JP2006133616A - e−Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム - Google Patents

e−Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、様々な多数な学習用コンテンツを蓄積したデータベースと、e-Learningによる学習者の所要時間を蓄積した所要時間データベースを持つe-Learningのサーバーが、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、さらにその貢献度の情報を教育・指導者のコンピュータにグラフ(所要時間の実分布と集団応答曲線分布関数)で提供することで、授業用コンテンツの難易度、学習者の理解への貢献度についての情報を得ることができるものである。
【解決手段】 ネットワークを介して接続されたクライアントコンピュータと、様々な多数な学習用コンテンツ及び、学習者の学習所要時間を蓄積する所要時間データベースを持つサーバーから構成されるe-Learningシステムにおいて、このサーバーが、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出する機能を有する、遠隔地から学習を行う機能を有したe-Learningシステムに関するものである。
従来のe-Learningシステムにおいては、制作した授業用コンテンツが学習に役立ったのかどうか、その評価を行うことは難しかった。例えば学習者から、「簡単だった」、「難しかった」、「理解の助けになった」などの評価結果を個別に受け取るしか方法がなかった。この結果、授業用コンテンツを見直し・修正する場合にもタイミングが遅すぎてしまい、学習者に分かりやすい授業ができていない、などの問題が生じていた。
本発明は、様々な多数な学習用コンテンツを蓄積したデータベースと、e-Learningによる学習者の所要時間を蓄積した所要時間データベースを持つe-Learningのサーバーが、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、さらにその貢献度の情報を教育・指導者のコンピュータにグラフ(所要時間の実分布と集団応答曲線分布関数)で提供することで、授業用コンテンツの難易度、学習者の理解への貢献度についての情報を得ることができるものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ネットワークを介して接続されたクライアントコンピュータと、様々な多数な学習用コンテンツ及び、学習者の学習所要時間を蓄積する所要時間データベースを持つサーバーから構成されるe-Learningシステムにおいて、このサーバーが、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出する検出手段,並びにその状況を視覚的に提供する表示手段とを備えたことを特徴とするe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステムに係るものである。
また、前記検出手段は、サーバーがデータベースに蓄積しているe-Learningの学習用コンテンツに対し、学習者の学習所要時間の発生モデルをエントロピー最大化原理により理論的に導出したガンマ分布に基づいて学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を判断する検出手段とし、前記表示手段は、前記検出手段による検出結果若しくは判断結果を表記する表示手段としたことを特徴とする請求項1記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステムに係るものである。
また、前記検出手段は、理解貢献度検出計算式を実行する理解貢献度検出プログラムを実行して、前記所要時間データベースの中から当該学習用コンテンツに対するある一人の学習者の学習時間を取り出して前記理解貢献度検出計算式によって理解率を計算し、順次各学習者に対する理解率を累積する構成として、前記サーバーが前記データベースに蓄積しているe-Learningの学習用コンテンツに対し、学習者の学習所要時間の発生モデルをエントロピー最大化原理により理論的に導出したガンマ分布に基づいて学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を判断し得る前記理解率を得る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステムに係るものである。
また、前記表示手段は、前記検出手段により得られた累積理解率と所要時間を表示し、累積理解率のグラフの傾きによりその学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度が高いかどうかを視認できるように表示する構成としたことを特徴とする請求項3記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステムに係るものである。
教育者・指導者は、授業用コンテンツの難易度、学習者の理解への貢献度についての情報が得られるため授業用コンテンツが学習者にとって適正だったのかどうかの判断が可能となる。不適正と判断した場合には、学習者に適した授業用コンテンツの見直し・修正を素早く行うことが可能となる。また授業用コンテンツの難易度、学習者の理解への貢献度は学習クラス単位で把握できることから、学習クラス毎の理解レベルの違いを把握することが可能となり、教育者・指導者は、そのクラスの理解状況に合わせた教育・指導を行うことが可能となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
学習者が遠隔から学習するための様々な多数な学習用コンテンツを持つデータベースサーバーが存在する。さらにこのサーバーは遠隔学習者一人一人がどの学習用コンテンツにどれだけ時間を費やしているかの情報を格納するデータベースを保持している。
学習者はこのサーバーの学習コンテンツにアクセスし、学習する。一方サーバーは学習者一人一人の学習にかかる所要時間を計測し、この時間を所要時間データベースに格納する。
サーバーはこの蓄積した所要時間データベースの中から、当該学習用コンテンツに対し、学習者の学習所要時間の発生モデルをエントロピー最大化原理により理論的に導出したガンマ分布に基づいて理解率を計算する。この結果を簡便に識別できるグラフ(所要時間の実分布と集団応答曲線分布関数)として表記する。これにより教育者・指導者は、目的とする学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度が高いかかどうかを瞬時に確認することが可能となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
学習者が遠隔から学習するための様々な多数な学習用コンテンツを持つデータベースサーバーが存在する。さらにこのサーバーは遠隔学習者一人一人がどの学習用コンテンツにどれだけ時間を費やしているかの情報を格納するデータベースを保持している。
学習者はこのサーバーの学習コンテンツにアクセスし、学習する。一方サーバーは学習者一人一人の学習にかかる所要時間を計測し、この時間を所要時間データベースに格納する。
教育者・指導者は、目的とする学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出するために、e-Learningシステムの中にある学習者に対する理解貢献度プログラムを実行する。このリクエストに対し、まずサーバーは蓄積した所要時間データベースの中から、第1の学習者に対する対象学習コンテンツの学習時間を取り出し、下記理解貢献度検出アルゴリズムにそってその理解率を計算する。理解率はサーバー内に一時格納する。続いて第2の学習者に対する対象学習コンテンツの学習時間を取り出し、第1の学習コンテンツと同様に下記理解貢献度検出アルゴリズムにそってその理解率を計算する。このように順次最後の学習者まで計算していき、最後に所要時間を横軸に、一時格納していた理解率を累積にして縦軸にしてグラフ(所要時間の実分布と集団応答曲線分布関数)として表記する。
Figure 2006133616
これにより教育者・指導者は、目的とする学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度が高いかかどうかを瞬時に確認することが可能となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の構成作業説明図である。

Claims (4)

  1. ネットワークを介して接続されたクライアントコンピュータと、様々な多数な学習用コンテンツ及び、学習者の学習所要時間を蓄積する所要時間データベースを持つサーバーから構成されるe-Learningシステムにおいて、このサーバーが、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出する検出手段,並びにその状況を視覚的に提供する表示手段とを備えたことを特徴とするe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム。
  2. 前記検出手段は、サーバーがデータベースに蓄積しているe-Learningの学習用コンテンツに対し、学習者の学習所要時間の発生モデルをエントロピー最大化原理により理論的に導出したガンマ分布に基づいて学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を判断する検出手段とし、前記表示手段は、前記検出手段による検出結果若しくは判断結果を表記する表示手段としたことを特徴とする請求項1記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム。
  3. 前記検出手段は、理解貢献度検出計算式を実行する理解貢献度検出プログラムを実行して、前記所要時間データベースの中から当該学習用コンテンツに対するある一人の学習者の学習時間を取り出して前記理解貢献度検出計算式によって理解率を計算し、順次各学習者に対する理解率を累積する構成として、前記サーバーが前記データベースに蓄積しているe-Learningの学習用コンテンツに対し、学習者の学習所要時間の発生モデルをエントロピー最大化原理により理論的に導出したガンマ分布に基づいて学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を判断し得る前記理解率を得る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム。
  4. 前記表示手段は、前記検出手段により得られた累積理解率と所要時間を表示し、累積理解率のグラフの傾きによりその学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度が高いかどうかを視認できるように表示する構成としたことを特徴とする請求項3記載のe-Learningにおける学習者の学習所要時間に基づき、学習用コンテンツの学習者に対する理解貢献度を検出し、その状況を視覚的に提供するシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011290A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 株式会社教育情報サービス 電子教材分析サーバ、電子教材分析方法、及び、電子教材分析サーバ用プログラム
WO2021079734A1 (ja) 2019-10-25 2021-04-29 学校法人帝京大学 学習解析装置、学習解析方法およびプログラム

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