JP2006105611A - 検出装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 機能達成手段を含む電子装置に用いられる電池が有する電力量を検出する検出装置であって、機能達成手段を動作させることなく、機能達成手段が動作したときの電池が有する電力量を検出することができる検出装置を提供する。
【解決手段】 電池2と負荷抵抗回路部5とを含む回路がスイッチ部7によって回路が閉じられている閉状態では、電池2から負荷抵抗回路部5に電力が与えられる。動作部8に電力を与えずに、負荷抵抗回路部5に電力を与えることによって、動作部8の機能を達成させることなく、動作部8に電力を与えた状態における電池2の電力量を検出することができる。電圧監視部3の検出結果に基づいて動作部8が機能を達成するために必要な必要電力が残存しているかが負荷制御ブロック6によって判定されるので、動作部8に電力を与えられることなく、動作部8が機能を達成するかを判定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池から与えられる電力によって、予め定める機能を達成する機能達成手段を含む電子装置に用いられる電池が有する電力量を検出する検出装置に関する。
第1の従来の技術は、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている2次電池の残存容量検出を検出する装置では、無負荷時、たとえば無線機の待機時の電池の電圧を監視し、予め用意されたデータベース、たとえば電池電圧−残存容量対応表によって照合して、電池の残存容量を推測している。データベースは、電池の放電特性を示すデータベース、および装置の様々な状態における消費電流を予め測定したデータベースなどが用意される。
第2の従来の技術は、特許文献2に記載されている。特許文献2に記載されている電池の残存容量を検査する装置では、所定のパルス電流を電池に加えた後の回復特性を測定し、予め用意される回復特性のデータベースに基づいて、電池の容量を判別している。
特開平11−16607号公報 特開平4−2066号公報
電池の残存容量が検出される装置が、たとえば無線機である場合、もっとも必要とする動作は電波発射であり、この動作のときに多くの無線機は最も多くの電力を消費する。このような電池に負荷を与えたときに充分な電池容量が残っているかを、無負荷時の電池の残存容量から推測することは困難である。このような推測が困難であるので電池容量が充分と判断して電波を発射した途端に電池容量の不足によって、電波の発射を完了することができないという問題がある。
このような問題を解決する装置として、電池の残存容量を監視するために、電波を発射して、電波が発射可能であるかを判断する装置は容易に考えられるが、電池の残存容量を監視するためだけに、電波を発射することは、電波資源の見地から適切でないばかりか、他の無線機への誤動作を誘発するおそれがある。
前述の第1の従来の技術および第2の従来の技術のように、データベースを用いて、電池の残存容量を監視する装置では、電池の使用される条件が非常に多様であるので、これらのデータベース化は多大な時間および労力を必要とし、これらを網羅したデータベースは現実的ではない。
また第2の従来の技術のように、パルス電流を与えて電池の残存容量を監視する装置では、パルス電流を与えるための充電回路が確保されている事を前提にしており、充電できない状態において、電波を発射できるかの判定には用いることはできない。
したがって本発明の目的は、機能達成手段を含む電子装置に用いられる電池が有する電力量を検出する検出装置であって、機能達成手段を動作させることなく、機能達成手段が動作したときの電池が有する電力量を検出することができる検出装置を提供することである。
本発明は、電池から与えられる電力によって、予め定める機能を達成する機能達成手段を含む電子装置に用いられる電池が有する電力量を検出する検出装置であって、
回路の2点間を流れる電流、または回路の2点間にかかる電圧を検出する検出手段と、
機能達成手段が機能を達成するための負荷と同様の負荷を模擬する模擬負荷手段と、
電池と模擬負荷手段とを含む模擬回路を開閉する開閉手段と、
模擬回路を閉じるように開閉手段を制御し、模擬回路が閉じているときに前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御し、検出手段の検出結果に基づいて機能達成手段が機能を達成するために必要な必要電力が残存しているかを判定する制御手段とを含むことを特徴とする検出装置である。
本発明に従えば、検出手段によって、電池と模擬負荷手段とを含む模擬回路の2点間を流れる電流、または回路の2点間にかかる電圧(以下、単に「回路の電流または電圧」ということがある)が検出される。模擬回路の電流または電圧を検出することによって、電池の電力量を検出することができる。模擬回路が開閉手段によって閉じられている閉状態では、電池から模擬負荷手段に電力が与えられる。これによって電池が機能達成手段に電力を与えている状態を、模擬負荷手段に電力を与えていることによって模擬することができる。機能達成手段に電力を与えずに、模擬負荷手段に電力を与えることによって、機能達成手段の機能を達成させることなく、機能達成手段に電力を与えることによる電池の電力量を検出することができる。検出手段の検出結果に基づいて機能達成手段が機能を達成するために必要な必要電力が残存しているかが制御手段によって判定されるので、機能達成手段に電力を与えられることなく、機能達成手段が機能を達成するかを判定することができる。前記必要電力の残存状態を判定するために、機能達成手段の機能を達成させると、不所望に機能達成手段が動作されるが、本発明では不所望に機能達成手段を動作させることなく、確実に前記必要電力の残存状態を判定することができる。これによって機能達成手段を動作させようとしたときに、必要電力が不足していることによって、機能を達成することができないということを可及的に防ぐことができる。
また本発明は、前記模擬負荷手段は、抵抗、インピーダンスまたは電子負荷の少なくともいずれか1つを用いて構成されることを特徴とする。
本発明に従えば、前記模擬負荷手段は、抵抗、インピーダンスまたは電子負荷の少なくともいずれか1つを用いて構成される。模擬負荷手段は、簡単な構成によって容易に実現することができる。
さらに本発明は、制御手段は、検出手段が模擬回路の前記電流または前記電圧を検出していないとき、模擬回路を開くように開閉手段を制御することを特徴とする。
本発明に従えば、開閉手段は、検出手段が模擬回路の前記電流または前記電圧を検出していないとき、模擬回路を開くように制御手段によって制御される。これによって検出手段が模擬回路の電流または電圧を検出していないときは、模擬回路は開かれている開状態にある。換言すると、模擬負荷手段は、模擬回路の電流または電圧を検出するときだけ電力を消費するよう開閉手段は制御される。これによって電池が模擬負荷手段によって不所望に電力を消費することを防ぐことができる。
さらに本発明は、制御手段は、予め定める期間毎に模擬回路の前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御することを特徴とする。
本発明に従えば、検出手段は、予め定める期間毎に模擬回路の前記電流または前記電圧を検出するように制御手段によって制御される。これによって電池の電力の残存状態を定期的に判定することができる。
さらに本発明は、制御手段は、電池と機能達成手段とを含む機能回路の前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御することを特徴とする。
本発明に従えば、検出手段は、電池と機能達成手段とを含む機能回路の前記電流または前記電圧を検出するように制御手段によって制御される。検出手段は、従来の技術のように、機能達成手段を含む機能回路の電池の電力の残存状態を検出し、さらに本発明のように模擬負荷手段を含む模擬回路の電池の電力の残存状態を検出することができる。これによって異なる2つの検出方法によって電池の電力の残存状態を判定することができるので、より正確に必要電力が残存しているかを判定することができる。
本発明によれば、不所望に機能達成手段を動作させることなく、確実に前記必要電力の残存状態を判定することができる。これによって機能達成手段を動作させようとしたときに、必要電力が不足していることによって、機能を達成することができないということを可及的に防ぐことができる。
また本発明によれば、模擬負荷手段は、簡単な構成によって容易に実現することができる。
さらに本発明によれば、電池が模擬負荷手段によって不所望に電力を消費することを防ぐことができる。
さらに本発明によれば、電池の電力の残存状態を定期的に判定することができる。
さらに本発明によれば、2つの検出方法によって電池の電力の残存状態を判定することができるので、より正確に必要電力が残存しているかを判定することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の携帯形通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。携帯形通信装置1は、電子装置であって、電池2から与えられる電力によって動作する。携帯形通信装置1は、電池2の電力量を検出する検出装置を含んで構成される。携帯形通信装置1は、電池2、電圧監視部3、システム電源4、負荷抵抗回路部5、負荷制御ブロック6、スイッチ部7および動作部8を含んで構成される。電圧監視部3、負荷抵抗回路部5、負荷制御ブロック6およびスイッチ部7は、前記検出装置として機能する。携帯形通信装置1は、たとえば操作者が携帯して用いることが容易な通信装置である。
電池2は、携帯形通信装置1に着脱自在に設けられ、携帯形通信装置1に装着されることによって、携帯形通信装置1に電力を与える。電池2は、たとえば乾電池など1次電池または充電池などの2次電池によって実現される。
システム電源4は、電池2からの供給電力を携帯形通信装置1内部の使用に適した電圧となるように安定化する。電池2で動作する装置では、不安定な電池2からの出力を安定化させるシステム電源4を含んで構成される。システム電源4は、動作部8に電力を与える。システム電源4は、予め定める電圧、たとえば3.3Vの電圧を動作部8に印可する。
動作部8は、機能達成手段であって、電池2から与えられる電力によって、予め定める機能を達成する。動作部8は、フラッシュ部9、テレビ部10、無線通信部11および制御部12を含んで構成される。フラッシュ部9は、フラッシュ動作電源13およびカメラ用フラッシュ14を含んで構成される。フラッシュ動作電源13は、電池2から与えられた電圧をカメラ用フラッシュ14に与え、フラッシュ部9は、フラッシュ動作電源13から与えられた電圧によって動作し、撮像するときに発光して明るさを調節する。
テレビ部10は、テレビ部動作電源15およびテレビ回路部16を含んで構成される。テレビ部動作電源15は、システム電源4からの電圧をテレビ回路部16に適した電圧に変換して、変換した電圧をテレビ回路部16に与える。テレビ部動作電源15は、たとえば昇圧回路によって実現され、システム電源4からの3.3Vの電圧を5Vに変換して、テレビ回路部16に与える。テレビ回路部16は、テレビ部動作電源15から与えられた電圧によって動作し、テレビジョン放送電波を受信して、受信した番組を表示する。
無線通信部11は、無線部動作電源17および無線通信回路部18を含んで構成される。無線部動作電源17は、システム電源4からの電圧を無線通信回路部18に適した電圧に変換して、変換した電圧を無線通信回路部18に与える。無線部動作電源17は、たとえば降圧回路によって実現され、システム電源4からの3.3Vの電圧を安定化して、無線通信回路部18に与える。無線通信回路部18は、無線部動作電源17から与えられた電圧によって動作し、他の通信装置と情報を送受信する。
制御部12は、中央処理装置(Central Processing Unit:略称CPU)部動作電源19およびCPU部20を含んで構成される。CPU部動作電源19は、システム電源4からの電圧をCPU部20に適した電圧に変換して、変換した電圧をCPU部20に与える。CPU部動作電源19は、たとえば降圧回路によって実現され、システム電源4からの3.3Vの電圧を1.8Vに変換して、CPU部20に与える。CPU部20は、制御手段であって、CPU部動作電源19から与えられた電圧によって動作し、携帯形通信装置1全体の動作を制御している。
負荷抵抗回路部5は、模擬負荷手段であって、動作部8が動作するための負荷と同様の負荷を模擬する。負荷抵抗回路部5は、負荷制御ブロック6によって制御され、動作部8が動作したときに、電池2に加わる負荷を擬似的に加える回路である。負荷抵抗回路部5は、動作部8が動作したときに消費される電力と、同様の電力を消費する抵抗、インピーダンスまたは電子負荷、たとえばスイッチング素子、コンデンサまたはダイオードの少なくともいずれか1つを用いて構成される。負荷抵抗回路部5の一端子5aは、接地電位を有する接地部位21に接続され、他端子5bはスイッチ部7に接続される。負荷抵抗回路部5の構成は、携帯形通信装置1の性質、および負荷抵抗回路部5を構成するためのコストによって選択され、たとえば複合インピーダンスを持つ回路によって実現されてもよい。
スイッチ部7は、開閉手段であって、負荷制御ブロック6によって制御され、電池2と負荷抵抗回路部5とを含む模擬回路を開閉する。またスイッチ部7は、電池2と動作部8とを含む機能回路を開閉する。スイッチ部7は、4つの端子を有し、第1端子22は、負荷抵抗回路部5に接続され、第2端子23は、電池2の正の定電位部2aに接続され、第3端子24は、接地部位21に接続され、第4端子25は、システム電源4の出力部4aに接続される。スイッチ部7は、接続部26をさらに有し、接続部26の一端部26aは第1端子22に接続され、他端部26bが第2端子23、第3端子24または第4端子25のいずれか1つに接続される。接続部26の他端部26bに接続される端子は、負荷制御ブロック6によって制御される。接続部26の他端部26bに接続される端子を変更することによって、負荷抵抗回路部5の端子5bにかかる電圧を、電池2の出力電圧、接地電位またはシステム電源4の出力電圧に切換えることができる。接続部26の他端部26bに接続される端子が第2端子23または第4端子25である場合、模擬回路は閉状態であり、機能回路は開状態である。接続部26の他端部26bに接続される端子が第3端子24である場合、模擬回路は開状態であり、機能回路は閉状態である。
負荷制御ブロック6は、制御手段であって、負荷抵抗回路部5を制御する。負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5で電力を消費するか否かを制御する。また負荷制御ブロック6は、スイッチ部7を制御して、接続部26の接続状態を制御する。
電圧監視部3は、検出手段であって、回路の2点間にかかる電圧を検出する。電圧監視部3は、機能回路または模擬回路における電池2の電圧を検出して、電池2の電圧を監視する。
図2は、負荷抵抗回路部5の構成を示す回路図である。負荷抵抗回路部5の一方の端子5aは、接地電位が与えられ、他方の端子5bは、スイッチ部7の第1端子22に接続される。負荷抵抗回路部5は、動作部8の構成要素数と同じ、4つの抵抗(以下、各抵抗を区別して、それぞれ第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗および第4抵抗と示すことがある)および切換部31を含んで構成される。
各抵抗27〜30は、それぞれ動作部8の各構成要素に対応しており、各抵抗27〜30の電気抵抗値は、動作部8の各構成要素が動作したときに消費される電力と、同様の電力を消費するように設定される。具体的には、第1抵抗27は、カメラ用フラッシュ14が動作したときに消費する電力と同様の電力を消費する電気抵抗値を有し、第2抵抗28は、テレビ回路部16が動作したときに消費する電力と同様の電力を消費する電気抵抗値を有し、第3抵抗29は、無線通信回路部18が動作したときに消費する電力と同様の電力を消費する電気抵抗値を有し、第4抵抗30は、CPU部20が動作したときに消費する電力と同様の電力を消費する電気抵抗値を有する。
切換部31は、一端部31aがスイッチ部7の第1端子22に接続され、他端部31bが各抵抗27〜30のいずれか1つに一端部に接続される。各抵抗27〜30の他端部は、接地部位21に接続される。
負荷抵抗回路部5は前述のように構成されることによって、切換部31の他端部31bに接続される抵抗を変更して、電池2に並列に接続される抵抗を変更することができる。このように抵抗を変更して、各抵抗27〜30と接続されたときの電池2の出力電圧を電圧監視部3によって検出することができる。
負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5を用いて、カメラ用フラッシュ14が動作したときと同様の電池2の電圧を検出するとき、接続部26が第2端子23に接続するように制御し、切換部31が第1抵抗27に接続するように制御する。また負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5を用いて、テレビ回路部16が動作したときの電池2の電圧を検出するとき、接続部26が第4端子25に接続するように制御し、切換部31が第2抵抗28に接続するように制御する。また負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5を用いて、無線通信回路部18が動作したときの電池2の電圧を検出するとき、接続部26が第4端子25に接続するように制御し、切換部31が第3抵抗29に接続するように制御する。また負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5を用いて、制御CPU部20が動作したときの電池2の電圧を検出するとき、接続部26が第4端子25に接続するように制御し、切換部31が第4抵抗30に接続するように制御する。
図3は、第1抵抗27と電池2とを含む第1抵抗回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。負荷制御ブロック6によって、スイッチ部7の接続部26が第2端子23に接続するように制御され、切換部31が第1抵抗27に接続するように制御される。第1抵抗27と電池2とを含む第1抵抗回路が閉状態になった時刻t1から予め定める期間T経過後の時刻t2になると、第1抵抗回路が開状態となるように、負荷制御ブロック6は、スイッチ部7を制御する。この時刻t1から時刻t2までの期間Tの電圧降下を示す波形は、カメラ用フラッシュ14が動作したとき電圧降下を示す波形に等しい。電圧監視部3は、この期間Tの電圧を検出し、検出した電圧に基づく情報を負荷制御ブロック6に与える。
図4は、負荷制御ブロック6の処理手順を示すフローチャートである。図4に示す処理では、無線通信回路部18の動作に関連する電池2の電力量の残存状態を判断している。負荷制御ブロック6は、携帯形通信装置1が待機状態であって、たとえば携帯形通信装置1の各部が動作するように電力が供給されたときに、本フローが開始され、ステップa1に移る。ステップa1では、負荷制御ブロック6は、無線通信回路部18が電波発射などの無線動作を行なわないとき、電圧監視部3を制御するためのタイマを起動し、ステップa2に移る。このタイマの起動は、は、携帯形通信装置1の使用実態や機能に応じて、操作者の操作によってもよいし、一定時間操作されなかったときに起動されてもよい。
ステップa2では、負荷制御ブロック6は、タイマによって設定された時刻であるか否かを判断し、設定された時刻である場合、ステップa3に移り、設定された時刻でない場合、ステップa7に移る。ステップa3では、負荷制御ブロック6は、設定された時刻であるので、スイッチ部7および負荷抵抗回路部5を制御して、負荷抵抗回路部5が備える抵抗によって電池2の電力を消費し、ステップa4に移る。
ステップa4では、負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5によって電力が消費されている状態における電池2の電圧を検出するように電圧監視部3を制御し、ステップa5に移る。ステップa5では、負荷制御ブロック6は、電圧監視部3が検出した電圧に基づいて、無線通信回路部18が通信するのに必要な必要電力が残存しているかを判定し、必要電力が残存している場合、ステップa2に移り、残存していない場合、ステップa6に移る。
ステップa6では、負荷制御ブロック6は、無線通信回路部18が通信に必要な必要電力を電池2が有していないので、テレビ回路部16に含まれる表示部などによって、必要電力がないことを示す情報を報知するように、テレビ回路部16を制御し、ステップa10に移る。
ステップa7では、負荷制御ブロック6は、設定された時刻でないので、スイッチ部7を制御して、スイッチ部7の一端子が第3端子24に接続され接地電位を与えた状態で、電池2の電圧を検出するように電圧監視部3を制御し、ステップa8に移る。ステップa8では、負荷制御ブロック6は、電圧監視部3が検出した電圧に基づいて、携帯形通信装置1が待機状態を維持するのに必要な必要電力が残存しているかを判定し、必要電力が残存している場合、ステップa2に移り、残存していない場合、ステップa9に移る。
ステップa9では、負荷制御ブロック6は、携帯形通信装置1が待機状態を維持するのに必要な必要電力を電池2が有していないので、テレビ回路部16に含まれる表示部などによって、必要電力がないことを示す情報を報知するように、テレビ回路部16を制御し、ステップa10に移る。ステップa10にて、一連の動作を終了する。
図4に関連して説明したように本フローでは、負荷抵抗回路部5による負荷を加えた状態での電圧検出は、予め定める間隔、たとえば30分をあけて定期的に行われる。電圧監視を行なわないときは、不必要に負荷抵抗回路部5で電力を消費しないようスイッチ部7を制御し、電圧監視時は負荷抵抗回路部5を閉じるようにスイッチ部7を制御して、電波発射等と同等の電力を消費し、無線動作に必要な電圧に対しての検出の精度を確保する。負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5による負荷を加えた状態で、検出された電池2の電圧に基づいて、システム電源4が無線動作に対して充分な電圧があるかを判定し、充分な電圧がないと判断したとき、現在の電池2残量では無線動作することができない事を操作者に報知し、たとえばシステムを停止する。
負荷抵抗回路部5を用いないで、システム電源4が待機状態での動作に対して充分な電圧があるかは、電圧監視部3によって検出された電池2の電圧に基づいて判定し、充分な電圧がないと判断した時、現在の電池2の電圧では携帯形通信装置1が動作することができないことを操作者に報知し、たとえばシステムを停止する。
負荷制御ブロック6は、負荷抵抗回路部5およびスイッチ部7を制御して、図4に示す処理と同様の処理を、カメラ用フラッシュ14、テレビ回路部16または制御CPU部20に関連して行う。各動作部8毎に、消費される電力は異なるので、各動作部8の内、最も消費電力が多い動作部8、本実施の形態ではカメラ用フラッシュ14から、順次、消費電力が少ない動作部8による電池2の残存状態を判断する。
図5は、携帯形通信装置1が備える表示部31を示す正面図である。テレビ部10は、表示部31を備える。表示部31は、制御CPU部20から与えられる情報、たとえば画像情報また文字情報に変換し、変換した情報を表示する。表示部31は、たとえばカラー表示可能な液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:略称LCD)によって実現される。
負荷制御ブロック6は、各動作部8毎の判断結果を、表示するように表示部31を制御する。図5に示すように、たとえばテレビ回路部16を動作するのに必要な電力が残存していないと判断されると、それに対応する状態を示す「○」または「×」などのキャラクタを表示して、電池の電力量の残存状態を報知する。このような情報を報知することによって、操作者は、正確な電池2の電力量の残存状態を認識することができ、電池2を交換、または電池2を充電する時期をより的確に判断することができる。
以上説明したように本実施の形態の携帯形通信装置1によれば、電圧監視部3によって、電池2と負荷抵抗回路部5とを含む回路の2点間にかかる電圧が検出される。回路の電圧を検出することによって、電池2の電力量を検出することができる。回路がスイッチ部7によって回路が閉じられている閉状態では、電池2から負荷抵抗回路部5に電力が与えられる。これによって電池2が動作部8に電力を与えている状態を、負荷抵抗回路部5に電力を与えていることによって模擬することができる。動作部8に電力を与えずに、負荷抵抗回路部5に電力を与えることによって、動作部8の機能を達成させることなく、動作部8に電力を与えた状態における電池2の電力量を検出することができる。電圧監視部3の検出結果に基づいて動作部8が機能を達成するために必要な必要電力が残存しているかが負荷制御ブロック6によって判定されるので、動作部8に電力を与えられることなく、動作部8が機能を達成するかを判定することができる。前記必要電力の残存状態を判定するために、動作部8の機能を達成させると、不所望に動作部8が動作されるが、本発明では不所望に動作部8を動作させることなく、確実に前記必要電力の残存状態を判定することができる。これによって動作部8を動作させようとしたときに、必要電力が不足していることによって、機能を達成することができないということを可及的に防ぐことができる。
また本実施の形態のように電池2の電圧を検出することによって、電池の残存電力量である電池容量が充分に確保されていることが確認されれば、従来の技術の課題である待機状態または電波を発射しない状態での動作に問題が無いが、電波を発射した途端に減電検出、換言すると、必要電力が不足していることを検出し、電波を発射することができないという問題を解決することができる。
また本実施の形態では、負荷抵抗回路部5は、抵抗、インピーダンスまたは電子負荷の少なくともいずれか1つを用いて構成される。負荷抵抗回路部5は、簡単な構成によって容易に実現することができる。また小スペースで実現することができるので、携帯形通信装置1のように小形化が望まれる電子装置であっても、小形化を可及的に損なうことなく、本発明を実現することができる。また衝撃に強い構成を実現することができ、携帯性が求められる携帯形通信装置1に好適に用いることができる。
また本実施の形態では、スイッチ部7は、電圧監視部3が電圧を検出していないとき、電池2および負荷抵抗回路部5を含む回路を開くように負荷制御ブロック6によって制御される。これによって電圧監視部3が負荷抵抗回路部5を用いて電圧を検出していないとき、負荷抵抗回路部5と電池2とを含む回路は開かれている開状態にある。換言すると、負荷抵抗回路部5は、回路の電流または電圧を検出するときだけ電力を消費するようスイッチ部7は制御される。これによって電池2が負荷抵抗回路部5によって不所望に電力を消費することを防ぐことができる。
また本実施の形態では、電圧監視部3は、予め定める期間毎に電池2および負荷抵抗回路部5を含む回路の電池2の電圧を検出するように負荷制御ブロック6によって制御される。これによって電池2の電力の残存状態を定期的に判定することができる。
また本実施の形態では、電圧監視部3は、電池2と動作部8とを含む機能回路の電圧を検出するように負荷制御ブロック6によって制御される。電圧監視部3は、従来の技術のように、機能回路の電池2の電力の残存状態を検出し、さらに負荷抵抗回路部5を含む模擬回路の電池2の電力の残存状態を検出することができる。これによって異なる2つの検出方法によって電池2の電力の残存状態を判定することができるので、より正確に必要電力が残存しているかを判定することができる。
電池2によって動作する電子装置において前述のように電池2の電圧を検出することによって、消費電力が異なる複数の動作部8を備える電子装置であっても、消費電力が多い動作に基づいて電池2の残存状態を判別することができる。したがって電子装置が無線機である場合、非無線動作に支障が無くても、本来の無線機の動作である、電波の発射を含めた無線動作を行なうことによってシステムが停止することを未然に防ぐことができる。
携帯形通信装置1がたとえば無線によるセキュリティシステムに用いられる場合、通常のセキュリティ監視のときには節電されているので、電力をほとんど消費しないように構成されている。ホームセキュリティのためにドアまたは窓に取り付けられた無線子機では、セキュリティ監視中の消費電力と、通報する際の無線動作時の消費電力は大きく差が有る。このようなセキュリティシステムでは、電池の負荷も軽いので、電圧降下も少なく、電池の電圧監視と、データベースとの照合による電池残量推測では、充分な電池残量があると推測されてしまうおそれがある。したがってセキュリティ上の問題が発生し、無線動作による通報を行なおうとすると、急に電池の負荷が大きくなり、電池の電圧は大きく低下する。従来の技術の携帯形通信装置は、このような電圧降下によってはじめて充分な電池残量が無いと判断し、電波の発射を停止することがある。これに対して本実施の形態の携帯形通信装置1によれば、電波を発射している状態と同等の負荷を定期的に電池に与えて電圧を監視しているので、確実に無線を動作させることができる。これによって予め操作者に無線動作できない状態であることを報知して警告することができ、操作者は事前に、電池を充電、または電池を新たな電池に交換することができる。
また携帯形通信装置1によれば、通信以外の残余の動作であって、通信より消費電力が少ない動作、たとえば送受信したメールの閲覧、スケジュール管理、計算またはゲームなどすることがある。このような消費電力が少ない動作を行なっている場合、電池2の残量は充分であると理解して、操作者は通信することができると判断する場合があるが、従来の技術の通信装置では、通信をさせたときに消費電力が増加し、電池にかかる負荷が大きくなり、それまでの動作より大きな電圧降下となるので、通信ができないときがある。具体的には、メール作成中は動作しても、メール送信のための無線動作を行った途端に「充電してください」と表示されることがある。
これに対して本実施の形態の携帯形通信装置1では、このような事象にも、予め操作者に電池2の電圧が低下して通信することができない電力量であることを報知して、警告することができる。これによって未然に電波発射には不充分な電池の残量であること認識できるので、操作者は、メール作成中に充電する事でこのような事態を避けることができる。
また負荷抵抗回路部5を用いて、電池2の電圧監視する場合、不要な電力消費を可及的に抑えるため、短時間、たとえば1秒だけ負荷抵抗回路部5による負荷を電池2に与えることが好ましい。これによって負荷抵抗回路部5によって不要に電力が消費されることを抑えて、電池2の電圧を測定することができる。また各動作部8は、動作させる瞬間が最も電力消費が多いので、各動作部8の起動時の消費電力を模擬する負荷抵抗回路部5を用いて、短時間、電池2の電圧を監視することによって、より正確に電池2の電力の残存状態を判断することができる。
図6は、本発明の実施の他の形態の携帯形通信装置の負荷抵抗回路部5の一部の負荷回路41を示す回路図である。本実施の形態の携帯形通信装置は、前述の図1〜図5の携帯形通信装置1と類似しており、本実施の形態の構成には前述の携帯形通信装置1における対応する構成と同一の参照符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成については説明を省略する。本実施の形態では、負荷抵抗回路部5の構成に特徴を有する。
負荷抵抗回路部5は、動作部8の構成要素数と同じ、4つの負荷回路41および切換部31を含んで構成される。各負荷回路41は、それぞれ動作部8の各要素に対応しており、各負荷回路41の構成は、動作部8の各要素が動作したときに消費される電力と、同様の電力を消費するように設定される。負荷回路41は、抵抗42とコンデンサ43とを含み、抵抗42の一端子42aとコンデンサ43の一端子43aとが接続され、抵抗42の他端子42bとコンデンサ43の他端子43bとが接続される。換言すると、抵抗42とコンデンサ43とは並列に接続される。負荷回路41の一端子41aは、切換部31の他端子31bに接続可能に構成され、他端子41bは接地部位21に接続される。
図7は、前記負荷回路41と電池2とを含む模擬回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。負荷制御ブロック6によって、スイッチ部7の接続部26が第2端子23に接続するように制御され、切換部31が図6に示す負荷回路41に接続するように制御される。負荷回路41と電池2とを含む模擬回路が閉状態になった時刻t1から予め定める期間T経過後の時刻t2になると、模擬回路が開状態となるように、負荷制御ブロック6は、スイッチ部7を制御する。この時刻t1から時刻t2までの期間Tの電圧降下を示す波形は、コンデンサ43による過渡現象によって電圧降下の値が時刻が経過するにつれて小さくなる波形である。このような波形を有する負荷回路41を用いることによって、動作部8が動作したとき電圧降下を示す波形をより正確に模擬することができる。電圧監視部3は、この期間Tの電圧を検出し、検出した電圧に基づく情報を負荷制御ブロック6に与える。
以上説明したように、本実施の形態の携帯形通信装置1によれば、負荷抵抗回路部5はコンデンサ43および抵抗42を含んで構成される。したがって動作部8が動作したときの電圧降下を、より模擬する模擬回路を実現することができ、電池2の電圧の残存状態をより正確に判断することができる。またその他前述の実施の形態と同様の効果を達成することができる。
図8は、本発明の実施のさらに他の形態の携帯形通信装置の負荷抵抗回路部5の一部の負荷回路51を示す回路図である。本実施の形態の携帯形通信装置は、前述の図1〜図7の携帯形通信装置1と類似しており、本実施の形態の構成には前述の携帯形通信装置1における対応する構成と同一の参照符号を付し、異なる構成についてだけ説明し、同様の構成については説明を省略する。本実施の形態では、負荷抵抗回路部5の構成に特徴を有する。
負荷抵抗回路部5は、動作部8の構成要素数と同じ、4つの負荷回路51および切換部31を含んで構成される。各負荷回路51は、それぞれ動作部8の各要素に対応しており、各負荷回路51の構成は、動作部8の各要素が動作したときに消費される電力と、同様の電力を消費するように設定される。負荷回路51は、抵抗52、コンデンサ53およびコイル54とを含み、抵抗52の一端子52aとコンデンサ53の一端子53aとが接続され、抵抗52の他端子52bとコンデンサ53の他端子53bとが接続される。換言すると、抵抗52とコンデンサ53とは並列に接続される。コイル54の一端子54aは、切換部31の他端子31bに接続可能に構成され、他端子54bは、抵抗52およびコンデンサ53の他端子52b,53bに接続される。抵抗52およびコンデンサ53の一端子52a,52bは、接地電位21が与えられる。
図9は、前記負荷回路51と電池2とを含む模擬回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。負荷制御ブロック6によって、スイッチ部7の接続部26が第2端子23に接続するように制御され、切換部31が図8に示す負荷回路51に接続するように制御される。負荷回路51と電池2とを含む模擬回路が閉状態になった時刻t1から予め定める期間T経過後の時刻t2になると、模擬回路が開状態となるように、負荷制御ブロック6は、スイッチ部7を制御する。この時刻t1から時刻t2までの期間Tの電圧降下を示す波形は、コンデンサ53およびコイル54による過渡現象によって電圧降下の値が時刻が経過するにつれて起伏しながら小さくなる波形である。このような波形を有する負荷回路41を用いることによって、動作部8が動作したとき電圧降下を示す波形をより正確に模擬することができる。電圧監視部3は、この期間Tの電圧を検出し、検出した電圧に基づく情報を負荷制御ブロック6に与える。
以上説明したように、本実施の形態の携帯形通信装置によれば、負荷抵抗回路部5はコンデンサ53、抵抗52およびコイル54を含んで構成される。したがって動作部8が動作したときの電圧降下を、より模擬する模擬回路を実現することができ、電池2の電圧の残存状態をより正確に判断することができる。またその他前述の実施の形態と同様の効果を達成することができる。
前述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。前述したように本実施の各形態は、電子装置が携帯形通信装置1によって実現されたが、これに限ることはなく、電池2により動作する無線機などの通信装置であればよく、たとえばホームセキュリティ用の無線機であってもよい。電子装置は、たとえばコンピュータなどの情報機器であってもよい。電子装置が情報機器である場合、機能達成手段は、たとえば記憶装置または鳴動部などによって実現される。
また負荷抵抗回路部5による電池2の電圧を検出動作は、操作者が操作することによって開始してもよい。操作者が操作して各動作部8の動作の確認をするにあたっては、各動作部8毎に個別に確認するように構成してもよい。これによって操作者は、予め動作させたい動作部8が確実に動作するか確認してから、動作を実行することができ、利便性が向上する。
また本実施の形態では、検出手段は、電池2の電圧を検出するようの構成されているが、電池2を含む回路の電流を検出することによっても、同様の効果を得ることができる。
また本実施の形態では、検出装置は、携帯形通信装置1と一体に構成されているがこれに限ることはなく、検出装置を携帯形通信装置1に着脱自在に設けてもよい。
本発明の実施の一形態の携帯形通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。 負荷抵抗回路部5の構成を示す回路図である。 第1抵抗27と電池2とを含む第1抵抗回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。 負荷制御ブロック6の処理手順を示すフローチャートである。 携帯形通信装置1が備える表示部31を示す正面図である。 本発明の実施の他の形態の携帯形通信装置の負荷抵抗回路部5の一部の負荷回路41を示す回路図である。 負荷回路41と電池2とを含む模擬回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。 本発明の実施のさらに他の形態の携帯形通信装置の負荷抵抗回路部5の一部の負荷回路51を示す回路図である。 負荷回路51と電池2とを含む模擬回路の電池2の電圧と時刻との関係を示す波形図である。
符号の説明
1 携帯形通信装置
2 電池
3 電圧監視部
4 システム電源
5 負荷抵抗回路部
6 負荷制御ブロック
7 スイッチ部
8 動作部

Claims (5)

  1. 電池から与えられる電力によって、予め定める機能を達成する機能達成手段を含む電子装置に用いられる電池が有する電力量を検出する検出装置であって、
    回路の2点間を流れる電流、または回路の2点間にかかる電圧を検出する検出手段と、
    機能達成手段が機能を達成するための負荷と同様の負荷を模擬する模擬負荷手段と、
    電池と模擬負荷手段とを含む模擬回路を開閉する開閉手段と、
    模擬回路を閉じるように開閉手段を制御し、模擬回路が閉じているときに前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御し、検出手段の検出結果に基づいて機能達成手段が機能を達成するために必要な必要電力が残存しているかを判定する制御手段とを含むことを特徴とする検出装置。
  2. 前記模擬負荷手段は、抵抗、インピーダンスまたは電子負荷の少なくともいずれか1つを用いて構成されることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 制御手段は、検出手段が模擬回路の前記電流または前記電圧を検出していないとき、模擬回路を開くように開閉手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の検出装置。
  4. 制御手段は、予め定める期間毎に模擬回路の前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の検出装置。
  5. 制御手段は、電池と機能達成手段とを含む機能回路の前記電流または前記電圧を検出するように検出手段を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の検出装置。
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