JP2006133962A - 投資事業パッケージ形成方法及び投資事業パッケージ形成支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 達成すべき目標値を複数の項目の各々について設定し(ステップS10)、設定された目標値と現況を示す現況値との差分を算出する(ステップS11)。次に、目標値を達成するための事業の各々について、事業を実施した場合の効果及び目標値との差分に基づいて、成果目標の達成に対する寄与度を算出する(ステップS13)。次に、算出された寄与度の合計値及び必要なコストに関する値に基づいて、事業の各々の単位コスト当りの寄与度合計値を単位コスト寄与度合計値として算出する(ステップS15)。そして、算出された単位コスト寄与度の値が大きい順に、事業の中から実施する事業を採択し(ステップS17)、採択された事業を投資対象の事業として表示する(ステップS20)。
【選択図】 図2
Description
次に、各事業毎に各項目に対する寄与度の合計値を算出する(ステップS14)。即ち、ステップS13において算出された寄与度(E/ΔT)の事業毎の合計値(寄与度合計値)、例えば、事故削減、渋滞削減、医療機関アクセス改善、地場産品販売額増及び緊急車両現場到着平均時間削減のそれぞれに対する事業Cの寄与度(E/ΔT)の合計値(ΣK)を算出する。
次に、投資の候補となっている各事業と同じ単位コスト効果(E/C)を持つ事業が出現する確率の大小を示す規準化得点(SS)を算出する(ステップS26)。即ち、規準化得点を算出する際には、まず、項目毎の単位コスト効果(E/C)の平均値及び標準偏差を算出する。例えば、図11に示す「事故削減」に対する事業A〜事業Hの効果(E)をコスト(C)で割った値である単位コスト効果(E/C)の合計値「2.842(=0.500+0.667+0.600+0.450+0.625)」を事業の数「8」で除することにより、全事業の「事故削減」に対する単位コスト効果(E/C)の平均「0.355」を算出する。同様に、「渋滞削減」、「医療機関アクセス改善」、「地場産品販売額増」及び「緊急車両現場到着平均時間削減」について単位コスト効果(E/C)の平均を算出する。また、全ての項目について単位コスト効果(E/C)の標準偏差を算出し、平均と併せて各項目に対応させてデータ記憶部6に記憶する。次に、各事業の各項目に対する単位コスト効果(E/C)の値から対応する項目に関する効果の全事業平均値を減じ、標準偏差で除することにより、各事業の各項目に対する規準化得点(SS)を算出する。
Claims (14)
- 達成すべき目標値を複数の項目の各々について設定する目標値設定工程と、
前記目標値設定工程において設定された目標値と、前記複数の項目の各々の現況を示す現況値との差分を算出する差分算出工程と、
前記目標値設定工程において設定された目標値を達成するための所定の事業の各々について、該所定の事業を実施した場合の前記複数の項目の各々に対する効果及び前記差分算出工程において算出された前記複数の項目の各々についての差分に基づいて、前記複数の項目の各々について目標達成に対する寄与度を算出する寄与度算出工程と、
前記寄与度算出工程において算出された各々の寄与度の合計値を各々の事業毎に算出する寄与度合計値算出工程と、
前記寄与度合計値算出工程において算出された寄与度合計値及び前記所定の事業を実施する際に必要なコストに関する値に基づいて、前記所定の事業の各々の単位コスト当りの寄与度合計値を単位コスト寄与度合計値として算出する単位コスト寄与度合計値算出工程と、
前記単位コスト寄与度合計値算出工程により算出された単位コスト寄与度合計値が大きい順に、前記所定の事業の中から実施する事業を採択する事業採択工程と
を含むことを特徴とする投資事業パッケージ形成方法。 - 前記事業採択工程は、
既に採択された事業により前記複数の項目の中で何れかの項目の目標が達成可能な場合に、目標を達成可能な項目に対する効果のみを有する事業の採択を排除することを特徴とする請求項1記載の投資事業パッケージ形成方法。 - 前記事業採択工程において採択された事業を初期解として、分枝限定法によってより厳密な最適解を求める最適事業採択工程を更に含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の投資事業パッケージ形成方法。
- 前記目標値設定工程において設定された目標値を変更する目標値変更工程を更に含むことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の投資事業パッケージ形成方法。
- 事業への投資限度額を設定する投資限度額設定工程と、
達成すべき目標値を複数の項目の各々について設定する目標値設定工程と、
前記目標値設定工程において目標値が設定された項目の各々に重要度を示す重みを付与する重み付け工程と、
前記目標値設定工程において設定された目標値を達成するための所定の事業の各々について、該所定の事業を実施した場合の前記複数の項目の各々に対する効果を算出する効果算出工程と、
前記効果算出工程において算出された効果と、前記所定の事業を実施する際に必要なコストに関する値とに基づいて、単位コストあたりの効果を算出する単位コスト効果算出工程と、
各々の事業が持つ単位コスト効果と同じ単位コスト効果を持つ事業が出現する確率の大小を示す規準化得点を算出する規準化得点算出工程と、
前記重み付け工程において前記複数の項目の各々に付与された重み及び前記規準化得点算出工程において算出された規準化得点に基づいて、重み付き規準化得点の合計値を各々の事業毎に算出する重み付き規準化得点合計値算出工程と、
前記投資限度額設定工程において設定された投資限度額の範囲内において、前記重み付き規準化得点合計値が大きい順に、前記所定の事業の中から実施する事業を採択する事業採択工程と
を含むことを特徴とする投資事業パッケージ形成方法。 - 前記投資限度額設定工程において設定された事業への投資限度額を調整する投資限度額調整工程を更に含み、
前記投資限度額調整工程において前記投資限度額が調整された場合には、前記事業採択工程において、調整後の前記投資限度額の範囲内で事業の採択を行うことを特徴とする請求項5記載の投資事業パッケージ形成方法。 - 前記重み付け工程は、
前記複数の項目の各々に付与された重みの値を変更する重み変更工程を更に含むことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の投資事業パッケージ形成方法。 - 達成すべき目標値を複数の項目の各々について設定する目標値設定手段と、
前記目標値設定手段において設定された目標値と、前記複数の項目の各々の現況を示す現況値との差分を算出する差分算出手段と、
前記目標値設定手段により設定された目標値を達成するための所定の事業の各々について、該所定の事業を実施した場合の前記複数の項目の各々に対する効果及び前記差分算出手段により算出された前記複数の項目の各々についての差分に基づいて、前記複数の項目の各々について目標達成に対する寄与度を算出する寄与度算出手段と、
前記寄与度算出手段において算出された各々の寄与度の合計値を各々の事業毎に算出する寄与度合計値算出手段と、
前記寄与度合計値算出手段により算出された寄与度合計値及び前記所定の事業を実施する際に必要なコストに関する値に基づいて、前記所定の事業の各々の単位コスト当りの寄与度合計値を単位コスト寄与度合計値として算出する単位コスト寄与度合計値算出手段と、
前記単位コスト寄与度合計値算出手段により算出された単位コスト寄与度合計値が大きい順に、前記所定の事業の中から実施する事業を採択する事業採択手段と、
前記事業採択手段により採択された事業を投資対象の事業として出力する出力手段と
を備えることを特徴とする投資事業パッケージ形成支援システム。 - 前記事業採択手段は、
既に採択された事業により前記複数の項目の中で何れかの目標が達成可能な場合に、目標を達成可能な項目に対する効果のみを有する事業の採択を排除することを特徴とする請求項8記載の投資事業パッケージ形成支援システム。 - 前記事業採択手段により採択された事業を初期解として、分枝限定法によってより厳密な最適解を求める最適事業採択手段を更に含むことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の投資事業パッケージ形成支援システム。
- 前記目標値設定手段により設定された目標値を変更する目標値変更手段を更に備えることを特徴とする請求項8〜請求項10の何れか一項に記載の投資事業パッケージ形成支援システム。
- 事業への投資限度額を設定する投資限度額設定手段と、
達成すべき目標値を複数の項目の各々について設定する目標値設定手段と、
前記目標値設定手段により目標値が設定された項目の各々に重要度を示す重みを付与する重み付け手段と、
前記目標値設定手段により設定された目標値を達成するための所定の事業の各々について、該所定の事業を実施した場合の前記複数の項目の各々に対する効果を算出する効果算出手段と、
前記効果算出手段において算出された効果と、前記所定の事業を実施する際に必要なコストに関する値とに基づいて、単位コストあたりの効果を算出する単位コスト効果算出手段と、
各々の事業が持つ単位コスト効果と同じ単位コスト効果を持つ事業が出現する確率の大小を示す規準化得点を算出する規準化得点算出手段と、
前記重み付け手段により前記複数の項目の各々に付与された重み及び前記規準化得点算出手段により算出された規準化得点に基づいて、重み付き規準化得点の合計値を各々の事業毎に算出する重み付き規準化得点合計値算出手段と、
前記投資限度額設定手段により設定された投資限度額の範囲内において、前記重み付き規準化得点合計値が大きい順に、前記所定の事業の中から実施する事業を採択する事業採択手段と、
前記事業採択手段により採択された事業を、投資対象の事業として出力する出力手段と
を備えることを特徴とする投資事業パッケージ形成支援システム。 - 前記投資限度額設定手段において設定された事業への投資限度額を調整する投資限度額調整手段を更に備え、
前記投資限度額調整手段により前記投資限度額が調整された場合に、前記事業採択手段は、調整後の前記投資限度額の範囲内で事業の採択を行うことを特徴とする請求項12記載の投資事業パッケージ形成支援システム。 - 前記重み付け手段は、
前記複数の項目の各々に付与された重みの値を変更する重み変更手段を更に備えることを特徴とする請求項12又は請求項13記載の投資事業パッケージ形成支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004320553A JP2006133962A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 投資事業パッケージ形成方法及び投資事業パッケージ形成支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004320553A JP2006133962A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 投資事業パッケージ形成方法及び投資事業パッケージ形成支援システム |
Publications (1)
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JP2006133962A true JP2006133962A (ja) | 2006-05-25 |
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JP2004320553A Pending JP2006133962A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 投資事業パッケージ形成方法及び投資事業パッケージ形成支援システム |
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JP (1) | JP2006133962A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010134688A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Ricoh Co Ltd | 環境経営情報システム、環境経営情報管理方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-11-04 JP JP2004320553A patent/JP2006133962A/ja active Pending
Non-Patent Citations (2)
Title |
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CSNE200400161004, 山岸 良一 RYOUICHI YAMAGISHI, "公共・公益サービス業における事業選定の新手法", 知的資産創造 Vol.12 No.5 Knowledge Creation and Integration, 20040420, P.56−P.65, 株式会社野村総合研究所 Nomura Research Institute * |
JPN6010018026, 山岸 良一 RYOUICHI YAMAGISHI, "公共・公益サービス業における事業選定の新手法", 知的資産創造 Vol.12 No.5 Knowledge Creation and Integration, 20040420, P.56−P.65, 株式会社野村総合研究所 Nomura Research Institute * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010134688A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Ricoh Co Ltd | 環境経営情報システム、環境経営情報管理方法及びプログラム |
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