JP2006139565A - 移動ベクトル検出装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動ベクトル検出装置1においては、撮像部10が自車両周囲の画像を撮像し画像記憶部20に記憶する。この画像に対して、追跡領域情報記憶部40で指定される領域内の、検出性判断部30で移動ベクトルが検出可能と判断された画素について、移動ベクトル検出部50で移動ベクトルを検出する。画素ごとの移動ベクトルの成分を軸として求めた度数分布においてしきい値を超えるピークが1つだけである時、その領域について追跡処理を継続すると追跡継続判断部60が判断する。平均移動ベクトル算出部70が、追跡継続判断部60において追跡を継続すると判断された領域の移動ベクトルの平均値を求める。
【選択図】 図1
Description
そのようなシステムにおける移動ベクトルの一般的な検出方法の1つとして、例えば先行車両の像等のある程度まとまった大きさの画像を単位として動きを検出する方法がある。その処理の1つに、相関を用いて検出する方法がある。これは、入力される画像に探索領域を設定し、予め登録した対象画像(テンプレート)と相関を求め、相関値が大きくなる位置を移動先として検出するものである(例えば、特許文献1参照)。
また、移動ベクトルの一般的な他の検出方法として、画素単位での移動ベクトルを求める方法があり、この処理の1つとして濃度勾配法を用いた検出方法がある。これは濃度勾配を持つ部分について、対象の移動による濃度変化が微小である条件のもとで、画素単位で異動ベクトルを検出するものである。
一方、濃度勾配法などの画素単位での移動ベクトルを求める手法では、検出領域が小さいため、ノイズに弱いという問題がある。ノイズは撮像部において電気的に、あるいは光電変換時において光量子的に発生し、画像では画素レベルの大きさで存在する。従って、画素レベルでの移動ベクトルの検出は、ノイズの影響を受けやすい。
また、画素レベルで移動ベクトルを検出すると、1枚の画像から得られる情報量が多く、処理結果の出力に時間がかかったり、広帯域の伝送路が必要となる等の問題がある。
図1は、その移動ベクトル検出装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、移動ベクトル検出装置1は、撮像部10、画像記憶部20、検出性判断部30、追跡領域情報記憶部40、移動ベクトル検出部50、追跡継続判断部60及び平均移動ベクトル算出部70を有する。
撮像部10は、自車両周囲を撮像するために、例えば車両前部に設けられるカメラである。撮影部10は、車両前方を所定期間Δtごとに撮影して画像データを生成し、生成した画像データを画像記憶部20に出力する。
例えば図2に示した画像においては、ある時点で、例えば図5に画像中に矩形領域で示すような領域が追跡継続領域として判断される。
追跡継続有無の情報は追跡領域情報記憶部40に送られる。
平均移動ベクトル算出部70は、追跡継続判断部60において追跡を継続すると判断された領域について、移動ベクトルの分布のピークを構成する部分の平均値を求める。例えば図5に示したような各追跡継続領域については、同じく図5に矢印で示すような平均移動ベクトルが算出される。
ここで算出された平均移動ベクトルは、1つの矩形領域全体の移動ベクトルとして、追跡領域情報記憶部40に出力され、追跡領域情報記憶部40に記憶されたその領域の情報が更新される。なお、追跡領域情報記憶部40に記憶された追跡領域ごとの位置と移動量は、前述したように、適宜外部の図示せぬ上位制御装置により読み出され、周囲物の検出のための処理に使用される。
移動ベクトル検出装置1における移動ベクトル検出処理は、例えば、車両のイグニッションがONにされた時に開始され、以後、ステップS2からステップS9の処理を、所定の時間間隔Δtで繰り返す。
次に、ステップS2において、撮像部10が自車両周囲の画像を撮像し、生成した画像データを画像記憶部に記憶する。
次に、ステップS3において、検出性判断部30が、画像記憶部20に記憶されている画像データから、移動ベクトルが検出可能な領域を検出する。これにより、画像記憶部20に記憶されている画像の各画素について、移動ベクトルの検出が可能か否かが検出される。
次に、ステップS5において、移動ベクトル検出部50における移動ベクトルの検出結果を用いて、追跡継続判断部60で追跡を継続するかどうかの判断を行う。図3及び図4を参照して前述したように、追跡継続判断部60は、画素ごとの移動ベクトルの成分を軸として求めた度数分布において、しきい値を超えるピークが1つだけである時、その領域について追跡処理を継続すると判断する。
そして、ステップS7において、追跡領域情報記憶部40が、平均移動ベクトル算出部70において算出した平均移動ベクトルから追跡領域の次回画像での位置を算出し記憶する。
処理が全追跡領域に対して終了している場合は、ステップS2へ戻り、次の画像に対する処理を行う。
例えば、前述した移動ベクトル検出装置1は、本発明を、先行する車両等の車両周囲物を検出する装置に適用した場合を説明したが、対象物が移動する画像処理装置であれば他の用途、例えば、物体の位置を検出するロボット用の装置としても適用可能である。
10…撮像部
20…画像記憶部
30…検出性判断部
40…追跡領域情報記憶部
50…移動ベクトル検出部
60…追跡継続判断部
70…平均移動ベクトル算出部
Claims (4)
- 所望の情景を撮像して画像データを生成する撮像部と、
前記生成された画像データを構成する所定の単位画像について、当該単位画像ごとの移動ベクトルが検出可能か否かを判断する第1の判断部と、
前記生成された画像データ内の所定の移動検出領域について、当該移動検出領域内の前記単位画像であって、前記判断により移動ベクトルが検出可能とされた前記単位画像について移動ベクトルを検出する移動ベクトル検出部と、
前記移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルに基づいて、当該移動検出領域に対する有効な平均移動ベクトルが検出可能か否かを判断する第2の判断部と、
前記判断により有効な平均移動ベクトルが検出可能とされた前記移動検出領域について、当該移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルに基づいて平均移動ベクトルを検出する平均移動ベクトル検出部と
を有することを特徴とする移動ベクトル検出装置。 - 前記第2の判断部は、
前記移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルの分布を検出し、
前記検出の結果、当該移動検出領域に対して所定のしきい値以上のピークを有する分布が1つ存在する場合に、当該移動検出領域に対する有効な平均移動ベクトルが検出可能と判断する
ことを特徴とする請求項1の移動ベクトル検出装置 - 所望の情景を撮像して画像データを生成し、
前記生成された画像データを構成する所定の単位画像について、当該単位画像ごとの移動ベクトルが検出可能か否かの第1の判断を行い、
前記生成された画像データ内の所定の移動検出領域について、当該移動検出領域内の前記単位画像であって、前記第1の判断により移動ベクトルが検出可能とされた前記単位画像について移動ベクトルを検出し、
前記移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルに基づいて、当該移動検出領域に対する有効な平均移動ベクトルが検出可能か否かの第2の判断を行い、
前記第2の判断により有効な平均移動ベクトルが検出可能とされた前記移動検出領域について、当該移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルに基づいて平均移動ベクトルを検出する
ことを特徴とする移動ベクトル検出方法。 - 前記第2の判断は、
前記移動検出領域内の前記単位画像について検出された前記移動ベクトルの分布を検出し、
前記検出の結果、当該移動検出領域に対して所定のしきい値以上のピークを有する分布が1つ存在する場合に、当該移動検出領域に対する有効な平均移動ベクトルが検出可能と判断する
ことを特徴とする請求項3の移動ベクトル検出方法。
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CN109859250A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-06-07 | 北京悦图遥感科技发展有限公司 | 一种航空红外视频多目标检测与跟踪方法及装置 |
CN112404384A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-26 | 河北凯昌科技有限公司 | 连铸铸坯移动追踪系统及方法 |
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2004
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