JP2006119609A - 多心フェルール、多心フェルールファイバアレイ、光分岐装置、光分岐装置群、光分配器、及び、画像表示システム - Google Patents

多心フェルール、多心フェルールファイバアレイ、光分岐装置、光分岐装置群、光分配器、及び、画像表示システム Download PDF

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Junji Okada
純二 岡田
Tsutomu Hamada
勉 浜田
Takeshi Kamimura
健 上村
Osamu Ueno
修 上野
Shinya Kyozuka
信也 経塚
Norihiko Kuroishi
範彦 黒石
Tadashi Takanashi
紀 高梨
Hidenori Yamada
秀則 山田
Atsushi Kitamura
淳 北村
Takehiro Niitsu
岳洋 新津
Masao Funada
雅夫 舟田
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Abstract

【課題】 分岐数が多くなっても過剰損失が小さい光分岐装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 光分岐装置10は、複数の発光部12を有する1つの面発光型レーザ装置と、発光部12と同数本設けられた複数本の光ファイバ16と、各発光部12からの各光信号を各光ファイバ16にそれぞれ光結合させる結合レンズ18と、を備えている。これにより、1つの発光部から分岐させて各光ファイバに光結合させる場合に比べ、発光部12からの光のうち光ファイバ16に入射されない光の割合が大幅に小さい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子から光を分岐することに用いる多心フェルール、多心フェルールファイバアレイ、光分岐装置、光分岐装置群、光分配器、及び、画像表示システムに関する。
電気信号を光信号に変換し、この光信号を伝送する種々の方式が知られている。例えば、複数の発光点を有する発光素子に同一の電気信号を与えて駆動させる方式(特許文献1参照)や、2次元のレーザアレイを位相結合し、光ファイバに入射する方式(特許文献2参照)が知られている。
ところで、これらの方式は、何れも1本の光ファイバに光信号を光結合させるものであり、複数本の光ファイバに分岐するものではない。一方、同一の光信号を複数本の光ファイバに分岐することが必要となるケースが、近年、益々増大しつつある。
光信号を複数本の光ファイバに光結合させる方式としては、例えば図20に示すように、アレイ状に配列された各半導体レーザ部182と、各半導体レーザ部182に対応する複数本の光ファイバ186とを光結合させる光結合装置180が開示されている(特許文献3参照)。しかしながら、同一の光信号を複数本の光ファイバに分岐することについては特許文献3には開示されていない。
この他に、光信号を分岐する手段として、導波路型カプラやスプリッターなどが知られている。大口径の光ファイバを用いたカプラとしては、例えば図21に示すように、シート状導光路192にプラスチック光ファイバ(POF)196を接続したファイバカプラ190が開示されている(特許文献4参照)。一般的にファイバカプラとしては、シングルモードの導波路型カプラや50μmの石英マルチモードファイバカプラなどが広く使用されている。
しかし、このようなファイバカプラでは、分岐数が多くなると過剰損失が増大するという難点がある。ここで、過剰損失については、ファイバカプラから出射された光量の和QIをファイバカプラの入射側に供給する光量QEで除算した値をデシベル変換した値QLで評価され得る。
QL = −10×Log(QI/QE)
QLが大きいほど過剰損失が大きい。
また、POF用のファイバカプラを用いる場合、分岐数が多くなっても過剰損失が増大しないというメリットがあるが、過剰損失がもともと大きいという難点がある。図22、図23を用いてこのことをやや詳細に説明すると、QI/QEは、光ファイバ96の断面積の合計値(図22では、8本の光ファイバの断面積の合計値)を、光ファイバ96の入射側で発光するシート状導光路92の断面積(すなわちB×tによって算出される断面積)で除算した値と同じになる。なお、過剰損失は、図22で斜線を付した部分から出射する光量に対応する。従って、POF用のファイバカプラでは、光ファイバ96の本数が増大してもQI/QEの値は変化せず、このため、QLの値も変化しない。そして、図23から判るように、過剰損失の値は、分岐数が30を越えるまで、スプリッターの場合よりも大きい。
また、光信号伝送等に用いられる光ファイバは、貫通孔を有するフェルールに接着固定され、このフェルールと共に光ファイバ先端部を研磨することで、結合端面を形成し、さらに光プラグや光コネクタに保持され、発光素子、受光素子または他の光ファイバと光結合することにより、光通信や光信号処理を行うのに用いられている。また、複数の信号の送受信用として、貫通孔を複数有する(すなわち複数の光ファイバを固定する)多心フェルールについても提案されている(例えば特許文献5〜7)
更に、複数の発光部を有する発光素子アレイと光ファイバとをレンズアレイを介して光接続させることを可能とする光結合装置が提案されている(例えば特許文献8参照)。
また、同一信号で駆動する複数の光信号を出射する垂直共振型面発光レーザーダイオードが提案されている(例えば特許文献9参照)。
また、1個の多心コネクタを複数の多心コネクタに配列する光ファイバ分岐装置が提案されている(例えば特許文献10参照)。
しかし、特許文献5〜10に提案されたものでは、過剰損失が大きいという難点がある。また、更に小型化及び部品点数削減化を進めることが要望されている。
特開2003−152284号公報 特開2000−299534号公報 特開2002−243987号公報 特開2000−329962号公報 特開平11−52188号公報 特開2001−343554号公報 特開2003−107285号公報 特開2002−243982号公報 特開2003−152287号公報 特開平6−118282号公報
本発明は、上記事実を考慮して、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい多心フェルール、多心フェルールファイバアレイ、光分岐装置、光分岐装置群、光分配器、及び、画像表示システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の発光部を有する少なくとも1つの発光素子と、前記複数の発光部と同数設けられた複数の導光手段と、前記複数の発光部からの各光信号を前記複数の導光手段にそれぞれ光結合させる光結合手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、複数の発光部に同一の電気信号を入力することにより各発光部からそれぞれ光信号を出射させ、光結合手段により、この複数の光信号をそれぞれ対応する各導光手段に光結合させることが可能になる。このように、各発光部からの光信号を各導光手段に光結合させることができるので、1つの発光部から分岐させて各導光手段に光結合させる場合に比べ、発光部からの光のうち光導光手段に入射されない光の割合が大幅に小さい。従って、構成が簡素で、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい光分岐装置を実現させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記複数の導光手段が光ファイバで構成されることを特徴とする。これにより、長距離の光伝送に際しても、導光手段の構成を簡素にして、光のロスを少なくすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記複数の発光部が1次元アレイ状又は2次元アレイ状に配列されていることを特徴とする。これにより、導光手段の入射光側も1次元アレイ状又は2次元アレイ状に配列することができ、導光手段の取り扱いが容易になる。
請求項4に記載の発明は、前記光結合手段がレンズ又は反射鏡で構成されることを特徴とする。これにより、結合手段の構成を簡素にすることができる。
請求項5に記載の発明は、前記発光素子が面発光型レーザで構成されることを特徴とする。これにより、複数の発光部を1次元アレイ状又は2次元アレイ状に容易に配列することができる。また、複数の発光部から同一の光信号を発光させることが容易である。
ところで、これらの光分岐装置は、単独で利用される場合と、複数の分岐装置を用いシステムも構成する場合とがある。単独で利用される場合、例えば、映像分配を行う装置では、具体的にはDVI信号をR、G、B、クロック信号に各々対応させて、光伝送を行う。このような場合、各光ファイバを個々に単心フェルールに固定し、結合端面を形成し、プラグ(コネクタ)を取り付けたのでは、部品点数、及び、研磨等の加工プロセスの工程数が非常に多くなり、装置の大型化やコストアップなどの難点が懸念される。
そこで、請求項6に記載の発明は、一括して駆動される一括駆動型面発光レーザより出射された信号光が複数本の光ファイバに光結合されるように、1次元配列または2次元配列で光ファイバ挿入用の孔部が形成されていることを特徴とする。
このように、請求項6に記載の発明では、一括駆動型面発光レーザより出射された信号光が各光ファイバに光結合されるように孔部が配列されている。従って、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい多心フェルールとすることができる。また、多心フェルールの断面積を小さくすることが可能になるので、小型化された多心フェルールとすることが可能になる。更に、部品点数、研磨等の加工プロセスの工程数が大幅に多くなることを防止できる。
請求項7に記載の発明は、上記多心フェルールがプラスチック製であることを特徴とする。通常、ファイバフェ-ルールは金属(例えばZr)粉体の焼結や、電鋳(例えばNi)により作製される。このように作製されるフェルールは、精度が非常に良いが、高価である。本発明では、プラスチックのプリフォームを線引きすることより、フェルールを作製し醸成することにより、多心フェルーを安価に作製・構成できる。
請求項8に記載の発明は、隣り合う前記孔部の孔壁同士の間隔が50μm以上であることを特徴とする。これにより、孔部の形成が容易になる。
請求項9に記載の発明は、請求項6〜8のうちいずれか1項に記載の多心フェルールと、前記多心フェルールの前記各孔部にそれぞれ光入射端が固定された前記各光ファイバと、を備えたことを特徴とする。これにより、小型化され、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい多心フェルールファイバアレイとすることができる。
請求項10に記載の発明は、前記一括駆動型面発光レーザと、請求項9に記載の多心フェルールファイバアレイと、前記一括駆動面発光レーザより出射された信号光を前記多心フェルールファイバアレイに固定されている前記各光ファイバの光入射端に光結合させる共通レンズと、を有することを特徴とする。これにより、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい光分岐装置とすることができる。
請求項11に記載の発明は、前記各光ファイバの光出射端は、それぞれ、単心フェルールに固定されて光コネクタを構成していることを特徴とする。これにより、複数の光分岐装置からの各々の信号を、複数の受信装置に接続する構成が、標準的なコネクタ(例えばSCコネクタ)を用い容易に実現できる。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の光分岐装置を複数備え、各光分岐装置に設けられている前記光ファイバの光出射端の少なくとも1つが共通のフェルールに束ねられて光コネクタを構成していることを特徴とする。
請求項12に記載の発明により、1つの共通のフェルールで1セットの光信号(例えば、R、G、B、及び、クロック信号を1セットとした光信号)を伝送することができ、部品点数を削減できるとともに受信装置に接続に際し使い勝手が良い。
請求項13に記載の発明は、外部から電気信号が伝達される電気インターフェイスと、前記電気インターフェイスからの電気信号を光信号に変換する電光変換回路と、前記電光変換回路からの光信号を受信する請求項12に記載の光分岐装置群と、を備えたことを特徴とする。通常の外部装置(例えばPC)は、電気インターフェイスで構成されるため、本発明の電気インターフェイスと接続することにより、効率的に光信号を分配する光分配器とすることができる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の光分配器と、前記光分配器に外部から接続された光コネクタと、前記光コネクタから分岐する複数本の光ファイバにそれぞれ接続され、光ファイバからの光信号を電気信号に変換する複数の光電変換回路と、前記光電変換回路からの電気信号により画像表示する複数の画像表示装置と、を備えたことを特徴とする。これにより、簡素なシステムで効率良く同時に画像表示を行う画像表示システムとすることができる。
本発明は上記構成としたので、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい多心フェルール、多心フェルールファイバアレイ、光分岐装置、光分岐装置群、光分配器、及び、画像表示システムを実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1、図2に示すように、第1実施形態に係る光分岐装置10は、複数の発光部12を有する1つの面発光型レーザ14と、各発光部12からの光信号を受ける複数本の光ファイバ16と、各発光部12と各光ファイバ16とをそれぞれ光結合させる結合レンズ(凸レンズ)18と、を有する。複数本の光ファイバ16が各発光部12からの光信号を受けることができるように、発光部12の個数と光ファイバ16の本数とは同数になっている。
図2に示すように、面発光型レーザ14は、チップ20と、チップ20の上面側に設けられた1つの電極22と、を備えている。チップ20の下面側、すなわち裏面側がカソード側であり、チップ20の上面側、すなわち表面側がアノード側である。電極22は、電力が供給され得るようにワイヤ24でボンディングされている。また、チップ20の上面側には、1次元アレイ状に配列された上記の複数の発光部12が形成されており、電極22は発光部12からの出射光を遮らない形状にされている。
面発光型レーザ14、結合レンズ18、光ファイバ16の配置位置は、複数の発光部12からの各出射光を、各光ファイバ16の入射面側の端面に合わせた寸法に結合レンズ18で拡大し、各光ファイバ16に光結合させる(すなわち入射させる)ことが可能なように設定されている。発光部12の径は10μmφ程度であり、結合レンズ18で数倍に拡大させた結像光26は100μmφ以下のスポット光であるので、径が200μmφ以上の大口径の光ファイバに容易に光結合させることができる。例えば、結合レンズ18で5倍に拡大させ、50μmピッチで配列した発光部12を250μmピッチの光ファイバアレイに容易に光結合させることができる。
本実施形態では、複数の発光部12が1つの電極22に設けられているので、複数の発光部12に同一の電気信号を入力して各発光部12からそれぞれ同一の光信号を出射させることができる。そして、結合レンズ18により、各発光部12に対応する光ファイバ16にこの光信号を入射する。従って、1つの発光部からの光を分岐させて各光ファイバ16にそれぞれ光結合させる場合に比べ、各発光部12からの出射光のうち光ファイバに入射されない光の割合が大幅に小さい。従って、分岐数が多くなっても過剰損失が著しく小さい光分岐装置10を実現させることができる。
<解析例>
本発明者は、本実施形態に係る光分岐装置10として、9個の発光部12が一列に(すなわち1次元アレイ状に)配列された装置で、発光部12と光ファイバ16とを光結合させたときの過剰損失がどの程度であるかをシミュレーション解析した。発光部12と光ファイバ16との組み合わせたNo.1〜9について、光信号の挿入損失を図3に示す。
図3から判るように、各組み合わせナンバーについて、挿入損失は9.9dB前後であった。フレネル損失がない場合の挿入損失は9.5dB程度であり、過剰損失は0.4dB程度であるという解析結果になった。フレネル損失が0.4dB程度であるので、本解析計算により、過剰損失はフレネル損失程度に抑えられることが判った。
また、本発明者は、光ファイバ16の入射側端面がZ軸方向に位置ずれした場合に、No.1〜9の挿入損失の最大値(以下、最大挿入損失という)がどの程度であるかをシミュレーション解析した。ここで、Z軸方向とは光軸方向のことである。解析結果を図4に示す。図4では、光ファイバ16の入射側端面が発光部12に対して遠ざかる場合を正で示し、近づく場合を負で示す。図4から判るように、Z軸方向に±150μm以内の位置ずれでは、最大挿入損失はほとんど変化しないという結果になった。従って、Z軸方向には少なくとも300μmの位置ずれ許容幅があることが判った。
更に、本発明者は、同様にして、面発光型レーザ14がZ軸方向に位置ずれした場合に最大挿入損失がどの程度であるかをシミュレーション解析した。解析結果を図5に示す。図5では、面発光型レーザ14が光ファイバ16の入射側端面に対して遠ざかる場合を正で示し、近づく場合を負で示す。図5から判るように、Z軸方向に−100μmから+20μmまでの位置ずれでは、最大挿入損失がほとんど変化しないという結果になった。従って、Z軸方向に100μm以上の位置ずれ許容幅があることが判った。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図6に示すように、第2実施形態に係る光分岐装置30は、複数の発光部を配列状態で有するパッケージ32と、パッケージ32の各発光部からの光信号を受ける複数本の光ファイバ56と、各発光部と各光ファイバ56とをそれぞれ光結合させる1つのボールレンズ38と、を有する。発光部は第1実施形態と同様に一列に配置されている。
また、光分岐装置30は、パッケージ32を固定するパッケージホルダ33と、ボールレンズ38を固定するレンズホルダ39と、光ファイバ56をアレイ状に配置して固定するファイバアレイホルダ37と、を備えている。パッケージホルダ33、レンズホルダ39、及び、ファイバアレイホルダ37は、互いに位置合わせされた上で固定されている。
このような構成により、パッケージ32の各発光部からの光は、光ファイバ56の入射面側の端面に合わせた寸法となるようにボールレンズ38で拡大され、各光ファイバ56に光結合されるようになっている。
寸法例としては、発光部の配列のピッチ数が50μm、ボールレンズ38の径が5mmφ、光ファイバ56のコア径が200μmφ、光ファイバ56の配列のピッチ数が250μmである。ボールレンズ38は、各発光部からの出射光を5倍に拡大して光ファイバ56の入射側の端面で結像している。ボールレンズ38の中心から、各発光部に接する発光側平面S1までの距離D1は、4.95mmである。ボールレンズ38の中心から、光ファイバ56の入射側の端面に接する入射側平面S2までの距離D2は、25.6mmである。
光分岐装置30を製造する際、光ファイバ56からの出力が最大となるように、パッケージホルダ33、レンズホルダ39、ファイバアレイホルダ37をX方向、Y方向、及びγ方向に調整し、固定する。光ファイバ56を整列させるために、ファイバアレイホルダ37にV溝を形成してもよく、また、ファイバアレイホルダ37に、光ファイバ56の径に合わせた挿通孔を所定位置に予め形成しておいてもよい。
本実施形態により、簡単な構成で過剰損失の小さい光分岐装置ができる。また、コア径が200μmφの光ファイバ56を用いているので、結合に対する許容度が比較的大きく、作製が容易である。また、ボールレンズ38を用いているのでレンズのホルダに対して中心軸を容易に合わせることが可能であり、レンズの面倒れなどを考慮する必要がなく、設計が容易になる。更に、本実施形態の構成では、ファイバ長を除いた光分岐装置の長さを40mm以下にすることが可能であり、装置の小型化が実現される。
なお、本実施形態ではボールレンズ38を用いているが、光結合させることができるレンズであれば同様に用いることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図7に示すように、第3実施形態に係る光分岐装置は、第1実施形態に比べ、発光部52が2次元アレイ状(例えば縦3列、横3列)に配列された面発光型レーザ54を備えている。
第1実施形態と同様、発光部52の径は10μmφ程度であり、発光部52と光ファイバとを光結合させる結合レンズで数倍に拡大しても100μm以下のスポット光であるので、径が200μmφ以上の大口径の光ファイバに容易に光結合させることができる。例えば、50μmピッチで3×3(縦3列、横3列)に配置された各発光部52からの出射光を結合レンズで6倍に拡大させ、300μmピッチで3×3のアレイ状に配列された各光ファイバ56(図8参照)に容易に光結合させることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態に係る光分岐装置60は、発光源として第3実施形態で説明した面発光型レーザ54(図7参照)を備えた装置である。本実施形態では、光分岐装置を単独で用いる例を説明する。
面発光型レーザ54は、複数の発光部を有し共通電極(アノード)から電気信号を供給することで、同一の光信号を複数発生させる面発光レーザであり、発光部52(図7参照)が2次元状(3×3)に配列されている。この面発光型レーザ54は、スポット間ピッチが50μmピッチで形成されている。また、この面発光型レーザ54は、TO-46缶に内装されている。
光分岐装置60は、第2実施形態で説明した光分岐装置30に比べ、ファイバアレイホルダ37に代えて、多心フェルール67と、多心フェルール67を外側面側から保持する金属管68と、を備えている。
多心フェルール67は、一括して駆動される一括駆動型の面発光型レーザ54の各発光部52より出射された信号光が複数本の光ファイバ56に光結合されるように、2次元配列で光ファイバ挿入用の挿入孔62が形成されている。本実施形態では、光ファイバ56を3×3、すなわち縦3列、横3列にアレイ状に保持するように挿入孔62が形成されている。
図10に示すように、挿入孔62のピッチPは300μmで形成され、挿入孔62の孔径dが240μm程度にされている。従って、隣り合う孔壁同士の間隔Bは60μmになっており、本実施形態では、多心フェルール67の材質はポリエーテルケトンである。なお、多心フェルール67の材質は、ガラスやZr(ジルコニウム)等であってもよい。
光分岐装置60に設けられている9本の光ファイバ56の一方端側は、多心フェルール67の挿入孔62に接着固定され、先端部を研磨することで、結合端面が形成されている。一方、他方端側の光ファイバ端面も同様な端面研磨が行われている。光ファイバ56の長さは例えば2mである。光ファイバ56としては、コア径200μm(クラッド径:230μm)のGI型HPCF(ハードプラスチッククラッドファイバ)で住友電気工業製のものを用いている。
面発光型レーザ54と多心フェルール67との間に配置されたボールレンズ38は、直径が5mmφであり、各発光部52からの光を6倍に拡大して各光ファイバ56の入射端面に光結合させている。
また、多心フェルール67は、金属管68に挿入され、接着剤などで固定されている。レンズホルダ39は本実施形態では金属製であり、金属管68はレンズホルダ39に溶接で固定されている(図9参照)。なお、レンズホルダ39は、プラスチックなどの射出成形等で作製したものであってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る光分岐装置60には、同一の光信号を複数の発光部52からそれぞれ発生させる面発光型レーザ54が設けられている。そして、多心フェルール67の端部で、各発光部52からの出射光が各光ファイバ56に光結合している。従って、小型化され、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい多心フェルール67とすることができる。そして、多心フェルール67の各挿入孔62に光ファイバ56が挿入されてなる多心フェルールファイバアレイ69でも、小型化され、分岐数が多くなっても過剰損失が小さい。
また、隣り合う孔壁同士の間隔Bは60μmである。隣り合う孔壁同士の間隔Bは50μm以上で構成することが、作製プロセス上望ましい。これにより、挿入孔62の形成が容易になっている。
なお、上記寸法の光分岐装置60で、光ファイバ56の出射端側(単心側)での出射光の損失を計測したところ、2dB程度であった。
<実験例>
本発明者は、第4実施形態に係る光分岐装置の一例を用い、光の損失がどの程度であるかを測定する実験を行った。本実験例では、9本の光ファイバ56に順次番号を付けた。そして、各光ファイバ56の入射端面に各発光部52からのレーザ光を光結合させた際、多心フェルールの入射端面における光強度分布を測定した。光強度分布の計測結果を図11−1、図11−2に示す。
更に、各光分岐装置について、過剰損失(図12参照)及び各光ファイバ56の挿入損失(図13参照)をそれぞれ測定した。なお、図13で、8種類の折れ線は図12における光ファイバのサンプル番号1〜8に対応しており、横軸の「光ファイバの番号」は光ファイバの端面における9ヶ所の測定位置に対応している。
図12、図13からわかるように、両損失とも良好な特性を示しており、過剰損失の低下が顕著に認められた。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図14に示すように、本実施形態では、第4実施形態で、光ファイバ56の出射端側が単心フェルール77に固定されており、単心SC型コネクタ78に取り付けられている。
これにより、複数の光分岐装置からの各々の信号を、複数の受信装置に接続する構成が、標準的なコネクタを用い容易に実現できる。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。本実施形態に係る光分配器80は、複数の光分岐装置を用いてモジュールを構成しており、図15〜図17に示すように、外部から電気信号が伝達される電気インターフェイス82と、電気インターフェイス82からの電気信号を光信号に変換する電光変換回路84と、電光変換回路84からの光信号を受信する光分岐装置群61と、を備えている。光分岐装置群61は、4つの第4実施形態に係る光分岐装置60A〜Dで構成される。更に、光分配器80は光アダプタ86を備えている。この光アダプタ86は、光分岐装置群61を構成する後述の光コネクタ90が接続され、かつ外部から光コネクタが接続可能にされている。
4つの光分岐装置60は、例えばDVI信号をR、G、B、クロック信号に対応している。この場合、パーソナルコンピュータからの電気DVI信号を入力させるDVIコネクタを電気インターフェイス82が備えている。そして、電光変換回路84はこの電気信号を光に変換し、光分配器80によって映像信号などが分配される。
光分岐装置60A〜Dは、光ファイバ56の出射端側以外の構成は、第4実施形態の光分岐装置60と同じ構成である。本実施形態では、4本の光ファイバが取付けられて光コネクタ90を構成する共通フェルール88が、一台あたりの光分岐装置に設けられた光ファイバの本数と同じだけ(本実施形態では9個)設けられている。9個の共通フェルール88は全て同じ構成なので、以下、1つの共通フェルール88について説明し、他の共通フェルールについては説明を省略する。
光分岐装置60Aの光ファイバのうち1本の出射端側は、共通フェルール88に取付けられて固定されている。光分岐装置60B〜Cについても同様である。すなわち、光分岐装置60Aの光ファイバ56A、光分岐装置60の光ファイバ56B、光分岐装置60Cの光ファイバ56C、及び、光分岐装置60Dの光ファイバ56Dが、いずれも1本づつ共通フェルール88に固定されている。
光アダプタ86は、外部から図示しない光コネクタが接続可能であり、この光コネクタに取付けられている図示しない外部の光ファイバで、数mから数100mの距離にわたって光信号が伝送できるようになっている。
本実施形態により、コネクタを構成する1つの共通フェルール88で1セットの光信号(例えば、R、G、B、及び、クロック信号を1セットとした光信号)を伝送することができ、部品点数を削減できるとともに受信装置に接続に際し使い勝手が良く、効率的に光信号を分配する光分配器80とすることができる。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態について説明する。図18に示すように、本実施形態に係る画像表示システム100は、映像を電気信号で送信するパーソナルコンピュータ102と、パーソナルコンピュータ102からの電気信号を受信する第6実施形態に係る光分配器80と、を備えている。更に、画像表示システム100は、光分配器80に接続された外部光コネクタから分岐する複数本のケーブル状の光ファイバ106と、各光ファイバ106にそれぞれ接続され、光ファイバ106からの光信号を電気信号に変換する複数のレシーバ(光電変換回路)104と、レシーバ104からの電気信号により画像表示する複数のモニタ(画像表示装置)108と、を備えている。パーソナルコンピュータ102と光分配器80とはDVIケーブル110で接続され、同様に、レシーバ104とモニタ108とがDVIケーブル112で接続されている。
パーソナルコンピュータ102からの映像信号(電気信号)は、光分配器80に設けられた電光変換回路84(図15、図17参照)でEO変換され、変換されてなる光信号は、複数の光ファイバ106を経由し、複数のレシーバ104に伝送される。レシーバ104では、OE変換された電気信号がモニタ108に伝送され、モニタ108で映像が表示される。
本実施形態により、画像を表示するための信号を、複数のモニタ108に効率良く分配して表示することが可能となる。
[第8実施形態]
次に、第8実施形態について説明する。図19に示すように、本実施形態に係る画像表示システム120は、複数の受講場所で同時に講義状況を表示する例である。
本実施形態に係る画像表示システム120は、パーソナルコンピュータ122と、パーソナルコンピュータ122にスイッチ123を介して接続された光分配器80と、を備えている。講師は、パーソナルコンピュータ122のHDD(ハードディスクドライブ)などの電子情報をスイッチ123を経由して電気信号で光分配器80に送信するようになっている。また、講師の講義映像を取り込む、図示しない画像取込手段から取り込んだ映像をスイッチ123を経由して電気信号で光分配器80に送信することも可能である。
また、画像表示システム120は、光分配器80に接続された外部光コネクタから分岐する複数本のケーブル状の光ファイバ106と、各光ファイバ106にそれぞれ接続され、光ファイバ106からの光信号を電気信号に変換する複数のレシーバ(光電変換回路)104と、レシーバ104からの電気信号により画像表示する複数の大型モニタ(画像表示装置)118と、を備えている。スイッチ123と光分配器80とはDVIケーブル110で接続されている。
更に、画像表示システム120は、パーソナルコンピュータ122にスイッチ123を介して接続されたサーバ124と、サーバ124に接続された複数台の受講者用のパーソナルコンピュータ132と、各パーソナルコンピュータ132にそれぞれ接続され、パーソナルコンピュータ132が受信した画像データを表示するディスプレイ134と、を備えている。
講師のパーソナルコンピュータ122からの映像信号(電気信号)は、スイッチ123を経由し、光分配器80内でEO変換される。そして、変換されてなる光信号は、複数の光ファイバ106を経由し、複数のレシーバ104に伝送される。レシーバ104では、OE変換された電気信号が大型モニタ118に伝送、表示される。
また、講師のパーソナルコンピュータ122からの映像信号は、スイッチ123を切り替えることで、受講者個別のパーソナルコンピュータ132に伝送されるか、あるいはサーバ124を介して電子情報の共有を行うことが可能になっている。
受講者は、各自のパーソナルコンピュータ132に表示された情報を編集でき、更に、個別の情報をパーソナルコンピュータ132からサーバ124に格納することができる。講師は、サーバ124より各受講者の編集された電子情報を確認する。そして、再び、講師のパーソナルコンピュータ122から映像信号(電気信号)を送信する。送信されたこの映像信号は、スイッチ123を経由し、光分配器80内でEO変換される。そして、変換されてなる光信号は、複数の光ファイバ106を経由し、複数のレシーバ104に伝送される。レシーバでは、OE変換された電気信号が、大型モニタ118に伝送、表示される。
本実施形態により、画像を表示するための信号を、複数の大型モニタ118やディスプレイ134に効率良く分配して表示でき、しかも、このような一連の操作を繰り返しながら、講義を進めることが可能となる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係る光分岐装置の構成を示す模式図である。 図2(A)及び(B)は、それぞれ、第1実施形態に係る光分岐装置を構成する面発光型レーザの側面断面図、及び、平面図である(簡明のために、図2(B)ではワイヤの描画を省略している)。 第1実施形態の解析例での解析結果を示すグラフ図である。 第1実施形態の解析例での解析結果を示すグラフ図である。 第1実施形態の解析例での解析結果を示すグラフ図である。 第2実施形態に係る光分岐装置の構成を示す側面断面図である。 第3実施形態に係る光分岐装置を構成する面発光型レーザの平面図である。 第3実施形態に係る光分岐装置を構成する光ファイバアレイの入射面側の配列を示す模式図である。 第4実施形態に係る光分岐装置の構成を示す側面断面図である。 第4実施形態に係る光分岐装置を構成する多心フェルールの正面図である。 第4実施形態の実験例で測定された光強度分布を示すモニタ画面の正面図である。 第4実施形態の実験例で測定された光強度分布を示すモニタ画面の正面図である。 第4実施形態の実験例で算出された過剰損失を示すグラフ図である。 第4実施形態の実験例で算出された挿入損失を示すグラフ図である。 第5実施形態に係る光分岐装置で、光ファイバの各出射端側に単心フェルールが取付けられていることを示す模式図である。 第6実施形態に係る光分配器の構成を示す模式的な側面図である。 第6実施形態に係る光分配器に配列された光コネクタの正面図である。 第6実施形態に係る光分配器の構成を示す模式図である。 第7実施形態に係る画像表示システムの構成を示す模式図である。 第8実施形態に係る画像表示システムの構成を示す模式図である。 従来の光分岐装置の一例を示す部分側面断面図である。 従来の光分岐装置の一例を示す斜視図である。 従来の光分岐装置の一例で、シート状導光路の出射面側の端面と、光ファイバの入射面側の端面と、を示す模式図である。 従来の光分岐装置の一例で、スプリッター、及び、POF用のファイバカプラにおける過剰損失を示すグラフ図である。
符号の説明
10 光分岐装置
12 発光部
14 面発光型レーザ(面発光型レーザ、一括駆動型面発光型レーザ)
16 光ファイバ
18 結合レンズ(レンズ、共通レンズ)
30 光分岐装置
36 光ファイバ
38 ボールレンズ(レンズ、共通レンズ)
52 発光部
54 面発光型レーザ(面発光型レーザ、一括駆動型面発光型レーザ)
56 光ファイバ
56A 光ファイバ
56B 光ファイバ
56C 光ファイバ
56D 光ファイバ
60 光分岐装置
60A 光分岐装置
60B 光分岐装置
60C 光分岐装置
60D 光分岐装置
61 光分岐装置群
62 挿入孔(孔部)
67 多心フェルール
69 多心フェルールファイバアレイ
77 単心フェルール
80 光分配器
82 電気インターフェイス
84 電光変換回路
88 共通フェルール(共通のフェルール)
90 光コネクタ
100 画像表示システム
102 パーソナルコンピュータ
104 レシーバ(光電変換回路)
106 光ファイバ
108 モニタ(画像表示装置)
118 大型モニタ(画像表示装置)
120 画像表示システム
122 パーソナルコンピュータ
134 ディスプレイ(画像表示装置)

Claims (14)

  1. 複数の発光部を有する少なくとも1つの発光素子と、
    前記複数の発光部と同数設けられた複数の導光手段と、
    前記複数の発光部からの各光信号を前記複数の導光手段にそれぞれ光結合させる光結合手段と、
    を備えたことを特徴とする光分岐装置。
  2. 前記複数の導光手段が光ファイバで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光分岐装置。
  3. 前記複数の発光部が1次元アレイ状又は2次元アレイ状に配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光分岐装置。
  4. 前記光結合手段がレンズ又は反射鏡で構成されることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載の光分岐装置。
  5. 前記発光素子が面発光型レーザで構成されることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載の光分岐装置。
  6. 一括して駆動される一括駆動型面発光レーザより出射された信号光が複数本の光ファイバに光結合されるように、1次元配列または2次元配列で光ファイバ挿入用の孔部が形成されていることを特徴とする多心フェルール。
  7. プラスチック製であることを特徴とする請求項6に記載の多心フェルール。
  8. 隣り合う前記孔部の孔壁同士の間隔が50μm以上であることを特徴とする請求項6又は7に記載の多心フェルール。
  9. 請求項6〜8のうちいずれか1項に記載の多心フェルールと、
    前記多心フェルールの前記各孔部にそれぞれ光入射端が固定された前記各光ファイバと、
    を備えたことを特徴とする多心フェルールファイバアレイ。
  10. 前記一括駆動型面発光レーザと、
    請求項9に記載の多心フェルールファイバアレイと、
    前記一括駆動面発光レーザより出射された信号光を前記多心フェルールファイバアレイに固定されている前記各光ファイバの光入射端に光結合させる共通レンズと、
    を有することを特徴とする光分岐装置。
  11. 前記各光ファイバの光出射端は、それぞれ、単心フェルールに固定されて光コネクタを構成していることを特徴とする請求項10に記載の光分岐装置。
  12. 請求項10に記載の光分岐装置を複数備え、各光分岐装置に設けられている前記光ファイバの光出射端の少なくとも1つが共通のフェルールに束ねられて光コネクタを構成していることを特徴とする光分岐装置群。
  13. 外部から電気信号が伝達される電気インターフェイスと、
    前記電気インターフェイスからの電気信号を光信号に変換する電光変換回路と、
    前記電光変換回路からの光信号を受信する請求項12に記載の光分岐装置群と、
    を備えたことを特徴とする光分配器。
  14. 請求項13に記載の光分配器と、
    前記光分配器に外部から接続された光コネクタと、
    前記光コネクタから分岐する複数本の光ファイバにそれぞれ接続され、光ファイバからの光信号を電気信号に変換する複数の光電変換回路と、
    前記光電変換回路からの電気信号により画像表示する複数の画像表示装置と、
    を備えたことを特徴とする画像表示システム。
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