JP2006105103A - ピストン - Google Patents
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Abstract
【課題】 低温化が可能なピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン10では、ピストン本体16粗材と同一粗材からなるリップ部14に機械的強度および熱的強度を向上させる手段であるロール掛け、ショットブラストまたはショットピーニングが施される。これにより、リップ部14に応力を付与し、燃焼による熱膨張の引張力に耐えられるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ピストン10では、ピストン本体16粗材と同一粗材からなるリップ部14に機械的強度および熱的強度を向上させる手段であるロール掛け、ショットブラストまたはショットピーニングが施される。これにより、リップ部14に応力を付与し、燃焼による熱膨張の引張力に耐えられるようにする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ピストンに関し、より特定的には凹部を有するピストンに関するものである。
従来、ピストンは、たとえば特開平7−71317号公報(特許文献1)および特開平10−169505号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平7−71317号公報
特開平10−169505号公報
上記特許文献1では、ピストンの頂面のリップ部の強度および信頼性を確保するために、ピストン本体粗材と異なる強度を有する環状リップ部材が開示されている。
しかしながら、このようなピストンでは接触境界面を有するため、リップ部材からピストン本体への熱の伝達が悪くなり、リップ部の温度が高温となりやすいという問題があった。
また、特許文献2では、マトリックス金属を含浸させた繊維集積体によって複合強化させ、強化繊維がリップ縁の円周方向に配向した技術が開示されている。しかしながら、特許文献2で開示されたピストンでも、特許文献1と同様に、高温となりやすいという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、十分な冷却が可能なピストンを提供することを目的とする。
この発明に従ったピストンは、内燃機関のピストンの頂面にリップ形状を設けたピストンであって、ピストン本体粗材と同一粗材からなるリップ部に機械的強度および熱的強度を向上させる手段を施したものである。
このように構成されたピストンでは、ピストン粗材と同一粗材からなるリップ部を設けるため、リップ部のみを別部材で設けた場合に比べてリップ部からピストン本体への熱の移動が妨げられることがなく、熱を放散させることができる。その結果、リップ部の低温化が可能となり、一層耐疲労強度や熱膨張による引張強度に対応することができる。
また、上記手段により、リップ部の密度を上げて、耐疲労強度を向上させることができる。
好ましくは、上記手段は、ロール掛け、ショットブラストおよびショットピーニングからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む。
この発明に従えば、リップ部の温度の上昇を抑えることができるピストンを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従ったピストンを有するエンジンの断面図である。図1を参照して、ピストン10はシリンダブロック20内に収納される。ピストン10はほぼ円筒形状であり、シリンダブロック20の内部空間であるボア領域に収納されてボア領域を往復運動する。
図1は、この発明の実施の形態1に従ったピストンを有するエンジンの断面図である。図1を参照して、ピストン10はシリンダブロック20内に収納される。ピストン10はほぼ円筒形状であり、シリンダブロック20の内部空間であるボア領域に収納されてボア領域を往復運動する。
ピストン10は、ピストン本体16およびピストン本体16に連なるスカート部13を有する。ピストン本体16およびスカート部13はたとえばアルミニウム合金により構成される。スカート部13の外周部には、摩擦を低下させるための樹脂コートが施されていてもよい。
ピストン本体16の頂面17には、凹部である燃焼室11が設けられる。燃焼室11は、ピストン本体16を抉り取った形となりほぼ左右対称形状とされる。燃焼室11の上部がリップ部14であり、リップ部14は、ピストン本体16の頂面17と燃焼室11との境界面となる。ピストン本体16にはクーリングチャンネル12が設けられており、ピストン本体16の熱を奪うための流体がクーリングチャンネル12に流される。
ピストン10はコネクティングロッド60によりクランクシャフト(図示せず)に取付けられる。ピストン10の往復運動をコネクティングロッド60が回転運動に変える。
ピストン10上にはインジェクタ40が配置される。インジェクタ40は燃料である軽油を燃焼室11に向かって吹き付ける。インジェクタ40としては、電磁式インジェクタ、ピエゾインジェクタなどさまざまなものを採用することができる。また、燃料噴射圧力は特に限定されず、高圧で燃料を噴射するコモンレールシステムを採用してもよい。
実施の形態1に従ったエンジンは、軽油を燃料とするいわゆるディーゼルエンジンである。なお、燃料は軽油に限られず、灯油、重油などを採用することが可能である。インジェクタ40の横には、エンジンの始動時の燃焼室11を急激に加熱するためのグロープラグ30が配置される。グロープラグ30と反対側には、バルブ50が配置される。
この発明に従ったピストン10は直列型、V型またはW型などのさまざまなエンジンに適用することが可能である。また、ピストン10の材質も、アルミニウムだけでなく、鉄、マグネシウムなど、さまざまな金属を採用することが可能である。また、エンジンの形状としては、単気筒エンジンだけでなく、複数のピストンを有する多気筒エンジンに本発明を適用することが可能である。
図2は、図1で示すピストンの一部断面を含む斜視図である。図3は、図1で示すピストンの一部断面を示す正面図である。
図2を参照して、ピストン10は円筒形状であり、ヘッドを構成するピストン本体16にスカート部13が取付けられて下方向へ延びる形状とされる。燃焼室11はピストン本体16の中央部に設けられて、燃焼室11の中央部がさらに高くなった形状とされる。ピストン10の頂面17の一部分を凹形状として燃焼室11が構成されている。ピストン10の製造方法としては、鋳造、鍛造などさまざまな方法を採用することができる、鋳造を用いれば、量産化に適している。リップ部14は円形状であり、燃焼室11を取囲むように位置する。ピストン10内部には、クーリングチャンネル12が円周状に設けられ、クーリングチャンネル12を冷却媒体(たとえば潤滑油)が通過することで、ピストン10の温度を低下させることが可能である。
図3を参照して、ピストン10の左半分が断面となっている。ピストン10には、上から順に第1コンプレッションリング用溝、第2コンプレッションリング用溝およびオイルリング用溝が配置される。第1コンプレッションリング用溝には、リングトレーガ(耐摩擦管)を採用してもよい。凹み形状の燃焼室11は頂面17に向かって開口しており、燃焼室11のエッジ部がリップ部14となる。頂面17から最も遠い部分にスカート部13が設けられる。スカート部13にコーティングを施し、耐スカッフ性の向上を図ることも可能である。
図4は、この発明の実施の形態1に従ったピストンの断面図である。図4を参照して、この発明では、ロール110を用いて、リップ部14にロール掛けをする。これにより、リップ部14の密度を上げる。その結果、リップ部14の密度が上がることにより、耐疲労強度を向上させることができる。また、リップ部14に圧縮残留応力を与えて、燃焼による熱膨張による引張力に耐えられるようにする。ロール110を構成する材質としては、ピストン本体16を構成する材質よりも硬度の大きい材料、たとえばピストン本体16としてアルミニウムを採用した場合には、ロール110は鋼により構成される。また、ロール掛けでなく、ショットブラスト、ショットピーニングなどをリップ部14に施すことでも、同様の効果が得られる。
図5は、ピストンの温度を示す模式図である。図5を参照して、ピストン本体16において、燃焼室11で燃焼が行なわれる。これにより、頂面17において、燃焼室11に近い部分の温度が高くなり、燃焼室11から遠い部分の温度が低くなる。これは、リップ部14の全周に亘って言える。
図6は、従来のピストンにおいて生じる引張応力と圧縮応力との関係を示すピストンの平面図である。図6を参照して、頂面17のうち、リップ部14に近い部分、すなわち燃焼室11に近い部分では図5で示すように温度が高くなる。その結果、この部分には引張応力が加わる。これに対して、リップ部14から遠い部分、すなわち燃焼室11から遠い部分(ピストン10の外周部分)は圧縮応力が加わる。このように、ピストン10で温度分布が生じるとこの温度分布に伴って引張応力および圧縮応力がピストン10に加わる。
図7は、本発明に従ったピストンにおける引張応力と圧縮応力との関係を示すピストンの平面図である。図7を参照して、本発明では、リップ部14にロール掛けを行なう。これにより、リップ部14には圧縮応力が加わる。この圧縮応力は、図7中の点線で表わされる。その結果、二点鎖線で示す熱膨張による引張応力と、点線で示すロール掛けによる圧縮応力とが互いに打ち消し合い、実線で示す応力分布がピストン10に生じる。この応力分布は図6で示す応力分布に比べて緩やかな分布となる。
このように構成された、実施の形態1に従ったピストン10では、内燃機関のピストン10の頂面17にリップ形状であるリップ部14を設けたピストンであって、ピストン本体16の粗材と同一粗材からなるリップ部14に、機械的強度および熱的強度を向上させる手段としての、ロール掛け、ショットブラストまたはショットピーニングの少なくとも1つを施したものである。
このようなピストンでは、リップ部14に境界面がないため、リップ部14の温度が境界面を有する構造と比較して、熱が逃げやすくなる。その結果、リップ部14の低温化が可能となり、耐疲労強度や熱膨張による引張強度に対応することができる。また、頂面17での熱の逃げがよくなるため、特定の高温部がなくなり、燃焼に対して好影響を及ぼすことが可能である。
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの平面図である。図9は、図8中のIX−IX線に沿った断面図である。図8および図9を参照して、燃焼室11が皿型であってもよい。図8および図9においても、実施の形態1と同様に直接噴射式であり、この場合、空気と燃料の混合は、噴射による燃料粒子の空気中への拡散、および吸入工程で生じる渦流(スワール)や圧縮工程により生じるスキッシュによる空気の流動と乱れによって行なわれる。その組合せや利用の仕方により、さまざまな形状の燃焼室11を構成することができる。図8および図9で示す皿型の燃焼室11は、スキッシュが殆どなく、噴射された燃料41と空気の混合の大部分は燃料の噴射によって行なわれる。そのため、高い噴射圧力を必要とする。燃焼室11は横方向に広がっており、深さが浅いのが特徴である。また、インジェクタ40から放射線状に燃料41が噴射される。
図8は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの平面図である。図9は、図8中のIX−IX線に沿った断面図である。図8および図9を参照して、燃焼室11が皿型であってもよい。図8および図9においても、実施の形態1と同様に直接噴射式であり、この場合、空気と燃料の混合は、噴射による燃料粒子の空気中への拡散、および吸入工程で生じる渦流(スワール)や圧縮工程により生じるスキッシュによる空気の流動と乱れによって行なわれる。その組合せや利用の仕方により、さまざまな形状の燃焼室11を構成することができる。図8および図9で示す皿型の燃焼室11は、スキッシュが殆どなく、噴射された燃料41と空気の混合の大部分は燃料の噴射によって行なわれる。そのため、高い噴射圧力を必要とする。燃焼室11は横方向に広がっており、深さが浅いのが特徴である。また、インジェクタ40から放射線状に燃料41が噴射される。
一般的に、図8および図9で示す皿型の燃焼室11では、シリンダ内の空気流動が少ない分熱損失が少なく燃費が最もよい反面、空気との混合が難しく、空気の利用度が悪くなり、高出力を得ることが困難となる場合がある。
図10は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの平面図である。図11は、図10中のXI−XI線に沿った断面図である。図10および図11では、燃焼室11は球形である。球形の燃焼室(M型燃焼方式)は、強いスキッシュの中へ噴射された燃料41の大半は燃焼室11の壁に膜状に付着し、極一部が空気中で加熱され、着火する。その後、燃料41は燃焼室11の壁と燃焼ガスにより加熱され、順次気化し、燃焼する。そのため、他の燃焼方式とは異なり、着火遅れ時期に噴射された燃料が一気に燃えず、初期燃焼期間における燃焼圧力の上昇率が少なく、ティーゼルノックや燃焼騒音が低いという特徴を有する。しかしながら、ピストンの熱負荷が高くなる。
図12は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの平面図である。図13は、図12中のXIII−XIII線に沿った断面図である。図12および図13では、トロイダル型の燃焼室11を示している。トロイダル型の燃焼室11は、図8および図9で示す皿型の燃焼室11に比べ、ピストン10の窪みが深く、その径が小さい燃焼室形状である。また、燃料と空気の混合は、燃料の噴射とスワールおよびスキッシュによって行なわれ、インジェクタ40に設けられた4個から6個程度の孔から噴射された燃料41の一部は、ピストン10の燃焼室11の壁に衝突し、適度に撥ね返る。
図14は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの平面図である。図15は、図14中のXV−XV線に沿った断面図である。図14および図15では、リエントラント型のピストンを示している。リエントラント型の燃焼室11は、トロイダル型と似ており、スキッシュ効果と、ピストンが上死点から下降するときに生ずる逆スキッシュの効果を生かすためのものである。
図16は、この発明の実施の形態2に従ったピストンの斜視図である。図16を参照して、実施の形態2に従ったピストンでは、リップ部14が四角形状であってもよい。なお、四角形状だけでなく、六角形状、五角形状など多角形状のリップ部14を採用してもよい。また、矩形でなく、楕円形状などのリップ部14を採用してもよい。
このように構成された、実施の形態2に従ったピストンでも、実施の形態1に従ったピストンと同様の効果がある。
(実施の形態3)
図17は、この発明の実施の形態3に従ったピストンを有するエンジンの断面図である。図17を参照して、この発明の実施の形態3に従ったピストン10は、ガソリンを燃料とし、ガソリンを燃焼室に直接噴射する、いわゆる筒内直接噴射型のエンジンで用いられるピストン10である点で、実施の形態1に従ったディーエルエンジン用のピストンと異なる。ピストン10は、左右対称形状ではなく、燃料が噴射されるインジェクタ40側に偏在する燃焼室11を有する。燃焼室11は、ピストン10のピストン本体16に設けられた燃焼室11はインジェクタ40側に偏在している。インジェクタ40からは、燃料であるガソリンが燃焼室11に向かって噴射される。噴射された燃料は空気と混合されて混合気を形成し、点火プラグ80によって点火される。このときの圧力がピストン10に伝達されてピストン10を下方向へ押し下げる。
図17は、この発明の実施の形態3に従ったピストンを有するエンジンの断面図である。図17を参照して、この発明の実施の形態3に従ったピストン10は、ガソリンを燃料とし、ガソリンを燃焼室に直接噴射する、いわゆる筒内直接噴射型のエンジンで用いられるピストン10である点で、実施の形態1に従ったディーエルエンジン用のピストンと異なる。ピストン10は、左右対称形状ではなく、燃料が噴射されるインジェクタ40側に偏在する燃焼室11を有する。燃焼室11は、ピストン10のピストン本体16に設けられた燃焼室11はインジェクタ40側に偏在している。インジェクタ40からは、燃料であるガソリンが燃焼室11に向かって噴射される。噴射された燃料は空気と混合されて混合気を形成し、点火プラグ80によって点火される。このときの圧力がピストン10に伝達されてピストン10を下方向へ押し下げる。
なお、燃焼形態としては、点火プラグの近傍のみで混合気が濃くなる、いわゆる成層燃焼だけでなく、全体で均一な混合気が実現される、いわゆる均質燃焼(ストイキ燃焼)であってもよい。点火プラグ80は2つのバルブ50で挟まれた位置に配置されている。ピストン10はコネクティングロッド60によりクランクシャフト(図示せず)に接続される。ピストン10はシリンダブロック20内に収納される。
図18は、この発明の実施の形態3に従ったピストンの一部断面を含む斜視図である。図19は、この発明の実施の形態3に従ったピストンの一部断面を含む側面図である。図18を参照して、ピストン10には、非対称形状の燃焼室11が設けられる。ピストン10の頂面17の形状の最適化を図り、燃料噴霧と吸入空気の混合を促進することで、筒内直接燃料噴射による燃焼の高効率化を図ることができる。さらに、シリンダヘッド型をコンパクトなペントルーフ型燃焼室とすることで、高性能と低燃費の両立化を図ることができる。
また、ピストン10のスカート部13に樹脂コートを施し、フリクションを低減し、高性能および低燃費化を図ることも可能である。リップ部14には、実施の形態1と同様のロール掛け、ショットブラストおよびショットピーニングが施される。燃焼室11の形状は、円形状、楕円形状、多角形状などのさまざまな形状とすることができる。
図19を参照して、ピン孔に対して左右非対称形状の燃焼室11は頂面17に開口するように設けられる。燃焼室11の外周であるリップ部14は、燃焼室11と頂面17との境界となる。
このように構成された、実施の形態3に従ったピストンでは、実施の形態1に従ったピストンと同様の効果がある。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、ピストンを構成する材質としては、上記した金属だけでなく、さらに別の材料を採用することも可能である。また、ピストン10の用途としては、内燃機関用のピストンであればよく、自動二輪用、四輪車用に限られず、発電機などのエンジンに本発明を採用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば内燃機関の分野で用いることができる。
10 ピストン、11 燃焼室、13 スカート部、14 リップ部、16 ピストン本体、17 頂面。
Claims (2)
- 内燃機関のピストンの頂面にリップ形状を設けたピストンであって、
ピストン本体粗材と同一粗材からなるリップ部に機械的強度および熱的強度を向上させる手段が施された、ピストン。 - 前記手段はロール掛け、ショットブラストおよびショットピーニングからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む、請求項1に記載のピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004296678A JP2006105103A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004296678A JP2006105103A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | ピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006105103A true JP2006105103A (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=36375128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004296678A Withdrawn JP2006105103A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006105103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101237232B1 (ko) | 2010-10-27 | 2013-02-26 | 한국기계연구원 | 상온 성형성을 향상시킨 마그네슘 합금 판재 및 그 제조방법 |
JP2015504131A (ja) * | 2011-12-30 | 2015-02-05 | コンポーネンタ フィンランド オサケ ユキチュア | 大型サイズの内燃エンジンのためのピストン |
-
2004
- 2004-10-08 JP JP2004296678A patent/JP2006105103A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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KR101237232B1 (ko) | 2010-10-27 | 2013-02-26 | 한국기계연구원 | 상온 성형성을 향상시킨 마그네슘 합금 판재 및 그 제조방법 |
JP2015504131A (ja) * | 2011-12-30 | 2015-02-05 | コンポーネンタ フィンランド オサケ ユキチュア | 大型サイズの内燃エンジンのためのピストン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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