JP2006115715A - 捕獲殺虫装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 より殺虫効果の高い捕獲殺虫装置を提供する。
【解決手段】 誘虫光1を照射する誘引光源2と、誘引光源2の下方に配置された捕虫液3を溜めた捕虫液容器4と、を備えた捕獲殺虫装置であって、誘引光源2の上方に誘虫光1を反射することができる乱気流生成用部材5を備えたことを特徴としており、誘引光源2から照射された誘虫光1により誘われた蚊や蝿などの虫が、乱気流生成用部材5の上方から吹き込む風により発生した乱気流に巻き込まれ、飛行抑制機能を失い捕虫液3に落下し、より高い殺虫効率が実現される。
【選択図】図1
【解決手段】 誘虫光1を照射する誘引光源2と、誘引光源2の下方に配置された捕虫液3を溜めた捕虫液容器4と、を備えた捕獲殺虫装置であって、誘引光源2の上方に誘虫光1を反射することができる乱気流生成用部材5を備えたことを特徴としており、誘引光源2から照射された誘虫光1により誘われた蚊や蝿などの虫が、乱気流生成用部材5の上方から吹き込む風により発生した乱気流に巻き込まれ、飛行抑制機能を失い捕虫液3に落下し、より高い殺虫効率が実現される。
【選択図】図1
Description
本願発明は、誘引光源を用いて蚊や蝿などの虫を捕虫液に誘導することにより虫の捕獲もしくは殺虫を行う捕獲殺虫装置に関するものである。
従来の捕獲殺虫装置としては、特開2002−65136号公報に開示されたものがある。同公報によると、図5に示す如く、誘虫光1を発する誘引光源2を用いて蚊や蝿などの虫を捕虫液3に誘導することにより虫の捕獲もしくは殺虫を行うものである。そして、この従来技術では、反射板7を誘引光源2の上方に捕虫液容器4に対向して設けることで、誘虫光1を捕虫液3に反射させ、捕虫液3表面を輝いた状態にさせることにより、虫をより効率的に捕虫液3へと誘い込むことができるようになっているものであった。
しかしながら、この場合には、虫が誘虫光1に引き寄せられるものの、殺虫するためには、虫自ら捕虫液3中に突入する必要があり、誘引光1に引き寄せられても捕虫液3には突入せずに捕獲殺虫装置から逃げてしまう虫もあるため、殺虫効率が低くなってしまう問題点があった。
特開2002−65136号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、より殺虫効率の高い捕獲殺虫装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明は、誘虫光を照射する誘引光源と、誘引光源の下方に配置された捕虫液を溜める捕虫液容器と、誘引光源の上方に配置された捕虫液容器上方に乱気流を発生させるための乱気流生成用部材と、を備えたことを特徴とする捕獲殺虫装置である。
本願発明の捕獲殺虫装置においては、誘引光源の上方に配置した乱気流生成用部材により捕虫液容器上方に乱気流が発生し、誘虫光により捕虫液容器上方に誘われた虫は、この乱気流により飛行抑制機能を失い、捕虫液中に落下する。従って、虫が自ら捕虫液中に突入するのを待つのではなく、積極的に捕虫液中に落下させることにより、殺虫効率を高めることができる。
図1は、本願の請求項1〜4に対応した第一の実施形態である捕獲殺虫装置を示している。この実施形態の捕獲殺虫装置は、図1に示す如く、誘虫光1を照射する誘引光源2と、誘引光源2の下方に配置された捕虫液3を溜める捕虫液容器4と、を備えた捕獲殺虫装置であって、誘引光源2の上方に、捕虫液容器4上方に乱気流を発生させるための乱気流生成用部材5を備えている。
又、この実施形態の捕獲殺虫装置は、図1に示す如く、乱気流生成用部材5を複数の孔6を設けたパネル状とし、捕虫液容器4に対向して設けている。
又、この実施形態の捕獲殺虫装置は、図1に示す如く、乱気流生成用部材5が、誘虫光1の反射板7となっている。
又、この実施形態の捕獲殺虫装置は、図1に示す如く、乱気流生成用部材5が、横断面が上に凸型の略円弧状となっている。
以下、この実施形態の捕獲殺虫装置を、より具体的詳細に説明する。この実施形態の捕獲殺虫装置では、図1に示す如く、捕虫液容器4はステンレス製もしくは樹脂製で、横断面が下が丸くなった半円で上が開いた箱体であり、長手方向に対して垂直な壁が高く設けられ、この両側の壁の中央は凹部8になっている。この捕虫液容器4の内面は、防水もしくは耐薬品加工をしていることが望ましく、誘引光源2が発する誘虫光1を反射できるように加工してもよい。誘虫光1を照射する誘引光源2は直管型で、円筒形の透光部材9に覆われており、捕虫液容器4の凹部8に取付けられている。この誘引光源2は蛍光灯、アーク燈や水銀灯などで、誘引光源2が発する誘虫光1には紫外線が含まれている。又、透光部材9は紫外線透過型透明アクリルパイプのように、誘虫光1を透過する素材でできている。
この捕虫液容器4には、捕虫液3が溜められている。この捕虫液3は、水や油に限らず、ポリビニルアルコールやポリアクリル酸ナトリウムやポリアクリルアミドなどの粘性を有する高分子の溶液、乳酸やクエン酸などの有機酸を含む溶液、殺虫作用を有する殺虫剤を含む溶液などが使われる。
捕虫液容器4の四隅には、棒状の取付部材10が設けられており、この取付部材10に乱気流生成用部材5が取付けられている。又、乱気流生成用部材5と捕虫液容器4の間には乱気流が発生するための空間が設けられており、虫が自由に出入りできるように開口している。
乱気流生成用部材5は、ステンレス製もしくは樹脂製であり、ステンレス製の場合はそのままで反射板7として機能するが、樹脂製の場合は内面を反射面に加工することにより反射板7としている。又、乱気流生成用部材5は捕虫液容器4に溜められた捕虫液3の液面に対向して設けられており、横断面が上に凸型の略円弧状の板に、大小様々な形状の孔6が複数設けられている。又、この乱気流生成用部材5は、捕虫液3の液面側が反射板7となっている。
従って、この実施形態の捕獲殺虫装置においては、誘引光源2が発する誘虫光1により捕虫容器4の上方に引き寄せられた蚊や蝿などの虫が、乱気流生成用部材5により乱気流生成用部材5と捕虫液3との間に発生した乱気流に巻き込まれ、飛行抑制機能を失い、捕虫液3へと落下する。これは、図4に示した従来例とは異なり、虫が自ら捕虫液3に突入するのを待つのではなく、虫をより積極的に捕虫液3に落下させることができ、殺虫効率が向上する。
又、乱気流生成用部材5を、大小様々な形状の孔6を複数設けたパネル状としているため、乱気流生成用部材5の上方から風が吹き込むと、乱気流生成用部材5と捕虫液3との間に非常に複雑な気流が発生し、これに巻き込まれた虫は捕虫液容器4上から逃げることができなくなり、捕虫液3に落下する。よって、殺虫効率が非常に高くなる。
又、乱気流生成用部材5を誘虫光1の反射板7となるように設けているため、これにより反射された誘虫光1が捕虫液3に照射され、捕虫液3表面が輝いた状態となり、虫が捕虫液3上方に誘われやすくなる。さらに捕虫液容器4の内面に誘虫光1を反射するような加工を施すと、より捕虫液3表面に誘虫光1が集中し、さらに虫が誘われやすくなり、殺虫効率が高くなる。又、図4に示した従来例では誘引光源2に対して反射板7の外側には誘虫光がとどかないのに比べ、この実施形態は反射板7には孔6が設けられているため、この孔6から反射板7の外側にも誘虫光1が照射され、より広い範囲から虫を引き寄せることができる。
又、乱気流生成用部材5を、横断面が上に凸型の円弧状の反射板7としているため、誘虫光1の反射が捕虫液容器4側に集中し、捕虫液3表面がより輝いた状態となるために、捕虫液3上に虫が誘われやすくなり、殺虫効率が高くなる。それに加え、捕獲殺虫装置の下方に誘虫光1が反射するため、建物の天井などの高い位置に取り付けて、下から虫を誘導する場合には都合がよい。
図2は、本願の請求項1〜3、5に対応した第二の実施形態である捕獲殺虫装置を示している。この実施形態の捕獲殺虫装置は、図2に示す如く、乱気流生成用部材5を、横断面が下に凸型の円弧状の反射板7としている。
従って、この実施形態の捕獲殺虫装置では、誘虫光1の反射が広範囲に起こり、広範囲の虫が誘虫光に誘われ、より多くの虫を捕獲もしくは殺虫することができる。
なお、それ以外の部分は第一の実施形態と同様の構成であり、その効果についても同様なものが期待される。
図3は、本願の請求項1〜4、6に対応した第三の実施形態である捕獲殺虫装置を示している。この実施形態の捕獲殺虫装置は、図3に示す如く、乱気流生成用部材5の上方から乱気流生成用部材5側に風を送風するファン11を備えている。この場合、乱気流生成用部材5の上方に乱気流生成用部材5側に送風するためのファン11を配置している。又、図示はしないが、ファン11は電動で送風できるようになっており、捕虫液容器4と一体に設けても,ファン11だけを別途取付けてもどちらでもよい。又、ファン11は乱気流生成用部材5の上方に配置していなくても、例えば捕虫液容器4の下方にファン11を配置して、ダクトを通して乱気流生成用部材5の上方から送風することで、捕虫液容器4の上方に乱気流を常に発生させることができればよい。
従って、この実施形態の捕獲殺虫装置では、乱気流生成用部材5に捕虫液容器4に向かって積極的に送風させることで、常に捕虫液容器4上に強い乱気流を起こすことができる。そのため、捕虫液3上に誘導された虫は、この強い乱気流に巻き込まれ、捕獲殺虫装置から逃げ出すことができず、捕虫液3に突入して捕獲もしくは殺虫され、殺虫効率が向上する。
なお、それ以外の部分は第一の実施形態と同様の構成であり、その効果についても同様なものが期待される。
なお、第一、第二及び第三の実施形態においては、乱気流生成用部材5として、複数の孔6が設けられた横断面が略円弧状の反射板7を備えているが、図4に示したルーバ状パネル12を乱気流生成用部材5として用いてもよい。このルーバ状パネル12を用いても、捕虫液容器4の上方に乱気流を発生させることができ、乱気流生成用部材5として用いることができる。又、ルーバ状パネル12に誘虫光1を反射するように加工して反射板7としてもよく、これにより、捕虫液3表面を輝いた状態にすることができ、捕虫液3に虫を誘い込むことで殺虫効果が高くなる。
1 誘虫光
2 誘引光源
3 捕虫液
4 捕虫液容器
5 乱気流生成用部材
6 孔
7 反射板
11 ファン
2 誘引光源
3 捕虫液
4 捕虫液容器
5 乱気流生成用部材
6 孔
7 反射板
11 ファン
Claims (6)
- 誘虫光を照射する誘引光源と、誘引光源の下方に配置された捕虫液を溜める捕虫液容器と、誘引光源の上方に配置された捕虫液容器上方に乱気流を発生させるための乱気流生成用部材と、を備えたことを特徴とする捕獲殺虫装置。
- 乱気流生成用部材を、複数の孔を設けたパネル状とし、捕虫液容器に対向して設けたことを特徴とする請求項1記載の捕獲殺虫装置。
- 乱気流生成用部材が、誘虫光の反射板となっていることを特徴とする請求項2記載の捕獲殺虫装置。
- 乱気流生成用部材を、横断面が上に凸型の略円弧状としたことを特徴とする請求項3に記載の捕獲殺虫装置。
- 乱気流生成用部材を、横断面が下に凸型の略円弧状としたことを特徴とする請求項3に記載の捕獲殺虫装置。
- 乱気流生成用部材の上方から乱気流生成用部材側に風を送風するファンを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の捕獲殺虫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004304935A JP2006115715A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 捕獲殺虫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004304935A JP2006115715A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 捕獲殺虫装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006115715A true JP2006115715A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36534185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004304935A Pending JP2006115715A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 捕獲殺虫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006115715A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154519A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 害虫防除装置 |
JP2014083007A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Hikari-Bio Inc | 捕虫器 |
WO2020225944A1 (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社光バイオ | 捕虫器 |
USD928907S1 (en) | 2019-10-23 | 2021-08-24 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Bait station |
-
2004
- 2004-10-19 JP JP2004304935A patent/JP2006115715A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154519A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 害虫防除装置 |
JP4706633B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2011-06-22 | パナソニック電工株式会社 | 害虫防除装置 |
JP2014083007A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Hikari-Bio Inc | 捕虫器 |
WO2020225944A1 (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社光バイオ | 捕虫器 |
USD928907S1 (en) | 2019-10-23 | 2021-08-24 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Bait station |
USD946690S1 (en) | 2019-10-23 | 2022-03-22 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Bait station |
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