JP2006115510A - デジタルテレビ受信機の同期信号検出器及びその方法 - Google Patents

デジタルテレビ受信機の同期信号検出器及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタルテレビ信号の等化器訓練信号の実数RD及び虚数ID部を利用して同期信号を検出する同期信号検出器及びこれを備えるデジタルテレビ受信機を提供する。
【解決手段】テレビ信号を復調して実数部(I)及び虚数部(Q)データの形態で等化器訓練信号を出力する復調器、同期信号検出器、及びオフセット信号に基づいてI及びQデータの位相をオフセットし、ロック制御信号の制御下に位相調節されたIデータを出力する位相補償器を備えるデジタルテレビ受信機。同期信号検出器は、I及びQデータを備える等化器訓練信号を相関させる相関器と、相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するパワー計算器と、所定の臨界値に対して和を比較して比較指示信号を出力する比較器と、比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力する同期ロック制御器と、I及びQデータに基づいて等化器訓練信号の位相を計算し、比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力する位相計算器とを備える。
【選択図】 図8A

Description

本発明は、デジタルテレビ(Digital television:DTV)受信機に係り、特に、DTV同期検出回路に関する。
NTSC(アナログ)テレビ伝送で現在使われる帯域と同じ帯域でDTV伝送を許す技術が発展しつつある。デジタル伝送は、向上したビデオ及びオーディオ受信を提供する。米国でのDTV標準は、1996年12月24日採択され、特に、高画質TV(High Definition Television:HDTV)で良質のビデオ及びオーディオ信号のデジタル伝送を許す。DTV標準採択以後、DTV受信機設計を向上させるための努力が続いている。
良質の受信のために受信機を設計する設計者が直面した課題は、チャンネルのマルチ信号パスに起因したマルチパス干渉の存在である。このようなマルチパス干渉は、キャリア及びシンボルクロックのような信号要素を回復する受信機能力に影響を及ぼす。したがって、設計者は、マルチパス干渉の影響を除去して信号受信を向上させるために受信機に等化器を追加する。マルチパス環境で主経路を速かに探すことが重要であるが、時には、関連技術の受信機を使用して主経路を適切に決定できない場合もある。
DTV受信機は、チューナ、復調器、フィルタ、同期検出器、及び等化器を備える。DTV信号のデータフォーマットが図1及び図2に図示されている。
図1は、一連の313セグメントを備えるDTVデータフィールドのタイミング構造及び規格(dimension)を表わし、最初のセグメントは、関連技術によって等化器訓練シーケンスを備える。ATSC DTVシステムで、データフレームは、奇数(odd)及び偶数(even)データフィールドの対で伝送され、一つのデータフィールドが図1に図示されている。それぞれのデータフィールドは、313セグメントを備え、それぞれのセグメントは832シンボルを備える。あらゆるデジタルUSBモードに対するシンボルレートは10.762MHzであり、したがって、シンボル周期Tは92.9nsecである。したがって、DTVフレームフォーマットは、1フレーム=2フィールド(奇数フィールド及び偶数フィールド)、1フィールド=313セグメント=1フィールド同期セグメント+312データセグメントである。
伝送(データ)セグメントは、(米国DTV標準を含んで)全世界的に一般的に使われる188バイトMPEG−2データパケット標準と互換可能である。20リード・ソロモンパリティバイトは、10バイトエラー/パケットまでの前方向エラー訂正(Forward Error Correction:FEC)のためのリダンダンシを追加する。リード・ソロモンデコーダはバイトエラーを訂正し、バイトは内部のどこでも1〜8ビットエラーを持つことができるために、エラー訂正の相当量はDTV受信機内で行うことができる。
それぞれのセグメントで最初の4シンボルは、シーケンス[+5、−5、−5、+5]を持つセグメント同期(segment sync)シンボルである。反復的な4シンボル二進セグメント同期は、独立的にデータのシンボルクロック回復及びデータセグメント技術(delineation)に役にたつ。データのランダム性質のために、反復的な同期は相関方法を通じてデータから容易に抽出され、0dBのS/N比率下の信頼できる同期を提供できる。
デジタル残留側波帯(Vestigial−SideBand:VSB)DTV伝送システムは、同期のために3つの追加的な信号を使用する。キャリア獲得(acquisition)、周波数と位相の両方でデータクロックを同期させるための(それぞれのセグメントでの)セグメント同期、そして、データフレーミング及び等化器訓練のためのデータフィールド同期セグメントのために、ローレベルパイロットが使われる。ローレベルパイロットは、基底帯域(baseband)データにDC値を合算することによって発生し、あらゆるVSBデータレベル(例えば、2、4、8、または16)は確率上同一なために0の平均を持つ。変調後、DC値は、伝送のためのデータスペクトルに合算される同位相パイロットに起因する。VSB DTV伝送システムの受信機でのキャリア回復は、ランダムデータ信号に合算されるローレベル、同一帯域(inband)パイロットを使用して行われる。パイロット信号は、狭域周波数−位相固定ループ(Frequency−Phase−Locked Loop:FPLL)を使用して同期的に検出されることもある。周波数−位相固定ループ(FPLL)は周波数ループと位相固定ループ(phase−locked−loop:PLL)とを結合して一つの回路に作り、広域周波数獲得及び狭域位相トラッキング両方に使うことができる。FPLLが位相固定される時に検出されたパイロットは、一定の値である。したがって、ローレベルパイロットは、データに独立的にキャリア回復に役にたつ。
VSBデータフィールド対(DTVフレーム)は、第1(奇数)フィールド(一つのデータフィールド)及び第2(偶数)フィールド(一つのデータフィールド)を備え、それぞれはデータフィールド同期セグメント(それぞれのデータフィールドで最初のセグメント)、データ、FEC及びセグメント同期を含む。二つのうち一つのデータフィールドシンクセグメントの中間(middle)63 PNシーケンスは、(奇数)フィールド同期#1及び(偶数)フィールド同期#2を識別するために挿入される。他の312セグメントの残りのデータは、トレリス(trellis)符号化された8レベルVSBシンボルを備える。トレリス−符号化された8−VSB信号には、8個の離散データレベルがある。
VSB DTV伝送システムの受信機で、一般的に同期及びタイミング回復は狭域PLLを使用して、データに独立的にセグメント同期信号を利用して行われる。図1及び図2に図示されたように、反復的な二進セグメント同期は、他のランダム化されたデータ信号からクロック信号を抽出する手段を受信機に提供する。相関技術及び狭域PLLトラッキングフィルタを利用してセグメント同期が見つけられ、シンボルクロックがセグメント同期に固定される。
図2は、図1のデータフレームの最初のセグメントのタイミング構造及び規格を表わす関連技術のタイミングダイヤグラムである。最初のセグメントは4−シンボルセグメント同期を含み、4−シンボルセグメント同期の次に訓練シーケンスがくるが、訓練シーケンスは511シンボル長を持つ擬似−ノイズシーケンス(PN511)、相次いでそれぞれが63シンボル長を持つ3つの擬似−ノイズシーケンス(PN63)、そして多様なモード、留保(reserved)、及びプリコードシンボルからなる128シンボルを含む。図2に図示された二進VSBモード(2/4/8/16)レベルIDは、伝送のために選択されたVSBモードを指示する。したがって、フィールド同期セグメント内で4シンボルはセグメント同期であり、700シンボル(PN511、3つのPN63)は等化器訓練信号であり、24シンボルはVSBモード差であり、そして、104シンボルは留保される。
DTVデータフィールド同期(訓練)セグメント(図2に図示される)は、一つのセグメント長さであり、それぞれのデータフィールドで反復される(あらゆる313セグメントを反復する)。データフィールドシンク(訓練)セグメントのために、(データフィールドの)データ効率は単に0.32%(1/313)ほど減少する。データフィールドシンク(訓練)セグメントはまた、データに独立的に0dBのS/N比率下でデータフレーム同期に役にたつ。また、フレームシンク(訓練)セグメントは、受信機等化器に対して知られた基準訓練信号として使われてもよく、受信された信号の(S/N比率のような)状態を決定する手段及びマルチパス環境で主経路を決定する手段として使われてもよい。
図2に図示されたように、フィールド同期セグメント(それぞれのデータフィールドで最初のセグメント)は、511二進シンボルの長さを持つ擬似−ノイズシーケンス(PN511)と、それぞれの63二進シンボルの長さを持つ3つの擬似−ノイズシーケンス(PN63)とが順に後続する4個のセグメント同期シンボルを備える。セグメント同期シンボルのように、あらゆる4つの擬似−ノイズシーケンスは、{+5,−5}セットからの(二進)シンボルで構成される。PN63シーケンスの中央は、二つのうち一つの(偶数)データフィールド内に挿入される。擬似−ノイズシーケンスの次には多様なモード、留保及びプリコードシンボルで構成される128シンボルが後続する。
それぞれのフィールド同期セグメントの最初の704つのシンボルは知られているために、3つのシンボルは適応等化器に対する訓練シーケンスとして使ってもよい。3つのPN63シーケンスはいずれも、伝送される特定フィールドが検出されて中央シーケンスの極性が知られた時にのみ使うことができる。
511−シンボルPNシーケンスは長い等化器内で使われ、長い時間長にわたって正確なチャンネル(線形)歪減少を提供する。短い等化器を実現するために、3つの63−シンボルPNシーケンスがフレーム同期に伝送される。
図3Aは、マルチパス環境で(DTV受信機の実数部等化器で検出された)実数部信号の例示的な相関値A、B、C、D、Eを表わす。マルチパス環境で(図3でA、B、C、D、Eと指示されるマルチパスを参照)、最も大きい相関値により指示される主経路を速く探すことが重要である。
放送チャンネルでマルチパス信号(例えば、A、C、D、E)は、主経路信号B以後に多くのシンボルが到着することもある。クロック回復、セグメント同期、及びフレーム同期が等化器に先立って互いに独立的に行われるために、ほぼ理論的な等化器動作が可能である。また、一般的にVSB変調の利用は、2つの複素等化器ではない単に一つの実数部(同位相)等化器を必要とし、したがって、関連技術の受信機は一般的に単に一つの実数(同位相)(I−位相)等化器を持つ。しかし、実数部信号のみ同期に使われれば、時には関連技術の受信機が主経路Bを適切に決定できないこともある。
図3Bは、主経路(図3AのB)の実数部信号の検出可能な相関値を背景ノイズと比較したダイヤグラムである。主経路の実数部信号の相関値Bは、所定のノイズ−臨界値レベルNOISE_THを超過し、したがって、実数部等化器のみを使用した関連技術の受信機は主経路Bを適切に決定できる。フェーズオフセットがなければ、実数部信号の相関値は全体信号を表わすことができ、したがって、実数部信号の相関値によって同期が検出される。最大相関値(例えば、B)を持つ経路が主経路と見なされる。
受信機の同期検出器は、PN511を利用してマルチパス信号の強度及び位置を検出する。主経路を探すために、同期検出器は実数部信号(I)である復調器の出力信号を受信し、PN511の相関を計算し、その後、ロッキング制御信号及び同期信号を出力する。前述したように、訓練シーケンスまたは訓練信号の一種として、2種のPNシーケンスPN511、PN63がある。
図3Cは、主経路信号の実数部信号の検出不可能な相関値を背景ノイズと比較したダイヤグラムであり、ここでは位相オフセットがある。主経路の実数部信号の相関値Bは所定のノイズ−臨界値レベルNOISE_THを超過せず、したがって、実数部等化器のみを使用する関連技術の受信機は、主経路Bを適切に決定できない。位相オフセットがあれば、主経路信号の実数部の相関値はあまり小さくて同期が不可能なほどに困難である。ノイズまたはマルチパスにより実数部信号レベルがノイズ(臨界値)レベルより低ければ、関連技術の受信機の同期検出器は主経路を探すことができず、したがって、等化速度は遅くなって等化器性能が低下する。
図4A、図4B、図5A、図5Bは、相関値を表わすタイミングダイヤグラムである。図4A及び図5Aは、それぞれ例示的な主経路等の実数(I)部信号の相関を表わす。図4Aの相関(a)は、0位相−オフセットを持つ実数PN511の相関値である。図5Aの相関(c)は、90°(回転された)位相−オフセットを持つ実数PN511の相関値である。
図4B及び図5Bそれぞれは、例示的な主経路等の虚数(Q)部信号の例示的な相関を表わす。図4Bの相関(b)は、0位相−オフセットを持つ虚数PN511の相関値である。図5Aの相関(c)は、90°(回転された)位相−オフセットを持つ虚数PN511の相関値である。
図6は、0位相−オフセットまたは90°(回転された)位相−オフセットで例示的な主経路の虚数(Q)部信号の結合された相関(パワー)を表わす。0位相−オフセットの例である(a)及び(b)の場合(図4A及び図4B)、実数PN511相関値は大きく(high)、虚数PN511相関値は小さく(low)、全体パワー(相関)は(e)により指示される。90°位相−オフセットの例である(c)及び(d)の場合(図5A及び図5B)、虚数PN511相関値は大きく(high)、実数PN511相関値は小さいが(low)、全体パワー(相関)は(e)により指示される。
実数PN511及び虚数PN511の相関値が位相オフセット(回転)によって変わるために、実数PN511値のみを利用することは望ましくない。しかし、あらゆる場合において、PN511のパワー(実数部信号と虚数部信号との自乗値の和)は定数である。したがって、PN511の全体(I及びQ)パワーが使われるならば、位相オフセットを考慮しなくても主経路を探すことができる。
本発明の実施形態は、DTV信号の等化器訓練信号の実数RD及び虚数ID部を利用してフレーム同期セグメントを検出し、位相−相関された実数RD部信号を等化器に出力する。したがって、実数部信号RDが小さい場合にも、位相−補償された(位相−相関された)実数(I)部信号から、DTV信号の主経路の同期が信頼できる程度に検出できる。位相−オフセットは実数及び虚数PN511から計算され、計算された位相−オフセットは等化器に入力される実数部信号の位相を補償するのに使われうる。
本発明の実施形態は、テレビ信号を復調して実数部(I)及び虚数部(Q)データの形態で等化器訓練信号を出力する復調器と、前記I及びQデータを備える等化器訓練信号を相関させる相関器と、前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するパワー計算器と、所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力する比較器と、前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力する同期ロック制御器と、前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力する位相計算器と、を備える同期信号検出器と、前記オフセット信号に基づいて前記I及びQデータの位相をオフセットし、前記ロック制御信号の制御下に位相調節されたIデータを出力する位相補償器と、を備える。
復調された信号データ(例えば、等化器訓練信号)は、PN511及びPN63を含み、位相計算器は、前記I及びQデータに対してアーク・タンジェント演算を行って前記PN511 I及びQデータとPN63 I及びQデータとの位相を計算する。
前記位相計算器は、前記位相計算器により計算された前記位相だけ前記I及びQデータを回転させる複素乗算器を備える。
位相補償器は、前記ロック制御信号の制御下に前記実数(I)データRDを出力する。(第1臨界値)レベルを超過するパワーを指示するレベルで前記比較指示信号が発生する所定の回数(THRESHOLD2)を検出することによって(例えば、7フィールドに対して同じ位置で主経路が発生する回数を検出することによって)、前記ロッキング制御信号が前記同期ロッキング制御器により出力される。
DTV受信機は、(相関されたPN63データに基づいて方向を決定する)方向回路、及び(前記ロッキング制御信号の制御下に同期信号を発生させる)同期信号発生器、そして(前記位相補償器から前記位相調節されたIデータを受信し、前記受信されたデータを等化する)等化器をさらに備える。
本発明の他の実施形態は、テレビ信号を復調して実数(I−位相、同位相、I)及び虚数(Q−位相、Q)データの形態で等化器訓練信号を出力するステプと、前記I及びQデータを相関するステップと、前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するステップと、所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力するステップと、前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力するステップと、前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力するステップとを備える、同期信号を検出するステップと、前記位相オフセット信号に基づいて前記I及びQデータの位相を調節し、前記ロック制御信号の制御下に位相調節されたIデータを出力するステップと、を含むDTV受信機で同期信号を発生させる方法を提供する。
前記等化器訓練信号は、PN511及びPN63を含み、前記方法は、前記相関されたPN63データに基づいて方向を決定するステップと、前記PN511 I及びQデータ、そして前記PN63 I及びQデータの位相を計算するステップをさらに含む。
(第1臨界値)レベルを超過するパワーを指示するレベルで、前記比較指示信号が発生する所定の回数(THRESHOLD2)を検出することによって(例えば、7フィールドに対して同じ位置で主経路が発生する回数を検出することによって)、前記ロッキング制御信号が出力される。
前記I及びQデータに対してアーク・タンジェント演算が行われて位相オフセット値が計算され、前記I及びQデータは、位相オフセット値に基づいて位相に対して補償される。
前記補償されたIデータは等化されて前記ロッキング制御信号の制御下に出力され、前記方法は、前記ロッキング制御信号の制御下に同期信号を発生させる。
本発明の他の実施形態は、I及びQデータを含む等化器訓練信号を相関する相関器と、前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するパワー計算器と、所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力する比較器と、前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力する同期ロック制御器と、前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力する位相計算器と、前記ロック制御信号の制御下にテレビ信号を同期させるのに使用するために同期信号を発生させる同期信号発生器と、を備える同期信号検出器を提供する。
本発明では、マルチパス信号に存在する位相オフセットに影響されることもなく同期信号を安定的に検出できる。また、本発明は、等化器の収斂速度及び性能を向上させることができる。
本発明は、添付された図面を参照して本発明の例示的な実施形態を詳細に説明することによって、当業者に理解されるであろう。図1、図2及び図8Bで、図示された数字は構成要素ラベルというよりは、(例えば、セグメント、シンボル、レベル及び座標の単位での)規格を表わす。他の図面で、同一参照番号は同一構成要素を表わす。
図7は、同期信号検出器440及び位相補償器430を備える本発明の実施形態によるDTV受信機を表わす回路ブロックダイアグラムである。DTV受信機は、チューナ410に連結されたアンテナ、復調器回路420、及び等化器EQ 450を備える関連技術構成要素を備える。
チューナ410は、(図示された)外部アンテナから6MHz信号(UHFまたはVHF)を受信する。復調器回路420は、アナログ−デジタル変換器(ADC)421、キャリア復元回路424、フィルタリング及びサンプリング回路422、シンボルタイミング復元回路423、実数信号回路(DCRM)425、及び虚数信号回路(DCRM)426を備える。
DTVシステムにおいてキャリア復元424は、伝送器(図示せず)によりランダムデータ信号に追加されるローレベル、同一帯域パイロットを利用して行われる。ローレベルパイロットの存在は、二進位相変調を除去するための自乗ループを利用せずに、DTV(VSB)受信機を入力信号に直接的に周波数固定させうる。周波数ループ及びPLLを一つの回路に結合したFPLLが、キャリア回復を行うために使用することができる。
シンボルタイミング復元回路423の目的は、最上の効率で受信機でメッセージ信号をサンプリングすることである。シンボルタイミングを復元する簡単な方法は、遅延固定ループ(Delay−Locked Loop:DLL)を使用して行われる。同位相及び直交位相信号が整合フィルタ422を通過した後、シンボルタイミング復元回路423のDLLは、出力波形でのピークの探索を試みる。
等化器/ゴースト除去器(equalizer/ghost−canceller)EQ 450は、マルチパス歪、チルト及びゴーストのようなチャンネル歪を補償する。このような位相は(例えば、受信機の動き、位相歪のように)、伝送チャンネル内で起り、受信機内の完壁でない構成要素に起因することもある。一旦、DTV受信機がフレーミングコード(等化器訓練)同期セグメントを獲得すれば、受信機は、内部で擬似ランダムシーケンスを使用でき、適応等化器EQ 450を制御する等化器訓練信号を発生させて歪等の効果を除去することによって、正確なデータ復調が可能である。本発明の実施形態で適応等化器EQ 450は、位相相関された実数RD部信号を受信する。したがって、実数部信号RDが小さい場合にも、本発明の実施形態では、位相補償された(位相相関された)実数(I)部信号RDを利用して正確なデータ復調を行うことができる。位相オフセットは、実数及び虚数PN511から計算され、計算された位相オフセットは、等化器EQ 450に入力される実数部信号入力の位相を補償するために利用される。
図7のDTV受信機は、同期信号検出器440及び位相補償器430をさらに備えられる。同期信号検出器440は、復調回路420から実数(I−位相)部データRD信号及び虚数(Q−位相)部ID信号を受信し、同期信号(SYNC SIGNALS、図8B参照)及び実数(I−位相)部データRD信号と虚数(Q−位相)部信号との間の位相−オフセットを表わす位相−オフセット信号(PHV)を出力する。
同期信号検出器440は、保存されたコピー本(replica)擬似ノイズコード(例えば、PN511)を、フレーミング及び等化器訓練のために受信された同期セグメント内にエンコーディングされ、かつ同期化されて検出された擬似ランダムデータ(PN511)と相関することで、それぞれの受信されたデータフィールドの周期的な同期セグメント(図1及び図2参照)を検出する。図8Aを参照すれば、同期信号検出器440は、一対の511−シンボル相関器(図8Aの441ないし442参照)及び一対の63−シンボル相関器(図8Aの443及び444参照)を備え、特定反復比率(それぞれのデータフィールド当り1回)で発生するフレーム(フィールド)同期セグメント(フレーミングコードセグメント)を探す。周期的フレーム(フィールド)同期セグメントが検出されれば、同期信号検出器440は、サンプリングされたフレーム(フィールド)同期セグメントを固定できるようになって、フレーム/フィールド同期化を達成する。フレーム(フィールド)同期セグメントが見つけられた所定レベルの信頼水準(confidence)に到達すれば(図8Aの臨界値比較部500を使用)、同期ロッキング信号LOCKにより活性化される同期信号生成器(図8Aの502)により出力される同期信号によって、後続する受信機回路がクロックされる(clocked)。
位相補償器430は、復調器回路420から、実数(I−位相)部データRD及び虚数(Q−位相)部データID信号形態である擬似ノイズPNシーケンス(例えば、PN511)からなる等化器訓練信号を受信し、同期信号検出器440から位相オフセット値PHV及びロッキング制御信号LOCKを受信し、ロッキング制御信号LOCKの制御下に等化器EQ 450に位相補償された実数(I)部データRD信号を出力する。位相補償器430は、実数部信号RDを受信し、実数部信号RDから位相オフセット(信号PHVと表示される)を除去し、等化器EQ 450に位相補償された実数部信号RDを出力する。
図8Aは、図7のDTV受信装置の同期信号検出器440を説明するための具体的な回路ブロック図である。同期信号検出器440は、実数部(I−位相、同位相、I)及び虚数部(Q−位相、Q)データを受信し、フレーム同期信号SYNC SIGNALS(図8B参照)、ロッキング制御信号LOCK、及び位相差の位相オフセット値(PHase offset Value:PHV)を発生させる。
同期信号検出器440は、相関器441、442、443、444、位相計算器448、PN63方向回路449、自乗回路512、514、合算回路513、臨界値比較部500、同期ロッキング制御部501及び同期信号生成部502を備える。
それぞれの相関器441、442、443、444は実数部信号RDまたは虚数部信号IDを受信し、受信された信号に基づいて相関値を出力する。それぞれの相関器は、入力等化器訓練データの全体受信ビットとプリロードされた同期ワード(例えば、PN511コード)との間に相関関数を行う。
それぞれの相関器441、442、443、444に入力された受信されたIまたはQ等化器訓練データは遅延され(例えば、所定サンプル単位)、内部で乗算され(例えば、所定保存レジスタ値)、その結果物は相関値としての出力である。レジスタ値はレジスタ内に保存されたプリセット相関係数である(図示せず)。
相関器441、444の出力は、セグメントのPN511及びPN63部分それぞれに対して保存された同期ワードコピー本(replica)を持つ受信された実数部(I)等化器訓練データRDのサンプル対サンプル(sample−by−sample)の相関関係を表わすデジタルビットストリームである。I相関関数は、I同期ワードが受信されたサンプル実数部(I)データRD内に受信されている時のピークを表わす。同様に、Q相関器442、443は、あらかじめ保存された直交位相Q同期ワードコピー本(例えば、QPN511及びPN63、メモリに保存されており、図示せず)及び受信されたサンプル直交位相(Q)データID間の相関関数を行う。対応するI及びQ相関器の対441、442の出力が電源計算部445内でそれぞれの自乗ブロック512、514に適用される。
電源計算部445は、2つの自乗ブロック512、514及び合算ブロック513を備える。電源計算部445は、I及びQPN511相関値を自乗して自乗値を足すことによって、全体相関(パワー)を表わす信号を臨界値比較部500に出力する。
自乗ブロック512、514の出力信号は、I及びQそれぞれの個別的な相関動作の自乗値を表す。次いで、自乗ブロックは、合算ブロック513に適用されて全体I及びQ相関(電源)を獲得する。自乗I及びQ相関信号は合算されて、I及びQ相関信号の自乗の和を表わす自乗エンベロープ信号を形成する。
チャンネル誘導位相シフト(例えば、位相内で任意的かつ高可変性シフトを持つラジオチャンネルにより引き起こされる位相オフセット)がない場合、相関信号(合算ブロック513から出力された信号)の自乗エンベロープの大きい振幅は、実数(I)部データRD信号内の相関を表わし、特定同期セグメントに対する(主経路)開始位置の決定に対する明示上の基礎を表わす。
もし位相オフセットがなければ、実数(I)部データRD信号の相関値は全体信号を表わすことができ、同期は、実数(I)部データRD信号の相関値(最大相関値を持つ経路が主経路と見なされる)によって決定できる。しかし、位相シフトがあれば(例えば、位相内で任意的かつ高可変性シフトを持つラジオチャンネルにより引き起こされる位相オフセット)、位相が曖昧であるかまたは多経路による位相の歪は、実数(I)部信号RDの主経路の速くて正確な決定を妨害する。位相オフセットがあれば、最初の信号が主経路ではあるが、実数(I)部データRD信号の相関値は小さい。合算ブロック513の出力は、合算された相関信号が所定(ノイズ)臨界値と比較される臨界値比較部500に向かう。
臨界値比較部500は、全体相関(パワー)を所定(ノイズ)臨界値と比較して最大出力を持つ主経路の決定を可能にする。(ノイズ)臨界値は、検出された同期セグメントを表わすことができる最小許容可能相関値を表わす。合算された出力が(ノイズ)臨界値より大きければ、同期セグメント検出信号が発生して同期ロッキング制御部501に適用される。
位相計算部448は、実数(I)データRD及び虚数(Q)データIDのPN511相関値を使用して受信されたVSB信号の位相を計算する。実数(I)データRD及び虚数(Q)データIDのPN63相関値が使われれば、さらに正確に計算することができる。図9を参照して、位相計算部448についてさらに詳細に説明する。
PN63方向回路449は、PN63(I及びQ)相関値によって方向信号DIRを出力する。例えば、PN63相関値がデータフレームの奇数フィールドを表わせば、方向信号DIRはハイ(HIGH)状態の出力であり、PN63相関値がデータフレームの偶数フィールドを表わすならば、方向信号DIRはロー(LOW)状態の出力である。
同期ロッキング制御部501は、カウントの所定臨界数字がロッキング制御信号LOCK及びカウント信号CVを出力することによって、最大全体相関(パワー)が(ノイズ)臨界値を超過する(主経路を表わす)周期的発生回数をカウントする。カウントされた数字がカウントの臨界数字より大きければ、ロッキング制御信号LOCKはハイであり、同期信号SYNC SIGNALSがロッキングされて、同期信号生成部502、位相補償器430及び等化器450は動作する。
同期信号生成部502は、同期ロッキング信号LOCKにより活性化されて、図8Bで説明したように、同期信号SYNC SIGNALSを出力する。
図8Bは、同期ロッキング信号LOCKが活性化される時、図7及び図8Aの同期信号検出器440の同期信号生成部502により出力された複数の同期信号(全部が同一スケールであるわけではない)を図示するタイミングダイヤグラムである。
セグメント当り1つのシンボルの間にセグメント同期信号SEG_SYNCは論理ハイである。(奇数または偶数)データフィールド当り1つのシンボルの間にフィールド同期信号FIELD_1は論理ハイであり、同じシンボルの間にセグメント同期信号は論理ハイである。313−セグメント同期信号FIELD_313は、313セグメント周期の論理状態の間を交差しつつ現在データフィールド状態が奇数または偶数フィールドであるかを表わす。704−シンボル同期信号FIELD_704は、それぞれのデータフィールドの最初のセグメント(同期セグメント)の最初の704シンボル(704=4シンボル(セグメント同期)+511シンボル(PN511)+189シンボル(3xPN63))の間は論理ハイである。832−シンボル同期信号FIELD_832は、それぞれのデータフィールド当り最初のセグメントの832−シンボルの間は論理ハイである。511−シンボル同期信号FIELD_511は、それぞれのデータフィールドの511シンボルが長い擬似−ノイズ等化器訓練信号PN511の間は論理ハイである。
図9は、図8Aの同期信号検出器の位相計算部448を表わす具体的な回路ブロック図である。位相計算部448は、I及びQデータに対するアーク・タンジェント演算を行うことによって、PN511 IとQデータ(及び/またはPN63 I及びQデータ)との位相差を計算する。アーク・タンジェント演算を実数(I)データRD及び虚数(Q)データに行って位相(オフセット)値PHVを計算する。アーク・タンジェント演算は、実数(I)データRD及び虚数(Q)データIDが入力であり、活性化位相(オフセット)値PHVが出力であるtan−1(Q/I)と表示されるアーク・タンジェント回路内で行われる。tan−1(Q/I)と表示されるアーク・タンジェント回路は、アーク・タンジェント演算の実行に使われ、ROMまたはCORDICとして行われるアーク・タンジェントルックアップテーブル(arctangent lookup table)(図示せず)を含みうる。
tan−1(Q/I)と表示されるアーク・タンジェント回路内に入力されるI及びQは通常的に制御され、連結された制御入力等のロジック値(1または0)に基づいて共に動作して、I及びQデータの第1対(RDPN511&IDPN511)またはI及びQデータの第2対(RDPN63&IDPN63)の間で選択するマルチプレクサMUX1及びMUX2により動的に選択される。第3マルチプレクサMUX3は、ANDゲートの役割を行って、臨界値比較部500から出力された信号に基づいて位相(オフセット)値PHVとして、I及びQ信号のアーク・タンジェントまたは0信号0のうち選択されたいずれか一つを出力する(図8A参照)。
図10は、図7のDTV受信機内の位相補償器430を詳細に示す回路ブロック図である。位相補償器430は、動作上でマルチプレクサMUX4に連結された複素乗算器MX1を備える。複素乗算器MX1は、位相計算部448により計算された位相(オフセット値PHV)差だけI及びQデータを回転させる。マルチプレクサは、AND−ゲートの役割を行って、ロッキング制御信号LOCKの制御下にある等化器EQ 450に位相調整されたIデータまたは0信号0のうち選択されたいずれか一つを出力する。また、位相補償器430は、位相オフセット信号PHVの実数及び虚数成分の位相をオフセットし(ロッキング制御信号の制御下に)、位相調整Iデータを出力する。RPHVは、実数部に対するコサインの複素信号PHVであり、IPHVは、実数部に対するサインの複素信号PHVである。
図11は、本発明の実施形態によるDTV受信機で同期信号を生成する方法を図示したフローチャートである。実数(I−位相、同位相、I)データRD及び虚数(Q−位相、Q)データID形態の等化器訓練信号を含む、復調されたDTV信号を利用できる時、本発明の方法はステップS1から始まる。ステップS5で、カウンタCOUNTは0になる。利用可能な実数(I−位相、同位相、I)データRD及び虚数(Q−位相、Q)データIDは、ステップS10で受信される。
主経路のセグメント同期信号は、次のように検出される:ステップS20、PNシーケンス(例えば、PN511)のそれぞれのI及びQデータ(等化器訓練信号)は、コピー本PNシーケンスと共に相関される。本発明の一実施形態で、等化器訓練信号は、PN511及びPN63シーケンスをいずれも含むことができ、本発明の方法は、次のステップをさらに含むことができる:相関されたPN63データに基づいて方向を決定するステップ(奇数または偶数フィールドを表わす)、及びPN511 I及びQデータの位相オフセットとPN63 I及びQデータの位相オフセットとを計算するステップ。
ステップS30で、相関されたI及びQデータの結合されたパワーの総和が計算される。ステップS40で、ステップS30で計算された相関されたI及びQデータの結合されたパワーの総和が所定(ノイズ)臨界値THRESHOLDと比較される。ステップS40は、図8Aの臨界値比較部500で行われる。判断ステップであるS50で、ステップS30で計算されたパワーが(ノイズ)臨界値THRESHOLDより大きければ(はい)、活性比較表示信号が出力され、ステップS52及びS55が次のステップとして行われ、ステップS60、S70、S80、及びS90が行われ得る。もし、判断ステップS50で、ステップS30で計算されたパワーが(ノイズ)臨界値THRESHOLDより小さければ(いいえ)、ステップS45(同期を固定せず(unlocking synchronization))が行われ、カウンタCOUNTは0となり(S5)、ステップS30から計算されたパワーが(ノイズ)臨界値THRESHOLDより大きくなるまで(はい)、ステップS10、S20、S30、及びS40が反復される。
もし、判断ステップS50で、ステップS30で計算されたパワーが(ノイズ)臨界値THRESHOLDより大きければ(はい)、カウンタCOUNTは増加して(ステップS52)所定の(整数)数THRESHOLD2と比較される。もし、カウンタCOUNTが所定の数より大きいと判断されれば(ステップS55で)、次いで、ステップS60、S70、S80、及びS90が行われる。もし、例えば、所定の数THRESHOLD2が6であれば、カウンタCOUNTが7以上である間にステップS60、S70、S80が行われる。本発明の他の実施形態で、判断ステップS50で、ステップS30で計算されたパワーが(ノイズ)臨界値THRESHOLDより小さければ(いいえ)、カウンタCOUNTを0とする代わり、カウンタCOUNTは減少する(例えば、ステップS5の代わりに)。本発明の他の実施形態で、カウンタCOUNTが常に増加する代わり(ステップS52)、所定の最大カウント値に限定することができる(例えば、THRESHOLD2=6である時、7、8、9など)。また、カウンタCOUNTはルックバックウィンドウ(lookback window)の役割を行って、ルックバックウィンドウ内で(例えば、7フィールド)計算された電源が(ノイズ)臨界値THRESHOLDより大きかった回数を決定する。
ステップS60で、ステップS50の比較表示信号をモニタリングすることで同期ロッキングを表わすロッキング制御信号LOCKが発生する(asserted)。ステップS60は、図8Aの同期ロッキング制御部501により行われる。ロッキング制御信号は、パワーの総和が現在(ノイズ)臨界値を超過する間に比較表示信号のあらかじめ設定された発生回数に基づいて出力させることができる。
ステップS70で、I及びQデータ間の位相−オフセットが計算されて、位相−オフセット信号PHVとして出力される。また、ステップS70は、I及びQデータに基づいて等化器訓練信号の位相を計算するステップ、及び位相オフセット信号PHV(例えば、比較表示信号に基づいた)を出力するステップを含む。I及びQデータの位相−オフセットの計算は、位相オフセット値PHVの計算のためにアーク・タンジェント演算の実行を含んでもよい。ステップS70は、図8Aの位相計算部448により行われうる。ステップS80で、I及びQデータ間の位相オフセットは、計算された位相−オフセット(信号PHV)を使用して修正(補償)される。したがって、ステップS80は、ロッキング制御信号の制御下に位相オフセット信号PHVに基づいたI及びQデータの位相を調整するステップ及びロッキング制御信号の制御下に調整された実数(I)データRDを出力するステップを含む。補償された(位相調整された)実数Iデータは等化されてロッキング制御信号LOCKの制御下に出力され、その後、ロッキング制御信号の制御下に同期信号を発生させる。ステップS80は、図7の位相補償器430により行っても良い。ステップS90で、ステップS60で発生した同期ロッキング信号に基づいて複数の有効な同期信号(例えば、図8Bに詳細に説明されている)が生成される。
例示的な実施形態を通じて本発明を説明したが、特許請求の範囲の精神を逸脱しないかぎり、実施形態の多様な変形が明確に可能であるので、請求項により規定される本発明が、本発明の明細書に記載された詳細な説明により限定されるものではないということを理解できるであろう。
本発明は、DTV受信機、特に、DTV同期検出回路の関連技術分野に好適に用いられる。
データフィールドのタイミング構造及び規格を示す図であり、関連技術によってデータフィールドは一連の313セグメントで構成され、最初のセグメントは訓練シーケンスを含む。 図1のデータフレームの最初のセグメントのタイミング構造及び規格を示すタイミングダイヤグラムであり、関連技術によって最初のセグメントは、4個のシンボル長を持つセグメント同期及び後続する訓練シーケンスを含み、訓練シーケンスは、511シンボル長を持つ擬似−ノイズシーケンス(PN511)、次いでそれぞれの63シンボル長を持つ3つの擬似−ノイズシーケンス(PN63)を含む。 マルチパス(A、B、C、D、E)のプロファイルの例示を示すダイヤグラムである。 主経路(図3AでのB)の実数部信号の検出可能な相関値を背景ノイズと比較したダイヤグラムである。 位相オフセットがある場合、実数部信号の検出不可能な相関値を背景ノイズと比較したダイヤグラムである。 主経路の実数部信号の相関値を示すタイミングダイヤグラムである。 主経路の実数部信号の相関値を示すタイミングダイヤグラムである。 主経路の虚数部信号の相関値を示すタイミングダイヤグラムである。 主経路の虚数部信号の相関値を示すタイミングダイヤグラムである。 図4A及び図4Bまたは図5A及び図5Bの(実数及び虚数部の)全体パワーを示すタイミングダイヤグラムである。 本発明の実施形態による同期信号検出器を備えるDTV受信機を示す回路ブロックダイアグラムである。 図7のDTV受信機の同期信号検出器を示す具体的な回路ブロックダイアグラムである。 図8Aの同期信号検出器の同期信号発生器により出力される複数の同期信号のタイミングダイヤグラムである。 アーク・タンジェント(Q/I)を利用する図8Aの同期信号検出器の位相計算器を示す具体的な回路ブロックダイアグラムである。 図7のDTV受信機の位相比較器を示す具体的な回路ブロックダイアグラムである。 本発明の実施形態によってDTV受信機で同期信号を発生させる方法を示すフローチャートである。
符号の説明
440 同期信号検出器
441、442、443、444 相関器
445 電源計算部
448 位相計算器
449 PN63方向回路
500 臨界値比較部
501 同期ロッキング制御部
502 同期信号生成部
512、514 自乗回路
513 合算回路

Claims (21)

  1. テレビ信号を復調して実数部(I)及び虚数部(Q)データの形態で等化器訓練信号を出力する復調器と、
    前記I及びQデータを備える等化器訓練信号を相関させる相関器と、前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するパワー計算器と、所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力する比較器と、前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力する同期ロック制御器と、前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力する位相計算器と、を備える同期信号検出器と、
    前記オフセット信号に基づいて前記I及びQデータの位相をオフセットし、前記ロック制御信号の制御下に位相調節されたIデータを出力する位相補償器と、を備えることを特徴とするデジタルテレビ受信機。
  2. 前記等化器訓練信号は、PN511及びPN63を含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  3. 相関されたPN63データに基づいて方向を決定する方向回路をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のデジタルテレビ受信機。
  4. 前記位相計算器は、PN511 I及びQデータとPN63 I及びQデータとの位相を計算することを特徴とする請求項2に記載のデジタルテレビ受信機。
  5. 前記同期ロック制御器は、前記所定の臨界値を超過する前記パワーの和を指示するレベルでの前記比較指示信号が発生する所定の回数に基づいて、前記ロック制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  6. 前記位相計算器は、前記位相を計算するために前記I及びQデータに対してアーク・タンジェント演算を行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  7. 前記位相補償器は、前記位相計算器により計算された前記位相だけ前記I及びQデータを回転させる複素乗算器を備えることを特徴とする請求項6に記載のデジタルテレビ受信機。
  8. 前記位相補償器は、前記ロック制御信号の制御下に前記Iデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  9. 前記ロック制御信号の制御下に同期信号を発生させる同期信号発生器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  10. 前記位相補償器から前記位相調節されたIデータを受信して、前記受信されたデータを等化する等化器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ受信機。
  11. デジタルテレビ受信機で同期信号を発生させる方法において、
    テレビ信号を復調してI及びQデータの形態で等化器訓練信号を出力するステップと、
    前記I及びQデータを相関するステップと、
    前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するステップと、
    所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力するステップと、前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力するステップと、
    前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力するステップとを備える、同期信号を検出するステップと、
    前記位相オフセット信号に基づいて前記I及びQデータの位相を調節し、前記ロック制御信号の制御下に位相調節されたIデータを出力するステップと、を含むことを特徴とする同期信号検出方法。
  12. 前記等化器訓練信号は、PN511及びPN63を含むことを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  13. 相関されたPN63データに基づいて方向を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の同期信号検出方法。
  14. 前記PN511 I及びQデータと前記PN63 I及びQデータとの位相を計算するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の同期信号検出方法。
  15. 前記ロック制御信号は、前記所定の臨界値を超過する前記パワーの和を指示するレベルで、前記比較指示信号が発生する所定の回数に基づいて出力されることを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  16. 前記位相オフセット値を計算するために、前記I及びQデータに対してアーク・タンジェント演算が行われることを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  17. 前記I及びQデータは、前記位相オフセット値に基づいて位相が補償されることを特徴とする請求項16に記載の同期信号検出方法。
  18. 前記補償されたIデータは、前記ロック制御信号の制御下に出力されることを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  19. 前記ロック制御信号の制御下に同期信号を発生させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  20. 前記補償されたIデータを等化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の同期信号検出方法。
  21. I及びQデータを含む等化器訓練信号を相関する相関器と、
    前記相関されたI及びQデータのパワーの和を計算するパワー計算器と、
    所定の臨界値に対して前記和を比較して比較指示信号を出力する比較器と、
    前記比較指示信号をモニタリングしてロック制御信号を出力する同期ロック制御器と、
    前記I及びQデータに基づいて前記等化器訓練信号の位相を計算し、前記比較指示信号に基づいて位相オフセット信号を出力する位相計算器と、
    前記ロック制御信号の制御下にテレビ信号を同期させるのに使用するために同期信号を発生させる同期信号発生器と、を備えることを特徴とする同期信号検出器。
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