JP2006108941A - ヘッドホンアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 アンテナ特性の大幅な改善を図るとともに、機器内蔵のスピーカを使用するのか、イヤホンで聞くのかの選択を可能とする
【解決手段】 ステレオヘッドホン80L,80Rが接続された音声信号用伝送線2〜4と高周波信号用伝送線5,6からなるケーブル60の基端部に上記ケーブル60を音声信号用伝送線2〜4と高周波信号用伝送線5,6に分岐する分岐部40を有し、上記分岐部40において分岐された上記音声信号用伝送線2〜4が接続された音声用プラグ10と上記高周波信号用伝送線5,6が接続されたアンテナ用プラグ11とを分離して設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯型無線機器に接続されるヘッドホンアンテナに関する。
人体に装着して使用されるページャ、ラジオ受信機や液晶テレビジョン受像機などの携帯型無線機器において、ロッドアンテナやヘッドホンへ音声信号を伝送する信号線をアンテナとして利用するヘッドホンアンテナが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
従来、テレビジョン放送やFMラジオ放送を受信するヘッドホンアンテナは、音声用グランド、音声信号線(右)、音声信号線(左)から構成される音声信号伝送線と、アンテナ信号の伝送にアンテナ信号線及びアンテナグランド線から構成されるアンテナ同軸線を使用している。これに使用されるコネクタは、通常高周波特性を考慮しておらず、通常のφ2.5の5極ピンジャックや10ピンの平形コネクタを使用されており、UHF帯においては、最大3dB以上ロスが発生していた。また、機器を家庭のテレビのアンテナ端子に繋いでテレビを見る場合、アンテナ端子が、イヤホンジャックと兼用されているために、イヤホンでの視聴ができない構造となっていた。
特開2003−163529号公報
上述の如く、テレビジョン放送やFMラジオ放送の受信に使用されるヘッドホンアンテナは、通常のヘッドホンをφ3.5のイヤホン端子にそのまま接続して使用されており、非常に感度の低いものであった。また、近年、広く普及しつつある携帯電話でのテレビ視聴に使用されているヘッドホンアンテナは、前述のものより感度は、いいもののコネクタ形状が特殊なために外部のアンテナを付けて、ヘッドホンで聞くことはできなかった。さらに、このコネクタが、アンテナ特性を考慮して設計されてないために、コネクタ部での信号ロスが大きいという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、アンテナ特性の大幅な改善を図るとともに、機器内蔵のスピーカを使用するのか、イヤホンで聞くのかの選択を可能とするヘッドホンアンテナ及び携帯型無線機を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、携帯型無線機器に接続されるヘッドホンアンテナであって、ステレオヘッドホンが接続された音声信号用伝送線と高周波信号用伝送線からなるケーブルの基端部に上記ケーブルを音声信号用伝送線と高周波信号用伝送線に分岐する分岐部を有し、上記分岐部において分岐された上記音声信号用伝送線が接続された音声用プラグと上記高周波信号用伝送線が接続されたアンテナ用プラグとを分離して設けたことを特徴とする。
本発明に係るヘッドホンアンテナでは、例えば、上記音声用プラグは上記分岐部から導出された音声信号用伝送線の先端に設けられ、上記アンテナ用プラグは上記分岐部から導出された高周波信号用伝送線の先端に設けられる。
また、本発明に係るヘッドホンアンテナでは、例えば、上記音声用プラグと上記アンテナ用プラグの少なくとも一方は上記分岐部と一体に形成される。
本発明では、ヘッドホンアンテナのアンテナ端子と音声用の端子を分離することで、アンテナ特性の大幅な改善を図ることができる。また、機器を家庭のテレビのアンテナ端子に繋いでテレビを視聴する場合において、この分離により音声用ピンジャックに最も普及しているφ3.5のものが使用でき、通常のイヤホンが使用でき、機器内蔵のスピーカを使用するのか、イヤホンで聞くのかの選択が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成の液晶テレビジョン受像機100に適用される。
この図1に示す液晶テレビジョン受像機100は、ピンプラグコネクタ10,11を介して受像器本体120に接続されるヘッドホンアンテナ50を備え、ヘッドホンアンテナ50により受信されるテレビジョン信号を受信機本体120に送り、受信機本体120から音声信号をヘッドホンアンテナ50を介してステレオヘッドホン80L,80Rに送るようになっている。
上記ヘッドホンアンテナ50は、ピンプラグコネクタ10,11を介して受像器本体120に接続される2本のケーブル31,32が導出されている分岐部40と、上記分岐部40から導出されたケーブル60の先端に設けられた接続ブロック70と、上記接続ブロック70に2本のヘッドホンケーブル81,82を介して接続されたステレオヘッドホン80L,80Rを備える。
ここで、上記ヘッドホンアンテナ50は、図2に示すように、音声用グランド2、音声信号線(右)3、音声信号線(左)4から構成される音声信号伝送線8と、アンテナ信号の伝送にアンテナ信号線5及びアンテナグランド線6から構成されるアンテナ同軸線7を使用している。
従来、ヘッドホンアンテナの接続に使用されるコネクタは、通常高周波特性を考慮しておらず損失が大きいばかりでなく、機器を家庭のテレビのアンテナ端子に繋いでテレビを見る場合、アンテナ端子が、イヤホンジャックと兼用されているために、イヤホンでの視聴ができないない構造となっていたが、本発明では、この部分を改善するために、図3に示すように、ヘッドホンアンテナ50を途中より2分岐させて、それぞれのジャックに挿すという方法を採用した。
すなわち、ヘッドホンアンテナ50の根元に分岐部40を設け、上記分岐部40から導出した2本のケーブル31,32の先端に、音声用グランド2’、音声信号(右)3’、音声信号(左)4’から構成されるφ3.5 音声用ピンプラグ10Aと、アンテナ信号の伝送にアンテナ信号’5及びアンテナグランド6’から構成されるアンテナ用ピンプラグ11Aを接続してなる。
上記分岐部40は、図4に示すように、分岐基板13が内蔵されており、ヘッドホンアンテナ50のアンテナグランド線6が分岐基板13の背面に形成されているベタグランド14にはんだで接続され、また、アンテナ信号線5が分岐基板13上のアンテナ信号ライン15にはんだで接続される。また、アンテナ信号ライン15は、テレビ信号をロスなく伝送するために特性インピーダンスが、75Ωになるようにライン幅が規定されるマイクロストリップラインで形成されている。
このアンテナ信号ライン15は、高周波的にロスが少ない構造であればよく、左右をグランドで覆ったコプレーナーラインで構成してもよい。次に音声信号伝送線8の音声用グランド2、音声信号線(右)3、音声信号線(左)4は、分岐基板13上の音声用グランドライン16、音声信号ライン(右)17、音声信号ライン(左)18にはんだで接続されている。分岐基板13上の音声用グランドライン16、音声信号ライン(右)17、音声信号ライン(左)18上にはフェライトビーズ12が挿入されており、高周波ノイズの除去すなわちテレビ信号などの高周波信号と音声信号などの低周波信号分離を行っている。上記フェライトビーズ12で低周波信号分離を行うことにより、これらの信号線をアンテナとして使用することができる。
また、上記分岐基板13には、図4に示すように、φ3.5音声用ピンプラグ10Aとアンテナ用ピンプラグ11Aの信号線がそれぞれはんだ付けして接続される。アンテナ用ピンプラグ11Aには、この例では、SMK製のφ3.5のアンテナプラグを使用した。そして、上記分岐部40は、この状態で、成形機でPP材を使用して、1次成形を行い、さらに、ポリエステル系の材料で、2次成形を行い、完成品とされている。
上記ヘッドホンアンテナ50が接続される受像器本体120には、図5に示すように、上記ピンプラグコネクタ10を構成するジャック10B、上記ピンプラグコネクタ11を構成するジャック11B、上記ジャック11Bが接続されたチューナ部121、このチューナ部121に接続された中間周波信号処理部122、この中間周波信号処理部122に接続された映像信号処理部123、上記映像信号処理部123に接続された液晶表示部124、上記中間周波信号処理部122に接続された音声信号処理部125等を備え、上記音声信号処理部125にジャック10Bが接続されている。
このような構成の液晶テレビジョン受像機100では、ヘッドホンアンテナ50のアンテナ端子と音声用の端子を分離することで、アンテナ特性の大幅な改善を図ることができる。また、機器を家庭のテレビのアンテナ端子に繋いでテレビを視聴する場合において、この分離により音声用ピンジャックに最も普及しているφ3.5のものが使用でき、通常のイヤホンが使用でき、機器内蔵のスピーカを使用するのか、イヤホンで聞くのかの選択が可能である。
なお、上述のヘッドホンアンテナ50では、分岐部40から導出した2本のケーブル31,32の先端に音声用ピンプラグ10Aとアンテナ用ピンプラグ11Aを設けるようにしたが、上記音声用ピンプラグ10Aとアンテナ用ピンプラグ11Aの少なくとも一方を上記分岐部40に直接設けるようにしてもよく、例えば図6に示すヘッドホンアンテナ50Aのように、分岐部40に音声用ピンプラグ10Aとアンテナ用ピンプラグ11Aを直接設けるようにして、分岐部40と音声用ピンプラグ10Aとアンテナ用ピンプラグ11Aを一体化した構造を採用してもよい。
また、上述の実施の形態では、本発明に係るヘッドホンアンテナ50を液晶テレビジョン受像機100に接続するものとして説明したが、例えば、USBポートを備える携帯型のオーディオ再生機やビデオ再生機において、上記USBポートにチューナアダプタを装着することにより受信機能を拡張するような場合に、上記チューナアダプタに上記ヘッドホンアンテナ50を接続したり、テレビジョン放送の受信機能を有する携帯電話機に上記ヘッドホンアンテナ50を接続するなど、上記ヘッドホンアンテナ50は各種の携帯無線機器に適用することができる。
本発明を適用した液晶テレビジョン受像機の構成を示す図である。 上記液晶テレビジョン受像機に接続されるヘッドホンアンテナを構成するケーブルの構成を示す図である。 本発明に係るイヤホンアンテナの構成を示す図である。 上記イヤホンアンテナにおける分岐部の構造を模式的に示す図である。 上記ヘッドホンアンテナが接続される受像器本体の構成を示すブロック図である。 本発明に係るイヤホンアンテナの他の構成例を示す図である。
符号の説明
2 音声用グランド、3 音声信号線(右)、4 音声信号線(左)、5 アンテナ信号線、6 アンテナグランド線、7 アンテナ同軸線、8 音声信号伝送線、10,11 ピンプラグコネクタ、10A 音声用ピンプラグ、10B ジャック、11A アンテナ用ピンプラグ、11B ジャック、12 フェライトビーズ、13 分岐基板、14 ベタグランド、15 アンテナ信号ライン、16 音声用グランドライン、17 音声信号ライン(右)、18音声信号ライン(左)、31,32 ケーブル、40 分岐部、50,50A ヘッドホンアンテナ、60 ケーブル、70 接続ブロック、80L,80R ステレオヘッドホン、81,82 ヘッドホンケーブル、100 液晶テレビジョン受像機、120 受像器本体、121 チューナ部、122 中間周波信号処理部、123 映像信号処理部、124 液晶表示部、125 音声信号処理部

Claims (3)

  1. 携帯型無線機器に接続されるヘッドホンアンテナであって、
    ステレオヘッドホンが接続された音声信号用伝送線と高周波信号用伝送線からなるケーブルの基端部に上記ケーブルを音声信号用伝送線と高周波信号用伝送線に分岐する分岐部を有し、
    上記分岐部において分岐された上記音声信号用伝送線が接続された音声用プラグと上記高周波信号用伝送線が接続されたアンテナ用プラグとを分離して設けたことを特徴とするヘッドホンアンテナ。
  2. 上記音声用プラグは上記分岐部から導出された音声信号用伝送線の先端に設けられ、
    上記アンテナ用プラグは上記分岐部から導出された高周波信号用伝送線の先端に設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘッドホンアンテナ。
  3. 上記音声用プラグと上記アンテナ用プラグの少なくとも一方は上記分岐部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のヘッドホンアンテナ。
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JP2009296485A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Sony Corp アンテナ装置並びにプラグ装置
WO2014105076A1 (en) * 2012-12-31 2014-07-03 Thomson Licensing An apparatus for receiving broadcast signals with a headphone antenna

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