JP2006117322A - パレット - Google Patents

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Katsuhiko Nakanishi
勝彦 中西
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Abstract

【課題】 木屑や木粉の発生を効果的に防止しつつ、安価に製作可能で、しかも設計変更が容易で多品種少量生産にも容易に対応できるパレットを提供する。
【解決手段】 合成樹脂材料からなる上下1対のデッキボード2、3と、デッキボード2、3間に配置されて、両デッキボード2、3に釘打ち固定されるケタ材4であって、釘打ち可能な木材からなる芯材5と、芯材5の上下面を除く外周面を被覆する、金属材料又は合成樹脂材料からなる被覆部材6とを有するケタ材4とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、塵や埃やカビ等の付着を嫌う食品や薬品や印刷物等の保管や輸送に好適に利用可能なパレットに関する。
工場等における荷物の保管や輸送用のパレットとして、上下1対のデッキボードと、両デッキボード間に配置されて、両デッキボードに釘打ち固定されるケタ材とを備え、隣接するケタ材間にフォークリフトの爪部を挿入可能に構成した木製パレットが広く採用されている。
この種の木製パレットは、デッキボード及びケタ材が木材なので、設計自由度が大きく、ユーザーの要求に応じた木目細かな設計が可能で、多品種少量生産にも容易に対応できるが、床面との接触やフォークリフトの爪部との接触などにより、木屑や木粉が発生したり、水分を含むことによりカビが発生したりすることがあるので、塵や埃やカビ等の付着を嫌う食品や薬品や印刷物等を取り扱う業界ではほとんど採用されておらず、このような業界では、木屑や木粉が発生しない合成樹脂製パレットが一般に採用されている。
しかし、合成樹脂製パレットは、金型を用いて製作する関係上、少品種大量生産には適しているが、金型の製作コストが高くなることから、多品種少量生産には不向きで、パレットに対するユーザーの多様な要求に十分に応えることが困難であった。また、パレットの設計変更に関しても、金型の設計変更を伴なうことから、容易に対応することが困難であった。
一方、木材と合成樹脂材料とを用いた複合パレットとして、合成樹脂材料からなるデッキボードと、合成樹脂材料からなる中空の被覆部材に木材を内装したケタ材とを備え、上下のデッキボード間にケタ材を横向きに配置させて、両デッキボードをケタ材に釘打ち固定可能に構成したパレットも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭62−58338号公報
特許文献1に記載の複合パレットでは、両デッキボードをケタ材に釘打ち固定できるので、木製パレットと同様にパレットを安価に製作できるとともに、多品種少量生産にも容易に対応でき、しかも木製パレットとは異なり、パレットと床面との接触や、パレットとフォークリフトの爪部との接触などによる木屑や木粉の発生を格段に少なくできる。しかし、特許文献1に記載の複合パレットでは、筒状の被覆部材に木材を内装し、これを上下のデッキボード間に横向きに配置している関係上、ケタ材の端部から木材が露出し、この露出した木材部分において木屑や木粉が発生したり、この木材部分からカビや腐敗が発生したりすることがあり、木材を用いることによる問題を完全に解消できるものではなかった。また、木材部分はケタ材の端部にのみ露出しているにすぎないのであるが、パレットの使用者にとっては、木材を利用したパレットは木屑や木粉の発生し易いものであるとの先入観から、食品や薬品や印刷物等のように塵や埃を嫌う環境下では、実質的に問題がない場合でも、その使用が敬遠されるという問題もある。
本発明の目的は、木屑や木粉の発生を効果的に防止しつつ、安価に製作可能で、しかも設計変更が容易で多品種少量生産にも容易に対応できるパレットを提供することである。
本発明に係るパレットは、合成樹脂材料からなる上下1対のデッキボードと、前記デッキボード間に配置されて、両デッキボードに釘打ち固定されるケタ材であって、釘打ち可能な木材からなる芯材と、芯材の上下面を除く外周面を被覆する、金属材料又は合成樹脂材料からなる被覆部材とを有するケタ材とを備えたものである。
このパレットでは、デッキボードを合成樹脂材料で構成しているので、デッキボードから木屑や木粉が発生することはない。また、ケタ材においても、芯材を木材で構成しているものの、芯材の外周面は金属材料又は合成樹脂材料からなる被覆部材で被覆され、上下両面は合成樹脂材料からなデッキボードで覆われ、被覆部材及びデッキボードにより芯材全体が外部に露出しないように被覆されるので、芯材から木屑や木粉が発生したとしても、これが外部に排出されることを確実に防止できる。しかも、木製部分が外部に露出しないので、利用者の商品イメージも向上できる。更に、芯材は、釘打ち可能な木材で構成しているので、通常の木製パレットと同様に、設計自由度が大きくなり、多品種少量生産にも容易に対応でき、しかもケタ材の破損時には、釘を抜いてケタ材を容易に交換することができる。更にまた、木製パレットを製作するための既存の製造ラインを利用して製造できるので、設備経済的な負担も少なくて済む。また、合成樹脂製パレットと比較して成形のための金型が不要なので、安価に製作することができる。
ここで、前記デッキボードとして低発泡合成樹脂成形体又は非発泡合成樹脂成形体からなる板状部材を用いること、前記下側のデッキボードとして、木材からなる平板状の補強板と、補強板の外周部を取り囲んで設けた合成樹脂材料からなる枠状部材と、補強板及び枠状部材の上下両側に設けた合成樹脂材料からなる外面板とを備えたものを用いること、前記芯材を構成する木材の年輪がデッキボードと略平行になるように、被覆部材内に芯材を装着すること、前記芯材に薬液又は合成樹脂材料を含浸させること、前記被覆部材の上下両端部をデッキボードにめり込ませること、前記被覆部材に対応させてデッキボードに溝部を形成し、被覆部材の上下両端部を溝部に嵌合させること、前記被覆部材として、略L字状に折曲した2枚の金属板を方形状に接合したものを用いること、上側のデッキボードに、パレットに載置した荷物を下側から支持して持ち上げるための切欠部を複数形成すること、などが好ましい実施例である。
本発明に係るパレットによれば、ケタ材に釘打ち可能な木材を用いているので、木製パレットと同様にパレットの設計自由度が大きくなり、多品種少量生産にも容易に対応できること、パレットの寸法や形状などに対するユーザーの多様な要求に容易に応えることができること、既設の木製パレットの製造ラインを利用して製作できるので、設備経済的な負担が少なくて済むこと、ケタ材にデッキボードを釘打ち固定しているので、簡単に組み立てることができるとともに部分的な修理が容易なこと、合成樹脂製パレットと比較して安価に製作できること、などの効果が得られる。加えて、木材がパレットの外部に露出しないので、塵や埃やカビ等を嫌う食品、薬品、印刷物等を取り扱う業界においても無理なく利用でき、しかも外部に木材が露出しないので、木屑や木粉等が発生し易い木製パレットの良くないイメージを利用者に与えることもない。また、このパレットは、釘を抜き取ることで容易に分解することができ、しかもパレットを構成するパーツを素材毎に容易に分別できるので、リサイクルも容易である。
前記デッキボードとして低発泡合成樹脂成形体又は非発泡合成樹脂成形体からなる板状部材を用いると、デッキボードの重量を軽減して、パレットを軽量に構成できること、鋸等でデッキボードを切削できるので、パレットの加工性を向上できること、デッキボード表面の摩擦抵抗が増えるので、パレットに載置した荷物の設置安定性を向上できること、などの効果が得られる。
前記下側のデッキボードとして、前記下側のデッキボードとして、木材からなる平板状の補強板と、補強板の外周部を取り囲んで設けた合成樹脂材料からなる枠状部材と、補強板及び枠状部材の上下両側に設けた合成樹脂材料からなる外面板とを備えたものを用いると、木材が外部に露出することを防止しつつ、下側のデッキボードの強度剛性を高めて、パレットの撓みを効果的に抑制することができる。
前記芯材を構成する木材の年輪がデッキボードと略平行になるように、被覆部材内に芯材を装着すると、釘抜けを防止して、パレットの強度剛性を向上できる。
前記芯材に薬剤や合成樹脂材料を含浸させると、木材からなる芯材にカビが発生したり、芯材が腐敗したりすることを防止して、パレットの耐久性を向上できる。
前記被覆部材の上下両端部をデッキボードにめり込ませると、芯材において発生した木屑や木粉が外部へ排出されることを効果的に防止できるとともに、外部との空気接触を遮断できるので、被覆部材内への湿気の侵入により芯材にカビが発生したり、芯材が腐敗したりすることを防止できる。また、被覆部材に対応させてデッキボードに溝部を形成し、被覆部材の上下両端部を溝部に嵌合させると、芯材が外部に露出することを確実に防止できる。
前記被覆部材として、略L字状に折曲した2枚の金属板を方形状に接合したものを用いると、プレス加工により金属板を折曲して被覆部材を製作できるので、被覆部材の製作コストを安くできる。しかも、同一形状の略L字状の2枚の金属板を方形状に組み合わせて、その両端部をスポット溶接等することで被覆部材を製作できるので、パレットを構成する部品点数を極力少なくすることができる。
上側のデッキボードに、パレットに載置した荷物を下側から支持して持ち上げるための切欠部を複数形成すると、パレットに載置した荷物の移載を効率的に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図4に示すように、パレット1は、合成樹脂材料からなる上下1対のデッキボード2、3と、デッキボード2、3間に配置されて、両デッキボード2、3を連結するケタ材4であって、釘打ち可能な木材からなる芯材5と、芯材5の上下面を除く外周面を被覆する、金属材料又は合成樹脂材料からなる被覆部材6とを有するケタ材4とを備えている。
デッキボード2、3としては、非発泡の合成樹脂材料からなるものを用いることも可能であるが、低発泡の合成樹脂材料からなるものを用いると、デッキボード2、3を軽量に構成でき、しかも木材を用いた場合と同様に鋸等を用いて容易に切削加工できるので好ましい。合成樹脂材料としては、ポリスチレン系合成樹脂材料や、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂材料などのポリオレフィン系合成樹脂材料などを採用できる。発泡倍率は、2倍未満では重量軽減効果が十分に得られず、3倍を超えると強度剛性が低くなるので、2〜3倍に低発泡させたものを好適に利用できる。デッキボード2、3のサイズは任意に設定可能で、例えば縦950mm、横1180mm、厚さ15mmに設定されている。デッキボード2、3は、同一素材、同一発泡倍率に構成することも可能であるし、異種素材や異なる発泡倍率に構成することも可能である。
上側のデッキボード2には、平行な2つの長辺の途中部に相互に間隔をあけて1対、計4個の切欠部7が形成され、この切欠部7を通って上側へ図示外の移載装置の爪部を上昇させることで、パレット1に載置した荷物を4つの爪部で持ち上げて移載できるように構成されている。但し、この切欠部7の個数や形状やサイズは任意に設定可能であるし、省略することも可能である。
ケタ材4は、釘打ち可能な木材からなる芯材5と、金属材料又は合成樹脂材料からなる筒状の被覆部材6とから構成されている。ケタ材4の個数は、パレット1のサイズ等に応じて適宜に設定可能で、本実施例では図2に示すパレット1のように、デッキボード2、3の4隅部と各辺の途中部と略中央部の計9個のケタ材4を設けている。芯材5及び被覆部材6の形状は任意に設定可能で、例えば芯材5を角柱状に形成し、被覆部材6を芯材5の外周面に沿った角筒状に形成したり、芯材5を円柱状に形成し、被覆部材6を円筒状に形成したりできるが、いずれにしても芯材5と外側に被覆部材6が略隙間なく配置されるように構成することが好ましい。但し、略直方体状のケタ材4に代えて、パレットの略前幅或いは略全長にわたって延びる細長い角柱状の芯材と、その外周部を取り囲む被覆部材とからなるものを用いることも可能である。
芯材5は、図3、図4に示すように、それを構成する木材の年輪がデッキボード2、3の上面と略平行になるように被覆部材6に内装され、デッキボード2、3側から打ち付けられた釘が容易に脱落しないように構成されている。芯材5に対するデッキボード2、3の釘打ち固定は、芯材5とデッキボード2、3との結合強度を高めるため、スクリュー釘8を用いて行うことが好ましいが、通常のストレートな釘を用いて行うことも可能であるし、ボルトとナットやネジ等の固定具により固定することも可能である。
芯材5としては、寸法安定性を高めるとともにカビ等の発生を極力防止するため、十分に乾燥させたものを用いることが好ましいが、生木を用いることも可能である。また、芯材5として、防腐剤、防カビ剤などの薬剤を加圧注入して、腐敗やカビの発生を防止したり、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂などの合成樹脂を加圧注入して、腐敗やカビの発生を防止するとともに強度剛性を高めることもできる。
被覆部材6としては、合成樹脂材料からなる押出成形品や射出成形品を利用することも可能であるが、安価に製作できることから、金属板を折曲したものを好適に採用できる。具体的には、図4、図5に示すように、1枚の金属板9を平面視四角形の角筒状に折曲して両端部を溶接接合したり、図6に示すように、略L字状に折曲した2枚の金属板10を平面視四角形の角筒状に突き合わせて両端部を溶接接合したりして製作したものを好適に利用できる。後者のようにして製作すると、金属板10の2箇所を溶接する必要はあるが、金属板10をプレス成形等により容易に製作することができ、しかも同一形状の略L字状の2枚の金属板10を用いて被覆部材6を製作できるので、パレット1を構成する部品の種類を極力少なくできる。
被覆部材6と芯材5の高さは略同じ高さに設定され、ケタ材4をデッキボード2、3間に配置させ、デッキボード2、3を芯材5に釘打ち固定した状態で、芯材5が外部に露出しないように構成されている。但し、被覆部材6を芯材5よりも多少高く設定し、被覆部材6を芯材5に外装させて、芯材5に上下のデッキボード2、3を釘打ち固定した状態で、図3に示すように、被覆部材6の上下両端部がデッキボード2、3にめり込んで、被覆部材6内が略気密に保持されるように構成してもよい。また、デッキボード2、3の表面のうち、被覆部材6の端部がめり込んでいる位置に、被覆部材6の端部が嵌合する嵌合溝を予め形成し、被覆部材6の端部を嵌合溝に嵌合させてケタ材4を配置させることで、芯材5が外部に露出することを確実に防止してもよい。更に、芯材5として生木を用いる場合には、経時変化により生木の水分が抜けて芯材5が高さ方向に1〜2mm程度収縮するので、芯材5の高さを被覆部材6よりも多少高く設定し、生木が乾燥したときに、被覆部材6がデッキボード2、3に密着或いはめり込むように構成することもできる。
デッキボード2、3の外周部に配置される8個のケタ材4の外面は、デッキボード2、3の外周面と面一に構成することも可能であるが、被覆部材6をデッキボード2、3にめり込ませる場合には、デッキボード2、3の外周面よりもやや中央部側、例えば5〜10mm中央部側に配置させ、被覆部材6の端部がデッキボード2、3に対して確実にめり込むように構成することが好ましい。
他の実施例として、例えば図7に示すような構成のパレット1Aを好適に採用できる。このパレット1Aは、前記実施例におけるデッキボード2の形状と、ケタ材4及び切欠部7の個数や形状やサイズを変更したものである。このパレット1Aでは、上側のデッキボード2Aの左右両側部に左右方向にやや長い長方形状の前後1対の切欠部7Aがそれぞれ形成され、上側のデッキボード2Aの前縁部及び後縁部の左右方向の略中央部に左右方向に細長い1つの切欠部7Bがそれぞれ形成され、パレット1Aの前後方向及び左右方向のどちら側からでも、パレット1Aに載置したワークを切欠部7A,7Bを通じて下側から支持して移載できるように構成されている。また、上側のデッキボード2Aの左右方向の略中央部には前後1対の位置決め穴11が形成され、この位置決め穴11をライン外に配置したセンサーで検出して、パレット1Aをラインの適正な位置に位置決めできるように構成されている。更に、パレット1Aの中央部及び左右両側部には前記実施例と同様の構成のケタ材4が配置されるが、前縁中央部と後縁中央部のケタ材4は省略されて、切欠部7Bの両側に芯材5と被覆材部材6を有し、前後方向に細長い左右1対のケタ材4Aがそれぞれ設けられ、切欠部7Bを設けたことのよるデッキボード2の強度低下がこのケタ材4Aにより補償されている。
下側に配置されるデッキボード3の他の実施例として、図8、図9に示すパレット1Bのデッキボード3Bのように、合板や集成材などの木質材からなる平板状の補強板20と、補強板20の外周部を取り囲んで設けた低発泡合成樹脂成形体又は非発泡合成樹脂成形体からなる枠状部材21と、補強板20及び枠状部材21の上下両側に設けた低発泡合成樹脂成形体又は非発泡合成樹脂成形体からなる外面板22とを備え、これらを接着剤で一体化したものを採用することも可能である。このように構成すると、デッキボード3Bの強度剛性を高めて、パレット1Bの撓みを効果的に防止できる。
補強板20は、パレット1Bに要求される強度剛性が十分に確保されるような厚さ、例えば10〜25mmに設定され、枠状部材21は、補強板20と外面板22間に隙間が形成されないように、補強板20と略同じ厚さに設定されている。枠状部材21は、木質材からなる補強板20が外部に露出することを防止するためのものなので、その幅は任意に設定できるが、補強板20に作用するパレット1B上の荷物の荷重をケタ材4で効果的に受け止めることができるように、デッキボード3Bの側縁からケタ材4の中心までの距離よりも小さな幅に設定されている。外面板22は任意の厚さに設定できるが、素材コストを極力少なくするため、2〜5mmの厚さに設定されている。枠状部材21及び外面板22の素材としては、前記デッキボードと同じ合成樹脂材料、例えばポリスチレン系合成樹脂材料や、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂材料などのポリオレフィン系合成樹脂材料などを採用できる。
パレットの斜視図 パレットの(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図 パレットのケタ材における縦断する断面図 ケタ材の分解斜視図 被覆部材の平面図 他の構成の被覆部材の平面図 他の構成のパレットの(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図 他の構成の下側のデッキボードの要部を切り欠いた斜視図 同デッキボードを用いたパレットの図3相当図
符号の説明
1 パレット
2 デッキボード
3 デッキボード
4 ケタ材
5 芯材
6 被覆部材
7 切欠部
8 スクリュー釘
9 金属板
10 金属板
11 位置決め穴
1A パレット
2A デッキボード
4A ケタ材
7A 切欠部
7B 切欠部
1B パレット
3B デッキボード
20 補強板
21 枠状部材
22 外面板

Claims (9)

  1. 合成樹脂材料からなる上下1対のデッキボードと、
    前記デッキボード間に配置されて、両デッキボードに釘打ち固定されるケタ材であって、釘打ち可能な木材からなる芯材と、芯材の上下面を除く外周面を被覆する、金属材料又は合成樹脂材料からなる被覆部材とを有するケタ材と、
    を備えたことを特徴とするパレット。
  2. 前記デッキボードとして低発泡合成樹脂成形体又は非発泡合成樹脂成形体からなる板状部材を用いた請求項1記載のパレット。
  3. 前記下側のデッキボードとして、木材からなる平板状の補強板と、補強板の外周部を取り囲んで設けた合成樹脂材料からなる枠状部材と、補強板及び枠状部材の上下両側に設けた合成樹脂材料からなる外面板とを備えたものを用いた請求項1記載のパレット。
  4. 前記芯材を構成する木材の年輪がデッキボードと略平行になるように、被覆部材内に芯材を装着した請求項1〜3のいずれか1項記載のパレット。
  5. 前記芯材に薬液又は合成樹脂材料を含浸させた請求項1〜4のいずれか1項記載のパレット。
  6. 前記被覆部材の上下両端部をデッキボードにめり込ませた請求項1〜5のいずれか1項記載のパレット。
  7. 前記被覆部材に対応させてデッキボードに溝部を形成し、被覆部材の上下両端部を溝部に嵌合させた請求項1〜6のいずれか1項記載のパレット。
  8. 前記被覆部材として、略L字状に折曲した2枚の金属板を方形状に接合したものを用いた請求項1〜7のいずれか1項記載のパレット。
  9. 上側のデッキボードに、パレットに載置した荷物を下側から支持して持ち上げるための切欠部を複数形成した請求項1〜8のいずれか1項記載のパレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014069864A1 (ko) * 2012-11-01 2014-05-08 화우엔지니어링(주) 경제성이 향상된 금속 팔레트
CN107777428A (zh) * 2016-08-25 2018-03-09 德阳市利通印刷机械有限公司 一种应用于取纸机的纸堆托盘

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