JP2006109151A - 画像記録装置及び電子アルバム作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影時の状況と関連の深い音声を撮影画像に容易に対応付けられるようにすること。
【解決手段】被写体を撮影して画像情報データを出力する撮影手段と、上記撮影手段から出力された画像情報データを記録する記録手段とを持つ画像記録装置であって、上記撮影手段による撮影時及びその前後の時間において、該画像記録装置の周囲にある再生装置から再生されている音声を検出し、それに対応する音声情報データを出力する音声情報データ検出手段と、上記音声情報データ検出手段から出力された音声情報データを上記画像データに対応付けする制御手段とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像記録装置及び電子アルバム作成システムに関し、特にユーザーが撮影した画像を音楽と組み合わせて再生できる電子アルバムを作成する場合に好適な画像記録装置及び電子アルバム作成システムに関する。
近年、デジタルカメラの普及が進んでいる。デジタルカメラは、被写体像をデジタル画像に変換する為、パーソナルコンピューター等のデジタル情報処理装置に画像データを送信することができる。そのため、さまざまな応用可能性が考えられる。
一方、近年DVD等の大容量記録媒体が普及するにつれ、このような大容量記録媒体に多くの情報を効率的に記録することによって、マルチメディア仕様の電子アルバムを作成する傾向がある。しかし、現在こうしたトレンドに対して、上記電子アルバムの作成プロセスの自動化の技術がまだまだ追いついていないと言える。
また、撮影画像の再生の際に、画像を単にモニタ上に再生するだけでは、テレビの様に画像と音声の両方を備えた再生表示に比べると、比較的地味な再生表示となり退屈しがちである。
そこで、ユーザーの撮影した画像に対して、適当な音楽等を組み合わせ、よりユーザーを楽しませることのできる技術が求められていた。
従来、このようにユーザーの撮影画像データと、他のデータを組み合わせる技術としては、下記のものが知られている。例えば特許文献1には、旅行先での撮影画像と予め用意されている素材データ(文字データ・画像データ・音声情報データ等)とを組み合わせる技術が開示されている。また、特許文献2には、ユーザーの撮影画像データと撮影場所を示す地図画像とを対応付けて出力する技術が開示されている。
特開2003−125346号公報 特開平9−139906号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、たしかに撮影画像と音楽を組み合わせてはいるが、予め用意された素材データを用いる為、その音楽が必ずしも撮影時のユーザーの思い出にうまく合うとは言えない。従って、画像再生時に組み合わされる音楽が、ユーザーの聞きなれない音楽又は撮影画像の思い出にそぐわない音楽となってしまう可能性がある。また、そのような音楽と撮影画像が組み合わされてしまった場合、画像の持つ大切な思い出のイメージを損ねてしまう可能性が生じてしまう。
よって、撮影画像に音楽を組み合わせる場合は、その撮影画像にとってもユーザーにとっても関連が深い音楽である必要がある。例えば、撮影時にユーザーが実際に聞いていた音楽、或いはそれに類する音楽を用いた方が間違いも無く、より効果的でもあると言える。
なお、従来でもデジタルカメラを用いた動画撮影においては、周囲に流れている音声も同時に収録可能であった。しかし、デジタルカメラに付属されているマイクロフォンの性能面の問題もあり、デジタルカメラでの動画撮影時に録音される音声には高音質を期待できない。画像再生時に音楽を流す場合は、当然ながら、より高音質の方が好ましく、また効果的であるとも言える。
また、上記特許文献2に開示された技術では、撮影画像データとその撮影場所を示す地図画像データとを組み合わせて出力して、どこで撮影されたものかを容易に確認できるが、撮影画像の鑑賞に関しては何ら工夫されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、撮影時の状況と関連の深い音声を撮影画像に容易に対応付けることを可能とし、以て、それら撮影画像を高音質の音声と組み合わせて再生できる電子アルバムを作成可能とする画像記録装置及び電子アルバム作成システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による画像記録装置は、被写体を撮影して画像情報データを出力する撮影手段と、上記撮影手段から出力された画像情報データを記録する記録手段とを持つ画像記録装置であって、上記撮影手段による撮影時及びその前後の時間において、該画像記録装置の周囲にある再生装置から再生されている音声を検出し、それに対応する音声情報データを出力する音声情報データ検出手段と、上記音声情報データ検出手段から出力された音声情報データを上記画像データに対応付けする制御手段と、を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による画像記録装置は、楽曲データを記録する第1の記録手段と、上記第1の記録手段に記録された楽曲データを音声として再生する再生手段と、所定の撮影指示操作に応じて被写体を撮影して画像情報データを出力する撮影手段と、上記撮影手段から出力された画像情報データを記録する第2の記録手段と、上記撮影手段への撮影指示操作が行なわれた時刻及びその前後の時間に上記再生手段が再生している音声を検出して、その音声に相当する音声情報データを上記撮影手段からの画像情報データと対応付けて上記第2の記録手段に記録する制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様による電子アルバム作成システムは、画像記録装置で撮影した日時を参照して、その日時に放送された音楽に相当する楽曲データを検索し、上記画像記録装置で撮影された画像情報データと上記検索した楽曲データとを関連付けた電子アルバムを作成することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様による電子アルバム作成システムは、本発明の第1の態様による画像記録装置と、上記画像記録装置とインターネットを介して通信可能であり、楽曲データが格納されているデータベースを有する基地局と、上記インターネットを介した上記基地局との通信により、上記画像記録装置の上記記録手段に記録された上記画像情報データに対応付けられた音声情報データに関連する楽曲データをダウンロードし、上記記録手段に記録された画像情報データと上記ダウンロードした楽曲データとを関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成手段と、を具備することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第5の態様による電子アルバム作成システムは、画像撮影時及びその前後の時間の周囲の音声を検出する音声検出手段と、画像撮影動作及び上記音声検出手段の音声検出動作の制御を行う制御手段とを有する画像記録装置と、放送局から無線又は有線によって配信された楽曲データを受信する受信手段と、上記受信手段により取得した楽曲データを記録しておくサーバーと、所望の楽曲データを上記サーバーから検索及び取得すると共に、その取得した楽曲データと上記画像記録装置の撮影動作によって得られた画像情報データとを関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成制御手段と、を具備し、上記アルバム作成制御手段は、上記画像記録装置の音声検出手段によって検出した音声に関連する楽曲データを上記サーバーから検索して取得することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第6の態様による電子アルバム作成システムは、本発明の第2の態様による画像記録装置と、上記画像記録装置の上記第2の記録手段に記録された上記画像情報データに対応付けられた音声情報データに関連する上記第1の記録手段に記録されている楽曲データを、上記第2の記録手段に記録されている画像情報データと関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成手段と、を具備することを特徴とする電子アルバム作成システム。
本発明によれば、撮影時の状況と関連の深い音声、例えば撮影時に流れていた音楽又はそれに類する音楽と撮影画像とを容易に対応付けることが可能となり、以て、それら撮影画像を高音質の音声と組み合わせて再生できる電子アルバムが作成可能となって、その撮影画像の鑑賞時に撮影当時の雰囲気を思い出しながらの再生を可能とする画像記録装置及び電子アルバム作成システムを提供することができる。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムを説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムの構成を示す図である。同図における破線内部は画像記録装置を示す。なお、本実施形態では、画像記録装置として、例えばデジタルカメラを想定している。
以下、図1を用いて本発明の第1実施形態を説明する。
同図に示すように、本実施形態の電子アルバム作成システムは、画像記録装置(デジタルカメラ)2と、音声再生手段4と、インターネット6、基地局8及び基地局8の有するデータベース10とからなる。
画像記録装置(デジタルカメラ)2は、マイクロフォン(図示せず)を有する録音手段12を具備し、該マイクロフォンにより取得した音声情報データを、上記録音手段により記録手段14に記録できる。また、撮影手段16による画像情報データも上記記録手段14に記録できる。
また、記録手段14への記録は、ユーザーによるスイッチ18aの制御に基づく撮影開始信号や時計20からの所定時間計時タイミング等により、制御手段18が行う。
この実施形態では、再生された音楽を検出するために、画像記録装置(デジタルカメラ)2がマイクロフォンを有する録音手段12を具備し、撮影手段16からの画像情報データと共に音声情報データも記録手段14に記録可能となっている。
また、音声再生手段4は、スピーカー22と音声プレーヤー23とを有し、スイッチ4aによって動作開始し、音楽を再生する。この際の音源としての音声情報データは、例えば、再生プレーヤー23に入れられた各種メディアを用いる。なお、インターネット6を介して基地局8から送られてくるデータを上記音声再生手段4内に設けられた不図示の記録手段(音源メディア)内に記録させたものを再生したり、音声再生手段4に付属しているアンテナ4bで受信した放送局等からの音声情報データを再生しても、もちろんよい。
また、画像記録装置(デジタルカメラ)2は、更に通信手段24を具備し、これを介してインターネット6と接続し、基地局8のコンピューター及びデータベース10と通信可能となっている。これにより、画像記録装置(デジタルカメラ)2は、音声情報データや画像情報データ等をインターネット6、基地局8、データベース10及びメモリ26と送受信できる。なお、通信手段24は有線・無線のどちらでもよい。
さらに、制御手段18により、上述のように取得した音声情報データ及び記録手段14内の画像情報データをもとに、電子アルバム28を作成することができる。このように作成する電子アルバム28は、例えばDVDやビデオCD等のように、映像と音声が所定のフォーマットで記録できるメディアを用いる。また、アルバムはこうしたメディアの形としなくてもよく、例えば基地局8が有するメモリ26内に画像と音声を関連付けて記録し、必要に応じて検索可能にしても良い。
また、同図に示すように、基地局8はデータベース10を有し、このデータベース10の中に多数の楽曲データが格納されている。
例えば、上記音声再生手段4が一般の音楽プレーヤーである場合に、上記音声再生手段4の再生する音楽を、上記画像記録装置2内の上記録音手段12により上記記録手段14に録音し、その録音された音声情報データに含まれるフレーズを持つ楽曲データを、上記データベース10から、インターネット6経由で選定可能とする。また、上記音声再生手段4の再生音声の音源がラジオのように放送局から放送されたものであれば、その放送時間のプログラムデータを用いて、上記データベース10から、その時の放送楽曲の楽曲データを検索可能にすることができる。
上述のように、フレーズから曲名を検索できるシステムは知られており、その曲名の把握により、当該楽曲の楽曲データがインターネット6経由で画像記録装置(デジタルカメラ)2に送られる。その後、制御手段18がその楽曲データと撮影データである画像情報データとを組み合わせて、電子アルバム28を作成する。なお、電子アルバム28の作成方法としては、上述のように取得可能な楽曲データ及び画像情報データを用いて、上記画像記録装置(デジタルカメラ)2とは別の機器を使用して電子アルバム28を作成してもよい。また、基地局8内のメモリ26にアルバムを作成しても、もちろんよい。
なお、ドライブ時等の自動車を利用する場合においては、図2(a)に示すように自動車30の外部にカメラ32aを取り付けて、上記自動車30の周囲の風景を撮影してもよい。また、図2(b)のように自動車30内の様子を撮影可能なカメラ32bを設置して車内の風景を撮影してもよい。ここで、上記カメラ32a及びカメラ32bは、図1における第2撮影手段32であると想定している。よって、上記カメラ32a及びカメラ32bの取得した情報は、図1に示すように通信手段24を介して記録手段14に入力できるようにしてもよい。つまり、画像記録装置(デジタルカメラ)2においては、通信手段24を介して、第2撮影手段32による画像情報データを、記録手段14に入力する事となる。
また、自動車30内にはナビゲーションシステム用表示手段34を有していると想定している。よって、上記ナビゲーションシステム用表示手段34により、カメラ32aのカメラから取得した画像を確認することができるようになっている。また、自動車内の音声再生手段(カーステレオ等)4の音声はスピーカー22により再生されて、画像記録装置(デジタルカメラ)2内の、マイクロフォン(図示せず)を有する録音手段12により、記録手段14に記録される。
以下、本発明の第1実施形態に係る画像記録装置(デジタルカメラ)2の動作について、図3(a)のフローチャートを用いて説明する。
画像記録装置(デジタルカメラ)2の撮影動作は、制御手段18により図3(a)のような制御でなされる。S1において、画像記録装置(デジタルカメラ)2の有する時計20をスタートさせる。なお、時計20は常時動いていてもよいが、説明を分かりやすくする為にステップに取り入れた。上記時計により、所定時間の経過が判定可能となる。よって、これを用いてS2において、所定時間の経過を判定する。ある一定の時間が経過するごとに(例えば5分おき、10分おきに)、マイクによる所定時間の録音を行う(S3)。
さらに、S4にて、その場に音楽が流れているか否かを判定する。ここで、音楽が流れていると判定した場合はY分岐してS5へ進む。続くS5において、特徴的なフレーズの有無が判断される。特徴的なフレーズが検出されれば、S5をY分岐してS6へ進む。一方、S4にて音楽が流れていないと判定した場合は、N分岐して再びS2へ進み、所定時間経過の判定ステップからやり直す。S6においては、その時刻と音楽情報データ(特徴的なフレーズ等)を対応付けて記録する。このステップにより、図3(b)に示されるような、時刻情報の付加された音声情報データが形成される。一方、特徴的なフレーズがない場合には、S5をS7にN分岐して、録音時間を延長する。続くS8では、撮影指示が為されたか否かを判断するステップであり、撮影指示が為された場合は、S10にY分岐する。一方、撮影指示が為されない場合は、S7での録音時間の延長に伴って所望時間録音を続け、再びS5へ進む。
なお、撮影を行う場合は、S2をN分岐して、撮影を行うか否かを判断するS9へ進み、さらにS10にY分岐する。S10において撮影を行った後は、続くS11において時刻と画像情報データとを対応付けて記録する。このステップにより、図3(c)に示されるような、時刻情報の付加された画像情報データが形成される。このS11後は、S2へ進み、再び所定時間経過の判定ステップから始める。また、S9をN分岐する場合(撮影を行わない場合)も、S2へ進み、再び所定時間経過の判定ステップから始める。
上述のように撮影された画像は、図4乃至図6の一連のフローチャートに示される制御により電子アルバム化される。
まず、S12は、図3(c)のような時刻情報の付加された、記録手段14に記録されている画像情報データから、時刻を検出するステップである(制御手段18により行われる)。続くS13において、S12において検出された時刻の前後の時間に記録された音声情報データを、通信手段24がインターネット6を介して基地局8に送信する。基地局8は、受信した音声情報データを基にデータベース10を検索し(S14)、受信した音声情報データに対応するフレーズを持つ音楽の楽曲データの有無を判定する(S15)。
S15において、基地局8により、対応するフレーズを持つ楽曲データが有ると判定される場合、S15をS16にY分岐する。S16においては、基地局8が、上述の対応するフレーズを持つ楽曲データを通信手段24へ送信し、更に制御手段18が電子アルバム28上にて上記楽曲データと画像情報データとを関連付ける。続くS17において、制御手段18がアルバム作成の為の次の画像の画像情報データを選択し(S17)、S18において、次画像情報データの有無を判断する。ここで、次画像情報データが無いと判断された場合はS50にN分岐し、制御手段18が、メディア等への書き込みを行うステップであるアルバム化を実行して終了する。しかし、次画像情報データが有る場合はS60へ進む。
一方、S15にて対応する楽曲データが無いと判断される場合、次画像の画像情報データの選択へと移る(S20)。続くS21は、制御手段18による次画像情報データの有無の判断であり、次画像情報データが有る場合はY分岐してS31へ進む(無いと判断される場合は、後述)。S31においては、上記選択した次画像情報データより撮影時を表す時刻情報を検出する(制御手段18により行われる)。続くS32において、撮影時刻の前後の時間に記録された音声情報データを通信手段24によりインターネット6を介して基地局8へ送信する。これを受けて、基地局8は、データベース10を検索し(S33)、対応するフレーズを持つ音楽の楽曲データの有無を判定する(S34)。
S34にて、対応するフレーズを持つ楽曲データが有ると、基地局8が判定した場合、Y分岐してS35へ進む。S35では、S34にて検索された対応するフレーズを持つ楽曲の楽曲データを、画像記録装置2に送信し、画像記録装置2内の制御手段18により、その楽曲データと対応する画像情報データとの関連付けを行う(S35)。この際に、先にS15にて関連付けできなかった画像情報データも同じ楽曲データと関連付けしてしまってもよい。その後、S36の次画像の画像情報データの選択に移る。続くS37において、制御手段18が次画像情報データの有無の判断をする。次画像情報データが無い場合は、S37で次画像情報データ無しと判断されS50へN分岐して、制御手段18がアルバム化を実行し、終了する。しかし、次画像情報データがある場合は、Y分岐してS60へと進む(図5のフローチャートへ進む)。
一方、S34にて対応するフレーズを持つ楽曲データが見つからなかった場合は、N分岐してS41へ進む。S41において、アルバム作成の為の次の画像の画像情報データを選択する。続くS42において、制御手段18が次画像情報データの有無を判断する。このS42において次画像情報データが無いと判断された場合(N分岐)、及び上述のS21において次画像情報データが無いと判断された場合(N分岐)は、S22へ進んで、制御手段18が対応音楽無しの画像情報データとデフォルト楽曲の楽曲データとの関連付けを行ってアルバム化する。なお、デフォルト楽曲データとしては、画像記録装置(デジタルカメラ)2の記録手段14に記録してあるものでも、基地局8及びインターネット6を介してデータベース10から送信されるものでもよい。一方、S42において次画像情報データが有ると判断された場合は、再びS31へ進み、上述の画像情報データからの時刻検出ステップから、楽曲データと画像情報データとの関連付けステップまでの一連のステップを再び行う。
上述のように楽曲データと画像情報データとが関連付けされたあとも、さらに次の画像の画像情報データがある場合は、S18,S37をS60に分岐する(図5のフローチャートへ進む)。
まず、S60においては、制御手段18が画像情報データより撮影時を表す時刻情報を検出する。続くS61において、撮影時刻の前後の時間に記録された音声情報データを、通信手段24がインターネット6を介して基地局8へ送信する。この音声情報データを受信して、基地局8はデータベース10を検索し(S62)、対応するフレーズを持つ楽曲の楽曲データの有無を判定する(S63)。つまり、S60〜S63までのステップは、S12〜S15,S31〜S34のステップと同様の動作内容のステップであると言える。
S63において、基地局8により、対応するフレーズを持つ楽曲の楽曲データが無いと判断された場合は、N分岐してS71へ進み、制御手段18の制御により、既に検索されている楽曲データと該画像情報データとを関連付けてしまう。このような関連付けは、S72〜S73により、全ての画像情報データが楽曲データと関連付けされるまで繰り返される。
しかしながら、同じ楽曲データにあまりにも多くの画像情報データが関連付けられた場合は、図7(a)のように、1つの楽曲の中で頻繁に画像を切り換え再生する電子アルバムとなってしまう。そのような再生は、快適な鑑賞にはあまり適さない。よって、S74(S74乃至S78は、図6のフローチャート参照)において関連付けられた楽曲の楽曲データの長さに対する画像情報データ数が適切か否かの判定を行う。この判定は、関連付けられた楽曲データの長さと画像情報データ数との比率により、制御手段18が判定する。ここでは、再生する楽曲データの長さを画像情報データ数で割り、それにより求まった値と所定時間との比率により判定する。
このS74において、Y分岐する場合は、楽曲データの長さに対する画像情報データ数が適切である場合なので、S78へ進んで、通常の長さのバージョンの楽曲の楽曲データと画像情報データとを関連付ける。
このようなS74での判定により、S74においてN分岐する場合はS75へ進み、制御手段18が、関連付けられた楽曲データの長さに対する画像情報データ数が多いか否かの判定を行う。ここで、N分岐する場合は、楽曲データの長さに対する画像情報データ数が少ない場合であるので、S76へ進んで、ショートバージョンの楽曲の楽曲データと画像情報データとを関連付ける。逆に、S75においてY分岐する場合は、楽曲データの長さに対する画像情報データ数が多い場合であるので、S77へ進んで、ロングバージョンの楽曲の楽曲データと画像情報データとを関連付ける。ここで、データベース10内の楽曲の楽曲データにはそれぞれ、通常の長さの楽曲の楽曲データ、ショートバージョンの楽曲の楽曲データ及びロングバージョンの楽曲の楽曲データが用意されている。なお、上述の基地局8による画像記録装置2への楽曲データ送信の際には、この3種類の長さの楽曲の楽曲データを全て送信する。また、上述の基地局8による画像記録装置2への楽曲データ送信の際には、通常の長さの楽曲の楽曲データのみを送信し、S74のステップでの判定に応じて必要な長さのバージョンの楽曲の楽曲データを基地局8に要求し、新たに送信してもらう動作制御を行っても勿論よい。なお、楽曲の長さのバリエーションは、上述の3種に限らず更に多く用意しておいても、もちろんよい。
S76乃至S78のいずれかにおいて、楽曲データと画像情報データとの関連付けを行ったらS50(図4のフローチャート)へと進む。S50において、制御手段18によるアルバム化を実行して終了する。
なお、再生楽曲の楽曲データの長さに対して画像情報データ数が多いと判断される場合は、上述のような方法ではなく、図7(b)に示すように、該楽曲の第1楽章だけでなく、第2楽章をも再生することにより、電子アルバム鑑賞時にあまりに頻繁に再生画像の切り換えが行われないようにしても、もちろんよい。
一方、再生楽曲の楽曲データの長さに比べて画像情報データ数が少ない場合は、図7(c)に示すように、同じ楽曲の中で何度も同じ画像の再生を繰り返すようにする事により、快適な画像切り換えタイミングにすることができる。
以下、上記S63において、対応するフレーズを持つ楽曲の楽曲データが有ると、基地局8により判定される場合を説明する。この場合、S63をS64にY分岐する。S64では、S63にて検索された対応するフレーズを持つ楽曲の楽曲データを、画像記録装置2に送信する。S65は、S63において検出された対応楽曲データが、前画像の画像情報データにおける対応楽曲データと同じ楽曲データであるかを、制御手段18が判断するステップである。S65において、同じ楽曲データだと判断された場合はY分岐してS71へ進む。なお、S71以下の動作フローについては上述の通りである。
一方、S65において、違う楽曲データだと判断された場合は、S66へ進む。
S66においては、制御手段18が、前画像の画像情報データと次画像の画像情報データの撮影時刻の差を判断する。ここでは、前画像情報データと次画像情報データの撮影した日が異なる場合や、同日の撮影であっても撮影の時刻がかなり離れた場合は、Y分岐してS68へ進む。S68では、前の楽曲データと次の楽曲データを適当なタイミングでフェードイン・フェードアウトさせる。続くS69にて、新しい楽曲の楽曲データと次の画像の画像情報データとの関連付けを行う。
一方、S66において、前画像情報データと次画像情報データとの撮影時刻があまり変わらないと判断された場合は、前画像の画像情報データと関連付けした楽曲データと、次画像の画像情報データとを制御手段18が関連付けてしまう。これは、不自然な音楽切り換えになって、鑑賞のさまたげになる事を防止するための配慮である。なお、このような場合であっても、該楽曲がちょうど途切れるような場合は、それを考慮して、次の楽曲と関連付けしても、もちろんよい。
制御手段18による、画像情報データと楽曲データとの関連付けを上記S67又はS69で終えると、S70へ進む。S70は、次画像の画像情報データの選択のステップである。このS70からS73へ進み、S73において次画像情報データの有無を、制御手段18が判断する。S73において、次画像情報データが無いと判断された場合はN分岐してS74へ進む。S74以降のステップの内容は、上述の通りである。一方、S73において次画像情報データが有ると判断された場合は、Y分岐してS60へ進み、制御手段18による画像情報データと楽曲データとの関連付けのステップを再び実行する。
なお、上述の図4乃至図6のフローチャートは、画像記録装置2側で電子アルバム28を作成する場合の動作制御を示しているが、画像記録装置2内の記録手段14に格納されている画像情報データを基地局8がインターネット6を介して取得し、基地局8においてインターネット6を介して電子アルバム28の作成を行う動作制御を行っても勿論よい。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、画像撮影時に流れていた音楽、例えばパーティーやドライブでの撮影の際に流れていた音楽、を高音質で再生しながら画像を再生する電子アルバムを作成することができるので、撮影画像の再生を思い出深く鑑賞することができ、撮影当時を回想することができるようになる。これにより、例えばパーティーやドライブなど音楽が流れている状況での撮影画像を、その音楽と組み合わせ、しかも高音質で再生するため、撮影時の雰囲気が良く伝わる画像再生を行うことができる。
また、対応する楽曲が無い画像についても、撮影時間的に隣接する画像と関連付けした楽曲を用いることにより、鑑賞の流れを中断することが無いように電子アルバムを鑑賞することができる。
さらに、再生する楽曲の長さに比して、対応する画像数が多い場合には、フローチャートで示したように様々な長さにアレンジした楽曲を用いたり、該楽曲の第2楽章またはそれに相当する部分まで使用することにより、適切な画像切り替えが行える。逆に、再生する楽曲の長さに比して、対応する画像数が少ない場合には、対応画像を繰りかえし再生する等の工夫により、適切な画像切り替えが行える。
上述のような画像再生が楽しめる電子アルバムを、特別な技術を必要とせずに、例えば自宅でインターネットに画像記録装置を接続するだけで作成することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムについて説明する。本実施形態における画像記録装置及び電子アルバム作成システムは、上記第1実施形態に比べ、より単純な構成で本発明の目的を達成可能とする。なお、上記第1実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムと同様の構成部分については、図示及び説明は省略する。
以下、図面を用いて本実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムについて説明する。
図8(a)に示すように、本実施形態においては、画像記録装置(デジタルカメラ)2と音声再生手段4に、それぞれ時計2a,4aを具備させる。
画像記録装置(デジタルカメラ)2については、同図に示すようにスイッチ2bを設ける。これにより、撮影時であってもレリーズ動作のスイッチ操作(スイッチ2bの操作)に応じて、時計2aの出力により撮影時刻を記録できるようになっている。
また、音声再生手段4については、同図に示すようにスイッチ4bを設け、その操作により、音楽再生をした時刻及び再生した楽曲を特定するための情報を音声情報データとして記録できるようにする。なお、音声再生手段4としては、例えばHDDプレーヤーのように録音再生共にできるものを用いてもよいし、CDやDVD等の音源メディアの再生専用機であっても曲目情報や時刻情報のみを音声情報データとして記録できるようなメモリを備えた装置であればよい。
本実施形態における構成としては、図8(b)に示すように、DVDレコーダー36を制御可能である画像記録装置2内の制御手段18が、画像記録装置(デジタルカメラ)2及び音声再生手段4のそれぞれの時刻情報を参照しつつ、電子アルバムの作成を行うシステムとなっている。ここでは、本実施形態の理解を容易にする為に、同図における制御手段18を画像記録装置2とは別体として描いている。なお、同図に示すような、画像記録装置2と制御手段18とを別体とする構成を採っても勿論よい。その場合、制御手段18は、パーソナルコンピューター等で実現される。また、同図に示すように、制御手段18には操作のためのスイッチ18aが設けられている。本実施形態においては、上述の構成のシステムを図9に示すフローチャートのように動作制御することにより、アルバム作成を行う。以下、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、S81において、画像記録装置(デジタルカメラ)2に撮影画像に対応して記録されている時刻情報を用いて音声再生手段4を検索し、撮影時に再生されていた楽曲の音声情報データを検出する。
続くS82は、画像撮影時に再生されていたCDやDVD等の音源メディアが音声再生手段4にセッティングされているか否かを判断するステップである。上記メディアが音声再生手段4にセッティングされていれば、Y分岐してS86へ進む。S86においては、所定のタイミングで画像再生が行われるように、撮影画像の画像情報データと上記検出した音声情報に対応する上記音源メディア上の楽曲データとを関連付けし、アルバム化する。一方、上記メディアが音声再生手段4にセッティングされていない場合はS83へ進む。
S83では、撮影画像に対応する音源メディアがセッティングされていない旨の警告が為される。該警告の方法としては、画像記録装置2の具備する表示手段(図示せず)を用いての警告表示、または音声再生手段4の具備するスピーカー22を用いての警告音等により行う。
続くS84では、音源メディアが音声再生手段4にセッティングされたか否かを判断する。ここで、S83で為される警告にも関わらずユーザーが該音源メディアのセットが為されていない場合は、S84をN分岐してS85へ進む。S85では、インターネット6から、上記検出した音声情報データに対応する楽曲の楽曲データをダウンロードし、それをS86で画像情報データと関連付けする。
なお、画像記録装置(デジタルカメラ)2と記録手段14とを、容易に分離可能な構造とし、さらに音声再生手段4(カーステレオ)には、上記記録手段14を挿入することのできるスロットを具備させる場合、以下に示すように、より簡単な電子アルバム作りができるシステムが可能となる。この場合は、CDやDVD等の音源メディア38に収録されている音楽を、音声再生手段4が再生しつつ、記録手段14内の撮影画像を、ナビゲーションシステム用表示手段34に表示するシステムとする。また、このシステムを採る場合は、図11に示すフローチャートに従った動作制御を行う。以下、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、撮影が終わった後の記録手段14を画像記録装置(デジタルカメラ)2から取り出して音声再生手段(カーステレオ)4にセッティングする。次に、記録手段14内の撮影画像をナビゲーションシステム用表示手段34に順次再生するようにする(S91)。それと共に、音声再生手段(カーステレオ)4内のメディア38の音楽を再生する(S92)。
続くS93において、その音楽の楽曲データと撮影画像の画像情報データとの関連付けの可否を、ユーザーのスイッチ18aによる操作により、制御手段18が判断する。その関連付けでよいと判断した場合は、ユーザーによるスイッチ18aの操作で、S93において楽曲データと画像情報データとを実際に関連付けし、記録手段14に記録していく(S93をS94へY分岐)。
一方、S93において、その関連付けが不適当であると判断した場合は、S93をN分岐してS95の音楽の切り換え選択へ進む。ここで、ユーザーによる所定のスイッチ操作により音楽切り替えが選択された場合は、S96へ進み音楽の切り替えを行う。なお、音楽の切り替え方法は、メディア38の交換あるいは当該メディア38のトラックの切り替えにより行う。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、複雑な検索を必要としない極めてシンプルな構成で、撮影画像と対応する音楽とを関連付けた電子アルバムの作成が可能となり、あとで撮影画像を思い出深く鑑賞することができるようになる。さらに、図10に示した構成を採り、図11に示したフローチャートによる動作制御を行えば、例えば旅行の帰りにカメラの記録用メディアをカーステレオに入れておくだけで、画像と関連深い音楽とが関連付けられた電子アルバムが簡単に作成できる。
また、上記画像記録装置(デジタルカメラ)2と音声再生手段4とを一体化させて、図8(a)に破線で囲んで示すように、一つの画像記録装置40としても良い。この場合には、画像記録装置40は、図12に示すフローチャートに示すように動作する。
まず、S101において計時をスタートする。次に、S102において音楽再生をスタートする。なお、画像の撮影はS102で音楽再生が開始された後に行われるので、S101において行われる計時は、時刻のみの通常の計時だけでなく、再生音楽の演奏時間の計時もスタートさせる。
続くS103では、撮影するか否かを判断する。撮影を行う場合は、必ずS103をS104に分岐して、撮影時の時刻及び撮影画像を記録する。また、S105ではその時再生されている音楽ソフトの内容(例えば、CDのトラックナンバーや、該トラックの演奏時間等)を音声情報データとして合わせて記録するようにする。また、S105での記録の際に該楽曲のフレーズの一部も記録しておけば、実際の電子アルバム作成時に、万が一音源メディアが取り替えられてしまった場合であっても、警告を行って、ユーザーに注意を促すことができる。
一方、撮影が為されない場合には、S103をN分岐してS107へ進む。S107は、曲目変更操作を行うか否かのステップである。ここで、Y分岐すればS108へ進み、ユーザー好みの楽曲へ曲目変更を行うことができる。
このように画像記録装置2と音声再生手段4とを1つにまとめた装置である画像記録装置40を用いることで、図13に示すようにカメラマンが自分の好きな曲を聴きながら、撮影を楽しむことができる。従って、ユーザー好みの作品イメージを反映した電子アルバムを作成することができる。この結果は、簡単に電子アルバム化されるので後で、モデルと一緒に画像と音楽を合わせた電子アルバムを鑑賞し、イメージを合わせてさらにすぐれた作品作りにつなげる事が可能となる。
また、このような画像記録装置40によって、ユーザーは音楽によって触発され、創造性に満ちた撮影を楽しむことができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムについて説明する。なお、前述の第1実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムと同様の構成部分については、図示及び説明は省略する。以下、図面を用いて本実施形態に係る画像記録装置、及び電子アルバム作成システムについて説明する。
例えば、カーステレオでラジオの音楽を聞くような状況、あるいは、有線放送の音楽を流していた状況では、もとの音源データを検索する事が可能であるので、それを利用した楽曲データを作成することが可能である。
例えば、図14に示すように、旅行等の時に自動車30内に配された音声再生手段(カーステレオ)4で聞いたラジオ等の放送局8aからの音楽を、以下のように再度音源として利用する。
即ち、ユーザーがドライブ中、ラジオ等の放送局8aから放送されている音楽の楽曲データを、受信手段42を介してホームサーバー44に記録しておく。
そして、ドライブから帰宅後、そのドライブ中に撮影した画像記録装置(デジタルカメラ)2の記録手段14内の画像情報データに付属している時刻情報を、アルバム作成制御手段18cに出力する。なお、出力の方法としては、アルバム作成制御手段18cが記録手段14を接続するスロットを有している場合は、それを利用する形で出力してもよい。ここで、上記アルバム作成制御手段18cは、上記ホームサーバー44と受信手段42を介しての放送局8aとの通信、及び楽曲データと画像情報データとの関連付け等のアルバム作成に関する動作及び制御を行うものである。なお、図14においては、アルバム作成制御手段18cは、画像記録装置2の外部に設けられているが、画像記録装置(デジタルカメラ)の制御手段にその機能を担わせても勿論よい。
次に、上記ホームサーバー44に記録してあるラジオ受信結果である楽曲データを、アルバム作成制御手段18cが検索する。ここで、ドライブ時等の撮影時刻に流されていた楽曲データが検出された場合は、該楽曲データをアルバム作成制御手段18cに送信させ、それに対応する画像記録装置(デジタルカメラ)2の記録手段14の画像情報データと関連付けしてアルバム化する。
なお、ホームサーバー44を持たずとも、上述のようなアルバム化は可能である。そのような場合、図15に示すようにラジオ等の放送局8aにサーバー45を具備させる。そして、音声再生手段(カーステレオ)4で聞いた音楽を画像記録装置(デジタルカメラ)2の記録手段14からアルバム作成制御手段18cが判定した検索用データに基づいて、ラジオ等の放送局8aから有線又はインターネット6経由でドライブ等の画像撮影時間に流されていた音楽の楽曲データを配信する。このようにして取得した音楽の楽曲データと撮影画像の画像情報データとを関連付けすることにより、アルバム化することとなる。
図16は、本実施形態に係る電子アルバム作成システムの制御フローチャート例である。
まず、S110は上記アルバム作成制御手段18cを介してユーザーがアルバムを作る為の画像を指定するステップである。続くS111において、その画像の画像情報データより撮影日時を検出する。さらにS112において、その撮影日時に対応する放送内容を一覧表示する。なお、放送内容の一覧表示は放送局から送ってもらってもよいし、ホームサーバー44が有る場合にはそのホームサーバー内のデータより検索してもよい。
続くS113は、ユーザーが選択したデータを放送局に対して配信要求を行うステップである(ホームサーバー内のデータを読み出すのみでもよい)。S114では、送信されてきた楽曲データをもとに画像再生の際のBGMを作成し(S114)、更に画像情報データを関連付けて(S115)、電子アルバム作成が終了する。なお、該電子アルバムは、通常、前述の第1実施形態(図1の構成参照)で示したように画像記録装置(デジタルカメラ)2の制御手段18に接続されたアルバム28内に作成されるが、画像記録装置(デジタルカメラ)2内の記録手段14内に作成しても勿論よい。
なお、本実施形態により作成した電子アルバム28の鑑賞方法として、以下の構成を採る再生鑑賞システムが考えられる。まず、図17に示すようにステレオスピーカー22a、送信手段46、プロジェクタ48、スクリーン50及び電子アルバム28とで再生システムを構成する。ここで、送信手段46は、電子アルバム28の楽曲データをステレオスピーカー22aに送信するためのものである。
同図に示すように、撮影画像の画像データはプロジェクタ48によりスクリーン50へ投影され、それに関連付けられた楽曲データは送信手段46により電子アルバム28からステレオスピーカー22aへ送信され、ステレオスピーカー22aにより再生される。
以上説明したように、本発明の第3実施形態によれば、放送局の持つ豊富な音源を利用し、カーステレオで楽しんだ後も、アルバム作成時に同様の音楽を利用でき、誰もが容易に音楽を付した電子アルバムを作ることができる。しかも、高音質の音楽を用いることができるので、高品質の電子アルバム作成が可能となる。つまり、画像再生時に最適で高音質な音楽を付加することができるので、画像再生時に撮影時の思い出を追体験することによって、より深い鑑賞ができるようになる。
なお、5.1ch対応の音楽再生などは、ビデオカメラによる録音によるものでは不可能だったが、本実施形態によれば上述の再生鑑賞システムにより容易に実施可能となる。
また、再生鑑賞システムを上述のように構成することにより、より高品質な電子アルバム鑑賞が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
本発明の第1実施形態に係る画像記録装置及び電子アルバム作成システムの構成を示す図である。 (a)は、自動車の外部にカメラを取り付けて、上記自動車の周囲の風景を撮影している様子を示す図である。(b)は、自動車内の様子を撮影可能なカメラを設置して車内の風景を撮影している様子を示す図である。 (a)は、画像記録装置(デジタルカメラ)を制御するフローチャート示す図である。(b)は、音声情報データの構成を示す図である。(c)は、画像情報データの構成を示す図である。 撮影された画像を電子アルバム化する動作を説明するための一連のフローチャートの第1の部分を示す図である。 撮影された画像を電子アルバム化する動作を説明するための一連のフローチャートの第2の部分を示す図である。 撮影された画像を電子アルバム化する動作を説明するための一連のフローチャートの第3の部分を示す図である。 再生楽曲の楽曲データ長さと撮影画像の画像情報データの数との比率によって、様々な再生方法を示した図である。 (a)は、本発明の第2実施形態における画像記録装置と音声再生手段を示す図である。(b)は、第2実施形態に係る電子アルバム作成システムの構成を示す図である。 第2実施形態に係る電子アルバム作成システムの動作制御を示すフローチャートを示す図である。 画像記録装置(デジタルカメラ)の記録手段を挿入することのできるスロットを、カーステレオに具備させた場合の電子アルバム作成システムの構成を表す図である。 図10に示す電子アルバム作成システムの動作制御を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例に係る画像記録装置の動作制御を表すフローチャートである。 画像記録装置を用いて、ユーザーが自分の好きな曲を聴きながら撮影をしている様子を表す図である。 本発明の第3実施形態に係る電子アルバム作成システムの構成を示す図である。 第3実施形態の変形例に係る電子アルバム作成システムの構成を示す図である。 図15の電子アルバム作成システムの制御フローチャート例である。 電子アルバムの再生鑑賞システムの構成を表した図である。
符号の説明
1…アルバム作成制御手段、 2…画像記録装置、 2b…スイッチ、 4…音声再生手段、 4a…スイッチ、 4b…アンテナ、 6…インターネット、 8…基地局、 8a…ラジオ放送局、 8b…サーバー、 10…データベース、 12…録音手段、 14…記録手段、 16…撮影手段、 18…制御手段、 18a…スイッチ、 18c…アルバム作成制御手段、 22…スピーカー、 22a…ステレオスピーカー、 23…再生プレーヤー、 24…通信手段、 26…メモリ、 28…電子アルバム、 30…自動車、 32…第2撮影手段、 32a,32b…カメラ、 34…ナビゲーションシステム用表示手段、 36…DVDレコーダー、 38…メディア、 40…画像記録装置、 42…受信手段、 44…ホームサーバー、 45…サーバー 46…送信手段、 48…プロジェクタ、 50…スクリーン。

Claims (12)

  1. 被写体を撮影して画像情報データを出力する撮影手段と、上記撮影手段から出力された画像情報データを記録する記録手段とを持つ画像記録装置であって、
    上記撮影手段による撮影時及びその前後の時間において、該画像記録装置の周囲にある再生装置から再生されている音声を検出し、それに対応する音声情報データを出力する音声情報データ検出手段と、
    上記音声情報データ検出手段から出力された音声情報データを上記画像データに対応付けする制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像記録装置。
  2. 上記再生装置は、カーステレオであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 上記記録手段は、上記画像情報データとともに上記音声情報データを記録することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 時計機能を有する計時手段を更に具備し、
    上記記録手段は、上記計時手段の出力により、上記画像情報データ及び音声情報データの取得時刻を記録することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 上記制御手段は、上記記録手段に記録された上記画像情報データ及び音声情報データの取得時刻に基づいて、上記画像情報データと音声情報データとの対応付けを行うことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 楽曲データを記録する第1の記録手段と、
    上記第1の記録手段に記録された楽曲データを音声として再生する再生手段と、
    所定の撮影指示操作に応じて被写体を撮影して画像情報データを出力する撮影手段と、
    上記撮影手段から出力された画像情報データを記録する第2の記録手段と、
    上記撮影手段への撮影指示操作が行なわれた時刻及びその前後の時間に上記再生手段が再生している音声を検出して、その音声に相当する音声情報データを上記撮影手段からの画像情報データと対応付けて上記第2の記録手段に記録する制御を行う制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像記録装置。
  7. 画像記録装置で撮影した日時を参照して、その日時に放送された音楽に相当する楽曲データを検索し、上記画像記録装置で撮影された画像情報データと上記検索した楽曲データとを関連付けた電子アルバムを作成することを特徴とする電子アルバム作成システム。
  8. 請求項1に記載の画像記録装置と、
    上記画像記録装置とインターネットを介して通信可能であり、楽曲データが格納されているデータベースを有する基地局と、
    上記インターネットを介した上記基地局との通信により、上記画像記録装置の上記記録手段に記録された上記画像情報データに対応付けられた音声情報データに関連する楽曲データをダウンロードし、上記記録手段に記録された画像情報データと上記ダウンロードした楽曲データとを関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成手段と、
    を具備することを特徴とする電子アルバム作成システム。
  9. 上記画像記録装置の上記制御手段は、上記電子アルバム作成手段の機能を備えることを特徴とする請求項8に記載の電子アルバム作成システム。
  10. 画像撮影時及びその前後の時間の周囲の音声を検出する音声検出手段と、画像撮影動作及び上記音声検出手段の音声検出動作の制御を行う制御手段とを有する画像記録装置と、
    放送局から無線又は有線によって配信された楽曲データを受信する受信手段と、
    上記受信手段により取得した楽曲データを記録しておくサーバーと、
    所望の楽曲データを上記サーバーから検索及び取得すると共に、その取得した楽曲データと上記画像記録装置の撮影動作によって得られた画像情報データとを関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成制御手段と、
    を具備し、
    上記アルバム作成制御手段は、上記画像記録装置の音声検出手段によって検出した音声に関連する楽曲データを上記サーバーから検索して取得することを特徴とする電子アルバム作成システム。
  11. 請求項6に記載の画像記録装置と、
    上記画像記録装置の上記第2の記録手段に記録された上記画像情報データに対応付けられた音声情報データに関連する上記第1の記録手段に記録されている楽曲データを、上記第2の記録手段に記録されている画像情報データと関連付けて記録した電子アルバムを作成するアルバム作成手段と、
    を具備することを特徴とする電子アルバム作成システム。
  12. 上記第1の記録手段は、当該画像記録装置に対して着脱自在な、楽曲データを記録した音源メディアを含み、
    上記電子アルバム作成手段は、上記撮影手段への撮影指示操作が行なわれた時刻及びその前後の時間に装着されていた音源メディアが上記画像記録装置に装着されているか否かを判定する音源メディア特定手段を含むことを特徴とする請求項11に記載の電子アルバム作成システム。
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