JP2006106178A - 和太鼓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】幼稚園や小・中学校又は高等学校、あるいは成人太鼓チーム等で和太鼓を気楽に教えることのできる和太鼓装置を提供すること。
【解決手段】和太鼓装置1は、それぞれ8音に調律された和太鼓10と、和太鼓10を並設する太鼓台2とを備えて構成する。和太鼓10は、両端を開口する筒状の胴体部11と、張設された水牛製の皮革部121を有して胴体部11の一端を塞ぐ鼓面形成部12と、皮革部121の張り具合を調整する調整部材13とを有して、それぞれの和太鼓10を、音階となす8音のいずれかに調律する。太鼓台2は、各和太鼓10を収納する太鼓支持板20と、太鼓支持板20に対して内側に折畳み可能に構成する左右一対の脚部本体22と、脚部本体22に着脱可能に配置する連結脚部23とを備えている。太鼓支持板22に各和太鼓10を音階順に並設することによって、和太鼓10で音楽を演奏する。
【選択図】図2

Description

本発明は和太鼓を太鼓台にセットした和太鼓装置に関する。
近年、幼稚園や小・中学校又は高等学校において和太鼓を教えることがあり、そのために和太鼓を太鼓台に載せて練習させるケースが増えてきている。従来の和太鼓は、例えば、特許文献1で示すように、両端が開口した胴体部に、両開口部を塞ぐように皮革部を張設して構成された鼓面形成体を装着している。
従来の皮革部は、特許文献1にも記載されているように、牛皮が一般的に使用されている。また、この特許文献1では、胴体本体には、隔壁部が配置されていて、胴体本体の上下面に張着された皮革部との間に、2室を形成していた。隔壁部には、中央部に通し孔が形成され、2室は通し孔で連通することとなっていた。そしてこの通し孔の径を変えるとともに皮革部の張り具合を調節することによって、8個の太鼓をセットにすると、音階順に低い「」から高い「ド」まで並べることができ、太鼓で音階を綴ることができることとなっていた。
特開2002−156965公報(3〜5頁、図3参照)
しかし、特許文献1の発明では、太鼓を8個並べて音階を綴ることができるものの、牛皮で形成された皮革部は、湿気を吸収しやすく、湿度の変化で音程が狂いやすく調律することが難しかった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、湿度の変化に強い皮革部を使用することによって、湿度の変化で音程が狂いにくい和太鼓装置を提供することを目的とする。
本発明に係る和太鼓装置は、上記の課題を解決するために、以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の発明では、筒状の胴体部と、前記胴体部の一端に張設された皮革部とを備えて形成される少なくとも8個の和太鼓が、音階をなす8音にそれぞれ調律されて、太鼓台に配置され、前記皮革部が水牛の皮で形成されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明では、前記皮革部の厚みが、音程の低い方から高い方に向かうにしたがって順に薄く形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明では、前記皮革部が、張り具合を調整する調整部材に連結されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明では、前記胴体部は、それぞれの音階をなす8音別に長さ調整されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明では、前記太鼓台は、太鼓支持板と一対の脚部とを備え、前記脚部が前記太鼓支持板に対して折畳み可能に構成されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明では、前記脚部は、高さ調整可能に構成されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、この和太鼓装置は、少なくとも8個の和太鼓がそれぞれ音階(・レ・ミ…)ごとに太鼓台に並設されている。和太鼓は、筒状の胴体部と、胴体部における一方の端部に装着される皮革部とを備えていることから、皮革部を上方にして太鼓台にセットすることによって、胴体部は下方が開口された状態で配置されることとなり、シロホンにおけるパイプ体と同様に形成することができる。しかも皮革部が水牛の皮で形成されている。水牛の皮は水に強く水を吸収しにくく形成されていることから、多少の湿気の変化があっても張り具合は影響されない。そのため、一旦、調律すれば各和太鼓の音程を保持できることから、安定した音楽を奏することができる。
従って、和太鼓で簡単な音楽を演奏することがでることから、例えば幼稚園や小・中学校又は高等学校の教育のなかで採用できることとなり、今まで縁遠かった和太鼓を親しむことができる。しかも、皮革部を片側だけに装着していることから廉価にできる。
請求項2記載の発明によれば、水牛の皮で形成された各和太鼓の皮革部は、低い音程から高い音程に向かうにしたがって、その厚みを薄く形成している。つまり、低いに対応する和太鼓は皮革部の厚みが厚く、順に薄く形成されて高いドに対応する和太鼓は、皮革部の厚みが一番薄く形成されている。従って、音程の異なる8音を容易に作ることができる。
請求項3記載の発明によれば、繰り返しの練習後には、皮革部の張り具合が変化しやすいので、調整部材で皮革部の張り具合を調整することによって、和太鼓の調律を行うこととなり、各音階の音程を所定範囲内で維持することができる。
請求項4記載の発明によれば、それぞれの和太鼓の胴体部は、8音ごとにその長さを変えていることから、和太鼓の響きを音程に合わせて出すことができる。しかも、胴体部の長さが順に長く(あるいは短く)なることから、見た目にもよく商品価値を向上することができる。
請求項5記載の発明によれば、太鼓台は、脚部を太鼓支持板に対して折畳むことによって、コンパクトに収納することができる。しかも保管場所のスペースをとらないことから、和太鼓装置を保管場所に収納することによる保管場所の拡充を図る必要がない。
請求項6記載の発明では、子供と大人が交替して和太鼓を叩く場合には、脚部が高さ調整可能に構成されていることから、それぞれの高さに容易に合わせることができる。
次に、本発明の一形態における和太鼓装置を図面に基づいて説明する。以下に説明する和太鼓装置は、音程の異なる複数の和太鼓をそれぞれ順に並設することによって、誰でも和太鼓で音楽を演奏できるようにするものである。
図1〜2は、和太鼓装置1を示すものであり、音程の異なる8音、例えば、音階(ド・レ・ミ・…)のいずれかに調律された各和太鼓10《(10c)・レ(10d)・ミ(10e)・ファ(10f)・ソ(10g)・ラ(10a)・シ(10b)・ド(10C)》と、各和太鼓10を順に配置する太鼓台2とを有して構成されている。
和太鼓10は、図3〜4に示すように、両端が開口した筒状の胴体部11と、胴体部11の一端に張設された鼓面形成部12と、鼓面形成部12の張り具合を調整する複数の調整部材13とを備えて廉価に構成されている。
胴体部11は、塩化ビニール等のプラスチック製で形成されるとともに8個の各和太鼓10が略同径の円筒状に形成され、音程の低い順(・レ・ミ・…)に軸心方向の長さが長く形成されている。胴体部11の側面部には、外周面に沿って複数の雌ねじ111が形成され、それぞれの雌ネジ111に円環状の頭部を有する固定ネジ部材112がそれぞれ螺合して配置されている。
鼓面形成部12は、湿度変化の少ない水牛の皮で形成された円板状の皮革部121と、皮革部121の縁部を巻き付ける金属製リング状の枠部122と、を有し、皮革部121の縁部を枠部122で折り返して重ね合わせられた部位に、紐部材123で縫合することによって形成される。巻き付けられた皮革部121の裏面側端部は、胴体部11の外周面を略覆う程度まで延設する。
皮革部121の周縁部には、中心部から放射線方向に沿って複数(図例においては3箇所)の孔が形成され、後述の調整部材13の上フック部131が掛止する掛止孔121aとして形成されている。
それぞれの皮革部121は、厚みが異なり、音程の低い方から高い方に向かうにしたがって、順に薄く形成されている。つまり、低いに対応する和太鼓10は皮革部121の厚みが厚く、順に薄く形成されて高いドに対応する和太鼓10は、皮革部121の厚みが一番薄く形成されている。従って、音程の異なる8音を容易に作ることができる。
調整部材13は、タンパックルを構成し、皮革部121の掛止孔121aに一端を掛止する上フック部131と、胴体部11に螺着された固定ネジ部材112の一端を掛止する下フック部132と、上フック部131と下フック部132とをそれぞれ螺合して連結する調整ネジ部材133とを備えている。
上フック部131と下フック部132に形成された雄ねじ部131a、132aは、それぞれ逆ねじに形成され、そのため上フック部131に形成される雄ねじ部131aと下フック部132に形成される雄ねじ部132aに螺合する調整ネジ部材133の螺合部はそれぞれ逆ネジに形成されることとなる。
調整ネジ部材133は、上フック部131の雄ねじ部131aに螺合する雌ねじ部と下フック部132の雄ねじ部132に螺合する雌ねじ部とを有して略矩形枠状に形成されている。
従って、調整ネジ部材133を一方の方向に回転することによって、上フック部131と下フック部132とは、お互いに近づく方向に移動することとなり、固定側の下フック部132に対して、可動側の上フック部131が皮革部121を引っ張ることになって張り具合を強くすることができる。また、調整ネジ部材133を逆の方向に回転させることによって、上フック部131と下フック部132とは、お互いに離れる方向に移動することとなり、皮革部121の張り具合を緩めることとなる。
上記の和太鼓10を製作する場合、まず、胴体部11に3個の固定ネジ部材112を取り付け、調整部材13の下フック部132を固定ネジ部材112の円環部に掛止して仮取付しておく。
一方、皮革部121を枠部122に巻き付け紐部材123で手縫いを行って鼓面形成部12を単体で形成しておく。この単体の鼓面形成部12の皮革部121を叩くことによって、音階の中のいずれかの音として選択する。
いずれかの音として選択された鼓面形成部12に相当する胴体部11を選択して、この胴体部11の一端側に、選択された鼓面形成部12を配置する。調整部材13の上フック部131を皮革部121の掛止孔121aに掛止して和太鼓10を組付ける。
胴体部11の長さは、必ずしも、音程の低い順に長くなるとは限らないが、音低の低い順に胴体部11の長さを長くすることが、胴体部11の長さが左から順に短くなることから、見た目にもよくなって望ましい。
音の調律は、調整部材13の調整ネジ部材133を回転させて皮革部121の張り具合を調整することによって行う。これによって8音の音階のいずれかの音に調律された和太鼓10が完成されることとなる。
一形態の太鼓台2は、図2又は図5〜6に示すように、太鼓支持板20と、太鼓支持板20の両端部の下方に配置される一対の脚部21とを有して構成され、脚部21は、脚部本体22と、脚部本体22の下方で着脱可能に配置される連結脚部30と、一対の連結脚部30、30を着脱可能に連結する連結部材35とを備えている。
太鼓支持板20は、長尺状の矩形板状に形成され、それぞれの和太鼓10を収納する収納孔部201(図1参照)が、8箇所分、前後方向に2列に分離してジグザグ状に形成されている。
収納孔部201は、図1に示すように、和太鼓10の胴体部11を収納する円形部201aが形成され、さらに、円形部201aから外周方向に向かって調整部材13を収納する切欠き孔201bが、中心から放射線状に3箇所に配置して形成されている。この収納孔部201は、子供が和太鼓10を叩きやすいように、前後方向(短手方向)の収納孔部201のピッチ間隔をできるだけ近づけて形成することが望ましい。
なお、太鼓支持板20は、長尺状に形成されていることからそりが発生しやすい。そのために、長手方向の両側部には、太鼓支持板20と別に形成された板材を装着してそりを防止するようにしてもよい。
脚部本体22は、太鼓支持板20の端部付近から、下方に延設して配置され、太鼓支持板20の下面と脚部本体22の裏面との間に蝶番31で連結して、太鼓支持板20の下面側に折畳むことができるように装着されている。
さらに、脚部本体22は、太鼓支持板20の高さ調整ができるように、連結脚部30を挿入可能に形成されている。つまり、脚部本体22は、矩形板状の一方の面に周縁部231を残して中央部に凹部232が形成されるベース部23と、凹部232の底面233に一方の面が当接可能に配置される位置基準板24と、位置基準板24を表面側から支持する支持柱25と、支持柱25と並列して配置される主支持柱26とを有している。図6に示すように、主支持柱26は、断面L字状に形成され、支持柱25は、断面矩形状に形成されている。
位置基準板24は、ベース部23の一方の周縁部231に対向する側面が、複数(図例では2個)のコイルばね27で付勢され、その反対側の面に複数の略鋸歯状の係合歯部241が形成されている。さらに、位置基準板24には、位置基準板24をコイルばね27側に移動するための手操作部242が凹状に形成されている。そして、凹部232の底面233と、主支持柱26、支持柱25、位置基準板24の係合歯部241との間に、連結脚部30が挿入するための通路28が形成されている。
なお、ベース部23には、下側の周縁部231に連結脚部30を挿入するための挿入孔部234が通路28に連接するように形成されている。
連結脚部30は、キャスタ32を一対有する連結脚部本体31と、連結脚部本体31から立ち上がるとともに脚部本体22の通路28に挿入される連結板33とを有している。
連結脚部本体31は、一方が長尺状の矩形板状に形成され、内側面の中央上部に、連結部材35の一端と係合する係合雌部311が連結脚部本体31の中央上部から凹状に形成されている。
連結板33は連結脚部本体31より薄板で矩形板状に形成されるとともに、脚部本体22の通路28に挿入され、位置基準板24の係合歯部241に係合可能な複数の鋸歯状の歯部331を形成している。
連結部材35は両端部に突出するボス部351が形成され、上述の連結脚部本体31の係合雌部311と係合可能に形成される。
次に、上記のように構成された和太鼓装置1の作用について説明する。
和太鼓装置1は、使用前では、例えば、脚部本体22から連結脚部30を脱着した状態で、脚部本体22を折畳んで倉庫に収納されている。そして、脚部本体22を開いた状態で、両脚部本体22、22の下方に連結脚部30を装着し、一対の連結脚部本体31、31の各係合雌部311、311に連結部材35のボス部351,351を係合して組立てる。
なお、和太鼓装置1を使用する者が子供である場合、太鼓台2を子供用の高さに合わせる。つまり、実施形態の場合、脚部本体22の位置基準板24を、手操作部242をコイルばね27の付勢力に抗してコイルばね27側に引っ張る。すると、脚部本体22内に形成された通路28は、連結脚部30の連結板33を挿入可能に広がることから、連結板33を、連結脚部本体31を装着した状態で通路28内に挿入する。連結板33を通路28の奥深くまで挿入すると、太鼓支持板20は、その高さ位置が低くなるように調整される。連結板33の歯部331が、位置基準板24の係合歯部241の所定の係合位置で係合すると、位置基準板24をコイルばね27の付勢力で押圧して連結板33を固定する。これによって太鼓台2が、その高さ調整された位置で固定される。
太鼓台2の組付が完了すると、太鼓支持板20の収納孔部201に8個の和太鼓10を収納する。和太鼓10は、3個の調整部材13を各切欠き部201bに合わせながら胴体部11を円形部201aに収納する。この並べ方は、図1又は図2に示すように、音程の低い順に前列左、後列左の順に並べる。つまり、前列左端には、低い「」に調律された和太鼓10c、後列左端には、「レ」に調律された和太鼓10d、続いて左から順にジグザグ状に、「ミ」(和太鼓10e)・「ファ」(和太鼓10f)・「ソ」(和太鼓10g)・「ラ」(和太鼓10a)・「シ」(和太鼓10b)・「ド」(和太鼓10C)と、それぞれ調律された和太鼓10が並設されることとなる。
なお、和太鼓10の並べ方は、上記に限らず、例えば、図7に示すように、平面視円弧状に形成した太鼓支持板20Aに左から順に音程の低い順にそれぞれの和太鼓10を並べてもよい。この太鼓支持板20Aでは、和太鼓10を叩く人を中心にて8個の和太鼓10が略等間隔に並設されていることから、小さい子供でも叩きやすい。
上述のように、実施形態の和太鼓装置1は、8音の音階に調律された和太鼓10を音階順に並べて太鼓台2に収納していることから、子供たちが撥で各和太鼓10を叩くことによって、音楽を演奏することができ、今まで縁遠いと感じていた和太鼓を親しむことができる。しかも、皮革部121が水牛の皮で形成されている。水牛の皮は、牛皮と異なり、水を吸収ににくいことから湿気に強く、湿度が高くても音程の狂いが少ない。そのため、一旦、調律すれば安定した音程を維持することができることとなる。従って、音階となす8音に調律した和太鼓10を並設する和太鼓装置1では、安定した音程で奏することができて音楽を楽しむことができる。
また、鼓面形成部12における皮革部121の張りが緩んできたとしても、調整部材13の調整ネジ部材133を回転操作するだけで調律できることから、繰り返しの練習後でも、所定範囲内の音程で各音階を作ることができる。
しかも、太鼓台2が、折畳み式に構成されていることから、載置スペースを少なくして倉庫にコンパクトに収納することができる。
なお、本発明の和太鼓装置は、上記の形態に限るものではなく、特に、太鼓台2は、図8〜10に示すものであってもよい。
この形態の太鼓台4は、太鼓支持板40と、太鼓支持板40の両端部の下方に配置される一対の脚部41とを有して構成され、脚部41は、脚部本体42と、脚部本体42の下方で着脱可能に配置される一対の連結脚部43、43と、一対の連結脚部43、43を着脱可能に連結する連結部材50とを備えている。
太鼓支持板40は、長尺状の矩形板状に形成され、前述の形態と同様、それぞれの和太鼓を収納する収納孔部を8箇所分、前後方向に2列に分離してジグザグ状に形成している。
脚部本体42は、太鼓支持板40の端部付近から、下方に延設して配置され、太鼓支持板40の下面と脚部本体42の裏面との間に蝶番51で連結して脚部本体42を太鼓支持板40の下面側に折畳み可能に装着している。脚部本体42の表面側には、ロック部材52が装着され、太鼓支持板40の側部に掛止可能に構成されている。
脚部本体42の下面には角状孔421が形成され、後述の連結脚部43の高さ調整部材48を嵌入可能としている。
連結脚部43は、下部に配置する一対のキャスタ44・44と、長尺角柱状の下段部46及び角状孔471を備える短尺状の上段部47を有して2段に形成される支持脚部45と、上段部47の角状孔471に摺動可能に配置される高さ調整部材48とを備えて構成されている。
高さ調整部材48は、下部を支持脚部45の角状孔471に挿入されるとともに、上部を脚部本体42の角状孔421に挿入される。また、高さ調整部材48には2箇所の貫通孔481が形成され、支持脚部45の上段部47でいずれかの貫通孔481にねじ部材53を挿通させて高さ調整可能に配置される。
連結脚部43の下段部46に形成された角状の貫通孔461には、一対の連結脚部43、43を連結する連結部材50の端部が挿入される。連結部材50は、ボス部501を有して、支持脚部45に嵌入することによって、折畳み可能の脚部本体42を開いた状態で支持することとなる。
この形態においても、脚部41を折畳み可能に構成し、太鼓支持板40を高さ調整を可能としていることから、前述の形態と同様の効果を有することができる。
本発明の一形態による和太鼓装置を示す平面図である。 同正面図である。 図1における和太鼓を示す断面図である。 同平面図である。 図2におけるV矢視図である。 図5におけるVI−VI断面図である。 太鼓支持板の別の形態を示す平面図である。 別の形態の太鼓台を示す正面一部断面図である。 同側面図である。 図8の太鼓台における連結脚部を示す分解斜視図である。
符号の説明
1、和太鼓装置
2、太鼓台
10、和太鼓
11、胴体部
12、鼓面形成部
121、皮革部
13、調整部材
20、太鼓支持板
201、収納孔部
21、脚部
22、脚部本体
23、ベース部
24、基準脚部
27、コイルばね
28、通路
30、連結脚部
31、連結脚部本体
32、連結板
35、連結部材

Claims (6)

  1. 筒状の胴体部と、前記胴体部の一端に張設された皮革部とを備えて形成される少なくとも8個の和太鼓が、音階をなす8音にそれぞれ音程を調律されて、太鼓台に配置されるとともに、前記皮革部が水牛の皮で形成されていることを特徴とする和太鼓装置。
  2. 前記皮革部の厚みが、音程の低い方から高い方に向かうにしたがって順に薄く形成されていることを特徴とする請求項1記載の和太鼓装置。
  3. 前記皮革部が、張り具合を調整する調整部材に連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の和太鼓装置。
  4. 前記胴体部は、それぞれの音階をなす8音別に長さ調整されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の和太鼓装置。
  5. 前記太鼓台は、太鼓支持板と一対の脚部とを備え、前記脚部が前記太鼓支持板に対して折畳み可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の和太鼓装置。
  6. 前記脚部は、高さ調整可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の和太鼓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109949779A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 林琳 一种平面三角形肩背式多音阶鼓琴

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