JP2006126929A - メッセージ送信システムおよび定性調査システム並びにこれら両システムに利用される管理サーバ - Google Patents

メッセージ送信システムおよび定性調査システム並びにこれら両システムに利用される管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】非常に短時間で定性調査を実施できる定性調査システムを提供する。
【解決手段】抽出手段28が抽出条件データを受信すると、抽出手段28は、会員情報データベース24aにアクセスして、全会員情報の中からステータスが「オン」の会員情報を抽出する。そして、ステータスが「オン」になっている会員情報の属性データと抽出条件データとを比較し、抽出条件データに合致する会員情報が抽出される。そして、通信手段16bは、定性調査を依頼する旨のメッセージを抽出結果によって特定される会員端末14に対して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットを利用したメッセージ送信システムおよびこれを利用した定性調査システム並びにこれら両システムに利用される管理サーバに関するものである。
消費者が求めている商品やサービスを知ることは、商品開発において非常に重要であり、消費者動向を調査する方法の1つとして「定性調査」と呼ばれる調査方法が存在する。
ここで、「定性調査」とは、グループインタビューと呼ばれる座談会形式で行われる調査のことであり、数名の調査協力者がテーマに沿って意見を出し合うことによって調査が進められる。新製品、新規事業のアイデアやその可能性などは、一般消費者が意識していない深層の部分にヒントが隠されていることが多く、定性調査は、会話を通して深層心理を引き出すことができる有効な手段として注目されている。
ところで、定性調査を行うためには調査協力者を確保する必要がある。調査協力者を確保する方法としては、定性調査協力者を募集する旨の広告を新聞或いは広告等に掲載したり、ダイレクトメールのように個別配送する方法が考えられるが、これらの方法では相手に情報を伝達するまでに多くの時間を要するという問題があった。
この点、調査協力者を募集する旨のメッセージを電子メールで配信すれば、その準備を短時間で行うことが可能である。しかしながら、配信した電子メールに目を通してもらえるかどうかは、送信相手のメールの利用状況に負う所が大きいため、仮にメールをほとんど利用することがないような人にばかり募集メールを送信してしまったのでは、当該メール内容の確認が募集期間経過後ということにもなりかねず、これでは、調査協力者を効率よく募集することができない。
また、定性調査を実施するためには、定性調査実施時において定性調査実施者と調査協力者とが同じ時間に同じ空間を共有している必要があるが、上述した従来の方法では、両者が前述した環境を即時に共有することが困難である。そのため、開発会議等で定性調査を実施する必要性が生じた場合であっても定性調査を即時に実施することができず、結果、開発に遅れを来たす結果となってしまう。
それゆえに、本発明の目的は、非常に短時間で定性調査を実施できる定性調査システムおよび該定性調査システムにおいて利用される管理サーバを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、メッセージの送信を希望する依頼者が、その意図した条件に合致する人材に対してメッセージを送信することができるメッセージ送信システムおよび該メッセージ送信システムにおいて利用される管理サーバを提供することである。
請求項1に記載の発明は、「管理サーバ(12)と、会員組織(X)に所属する複数の会員(x)((x1)〜(xn))のそれぞれによって操作される複数の会員端末(14)((141)〜(14n))と、メッセージを送信しようとする依頼者(c)によって操作される依頼者端末(16)と、これらを互いに接続するインターネット(18)とを備えるメッセージ送信システムであって、管理サーバ(12)は、依頼者端末(16)に対して抽出条件選択画面(34)を提供するWWWサーバ(22)と、会員(x)の個人情報である属性および会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段(24)と、記憶手段(24)に記憶されているステータスを各会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況に応じて更新するステータス更新手段(26)と、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段(28)と、依頼者端末(16)から送信されたメッセージデータを抽出手段(28)によって抽出された会員情報から特定される会員端末(14)に転送するメッセージ転送手段(30)とを備え、各会員端末(14)は、メッセージ転送手段(30)から転送された前記メッセージデータを受信する通信手段(14b)を備え、依頼者端末(16)は、管理サーバ(12)から提供された抽出条件選択画面(34)を表示するWebブラウザ(16a)と、前記メッセージデータをメッセージ転送手段(30)に送信する通信手段(16b)と、抽出条件選択画面(34)において前記抽出条件データを入力する入力装置(16c)とを備えることを特徴とするメッセージ送信システム」である。
この発明では、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報によって特定される会員端末(14)にメッセージを送信できるので、抽出条件を適宜変更することにより、メッセージの送信を希望する依頼者(c)が意図する条件を満たす人材(会員組織(X)の会員(x))に対してメッセージを送信することができる。
ここで、ステータスが「オン」の状態にある会員端末(14)のユーザーである会員(x)は、会員端末(14)の画面をすぐに確認できる状態にあるものと擬制できる。つまり、当該会員端末(14)のユーザーである会員(x)は、メッセージを受け取ると同時にメッセージの内容を確認するのである。したがって、宣伝文句的な内容のメッセージを送信すれば、効果的な宣伝広告を行うことができるし、人材を募集する内容のメッセージを送信すれば、効果的な募集活動を行うことができる。
なお、会員情報の抽出方法としては、以下の3通りが考えられる。即ち、(1)ステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出し、然る後、当該抽出結果の中から所望の条件を満たす会員情報を抽出する方法、(2)所望の条件を満たす会員情報を抽出し、然る後、当該抽出結果の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出する方法、(3)ステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出するとともに所望の条件を満たす会員情報を抽出し、然る後、これら両抽出結果を比較して共通する会員情報を抽出する方法、が考えられる。なお、何れの方法を採用しても抽出結果は同じである。
請求項2に記載の発明は、「会員組織(X)に所属する複数の会員(x)((x1)〜(xn))のそれぞれによって操作される複数の会員端末(14)((141)〜(14n))およびメッセージを送信しようとする依頼者(c)によって操作される依頼者端末(16)にインターネット(18)を介して接続されたメッセージ送信システムに利用される管理サーバ(12)であって、依頼者端末(16)に対して抽出条件選択画面(34)を提供するWWWサーバ(22)と、会員(x)の個人情報である属性および会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段(24)と、記憶手段(24)に記憶されているステータスを各会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況に応じて更新するステータス更新手段(26)と、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段(28)と、依頼者端末(16)から送信されたメッセージデータを抽出手段(28)によって抽出された会員情報から特定される会員端末(14)に転送するメッセージ転送手段(30)とを備えることを特徴とする管理サーバ(12)」である。
この発明によれば、抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データが依頼者端末(16)から管理サーバ(12)に送信されると、管理サーバ(12)の抽出手段(28)では、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報が抽出される。そして、メッセージ転送手段(30)では、依頼者端末(16)から送信されたメッセージデータが、抽出手段(28)によって抽出された会員情報から特定される会員端末(14)に対して転送される。
請求項3に記載の発明は、「管理サーバ(12)と、会員組織(X)に所属する複数の会員(x)((x1)〜(xn))のそれぞれによって操作される複数の会員端末(14)((141)〜(14n))と、定性調査を実施しようとする依頼者(c)によって操作される依頼者端末(16)と、これらを互いに接続するインターネット(18)とを備える定性調査システム(10)であって、管理サーバ(12)は、依頼者端末(16)に対して抽出条件選択画面(34)を提供するとともに、会員端末(14)に対して定性調査画面(40)を提供するWWWサーバ(22)と、会員(x)の個人情報である属性および会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段(24)と、記憶手段(24)に記憶されているステータスを各会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況に応じて更新するステータス更新手段(26)と、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中から前記ステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段(28)と、依頼者端末(16)から送信された調査協力を依頼する旨のメッセージデータを抽出手段(28)によって抽出された会員情報によって特定される会員端末(14)に転送するメッセージ転送手段(30)と、発言データを定性調査画面(40)に表示させる定性調査実行手段(32)とを備え、各会員端末(14)((141)〜(14n))は、管理サーバ(12)から提供された定性調査画面(40)を表示するWebブラウザ(14a)と、メッセージ転送手段(30)から転送されたメッセージデータを受信する通信手段(14b)と、定性調査画面(40)において前記発言データを入力する入力装置(14c)とを備え、依頼者端末(16)は、管理サーバ(12)から提供された抽出条件選択画面(34)を表示するWebブラウザ(16a)と、前記メッセージデータをメッセージ転送手段(30)に送信する通信手段(16b)と、抽出条件選択画面(34)において前記抽出条件データを入力する入力装置(16c)とを備えることを特徴とする定性調査システム(10)」である。
この発明では、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報によって特定される会員端末(14)に定性調査への協力を依頼する旨のメッセージを送信しているので、抽出条件を適宜変更することにより、定性調査の内容に即した人材(調査協力者)を速やかに且つ確実に募集することができる。
ステータスが「オン」の状態にある会員端末(14)において、当該会員端末(14)のユーザーである会員(x)は、上述したようにメッセージを受け取ると同時に当該メッセージの内容を確認し、依頼者(c)からの依頼に応じるか否かを即時に判断して対応する。したがって、依頼者(c)は、定性調査への参加協力者の募集状況をリアルタイムで把握できることとなり、募集状況に応じた対応を即時にとることが可能となる。
また、定性調査参加者は、インターネット上に開設された仮想会議室(定性調査画面(40))にアクセスするだけで定性調査に参加できるので、その参加に際して地理的な制約を受けることはない。このことは、定性調査を実施しようとする者(調査依頼者(c))と調査協力者(会員(x))とが同じ時間に同じ空間(定性調査画面(40))を即時に共有できることを意味し、結果、定性調査を非常に短時間でしかも即時的に実施することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、「会員組織(X)に所属する複数の会員(x)((x1)〜(xn))のそれぞれによって操作される複数の会員端末(14)((141)〜(14n))および定性調査を実施しようとする依頼者(c)によって操作される依頼者端末(16)にインターネット(18)を介して接続された定性調査システム(10)に利用される管理サーバ(12)であって、依頼者端末(16)に対して抽出条件選択画面(34)を提供するとともに、会員端末(14)に対して定性調査画面(40)を提供するWWWサーバ(22)と、会員(x)の個人情報である属性および会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段(24)と、記憶手段(24)に記憶されているステータスを各会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況に応じて更新するステータス更新手段(26)と、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段(28)と、依頼者端末(16)から送信された調査協力を依頼する旨のメッセージデータを抽出手段(28)によって抽出された会員情報から特定される会員端末(14)に転送するメッセージ転送手段(30)と、会員端末(14)及び依頼者端末(16)から送信された発言データを定性調査画面(40)に表示させる定性調査実行手段(32)とを備えることを特徴とする管理サーバ(12)」である。
この発明によれば、抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件が依頼者端末(16)から管理サーバ(12)に送信されると、管理サーバ(12)の抽出手段(28)では、記憶手段(24)に記憶されている複数の会員情報の中からステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報が抽出される。そして、メッセージ転送手段(30)では、依頼者端末(16)から送信された定性調査への参加を依頼する旨のメッセージデータが抽出手段(28)によって抽出された会員情報から特定される会員端末(14)に対して転送される。
一方、管理サーバ(12)の定性調査実行手段(32)は、インターネット上に仮想会議室である定性調査画面(40)を開設する。そして、定性調査への参加を希望する会員(x)が定性調査画面(40)にアクセスし、発言内容を会員端末(14)から入力すると、定性調査実行手段(32)は定性調査画面(40)に当該発言内容を表示し、これにより、定性調査が進行することとなる。
請求項5に記載の発明は、「定性調査実行手段(32)は、発言データをテキストデータとして記憶する」ことを特徴とするものである。
本発明によれば、定性調査の会話内容がテキストデータとして蓄積されるので、従来のように、会話内容を録音し、この音声データをテキストデータに変換するという手間を省くことができ、定性調査の結果をすぐに分析することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、「会員組織は複数存在する」ことを特徴とするものであり、これによれば、抽出条件として会員組織の種別が更に加わることになるので、依頼者(c)にとっては、抽出条件の幅が広がる。
請求項7に記載の発明は、メッセージデータを限定したものであり、「メッセージデータは、テキストデータと、各会員端末(14)の画面上で動作するキャラクターの動画データとからなる」ことを特徴とする。
これによれば、会員端末(14)の画面上には、依頼者端末(16)から送信されたメッセージが可愛らしいキャラクターの動作とともに表示される。
請求項1〜2に記載の発明によれば、会員組織の会員の中から所望の条件を満たす会員だけにメッセージを送信することができるので、メッセージを送信しようとする依頼者にとって効果的な宣伝広告や人材の募集を行うことが可能となる。
請求項3〜4に記載の発明によれば、定性調査の内容に即した人材(調査協力者)を効率的に募集することができ、しかも、定性調査を即時に実施することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、定性調査の結果をすぐに分析することが可能となるので、例えば開発会議などで定性調査の結果をすぐに資料として活用でき、開発期間を短縮することができる。
請求項6に記載の発明によれば、抽出条件の幅を大きく広げることができるので、例えば定性調査を行う場合には、定性調査の精度をより高めることができる。
請求項7に記載の発明によれば、可愛らしいキャラクターの動作に合わせてメッセージを表示させることができるので、送信しようとするメッセージの内容が視覚的にも伝達されることとなり、本システムの娯楽性を大きく高めることができる。
以下、本発明を好適な実施例を用いて説明する。
図1は、本発明に係る定性調査システム(10)を示したものであり、管理サーバ(12)、会員組織(X)に所属する会員(x)((x1)〜(xn))によって操作される会員端末(14)((141)〜(14n))、定性調査を実施しようとする調査依頼者(以下、単に「依頼者」という。)(c)によって操作される依頼者端末(16)、およびこれらを互いに接続するインターネット(18)によって構成されている。したがって、会員組織(X)に所属していない非会員によって操作される端末(図示省略)は、本発明に係る定性調査システム(10)の構成要素に含まれない。
なお、以下には会員組織が1つ存在する場合について説明することとし、複数の会員組織が存在する例については後述する。
管理サーバ(12)は、WWWサーバ(22)、記憶手段(24)、ステータス更新手段(26)、抽出手段(28)、メッセージ転送手段(30)および定性調査実行手段(32)を備えている。
WWWサーバ(22)は、後述するWebブラウザ(14a)(16a)からの要求に応じて、抽出条件選択画面(34)、抽出結果表示画面(36)、エントリー画面(38)、定性調査画面(40)およびお詫びメッセージ表示画面(42)などのWeb画面を提供するものである。
ここで、抽出条件選択画面(34)は、定性調査の対象となる会員(x)((x1)〜(xn))の抽出条件を決定するための画面であり、図5に示すように、抽出条件(性別、年齢、職業等)を選択するための抽出条件選択欄(34a)と、送信ボタン(34b)とで構成されている。なお、抽出条件選択画面(34)においては、図示しないが、抽出条件入力欄を設け、抽出条件を入力するように構成しても良い。
抽出結果表示画面(36)は、後述する抽出手段(28)によって抽出された会員情報(抽出結果)が表示される画面であり、図6に示すように、抽出結果が表示される結果表示フレーム(36a)、OKボタン(36b)、および抽出条件変更ボタン(36c)とで構成されている。
エントリー画面(38)は、図10に示すように、チャット時に自己を表示するものとして使用されるニックネームを入力するニックネーム入力欄(38a)と、簡単な自己紹介文を入力する自己紹介文入力欄(38b)と、送信ボタン(38c)とで構成されている。
定性調査画面(40)は、図11に示すように、定性調査のタイトル等が表示されるタイトルフレーム(40a)と、定性調査の会話の内容が表示されるチャットフレーム(40b)とで大略構成されている。
タイトルフレーム(40a)には、定性調査のタイトル、タイトル終了時間、テーマ、およびテーマ終了時間等をそれぞれ表示する表示欄が設けられており、チャットフレーム(40b)には、発言内容を記入する発言内容入力欄(40c)と、送信ボタン(40d)と、発言内容の一覧が表示される発言内容一覧表示欄(40e)が設けられている。
なお、上記タイトルフレーム(40a)に表示される項目は、定性調査実行手段(32)からの指示によって(或いは、依頼者端末(16)からの指示によって)タイトルフレーム(40a)に表示できるようになっている。
お詫びメッセージ表示画面(42)は、図12に示すように、メッセージ表示欄(42a)と閉じるボタン(42b)により構成されており、メッセージ表示欄(42a)には、お詫びメッセージが表示される。
記憶手段(24)は、会員情報データベース(24a)と抽出結果データベース(24b)とで構成されている。会員情報データベース(24a)は、会員組織(X)に所属している会員(x)((x1)〜(xn))の会員情報を記憶するものであり、抽出結果データベース(24b)は、後述する抽出手段(28)によって抽出された抽出データを抽出手段(28)からの指示により一時的に記憶するものである。
ここで、会員情報は、会員毎に付与されるものであり、属性およびステータスの2種類の電子情報によって構成されている。属性とは、例えば、IDナンバー、パスワード、メッセージ送信用のアドレス(以下、単に「アドレス」という。)、住所、氏名、年齢、職業、性別、趣味などといった会員の個人情報をいう。ステータスとは、各会員端末(14)((141)〜(14n))の管理サーバ(12)への接続状況を示す情報をいい、後述するステータス更新手段(26)によって「オン」と「オフ」とが更新される。ステータスが「オン」とは、会員端末(14)が管理サーバ(12)にアクセスしている状態をいい、反対に、ステータスが「オフ」とは、会員端末(14)が管理サーバ(12)にアクセスしていない状態をいう。
なお、本実施例では、会員組織(X)に属する全ての会員(x)の会員情報が予め会員情報データベース(24a)に記憶されているが、記憶されている会員情報の内容を更新したり、或いは新規入会会員の会員情報を新規に記憶させることができることはいうまでもない。
ステータス更新手段(26)は、各会員端末(14)((141)〜(14n))からの管理サーバ(12)への接続状況に応じて、会員情報データベース(24a)に記憶されている各会員情報のステータスを「オフ」から「オン」へ、或いは「オン」から「オフ」へと更新するものである。
抽出手段(28)は、会員組織(X)に所属する会員(x)の中から依頼者(c)が希望する条件に合致する会員を抽出するためのものであり、具体的には、記憶手段(24)(より詳しくは、会員情報データベース(24a))に記憶されている複数の会員情報の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出し、然る後、抽出された会員情報の中から抽出条件選択画面(34)において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報を抽出するものである。
メッセージ転送手段(30)は、後述する通信手段(16b)から送信されたメッセージデータを会員端末(14)に転送するためのものである。
定性調査実行手段(32)は、定性調査に関する処理を実行するためのものであり、内部には、後述するログデータを記憶するための記憶領域(32a)が設けられている。
各会員端末(14)((141)〜(14n))は、会員組織(X)の各会員(x1)〜(xn)が操作する通信端末(例えば、パソコン、或いは携帯電話のようなモバイル機器など)であり、Webブラウザ(14a)、通信手段(14b)および入力装置(14c)などで構成されている。
Webブラウザ(14a)は、WWWサーバ(22)に対してエントリー画面(38)および定性調査画面(40)などの各種Web画面の提供を要求し、かつ、これを表示するものである。
通信手段(14b)は、インターネット(18)を介してメッセージデータをやりとりするものであり、専用の通信ソフトをインストールすることによって各会員端末(14)に組み込まれる(勿論、通信手段(14b)が会員端末(14)に予め組み込まれていてもよい。)。通信手段(14b)が起動している状態では、会員端末(14)の画面上には、ログイン画面(44)や図示しないメッセージ表示画面などの画面が必要に応じて表示される。
ここで、ログイン画面(44)は、各会員端末(14)((141)〜(14n))が管理サーバ(12)にアクセスするための画面であり、図3に示すように、IDナンバーやパスワードを入力する入力ボックス(44a)と送信ボタン(44b)とで構成されている。
入力装置(14c)は、エントリー画面(38)や他の画面上等で文字を入力したり、各種のボタンを操作したりするものであり、キーボードやマウスなどがこれに該当する。
依頼者端末(16)は、依頼者(c)が操作する通信端末(例えば、パソコン、或いは携帯電話のようなモバイル機器など)であり、Webブラウザ(16a)、通信手段(16b)および入力装置(16c)などで構成されている。
Webブラウザ(16a)は、WWWサーバ(22)に対して抽出条件選択画面(34)、抽出結果表示画面(36)などの各種Web画面の提供を要求し、かつ、これを表示するものである。
通信手段(16b)は、インターネット(18)を介してメッセージデータをやりとりするものであり、専用の通信ソフトをインストールすることによって依頼者端末(16)に組み込まれる(勿論、通信手段(16b)が依頼者端末(16)に予め組み込まれていてもよい。)。通信手段(16b)を起動すると、依頼者端末(16)の画面上には、メッセージ作成画面(46)などの画面が必要に応じて表示される。
ここで、メッセージ作成画面(46)は、メッセージ(更に詳しくは、定性調査への参加協力を求めるメッセージ)を作成するための画面であり、図7に示すように、定性調査の募集人数を入力する募集人数入力ボックス(46a)と、メッセージを送信する人数を入力する送信人数入力ボックス(46b)と、メッセージの内容を入力するメッセージ入力ボックス(46c)と、送信ボタン(46d)とで構成されている。
入力装置(16c)は、抽出条件選択画面(34)や他の画面上等で文字を入力したり、各種のボタンを操作したりするものであり、キーボードやマウスなどがこれに該当する。
なお、管理サーバ(12)は、1台のコンピュータに全ての機能を持たせても良いし、複数台のコンピュータに各機能を分担させるようにしてもよい。
また、抽出条件選択画面(34)、抽出結果表示画面(36)、エントリー画面(38)、定性調査画面(40)、お詫びメッセージ表示画面(42)、ログイン画面(44)およびメッセージ作成画面(46)は、上述した構成に限定されるものではなく、その画面構成を必要に応じて適宜変更することが可能である。
[ステータス管理]
本発明に係る定性調査システム(10)では、ステータスが「オン」の状態にある会員が定性調査の対象となるため、管理サーバ(12)は、各会員端末(14)((141)〜(14n))のステータスを把握しておく必要がある。ステータス管理の流れは、図2に示した通りである。
まず、各会員端末(14)((141)〜(14n))において、各会員(x)((x1)〜(xn))が通信手段(14b)を起動させると、各会員端末(14)((141)〜(14n))の画面には、図3のようなログイン画面(44)が表示される(S1)。
入力装置(14c)によって入力ボックス(44a)にIDナンバーとパスワードとが入力され、送信ボタン(44b)がクリックされると、ログインデータ(IDナンバーおよびパスワード)がインターネット(18)を介して管理サーバ(12)内のステータス更新手段(26)に送信される(S3)。
ログインデータを受信したステータス更新手段(26)は、会員情報データベース(24a)にアクセスし、会員情報データベース(24a)に記憶されている全ての会員情報の中から、ログインデータと同じIDナンバーとパスワードの組み合わせがあるか検索する(S5)。
該当する会員情報が見つかった場合には、ステータス更新手段(26)は、当該会員情報のステータスを「オン」に更新する(S7)。
一方、該当する会員情報が見つからない場合には、会員端末(14)の画面にログイン画面(44)を再度表示させ、IDナンバーとパスワードの再度の入力を求める(S3)。このように、該当する会員情報が見つからなかった場合にIDナンバーやパスワードの再入力を求めるのは、会員(x)がIDナンバーやパスワードの入力ミスがあることを考慮したものである。
なお、図示していないが、IDナンバーとパスワードの入力が所定回数(例えば3回)繰り返されても該当する会員情報が見つからない場合には、イタズラと判断し、それ以上の再入力を求めずにアクセスを拒否するよう設定してもよい。
一方、各会員端末(14)((141)〜(14n))において、通信手段(14b)の起動を停止し、管理サーバ(12)への接続を解除する(ログオフする)と、ステータス更新手段(26)は会員情報データベース(24a)にアクセスし、当該ログオフした会員端末(14)によって特定される会員情報のステータスを「オフ」に更新する。
以上の動作が全ての会員端末(14)に対して実行され、これにより、管理サーバ(12)は、全ての会員端末(14)の管理サーバ(12)への接続状況を把握できることになる。なお、ステータスが「オン」の状態にある会員端末(14)においては、当該会員端末(14)のユーザーである会員(x)が会員端末(14)の画面をすぐに確認できる状態にあるものと擬制できる。
[会員抽出作業]
会員抽出作業の流れは、図4の通りである。依頼者端末(16)において、依頼者(c)がWebブラウザ(16a)を起動すると、Webブラウザ(16a)は、管理サーバ(12)のWWWサーバ(22)に対して抽出条件選択画面(34)の提供を要求する。すると、依頼者端末(16)の画面には、図5のような抽出条件選択画面(34)が表示される(S11)。
入力装置(16c)によって抽出条件選択欄(34a)に抽出条件が選択され、送信ボタン(34b)がクリックされると、上記選択された抽出条件が抽出条件データとしてインターネット(18)を介して抽出手段(28)に送信される(S13)。
抽出条件データを受信した抽出手段(28)は、会員情報データベース(24a)にアクセスして全会員情報の中から、ステータスが「オン」になっている会員情報を抽出する(S15)。
そして、ステータスが「オン」になっている会員情報の属性データと抽出条件データとを比較し、抽出条件データに合致する会員情報を抽出する(S17)。
抽出手段(28)によって抽出された会員情報(以下、「抽出結果データ」という。)は、インターネット(18)を介して依頼者端末(16)に送信される。なお、本実施例では、処理速度(データの通信速度等)を高めるために会員情報として記憶されている情報のうち一部の情報(例えば、IDナンバー)を抽出結果データとして依頼者端末(16)に送信するよう設定されているが、勿論、会員情報として記憶されている全ての情報を抽出結果データとして送信するようにしてもよい(但し、この場合には処理速度が遅くなる。)。
抽出結果データを受信した依頼者端末(16)は、Webブラウザ(16a)を起動させ、WWWサーバ(22)に対して抽出結果表示画面(36)の提供を要求する。
すると、依頼者端末(16)の画面には、抽出結果表示画面(36)(図6参照)が表示され、結果表示フレーム(36a)に抽出結果(抽出条件に合致する会員情報の数)が表示される(S18)。
ここで、OKボタン(36b)がクリックされると、抽出作業は終了し、当該抽出結果データが抽出結果データベース(24b)に記憶される(S19)。
一方、抽出条件変更ボタン(36c)がクリックされると、依頼者端末(16)の画面には抽出条件選択画面(34)が再度表示され、抽出条件の再度の選択を求める。
なお、抽出手段(28)が会員を抽出する方法としては、上述した方法の他に、(1)全会員情報の中から抽出条件データに合致する会員情報を抽出し、然る後、当該抽出結果の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出する方法や、(2)全会員情報の中からステータスが「オン」の状態にある会員情報を抽出するとともに、全会員情報の中から抽出条件データに合致する会員情報を抽出し、然る後、これら両抽出結果を比較して両抽出結果に共通する会員情報を抽出する方法が考えられる。そして、何れの抽出方法を採用した場合であっても、同じ抽出結果(即ち、ステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報)が得られることになる。
[メッセージの送信]
抽出条件に合致する会員情報が抽出されると、次に、当該抽出された会員情報によって特定される会員端末(14)に対して定性調査への協力を要請する旨のメッセージを送信する。その流れは、図8の通りである。
抽出結果表示画面(36)においてOKボタン(36b)がクリックされると、通信手段(16b)が起動し、依頼者端末(16)の画面には、メッセージ作成画面(46)が表示される(図7参照)(S21)。
入力装置(16c)によって募集人数入力ボックス(46a)に募集人数が入力され、送信人数入力ボックス(46b)に送信人数が入力され、メッセージ入力ボックス(46c)に定性調査への参加協力を要請するメッセージが入力され、送信ボタン(46d)がクリックされると、これらのデータ(以下、「メッセージデータ」という。)が通信手段(16b)により管理サーバ(12)のメッセージ転送手段(30)に送信される(S23)。
なお、送信人数入力ボックス(46b)に入力される人数は、抽出結果の数と同じか、或いはそれよりも少ない人数が入力される必要があり、この条件を満たさない場合には、再入力が求められる(S25)。
また、募集人数入力ボックス(46a)に入力される人数は、送信人数入力ボックス(46b)に入力された人数と同じか、或いはそれよりも少ない人数が入力される必要があり、この条件を満たさない場合には、再入力が求められる(S25)。
メッセージデータを受信したメッセージ転送手段(30)は、抽出結果データベース(24b)にアクセスしてIDナンバーを取得する。そして、会員情報データベース(24a)にアクセスして当該IDナンバーを有する会員情報の中からアドレスを取得し、当該アドレス宛にメッセージデータを転送する(S27)。
なお、メッセージを送信しようとする数(即ち、送信人数入力ボックス(46b)に入力された数)と抽出結果とが一致する場合、メッセージ転送手段(30)は、抽出結果データベース(24b)の中から全ての会員情報のIDナンバーを取得し、当該IDナンバーによって特定される会員端末(14)に対してメッセージデータを転送する。一方、メッセージを送信しようとする数が抽出結果よりも少ない場合、通信手段(24c)は、抽出結果データベース(24b)の中から送信人数入力ボックス(46b)欄に入力された数の会員情報を無作為に選択してIDナンバーを取得し、当該IDナンバーによって特定される会員端末(14)に対してメッセージデータを転送する。
メッセージ転送手段(30)から転送されたメッセージデータを受信した会員端末(14)の通信手段(14b)は、会員端末(14)の画面上にメッセージ表示画面(図示省略)を表示させる。当該メッセージ表示画面には、メッセージ入力ボックス(46c)に入力された調査協力依頼メッセージが表示される(S29)。
なお、当該メッセージデータは、ステータスが「オン」の状態にある会員端末(14)に対して送信されるので、メッセージデータを受信した会員端末(14)のユーザーである会員(x)は、メッセージの内容を依頼者(c)がメッセージを送信したとほぼ同時に確認することになる。
[定性調査への参加]
調査依頼メッセージの内容を確認し、定性調査への参加を希望する会員(x)は、定性調査への参加意思を表明する必要がある。その流れは、図9の通りである。
会員(x)が、メッセージ表示画面に表示されているURLにWebブラウザ(14a)にてアクセスすると、Webブラウザ(14a)は、管理サーバ(12)のWWWサーバ(22)に対してエントリー画面(38)の提供を要求する。すると、会員端末(14)の表示画面には、エントリー画面(38)が表示される(図10参照)(S31)。
エントリー画面(38)において、定性調査を希望する会員(x)が、入力装置(14c)によってニックネーム入力欄(38a)および自己紹介文入力欄(38b)に所定事項を入力し、送信ボタン(38c)をクリックすると、エントリー画面(38)にて入力されたエントリーデータ(ニックネームおよび自己紹介文)が定性調査実行手段(32)へ送信される(S33)。
エントリーデータを受信した定性調査実行手段(32)は、エントリーデータの受信件数を定性調査参加人数としてカウントするとともに(S35)、WWWサーバ(22)に対して定性調査画面(40)をWebブラウザ(14a)に提供するよう指示する(S37)。これにより、定性調査への参加を希望する会員(x)が操作する会員端末(14)の画面には、図11のような定性調査画面(40)が表示され、会員(x)は後述する定性調査に参加することができるようになる。
なお、エントリーデータの受信件数が募集人数を超過した場合、定性調査実行手段(32)は、定性調査画面(40)の代わりにお詫びメッセージ表示画面(42)をWebブラウザ(14a)に提供するようWWWサーバ(22)に指示する(S39)。これにより、募集人数に達した後にエントリーしてきた会員が操作する会員端末(14)の画面には、図12のようなお詫びメッセージ表示画面(42)が表示されることとなり、当該会員は定性調査の募集が終了したことを知ることとなる。
[定性調査の実行]
予定された定性調査開始時刻を迎えると、定性調査実行手段(32)は、定性調査画面(40)のタイトルフレーム(40a)に所定事項(タイトル、タイトル終了時刻、テーマ、テーマ終了時刻)を表示し、これにより定性調査が開始される。
定性調査に参加している会員(x)は、タイトルフレーム(40a)に表示されたテーマに対する自分の意見を入力装置(14c)によって発言内容入力欄(40c)に入力し、送信ボタン(40d)を押す。すると、発言内容入力欄(40c)に入力された内容がテキストデータたる発言データとしてインターネット(18)を介して定性調査実行手段(32)に送信される。
発言データを受信した定性調査実行手段(32)は、当該発言データを発言内容一覧表示欄(40e)に順次表示させるとともに記憶領域(32a)に記憶させる。なお、発言データは、当該発言データの送信者や送信時刻と関連付けられて記憶され、これがログデータとなる。
定性調査実行手段(32)は、所定時刻が経過すると、予め設定されたプログラムに基づいてタイトルフレーム(40a)に新たなテーマを表示させる。これにより、定性調査参加者はテーマが変わった事を知ることができる。
そして、全てのテーマが表示され、予め定められた定性調査終了時刻を迎えると、定性調査実行手段(32)は、タイトルフレーム(40a)に定性調査が終了した旨のメッセージを表示させる。これにより定性調査参加者は、定性調査が終了したことを知ることになる。
定性調査が終了すると、依頼者(c)は、依頼者端末(16)から定性調査実行手段(32)にアクセスし(勿論、インターネット(18)に接続可能な他の端末からアクセスするようにしてもよい。)、記憶領域(32a)に記憶されたログデータを読み出す。ログデータは、定性調査時に交わされた全ての発言内容がその発言者および発言時間と関連付けて蓄積されたテキストデータであり、調査終了後直ちに定性調査の結果を編集・分析等することができる。
この実施例によれば、ステータスが「オン」の状態にある会員の中から所望の条件を満たす会員を抽出し、当該抽出された会員だけに定性調査への参加を要請するメッセージを送信するようにしているので、定性調査のテーマに即した人材に絞って募集メッセージを送信することができる。
ステータスが「オン」の状態にある会員端末(14)に対してメッセージを送信した場合、当該会員端末のユーザーである会員(x)は、メッセージを受け取ると同時にメッセージの内容を確認し、定性調査に協力するか否かを即時に判断して対応する。したがって、依頼者(c)は、募集状況をリアルタイムで把握でき、募集状況に応じた対応をとる事が可能となる。
また、依頼者(c)と定性調査への参加を希望する会員(x)とは、同じ時間に同じ画面を見ることが可能であるため、定性調査を希望する会員(x)をインターネット上に開設された仮想会議室(定性調査画面(40))に誘導すれば、即時的に定性調査を開始することができる。したがって、開発会議の最中に定性調査を実施することも可能となり、迅速な商品開発を行うことができる。
さらにまた、定性調査中に交わされた意見(発言内容)は、テキストデータたるログデータとして記憶領域(32a)に記憶されるので、依頼者(c)は、このログデータを読み込むだけですぐに定性調査結果の分析を行うことができる。したがって、定性調査結果の分析に当たり、従来のように、定性調査の会話内容をテープに録音し、その録音内容を聞き取って文章化する等の手間を省略することができる。
なお、上述の実施例では、依頼者端末(16)の画面にメッセージ作成画面(46)を表示させ、このメッセージ作成画面(46)において、調査協力を依頼する旨のメッセージを入力するようにしていたが、依頼者端末(16)の通信手段(16b)に予めメッセージデータを記憶させておき、抽出作業完了後、自動的にメッセージを送信するように構成してもよい。
また、上述の実施例では、定性調査実行手段(32)が予め入力されたプログラムに基づいてタイトルフレーム(40a)中の所定事項を自動的に表示させ、定性調査を実行するように構成されていたが、依頼者端末(16)の画面に定性調査画面(40)を表示させ、依頼者(c)がタイトルフレーム(40a)中の所定事項或いは発言内容を入力するようにしてもよい。この場合には、定性調査の進行を発言内容に応じてフレキシブルに行うことが可能となる。
また、上述実施例では、会員端末(14)に組み込まれている通信手段(14b)がログイン画面(44)などの画面を表示させるように構成されているが、WWWサーバ(22)からの指示によりWebブラウザ(14a)がログイン画面(44)を表示するように構成してもよい。同様に、依頼者端末(16)に組み込まれている通信手段(16b)がメッセージ作成画面(46)などの画面を表示させるように構成されているが、WWWサーバ(22)からの指示によりWebブラウザ(16a)がメッセージ作成画面(46)を表示するように構成してもよい。
また、上述実施例では、通信手段(14b)(16b)によって送受信されるメッセージデータがテキストデータであったが、これに加えて動画データたるキャラクターの動作情報を送信するようにしてもよい。この場合、メッセージを受信した端末の画面には、メッセージとともに可愛らしいキャラクターの動画が表示されるので、会員端末(14)と依頼者端末(16)との間のメッセージのやりとりが可愛らしいキャラクターの動きと共に行われることとなる。ここで、キャラクターの動作の選択を定性調査の内容に応じたものとすれば、定性調査の娯楽性を大きく高めることができる。
さらにまた、上述実施例では、管理サーバ(12)がWWWサーバ(22)、記憶手段(24)、ステータス更新手段(26)、抽出手段(28)、メッセージ転送手段(30)および定性調査実行手段(32)により構成されており、システム全体が定性調査システム(10)として構成されていたが、管理サーバ(12)をWWWサーバ(22)、記憶手段(24)、ステータス更新手段(26)、抽出手段(28)およびメッセージ転送手段(30)により構成し、定性調査実行手段(32)を省略した場合には、システム全体をメッセージ送信システムとして活用することができる。
このメッセージ送信システムによれば、会員組織(X)の会員(x)の中から所望の条件を満たす会員(x)だけにメッセージを送信することができるので、当該抽出された会員(x)にとって関心がありそうな内容のメッセージを送信することで、効果的な宣伝広告や人材の募集を行うことが可能となる。
前述第1実施例では、会員組織(X)が1つだけ存在する場合について説明したが、本実施例では、複数の会員組織が存在する場合について説明する。なお、以下には、2組の会員組織(X)および(Y)が存在する場合について説明するが、会員組織が3組以上であっても同様である。
図13は、第2実施例の定性調査システム(10')を示したものであり、管理サーバ(12')、会員端末(14)((141)〜(14n))、(14')((141')〜(14n'))、依頼者端末(16)、およびこれらを互いに接続するインターネット(18)を備えている。なお、以下には、第1実施例と相違する部分を中心に説明することとし、一致部分の構成については、前述実施例の記載を援用する。
管理サーバ(12')は、WWWサーバ(22)、記憶手段(24')、ステータス更新手段(26)、抽出手段(28)、メッセージ転送手段(30)および定性調査実行手段(32)を備えている。
記憶手段(24')は、会員組織(X)の会員(x)の会員情報が記憶される第1の会員情報データベース(24a1')と、会員組織(Y)の会員(y)の会員情報が記憶される第2の会員情報データベース(24a2')と、抽出結果データベース(24b)とで構成されている。
本実施例の定性調査システム(10')を利用して定性調査を行うには、前述同様、まずステータス管理が行われた後、会員抽出作業が行われることになる。
なお、抽出条件選択画面(34')の抽出条件選択欄(34a')には、会員組織(X)(Y)の種別を選択する欄が設けられている。
会員抽出作業において、本実施例のように、複数の会員組織(X)(Y)が存在する場合には、抽出手段(28)は、抽出条件選択欄(34a')において選択された会員組織の種類に応じて第1の会員情報データベース(24a1')及び/又は第2の会員情報データベース(24a2')にアクセスし、全会員情報の中から、ステータスが「オン」になっている会員情報を抽出する。そして、ステータスが「オン」になっている会員情報の属性データと抽出条件データとを比較し、抽出条件データに合致する会員情報を抽出する。
そして、抽出条件に合致する会員情報によって特定される会員端末(14)(14')に対して定性調査への参加要請メッセージが送信され、定性調査が行われることになる。
この実施例によれば、定性調査を希望する依頼者(c)は、会員層の異なる複数の会員組織(X)(Y)の中から定性調査の目的によりマッチする会員組織を選択することができるので、定性調査の精度を高めることができる。
なお、会員組織の数が多くなれば多くなるほど、依頼者(c)にとっては、条件選択の幅が拡がることになり、定性調査の精度をより一層高めることができる。
本発明のシステム構成を説明する図である。 ステータス管理の流れを示した図である。 ログイン画面を示した図である。 会員抽出作業の流れを示した図である。 抽出条件選択画面を示した図である。 抽出結果表示画面を示した図である。 メッセージ作成画面を示した図である。 メッセージ送信の流れを示した図である。 会員が定性調査に参加する流れを示した図である。 エントリーデータ入力画面を示した図である。 定性調査画面を示した図である。 お詫びメッセージ表示画面を示した図である。 会員組織が複数存在する場合のシステム構成を説明する図である。 図13実施例における抽出条件選択画面を示した図である。
符号の説明
10 定性調査システム
12 管理サーバ
14 会員端末
16 依頼者端末
18 インターネット
22 WWWサーバ
24 記憶装置
26 ステータス更新手段
28 抽出手段
30 メッセージ転送サーバ
32 定性調査実行手段

Claims (7)

  1. 管理サーバと、会員組織に所属する複数の会員のそれぞれによって操作される複数の会員端末と、メッセージを送信しようとする依頼者によって操作される依頼者端末と、これらを互いに接続するインターネットとを備えるメッセージ送信システムであって、
    前記管理サーバは、前記依頼者端末に対して抽出条件選択画面を提供するWWWサーバと、会員の個人情報である属性および前記会員端末の管理サーバへの接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているステータスを各会員端末の管理サーバへの接続状況に応じて更新するステータス更新手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の会員情報の中から前記ステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段と、前記依頼者端末から送信されたメッセージデータを前記抽出手段によって抽出された会員情報から特定される会員端末に転送するメッセージ転送手段とを備え、
    前記各会員端末は、前記メッセージ転送手段から転送された前記メッセージデータを受信する通信手段を備え、
    前記依頼者端末は、前記管理サーバから提供された前記抽出条件選択画面を表示するWebブラウザと、前記メッセージデータを前記メッセージ転送手段に送信する通信手段と、前記抽出条件選択画面において前記抽出条件データを入力する入力装置とを備えることを特徴とするメッセージ送信システム。
  2. 会員組織に所属する複数の会員のそれぞれによって操作される複数の会員端末およびメッセージを送信しようとする依頼者によって操作される依頼者端末にインターネットを介して接続されたメッセージ送信システムに利用される管理サーバであって、
    前記依頼者端末に対して抽出条件選択画面を提供するWWWサーバと、
    会員の個人情報である属性および前記会員端末の管理サーバへの接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているステータスを各会員端末の管理サーバへの接続状況に応じて更新するステータス更新手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数の会員情報の中から前記ステータスがオンの状態にある会員情報および前記抽出条件選択画面において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段と、
    前記依頼者端末から送信されたメッセージデータを前記抽出手段によって抽出された会員情報から特定される会員端末に転送するメッセージ転送手段とを備えることを特徴とする管理サーバ。
  3. 管理サーバと、会員組織に所属する複数の会員のそれぞれによって操作される複数の会員端末と、定性調査を実施しようとする依頼者によって操作される依頼者端末と、これらを互いに接続するインターネットとを備える定性調査システムであって、
    前記管理サーバは、前記依頼者端末に対して抽出条件選択画面を提供するとともに、前記会員端末に対して定性調査画面を提供するWWWサーバと、会員の個人情報である属性および前記会員端末の管理サーバへの接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているステータスを各会員端末の管理サーバへの接続状況に応じて更新するステータス更新手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の会員情報の中から前記ステータスがオンの状態にある会員情報および抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段と、前記依頼者端末から送信された調査協力を依頼する旨のメッセージデータを前記抽出手段によって抽出された会員情報から特定される会員端末に転送するメッセージ転送手段と、発言データを前記定性調査画面に表示させる定性調査実行手段とを備え、
    前記各会員端末は、前記管理サーバから提供された前記定性調査画面を表示するWebブラウザと、前記メッセージ転送手段から転送されたメッセージデータを受信する通信手段と、前記定性調査画面において前記発言データを入力する入力装置とを備え、
    前記依頼者端末は、前記管理サーバから提供された前記抽出条件選択画面を表示するWebブラウザと、前記メッセージデータを前記メッセージ転送手段に送信する通信手段と、前記抽出条件選択画面において前記抽出条件データを入力する入力装置とを備えることを特徴とする定性調査システム。
  4. 会員組織に所属する複数の会員のそれぞれによって操作される複数の会員端末および定性調査を実施しようとする依頼者によって操作される依頼者端末にインターネットを介して接続された定性調査システムに利用される管理サーバであって、
    前記依頼者端末に対して抽出条件選択画面を提供するとともに、前記会員端末に対して定性調査画面を提供するWWWサーバと、
    会員の個人情報である属性および前記会員端末の管理サーバへの接続状況を示すステータスからなる会員情報を会員毎に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているステータスを各会員端末の管理サーバへの接続状況に応じて更新するステータス更新手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数の会員情報の中から前記ステータスがオンの状態にある会員情報および前記抽出条件選択画面において選択された抽出条件データに合致する属性を有する会員情報の双方に共通した会員情報を抽出する抽出手段と、
    前記依頼者端末から送信された調査協力を依頼する旨のメッセージデータを前記抽出手段によって抽出された会員情報から特定される会員端末に転送するメッセージ転送手段と、
    前記会員端末及び前記依頼者端末から送信された発言データを前記定性調査画面に表示させる定性調査実行手段とを備えることを特徴とする管理サーバ。
  5. 前記定性調査実行手段は、前記発言データをテキストデータとして記憶することを特徴とする請求項3または4に記載の定性調査システムおよびこれに利用される管理サーバ。
  6. 前記会員組織は複数存在することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のメッセージ送信システム又は定性調査システム又はこれらに利用される管理サーバ。
  7. 前記メッセージデータは、テキストデータと、前記各会員端末の画面上で動作するキャラクターの動画データとからなることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のメッセージ送信システム又は定性調査システム又はこれらに利用される管理サーバ。
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