JP2006132606A - 軸受支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 筐体に支持された回転軸の軸受がラジアル方向へ振動することによる騒音の発生を防ぎ、かつ軸受へのアクシャル方向の負荷による損傷は生じないように支持された軸受支持構造を提供すること。
【解決手段】 ベローズポンプの筐体1に回転軸2の軸受3が嵌め込まれた軸受支持構造において、筐体1のネジ穴6に螺合された留めピン4によって、軸受3の外輪3aの周面をラジアル方向に押圧して、筐体1との間に隙間なく軸受3を固定する。
【選択図】 図1
Description
a.O−リング27はゴム製であるから経年的に劣化する。特に温度が上昇する機器には適していない。
b.O−リング27と環状弾性樹脂28を嵌め込む場合、それに応じたスペースを要するので、ハウジング22と軸受23との間隔は大となっており、O−リング27と環状弾性樹脂28が存在するとは言え振動の振幅は大きくなり易く、軸受23の寿命は却って短くなるという問題もある。
c.O−リング27と環状弾性樹脂28は軸受23の全周に亘って均等であるから、特定方向のラジアル荷重が存在する場合には、充分に適したものとは言い難い。
d.個々の回転機器においてラジアル荷重が若干異なる場合に対処する調整ができない。
このような軸受支持構造は、筐体に螺合された少なくとも1本の留めピンの先端によって軸受の周面がラジアル方向に押圧されて筐体に隙間なく固定されるので、負荷が特定方向にかかっている回転軸によっても軸受が振動されることはない。また、請求項2のように留めピンの先端が球面であったり、請求項3のように留めピンの先端にボールを回転自在に保持したものであると、回転軸が伸張しても軸受との間で滑りを生じ、軸受にアクシャル方向の負荷を与えない。
このような軸受支持構造は、振動の要因となる回転軸の特定方向の負荷を受ける軸受が同一方向に押圧するように配置された留めピンによって筐体に固定されているので軸受の振動は効果的に防がれる。
このような軸受支持構造は、軸受が適切な締め付けトルクによって筐体に固定されているので筐体と軸受との間に隙間を生ずることなく、また軸受が過度に押圧されることもない。
このような軸受支持構造は、適切な締め付けトルクによって軸受を押圧している留めピンが緩んで筐体と軸受との間に隙間を生ずることを防ぐ。
このような軸受支持構造は、留めピンが軸受の周面を押圧する力を均等に分散させる。
請求項2及び請求項3の軸受支持構造によれば、留めピンの先端が球面になっているので、例えば筐体と回転軸との熱膨張量が異なり回転軸が伸張しても、軸受にアクシャル方向の負荷がかかって損傷を与えることはない。
4 ・ 留めピン、 5 ・ ボール、 6 ・ ネジ穴、
A ・ 実施例1の軸受支持構造、 B ・ 実施例2の軸受支持構造
Claims (7)
- 回転機器の筐体に回転軸の軸受が嵌め込まれた軸受支持構造において、
前記筐体に螺合された少なくとも1本の留めピンによって、前記軸受の外輪の周面が前記軸受のラジアル方向に押圧されて前記軸受が前記筐体に固定されている
ことを特徴とする軸受支持構造。 - 前記留めピンの先端が球面になっている
ことを特徴とする請求項1に記載の軸受支持構造。 - 前記留めピンが先端にボールを回転自在に保持したものである
ことを特徴とする請求項1に記載の軸受支持構造。 - 前記回転軸が特定のラジアル方向の荷重を受けるものである場合に、前記軸受が前記留めピンによって前記特定のラジアル方向に押圧されて前記筐体に固定されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の軸受支持構造。 - 前記軸受が前記筐体に螺合され締め付けトルクの大きさを調整された前記留めピンによって前記筐体に固定されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の軸受支持構造。 - 前記留めピンが前記筐体に螺合された後、緩み止め手段が施されている
ことを特徴とする請求項1に記載の軸受支持構造。 - 複数本の前記留めピンが前記軸受の周面において等角度間隔のラジアル方向に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の軸受支持構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004320280A JP2006132606A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 軸受支持構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36726338
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20130136737A (ko) * | 2012-06-05 | 2013-12-13 | 현대자동차주식회사 | 전기자동차의 구동모터 |
CN108843686A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-20 | 江苏联动轴承股份有限公司 | 一种可调隙轴承 |
US10471929B2 (en) | 2016-07-07 | 2019-11-12 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Webbing take-up device |
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2004
- 2004-11-04 JP JP2004320280A patent/JP2006132606A/ja active Pending
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KR101865948B1 (ko) * | 2012-06-05 | 2018-06-11 | 현대자동차주식회사 | 전기자동차의 구동모터 |
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