JP2006114449A - 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ - Google Patents

燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2006114449A
JP2006114449A JP2004303229A JP2004303229A JP2006114449A JP 2006114449 A JP2006114449 A JP 2006114449A JP 2004303229 A JP2004303229 A JP 2004303229A JP 2004303229 A JP2004303229 A JP 2004303229A JP 2006114449 A JP2006114449 A JP 2006114449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
cartridge
pump
fuel cell
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004303229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4673033B2 (ja
Inventor
Takashi Yamanaka
崇史 山中
Fumiharu Iwasaki
文晴 岩崎
Tsuneaki Tamachi
恒昭 玉地
Takashi Sarada
孝史 皿田
Toru Ozaki
徹 尾崎
Takamasa Yanase
考応 柳瀬
Kazutaka Yuzurihara
一貴 譲原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2004303229A priority Critical patent/JP4673033B2/ja
Publication of JP2006114449A publication Critical patent/JP2006114449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4673033B2 publication Critical patent/JP4673033B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】 ポンプの故障への対応及び燃料変更への対応を容易かつ比較的安価に実現できる燃料電池搭載機器を提供する。
【解決手段】 発電装置4に供給される燃料と空気とを反応させて電力を発生する燃料電池システムが搭載された携帯型電子機器1であって、カートリッジ装着部5を有した機器本体2、コネクタ6、使い捨て形の燃料カートリッジ20、及びポンプ駆動部11を具備する。装置4に供給される燃料が通されるコネクタ6を、装着部5に臨んで機器本体2に設ける。カートリッジ20は、装着部5に着脱自在に装着され、燃料を蓄えた燃料タンク22と、このタンクに接続されてタンク内の燃料を送り出すポンプ23を備える。ポンプは、ピストン(動力受け部材)26、及びコネクタ6に挿脱自在に接続される燃料出口28を有する。ポンプ23を作動させる駆動部11を機器本体2に配置する。駆動部11は、装着部5にカートリッジ20が装着された状態でピストン26を従動させる駆動部材14を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池を搭載した携帯型電子機器などの燃料電池搭載機器、及びこの機器に着脱自在に装着される燃料電池用燃料カートリッジに関する。
従来、一つのパッケージ内に一体化してなる燃料電池を、機器の電池収納部に着脱自在に収納するノート形パソコンなどの携帯型電子機器が知られている(例えば特許文献1参照。)。
このパッケージ化された燃料電池は、電池ケース内に、燃料電池本体、水素吸蔵ボンベ、このボンベ内の水素を燃料電池本体に導く水素供給手段、発電に必要な酸素を供給するための空気を燃料電池本体に供給する送気手段、及び制御部などを収納してなる。電池ケースにはボンベ着脱蓋が設けられていて、この蓋を開いて水素吸蔵ボンベが電池ケース内に出し入れできるようになっている。
又、燃料カートリッジ内の燃料を供給するために送液ポンプ装置を用いるとともに、このポンプ装置、燃料カートリッジ、及び燃料電池の発電部分等を一体に組込んで、一つの電源ユニットとしてパック化し、この電源ユニットを電子機器に着脱するようにした技術も知られている(例えば特許文献2参照。)。
又、燃料電池を備えた本体に燃料電池用の燃料カートリッジ単体を着脱する技術も知られている(例えば特許文献3参照。)。
特開平9-213359号公報(段落0010、図1−図11) 特開2004-71262号公報(段落0011,0012,0025,0026、図1) 特開2004-142831号公報(段落0020-0039、図1−図5)
特許文献1の技術では、水素吸蔵ボンベ内の水素を燃料電池本体に導く水素供給手段が配管により形成され、これで水素吸蔵ボンベ内の水素を導いている。このため、パッケージ化された燃料電池が装着された機器の姿勢によっては、燃料電池本体への水素の供給が不安定に恐れがある。この点はポンプ装置を用いて燃料を送る特許文献2の技術で解決できる。
しかし、特許文献2の技術では、電子機器に着脱される電源ユニットが、ポンプ装置を備えてパック化されているので、このポンプ装置の駆動部も前記電源ユニットに配置され、ポンプ装置のポンプ(前記駆動部を除いた部分)が有した燃料入り口は燃料カートリッジの出口に接続されている。ところで、モータなどの駆動源を有して形成されるポンプ装置の駆動部は、ポンプ装置のポンプに比較して高コストであり、また、ポンプの耐久性は駆動部に比較して低いことが分かっている。
そのため、既述のようにポンプ装置の駆動部を含めた各機器が所定の結合関係を持って電源ユニットとしてパック化された特許文献2の技術では、ポンプが故障した場合に、ポンプ装置の健全な状態にある駆動部を含めた電源ユニット全体の交換を余儀なくされる。更に、燃料カートリッジとポンプ装置とを一体化して電源ユニットを使い捨て形の構成とする場合には、燃料カートリッジ内の燃料が消費され尽くされる度に、ポンプ装置の駆動部及びポンプが健全な状態にあるにも拘わらず、前記電源ユニット全体を交換しなければならない。これらのことは、使用者にとっての費用負担が大きいことを意味しているので、その改善が望まれている。
又、特許文献3の技術では、燃料カートリッジを使い捨て形にして交換し、或いは、取外した燃料カートリッジに燃料を補充してこのカートリッジを再利用することが可能である。しかし、燃料カートリッジが着脱される機器内に駆動部とポンプ部とからなるポンプ装置が配置されているので、駆動部より寿命が短いポンプが故障した場合の対応が面倒である。更に、機器内で駆動部とポンプと一体化されているので、燃料変更、つまり、寒い環境や暑い環境等の機器の使用環境に応じて燃料の成分濃度や種類を変える場合には、燃料が接するポンプの燃料接触部位を、例えば当該燃料と反応しない等の材質に変更することは困難であり、前記燃料変更に対応することが困難である。
本発明の目的は、ポンプの故障への対応及び燃料変更への対応を容易かつ比較的安価に実現できる燃料電池搭載機器、この機器に好適に使用できる燃料電池用燃料カートリッジを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明の燃料電池搭載機器は、燃料と空気とが供給される発電装置で前記燃料と空気とを反応させて電力を発生する燃料電池システムが搭載された燃料電池搭載機器において、カートリッジ装着部を有した機器本体と、前記カートリッジ装着部に臨んで前記機器本体に設けられ前記発電装置に供給される燃料が通されるコネクタと、燃料を蓄えた燃料タンク、及びこの燃料タンクに接続されてタンク内の燃料を送り出すポンプを備え、前記カートリッジ装着部に着脱自在に装着されるとともに、前記ポンプが動力受け部材と前記コネクタに挿脱自在に接続される燃料出口とを有した使い捨て形の燃料カートリッジと、前記機器本体に配置され、前記カートリッジ装着部に前記燃料カートリッジが装着された状態で前記動力受け部材を従動させる駆動部材を有して前記ポンプを作動させるポンプ駆動部と、を具備している。
本発明で、燃料電池システムとしては、水素燃料形燃料電池システム、メタノール改質形燃料電池システム、及び補機搭載形燃料電池システム等を例示できる。水素燃形燃料電池システムでは、燃料電池セル(PEFC)をスタックしてなる発電装置に、燃料ポンプで水素を送り込むとともに、ブロアで空気を送り込み、これら水素と空気中の酸素とを燃料として発電を行う。メタノール改質形燃料電池システムでは、燃料電池セル(PEFC)をスタックしてなる発電装置に、燃料ポンプで取出される液体のメタノールを、触媒を用いて改質することにより生成した水素を送り込むとともに、ブロアで空気を送り込み、これら水素と空気中の酸素とを燃料として発電を行う。補機搭載形燃料電池システムでは、燃料電池セル(DMFC)をスタックしてなる発電装置に、燃料ポンプで取出される液体メタノールと水の混合液(メタノール水溶液)を強制的に送り込むとともに、ブロアで空気を送り込み、これらを燃料として、この燃料を燃料電池セルの燃料極板上で直接反応させて発電を行う。
本発明及び以下の発明で、燃料タンクとは、ガス又は液体の水素、或いはこれらの原料例えば液体メタノール又はメタノール水溶液等の燃料を蓄えるものであり、ボンベを好適に用いることができる。本発明及び以下の発明で、ポンプとは、それ自体に駆動部を有さずに外力を受けてポンピング動作をなすものであり、このポンプとポンプ駆動部とはいわゆるポンプ装置を形成するものである。本発明で、ポンプの動力受け部材とポンプ駆動部の駆動部材とは互いに接離可能であって、この接離は、機器本体のカートリッジ装着部への燃料カートリッジの着脱に伴って実現されるものでもよく、或いは、ポンプ駆動部の動作時に動力受け部材が追従されるようにこの動力受け部材に駆動部材が接触し、ポンプ駆動部の非動作時には駆動部材と動力受け部材とは離れるようにしてもよい。
本発明で、燃料タンクとポンプとを備えてなる燃料カートリッジが使い捨て形であるとは、燃料タンクが再利用できない構成にあっては、この燃料タンクでの燃料切れに伴い、燃料カートリッジが交換されることを指し、或いは、燃料タンクの出口をポンプの燃料入り口に挿脱できるようにして、燃料タンクに燃料を補充しこの燃料タンクを再利用できる構成にあっては、ポンプの耐用期間経後又はポンプの寿命が尽きることに伴い、燃料カートリッジが交換されることを指している。
本発明で、ポンプ駆動部には以下に例示のものを利用可能である。正逆回転が可能なステッピングモータ製の駆動源と、例えば軸方向に往復移動可能な棒等の駆動部材と、駆動源の往復回転を駆動部材の往復運動に変換する運動変換機構とを備えたポンプ駆動部。一方向回転のモータ製の駆動源と、ローラなどからなるカムフォロアを有して例えば軸方向に往復移動可能な棒等の駆動部材と、前記カムフォロアが嵌合された環状溝カムを有して駆動源に直結されたカムとを備えたポンプ駆動部。軸方向に往復移動可能な棒等の磁性体製の駆動部材と、印加される電流方向の切り替えにより駆動部材を往復移動させる電磁プランジャを備えたポンプ駆動部。軸方向に往復移動可能な棒等のピストンとしての駆動部材と、供給される液体の流れ方向の切り替えにより駆動部材を往復移動させる油圧シリンダなどの液圧プランジャを備えたポンプ駆動部。リニアステッピングモータ製の駆動源と、このモータのムーバをなして軸方向に往復移動可能な棒等の駆動部材とを備えたポンプ駆動部。又、ポンプ駆動部の駆動部材は、往復移動されればよく、既述のように軸方向に往復移動されるものが好ましいが、これには制約されず往復回転されるものでもよい。更に、ポンプ駆動部の駆動源には例えば回転型の超音波モータを用いてもよい。
本発明では、機器本体のカートリッジ装着部に着脱される燃料カートリッジが、燃料タンクとポンプとを備え、そのポンプは、機器本体に配置されたポンプ駆動部とは別の構成として設けられている。そして、燃料カートリッジがカートリッジ装着部に装着された状態で、ポンプ駆動部が動作されるに伴って、この駆動部の駆動部材が往復移動されて、燃料カートリッジのポンプに外力として駆動力が動力受け部材を介して与えられる。これにより、ポンプが作動されて、燃料タンク内の燃料がポンプ内を通ってポンプの燃料出口から吐き出されるので、燃料出口が接続された機器本体側のコネクタを通って燃料が発電装置に供給される。
燃料カートリッジは使い捨て形であるので、燃料タンクが空になったとき、若しくは寿命などでポンプが動作不良となったときに、燃料カートリッジは新たなものに交換される。ところで、既述のようにポンプより寿命が長く健全な状態にある機器側のポンプ駆動部に対してポンプ部は一体化されていない。このため、ポンプ駆動部になんら制約を受けることなくポンプの交換、つまり燃料カートリッジを容易に交換できる。更に、燃料カートリッジがポンプを備えていることにより、寒い環境や暑い環境等の機器の使用環境に適合する燃料変更に伴う仕様の燃料カートリッジを予め用意しておくことが可能である。この場合には、使用環境に適合する仕様の燃料カートリッジを選択して用いることができ、使用環境に応じた燃料変更への対応が容易である。そして、以上のポンプの故障への対応及び燃料変更への対応において交換される燃料カートリッジは、燃料タンクとポンプは備えているが、ポンプを作動させるポンプ駆動部は備えておらず、長寿命なポンプ駆動部は、燃料カートリッジの交換に拘わらず継続して使用できるので、ポンプ駆動部を含めて交換される構成に比較して使用者にとっての費用負担を軽減できる。
本発明の燃料電池搭載機器の好ましい形態では、拘束部を前記カートリッジ装着部に設けるとともに、前記カートリッジ装着部に対する前記燃料カートリッジの着脱に伴って前記拘束部に係脱される被拘束部を前記燃料カートリッジに設けている。
この発明では、コネクタへの燃料出口の挿着に伴って燃料カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたときに、被拘束部が機器本体側の拘束部に係合して、この係合により燃料カートリッジを位置決めできる。これにより、燃料カートリッジに外力が作用した場合に、その力を被拘束部と拘束部との係合部で受けて、コネクタと燃料出口との接続部に集中しないようにできる。
又、前記課題を解決するために本発明の燃料電池用燃料カートリッジは、燃料電池用の燃料を蓄えた燃料タンクと、動力受け部材及び燃料出口を有して前記燃料タンクに接続され、前記動力受け部材に供給される外部動力により作動して前記燃料タンク内の燃料を前記燃料出口から送り出すポンプと、を備えている。
この発明の燃料電池用燃料カートリッジは、燃料と空気とが供給される発電装置で前記燃料と空気とを反応させて電力を発生する燃料電池システムが搭載された燃料電池搭載機器のカートリッジ装着部に着脱自在に装着して用いられる。このため、前記燃料電池搭載機器の燃料カートリッジとして使用することにより、既述のようにポンプの故障への対応及び燃料変更への対応を容易かつ比較的安価に実現できる点で好適である。
本発明の燃料電池用燃料カートリッジの好ましい形態では、前記燃料タンクの出口を前記ポンプの燃料入り口に挿脱自在に接続している。この発明では、燃料タンクの出口をポンプの燃料入り口に挿脱できるので、ポンプから外した燃料タンクに燃料を補充し、この燃料タンクを再利用できる。これにより、交換頻度が少ない燃料電池用燃料カートリッジを提供できる。
本発明の燃料電池用燃料カートリッジの好ましい形態では、前記燃料タンクと前記ポンプとを連結して一体化している。この発明では、燃料タンクの燃料が空になるごとに使い捨てて新たなものに交換できる。
本発明によれば、燃料タンクだけではなくこれに接続されるポンプを備えた燃料カートリッジを、ポンプを作動させるポンプ駆動部が配置された機器本体に着脱自在として、ポンプを備えた燃料カートリッジの交換を可能としたので、ポンプの故障への対応及び燃料変更への対応が容易であるともに、燃料カートリッジの交換に拘わらずポンプ駆動部が継続使用されるので、比較的安価に前記対応を実現できる燃料電池搭載機器を提供できる。
又、本発明によれば、前記燃料電池搭載機器に好適に使用できる燃料電池用燃料カートリッジを提供できる。
図1及び図2を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1及び図2中符号1は燃料電池搭載機器例えばノート型パーソナルコンピュータなどの携帯型電子機器を示している。この携帯型電子機器1が備える機器本体2には、電力が供給される回路ユニット、冷却用ファンなどの電気機器、表示ランプなどの電気部品、及びLCD等のディスプレイ等各種の電力利用要素3が取付けられている。又、機器本体2内には、発電装置4と、この装置4が発電した電力を変換するDC/ACコンバータ(図示しない)と、このコンバータで変換された直流電力の一部を蓄える二次電池(図示しない)と、この二次電池の電力で駆動される補機としてブロワ(図示しない)なども設けられている。ブロワは、発電装置4にその燃料としての酸素を空気の形態で発電装置4に送り込むものである。発電装置4はスタック構造の燃料電池セルからなる。この発電装置4は、例えばDMFC型のものであって、これに送り込まれるメタノール水溶液中のメタノールと、空気中の酸素とを、直接燃料極上で反応させて発電をする。
機器本体2にはその一側面に開放された凹部からなるカートリッジ装着部5が設けられている。カートリッジ装着部5の前記開放された部分は出入り口5eとして機能する。カートリッジ装着部5の装着部奥壁5aにはコネクタ6が例えばカートリッジ装着部5内に配置されないように設けられている。カートリッジ装着部5内に臨んだコネクタ6には、その出口6aに寄せてストレーナ6bが内蔵されているとともに、このストレーナ6bより装着部奥壁5aに寄せてOリング等のシールリング6cが内蔵されている。コネクタ6の出口6aは、図示しない配管を介して発電装置4に接続されている。
カートリッジ装着部5には拘束部7が設けられている。拘束部7は好ましい例としてコネクタ6の近くに装着部奥壁5aから一体に突設した筒状部で形成されている。拘束部7とコネクタ6の夫々の中心軸線(図示しない)は互いに平行である。この筒状の拘束部7複数のリブにより補強されているとともに、カートリッジ装着部5内に臨んだ側の端部はテーパ状をなしている。
機器本体2にはポンプ駆動部11が内蔵されている。ポンプ駆動部11は、例えば電動モータ12と、偏心カム13と、駆動部材14と、付勢体15とを備えている。
詳しくは、電動モータ12には前記二次電池の電力で動作される一方向回転のステッピングモータ等が用いられており、この電動モータ12は駆動部取付け台16に取付けられている。駆動部取付け台16はカートリッジ装着部5を区画した装着部側壁5b、5cの内の一方に固定されている。偏心カム13は、円柱形状をなし、その中心軸線を電動モータ12の回転軸12aからずらしてこの回転軸12aに連結されている。
駆動部材14は真っ直ぐな軸の一端に径大なヘッド14aを有している。この駆動部材14は軸受17にこれを摺動自在に貫通して支持されている。軸受17は駆動部取付け台16が固定された装着部側壁5bに形成した筒状の軸受支え5d内に取付けられている。これにより、軸受17を貫通した駆動部材14の先端部(ヘッド14aと反対側の端部)がカートリッジ装着部5に挿入されている。
付勢体15は、例えばコイルばねからなり、軸受17と駆動部材14のヘッド14aとの間に挟設されている。この付勢体15の付勢力によって、偏心カム13の周面にヘッド14aが押付け保持されている。したがって、駆動部材14は偏心カム13のカムフォロアとして機能するように設けられている。
このため、ポンプ駆動部11は、電動モータ12が作動されて偏心カム13が回転されるに伴い、駆動部材14をその軸方向に往復移動させる動作を営む。この場合、偏心カム13の180度の回転により付勢体15を圧縮しつつ駆動部材14が図1の状態から更にカートリッジ装着部5内に押し込まれる方向に移動され、引き続く180度の回転により付勢体15の付勢力で駆動部材14が押し戻される。このように偏心カム13の連続回転に追従する駆動部材14はその軸方向に往復移動されるものである。以上の構成のポンプ駆動部11は、一方向回転の電動モータ12を用いるので図示しないモータドライバの構成が簡単である。これとともに、回転運動を駆動部材14の直線往復運動に変換するのに偏心カム13と付勢体15とを用いたので、動作に無理がなく、かつ簡単な構成で、耐久性に優れている点で好ましい。
カートリッジ装着部5には、その出入り口5eを通って使い捨て形の燃料カートリッジ20が着脱自在に装着されている。この燃料カートリッジ20は、カートリッジケース21と、燃料タンク22と、ポンプ23とを具備している。
詳しくは、カートリッジケース21は、カートリッジ装着部5の大きさ・形状に見合った大きさ・形状をなしており、着脱可能な蓋21a(図1参照)を有している。カートリッジケース21の一側壁には通孔21bが開けられている。この通孔21bは、燃料カートリッジ20がカートリッジ装着部5に挿入され適正位置に配置された状態で、前記軸受17と対向して駆動部材14を受け入れることができるように配置される。なお、機器本体2の外部から操作されてカートリッジケース21に係脱される図示しない係脱機構によって、カートリッジ装着部5に装着された燃料カートリッジ20が、カートリッジ装着部5の出入り口5eから不用意に外れることは防止されるようになっている。
カートリッジケース21には被拘束部24が設けられている。被拘束部24は例えばカートリッジケース21の挿入方向先端側の壁から外に突設されたピンからなる。この被拘束部24は、ポンプ駆動時の振動によるストレスが燃料出口28に集中してかかることを抑制し、それにより燃料出口28の破損及び破損に伴う燃料漏れを防止するものである。更に、被拘束部24は、後述する燃料出口28のカートリッジケース21からの突出長さより長く設けることで、燃料カートリッジ20の挿入時の案内の役目をなし、カートリッジ装着部5に対する燃料カートリッジ20の挿入の最終段階で、前記拘束部7内に挿入されて、燃料カートリッジ20を適正位置に規制するものである。なお、カートリッジ装着部5に対する燃料カートリッジ20の位置決めは、カートリッジ装着部5を区画する壁(側壁5b、5c等)にカートリッジケース20の周側面を摺動させて行うことも可能である。
燃料タンク22はカートリッジケース21内にその蓋21aを開いて出し入れ自在に収容されている。この燃料タンク22は、ボンベからなり、燃料として例えばメタノール水溶液が充填されている。燃料タンク22はその外側に突出する出口22aを有しており、この出口22aには開閉弁22bが組込まれている。開閉弁22bは、燃料タンク22がカートリッジケース21にセットされていない状態では、開閉弁22bの外周に配置されたコイルばね22cのばね力及びメタノール水溶液の圧力などにより閉じた状態を維持し、燃料タンク22がカートリッジケース21にセットされた状態では開いた状態となる。
ポンプ23は、前記ポンプ駆動部11と協働して燃料を送るポンプ装置を構成するものであるが、ポンプ駆動部11と一体ではなく、このポンプ駆動部11に対してはカートリッジ装着部5への燃料カートリッジ20に着脱に伴って係脱される。このポンプ23には、例えば廉価に構成できる容積式ポンプが使用されている。このため、ポンプ23は、シリンダ25と、動力受け部材として機能するピストン26と、燃料入り口27と、燃料出口28とを備えている。
シリンダ25とこの一端を液密に貫通したピストン26とによって、シリンダ25内にポンプ室Pが仕切られている。このポンプ室Pに連通して燃料入り口27と燃料出口28とが夫々シリンダ25の外側に突設されている。燃料入り口27には、ストレーナ27aとOリング等のシールリング27bとが内蔵されている。燃料入り口27とポンプ室Pとの境をなす部分には、燃料タンク22からの燃料の流入を許し、ポンプ室Pから燃料タンク22側への燃料の流出を妨げる逆止め弁29が設けられている。この逆止め弁29には例えば構造が簡単であるリーフ弁が用いられている。
燃料入り口27には燃料タンク22の出口22aが挿脱自在に接続される。燃料タンク22の出口22aが燃料入り口27に挿入して接続された状態は図1に示され、この状態では、ストレーナ27aに開閉弁22bがコイルばね22cの力に抗して押されてこの弁22bが開かれるので、出口22aからポンプ室Pへの燃料の流出が可能となる。この接続状態では、出口22aにシールリング27bが弾性的に密接して燃料の漏れが防止される。又、燃料タンク22の出口22aが燃料入り口27から引き外されると、開閉弁22bがストレーナ27aで押されなくなるので、コイルばね22c等の力で開閉弁22bが閉じ状態に戻されて出口22aからの燃料の流出が防止される。
燃料出口28の大半はカートリッジケース21の外部に突出されている。この燃料出口28はカートリッジ装着部5への燃料カートリッジ20の着脱に伴って前記コネクタ6に挿脱自在に接続される。
燃料出口28には開閉弁28aが組込まれている。この開閉弁28aは、燃料カートリッジ20がカートリッジ装着部5にセットされていない状態では、開閉弁28aの外周に配置されたコイルばね28bのばね力及びメタノール水溶液の圧力などにより閉じた状態を維持し、燃料カートリッジ20がカートリッジ装着部5にセットされた状態では開いた状態となる。詳しくは、燃料出口28がコネクタ6に挿入して接続された状態は図1に示され、この状態では、ストレーナ6bに開閉弁28aがコイルばね28bの力に抗して押されてこの弁28aが開かれるので、ポンプ室P内の燃料が燃料出口28aからコネクタ6に吐出し可能となる。この接続状態では、燃料出口28にシールリング6cが弾性的に密接して燃料の漏れが防止される。又、燃料出口28がコネクタ6から引き出された状態は図2に示され、この状態では、開閉弁28aがストレーナ6bで押されなくなるので、コイルばね28b等の力で開閉弁28aが閉じ状態に戻されて燃料出口28からの燃料の流出が防止される。
ポンプ室Pには、このポンプ室Pから燃料出口28への燃料の流出を許し、燃料出口28からポンプ室P側への燃料の流れを妨げる逆止め弁30が設けられている。この逆止め弁30には例えば構造が簡単であるリーフ弁が用いられている。
ピストン26はシリンダ25外に位置する受動端部26aを有している。受動端部26aは、ピストンロッドより大径であって、半球状の表面を有している。この受動端部26aの裏面とシリンダ25の一端面との間には付勢体例えばコイルばね31が挟設されている。コイルばね31によってピストン26はシリンダ25から突出する方向に付勢されている。前記構成のポンプ23はカートリッジケース21内に固定されていて、そのピストン26の受動端部26aは、通孔21bにコイルばね31で押し付けられてこの通孔21bを塞いでいる。なお、図1及び図2中符号32は、ピストン26がシリンダ25を貫通した部分の液密を図るOリングなどのシールリングを示している。又、符号21cは、カートリッジ装着部5に燃料カートリッジ20を挿入する際に、駆動部材14とカートリッジケース21との干渉を避けるために、カートリッジケース21に形成された凹み状の逃げを示している。
前記出入り口5eから燃料カートリッジ20を押し込むことにより、図1に示すようにカートリッジ装着部5に燃料カートリッジ20が装着されて、この装着状態は図示しない係脱機構により保持される。前記押し込みにより、被拘束部24が拘束部7に挿入された後に、燃料出口28がコネクタ6内に挿入されて液密に接続される。拘束部7への被拘束部24の挿入により、カートリッジ装着部5に対して燃料カートリッジ20が適正位置に位置決めされる。このため、コネクタ6内への燃料出口28の挿入が容易となり、カートリッジ装着部5への燃料カートリッジ20の装着作業性を向上できるとともに、この逆にカートリッジ装着部5から燃料カートリッジ20を引き外す場合の作業性も向上できる。以上のように機器使用者による燃料カートリッジ20の着脱は容易である。
更に、燃料カートリッジ20は、カートリッジ装着部5に装着された状態では被拘束部24と拘束部7とで位置決めされているので、携帯型電子機器1の携帯時などに燃料カートリッジ20にこれを動かす外力が作用した場合に、その外力を被拘束部24と拘束部7との係合部で受けることができる。これにより、コネクタ6と燃料出口28との接続部への外力の集中が抑制されるので、コネクタ6部分の力学的破損を抑制できる。
カートリッジ装着部5に燃料カートリッジ20が装着されると、図1に示すように燃料カートリッジ20側のポンプ23のピストン26と、機器本体2側の駆動部材14とが同一軸線上に配置され、駆動部材14にピストン26の受動端部26aが接触した状態となる。この場合、カートリッジ装着部5に挿入されている駆動部材14の先端に、受動端部26aが半球状表面に当たって、駆動部材14のカートリッジ装着部5への入り込み深さに応じてコイルばね31に抗してピストン26が多少押込まれるとともに、コイルばね31のばね力によって、駆動部材14とピストン26の受動端部26aとの接触状態が維持される。
図1の状態でポンプ駆動部11の電動モータ12が動作されることにより、燃料電池システムが機能して発電装置4が発電を行う。つまり、電動モータ12により回転される偏心カム13の回転は、これに従動する駆動部材14の軸方向への往復移動に変換されるから、偏心カム13の偏心量に応じて駆動部材14がピストン26を押込む方向に往動されたときにポンプ室Pの容積が小さくなるとともに、コイルばね31の力で駆動部材14がピストン26から離れる方向に複動されたときに同方向にコイルばね31の力でピストン26が押し動かされてポンプ室Pの容積が大きくなる。
ポンプ室Pの容積が小さくなるときには、燃料タンク22内からポンプ室P内に既に供給されているメタノール水溶液が増圧される。これに伴い、逆止め弁29が閉じられるとともに逆止め弁30が開かれるので、ポンプ室P内のメタノール水溶液がポンプ23の燃料出口28から吐き出される。こうして吐き出されたメタノール水溶液はコネクタ6を通って発電装置4に供給される。又、ポンプ室Pの容積が大きくなるときには、ポンプ室P内のメタノール水溶液が減圧される。これに伴い、逆止め弁30が閉じられるとともに逆止め弁29が開かれるので、燃料タンク22内のメタノール水溶液が燃料入り口27を通ってポンプ室Pに補給される。
このようにして偏心カム13が一回転するたびに駆動部材14のストロークに応じた定量のメタノール水溶液がコネクタ6を通って発電装置4に供給される。この一方で、図示しないブロワが駆動されて、酸化剤としての空気が発電装置4に供給される。したがって、発電装置4は、供給された燃料を燃料電池セルの燃料極板上で直接反応させて発電を行う。
既述のように燃料タンク22内の燃料としてのメタノール水溶液を定量ずつ送出するポンプ23は、これを動作させる機器側のポンプ駆動部11とは一体化されていない。そして、燃料カートリッジ20は使い捨て形であるので、燃料タンク22が空になったとき、若しくは寿命などでポンプ23が動作不良となったときに、燃料カートリッジ20を新たなものと交換できる。この場合、一般的にポンプ23より寿命が長いポンプ駆動部11は交換対象とならないので、交換に必要な費用負担を軽減できる。
更に、既述のように燃料カートリッジ20を交換する時点では未だ健全な状態にある機器側のポンプ駆動部11は、ポンプ23と一体化されていないので、ポンプ駆動部11になんら制約を受けることなく燃料カートリッジ20ごとポンプ23を交換できる。
又、既述のようにポンプ23と、これを動作させるポンプ駆動部11とが一体化されておらず独立していて、これらは燃料カートリッジ20をカートリッジ装着部5に装着することにより連動するようになるので、燃料カートリッジ20の構成がポンプ駆動部11に制約されることがない。このため、燃料カートリッジ20を、使い捨てするに好適な簡素な構成として、そのコストを低減することが可能である。
しかも、本実施形態では、燃料タンク22の出口22aをポンプ23の燃料入り口27に挿脱自在に接続しているので、燃料タンク22内の燃料が空になった時点で、ポンプ23が健全な状態にある場合には、燃料タンク22に燃料を補充しこの燃料タンク22を再利用できる。この場合、カートリッジケース21の蓋21aを外してポンプ23に対する燃料タンク22の取外しと取付けとを実施すればよい。したがって、こうした燃料タンク22の再利用により、燃料カートリッジ20の交換頻度が少なくなって、更に費用負担を減らすことが可能である。
又、機器本体2に着脱自在な燃料カートリッジ20がポンプ23を備えていることにより、寒い環境や暑い環境等の携帯型電子機器1の使用環境に適合する燃料変更に伴う仕様の燃料カートリッジ20を予め用意しておくことが可能である。そして、使用環境に適合する仕様の燃料カートリッジ20を選択して用いることにより、使用環境に応じた燃料変更への対応が容易である。
なお、燃料タンク22が空になるたびに、このタンク22への燃料補充を伴うことなく燃料カートリッジ20を交換する場合には、燃料を補充するための手間が不要となるので、燃料カートリッジ20の交換によって短時間で燃料を補充できる。
又、ポンプ23に対して燃料タンク22が着脱できることにより、カートリッジケース21に収容できる範囲で、容量が異なる燃料タンク22を多種類用意するが可能である。このようにする場合には、携帯型電子機器1の使用頻度などに応じた発電可能時間を、燃料タンク22の大きさにより選択できるので、電子機器1の使い勝手を改善可能である。
図3は本発明の第2実施形態を示している。
この第2実施形態では、燃料カートリッジ20の燃料タンク22とポンプ23とを連結して一体化している。このために、ポンプ23の燃料入り口27を、燃料タンク22の出口22aに見合った径の円筒で形成し、この燃料入り口27は出口22aに圧入して被嵌されている。これに伴い、燃料入り口27のシールリングは省略されているとともに、カートリッジケース21の蓋21aは開かないように固定されている。以上説明した点以外の事項は、第1実施形態と同じであるので、同一部分には同じ符号を付して説明を省略する。
したがって、第2実施形態では、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できとともに、燃料タンク22の燃料が空になるごとに、燃料カートリッジ20を使い捨てて交換できる。これにより、簡単な手間で短時間に燃料補充ができるとともに、この補充により常に新品の燃料タンク22に交換されるので、燃料タンク22を再利用する場合に比較して、ポンプ23の燃料接触部に付着する付着成分によるタンクの故障発生の恐れを抑制できる点で優れている。
なお、本発明は携帯型電子機器に限らず、携帯できない機器にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池搭載機器の要部を燃料カートリッジがセットされた状態で示す断面図。 図1の燃料電池搭載機器の要部を燃料カートリッジが所定位置から外れた状態で示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池搭載機器の要部を燃料カートリッジがセットされた状態で示す断面図。
符号の説明
1…携帯型電子機器(燃料電池搭載機器)
2…機器本体
4…発電装置
5…カートリッジ装着部
6…コネクタ
7…拘束部
11…ポンプ駆動部
14…駆動部材
20…燃料カートリッジ
21…カートリッジケース
22…燃料タンク
22a…出口
23…ポンプ
24…被拘束部
25…シリンダ
26…ピストン(動力受け部材)
26a…受動端部
27…燃料入り口
28…燃料出口
31…コイルばね

Claims (5)

  1. 燃料と空気とが供給される発電装置で前記燃料と空気とを反応させて電力を発生する燃料電池システムが搭載された燃料電池搭載機器において、
    カートリッジ装着部を有した機器本体と、
    前記カートリッジ装着部に臨んで前記機器本体に設けられ前記発電装置に供給される燃料が通されるコネクタと、
    燃料を蓄えた燃料タンク、及びこの燃料タンクに接続されてタンク内の燃料を送り出すポンプを備え、前記カートリッジ装着部に着脱自在に装着されるとともに、前記ポンプが動力受け部材と前記コネクタに挿脱自在に接続される燃料出口とを有した使い捨て形の燃料カートリッジと、
    前記機器本体に配置され、前記カートリッジ装着部に前記燃料カートリッジが装着された状態で前記動力受け部材を従動させる駆動部材を有して前記ポンプを作動させるポンプ駆動部と、
    を具備した燃料電池搭載機器。
  2. 拘束部を前記カートリッジ装着部に設けるとともに、前記カートリッジ装着部に対する前記燃料カートリッジの着脱に伴って前記拘束部に係脱される被拘束部を前記燃料カートリッジに設けた請求項1に記載の燃料電池搭載機器。
  3. 燃料電池用の燃料を蓄えた燃料タンクと、
    動力受け部材及び燃料出口を有して前記燃料タンクに接続され、前記動力受け部材に供給される外部動力により作動して前記燃料タンク内の燃料を前記燃料出口から送り出すポンプと、
    を備えた燃料電池用燃料カートリッジ。
  4. 前記燃料タンクの出口を前記ポンプの燃料入り口に挿脱自在に接続した請求項3に記載の燃料電池用燃料カートリッジ。
  5. 前記燃料タンクと前記ポンプとを連結して一体化した請求項3に記載の燃料電池用燃料カートリッジ。
JP2004303229A 2004-10-18 2004-10-18 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ Expired - Fee Related JP4673033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004303229A JP4673033B2 (ja) 2004-10-18 2004-10-18 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004303229A JP4673033B2 (ja) 2004-10-18 2004-10-18 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006114449A true JP2006114449A (ja) 2006-04-27
JP4673033B2 JP4673033B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=36382779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004303229A Expired - Fee Related JP4673033B2 (ja) 2004-10-18 2004-10-18 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4673033B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093809A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびそれを含む輸送機器
JP2014060117A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Daiwa Can Co Ltd 燃料電池用カートリッジ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109633A (ja) * 2001-06-28 2003-04-11 Foamex Lp 燃料電池用液体燃料貯蔵器
JP2003257466A (ja) * 2001-12-28 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池システム
JP2004071262A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Toshiba Corp 燃料電池装置
JP2004164924A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Seiko Epson Corp 燃料電池システム及びこれを用いた機器
JP2004193059A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Hitachi Maxell Ltd 燃料交換装置
JP2005510018A (ja) * 2001-11-13 2005-04-14 エスエフツェー スマート フュエル セル アーゲー 燃料電池へ燃料を供給する装置
JP2006508516A (ja) * 2002-12-02 2006-03-09 ポリフューエル・インコーポレイテッド 携帯電子装置用燃料電池カートリッジ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109633A (ja) * 2001-06-28 2003-04-11 Foamex Lp 燃料電池用液体燃料貯蔵器
JP2005510018A (ja) * 2001-11-13 2005-04-14 エスエフツェー スマート フュエル セル アーゲー 燃料電池へ燃料を供給する装置
JP2003257466A (ja) * 2001-12-28 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池システム
JP2004071262A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Toshiba Corp 燃料電池装置
JP2004164924A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Seiko Epson Corp 燃料電池システム及びこれを用いた機器
JP2006508516A (ja) * 2002-12-02 2006-03-09 ポリフューエル・インコーポレイテッド 携帯電子装置用燃料電池カートリッジ
JP2004193059A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Hitachi Maxell Ltd 燃料交換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093809A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびそれを含む輸送機器
JP2014060117A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Daiwa Can Co Ltd 燃料電池用カートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4673033B2 (ja) 2011-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5243122B2 (ja) 携帯型ガス発生デバイスおよびこのようなデバイスを備えた電気燃料電池電源
US7779873B2 (en) Method and apparatus for filling a fuel container
AU2004291534B2 (en) Self-regulating gas generator and method
US20050130009A1 (en) Filling-collecting device for fuel cell, fuel cell system and reusing device for filling-collecting device for fuel cell
MXPA03009745A (es) Suministro de energia de tipo generacion de energia y dispositivo electronico.
KR20070064584A (ko) 연료 전지 카트리지 및 연료 운반 시스템
JP2006040787A (ja) 燃料電池システム
US20090026637A1 (en) Device for mixing water and gas
JP2006310209A (ja) 燃料電池システム及び電子機器並びに燃料電池システムの起動方法
JP4673033B2 (ja) 燃料電池搭載機器及び燃料電池用燃料カートリッジ
JP4868352B2 (ja) 水素発生設備及び燃料電池システム
US20170005349A1 (en) Fuel cell cartridge
KR20040089611A (ko) 모듈 및 연료 패키지
JP2007177702A (ja) 燃料ポンプモジュール
JP2007111670A (ja) 小型液体供給装置、及び水素発生装置
JP5180626B2 (ja) 燃料カートリッジ及び燃料電池への燃料供給方法
WO2015005264A1 (ja) 給湯システム、燃料電池システム及びポンプ装置
JP4487478B2 (ja) 燃料電池システム及びこれを用いた機器
JP2007311363A (ja) 燃料電池システム
EP1648046A1 (en) Fuel cell system
JP2006516063A (ja) 直接メタノール燃料電池のための燃料供給方法
JP5397939B2 (ja) 水素発生装置及び燃料電池システム
JP2006112399A (ja) 小型機器搭載用ポンプモジュール及び携帯可能な電子機器
JP2007120306A (ja) 燃料電池システムにおける水供給用ポンプ装置及びその制御方法
JP2009091231A (ja) 液体供給装置、水素発生装置及び燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070509

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4673033

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees