JP2006129226A - 基板搭載薄型アンテナ - Google Patents

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圭介 福地
Akira Sato
亮 佐藤
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Abstract

【課題】 モジュール基板に搭載でき、しかも4.9〜6.0GHz等の広帯域をカバーできる基板搭載薄型アンテナを提供する。
【解決手段】 モジュール基板30に搭載する基板搭載薄型アンテナにおいて、モジュール基板30の給電路に接続される給電端子15と、モジュール基板30のグランドに接続されるグランド端子14と、給電端子15とグランド端子14とを短絡する第一ループ素子12と、グランド端子14側の第一ループ素子12に一体に形成されたグランド板11と、上記ループ素子12の給電端子15側から分岐して形成され、その分岐片16より互いに反対方向に延びた第一放射素子17と第二放射素子18とを備えたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ミニPCIやアンテナ発振回路が載るモジュール基板などに搭載する基板搭載薄型アンテナに関するものである。
ミニPCIやアンテナ発振回路が載るモジュール基板などに搭載する基板搭載薄型アンテナを用いた無線LAN(IEEE 802.11a(いわゆるハイパーaを含む)/b/g)が普及し始めている。
この無線LANは、2.4〜2.5GHzを使用する802.11bと、4.9〜6.0GHzを使用する802.11aの規格があり、無線LAN用のアンテナとしては、これら2.4GH帯と5GHz帯のデュアルバンド発振が可能な平板アンテナが求められて来ている。
従来、平板アンテナとしては、特許文献1に示されるように、リードフレームを打ち抜いてグランド部と放射素子部を形成した平板アンテナや、特許文献2に示されるように、絶縁性基板の両面に形成した導体膜で逆Fアンテナを形成したアンテナ装置などがある。
特開2003−152429号公報 特開2003−8325号公報
しかしながら、これらアンテナは、給電のためのケーブルを必要とし、ディスプレイの周囲枠に取り付ける構造であり、モジュール基板に直接搭載することはできない。
また、5GHz帯を使用する802.11aは、2GHz帯を使用する802.11bに比べて通信速度が速くノイズの影響が少ないことから、最近注目されているが、5GHz帯は、欧米、アジア、日本などでそれぞれ異なった周波数で運用されているため、これら異なった周波数の全てに適合するためには、広帯域なアンテナを必要とする。
本発明の目的は、モジュール基板に搭載でき、しかも4.9〜6.0GHz等の広帯域をカバーできる基板搭載薄型アンテナを提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1の発明は、モジュール基板に搭載する基板搭載薄型アンテナにおいて、モジュール基板の給電路に接続される給電端子と、モジュール基板のグランドに接続されるグランド端子と、給電端子とグランド端子とを短絡する第一ループ素子と、グランド端子側の第一ループ素子に一体に形成されたグランド板と、上記ループ素子の給電端子側から分岐して形成され、その分岐片より互いに反対方向に延びた第一放射素子と第二放射素子とを備えた基板搭載薄型アンテナである。
請求項2の発明は、グランド板を谷折りして起立させ、さらに山折りしてグランド板に繋がる第一ループ素子と第一放射素子と第二放射素子とを、モジュール基板に対して浮かせるようにした請求項1記載の基板搭載薄型アンテナである。
請求項3の発明は、グランド板の一部を金属テープで、モジュール基板のグランド部に貼り付けた請求項1又は2記載の基板搭載薄型アンテナである。
請求項4の発明は、給電端子とグランド端子とを短絡する第一ループ素子が、5GHz帯の1波長の長さに形成され、第一放射素子が、5GHz帯の1/4波長の長さに形成され、かつ第一放射素子が、分岐片より第一ループ素子と反対方向に延びるように設けられる請求項1〜3いずれかに記載の基板搭載薄型アンテナである。
請求項5の発明は、給電端子とグランド端子とをモジュール基板側に折り曲げてモジュール基板に搭載し、その状態でモジュール基板の給電路とグランドにそれぞれ半田付けされる請求項1〜4いずれかに記載の基板搭載薄型アンテナである。
本発明は、モジュール基板に簡単に搭載でき、しかも広帯域発振可能なアンテナを実現できる。
以下本発明の実施形態を添付図面により説明する。
図1は、本発明における薄型アンテナを導体平板から打ち抜いた状態を示し、図2はモジュール基板に搭載した状態を示している。
図1において、10は、導体平板をプレスにより打ち抜いて形成された薄型アンテナである。導体平板としては、メッキのないリン青銅板を用い、その表裏にポリイミド樹脂などフィルムをラミネートしたものを用いるが、導体平板として、鉄、その他メッキを施したものを用いることができる。また、フィルムは、導体平板をプレスで打ち抜いた後に貼り付けてもよい。
この薄型アンテナ10は、長方形状のグランド板11と、そのグランド板11を含んで形成される第一ループ素子12と、第一ループ素子12のグランド板11側に接続されたグランド端子14と、第一ループ素子12の他端に接続された給電端子15と、給電端子15側の第一ループ素子12に形成された分岐片16と分岐片16に接続され給電端子15と平行に延びる第一放射素子17と、分岐部16より第一放射素子17と反対方向に延びる第二放射素子18と、第一放射素子17と第二放射素子18と一体に形成された折り曲げ片19とから構成される。
グランド板11には、一点鎖線で示した折り曲げ線20と点線で示した折り曲げ線21が形成され、折り曲げ線20にて谷折りされて下方に主グランド片22が形成され、その主グランド片22から起立した起立グランド片23が形成され、折り曲げ線21で山折りされて、起立グランド片23から水平にされた水平グランド片24が形成される。
第一ループ素子12は、給電端子15からスリットS1を介して水平グランド片24と平行に延びるループ部材25と、そのループ部材25と水平グランド片24の中央を連結する連結片26と、連結片26が連結した水平グランド片24のグランド端子14側の水平グランド部24aとで、給電端子15とグランド端子14とを短絡するように構成される。
グランド端子14は、水平グランド部24aから折り曲げ線27で山折りされ、給電端子15は、ループ部材25から折り曲げ線28で折り曲げられて形成される。
第一ループ素子12のループ部材25の給電端子15側には分岐片16が形成され、その分岐片16から給電端子15側に延びて第一放射素子17が形成され、その反対側に分岐片16からループ部材25とスリットS2を介して延びる第二放射素子18が形成される。
また第一放射素子17の中間と第二放射素子18の中間に跨って折り曲げ片19が形成されると共に折り曲げ線29にて山折りされる。
第一ループ素子12と第一放射素子17とは、5GHz帯に共振周波数をもつように形成され、第一ループ素子12は、給電端子15からグランド端子14までの長さが5GHzの1波長となる長さに、第一放射素子17は、給電端子15から1/4波長の長さとなるように形成される。
第二放射素子18は、2GHz帯に共振周波数をもつように形成され、給電端子15から1/4波長の長さとなるように形成される。
図2は、本発明の薄型アンテナ10を、モジュール基板30に搭載した状態を示したものである。
薄型アンテナ10の主グランド片22の裏面のフィルムを剥がした状態で、金属(銅)テープ31にてモジュール基板30のグランド部32に貼り付け、給電端子15を、モジュール基板30に形成したビアホール35を通して、絶縁板33の裏面に形成した給電線路(図示せず)に半田付けし、グランド端子14を、同じくビアホール36を通して、絶縁板33の裏面に形成したグランド(図示せず)に半田付けする。
この場合、モジュール基板30をある程度厚さを持った材質を選ぶことにより、アンテナ実装方法を簡素化することができる。つまり、半田リフローラインに実装可能な状態で流すことで、現場でのアンテナ実装を自動化することができ、結果として製品単価を下げることに貢献できる。
この薄型アンテナ10の第一ループ素子12と第一放射素子17と第二放射素子18とは、起立グランド片23により、絶縁板33から1.5mm程度、浮くようになっており回路パターンの影響を減少させることができる。
図3は、本発明の薄型アンテナのアンテナ特性を示したもので、図3(a)は、周波数に対するリターンロスの関係を、図3(b)は、周波数に対する電圧定在波比(VSWR)を、図3(c)は、2GHz帯における平均利得を、図3(d)は、5GHz帯における平均利得を示している。
図3より、2GHz帯と5Hz帯に共振周波数を有し、2GHz帯では、2.4〜2.5GHzで平均利得が−1dBi以上を有し、5GHz帯では、4.90〜5.9GHzで平均利得が−2dBi以上を有するワイドバンドなアンテナ特性となっている。
この5GHz帯で、ワイドバンドである理由は、第一ループ素子12が、1波長の長さで広帯域に寄与し、第一放射素子17が1/4波長に形成されて利得向上に寄与し、さらに、給電点である給電端子15から互いに逆方向に形成されているため、入力インピーダンスの整合がとりやすいためである。
上述の実施の形態では、ポリイミドフィルムをラミネートした例を示したが、フィルムをラミネートせずに、そのままモジュール基板30に搭載するようにしてもよい。また起立グランド片23により、第一ループ素子12と第一放射素子17と第二放射素子18とが、絶縁板33から1.5mm程度浮くようにしたが、回路パターンの影響がなければ、必ずしも浮かせる必要はない。
本発明における薄型アンテナを導体平板から打ち抜いた状態の平面図である。 本発明における薄型アンテナをモジュール基板に搭載した状態を示す斜視図である。 本発明における薄型アンテナのアンテナ特性を示す図である。
符号の説明
11 グランド板
12 第一ループ素子
14 グランド端子
15 給電端子
16 分岐片
17 第一放射素子
18 第二放射素子
30 モジュール基板

Claims (5)

  1. モジュール基板に搭載する基板搭載薄型アンテナにおいて、モジュール基板の給電路に接続される給電端子と、モジュール基板のグランドに接続されるグランド端子と、給電端子とグランド端子とを短絡する第一ループ素子と、グランド端子側の第一ループ素子に一体に形成されたグランド板と、上記ループ素子の給電端子側から分岐して形成され、その分岐片より互いに反対方向に延びた第一放射素子と第二放射素子とを備えたことを特徴とする基板搭載薄型アンテナ。
  2. グランド板を谷折りして起立させ、さらに山折りしてグランド板に繋がる第一ループ素子と第一放射素子と第二放射素子とを、モジュール基板に対して浮かせるようにした請求項1記載の基板搭載薄型アンテナ。
  3. グランド板の一部を金属テープで、モジュール基板のグランド部に貼り付けた請求項1又は2記載の基板搭載薄型アンテナ。
  4. 給電端子とグランド端子とを短絡する第一ループ素子が、5GHz帯の1波長の長さに形成され、第一放射素子が、5GHz帯の1/4波長の長さに形成され、かつ第一放射素子が、分岐片より第一ループ素子と反対方向に延びるように設けられる請求項1〜3いずれかに記載の基板搭載薄型アンテナ。
  5. 給電端子とグランド端子とをモジュール基板側に折り曲げてモジュール基板に搭載し、その状態でモジュール基板の給電路とグランドにそれぞれ半田付けされる請求項1〜4いずれかに記載の基板搭載薄型アンテナ。
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