JP2006132984A - 放射性液体の分注方法及び分注装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射性液体の分注精度の向上を図る。
【解決手段】シリンジ26により原液バイアル12から放射性液体を分注バイアル22に分注する方法である。この方法は、原液バイアル12内の放射性液体の液量Lに基づいて、シリンジ26を駆動する。これにより、シリンジ26のガタ等による誤差の影響を受けず、放射性液体の分注精度の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射性液体の分注方法及び分注装置に関する。
放射性核種(RI)で標識した化合物を含む放射性液体を体内に投与し、この標識化合物が体内の特定箇所に集まった様子を専用の装置で撮像することによって、疾病等を診断する核医学診断法が開発されている。この診断法では、比較的短寿命の放射性核種(例えば、ポジトロン放出核種として、15Oは2分、11Cは20分、18Fは110分の半減期を持つ)で標識された、15O−水や11C−メチオニンや18F−FDG(フルオロデオキシグルコース)等が放射性液体として用いられる。
従来より、放射性液体を小分けにしたり、被験者に投与したりするために、原容器から所定量を分注するには、例えば特許文献1に開示されているように、シリンジを駆動制御することで行っている。
特開2002−306609号公報
しかしながら、目標分注量に応じた駆動量で単にシリンジを駆動制御したのでは、シリンジのガタによる誤差等により、必ずしも正確な分注を行うことができなかった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、放射性液体の分注精度の向上を図ることが可能な放射性液体の分注方法及び分注装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放射性液体の分注方法は、吸引吐出器により原容器から放射性液体を分注する方法である。この方法は、原容器内の放射性液体の液量に基づいて、吸引吐出器を駆動する、ことを特徴とする。
この方法では、原容器内の放射性液体の液量に基づいて吸引吐出器を駆動するため、吸引吐出器のガタ等による誤差の影響を受けず、放射性液体の分注精度の向上を図ることができる。
このとき、目標分注量を取出したと仮定したときの原容器内の目標液量と実液量との偏差が小さくなるように、吸引吐出器を駆動すると好ましい。このようにすれば、実液量が目標液量に近付くことで、吸引吐出器に目標分注量により近い量の放射性液体を吸引させることができ、分注精度の向上が図られる。
また、実液量が目標液量の許容誤差範囲内に収まるように、吸引吐出器を駆動すると好ましい。このようにすれば、分注精度を高く維持しながら、効率良い分注が可能となる。
また、目標分注量に基づくフィードフォワード制御と、原容器内の放射性液体の液量に基づくフィードバック制御とを利用して、吸引吐出器を駆動すると好ましい。このようにすれば、分注精度を高く維持しながら、効率良い分注が可能となる。
また、目標分注量を、原容器から取出す予定の取出し放射能量と、原容器内の放射性液体の初期放射能量及び初期液量とに基づいて求めると好ましい。このようにすれば、原容器内の放射性液体の放射能量が時間的に変化しても、必要な放射能量を得るための目標分注量を適切に求めることができる。
本発明に係る放射性液体の分注装置は、原容器から放射性液体を分注するための装置である。この装置は、吸引吐出器を駆動する駆動装置と、原容器内の放射性液体の液量を検出する液量検出装置と、液量検出装置で検出された放射性液体の液量に基づいて、駆動装置を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
この装置では、原容器内の放射性液体の液量に基づいて吸引吐出器の駆動装置を制御できるため、吸引吐出器のガタ等による誤差の影響を受けず、放射性液体の分注精度の向上を図ることができる。
本発明によれば、放射性液体の分注精度の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明においては、同一の要素には同一の符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る放射性液体の分注装置10の構成を示す図である。図1に示すように、分注装置10は、放射性液体の原液を貯留する原液バイアル(原容器)12を収容可能であると共に、放射線を検出可能である放射線検出器14を備えている。放射線検出器14としては、例えば筒型の電離箱を用いることができる。この放射線検出器14で検出したデータは、後述する制御装置16に送られ、予め作成した放射線量−放射能量特性曲線を用いて、検出した放射線量から原液バイアル12内の放射能量を推定することができる。
また分注装置10は、重量計測器18及び撮像装置20を備えている。重量計測器18は、原液バイアル12を搭載可能であり、原液バイアル12に貯留された放射性液体の重量を計測する。この重量計測器18としては、例えばロードセルや電子天秤を用いることができる。撮像装置20は、原液バイアル12を撮像して、液面を検出する。この撮像装置20としては、例えばCCDカメラを用いることができる。なお、撮像装置20により原液バイアル12を撮像し易いように、放射線検出器14は軸方向に図示しないスリットが設けられていると好ましい。
重量計測器18は、上記したように重量から原液バイアル12内の放射性液体の液量を検出可能であり、また撮像装置20は、上記したように体積(液面)から原液バイアル12内の放射性液体の液量を検出可能である。従って、これら重量計測器18及び撮像装置20は、それぞれ単独で液量検出装置を構成することができる。なお、重量計測器18及び撮像装置20の双方のデータを用いて液量を算出してもよく、その場合は重量計測器18及び撮像装置20の双方で液量検出装置が構成される。
また分注装置10は、放射性液体の分注先である分注バイアル22を収容する分注バイアル収容部24を備えている。分注バイアル収容部24は、上端が開口された井戸型の放射線遮蔽壁から構成されている。
また分注装置10は、原液バイアル12から分注バイアル22へ放射性液体を分注するのに使用するシリンジ(吸引吐出器)26、及び放射性液体を希釈する希釈液を供給する希釈液供給部28を備えている。希釈液としては、蒸留水や生理食塩水が挙げられる。また分注装置10は、管路中の液体をパージするためのパージガス(例えば、エアやNガス、Heガス)を供給するパージガス供給部30を備えている。
また分注装置10は、シリンジ26を駆動するシリンジ駆動装置32を備えている。このシリンジ駆動装置32によりピストンが往復動されることで、放射性液体の吸引及び吐出がなされる。
また分注装置10は、これら原液バイアル12、分注バイアル22、シリンジ26、希釈液供給部28、及びパージガス供給部30を互いに連通する流路切替装置34を備えている。流路切替装置34は、第1から第4の4つの三方弁34a,34b,34c,34dを有している。第1三方弁34aの一のポートは、チューブ36を介して原液バイアル12と接続されている。第1三方弁34aの他の一のポートは、チューブ38を介してパージガス供給部30と接続されている。第1三方弁34aの他の一のポートは、第2三方弁34bの一のポートと切れ目なく直接接続されている。
第2三方弁34bの他の一のポートは、チューブ40を介して希釈液供給部28と接続されている。第2三方弁34bの他の一のポートは、第3三方弁34cの一のポートと切れ目なく直接接続されている。第3三方弁34cの他の一のポートは、シリンジ26と接続されている。第3三方弁34cの他の一のポートは、第4三方弁34dの一のポートと切れ目なく直接接続されている。第4三方弁34dの他の一のポートは、チューブ42を介して分注バイアル22と接続されている。
また分注装置10は、放射性液体の分注動作を制御する制御装置16を備えている。この制御装置16は、放射線検出器14、重量計測器18、撮像装置20、各三方弁34a,34b,34c,34d、及びシリンジ駆動装置32と接続されている。この制御装置16による具体的な制御は後述する。この制御装置16には、分注に必要なパラメータを入力するための入力部44が接続されている。
次に、上記した分注装置10による放射性液体の分注方法について、図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、放射性液体として18F−FDG(フルオロデオキシグルコース)を分注する場合について説明する。
まず、分注装置10のセットアップを行う。具体的には、放射線検出器14内に原液バイアル12を収容し、重量計測器18上に搭載する。また、分注バイアル収容部24に分注バイアル22を収容する。そして、原液バイアル12と図示しない合成装置をチューブ46で接続する。また、原液バイアル12及びパージガス供給部30をそれぞれチューブ36,38を介して第1三方弁34aに接続する。また、希釈液供給部28をチューブ40を介して第2三方弁34bに接続する。また、シリンジ26を第3三方弁34cに接続すると共に、シリンジ26のピストンをシリンジ駆動装置32に接続する。更に、分注バイアル22をチューブ42を介して第4三方弁34dに接続する。
この分注装置10では、上記セットアップが完了したら、チューブ46を介して図示しない合成装置からFDGの原液を原液バイアル12に搬送して貯留する。次に、制御装置16により流路切替装置34を駆動して、原液バイアル12とシリンジ26とを連通させる。この状態から、分注バイアル22へのFDGの分注が開始される。
まず、図1及び図2を参照して、入力部44を介して、分注バイアル22に取出したいFDG全体の取出し放射能量R(MBq)を制御装置16に入力する(ステップS10)。次に、原液バイアル12に貯留されているFDG全体の初期放射能量Rと、初期液量Lとを取得する。ここで、図3に示すように、制御装置16は放射線検出器14と、重量計測器18又は/及び撮像装置20とを制御して所定時間(例えば10ミリ秒)ごとに原液バイアル12内のFDGの放射能量R(MBq)と液量L(ml)とを測定しており(ステップS40,S42)、これにより初期放射能量Rと初期液量Rとを取得する(ステップS12)。
次に、制御装置16において、取出し放射能量Rと、初期放射能量Rと、初期液量Lとに基づいて、L=R/(R/L)の関係式から、分注バイアル22に分注する目標分注量Lを算出する(ステップS14)。次に、取得した初期放射能量Rと初期液量Lとを制御装置16に記憶する(ステップS16)。
次に、シリンジ駆動装置32によりシリンジ26を駆動し、FDGの吸引を開始する(ステップS18)。次に、シリンジ26の駆動後において原液バイアル12に残っているFDGの実際の放射能量である実放射能量R、及び実際の液量である実液量Lを取得する(ステップS20)。
次に、実液量Lが、目標分注量Lを取出したと仮定したときの原液バイアル12内の目標液量l(=L−L)の許容誤差範囲内にあるか否か判定する(ステップS22)。すなわち、実液量Lが目標液量l±α以内であるか否か判定する。この許容誤差範囲は任意に設定でき、例えば3%程度に設定することができる。
そして、ステップS22の判定結果がNOのときは、ステップS18に戻り、目標液量lと実液量Lとの偏差が小さくなるように、シリンジ26を駆動してFDGを吸引又は吐出する。この動作を繰り返し、ステップS22の判定結果がYESになったとき、次のステップS24に進む。この作業により、目標分注量Lの許容誤差範囲内のFDGが原液バイアル12から取出される。
ステップS24では、ステップS20で取得した実放射能量Rが、目標分注量Lを取出したと仮定したときの原液バイアル12内の目標放射能量r(=R−R)の許容誤差範囲内にあるか否か判定する。すなわち、実放射能量Rが目標放射能量r±β以内であるか否か判定する。この許容誤差範囲も任意に設定でき、例えば3%程度に設定することができる。
ステップS24の判定結果がNOのときは、ステップS26に進み、アラームを発して分注作業を終了する。これにより、重量計測器18や撮像装置20の故障により、ステップS22で誤った判定をして過大又は過小なFDGが原液バイアル12から抜き出された場合であっても、これに起因する分注ミスを防止することができる。一方、ステップS24の判定結果がYESのときは、次のステップS28に進む。
次に、制御装置16により流路切替装置34を駆動して、パージガス供給部30とシリンジ26とを連通させる。そして、FDGが貯留されているシリンジ26内に、Heガスを吸引する。次に、制御装置16により流路切替装置34を駆動して、分注バイアル22とシリンジ26とを連通させる(ステップS28)。そして、制御装置16によりシリンジ26のピストンを初期位置に押し戻して、FDGを吐出する。これにより、分注バイアル22内に目標分注量LのFDGが分注される(ステップS30)。なお、必要に応じて更に、制御装置16により流路切替装置34を駆動して希釈液供給部28とシリンジ26とを連通させ、シリンジ26内に所定量の希釈液を吸引し、その後、制御装置16により流路切替装置34を駆動して分注バイアル22とシリンジ26とを連通させ、分注バイアル22に希釈液を吐出してもよい。このようにすれば、分注バイアル22に貯留されたFDGを希釈することができる。
ここで、上記したステップS18からステップS22の制御は、目標分注量Lに基づくフィードフォワード制御と、原液バイアル12内のFDGの液量Lに基づくフィードバック制御とを利用して行うと好ましい。このときの制御ブロック図を、図4に示す。
図4に示すように、目標液量演算器50には、目標分注量Lが入力される。目標液量演算器50では、初期液量Lと目標分注量Lとに基づいて、目標分注量Lを取出したと仮定したときの原液バイアル12内の目標液量l(=L−L)が算出される。そして、このようにして算出した目標液量lが、加算器52に入力される。
一方、加算器54には、フィードフォワード制御器56を通して目標分注量Lが入力される。また、加算器52には、液量検出装置58で検出した原液バイアル12内の実液量Lが入力される。そして、目標液量lと実液量Lとの偏差が、フィードバック制御器60を通して加算器54に入力される。これにより、シリンジ駆動装置32がフィードフォワード制御とフィードバック制御とにより駆動される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、原液バイアル12内のFDGの液量に基づいてシリンジ26を駆動するため、シリンジ26のガタ等による誤差の影響を受けず、FDGの分注精度の向上を図ることができる。すなわち、目標分注量Lに応じた駆動量のみでシリンジ26を駆動制御したのでは、シリンジ26のガタ等による誤差により、正確な分注を期待できないおそれがある。これに対し、精度良く検出できる原液バイアル12内の液量に基づいてシリンジ26を駆動制御することで、シリンジ26のガタ等による誤差の影響を受けず、より精度の高い分注が可能になるのである。
このとき、目標分注量Lを取出したと仮定したときの原液バイアル12内の目標液量lと実液量Lとの偏差が小さくなるように、シリンジ26を駆動するため、実液量Lが目標液量lに近付くことで、シリンジ26に目標分注量Lにより近い量のFDGを吸引させることができ、分注精度の向上が図られる。
また、実液量Lが目標液量lの許容誤差範囲内に収まるように、シリンジ26を駆動するため、分注精度を高く維持しながら、効率良い分注が可能となる。
また、目標分注量Lに基づくフィードフォワード制御と、原液バイアル12内のFDGの液量に基づくフィードバック制御とを利用してシリンジ26を駆動するため、分注精度を高く維持しながら、効率良い分注が可能となる。
また、目標分注量Lを、原液バイアル12から取出す予定の取出し放射能量Rと、原液バイアル12内のFDGの初期放射能量R及び初期液量Lとに基づいて求めるため、原液バイアル12内のFDGの放射能量Rが時間的に変化しても、必要な放射能量Rを得るための目標分注量Lを適切に求めることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、原液バイアル12内の液量Lを検出するための撮像装置20及び重量計測器18は、いずれかを省略してもよい。
また、原液バイアル12から放射性液体を吸引して吐出できれば、吸引吐出器はシリンジ26以外のものを用いてもよい。
また、分注先は分注バイアル22に限られず、シリンジやチューブ内であってもよい。
また、原液バイアル12から取出す予定の取出し放射能量Rを入力して目標分注量Lを算出するのではなく、入力部44に直接、目標分注量Lを入力してもよい。
放射性液体の分注装置の構成を示す図である。 放射性液体の分注方法を示すフローチャートである。 原液バイアル内の放射能量と液量の検出の流れを示すフローチャートである。 制御装置における制御の一部を示す制御ブロック図である。
符号の説明
10…分注装置、12…原液バイアル、14…放射線検出器、16…制御装置、18…重量計測器、20…撮像装置、22…分注バイアル、26…シリンジ、32…シリンジ駆動装置。

Claims (6)

  1. 吸引吐出器により原容器から放射性液体を分注する方法であって、
    前記原容器内の前記放射性液体の液量に基づいて、前記吸引吐出器を駆動する、ことを特徴とする放射性液体の分注方法。
  2. 目標分注量を取出したと仮定したときの前記原容器内の目標液量と実液量との偏差が小さくなるように、前記吸引吐出器を駆動する、ことを特徴とする請求項1に記載の放射性液体の分注方法。
  3. 前記実液量が前記目標液量の許容誤差範囲内に収まるように、前記吸引吐出器を駆動する、ことを特徴とする請求項2に記載の放射性液体の分注方法。
  4. 前記目標分注量に基づくフィードフォワード制御と、前記原容器内の前記放射性液体の液量に基づくフィードバック制御とを利用して、前記吸引吐出器を駆動する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の放射性液体の分注方法。
  5. 前記目標分注量を、前記原容器から取出す予定の取出し放射能量と、前記原容器内の前記放射性液体の初期放射能量及び初期液量とに基づいて求める、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の放射性液体の分注方法。
  6. 原容器から放射性液体を分注するための装置であって、
    吸引吐出器を駆動する駆動装置と、
    前記原容器内の前記放射性液体の液量を検出する液量検出装置と、
    前記液量検出装置で検出された前記放射性液体の液量に基づいて、前記駆動装置を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする放射性液体の分注装置。
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