JP2006123042A - 切削ヘッド交換式切削工具 - Google Patents

切削ヘッド交換式切削工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2006123042A
JP2006123042A JP2004312242A JP2004312242A JP2006123042A JP 2006123042 A JP2006123042 A JP 2006123042A JP 2004312242 A JP2004312242 A JP 2004312242A JP 2004312242 A JP2004312242 A JP 2004312242A JP 2006123042 A JP2006123042 A JP 2006123042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting head
cutting
shank
clamp screw
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004312242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4353068B2 (ja
Inventor
Shoichiro Watanabe
彰一郎 渡辺
Toshimitsu Furuki
俊充 古木
Kunihiro Endo
邦博 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2004312242A priority Critical patent/JP4353068B2/ja
Publication of JP2006123042A publication Critical patent/JP2006123042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4353068B2 publication Critical patent/JP4353068B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

【課題】 切削ヘッドが強固に固定されるとともに、クランプネジを取り外すことなく切削ヘッドが容易に交換できる切削ヘッド交換式切削工具を提供する。
【解決手段】 切削ヘッド23の基端部に設けられた取付部31が、シャンク24の先端部に形成された凹部50に嵌合されて装着される切削ヘッド交換式切削工具21であって、シャンク24には、凹部50を横断するようにテーパー部を有するクランプネジ25が挿通されて、テーパー部は、クランプネジ25の先端部に向けて縮径する円錐状とされて、ネジ孔51にねじ込まれた状態で凹部50内に位置するとともに、取付部31には、テーパー部によって凹部50の内壁側に押圧される被押圧面35が形成され、被押圧面35は、クランプネジ25のテーパー部に対向してこのテーパー部と接触するように取付部31の先端側から基端側に向けて延びる平面状とされていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切刃を備えた切削ヘッドをシャンクに着脱可能に装着できるようにした切削ヘッド交換式切削工具に関する。
金属材料等の切削加工には、シャンクに、切刃を備えた切削ヘッドを着脱可能に装着できるようにした切削ヘッド交換式切削工具が使用されている。切削ヘッド交換式切削工具では、種々の形状の切削ヘッドを取り付けることができるので、ひとつのシャンクで種々の切削加工に対応できるメリットがある。
この種の切削工具では、切削加工時に切削ヘッドが外れないように強固に固定する必要があり、取付強度を得るために多くのネジが使用されたものが提供されているが、多くのネジを使用したものでは、切削ヘッドの交換に非常に手間が掛かってしまうとともに、部品数が多くなり製作コストが増えるといった問題があった。
また、ひとつのネジで切削ヘッドを固定するものとして、中空のシャンクの後端部からネジを挿入し、シャンク先端部に嵌合された切削ヘッドを固定する構成のものが提案されている(特許文献1)。上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具では、ひとつのネジの操作で切削ヘッドを固定できるので、切削ヘッドの交換作業が比較的容易であり、部品数も少なく製作コストが低減される。
しかしながら、上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具では、シャンクの軸線中心近傍で切削ヘッドが固定されているため、切削時の切削抵抗により、切削ヘッドが回転してしまう虞があった。また、上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具では、シャンクの後端側でのネジの締め付け操作により切削ヘッドの着脱が行われるので、例えばシャンクが筒状のホルダに保持されている場合には、そのままの状態で切削ヘッドを交換できないといった問題があった。
そこで、シャンクの先端部に設けられたクランプネジによって切削ヘッドを固定するものが提案されている(特許文献2)。図10に、特許文献2に記載された切削ヘッド交換式切削工具を示す。
切削工具1は、切削ヘッド2とシャンク3とクランプネジ4とで構成されている。切削ヘッド2の基端側には、取付部6が設けられ、取付部6の側面には、工具軸線と直交する方向に対して傾いた溝8が形成されている。シャンク3の先端部には、凹部9が設けられ、シャンク3の側面にはネジ孔11が形成されている。
上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1は、切削ヘッド2をシャンク3に装着、固定した状態で工作機械のホルダに保持され、切削加工に使用される。
上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1では、切削ヘッド2の取付部6が、シャンク3の先端部に形成された凹部9に嵌合され、取付部6に設けられた溝8とシャンク3に設けられたネジ孔11の位置を合わせ、このネジ孔11にクランプネジ4をねじ込むことにより、切削ヘッド2がシャンク3に固定される。
上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1では、シャンク3の側面に螺着されたクランプネジ4を操作することにより切削ヘッド2の着脱が可能なので、切削工具1がホルダに保持されたままでも切削ヘッド2の交換ができる。
また、上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1では、切削ヘッド2の取付部6に形成された溝8にクランプネジ4が挿入されて固定されているので、切削時の切削抵抗によって切削ヘッド2が回転されるのを防止できる。
また、上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1では、切削ヘッド2の取付部6に斜めに形成された溝8にクランプネジ4を挿通しているので、切削ヘッド2がシャンク3側に引き寄せられて固定され、切削時に切削ヘッド2が軸線方向先端側に移動することを防止できる。
特開平06−170615号公報 国際公開第03/006194号パンフレット
しかしながら、上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具1においては、切削ヘッド2を交換する際には、クランプネジ4を完全に取り外さないと交換できないので、手間が掛かるとともに、クランプネジ4を紛失する可能性があり、クランプネジ4を紛失した場合には、切削工具1が使用できなくなるといった問題があった。
本発明は上記の状況を鑑みてなされたものであり、切削ヘッドが強固に固定されるとともに、クランプネジを取り外すことなく切削ヘッドが容易に交換できる切削ヘッド交換式切削工具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、この発明は、先端部に切刃が設けられた切削ヘッドと該切削ヘッドを保持するシャンクとからなり、前記切削ヘッドの基端部に設けられた取付部が、シャンクの先端部に形成された凹部に嵌合されて着脱可能に装着される切削ヘッド交換式切削工具であって、前記シャンクの先端部には、前記凹部を横断するようにネジ部とテーパー部を有するクランプネジが挿通されて、前記ネジ部は、前記凹部の内周面に開口するように前記シャンクの先端部に形成されたネジ孔にねじ込まれる一方、前記テーパー部は、前記ネジ部と同軸の中心軸を有して該ネジ部のねじ込み方向に向けて縮径する円錐状とされて、前記ネジ部が前記ネジ孔にねじ込まれた状態で前記凹部内に位置するとともに、前記取付部には、前記クランプネジをねじ込むことにより前記テーパー部によって前記凹部の内壁側に押圧される被押圧面が形成されていて、この被押圧面は、前記凹部内に位置する前記クランプネジの前記テーパー部に対向して、該テーパー部がなす円錐の母線に沿ってこのテーパー部と接触するように前記取付部の先端側から基端側に向けて延びる平面状とされていることを特徴とする。
上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具では、クランプネジをねじ込むことにより、クランプネジのテーパー部が取付部の被押圧面に接近して被押圧面を押圧し、このテーパー部がなす円錐の母線と凹部の内壁面とで切削ヘッドの取付部が挟持されるので、切削ヘッドを固定でき、切削加工時に切削ヘッドが回転されるのを防止できる。また、クランプネジを緩めることにより、クランプネジのテーパー部が被押圧面に対して後退して、クランプネジのテーパー部と切削ヘッドの被押圧面との間に隙間ができるので、クランプネジを取り外すことなく、切削ヘッドの交換ができる。
したがって、切削ヘッドが強固に固定されるとともに、クランプネジを取り外すことなく切削ヘッドが容易に交換できる切削ヘッド交換式切削工具を提供することができる。上記の構成の切削ヘッド交換式切削工具では、切削ヘッドが強固に固定されるので切削精度が向上し、クランプネジを外すことなく切削ヘッドを交換できるので作業効率が向上するとともに、クランプネジを紛失する虞がなくなる。
また、前記切削ヘッドの前記取付部の前記被押圧面を、前記切削ヘッドの先端側へ向かうにしたがって漸次後退する傾斜平面とすることにより、クランプネジをねじ込むことで切削ヘッドがシャンク側に引き込まれるので、より強固に切削ヘッドを固定でき、切削加工時に切削ヘッドがガタついたり、軸線方向に移動したりすることを防止できる。したがって、より高精度で安定した切削を図ることができる。
また、前記クランプネジの前記テーパー部と、前記切削ヘッドの前記取付部の前記被押圧面との少なくとも一方を、前記クランプネジのねじ込み方向の中央部が両端部に対して凹んだ形状に形成することにより、切削ヘッドが前記凹部を横切る断面において、シャンクの中心から離れたテーパー部の先端部と後端部と凹部の内壁面との3点で固定されるので、切削ヘッドをより安定して取り付けることができ、切削時の切削抵抗によって切削ヘッドが回転されるのを確実に防止できる。
本発明の実施形態について図1から図9を用いて説明する。
切削ヘッド交換式切削工具21は、切刃22が設けられた切削ヘッド23と切削ヘッド23を保持するシャンク24とクランプネジ25とで構成されている。
切削ヘッド23は、鋼材で構成され、ヘッド部30とヘッド部30の基端側から一体に延びる略半円柱状に形成された取付部31とを有する。
ヘッド部30は、その外形が軸線Lを中心とする概略円柱状に形成され、ただし、その先端部が、図3に示すように側面視して略L字状に切り欠かかれるとともに、平面視においても図2に示すように略L字状に切り欠かれており、これら切欠部は、切削加工時において切削屑を排出するチップポケットとして機能する。こうして切り欠かれたヘッド部30の先端側には、該ヘッド部30の外形を形成する前記円柱の軸線Lと側面視して略平行に延びる面32が形成され、この面32の先端の角部には凹部が形成されて、この凹部に、超硬合金等の硬質材料で構成された前記切刃22を有する平面視略平行四辺形の切刃チップ33が、取付ネジ34によって取り付けられている。
一方、取付部31がなす前記半円柱は、その円柱部分が前記軸線Lを中心としてヘッド部30の外形がなす円柱より半径が小さくされるとともに、その平面部分がヘッド部30の切刃チップ33が取り付けられた面32と同じ向き(図3において上向き)を向いて軸線Lに略沿って延びるように形成されており、この平面が、被押圧面35を構成する。ただし、この被押圧面35は、本実施形態では、ヘッド部30に向かって一定の傾斜角βで漸次後退する傾斜平面とされ、その軸線Lに対する傾斜角βは、0°〜10°とされている。また、この被押圧面35の先端縁は軸線Lと直交させられている。
クランプネジ25は、鋼材で構成され、先端部に形成されたネジ部40と、ネジ部40の後方に設けられたテーパー部41と、後端部に形成された頭部42とを有する。テーパー部41は、ネジ部40と同軸の中心軸Mを有してクランプネジ25の先端方向に向けてテーパー角αで縮径する円錐状とされており、ただし、テーパー部41のねじ込み方向(クランプネジ25の先端方向)の中央部には、テーパー部先端43とテーパー部後端44に対して凹んだ形状に形成された中心軸Mに沿う断面が凹曲線状をなすくぼみ部45が設けられている。なお、テーパー角αは、3°〜25°とされている。頭部42には、中心軸Mを中心としてテーパー部後端43よりも一段大径の円筒面状とされた外周面46が形成されるとともに、後端面には、クランプネジ25を回転させるための工具を挿入する孔47が設けられている。
シャンク24は、鋼材で構成され、軸線Nを中心とした略円柱状に形成されており、外周の上部及び下部が互いに平行かつ軸線Nとも平行な水平面により水平に切り欠かれている。シャンク24の先端部には、先端側に向けて開口された凹部50が設けられ、この凹部50は軸線Nに直交する断面が、軸線Nを中心とする一定内径の円形とされ、この内径は、切削ヘッド23の取付部31がなす半円柱の円柱部分が嵌合可能な大きさとされている。
凹部50の内周面に開口するようにネジ孔51が形成されており、このネジ孔51は、シャンク24の外周上下部の前記水平面と平行な軸線Nを含む水平面より上方に、軸線Nに直交する断面においてこの凹部50内周からシャンク24外周に向けて前記水平面に近づくように、水平面に対して角度α/2傾いて形成されている。一方、このネジ孔51とは反対側の凹部50の内周面には、該ネジ孔51の中心線と同軸となるように断面円形の貫通孔52が開口するように形成されており、この貫通孔52の内径は、クランプネジ25の頭部42の外周面46が嵌合可能な大きさとされている。
上記の切削ヘッド交換式切削工具21は、切削ヘッド23がシャンク24に装着、固定された状態で、工作機械のホルダに保持されて、切削加工に使用され、切刃チップ33に設けられた切刃22で被切削材を切削し、切欠部から切削屑を排出する。
上記の切削ヘッド交換式切削工具21においては、切削ヘッド23の取付部31が、シャンク24の先端部に形成された凹部50に、この凹部50の内周面に取付部31外周の円柱部分を密着させて、軸線L、Nが同軸となるように、かつ、該軸線L、Nに直交する断面において、被押圧面35が前記水平面と平行になるような状態で挿入され、ヘッド部30の後端面がシャンク24の先端面に当接させられる。この状態で、クランプネジ25が凹部50に設けられたネジ孔51に螺着されると、ネジ孔51が前記水平面に対してテーパー部のテーパー角αの1/2の角度で傾いているため、クランプネジ25に形成されたテーパー部41は、切削ヘッド23の取付部31に形成された被押圧面35に対し、このテーパー部41がなす円錐の前記軸線L、Nに直交する断面における母線のうち、該被押圧面35側を向く母線60がこの被押圧面35と平行に配置される。
なお、クランプネジ25は、ネジ部40の先端部分のみがネジ孔51に螺着された状態では、図8に示すように前記母線60が被押圧面35との間に間隙を有するように位置させられ、このときの母線60と前記水平面との間隔は、傾斜面とされた取付部31後端の前記水平面からの高さよりも大きくされている。したがって、この状態では、クランプネジ25が螺着されていても取付部31と干渉することなく切削ヘッド23の着脱が可能となる。また、この状態では、クランプネジ25の頭部42は、その外周面46の上縁部が貫通孔52から抜け出たままとされている。
そしてこの状態から、クランプネジ25がねじ込まれることにより、テーパー部41が被押圧面35に接近し、前記断面における母線60上において、テーパー部先端42とテーパー部後端43とが、被押圧面35に接触し、被押圧面35を凹部50の内壁面側へ押圧する。この状態において、クランプネジ25の頭部42の外周面46が貫通孔52に嵌合されて、クランプネジ25は、ネジ孔51と貫通孔52とで拘束され、押圧された取付部31からの反力を受ける。したがって、切削ヘッド23の取付部30が、テーパー部41のなす円錐の母線60と凹部50の内壁面との間で挟持され、切削ヘッド23が固定される。したがって、上記構成の切削ヘッド交換式切削工具21によれば、切削ヘッド23が強固に固定されるので、切削加工時の切削精度の向上を図ることができる。また、クランプネジ25を取り外すことなく切削ヘッド23の着脱が可能なので、切削ヘッド23交換作業の効率化が図れるとともに、クランプネジ25を紛失する虞がない。
しかも、本実施形態では、被押圧面35がヘッド部30に向かって漸次後退する傾斜平面とされているとともに、図1に示すように、クランプネジ25がねじ込まれる際の回転方向Xが、被押圧面35と接する部分ではシャンク24側に向いているので、クランプネジ25をねじ込んだ際に、切削ヘッド23がシャンク24側へ引き込まれ、ヘッド部30の後端面とシャンク24の先端面とが密着され、強固に固定される。したがって、切削ヘッド23をより強固に固定でき、切削加工時に切削ヘッド23がガタついたり、軸線方向に移動したりすることを防止でき、より高精度で安定した切削を図ることができる。
さらに、本実施形態では、クランプネジ25に設けられたテーパー部41のねじ込み方向(クランプネジ25の先端方向)の中央部には、テーパー部先端43とテーパー部後端44に対して凹んだ形状に形成された中心軸Mに沿う断面が凹曲線状をなすくぼみ部45が設けられているので、テーパー部先端43とテーパー部後端44によって凹部50の内周面に向けて押圧される。したがって、切削ヘッド23の取付部30が、シャンク24の中心軸Lから離れた、テーパー部先端43とテーパー部後端44と凹部50の内壁面との3点で固定されるので、切削ヘッド23をより安定して取り付けることができ、切削時の切削抵抗によって切削ヘッド23が回転されるのをより確実に防止できる。また、テーパー部41の中央部が凹んでおり、テーパー部41及び被押圧面35の非接触部分が存在するため、この非接触部分の加工精度を落としても問題がなく、製造コストを低減することができる。
なお、上記の実施の形態では、シャンクの形状を略円柱形として説明したが、角型のシャンクを用いても良い。
また、切削ヘッドの形状として円柱を略L字型に切り欠いたもので説明したが、切削ヘッドの形状に拘束されるものではない。
また、テーパー部の中央部がくぼんだ形状のクランプネジを用いて説明したが、取付部に形成された被押圧面の中央部が凹んだ状態にされたものであっても良く、テーパー部と被押圧面の双方の中央部が凹んだ形状でも良い。
また、本実施の形態では、凹部50は、軸線Nに直交する断面が軸線Nを中心とする一定内径の円形とされるとともに、取付部31は、その取付部31がなす外形が半円柱状に形成されているが、凹部50、取付部31をテーパー状にしたり、凹部50、取付部31の先端側にテーパー部を設けたりしても良い。この場合、切削ヘッド23がシャンク24側に引き込まれた際に、凹部50と取付部31とがテーパー嵌合されるので、一層、取付強度、精度が向上する。
本発明の実施形態の分解斜視図である。 本発明の実施形態の切削ヘッドの平面図である。 本発明の実施形態の切削ヘッドの側面図である。 本発明の実施形態の切削ヘッドを基端側から見た正面図である。 本発明の実施形態のクランプネジの側面図である。 本発明の実施形態のシャンクの側面図である。 本発明の実施形態のシャンクの先端側から見た図である。 本発明の実施形態において、切削ヘッドをクランプしていない状態の断面図である。 本発明の実施形態において、切削ヘッドをクランプした状態の断面図である。 従来の切削ヘッド交換式切削工具の側面図である。
符号の説明
21 切削ヘッド交換式切削工具
23 切削ヘッド
24 シャンク
25 クランプネジ
31 取付部
35 被押圧面
40 ネジ部
41 テーパー部
50 凹部
51 ネジ孔

Claims (3)

  1. 先端部に切刃が設けられた切削ヘッドと該切削ヘッドを保持するシャンクとからなり、前記切削ヘッドの基端部に設けられた取付部が、シャンクの先端部に形成された凹部に嵌合されて着脱可能に装着される切削ヘッド交換式切削工具であって、
    前記シャンクの先端部には、前記凹部を横断するようにネジ部とテーパー部を有するクランプネジが挿通されて、前記ネジ部は、前記凹部の内周面に開口するように前記シャンクの先端部に形成されたネジ孔にねじ込まれる一方、前記テーパー部は、前記ネジ部と同軸の中心軸を有して該ネジ部のねじ込み方向に向けて縮径する円錐状とされて、前記ネジ部が前記ネジ孔にねじ込まれた状態で前記凹部内に位置するとともに、
    前記取付部には、前記クランプネジをねじ込むことにより前記テーパー部によって前記凹部の内壁側に押圧される被押圧面が形成されていて、この被押圧面は、前記凹部内に位置する前記クランプネジの前記テーパー部に対向して、該テーパー部がなす円錐の母線に沿ってこのテーパー部と接触するように前記取付部の先端側から基端側に向けて延びる平面状とされていることを特徴とする切削ヘッド交換式切削工具。
  2. 請求項1に記載の切削ヘッド交換式切削工具において、
    前記切削ヘッドの前記取付部の前記被押圧面が、前記切削ヘッドの先端側へ向かうにしたがって漸次後退する傾斜平面とされていることを特徴とする切削ヘッド交換式切削工具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の切削ヘッド交換式切削工具において、
    前記クランプネジの前記テーパー部と、前記切削ヘッドの前記取付部の前記被押圧面との少なくとも一方は、前記クランプネジのねじ込み方向の中央部が両端部に対して凹んだ形状に形成されていることを特徴とする切削ヘッド交換式切削工具。
JP2004312242A 2004-10-27 2004-10-27 切削ヘッド交換式切削工具 Expired - Fee Related JP4353068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312242A JP4353068B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 切削ヘッド交換式切削工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312242A JP4353068B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 切削ヘッド交換式切削工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006123042A true JP2006123042A (ja) 2006-05-18
JP4353068B2 JP4353068B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=36718257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004312242A Expired - Fee Related JP4353068B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 切削ヘッド交換式切削工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4353068B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7004107B1 (ja) 2021-07-02 2022-01-21 株式会社タンガロイ ホルダおよび切削工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7004107B1 (ja) 2021-07-02 2022-01-21 株式会社タンガロイ ホルダおよび切削工具
JP2023007689A (ja) * 2021-07-02 2023-01-19 株式会社タンガロイ ホルダおよび切削工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4353068B2 (ja) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4741276B2 (ja) 切り屑除去加工のための回転工具
JP5431627B2 (ja) 切屑除去自由端に交換可能なチップを有した回転可能な工具
US7240593B2 (en) Miniature cutting insert holder
EP1986808B1 (en) Cutting tool and method of assembling a cutting tool
JP2008006557A (ja) インサート着脱式切削工具
KR101202224B1 (ko) 기계가공 공구용 공구 헤드
JP4979093B2 (ja) 中心ドリルビット
JP6164389B1 (ja) 刃先交換式切削工具
JP3579016B2 (ja) 切削機械加工用工具
JP4353068B2 (ja) 切削ヘッド交換式切削工具
JP2008080468A (ja) スローアウェイ式回転工具
JP2004276134A (ja) スローアウェイ式回転切削工具
JP4262049B2 (ja) 切削工具
JP2008023607A (ja) ガンドリル及びこれに取付けられるドリル本体
JP2008006538A (ja) スローアウェイ式切削工具
JP2009034792A (ja) 切削工具
JP2008023643A (ja) クランプ補助部材およびそのクランプ補助部材を備えたスローアウェイ式切削工具
KR100721900B1 (ko) 래치 클램핑 구조를 갖는 밀링커터
JP2007038387A (ja) スローアウェイチップ
JP2005205527A (ja) 切削工具
JP2010089236A (ja) スローアウェイ式回転工具およびスローアウェイチップのクランプ機構
JP2008142856A (ja) アーバ及び切削ヘッド交換式工具
JP2004255468A (ja) 溝入れ加工用スローアウェイ式切削工具
KR20010029191A (ko) 작은 구멍의 내경 가공을 위한 인덱서블 보링공구
JP2001079709A (ja) エンドミル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees