JP2006132323A - 風力を動力源とする発電装置 - Google Patents

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順二郎 小松田
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Abstract

【課題】風力エネルギーを位置エネルギーに変換して貯めておくことができ、発電機を駆動する大きなトルクが得られ、容易に出力電力を平滑化させることができ、無停止発電が容易に実用でき、コンパクトな設備でコストが安くつく、風力を動力源とする発電装置。
【解決手段】風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ作動液体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する作動液体を回転発電機と接続された液圧モータへ給送して回転発電機で発電を行う構成である。
【選択図】図1

Description

本願発明は、風の有無、強弱に関係なく発電が平坦に途切れなく行うことができる風力を動力源とする発電装置に関する。
従来の風力発電は、風車の回転を回転調節装置(ディスクブレーキ)と回転伝達装置を介して発電機のロータに伝えて発電する方法である。
この方法は、風の強さによる回転数の調節をディスクブレーキにより行って強風時と弱風時における発生電力の差を克服することが行われている。
この方法は、有効な蓄電技術が存在しないことや、強風続きでブレーキをかけすぎてディスクブレーキの発熱に起因して火災が発生すること、台風のような強風時には回転伝達系を切断して発電停止する、又、無風時にも発電停止する、といった問題点がある。現状では、平坦で無停止発電が非常に困難である。
風車で発電機を駆動する以外の方法としては例えば下記のものがある。
特開2003−278640号公報 特開2002−070719号公報 特開平11−351125号公報 特開平11−351118号公報 MHD発電方法としては例えば下記のものがある。 特開2004−19626号公報 特開2004−19626号公報の風力発電は、高所に水車と、大きな上部液タンクの設置が必要である。台風時に水車を稼動できない。水車が稼動されないと、上部液タンクの水面変動が大きくなり発電機に作用する水圧が変化する。
本願発明は、風力エネルギーを位置エネルギーに変換して貯めておくことができ、発電機を駆動する大きなトルクが得られ、容易に出力電力を平滑化させることができ、無停止発電が容易に実用でき、コンパクトな設備でコストが安くつく、風力を動力源とする発電装置を提供するものである。
本願第1の発明は、風車で液圧ポンプを駆動して作動液体を複数の液圧シリンダに供給して該液圧シリンダで錘を持ち上げて位置エネルギーに変換し、錘を持ち上げている一の液圧シリンダの開閉弁を切り替えて作動液体の圧送を停止して錘で加圧された作動液体を液圧モータに供給して該液圧モータを駆動し、該液圧モータにより回転発電機を駆動して発電する構成であり、該一の液圧シリンダの錘が降下したら、液圧モータを駆動するための作動液体の供給を、開閉弁の切り替えにより、錘を持ち上げている他の液圧シリンダに切り替える構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置を提供することにある。
本願第2の発明は、風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体である導電性流体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ導電性流体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する導電性流体を電磁流体発電機へ給送して電磁流体発電を行い、さらに電磁流体発電機を通った電磁流体を回転発電機と接続された液圧モータへ給送して回転発電機で発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置を提供することにある。
本願第3の発明は、風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体である導電性流体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ導電性流体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する導電性流体を電磁流体発電機へ給送して電磁流体発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置を提供することにある。
本願第4の発明は、風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ作動液体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する作動液体を回転発電機と接続された液圧モータへ給送して回転発電機で発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置を提供することにある。
本願第5の発明は、錘を持ち上げる液圧シリンダを複数備えていて、該一の液圧シリンダの錘が降下したら、液圧モータを駆動するための作動液体の供給を、開閉弁の切り替えにより、錘を持ち上げている他の液圧シリンダに切り替えて作動液体の液圧モータへの供給を継続して発電機の発電を継続するとともに、錘が下降した前記一の液圧シリンダに対して液圧ポンプから作動液体を再圧送する構成であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の風力発電装置を提供することにある。
本願発明は、シリンダ径が同一で錘の大きさが同一とすることが好ましい。
本願発明は、(1)風力エネルギーを位置エネルギーに変換して貯めておくことができるから、無停止発電が容易に実用できる。(2)液圧シリンダの径の大きさと錘の大きさによって液圧シリンダから発電機へ給送される作動液体の液圧を決めることができ、発電機を駆動する大きなトルクが得られ、液圧モータに作用する液圧は脈圧が全く生じないので出力電力を容易に平滑化させることができ、発電機の電力を途切れなく、高効率で、一定に得られる。(3)コンパクトな設備で大きな電力が得られ、設備コストが安くつく。
本願第1の発明と第2の発明と第4の発明は、回転発電機による発電が行える。回転発電機を駆動する液圧モータは圧力変動及び流量変動がない作動液体により回転速度に変動が生じることなく一定回転するので回転発電機による発電に電力変動が生じない。
本願第2の発明と第3の発明は、MHD発電が行える。MHD発電機を通流する作動液体である導電性流体は流速変動・流量変動がないから発電に電力変動が生じない。
本願第1の発明と第5の発明は、複数の液圧シリンダを用いて順番に作動液体を使用するので、無停電発電が容易である。
本願第6の発明は、複数の液圧シリンダを用いたときの作動液体の流量・流速・圧力の変動を生じさせない上で有用である。
本願第2の発明の実施形態にかかる風力を動力源とする発電装置を図1に示す。
図1において、1はタワー、2は風車、3は回転伝達機構、4はクラッチ、5は液圧ポンプ(油圧ポンプ)、6は貯留タンク、7a,7b,7cはピストンロッドを有する単動型の液圧シリンダ、8a,8b,8cはピストンロッドの上端に積層固定された錘、9a,9b,9cはピストンロッドの上端及び下端がシリンダヘッドに位置したときを検出するセンサ、10は液圧モータ(油圧モータ)、11は回転発電機、12は作動液体吸上げ管、13は一次側液送管、14a,14b,14cは一次側自動開閉弁、15a,15b,15cは逆止弁、16は二次側液送管、17a,17b,17cは二次側自動開閉弁、18は作動液体戻り管、19は安全弁は逆止弁、20は逆止弁、21は圧力ヘッダー、22は流量調整弁、23は三次側液送管である。作動液体に油を用いるときは、自動開閉弁は電磁弁とされる。作動液体に水を用いるときは、自動開閉弁は電動弁と電磁弁のいずれでも良い。
液圧ポンプ5は、風車2で風力から得る回転エネルギーを回転伝達機構3、クラッチ4を介して伝達され駆動される。液圧ポンプ5は貯留タンク6に貯留された作動液体を汲み上げて圧送し、該作動液体を一次側自動開閉弁14a,14b,14c、逆止弁15a,15b,15cを介して液圧シリンダ7a,7b,7cのボトム側シリンダ室に供給する。該液圧シリンダ7a,7b,7は、ピストンロッドで錘8a,8b,8cを持ち上げて位置エネルギーに変換する。液圧シリンダ7a,7b,7はそれぞれが収容している作動液体を順次に二次側自動開閉弁17a,17b,17cを介し、さらに逆止弁20、圧力ヘッダー21を介して液圧モータ10に供給する。該液圧モータ10は一定圧の作動液体の供給を受けて無停止駆動する。該液圧モータ10により回転発電機11のローターを駆動して発電する。液圧モータ10を通過した作動液体は貯留タンク6に戻る。
図示しない制御装置によって、クラッチ4、センサ9a,9b,9c、一次側自動開閉弁14a,14b,14c、二次側自動開閉弁17a,17b,17cが制御される。
クラッチ4は、台風時のような強すぎる風があるときには、接続を解除するように制御される。
センサ9a,9b,9cの信号は、一次側自動開閉弁14a,14b,14cと二次側自動開閉弁17a,17b,17cの順次の切り替え制御に使用される。
液圧シリンダを7a―7b―7cの順で作動液を液圧モータ10に供給する場合の制御について以下に説明する。
(1)制御器は、一番最初、弁14a,14bをいずれも「開」、弁14c,17a,17b,17cをいずれも「閉」にして、クラッチ4を接続する。すると、液圧ポンプ5から作動液体が一次側液送管13を通して送られるから、液圧シリンダ7a,7bが錘8a,8bを持ち上げる。錘8a,8bが最大高さに持ち上ったときを、センサ9a,9bが検知する。
(2)次ぎに、制御器は、弁14c,17aを「開」、弁14a,14bを「閉」に切り替える。すると、液圧シリンダ7aは錘8aで加圧された作動液を液圧モータ10に供給する。また、液圧ポンプ5から作動液体が一次側液送管13を通して引き続き送られるから、液圧シリンダ7cが錘8cを持ち上げる。錘8aの実績下降ストロークS1と錘8cの実績上昇ストロークS2は略同寸法になるように駆動される。錘8aが下限高さに下がったときを、センサ9aが検知するとともに、錘8cが最大高さに持ち上ったときを、センサ9cが検知する。
(3)次ぎに、制御器は、弁14a,17bを「開」、弁17aを「閉」に切り替える。すると、液圧シリンダ7bは錘8bで加圧された作動液を液圧モータ10に供給する。また、液圧ポンプ5から作動液体が一次側液送管13を通して引き続き送られるから、液圧シリンダ7aが錘8aを持ち上げる。錘8bが下限高さに下がったときを、センサ9bが検知するとともに、錘8aが最大高さに持ち上ったときを、センサ9aが検知する。
(4)次ぎに、制御器は、弁14b,17cを「開」、弁17bを「閉」に切り替える。すると、液圧シリンダ7cは錘8cで加圧された作動液を液圧モータ10に供給する。また、液圧ポンプ5から作動液体が一次側液送管13を通して引き続き送られるから、液圧シリンダ7bが錘8bを持ち上げる。錘8cが下限高さに下がったときを、センサ9cが検知するとともに、錘8bが最大高さに持ち上ったときを、センサ9bが検知する。
以後も、制御器は、弁14a,14b,14c及び弁17a,17b,17c上記の動作順になるように制御する。
なお、シリンダ径が同一で錘が同一であれば、上記の開閉弁17a,17b,17cの開閉のタイミングについて、同じにいずれも開となる時間が数秒あってもパスカルの定理から、液圧モータ8へ給送される高圧気体の液圧は変化しない。
本願第2の発明の実施形態にかかる風力を動力源とする発電装置を図2に示す。
図2において、1はタワー、2は風車、3は回転伝達機構、4はクラッチ、5は液圧ポンプ(油圧ポンプ)、6は貯留タンク、7a,7b,7cはピストンロッドを有する単動型の液圧シリンダ、8a,8b,8cはピストンロッドの上端に積層固定された錘、9a,9b,9cはピストンロッドの上端及び下端がシリンダヘッドに位置したときを検出するセンサ、10は液圧モータ(油圧モータ)、11は回転発電機、12は作動液体吸上げ管、13は一次側液送管、14a,14b,14cは一次側自動開閉弁、15a,15b,15cは逆止弁、16は二次側液送管、17a,17b,17cは二次側自動開閉弁、18は作動液体戻り管、19は安全弁、20は逆止弁、21は圧力ヘッダー、22は流量調整弁、23は三次側液送管、24は電磁流体発電機(MHD発電機)である。貯留タンク6に貯留する作動液体には導電性液体を用いる。導電性流体が用いられる。導電性流体とは、例えば、マグネタイト、フエライトなどの強磁性微粉末表面をオレイン酸のような界面活性剤で被覆し、水或いは有機溶剤(エステルやエ−テル類)などの溶媒に極めて安定な状態で分散させたコロイド溶液である。
電磁流体発電機24は、例えば横断面を矩形に形成した発電通路を使用し、2枚の対向する平板電極と絶縁壁とで構成された流路に磁場を印加し、導電性流体を速度で流して導電性流体が磁場を横切って運動するときに、フレミングの右手の法則により、導電性流体が流れる方向及び磁力方向に直交する方向に単位長さ当たりローレンツ起電力が発生するから前記平板電極間に電位差が発生するという原理を利用して電力が得られる発電機(Magneto-hydrodynamic Power Generation,MHD発電機)である。
液圧ポンプ5は、風車2で風力から得る回転エネルギーを回転伝達機構3、クラッチ4を介して伝達され駆動される。液圧ポンプ5は貯留タンク6に貯留された作動液体である導電性流体を汲み上げて圧送し、該導電性流体を一次側自動開閉弁14a,14b,14c、逆止弁15a,15b,15cを介して液圧シリンダ7a,7b,7cのボトム側シリンダ室に供給する。該液圧シリンダ7a,7b,7は、ピストンロッドで錘8a,8b,8cを持ち上げて位置エネルギーに変換する。液圧シリンダ7a,7b,7はそれぞれが収容している導電性流体を順次に二次側自動開閉弁17a,17b,17cを介し、さらに逆止弁20、圧力ヘッダー21に供給する。圧力ヘッダー21は貯留している導電性流体を流量調整弁22を介して一定圧・一定流量・一定流速で三次側液送管23より給送する。導電性流体が通流する三次側液送管23は電磁流体発電機24内に通されておりMHD発電が行われる。さらに、三次側液送管23を通流する導電性流体は動的エネルギーを消耗していないので液圧モータ10に供給される。該液圧モータ10は一定圧の作動液体の供給を受けて無停止駆動する。該液圧モータ10により回転発電機11のローターを駆動して発電する。液圧モータ10を通過した作動液体は貯留タンク6に戻る。
図示しない制御装置によって、クラッチ4、センサ9a,9b,9c、一次側自動開閉弁14a,14b,14c、二次側自動開閉弁17a,17b,17cが制御される構成は図1の場合と変わらない。
風車2はタワー1に設けられていることに限定しない。風車2と液圧ポンプ5はクラッチ4を介して直結されていても良い。作動液体が水である場合には、貯留タンク6を廃し、液圧ポンプ5は河川等から水を汲み上げるようになっていても良い。液圧シリンダは2本あれば足りる。液圧シリンダが倒れないように固定するとともに昇降する錘に対してガイドを設けることのが良い。風車2と液圧ポンプ5と液圧シリンダ7aを一組として二組備えていて、2本の液圧シリンダの作動液体が切り替え式に液圧モータ10に給送されるようになっていても良い。液圧モータ10は、ギヤ型、ベーン型、ピストン型のいずれであっても良い。設備の配列について、液圧ポンプ5と液圧モータ10と発電機11を集合して配置し、液圧シリンダ7a,7b,7cを抱き合わせて配置すると、配管がコンパクトになる。錘は、水タンクを用いることもできる。
図1と図2に示す実施形態の変形として、圧力ヘッダー21が無くても良い。図2に示す実施形態の変形として、液圧モータ10と回転発電機11による発電であるか、電磁流体発電機24による発電であるか、どちらか一方であっても良い。液圧モータ10と回転発電機11による発電であるときは、作動液体は、水又は油を使用すれば足りる。
本願発明の第1の実施形態にかかる風力を動力源とする発電装置を示す概念図。 本願発明の第2の実施形態にかかる風力を動力源とする発電装置を示す概念図。
符号の説明
1・・・タワー、2・・・風車、3・・・回転伝達機構、4・・・クラッチ、5・・・液圧ポンプ、6・・・貯留タンク、7a,7b,7c・・・ピストンロッドを有する液圧シリンダ、8a,8b,8c・・・錘、9a,9b,9c・・・センサ、10・・・液圧モータ、11・・・発電機、12・・・作動液体吸上げ管、13・・・一次側液送管、14a,14b,14c・・・一次側自動開閉弁、15a,15b,15c・・・逆止弁、16・・・二次側液送管、17a,17b,17c・・・二次側自動開閉弁、18・・・作動液体戻り管、19・・・安全弁、20・・・逆止弁、21・・・圧力ヘッダー、22・・・流量調整弁、23・・・三次側液送管、24・・・電磁流体発電機、

Claims (6)

  1. 風車で液圧ポンプを駆動して作動液体を複数の液圧シリンダに供給して該液圧シリンダで錘を持ち上げて位置エネルギーに変換し、錘を持ち上げている一の液圧シリンダの開閉弁を切り替えて作動液体の圧送を停止して錘で加圧された作動液体を液圧モータに供給して該液圧モータを駆動し、該液圧モータにより回転発電機を駆動して発電する構成であり、該一の液圧シリンダの錘が降下したら、液圧モータを駆動するための作動液体の供給を、開閉弁の切り替えにより、錘を持ち上げている他の液圧シリンダに切り替える構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置。
  2. 風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体である導電性流体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ導電性流体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する導電性流体を電磁流体発電機へ給送して電磁流体発電を行い、さらに電磁流体発電機を通った電磁流体を回転発電機と接続された液圧モータへ給送して回転発電機で発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置。
  3. 風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体である導電性流体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ導電性流体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する導電性流体を電磁流体発電機へ給送して電磁流体発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置。
  4. 風力によって駆動される液圧ポンプが作動液体を貯液タンクから汲み上げて液圧シリンダに給送して該液圧シリンダで錘を持ち上げ、開閉弁の切り替えにより、錘が液圧シリンダのピストンを押し下げる構成であり、該液圧シリンダが取り込んだ作動液体が錘で加圧されて圧力ヘッダーに圧送し、該圧力ヘッダーから圧送する作動液体を回転発電機と接続された液圧モータへ給送して回転発電機で発電を行う構成であることを特徴とする風力を動力源とする発電装置。
  5. 錘を持ち上げる液圧シリンダを複数備えていて、該一の液圧シリンダの錘が降下したら、液圧モータを駆動するための作動液体の供給を、開閉弁の切り替えにより、錘を持ち上げている他の液圧シリンダに切り替えて作動液体の液圧モータへの供給を継続して発電機の発電を継続するとともに、錘が下降した前記一の液圧シリンダに対して液圧ポンプから作動液体を再圧送する構成であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の風力を動力源とする発電装置。
  6. シリンダ径が同一で錘の大きさが同一であることを特徴とする請求項1又は5のいずれかに記載の風力を動力源とする発電装置。
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