JP2006101510A - トラフィック重み係数を用いてトラフィックをルーティングするための方法 - Google Patents

トラフィック重み係数を用いてトラフィックをルーティングするための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トラフィック重み係数を用いてトラフィックをルーティングするための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、第1のノードから複数の中間ノードに、複数の中間ノードに関連づけられた個々のトラフィック重み係数に従って、トラフィックをルーティングするための方法を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、通信ネットワークを介するトラフィックのルーティングに関する。
既存の通信ネットワークでは、発信源から宛先へのトラフィックのルーティングは、様々な方法によって達成することができる。従来のパイプ・モデル・ルーティング方式では、ネットワーク・アクセス・ポイント間のトラフィックは、容量が事前に割り当てられたポイント・ツー・ポイントのパイプを介して伝送される。このモデルの一変形では、パイプは、ネットワークの各ノード対の間の最悪ケースのトラフィックに対して割り当てられ、それらのノードを接続するリンクの必要容量を計算するために、これらのパイプの容量が足し合わされる。多くのモデルでは、トラフィックを効率的にルーティングするには、ネットワーク内の実際のトラフィックについての知識(すなわち、トラフィック行列)が必要とされる。
トラフィック行列は一般に、決定するのが困難で、しばしば多くのコンピューティング資源の利用を必要とする。さらに、ネットワーク内のトラフィックは、時間とともに常に変化しており、ネットワーク・トラフィックの変化を追跡し、それに反応するには、より多くのコンピューティング資源を必要とする。理想的には、トラフィック行列の動的な変化に適応するため、ネットワークのルーティング方式を変更するべきである。この手法の実施に伴って、しばしば問題が生じる。残念ながら、そのような動的トラフィック変化に適応し得るほど速やかにルーティング方式を変更することは、本質的に困難である。
ネットワークのトラフィック行列全体を知ることは実際上困難なので、トラフィック行列を規定するのに代わる代替手法が存在している。最近提案されたそのような方法の1つに、ホース・モデルがある。ホース・モデルでは、ネットワーク・トラフィックは、ネットワーク内の各ノード対のポイント・ツー・ポイント要求量からなるトラフィック行列を用いる代わりに、ノード毎の入力端トラフィック量の総計と出力端トラフィック量の総計を用いて特徴づけられる。言い換えると、ホース・モデルでは、ネットワーク内の各ノードについて、入力端容量および出力端容量は分かると仮定するが、ノード間でトラフィックをどう分割するかは正確には分からない。ホース・モデルに対する主要な批判は、全体的なトラフィック要求量行列が分かっているネットワークと比べて、トラフィックをルーティングするのに、より多くの資源、および容量の過剰供給が必要となるというものである。
ツリー・ルーティングは、ネットワークを介する経路がツリー手法を用いて計算されるホース・モデルの変形であり、ツリー手法では、ネットワークを介するコネクションは、ネットワークの元のトポロジのツリー状サブセットを使用するように制限される。この場合のルーティングは、ツリーを使用するように制限されるので、ホース・モデルの他の変形よりも、経路長が著しく長くなることがあり、冗長性を実施するには、追加の容量が必要になることがある。したがって、ルーティング・アルゴリズムが、アルゴリズムの最適解であっても、帯域幅効率の良いものになる保証はない。
ネットワーク内におけるトラフィック分配の不確定性が高い場合、柔軟性、閉塞の減少、トラフィック損失の低下、およびホース・モデルの様々な変形の仕様定義の容易性のため、ホース・モデルは、従来のパイプ・モデルのルーティングに代わる魅力的な代替案となる。しかし、残念ながら、ホース・モデルの既存の変形では、必要な過剰供給率がネットワーク・サイズに連れて増大する傾向にあるため特に、ホース・モデルの様々な変形を実施するのに現在必要な過剰供給が、依然としてホース・モデルの主要な難点となる。
本発明は、複数の第1のノードの少なくとも1つから複数の中間ノードに、個々の中間ノード重み係数に従って、トラフィックをルーティングするための方法を含む。具体的には、本発明の一実施形態による方法は、複数の第1のノードでトラフィックを受信する工程と、前記複数の第1のノードと少なくとも1つの宛先ノードの間に位置する複数の中間ノードを識別する工程と、個々の中間ノード・トラフィック重み係数を決定する工程と、中間ノード・トラフィック重み係数に従って、前記複数の中間ノードにトラフィックの部分をルーティングする工程とを含む。
一実施形態では、本発明は、コンピュータによって実行されたときに、第1のノードでトラフィックを受信する工程であって、前記トラフィックは複数の中間ノードの各々にルーティングされるように適合され、前記第1のノードは各中間ノードを個々のトラフィック重み係数に関連づける工程と、複数の中間ノードの各々に、個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、トラフィックの個々の部分をルーティングする工程とを含む方法をコンピュータに実行させるソフトウェア・プログラムを保存するコンピュータ可読媒体を含む。
本発明の教示は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考察することによって容易に理解することができるであろう。
理解を容易にするため、複数の図面で共通な同一要素を指示するのに、可能な場合には、同一参照番号が使用される。
本発明は、複数の第1のノード、複数の中間ノード、および複数の宛先ノードを含む仮想私設ネットワーク・アーキテクチャとの関連で説明される。しかし、本発明の方法は、その他のネットワーク・アーキテクチャおよびトポロジにも容易に適用することができる。本発明の一実施形態は、第1のノードから複数の中間ノードに、複数の中間ノードに関連づけられた個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、ネットワーク・トラフィックをルーティングする方法を含む。
この方法では、ネットワークを介するトラフィックのルーティングを最適化するのに、ネットワーク内の各ノードに関連する入力端容量および出力端容量のみを必要とするので、ネットワークにおける実際のトラフィック(トラフィック行列)を知る必要がなくなる。さらに、重み係数を慎重に選択することによって、ネットワークの帯域幅効率が改善される。
図1に、本発明から利益を得る通信ネットワーク・アーキテクチャのハイレベル・ブロック図を示す。具体的には、図1の通信ネットワーク・アーキテクチャ100は、通信リンク130を介して管理システム120と通信する通信ネットワーク110を含む。通信ネットワーク110は、複数の第1のノード112から112(一括して、第1のノード112)、複数の中間ノード114から114(一括して、中間ノード114)、および複数の宛先ノード116から116(一括して、宛先ノード116)を含む。例を平明にするため、図1には、9つの中間ノードが示されているが、より少ないまたは多い中間ノードを使用することもできる。
図1に示すように、第1のノード112、中間ノード114、および宛先ノード116は、通信リンク118を介して通信する。図1には示されていないが、第1のノード112の各々は、付加的な通信リンクを介して、互いに直接通信することができる。同様に、図1には示されていないが、宛先ノード116の各々は、付加的な通信リンクを介して、互いに直接通信することができる。さらに、図1には示されていないが、第1のノード112の各々は、付加的な通信リンクを介して、宛先ノードの各々と直接通信することができる。
さらに、ただ1つの役割しか実行しないかのように示されているが、第1のノード112の各々は、第1のノードとして機能する以外に、中間ノードとして、また宛先ノードとして動作することができる。同様に、ただ1つの役割しか実行しないかのように示されているが、中間ノード114の各々は、中間ノードとして機能する以外に、第1のノードとして、また宛先ノードとして動作することができる。同様に、ただ1つの役割しか実行しないかのように示されているが、宛先ノード116の各々は、宛先ノードとして機能する以外に、第1のノードとして、また中間ノードとして動作することができる。
第1のノード112のいずれか1つが与えられた場合、対応する複数の中間ノード114の各々は、個々の中間ノード・トラフィック重み係数の合計が1(100パーセント)となるように、個々の中間ノード・トラフィック重み係数を自ノードに関連づける。したがって、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、トラフィックを受信する第1のノード112とは無関係に設定される。第1のノード112の与えられたいずれか1つに関連づけられた中間ノード114の中に、個々のトラフィック重み係数が0に等しい中間ノードがあってもよい。
一実施形態では、本発明は、第1のノード112の1つから中間ノード114にトラフィックをルーティングする方法を含み、この方法は、第1のノード112の1つでトラフィックを受信する工程と、中間ノード114の各々に関連づけられた個々のトラフィック重み係数に従って、中間ノード114にトラフィックをルーティングする工程とを含む。第1のノード112の1つから中間ノード114の1つに、個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、ネットワーク・トラフィックをルーティングすることは、第1のノード112の1つから宛先ノード116の1つにネットワーク・トラフィックをルーティングするための第1ステージ(フェーズ)である。
例えば、トラフィックが第1のノード112で受信されて、第1のノード112から中間ノード114、114、114にルーティングされ、中間ノード114、114、114の各々は、個々のトラフィック重み係数を自ノードに関連づけると仮定する。この例のため、中間ノード114、114、114に関連づけるトラフィック重み係数は、それぞれ0.3、0.4、0.3であると仮定する。したがって、この例によれば、第1のノード112で受信されたトラフィックの30パーセントは、中間ノード114にルーティングされ、第1のノード112で受信されたトラフィックの40パーセントは、中間ノード114にルーティングされ、第1のノード112で受信されたトラフィックの30パーセントは、中間ノード114にルーティングされる。
ネットワーク・トラフィックのルーティングは、複数の方法の少なくとも1つによって達成される。本発明の一実施形態では、第1のノード112の1つで受信されたトラフィックは、個々のトラフィック重み係数の各々が一定値に維持されるように、中間ノード114にランダムにルーティングされる。本発明の別の実施形態では、第1のノード112の1つで受信されたトラフィックは、個々のトラフィック重み係数の各々が一定値に維持されるように、ラウンド・ロビン・アルゴリズムによって中間ノード114にルーティングされる。
本発明のさらなる一実施形態では、第1のノード112の1つから中間ノード114にルーティングされるネットワーク・トラフィックは、中間ノード114から宛先ノード116にルーティングされる。中間ノード114の1つから宛先ノード116の1つにネットワーク・トラフィックをルーティングすることは、第1のノード112の1つから宛先ノード116の1つにネットワーク・トラフィックをルーティングするための第2ステージである。上の例を続けると、第1のノード112から中間ノード114、114、114にルーティングされたトラフィックは、次に、それらの中間ノード114、114、114の各々から宛先ノード116にルーティングされる。
そのような一実施形態では、例えば、第1のノード112によってルーティングされるトラフィックは、宛先ノード116の1つへの経路となる単一のコネクションに属する。この実施形態では、中間ノード114、114、114で受信されるトラフィックは、宛先ノード116の1つ(例えば、宛先ノード116)にルーティングされる。第1のノード112によってルーティングされるトラフィックが複数のコネクションに属するような別の実施形態では、中間ノード114、114、114で受信されるトラフィックは、宛先ノード116の少なくとも1つにルーティングされる。
トラフィックがルーティングされる宛先ノード116は、ルーティングされるネットワーク・トラフィックのパケット・ヘッダを調べることによって、中間ノード114によって決定される。トラフィックの送り先となる宛先ノードが決定された後、中間ノード114から宛先ノード116へのトラフィックのルーティングは、複数の方法の少なくとも1つによって達成される。本発明の一実施形態では、中間ノード114から宛先ノード116へのトラフィックのルーティングは、最小コスト経路ルーティング・アルゴリズム、最短経路ルーティング・アルゴリズムなど、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法を用いて実行される。
別の実施形態では、本発明の方法は、トラフィックを宛先ノード116にルーティングする前に、第1の複数の中間ノードの各々によって反復して実行されて、トラフィックを少なくとも1つの他の複数の中間ノードにルーティングする。この実施形態では、第1のノード112の1つからトラフィックを受信した第1の複数の中間ノードの各々が、トラフィックが宛先ノード116にルーティングされる前にルーティング少なくとも1つの他の複数の中間ノードに対して、上で説明した第1のノードとして動作する。
同様に、この実施形態は、複数の第1のノードと複数の宛先ノードの間にある追加の複数の中間ノードをサポートするように拡張可能である。したがって、トラフィックを宛先ノード116にルーティングする前に、トラフィックを受信し、処理し、関連するトラフィック重み係数に従ってルーティングするために定義し得る、複数の中間ノードからなる組(ステージ)の数に制限はない。
上で述べたように、中間ノード114から宛先ノード116へのトラフィックのルーティングは、複数の方法の少なくとも1つを用いて達成される。本発明の一実施形態では、中間ノード114から宛先ノード116へのトラフィックのルーティングは、最小コスト経路ルーティング・アルゴリズム、最短経路ルーティング・アルゴリズムなど、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法を用いて実行される。別の実施形態では、中間ノード114は、トラフィックをルーティングする少なくとも1つの中間ノードおよびトラフィックの送り先となる宛先ノードに関連づけられた少なくとも1つの他のトラフィック重み係数に従って、宛先ノード116にトラフィックをルーティングする。
第1のノード112で受信されたトラフィックの部分が、第1のノード112から中間ノード114に、値が0.4である第1の中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングされる、上で説明した例について考える。本発明の実施形態では、中間ノード114で受信されたこのトラフィックは、次に、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法の少なくとも1つ、および少なくとも1つの他のトラフィック重み係数を用いて、宛先ノード116にルーティングされる。
本発明の方法を用いると、ノードからノードにルーティングされるトラフィックの総量は、式θ+θによって与えられる。この式において、第1項θは、第1のノード112の1つから中間ノード114の1つにルーティングを行う第1のフェーズに現在ある、ノードからノードにルーティングされるネットワーク・トラフィックの量を表し、第2項θは、中間ノード114の1つから宛先ノード116の1つにルーティングを行う第2のフェーズに現在ある、ノードからノードにルーティングされるネットワーク・トラフィックの量を表す。
第1項θにおいて、θは、ノードに関連づけられた中間ノード・トラフィック重み係数であり、Rは、ノードの入力端の総容量である。第2項θにおいて、θは、ノードに関連づけられた中間ノード・トラフィック重み係数であり、Cは、ノードの出力端の総容量である。上で説明したように、中間ノード・トラフィック重み係数θおよびθは、第1のノード112からそれらの個々のノードにルーティングされるトラフィックの部分を表す。そのため、ノードとノードの間のトラフィックの総量(したがって、ノードとノードの間で必要とされる容量の総量)は、通信ネットワーク110のトラフィック行列とは無関係である。
例えば、中間ノード114から中間ノード114にルーティングされるトラフィックの量を決定するため、中間ノード114と中間ノード114の間のルーティングの第1および第2の両ステージにおけるネットワーク・トラフィックがカウントされる。この例では、ネットワーク・トラフィックは、第1のノード112から中間ノード114および114を介して中間ノード114に、中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングされると仮定する。そのネットワーク・トラフィックは、本発明によるルーティングの第1ステージ(フェーズ)でルーティングされるので、上で定義した式の第1項(θ)の一部としてカウントされる。
この例を続け、ネットワーク・トラフィックが、第1のノード112から中間ノード114に、中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングされると仮定する。さらに、中間ノード114にルーティングされたネットワーク・トラフィックは、次に、中間ノード114および114を介して、宛先ノード116にルーティングされると仮定する。そのネットワーク・トラフィックは、本発明によるルーティングの第2ステージ(フェーズ)で中間ノード114から中間ノード114にルーティングされるので、上で定義した式の第2項(θ)の一部としてカウントされる。
第1の中間ノード・トラフィック重み係数は、ネットワーク110内の2つのノード間(例えば、中間ノード114と中間ノード114の間)の経路の利用度がほぼ一定となるような方式で定めることができる。利用度がほぼ一定の経路は、上で説明したように、式θ+θによって与えられる容量を有する。そのような利用度がほぼ一定の経路を定めることによって、トラフィックのルーティングは、ネットワークのトラフィック行列とは無関係になる。したがって、本発明は、ネットワークのトラフィック行列を知る必要なしに、ネットワーク容量の効率的利用を可能にする。
本発明の一実施形態では、通信ネットワーク110の中間ノード114は、現在、自ノードに関連づけられた個々のトラフィック重み係数を有していない。そのため、ネットワークを介するトラフィックのルーティングは、ネットワークを介してトラフィックをルーティングするための従来の方法のいずれかに基づくことができる。この実施形態では、本発明は、既存のネットワーク内でトラフィック・フローを適応させるための方法を含む。本明細書で説明するように、少なくとも1組の個々のトラフィック重み係数を使用して、ネットワーク内のトラフィック・フローを制御することができる。
本発明の一実施形態では、中間ノード114の各々に対して、個々のトラフィック重み係数が設定される。個々のトラフィック重み係数を使用して、第1のノード112から中間ノード114へのトラフィックのルーティングを適応させることができる。別の実施形態では、次の複数の中間ノードに対して、次の個々のトラフィック重み係数が設定され、次の個々のトラフィック重み係数は、第1の複数の中間ノードから次の複数の中間ノードへのトラフィックのルーティングを適応させる働きをもつ。開始ノード112と宛先ノード116の間にある中間ノードのステージの数に制限はないので、中間ノードのそれらのステージに関連づけられる個々のトラフィック重み係数の数に制限はない。
中間ノード114に関連づけられた個々の中間ノード・トラフィック重み係数の設定は、複数の方法の少なくとも1つによって達成される。本発明の一実施形態では、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、例えば、図1に示すような管理システム120などの管理システムによって決定される。この実施形態では、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、次に、トラフィックのルーティングで使用するため、第1のノード112、中間ノード114、および宛先ノード116に通知される。別の実施形態では、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、第1のノード112、中間ノード114、および宛先ノード116の少なくとも1つによって決定され、次に、通信ネットワーク110内のノードに通知される。どちらの実施形態でも、個々のトラフィック重み係数は、ネットワーク要素間での通信に適したいずれかの手段を用いて通知される。
管理システム120による既存のネットワーク内でのトラフィック・フローの適応は、複数の方法の少なくとも1つを用いて達成される。本発明の一実施形態では、管理システム120は、ソフトウェア・プログラムを読み込み、ソフトウェア・プログラムを実行し、結果のトラフィック・ルーティング命令を通信ネットワーク110内のノードに通知する。この実施形態では、結果のトラフィック・ルーティング命令は、ネットワーク内のトラフィック・フローを適応させるために使用される。
別の実施形態では、管理システム120は、通信ネットワーク110内の少なくとも1つのノードに、ソフトウェア・プログラムの少なくとも一部を伝達する。この実施形態では、ソフトウェア・プログラムの少なくとも一部を受信したノードは、ソフトウェア・プログラムの受信した部分を実行して、結果のトラフィック・ルーティング命令を、ネットワーク内のトラフィック・フローを適応させるために、そのノードで使用する。
図2に、図1の通信ネットワーク・アーキテクチャ100での使用に適したコントローラのハイレベル・ブロック図を示す。具体的には、図2の例示的なコントローラ200は、プロセッサ210と、様々な要素管理、ネットワーク管理、トラフィック管理、および制御プログラム225を格納するメモリ220と、サポート回路230と、入出力回路240とを含む。図2に示すように、メモリ220、サポート回路230、および入出力回路240は、プロセッサ210に結合される。
プロセッサ210は、メモリ220に格納されたプログラム225の実行を支援する回路と協働するほか、電源、クロック回路、キャッシュ・メモリなど、従来のサポート回路230とも協働する。したがって、本明細書でソフトウェア・プロセスとして開示されるプロセス工程のいくつかは、例えば、プロセッサ210と協働して様々な工程を実行するサポート回路230として、ハードウェア内で実施可能であることが企図されている。
コントローラ200は、図1のネットワーク110と通信するため、コントローラ200の様々な機能要素の間のインタフェースを形成する入出力回路240を含む。本発明の一実施形態では、図2のコントローラ200は、図1の管理システム120として実施される。この実施形態では、図1に示すように、管理システム120は、通信リンク130を介して通信ネット110と通信する。
図2のコントローラ200は、本発明による様々なトラフィック・ルーティング機能を実行するようにプログラムされる汎用コンピュータとして示されているが、本発明は、例えば、特定用途向け集積回路としてハードウェアで実施することもできる。したがって、本明細書で説明するプロセス工程は、ソフトウェア単独でも、ハードウェア単独でも、または双方を組み合わせても等価に実行されると広く解釈されるものとする。
図3に、本発明による方法のフローチャートを示す。具体的には、図3には、複数の第1のノードの少なくとも1つから複数の中間ノードの少なくとも1つに、個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、ネットワーク・トラフィックをルーティングするための、また場合によっては、少なくとも1つの宛先ノードにネットワーク・トラフィックをルーティングするための方法300のフローチャートが示されている。図3の方法300は、工程310で開始されて、工程320に進み、トラフィックが複数の第1のノードの少なくとも1つによって受信される。トラフィックは、当技術分野で知られている受信および処理機能を実行するのに適したいずれかの方法に従って、受信され、処理される。
工程330で、工程320において複数の第1のノードによって受信されたネットワーク・トラフィックが、複数の中間ノードの少なくとも1つに、個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングされる。ネットワーク・トラフィックがルーティングされる中間ノードは、ネットワーク・トラフィックをルーティングした第1のノードに直接結合されている必要はない。本発明の一実施形態では、方法300は、場合によっては、工程330の後で終了する。別の実施形態では、方法300は工程340に進む。
工程340で、工程330においてトラフィックを受信した中間ノードが、複数の宛先ノードの少なくとも1つにトラフィックを直接ルーティングすべきか、それとも複数の宛先ノードの少なくとも1つにルーティングする前に、次の複数の中間ノードにトラフィックをルーティングすべきかを決定する。次の複数の中間ノードにトラフィックをルーティングすべき場合、方法300は工程350に進む。複数の宛先ノードの少なくとも1つにトラフィックを直接ルーティングすべき場合、方法300は工程360に進む。
工程350で、最後にネットワーク・トラフィックを受信した中間ノードが、そのトラフィックを次の複数の中間ノードにルーティングする。本発明の一実施形態では、次の複数の中間ノードへのネットワーク・トラフィックのルーティングは、最小コスト経路ルーティング・アルゴリズム、最短経路ルーティング・アルゴリズムなど、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法を用いて実行される。別の実施形態では、次の複数の中間ノードへのネットワーク・トラフィックのルーティングは、次の複数の中間ノードに関連づけられた個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って実行される。
その後、工程340および工程350は、複数の宛先ノードの少なくとも1つにトラフィックを直接ルーティングする複数の中間ノードにトラフィックがルーティングされるまで、反復的に実行される。複数の宛先ノードの少なくとも1つにトラフィックを直接ルーティングする最終的な複数の中間ノードによってトラフィックが受信されると、方法300は工程360に進む。
工程360で、トラフィックを受信した最終的な複数の中間ノードが、そのトラフィックを複数の宛先ノードの少なくとも1つにルーティングする。トラフィックがルーティングされる宛先ノードは、トラフィックをルーティングした複数の中間ノードに直接結合されている必要はない。本発明の一実施形態では、データ・パケットの送り先となる宛先ノードを決定するため、データ・パケットをルーティングする中間ノードは、データ・パケットのヘッダを抽出して読み、送り先となる宛先ノードを決定する。
最終的な複数の中間ノードから複数の宛先ノードへのトラフィックのルーティングは、複数の方法の少なくとも1つによって達成される。本発明の一実施形態では、最終的な複数の中間ノードから複数の宛先ノードの少なくとも1つへのトラフィックのルーティングは、最小コスト経路ルーティング・アルゴリズム、最短経路ルーティング・アルゴリズムなど、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法を用いて実行される。
別の実施形態では、最終的な複数の中間ノードから複数の宛先ノードの少なくとも1つへのトラフィックのルーティングは、最終的な複数の中間ノードの各々に関連づけられた個々のトラフィック重み係数に従って実行される。ネットワーク・トラフィックが複数の宛先ノードの少なくとも1つにルーティングされた後、方法300は、方法300が終了する工程370に進む。
図4に、本発明による方法のフローチャートを示す。具体的には、図4には、複数の第1のノードから複数の中間ノードに、第1の個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、ネットワーク・トラフィックをルーティングするための、また場合によっては、複数の宛先ノードにネットワーク・トラフィックをルーティングするための方法400のフローチャートが示されている。図4の方法400は、工程402で開始されて、工程404に進み、トラフィックが複数の第1のノードによって受信される。ネットワーク・トラフィックは、当技術分野で知られている受信および処理機能を実行するのに適したいずれかの方法に従って、受信され、処理される。
工程406で、複数の第1のノードの各々が、トラフィックをルーティングする中間ノードを識別する。トラフィック(データ・パケット)がルーティングされる中間ノードは、管理システム120による通信リンク130を介した通知、複数の第1のノード112の各々での少なくとも1つのテーブル検索、およびデータ・パケットのそれぞれのヘッダの読み取りなどの利用を含む複数の方法の少なくとも1つによって決定される。
工程408で、複数の第1のノードの各々は、工程406において決定された複数の中間ノードの各々に関連づけられた個々の中間ノード・トラフィック重み係数を決定する。複数の第1のノードでは、対応する複数の中間ノードの各々に関連づけられた個々のトラフィック重み係数は、上で説明したように、合計すると1(100パーセント)になる。
工程410で、工程404において複数の第1のノードによって受信されたトラフィックは、複数の中間ノードの各々に関連づけられた個々のトラフィック重み係数に従って、複数の中間ノードにルーティングされる。トラフィックがルーティングされる中間ノードは、ネットワーク・トラフィックをルーティングした複数の第1のノードに直接結合されている必要はない。本発明の一実施形態では、方法400は、場合によっては、工程410の後で終了する。別の実施形態では、方法400は工程412に進む。
工程412で、複数の中間ノードが、複数の宛先ノードにトラフィックを直接ルーティングすべきか、それとも複数の宛先ノードにルーティングする前に、次の複数の中間ノードにトラフィックをルーティングすべきかを決定する。次の複数の中間ノードにネットワーク・トラフィックをルーティングすべき場合、方法400は工程414に進む。複数の宛先ノードにトラフィックを直接ルーティングすべき場合、方法400は工程420に進む。
図4に示された工程414、工程416、工程418は、図4に示され、本明細書で説明された工程406、工程408、工程410に対応しており、ほぼ同じ方式で実行される。第1の複数の中間ノードに関連づけられた第1の個々のトラフィック重み係数の代わりに、工程414、工程416、工程418は、次の複数の中間ノードの各々に関連づけられた次の個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って実行される。
その後、工程412、工程414、工程416、工程418は、複数の宛先ノードの少なくとも1つにネットワーク・トラフィックを直接ルーティングする複数の中間ノードにトラフィックがルーティングされるまで、反復的に実行される。複数の宛先ノードの少なくとも1つにトラフィックを直接ルーティングする複数の中間ノードの各々によってトラフィックが受信されると、方法400は工程420に進む。
工程420で、トラフィックを受信した最終的な複数の中間ノードの各々が、そのトラフィックを複数の宛先ノードの少なくとも1つにルーティングする。トラフィックがルーティングされる宛先ノードは、トラフィックをルーティングした複数の中間ノードの各々に直接結合されている必要はない。本発明の一実施形態では、トラフィックがルーティングされる宛先ノードは、(各データ・パケットのそれぞれのヘッダにアクセスすることによって)トラフィックをルーティングする中間ノードによって決定される。最終的な複数の中間ノードから複数の宛先ノードへのトラフィックのルーティングは、複数の方法の少なくとも1つによって達成される。
本発明の一実施形態では、最終的な複数の中間ノードの各々から複数の宛先ノードの少なくとも1つへのトラフィックのルーティングは、最小コスト経路ルーティング・アルゴリズム、最短経路ルーティング・アルゴリズムなど、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための従来の方法を用いて実行される。別の実施形態では、最終的な複数の中間ノードの各々から複数の宛先ノードの少なくとも1つへのトラフィックのルーティングは、最終的な複数の中間ノードの各々に関連づけられた個々のトラフィック重み係数に従って実行される。トラフィックが複数の宛先ノードの少なくとも1つにルーティングされた後、方法400は、方法400が終了する工程422に進む。
図5に、本発明による方法のフローチャートを示す。具体的には、図5には、複数の第1のノード、複数の中間ノード、および複数の宛先ノードを有する既存のネットワーク内でトラフィック・フローを適応させるための方法500のフローチャートが示されている。図5の方法500は、工程510で開始されて、工程520に進む。
工程520で、複数の中間ノードに関連づけられた個々の中間ノード・トラフィック重み係数が設定される。上で説明したように、個々のトラフィック重み係数は、複数の第1のノードの1つで受信されるトラフィックであって、その第1のノードに関連づけられた複数の中間ノードの1つにルーティングされるトラフィックの部分に対応する。
本発明の一実施形態では、個々のトラフィック重み係数は、管理システム120によって決定され、通信リンク130を介して通信ネットワーク110に伝達される。別の実施形態では、個々のトラフィック重み係数は、複数の第1のノード、複数の中間ノード、および複数の宛先ノードの少なくとも1つによって計算され、通信ネットワーク110内のノードに通知される。複数の第1のノードの各々では、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、合計すると1(100パーセント)になる。
工程530では、個々の中間ノード・トラフィック重み係数の設定の後、ネットワーク内でのトラフィックのルーティングが、個々のトラフィック重み係数に従って適応させられる。設定された個々のトラフィック重み係数に従ったトラフィックのルーティングは、本明細書で説明したトラフィックをルーティングするための方法を用いて達成される。その後、方法500は、方法500が終了する工程540に進む。
少なくとも1つの他の複数の中間ノードを使用して、複数の第1のノードから複数の宛先ノードにトラフィックをルーティングする、上で説明した方法500による一実施形態では、少なくとも1つの他の複数の中間ノードの各々が、他の個々のトラフィック重み係数に自ノードを関連づけるように、他の個々のトラフィック重み係数が設定される。この実施形態では、ネットワーク内でのトラフィックのルーティングはさらに、他の個々のトラフィック重み係数に従って適応させられる。
上で説明した実施形態の各々で、個々の中間ノード・トラフィック重み係数は、通信ネットワーク内での2つのノード間で、利用度がほぼ一定となる経路が確立されるように、計算し、設定することができる。上で説明したように、利用度がほぼ一定の経路の全容量は、式θ+θによって与えられる。この式において、第1項θは、(例えば、第1のノード112の1つから中間ノード114の1つに)ルーティングを行う第1のフェーズに現在ある、ノードからノードにルーティングされるネットワーク・トラフィックの量を表す。同様に、第2項θは、(例えば、中間ノード114の1つから宛先ノード116の1つに)ルーティングを行う第2のフェーズに現在ある、ノードからノードにルーティングされるネットワーク・トラフィックの量を表す。
第1項θにおいて、θは、ノードに関連づけられた中間ノード・トラフィック重み係数であり、Rは、ノードの入力端の総容量である。第2項θにおいて、θは、ノードに関連づけられた中間ノード・トラフィック重み係数であり、Cは、ノードの出力端の総容量である。上で説明したように、中間ノード・トラフィック重み係数θおよびθは、第1のノード112からそれらの個々のノードにルーティングされるトラフィックの部分を表す。そのため、ノードとノードの間のトラフィックの総量(したがって、ノードとノードの間で必要とされる容量の総量)は、通信ネットワーク110のトラフィック行列とは無関係である。
本発明の一実施形態では、トラフィックは、複数の第1のノードにおいて、パケット・レベルで分割され、同じコネクションに属するパケットは、第1のノードの1つから複数の宛先ノードの1つまで異なる経路をとる。この実施形態では、異なる経路をとるパケットは、異なるネットワーク待ち時間をこうむることがあり、その結果、宛先ノードに順序通りに到着しないことがある。この実施形態では、コネクションのパケットを正しい順序に並び替えるため、宛先ノードにおいて少なくとも1つの順序付け替えバッファを利用する必要がある。
本発明の別の実施形態では、トラフィックは、複数の第1のノードにおいて、フロー・レベルで分割され、同じコネクションに属するパケットは、複数の第1のノードの1つから複数の宛先ノードの1つまで同じ経路を辿る。この実施形態では、フロー毎の状態が、複数の中間ノードの各々で維持される。フロー・レベルは、第1のノードのポート、第1のノードのアドレス、宛先ノードのポート、宛先ノードのアドレス、およびプロトコルにフローを関連づける。プロトコルは、フロー毎の状態を維持しながら、第1のノードから宛先ノードにトラフィックをルーティングするのに適したいずれかのプロトコルとする。
本明細書で説明したように、一実施形態では、本発明は、宛先ノードにトラフィックを伝送するように適合された通信経路内の非宛先ノードを介して宛先ノードにトラフィックをルーティングするための方法を含む。この実施形態では、非宛先ノードは、トラフィック重み係数を、非宛先ノードと宛先ノードの間に位置する複数のノードの少なくとも1つに関連づけ、非宛先ノードは、個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従って、トラフィックの個々の部分を中間ノードにルーティングする。
本明細書で説明した異なる実施形態では、中間ノード・トラフィック重み係数の第1のノードおよび宛先ノードに対する依存性は異なり得る。一実施形態では、中間ノード・トラフィック重み係数は、複数の第1のノードと複数の宛先ノードのどちらにも依存しない。別の実施形態では、中間ノード・トラフィック重み係数は、複数の第1のノードには依存するが、複数の宛先ノードには依存しない。別の実施形態では、中間ノード・トラフィック重み係数は、複数の第1のノードと複数の宛先ノードのどちらにも依存する。
本発明による方法では、上で詳しく説明したように、ネットワークを介したトラフィックのルーティングを最適化するのに、ネットワーク内における実際のトラフィックについての知識は必要ではない。代わりに、ネットワークを介したトラフィックのルーティングを最適化するのに、ネットワーク内の各ノードに関連する入力端容量および出力端容量についての知識だけが必要とされる。
本発明の教示を含む様々な実施形態を示し、詳細に説明してきたが、当業者であれば、本発明の教示を依然として含む他の多くの変形された実施形態を容易に考案することができるであろう。
通信ネットワーク・アーキテクチャのハイレベル・ブロック図である。 図1の通信ネットワーク・アーキテクチャでの使用に適したコントローラのハイレベル・ブロック図である。 本発明による方法のフローチャートである。 本発明による方法のフローチャートである。 本発明による方法のフローチャートである。 本発明による方法のフローチャートである。

Claims (10)

  1. 第1のノードでトラフィックを受信する工程であって、前記トラフィックは、複数の中間ノードの各々にルーティングされるように適合され、前記第1のノードは、前記中間ノードの各々を個々のトラフィック重み係数に関連づける工程と、
    前記複数の中間ノードの各々に前記トラフィックの個々の部分を前記個々の中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングする工程とを含む、トラフィックをルーティングするための方法。
  2. 前記受信工程および前記ルーティング工程は、ネットワーク内の複数の第1のノードの各々で実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トラフィックの個々の部分をルーティングする前記工程は、トラフィック行列とは無関係に実行される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の中間ノードは、少なくとも1つの他の複数の中間ノードにトラフィックをルーティングする、請求項1に記載の方法。
  5. トラフィックが、前記複数の中間ノードから前記少なくとも1つの他の複数の中間ノードに個々の追加の中間ノード・トラフィック重み係数に従ってルーティングされる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記複数の中間ノードが、少なくとも1つの宛先ノードにトラフィックをルーティングする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のノードでトラフィックをルーティングする前記工程は、パケット・レベルとフロー・レベルの少なくとも一方で実行される、請求項1に記載の方法。
  8. 複数の第1のノード、複数の中間ノード、および複数の宛先ノードを有する既存のネットワーク内でトラフィック・フローを適応させるための方法であって、
    各中間ノードに対して個々のトラフィック重み係数を設定する工程と、
    前記複数の第1のノードから前記中間ノードに前記トラフィック重み係数に従って前記トラフィックの部分をルーティングする工程とを含む方法。
  9. 前記トラフィック重み係数の少なくとも1つを経路の利用度がほぼ一定になるような方式で適応させる工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ほぼ一定の経路の利用度は、式θ+θによって与えられる容量を有し、θは、ルーティングの第1のフェーズにおいて、ノードからノードにルーティングされるトラフィックの量に対応し、θは、ルーティングの第2のフェーズにおいて、ノードからノードにルーティングされるトラフィックの量に対応する、請求項9に記載の方法。
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