JP2006127222A - オンデマンドサービス提供システム - Google Patents

オンデマンドサービス提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006127222A
JP2006127222A JP2004315948A JP2004315948A JP2006127222A JP 2006127222 A JP2006127222 A JP 2006127222A JP 2004315948 A JP2004315948 A JP 2004315948A JP 2004315948 A JP2004315948 A JP 2004315948A JP 2006127222 A JP2006127222 A JP 2006127222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
network
call
client
accessor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004315948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4532238B2 (ja
Inventor
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
Japan Telecom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Telecom Co Ltd filed Critical Japan Telecom Co Ltd
Priority to JP2004315948A priority Critical patent/JP4532238B2/ja
Publication of JP2006127222A publication Critical patent/JP2006127222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4532238B2 publication Critical patent/JP4532238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】ネットワークサービスを利用するためのインタフェースを一元化することで、サービス要求の受け付けを一元化し、共通処理を要求時に一括して行い、要求されたサービスの状態とその履歴管理を一括して行うと共に、サービス提供までを自動的に行う。
【解決手段】本発明は、ダイナミックサービスクライアント1からのサービスコールを解析し、当該サービス利用要求に対する共通処理を行い、要求されたサービスを実現するためのサービスマネージャ4a,4b,4c…を検索し、サービス毎に登録されている手順によりサービスマネージャ4a,4b,4c…のいずれかにアクセスすることにより、サービスコールに対応するネットワークサービスを提供するネットワークサービスプロキシ3を有することを特徴とするオンデマンドサービス提供システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オンデマンドサービスをユーザからのサービス利用要求に応じて簡易且つ迅速に提供するオンデマンドサービス提供システムに関する。
今日、例えば事業者によりインターネット経由で様々なWebサービスが提供されているが、このようなサービスを利用するためには、ユーザ端末は特有のアプリケーションソフトウェアを予め実装し、サービス毎に固有のインタフェースを介して所定のユーザ認証を行う必要がある。このようなWebサービスでは、サービスをUDDI(universal description discovery and integration )サーバにより公開することもでき、サービスを提供するサーバはWSDL(web services description language)で規定された構造に従ってXML文書を作成すれば、ユーザ端末に向けてサービスを提供することができる。
ここで、例えば非特許文献1では、SOAP(Simple Object Access Protocol)メッセージを利用したWebサービスを利用した技術が開示されている。これは、XML(extensible markup language)で記述したSOAPメッセージを、HTTP(hypertext transfer protocol)やSMTP(simple mail transfer protocol)等のインターネット標準のトランスポート・プロトコルで伝達するものである。
「Lightpaths on Demand : A Web-Services-Based Management System」 IEEE Communications Magazine July 2004
しかしながら、上記従来技術では、サービス利用のためのインタフェースが一元化されていないことから、ユーザは利用するサービス毎に異なるインタフェースを介してサービス利用要求を行わなければならず、ユーザ認証等の共通処理についても各サービス用に個別に行う必要がある。また、ユーザ毎にサービスの利用ログを管理する作業が非常に煩雑なものとなっている。さらに、新規サービスの追加やサービスの変更がなされた場合、当該追加や変更のなされたサービスを利用するために新たなインタフェースを再構築し、共通処理も新規サービス用に再構築する必要があり、ユーザ端末でも新たなサービス用にアプリケーションソフトウェアをアップデートしなければならない。このほか、上記従来技術は、サービス利用要求を自動で受け付けるものの、サービス提供までを自動で行うものではなく、実際にサービスが提供されるまでには所定期間を要している。
本発明の目的とするところは、ネットワークサービスを利用するためのインタフェースを一元化することでサービス要求の受け付けを一元化し、共通処理を要求時に一括して行い、要求されたサービスの状態とその履歴管理を一括して行うと共に、サービス提供までを自動的に行うことにある。さらには、新規サービスの追加及びサービスの変更の登録を随時受け付け、インタフェースに自動的に反映することにより、ユーザが追加や変更を意識せずにサービスを利用可能とすることにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、ダイナミックサービスクライアントからのサービス利用要求/応答をやりとりするためのメッセージであるサービスコールを解析し、当該サービス利用要求に対する共通処理を行い、要求されたサービスを実現するためのサービスマネージャを検索し、サービス毎に登録されている手順によりサービスマネージャのいずれかにアクセスすることにより、サービスコールに対応するネットワークサービスを提供するネットワークサービスプロキシを有することを特徴とするオンデマンドサービス提供システムが提供される。
本発明の第2の態様では、上記第1の態様において、上記ネットワークサービスプロキシは、サービスの識別情報、サービスの名称、サービスを実現するサービスマネージャのアドレス、サービスの実行状態、サービス呼び出しに必要な権限レベル、サービスのアクセス手順及び必要なパラメータ、の少なくともいずれかが対応付けられて記憶されたサービスマネジメントテーブルを管理していることを更に特徴とするオンデマンドサービス提供システムが提供される。
本発明の第3の態様では、サービス要求者の識別子、メッセージに対する署名、証明書に相当するユーザプロファイルと、要求するサービスの識別子に相当するサービスプロファイルと、要求するサービスに渡すべきコマンドやパラメータを含む情報に相当するリクエストプロファイルを少なくとも有するサービスコールを生成し送信するダイナミックサービスクライアントと、上記ダイナミックサービスクライアントからのサービスコールを受信すると、当該サービスコール中のユーザプロファイルを用いたユーザ認証を行い、認証成立の場合には、サービスコール中のサービスプロファイルに基づいてサービスマネジメントテーブルを参照し、当該サービスプロファイルに対応するサービスマネージャを検索し、該当するサービスマネージャの状態を検索し、状態がサービス中である場合にはサービスマネジメントテーブルからアクセサーを検索し、当該アクセサーの記述に従ってサービスマネージャの呼び出しを行い、サービスマネージャから処理結果を受信すると、サービスコール応答メッセージを構築し、ダイナミックサービスクライアントに処理結果を上記サービスコール応答メッセージとして送信するネットワークサービスプロキシと、を有することを特徴とするオンデマンドサービス提供システムが提供される。
本発明の第4の態様では、新規又は変更後のサービスマネージャ用のリクエストプロファイル仕様を作成し送信するダイナミックサービスクライアントと、上記リクエストプロファイルの自動生成コンポーネントとしてのアクセサーとサービス利用インタフェースのコンポーネントとしてのアクセサーを作成し、この作成したアクセサーをサービスマネジメントテーブルに登録し、当該アクセサーをダイナミックサービスクライアントへ送信するネットワークサービスプロキシと、を有し、上記ダイナミックサービスクライアントは受信したアクセサーを動的に追加することを特徴とするオンデマンドサービス提供システムが提供される。
本発明によれば、ネットワークサービスを利用するためのインタフェースを一元化することで、サービス要求の受け付けを一元化し、共通処理を要求時に一括して行い、要求されたサービスの状態とその履歴管理を一括して行うと共に、サービス提供までを自動的に行うオンデマンドサービス提供システムを提供することができる。
さらには、新規サービスの追加及びサービスの変更の登録を随時受け付け、インタフェースに自動的に反映することにより、ユーザが追加や変更を意識せずにサービスを利用可能とするオンデマンドサービス提供システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1には本発明の一実施の形態に係るオンデマンドサービス提供システムの構成を示し説明する。図1に示されるように、本システムは、ユーザインタフェースとなる構成要素として、サービスポータルやユーザアプリケーションを有する。これらは、ダイナミックサービスクライアント1として動作するものであり、ユーザがサービス利用要求を行う際に直接的にユーザインタフェースとなり得るものである。このユーザインタフェースは、ユーザのサービス利用要求に基づいてサービスコールを生成し、当該サービスコールをネットワークサービスプロキシ3へと送信する。その一方、要求したサービスの処理結果をネットワークサービスプロキシ3から受信し、ダイナミックサービスクライアント1に通知する。さらに、ユーザインタフェースは、サービスアクセサーの動的なロードを行い、ユーザに意識させずに新規サービスの追加やサービスの変更(サービスコールのバーションやリクエストプロファイル)を行う。これらの詳細については後述する。
ネットワークサービスプロキシ3は、受信したサービス利用要求を満たす適切なサービスマネージャ4a,4b,4c…を選定してサービスの実現を依頼し、当該サービスマネージャ4a,4b,4c…での処理結果をユーザ側、即ちダイナミックサービスクライアント1へと通知する(サービスコールに対する返信に相当する)。また、ネットワークサービスプロキシ3は、サービスマネージャ4a,4b,4c…のサービスアクセサーを管理し、当該サービスアクセサーをユーザアプリケーション又はサービスポータルに動的にロードする。サービスマネージャ4a,4b,4c…は、例えばトンネルコントローラ等といったプリミティブなリソース制御モジュールを利用し、要求されたサービスを実現するモジュールである。プリミティブなリソース制御モジュール自体がサービスマネージャとして振舞うことも可能である。このサービスマネージャ4a,4b,4c…は、サービスの実現に必要な処理の一部を他のサービスマネージャ4a,4b,4c…に依頼することもできるようになっている。当該サービスマネージャ4a,4b,4c…での処理は、ネットワークサービスプロキシ3からの要求により開始され、その結果をネットワークサービスプロキシ3へと返信する。全てのサービスマネージャ4a,4b,4c…は、処理要求のために必要となるパラメータや手順を記述したサービスアクセサーを作成し、これをネットワークサービスプロキシ3に登録する。
ここで、サービスコールとは、ユーザインタフェースとネットワークサービスプロキシ3との間でサービス利用要求/応答をやりとりするためのメッセージである。全てのサービス利用要求はサービスコールに記述され、ネットワークサービスプロキシ3は統一的なネットワークサービスのインタフェースとして機能する。要求するサービス毎に異なるサービス依存パラメータ等は、統一フォーマットの中にリクエストプロファイルとして含めて送信することができる。このリクエストプロファイルは、該当するサービスに係るサービスアクセサーにより生成される。
詳細には、図2に示されるように、サービスコールには、サービス要求者の識別子、サービス要求者のメッセージに対する署名、証明書に相当するユーザプロファイルと、要求するサービスの識別子に相当するサービスプロファイルと、要求するサービスに渡すべきコマンドやパラメータ等の情報に相当するリクエストプロファイルと、サービスコールのメッセージの大きさに相当するレングスと、使用するサービスコールのバージョンとが含まれる。リクエストプロファイルの内容は、利用するサービスに依存する。
全てのサービスへのアクセス方法は、各々のサービスマネージャ4a,4b,4c…が生成するサービスアクセサーに記述される。サービスアクセサーは、ネットワークサービスプロキシ3に登録され、ネットワークサービスプロキシ3からユーザインタフェースとなるコンポーネント中のダイナミックサービスクライアント1に自動的に追加される。更に、このサービスアクセサーは、ダイナミックサービスクライアント1でサービス登録に登録されるサービスのプロパティとそれを読み出すためのメソッドと、ダイナミックサービスクライアント1がサービスコールを生成する際に必要となるリクエストプロファイル生成機能と、ネットワークサービスプロキシ3がサービス要求時に使用するリクエストプロファイル仕様記述との3つの機能及びパラメータを有する。
ここで、ネットワークサービスプロキシ3の作用について更に詳述する。
ネットワークサービスプロキシ3は、ダイナミックサービスクライアント1からのサービスコールによるサービス利用要求を解析し、サービス利用要求に対する認証等の共通処理を行い、要求されたサービスを実現するためのサービスマネージャ4a,4b,4c…を検索し、サービス毎に登録されている手順によりサービスマネージャ4a,4b,4c…のいずれかにアクセスすることにより、サービスコールに対応するネットワークサービスを提供する。このネットワークサービスプロキシ3では、サービス呼び出し以前に、ユーザ認証等の全サービスに共通する処理をプロキシ内部又は外部で行う。
このネットワークサービスプロキシ3が管理するサービスマネジメントテーブルは、例えば図3に示される通りである。即ち、図3に示されるように、このサービスマネジメントテーブルでは、サービスの識別情報(ID+Type)、サービスの名称、サービスを実現するサービスマネージャ4a,4b,4c…のアドレス、サービスの実行状態(ステータス)、サービス呼び出しに必要な権限レベル、サービスのアクセサー(アクセス手順及び必要なパラメータ等)が対応付けられて記憶されている。
以上のほか、アプリケーションコントロール部6は、アプリケーションコントローラ6a…を有している。アプリケーションコントロール部6は、ネットワークアプリケーションを制御する構成要素であり、サービスマネージャ4a,4b,4c…の制御により、ネットワーク制御と同期したアプリケーションの制御を行う。代表的なものとしては、ネットワークに接続されたストレージを制御するためのネットワークストレージコントローラが挙げられる(ファイルやボリュームのバックアップを開始/停止させる等)。また、SIP等を利用した回線発呼等も適用例として考えられる。
ネットワークリソースコントロール部7は、リソースコントローラ7a,7b…を有しており、ネットワーク上のリソースを制御する構成要素である。具体的にはMPLS-LSPやIPsecトンネルの生成/削除や帯域の制御、ノード自体のON/OFFなど、ネットワーク上の物理的又は論理的なリソース全ての制御を行う。
リソースマネージャ8aは、ネットワークリソースの状態を管理するための構成要素であり、デバイス管理部8dが収集した装置の設定状態を分析し、ネットワーク全体におけるリソースの状態を管理する。サービスマネージャ4a,4b,4c…は、ネットワークの状態をリソースマネージャ8aに問い合わせることによって、サービス提供の可否を判断することができるようになっている。そして、リソースDB8cは、ネットワーク装置の状態や、LSPやIPsecトンネル等、ネットワーク上の様々なリソースの状態を管理するためのデータベースである。トラフィックエンジニアリング部8bは、リソースDB8cからネットワークトラフィックの状態を抽出し、トラフィックに最適な状態にネットワークを再構築するための構成要素である。デバイス管理部8dは、ネットワーク上に配置された装置の状態を取得し、リソースDB8cへ格納するための構成要素である。
以下、図4の概念図及び図5のフローチャートを参照して、ネットワークサービスプロキシ3によるサービス提供に係る一連の処理の流れを詳細に説明する。
サービスコールを受信すると(#1,ステップS1)、当該サービスコール中のユーザプロファイルを用いたユーザ認証を行い(#2,ステップS2)、認証不成立の場合にはダイナミックサービスクライアント1にアクセスの拒否を通知する(ステップS3)。
一方、認証成立の場合には、サービスコール中のサービスプロファイルに基づいてサービスマネジメントテーブルを参照し、当該サービスプロファイルに対応するサービスマネージャを検索する(#3,ステップS4)。さらに、サービスマネジメントテーブルを参照して、該当するサービスマネージャの状態を検索し(ステップS5)、状態がサービス中でない(Out of Service)場合にはダイナミックサービスクライアント1に利用が不可能であることを通知する(ステップS6)。一方、状態がサービス中(In Service)である場合にはサービスマネジメントテーブルからアクセサーを検索し、当該アクセサーの記述に従ってサービスマネージャの呼び出しを行う(#4,ステップS7)。
ついで、ネットワークサービスプロキシ3は、サービスマネージャへサービス利用要求を送信し(#5,#6,ステップS8)、サービスマネージャから処理結果を受信すると(ステップS9)、サービスコール応答メッセージを構築し(ステップS10)、ダイナミックサービスクライアント1に処理結果を上記サービスコール応答メッセージとして送信し(ステップS11)、この処理を終了する。
次に、図6の概念図及び図7のフローチャートを参照して、オンデマンドサービス提供システムによる新規サービス追加及び既存サービス変更時の一連の処理を説明する。
先ず新規又は変更後のサービスマネージャ用のリクエストプロファイル仕様の作成がなされると(ステップS21)、サービスマネージャ4は、ネットワークサービスプロキシ3へリクエストプロファイル仕様を送信し(#11,#12,ステップS22)、リクエストプロファイルの自動生成コンポーネントとしてのアクセサーとサービス利用インタフェースのコンポーネントとしてのアクセサーを作成し(#13,ステップS23)、この作成したアクセサーをサービスマネジメントテーブルに登録する(#13,ステップS24)。そして、作成したアクセサーをダイナミックサービスクライアント1へ送信する(ステップS25)。ダイナミックサービスクライアント1は、受信したアクセサーを動的に追加し(#14,ステップS26)、この処理を終了する。
次に図8を参照して、ダイナミックサービスクライアント1について更に詳細に説明する。この図8に示されるように、ダイナミックサービスクライアント1は、新規に追加されたサービスや変更のあったサービスへのアクセス用モジュールを動的にロードし、ユーザインタフェースへ反映させる構成要素であり、動的にモジュールをロード可能なプラットフォーム上に、アプリケーションとして構築されている。ダイナミックサービスクライアント1は、プラットフォーム機能(ダイナミックサービスローダ11)と、ユーザインタフェース機能(クライアントベース12)と、プラットフォームにロードされているサービスの探索機能(サービスルックアップ13)と、サービス毎のリクエストプロファイル生成機能(サービスアクセサー14,15)とからなる。
プラットフォーム機能(ダイナミックサービスローダ11)に関しては、ダイナミックサービスクライアント1は、ロードされているサービスを登録するテーブル(サービス登録)を有しており、新規に追加されたサービスを当該テーブルへ登録する。
ユーザインタフェース機能(クライアントベース12)に関しては、ダイナミックサービスクライアント1は、ロードされているサービスモジュールを組み込み、ユーザインタフェースへ反映させる。そして、サービス利用要求からサービスコールを生成し、ネットワークサービスプロキシ3との通信を行う。
さらに、プラットフォームにロードされているサービスの探索機能(サービスルックアップ13)に関しては、ダイナミックサービスクライアント1は、サービス登録を探索し、プラットフォームにロードされていても、ユーザインタフェースへ組み込まれていないサービスを発見する。
サービス毎のリクエストプロファイル生成機能(サービスアクセサー14,15)に関しては、ダイナミックサービスクライアント1は、サービスコール生成時に必要となるリクエストプロファイルを該当するサービスに合せて生成する。
このように、ダイナミックサービスローダ11をプラットフォームとしてクライアンベース12、サービスルックアップ13、サービスアクセサー14,15の構成要素が稼動する。このダイナミックサービスローダ11は、その内部にサービス登録を有しており現在ロードされているサービスとその属性及び状態を管理している。
クライアントベース12は、基本モジュールとしてプラットフォームであるダイナミックサービスローダ11で稼動する。このサービスルックアップ13、サービスアクセサー14,15は必要に応じてクライアントベース12から呼び出される。サービスルックアップ13は、クライアントベース12からのトリガにより現在のサービス登録の状態をチェックし、ロードされていない新規サービスの有無を報告する。このサービスアクセサー14,15は、クライアントベース12からの呼び出しにより、該当するサービスを要求するサービスコールのメンバとして必要なリクエストプロファイルの作成を行う。
基本状態下において、プラットフォームとなるダイナミックサービスローダ11上ではアプリケーション本体となるクライアントベース12が実行されている。このクライアントベース12は、タイマ、ユーザ操作、電源投入等をトリガとして、サービスルックアップ13を呼び出し、サービス登録の状態変化を監視している。さらに、クライアントベース12は、ユーザ操作によって要求されたサービスをネットワークサービスプロキシ3へ要求するためのサービスコールを作成し、要求するサービス毎に異なるリクエストプロファイルの作成を行う。新規サービスの追加及びサービスのアップデート時においては、ダイナミックサービスローダ11は、ネットワークサービスプロキシ3から新規または更新されたサービスアクセサーを受信すると、この受信したサービスアクセサーからプロキシ情報を読み出し、サービス登録へ登録する(ここでは、状態は未ロード)。そして、クライアントベース12からの呼び出しにより、サービスルックアップ13はサービス登録上にロードされていないサービスがあることを検出し、その旨をクライアントベース12に通知する。すると、クライアントベース12は、この通知されたサービスをロードし、ユーザインタフェースへ反映すべきサービスについては、その表示方法をサービスアクセサーから取得し、ユーザインタフェースへ反映することにより、ユーザが当該サービスを利用することが可能な状態とする。上記処理が終了した後、クライアントベース12は、サービス登録の当該モジュールの状態をロード済とする。
このような処理を実現するために、サービスアクセサー14,15は、プロパティ情報とこれを読み出すためのインタフェース、クライアントベース12でのユーザインタフェースの反映方法についての記述とこれを呼び出すためのインタフェース、リクエストプロファイルを生成するためのインタフェース、を有する。
このオンデマンドサービス提供システムでは、以上のようなユーザアプリケーション(ダイナミックサービスローダ11、クライアントベース12)により、ユーザ側での変更操作なしにサービスの追加・変更を実施することができる。
以下、図9のフローチャートを参照して、ダイナミックサービスクライアント1におけるユーザ要求に係る処理の流れを詳細に説明する。
ユーザによるサービス利用要求の入力を受けると、クライアントベース12により該当するサービスのサービスアクセサーの探索を行い、サービスアクセサーを利用したリクエストプロファイルを生成し、クライアントベース12によるサービスコールを生成し、ネットワークサービスプロキシ3にサービスコールを送信する。次いで、サービスコールに対する応答待ち状態となり、ネットワークサービスプロキシ3からの応答を受信するとクライアントベース12による処理の成功・失敗の分析を行い、クライアントベース12によるユーザインタフェースへの処理結果の反映を行う。
次に、図10のフローチャートを参照して、ダイナミックサービスクライアント1における新規サービス追加及びサービス変更時の処理について説明する。
ネットワークサービスプロキシ3からサービスアクセサーを受信すると、ダイナミックサービスローダ11がサービスアクセサーからプロパティを読み取り、サービス登録に登録(ステータス:未ロード)する。次いで、クライアントベース12からの指示によりサービスルックアップ13が未ロードであるサービスアクセサーを発見し、クライアントベース12に通知する。そして、発見されたサービスがユーザインタフェースへの反映が必要であるか否かを判断し、反映が必要である場合には、クライアントベース12は通知されたアクセサーからユーザインタフェースへの反映方法を取得し、サービスをユーザインタフェースに反映し、クライアントベース12はサービス登録の当該サービスエントリのステータスをロード済に変更し、ネットワークサービスプロキシ3へ、アクセサーの登録完了を通知する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定される事なくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
本発明の一実施の形態に係るオンデマンドサービス提供システムの構成を示す図である。 サービスコールの構成例を示す図である。 ネットワークサービスプロキシ3が管理するサービスマネジメントテーブルの構成例を示す図である。 ネットワークサービスプロキシ3によるサービス提供に係る一連の処理の流れを詳細に説明するための概念図である。 ネットワークサービスプロキシ3によるサービス提供に係る一連の処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。 オンデマンドサービス提供システムによる新規サービス追加及び既存サービス変更時の一連の処理を説明するための概念図である。 オンデマンドサービス提供システムによる新規サービス追加及び既存サービス変更時の一連の処理を説明するフローチャートである。 ダイナミックサービスクライアント1について更に詳細に説明するための図である。 ダイナミックサービスクライアント1におけるユーザ要求に係る処理の流れを詳細に説明するためのフローチャートである。 ダイナミックサービスクライアント1における新規サービス追加及びサービス変更時の処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1・・・ダイナミックサービスクライアント、2・・・サービス管理部、3・・・ネットワークサービスプロキシ、4・・・サービスマネージャ、5・・・共通コンポーネント、5a・・・ユーザ認証部、5b・・・サービスステータス管理部、6・・・アプリケーションコントロール部、6a・・・アプリケーションAコントローラ、7・・・ネットワークリソースコントロール部、7a・・・リソースAコントローラ、7b・・・リソースBコントローラ、8・・・リソース管理部、8a・・・リソースマネージャ、8b・・・トラフィックエンジニアリング部、8c・・・リソースDB、8d・・・デバイス管理部。

Claims (4)

  1. ダイナミックサービスクライアントからのサービス利用要求/応答をやりとりするためのメッセージであるサービスコールを解析し、当該サービス利用要求に対する共通処理を行い、要求されたサービスを実現するためのサービスマネージャを検索し、サービス毎に登録されている手順によりサービスマネージャのいずれかにアクセスすることにより、サービスコールに対応するネットワークサービスを提供するネットワークサービスプロキシを有することを特徴とするオンデマンドサービス提供システム。
  2. 上記ネットワークサービスプロキシは、サービスの識別情報、サービスの名称、サービスを実現するサービスマネージャのアドレス、サービスの実行状態、サービス呼び出しに必要な権限レベル、サービスのアクセス手順及び必要なパラメータ、の少なくともいずれかが対応付けられて記憶されたサービスマネジメントテーブルを管理していることを更に特徴とする請求項1に記載のオンデマンドサービス提供システム。
  3. サービス要求者の識別子、メッセージに対する署名、証明書に相当するユーザプロファイルと、要求するサービスの識別子に相当するサービスプロファイルと、要求するサービスに渡すべきコマンドやパラメータを含む情報に相当するリクエストプロファイルを少なくとも有するサービスコールを生成し送信するダイナミックサービスクライアントと、
    上記ダイナミックサービスクライアントからのサービスコールを受信すると、当該サービスコール中のユーザプロファイルを用いたユーザ認証を行い、認証成立の場合には、サービスコール中のサービスプロファイルに基づいてサービスマネジメントテーブルを参照し、当該サービスプロファイルに対応するサービスマネージャを検索し、該当するサービスマネージャの状態を検索し、状態がサービス中である場合にはサービスマネジメントテーブルからアクセサーを検索し、当該アクセサーの記述に従ってサービスマネージャの呼び出しを行い、サービスマネージャから処理結果を受信すると、サービスコール応答メッセージを構築し、ダイナミックサービスクライアントに処理結果を上記サービスコール応答メッセージとして送信するネットワークサービスプロキシと、
    を有することを特徴とするオンデマンドサービス提供システム。
  4. 新規又は変更後のサービスマネージャ用のリクエストプロファイル仕様を作成し送信するダイナミックサービスクライアントと、
    上記リクエストプロファイルの自動生成コンポーネントとしてのアクセサーとサービス利用インタフェースのコンポーネントとしてのアクセサーを作成し、この作成したアクセサーをサービスマネジメントテーブルに登録し、当該アクセサーをダイナミックサービスクライアントへ送信するネットワークサービスプロキシと、
    を有し、上記ダイナミックサービスクライアントは、受信したアクセサーを動的に追加することを特徴とするオンデマンドサービス提供システム。
JP2004315948A 2004-10-29 2004-10-29 オンデマンドサービス提供システム Expired - Fee Related JP4532238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315948A JP4532238B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 オンデマンドサービス提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315948A JP4532238B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 オンデマンドサービス提供システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006127222A true JP2006127222A (ja) 2006-05-18
JP4532238B2 JP4532238B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=36721913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004315948A Expired - Fee Related JP4532238B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 オンデマンドサービス提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4532238B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324994A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd 電子署名検証システム
JP2009301480A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp サービス接続システム及びサービス接続方法
JP2011527468A (ja) * 2008-06-26 2011-10-27 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド インターネットサービスのためのサービス統合プラットフォームシステムおよび方法
JP2012501010A (ja) * 2008-06-26 2012-01-12 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド インターネットサービスを提供するための方法およびサービス統合プラットフォームシステム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103209090A (zh) * 2012-01-17 2013-07-17 中兴通讯股份有限公司 远程网管系统及其业务操作方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243194A (ja) * 2000-02-25 2001-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> カスタマーネットワーク管理サービス提供方法及び装置
JP2004102810A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Canon Inc 情報処理システム及び情報処理装置及び情報提供装置及びそれらを実施するためのプログラムおよびそれらのプログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶した記憶媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243194A (ja) * 2000-02-25 2001-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> カスタマーネットワーク管理サービス提供方法及び装置
JP2004102810A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Canon Inc 情報処理システム及び情報処理装置及び情報提供装置及びそれらを実施するためのプログラムおよびそれらのプログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶した記憶媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324994A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd 電子署名検証システム
JP2009301480A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp サービス接続システム及びサービス接続方法
JP2011527468A (ja) * 2008-06-26 2011-10-27 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド インターネットサービスのためのサービス統合プラットフォームシステムおよび方法
JP2012501010A (ja) * 2008-06-26 2012-01-12 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド インターネットサービスを提供するための方法およびサービス統合プラットフォームシステム
US9027089B2 (en) 2008-06-26 2015-05-05 Alibaba Group Holding Limited Method and system for providing internet services

Also Published As

Publication number Publication date
JP4532238B2 (ja) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3629552B1 (en) Method, registration center and device for service discovery
JP7014887B2 (ja) Pduタイプ設定方法、ueポリシー設定方法、および関連エンティティ
US7219140B2 (en) Configuration and management systems for mobile and embedded devices
JP5743239B2 (ja) 通信システムにおけるデバイス管理をサポートするためにゲートウェイ機能を制御する技術
US20130332524A1 (en) Data service on a mobile device
US20060248182A1 (en) Formatted and/or tunable QoS data publication, subscription, and/or distribution including dynamic network formation
US20030041095A1 (en) Method and system for data transformation in a heterogeneous computer system
US20060248181A1 (en) Formatted and/or tunable QOS data publication, subscription, and/or distribution servers and clients
US20150195338A1 (en) File fetch from a remote client device
KR101980475B1 (ko) M2m 서비스를 추가하기 위한 디바이스 및 방법
US9529578B2 (en) Automated service version upgrading
CN110417876A (zh) 会话方法、分布式系统中的节点服务器及主控设备
KR100736081B1 (ko) 웹 서비스 제공 장치, 웹 서비스 요청 장치, 웹 서비스제공 방법 및 웹 서비스 요청 방법
JP4532238B2 (ja) オンデマンドサービス提供システム
EP3416351B1 (en) Implementation method, apparatus and system for remote access
JP2005322222A (ja) 通信機能付加方法、プログラム、記録媒体及び通信装置
CN113965571B (zh) 一种分布式嵌入式设备的管理方法、装置、设备及介质
US11924294B2 (en) Service request handling
US20040199643A1 (en) Distributed service component systems
CN113079029B (zh) 配置信息订阅方法及装置
US7680896B2 (en) Obtaining or sending information to a device on a network by a client apparatus
KR102437068B1 (ko) IoT 기기 서비스 개발을 지원하는 IoT 공통 서비스 제공 방법 및 그 장치
CN110753120B (zh) 一种有状态负载创建方法、装置、设备及介质
CN116708550A (zh) 一种消息推送方法、装置、设备及存储介质
CN117155904A (zh) 一种服务注册方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4532238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees