能特性とする変換式が設定されていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の履物受注方法。
  10. 前記関数設定ステップは、特定の所望要素を検査することにより、当該所望要素に応じて即時に、顧客の需要を促進させ、また、履物が顧客に装着される状態を具体化させる分析手順が設定されていることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の履物受注方法。
  11. 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の履物受注方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の履物受注方法をコンピューターに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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