JP3100571B2 - ルーチング方法、ルータ装置及び記録媒体 - Google Patents

ルーチング方法、ルータ装置及び記録媒体

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JP3100571B2
JP3100571B2 JP4195398A JP4195398A JP3100571B2 JP 3100571 B2 JP3100571 B2 JP 3100571B2 JP 4195398 A JP4195398 A JP 4195398A JP 4195398 A JP4195398 A JP 4195398A JP 3100571 B2 JP3100571 B2 JP 3100571B2
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順一 山田
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株式会社エイ・ティ・アール環境適応通信研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのコネクションレスのパケット伝送ネットワークのた
めのルーチング方法、ルータ装置及びルーチングプログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクションレスのパケット伝送
ネットワークのためのルーチング方法が、例えば、従来
技術文献1「アンドリュー・エス・タンネンバウム著,
齋藤忠夫ほか監訳,“原書2版タンネンバウムコンピュ
ータネットワーク”,丸善発行,pp.331−34
5,1992年」において以下のように開示されてい
る。
【0003】ルーチングアルゴリズムは非適応型と適応
型の2つの主要な種類に分けられる。非適応型アルゴリ
ズムはルーチングの決定を行う際に、現在のトラフィッ
クやトポロジーの測定値や推定値に基づかない。その代
わりに、任意のiからjへ行くのに用いる経路の選択
を、あらかじめオフラインで計算しておき、ネットワー
クを立ち上げるときにIMP(Interface M
essage Processorの略であり、ARP
ANETのパケット交換機のことである。)へダウンロ
ードする。この手続きは静的ルーチングと呼ばれること
もある。一方、適応型アルゴリズムは、反対に、トポロ
ジーの変化と現在のトラフィックを反映するようにルー
チングの決定を変えようとする。適応型アルゴリズムに
は、大域アルゴリズムと、孤立型アルゴリズムと、分散
型アルゴリズムとがある。
【0004】すなわち、コネクションレスネットワーク
における従来の適応型ルーチングは、ネットワーク内で
定期的に交換する、ホップ数、平均待ち合わせ時間、障
害情報などの各種評価情報に基づいて、個々のノードが
最短パスを計算し、唯一の経路を決定するシングルパス
ルーチング(以下、第1の従来例という。)である。こ
れに対して、従来のマルチパスルーチングは、複数の出
線に相対的な選択の重みを決定し、パケットを転送する
毎に乱数を発生させて、その重みを確率として出線を選
択するルーチング(以下、第2の従来例という。)であ
り、その選択の重みは変更しないために、非適応型ルー
チングである。このマルチパスルーチングは、データの
種類によりパスを選択してユーザの利便性の向上や、代
替経路が交わらない複数の経路を選択して信頼性を向上
させている。
【0005】また、広帯域ISDN網やATM網等の広
域中継網におけるメッセージ転送方式に関し、中継網内
で障害やふくそうが生じても、中継網内でのトラフィッ
ク状態に適応してメッセージ転送のルートを制御する方
法(以下、第3の従来例という。)が、特開平4−27
4639号公報に開示されている。当該公報では、複数
のノードからなる中継網の各ノードに、ノードに接続さ
れるユーザ装置のプロトコル形式と中継網内のプロトコ
ル形式との変換を行うユーザ装置収容手段を備えるとと
もに、またすべてのノード又は一部の特定のノードに、
ユーザ装置収容手段及び他のノード内のルーチング制御
手段とバーチャルチャネルにより固定接続されるルーチ
ング制御手段を備え、ルーチング制御手段がノードから
の各出力路のトラフィック状態に適応してメッセージに
対する出力ポートを選択するように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来例の
適応型ルーチングでは、入力されるパケットの動的な変
動に対して、各種の評価情報が古いと選択ルートの発振
やループ現象が生じてパケットの損失や遅延時間(当該
技術分野では、パケットを送信元ノードから宛先ノード
までに伝送するのにかかる伝送時間を遅延時間といい、
以下、当該伝送時間を遅延時間という。)の増大を招
く。また、各種の評価情報を新しくするためには、その
発生周期を短くするために、データ以外の評価情報がネ
ットワークに溢れて非効率な伝送となるという問題点が
あった。
【0007】また、上述の第2の従来例のマルチパスル
ーチングでは、入力されるパケットの種類に応じて出線
パスを振り分けるだけて、ルーチングテーブルは固定さ
れ、入力されるパケットの動的な変動に対して適応しな
いので、局所的なトラフィックの集中によるパケットの
廃棄や遅延時間の増大を招くという問題点があった。
【0008】さらに、第3の従来例では、広帯域ISD
N網やATM網等のコネクションオリエンテッドの通信
網を対象として、永久又は半永久にルーチング経路が固
定されている公衆網を利用したときの通信を対象として
いる。すなわち、第3の従来例は、適応型シングルパス
ルーチングの場合であり、当該ルータ装置を設けるとき
に、それを接続する外部の情報が得られることを仮定す
ると、セルフォーマットの変更など導入時に高度な処理
が必要であって、多大の稼働がかかるという問題点があ
った。
【0009】本発明の目的は以上の問題点を解決し、イ
ンターネットなどのコネクションレスのパケット伝送ネ
ットワークのためのルーチングにおいて、従来例に比較
して構成が簡単であって、送信元から宛先までの遅延時
間を短縮するようにルーチングを行うことができるルー
チング方法、ルータ装置及びルーチングプログラムを記
録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のルーチング方法は、中央処理装置と、上記中央処理
装置と回線接続された複数のノードのルータ装置を備え
たコネクションレスのパケット伝送ネットワークのため
のマルチパスルーチング方法を用いて、ルータ装置に入
力されたパケットのルーチングを行うルーチング方法に
おいて、上記中央処理装置は、上記各ルータ装置から宛
先までのループや寄り道のないすべての経路を予め記憶
するステップと、送信元から宛先までに要するパケット
の遅延時間と、上記パケット伝送ネットワークの中で最
大負荷を有する最大負荷ルータ装置の使用率との線形結
合で表された評価関数を用いて、上記評価関数の値が最
小となり上記各ルータ装置の通信容量を増大させるよう
に、上記すべての経路の振り分け割合を計算してルーチ
ングテーブルを作成するステップと、上記作成されたル
ーチングテーブルを上記各ルータ装置に送信するステッ
プとを含む処理を実行し、上記各ルータ装置は、上記中
央処理装置によって送信されたルーチングテーブルを記
憶するステップと、上記記憶されたルーチングテーブル
を用いて、上記入力されたパケットをルーチングするス
テップとを含む処理を実行することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載のルーチング方法は、
請求項1記載のルーチング方法において、上記ルーチン
グテーブルを作成するステップは予め実行されることを
特徴とする。
【0012】さらに、請求項3記載のルーチング方法
は、請求項1記載のルーチング方法において、上記ルー
チングテーブルを作成するステップは所定の周期で周期
的に実行され、上記各ルータ装置のルーチングテーブル
は上記周期で周期的に更新されることを特徴とする。
【0013】
【0014】本発明に係る請求項4記載のルータ装置
は、中央処理装置と、上記中央処理装置と回線接続され
た複数のノードのルータ装置を備えたコネクションレス
のパケット伝送ネットワークのためのマルチパスルーチ
ング方法を用いて、ルータ装置に入力されたパケットの
ルーチングを行うルータ装置において、上記中央処理装
置は、上記各ルータ装置から宛先までのループや寄り道
のないすべての経路を予め記憶する第1の記憶手段と、
送信元から宛先までに要するパケットの遅延時間と、上
記パケット伝送ネットワークの中で最大負荷を有する最
大負荷ルータ装置の使用率との線形結合で表された評価
関数を用いて、上記評価関数の値が最小となり上記各ル
ータ装置の通信容量を増大させるように、上記すべての
経路の振り分け割合を計算してルーチングテーブルを作
成する作成手段と、上記作成手段によって作成されたル
ーチングテーブルを上記各ルータ装置に送信する送信手
段とを備え、上記各ルータ装置は、上記中央処理装置の
送信手段によって送信されたルーチングテーブルを記憶
する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記憶され
たルーチングテーブルを用いて、上記入力されたパケッ
トをルーチングするルーチング手段とを備えたことを特
徴とする。
【0015】また、請求項5記載のルータ装置は、請求
項4記載のルータ装置において、上記作成手段は上記ル
ーチングテーブルを作成する処理を予め実行することを
特徴とする。
【0016】さらに、請求項6記載のルータ装置は、請
求項4記載のルータ装置において、上記作成手段は上記
ルーチングテーブルを所定の周期で周期的に作成して更
新し、上記各ルータ装置の第2の記憶手段に記憶された
ルーチングテーブルは上記周期で周期的に更新されるこ
とを特徴とする。
【0017】
【0018】本発明に係る請求項7記載の記録媒体は、
請求項1乃至3のうちの1つに記載のルーチング方法の
処理プログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0020】図1は、本発明に係る一実施形態であるル
ータ装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の
ルータ装置におけるコネックションレスのパケット伝送
ネットワークは、中央処理装置100と、上記中央処理
装置100にデータ通信回線300を介してスター形状
で回線接続された複数のルータ装置200とを備えて構
成され、各ルータ装置200は、上記パケット伝送ネッ
トワークのためのマルチパスルーチング方法を用いて、
ルータ装置に入力されたパケットのルーチングを行う。
ここで、中央処理装置100のコントローラ101は、
各送信元のルータ装置200から宛先のルータ装置20
0までのループや寄り道のないすべての経路を予め経路
リストとして、テーブル生成パラメータ処理メモリ10
2に記憶した後、送信元から宛先までに要するパケット
の遅延時間Dtと、上記パケット伝送ネットワークの中
で最大負荷を有する最大負荷ルータ装置200の使用率
X(k)を含む数6の評価関数Wを用いて、上記評価関
数Wの値が小さくなるように、上記記憶されたすべての
経路の振り分け割合を計算してルーチングテーブルを作
成して、ルーチングテーブルメモリ103に記憶すると
ともに、データ通信装置104、データ通信回線30
0、及びすべてのルータ装置200のデータ通信装置1
4を介してすべてのルータ装置200のコントローラ1
0に送信して、ルーチングメモリ13に記憶する。そし
て、各ルータ装置200のコントローラ10は、上記記
憶されたルーチングテーブルを用いて、上記入力された
パケットをルーチングすることを特徴としている。ここ
で、上記評価関数Wは、数6に示すように、上記遅延時
間Dtと上記最大負荷ルータ装置200の使用率X
(k)との線形結合で表される。
【0021】ここで、当該ネットワークの各ノードにそ
れぞれ当該ルータ装置200が設けられ、ノードiのル
ータ装置200−iは、中央処理装置100によって予
め生成されすべてのルータ装置200に配布されたルー
チングテーブルを用いてパケットのルーチングを行う。
【0022】以下、中央処理装置100のコントローラ
101によって実行されるルーチングテーブルの生成に
ついて説明する。まず、予め調査済みのパケット伝送ネ
ットワークのノード接続情報に基づいて、起点(送信
元)sから終点(宛先)dまでの経路を抽出して、経路
リストとしてテーブル生成パラメータメモリ102に格
納する。図4に示すルータ装置200の数が11である
ときのネットワークの一例における経路リストを次の表
1に示す。図4において、丸はノードであり、その番号
はノード番号である。そして、各経路毎に、1つの経路
番号データが付与されている。
【0023】
【表1】 経路リストの一例 ─────────────────────────────────── 起点 終点 ホップ数 経路のノード列 経路番号データ ─────────────────────────────────── 0 1 1 0,1 1 0 2 2 0,1,2 2 0 2 2 0,3,2 3 0 3 1 0,3 4 0 4 1 0,4 5 0 5 2 0,3,5 6 0 5 2 0,4,5 7 0 5 3 0,9,10,5 8 0 6 2 0,3,6 9 0 7 2 0,9,7 10 0 8 3 0,3,10,8 11 0 8 3 0,9,10,8 12 0 8 4 0,4,5,10,8 13 0 9 1 0,9 14 0 10 2 0,3,10 15 0 10 2 0,9,10 16 0 10 3 0,4,5,10 17 1 0 1 1,0 18 1 2 1 1,2 19 1 3 2 1,0,3 20 1 3 2 1,2,3 21 1 4 2 1,0,4 22 1 4 4 1,2,3,5,4 23 1 5 3 1,0,3,5 24 1 5 3 1,0,4,5 25 ───────────────────────────────────
【0024】ここで、ループや寄り道のルートは除く。
例えば、起点ルータ0から終点ルータ6では、ループの
経路(例0−3−5−10−3−6)や寄り道(例0−
1−2−3−6)の経路は除かれている。
【0025】次いで、ルーチングテーブルの振り分け割
合の計算について説明する。起点sから終点dへのi番
目のルート(s,d,i)への振り分け割合をx(s,
d,i)とすると、次式が成立する。
【数1】 そして、起点(送信元ノード)sから終点(宛先ノー
ド)dへの発生パケットの量(仕事量)をI(s,d)
とすると、ルータ装置200−kの使用率X(k)は、
次式で表わすことができる。ここで、発生パケットの量
は、例えば1秒である単位時間当たりに1個のパケット
を処理する(ルーチングする)ときの仕事量を表わす。
【0026】
【数2】
【0027】ここで、rは処理すべきルータ装置200
のすべてを含む、ルート(s,d,i)の通過ルータ群
であり、関数δ(・)は、ルータ装置200−kがルー
ト(s,d,i)の通過ルータ群に含まれるときはδ
(r−k)=1、含まれないときはδ(r−k)=0と
なる関数である。このとき、起点sから終点dへのi番
目のルート(s,d,i)の遅延時間T(s,d,i)
は、次式で表わすことができる。
【数3】 このとき、起点sから終点dへの平均遅延時間T(s,
d)は次式となる。
【数4】
【0028】従って、当該パケット伝送ネットワーク全
体の遅延時間Dtは次式で表される。
【数5】
【0029】次いで、最適計算のための評価関数につい
て述べる。ルータ装置200のルーチング性能は、遅延
時間Dtをできるだけ少なく、パケット損失の原因とな
るルータの使用率を小さくして通信容量をできるだけ大
きくできることで判断できる。従って、遅延時間と最大
負荷のルータ装置200の使用率からなる次式の評価関
数Wを最小にするルーチングテーブルの振り分け割合を
求める。
【0030】
【数6】
【0031】ここで、Max{X(k)}は、当該パケ
ット伝送ネットワークを構成する各ノードのルータ装置
200の使用率X(k)が最大である、最大負荷のルー
タ装置200の使用率である。重み係数v1とv2は、最
大負荷ルータ装置200の使用率と遅延時間を重みづけ
る重み係数の定数である。通信容量を重視するときは、
重み係数v1を大きくかつ重み係数v2を小さく選ぶ。遅
延時間を重視するときはその逆に重み係数v2を大きく
かつ重み係数v1を小さく選ぶ。重み係数v1及びv2
好ましい値は、以下の通りである。 (a)v1=0.9,v2=0.1。 (b)v1=1.0,v2=0。 (c)v1=0.1,v2=0.9。
【0032】さらに、中央処理装置100のコントロー
ラ101は、数6の評価関数Wで最適化した振り分け割
合x(s,d,i)をテーブル生成パラメータメモリ1
02内の経路リストに追加することにより、ルーチング
テーブルを作成して、ルーチングテーブルメモリ13に
記憶するとともに、ルーチングテーブルのデータをデー
タ通信装置104を用いて、データ通信回線300を介
してすべてのルータ装置200のデータ通信装置14に
送信する。各ルータ装置200のデータ通信装置14
は、受信したルーチングテーブルのデータをコントロー
ラ10を介してルーチングテーブルメモリ13に記憶す
る。そして、当該ルータ装置200のコントローラ10
は、上記ルーチングテーブルに従い、到着したパケット
を振り分ける。
【0033】図1において、中央処理装置100のコン
トローラ101は、図2のテーブル生成処理を実行する
ためのマイクロコンピュータなどのCPU又はDSPで
構成され、コントローラ101には、図2のテーブル生
成処理を実行するために必要な経路リストやパラメータ
を一時的に記憶するテーブル生成パラメータ処理メモリ
102と、生成したルーチングテーブルを記憶するルー
チングテーブルメモリ103と、各ルータ装置200の
データ通信装置14とデータ通信を行うためのモデムを
備えたデータ通信装置104とが接続される。
【0034】一方、各ルータ装置200のコントローラ
10は、ノードiの当該ルータ装置200の動作を制御
するためのマイクロコンピュータなどのCPU又はDS
Pで構成され、コントローラ10には、図3のルーチン
グ処理のプログラムなどを予め記憶するプログラムRO
M(読出専用メモリ)11と、コントローラ10のワー
キングエリアとして用いられるワーキングRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)12と、ルーチングテーブルを記
憶するルーチングテーブルメモリ13と、中央処理装置
100のデータ通信装置104とデータ通信を行うため
のモデムを備えたデータ通信装置14とが接続される。
【0035】図1において、コントローラ10は、複数
M個の隣接ノードA1乃至AMに接続された入力インター
フェース20−1乃至20−Mと、キューメモリ21
と、データスイッチ22と、出力バッファメモリ23−
1乃至23−Mと、M個の隣接ノードA1乃至AMに接続
された出力インターフェース24−1乃至24−Mと、
M個の隣接ノードA1乃至AMに接続された通信インター
フェース25−1乃至25−Mとの動作を制御する。各
入力インターフェース20−1乃至20−Mはそれぞ
れ、パケットを受信するための受信機を備え、各隣接ノ
ードA1乃至AMから入力されるパケットを受信してキュ
ーメモリ21に出力する。キューメモリ21は、FIF
Oメモリで構成され、各入力インターフェース20−1
乃至20−Mから入力されるパケットを順次、その入力
順序で待ち合わせて記憶して、コントローラ10の制御
のもとで、先頭のパケットをデータスイッチ22を介し
て出力バッファメモリ23−1乃至23−Mのうちの1
つに出力して記憶させる。データスイッチ22は、パケ
ット交換機を構成し、コントローラ10の制御のもと
で、キューメモリ21から入力されるパケットをコント
ローラ10から指示された隣接ノードに対応する出力バ
ッファメモリに出力して記憶する。各出力バッファメモ
リ23−1乃至23−Mはそれぞれ、入力されたパケッ
トを一時的に記憶した後、対応する送信機を備えた各出
力インターフェース24−1乃至24−Mを介して隣接
ノードA1乃至AMに送信する。さらに、各通信インター
フェース25−1乃至25−Mはそれぞれ、隣接ノード
1乃至AMに接続され、コントローラ10の指示に従っ
て、各隣接ノードkの通信インターフェースと通信を行
うことにより、各パケットの遅延時間のデータを受信し
て、コントローラ10及びデータ通信装置14を介して
中央処理装置100のテーブル生成処理メモリ102に
記憶する。
【0036】図2は、図1の中央処理装置100のコン
トローラ101によって予め実行されるルーチングテー
ブル生成処理を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS1で、当該パケット伝送ネットワークにおける各
ルータ装置200−kの使用率X(k)を数2を用いて
計算する。次いで、ステップS2で、当該パケット伝送
ネットワーク全体の遅延時間Dtを数5を用いて計算す
る。さらに、ステップS3で数6の評価関数Wで最適化
した振り分け割合x(s,d,i)に基づいて、ルーチ
ングテーブルを生成してルーチングテーブルメモリ10
3に格納するとともに、各ルータ装置200に送信して
ルーチングテーブルメモリ13に格納して、当該テーブ
ル生成処理を終了する。
【0037】図3は、図1の各ルータ装置200のコン
トローラ10によって実行されるルーチング処理を示す
フローチャートである。図3において、まず、ステップ
S11において、キューメモリ21で待ち合わせしてい
る先頭のパケットを処理対象とする。次いで、ステップ
S12で、処理対象のパケットの宛先ノードjをキュー
メモリ21から読み出し、ステップS13で当該ルータ
装置200がパケットの送信元の起点のノードであるか
否か判断され、起点のノードであれば(YES)、ステ
ップS14で公知の方法で乱数R(0≦R≦1)を発生
する。そして、ステップS15で、発生された乱数Rに
基づいて、ルーチングテーブルメモリ13内のルーチン
グテーブルを用いて対応する振り分け割合x(s,d,
i)に応じて、処理対象のパケットを送信すべき、経路
番号及び隣接ノードを決定する。例えば、所定の起点か
ら所定の宛先まで3つの経路が存在し、振り分け割合が
1/3ずつであるとき、乱数Rが0≦R≦0.333で
あるとき、第1の経路を選択し、乱数Rが0.334≦
R≦0.667であるとき、第2の経路を選択し、乱数
Rが0.667≦R≦1.0であるとき、第3の経路を
選択する。次いで、ステップS16でデータスイッチ2
2を制御して、処理対象のパケットを経路番号データと
ともに上記決定された隣接ノードに向けて送信する。本
実施形態におけるパケットは、送信元データと、宛先デ
ータと、経路番号データと、送信すべき内容の情報デー
タとを含んで構成される。最後に、ステップS17で、
キューメモリ21で待ち合わせしている次のパケットを
処理対象として、ステップS12に戻り、上記の処理を
繰り返す。
【0038】ステップS13で起点でなければ(N
O)、起点で決定された経路番号の経路に従って処理す
べきパケットを送信するために、ステップS18で、受
信したパケットから経路番号データを読み出し、ステッ
プS19でデータスイッチ22を制御して、処理対象の
パケットを経路番号データとともに、上記読み出された
経路番号データに対応する経路の隣接ノードに向けて送
信する。そして、ステップS17に進む。
【0039】以上の実施形態においては、図2のルーチ
ング処理と図3のルーチングテーブル生成処理のルーチ
ングプログラムをプログラムROM11に記録している
が、本発明はこれに限らず、当該ルーチングプログラム
を、CD−ROM、光ディスク、光磁気ディスクなどの
各種の記録媒体に記録してもよい。これにより、当該ル
ーチングプログラムを容易にルータ装置200のコント
ローラ10のRAMにロードして、実行することができ
る。
【0040】
【実施例】本発明者は、本発明の動作を検証するため
に、図5のネットワークモデルを用いて、に各ノードで
入力パケットを発生させてシミュレーションを行った。
ここで、ネットワークモデルは、1つのノードが最大6
個のノードを接続されるように、48個のノードが、図
5のトポロジーで接続されており、ノード間のリンクは
双方向である。ノードは、1つのキューメモリ21を持
ち、入力パケットに対しFIFOメモリで処理する。パ
ケット当たりの処理時間μは定数である。また、入力ト
ラヒックは、ネットワーク全体でポアソン分布に従っ
て、パケットを発生した。各パケットの送信元ノードと
宛先ノード番号の分布は、一様分布である。
【0041】図6は、図5のパケット伝送ネットワーク
における本実施形態のシミュレーション結果である、入
力トラフィックに対する平均遅延時間を示す平均遅延時
間の入力依存特性のグラフであり、図7は、その入力ト
ラフィックに対する最大使用率を示す最大使用率の入力
依存特性のグラフである。ここでは、ルータ装置200
間の遅延時間を無視して計算している。この結果、従来
の最小ホップのシングルパスルーチング(SR)に比較
し、本発明の実施形態のルーチング方法及びルータ装置
200では、ホップ数の増加を0で複数パスで振り分け
たとき(BSR00)、さらに、ホップ数の増加を1の
遠回りを許して複数パスで振り分けたとき(BSR 0
1)に、最大負荷を有するルータ装置200−kの使用
率X(k)が大きく抑圧でき、ネットワーク全体の遅延
時間Dtを増加させずに、入力トラヒック容量を1.5
倍程度改善できた。
【0042】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ネットワーク資源の有効利用によりエンドツーエン
ドの平均遅延時間を減少させることができ、しかも、入
力容量の拡大により既存のパケット伝送ネットワークを
有効利用することができる。また、数6の評価関数Wを
用いることにより、より簡単に評価してルーチングする
ことができる。
【0043】以上の実施形態においては、ルーチングテ
ーブルは中央処理装置100により予め生成されて各ル
ータ装置200のルーチングテーブルメモリ13に記憶
しているが、本発明はこれに限らず、中央処理装置10
0は例えば1日に1回などの所定の周期で周期的にルー
チングテーブルを生成して更新した後、各ルータ装置2
00のルーチングテーブルメモリ13内のルーチングテ
ーブルを逐次更新するように構成してもよい。これによ
り、平均遅延時間が最小となるように動的に適応して、
ルーチングテーブルを更新して、パケットのルーチング
を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載のルーチング方法によれば、中央処理装置と、上
記中央処理装置と回線接続された複数のノードのルータ
装置を備えたコネクションレスのパケット伝送ネットワ
ークのためのマルチパスルーチング方法を用いて、ルー
タ装置に入力されたパケットのルーチングを行うルーチ
ング方法において、上記中央処理装置は、上記各ルータ
装置から宛先までのループや寄り道のないすべての経路
を予め記憶するステップと、送信元から宛先までに要す
るパケットの遅延時間と、上記パケット伝送ネットワー
クの中で最大負荷を有する最大負荷ルータ装置の使用率
との線形結合で表された評価関数を用いて、上記評価関
数の値が最小となり上記各ルータ装置の通信容量を増大
させるように、上記すべての経路の振り分け割合を計算
してルーチングテーブルを作成するステップと、上記作
成されたルーチングテーブルを上記各ルータ装置に送信
するステップとを含む処理を実行し、上記各ルータ装置
は、上記中央処理装置によって送信されたルーチングテ
ーブルを記憶するステップと、上記記憶されたルーチン
グテーブルを用いて、上記入力されたパケットをルーチ
ングするステップとを含む処理を実行する。従って、ネ
ットワーク資源の有効利用によりエンドツーエンドの平
均遅延時間を減少させることができ、しかも、入力容量
の拡大により既存のパケット伝送ネットワークを有効利
用することができる。
【0045】また、請求項2記載のルーチング方法によ
れば、請求項1記載のルーチング方法において、上記ル
ーチングテーブルを作成するステップは予め実行され
る。従って、ネットワーク資源の有効利用によりエンド
ツーエンドの平均遅延時間を減少させることができ、し
かも、入力容量の拡大により既存のパケット伝送ネット
ワークを有効利用することができる。
【0046】さらに、請求項3記載のルーチング方法に
よれば、上記ルーチングテーブルを作成するステップは
所定の周期で周期的に実行され、上記各ルータ装置のル
ーチングテーブルは上記周期で周期的に更新される。従
って、ネットワーク資源の有効利用により、上記ルーチ
ングテーブルを動的に適応的に更新して、エンドツーエ
ンドの平均遅延時間を減少させることができ、しかも、
入力容量の拡大により既存のパケット伝送ネットワーク
を有効利用することができる。
【0047】
【0048】本発明に係る請求項4記載のルータ装置に
よれば、中央処理装置と、上記中央処理装置と回線接続
された複数のノードのルータ装置を備えたコネクション
レスのパケット伝送ネットワークのためのマルチパスル
ーチング方法を用いて、ルータ装置に入力されたパケッ
トのルーチングを行うルータ装置において、上記中央処
理装置は、上記各ルータ装置から宛先までのループや寄
り道のないすべての経路を予め記憶する第1の記憶手段
と、送信元から宛先までに要するパケットの遅延時間
と、上記パケット伝送ネットワークの中で最大負荷を有
する最大負荷ルータ装置の使用率との線形結合で表され
た評価関数を用いて、上記評価関数の値が最小となり上
記各ルータ装置の通信容量を増大させるように、上記す
べての経路の振り分け割合を計算してルーチングテーブ
ルを作成する作成手段と、上記作成手段によって作成さ
れたルーチングテーブルを上記各ルータ装置に送信する
送信手段とを備え、上記各ルータ装置は、上記中央処理
装置の送信手段によって送信されたルーチングテーブル
を記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記
憶されたルーチングテーブルを用いて、上記入力された
パケットをルーチングするルーチング手段とを備える。
従って、ネットワーク資源の有効利用によりエンドツー
エンドの平均遅延時間を減少させることができ、しか
も、入力容量の拡大により既存のパケット伝送ネットワ
ークを有効利用することができる。
【0049】また、請求項5記載のルータ装置によれ
ば、請求項4記載のルータ装置において、上記作成手段
は上記ルーチングテーブルを作成する処理を予め実行す
る。従って、ネットワーク資源の有効利用によりエンド
ツーエンドの平均遅延時間を減少させることができ、し
かも、入力容量の拡大により既存のパケット伝送ネット
ワークを有効利用することができる。
【0050】さらに、請求項6記載のルータ装置によれ
ば、請求項4記載のルータ装置において、上記作成手段
は上記ルーチングテーブルを所定の周期で周期的に作成
して更新し、上記各ルータ装置の第2の記憶手段に記憶
されたルーチングテーブルは上記周期で周期的に更新さ
れる。従って、ネットワーク資源の有効利用により、上
記ルーチングテーブルを動的に適応的に更新して、エン
ドツーエンドの平均遅延時間を減少させることができ、
しかも、入力容量の拡大により既存のパケット伝送ネッ
トワークを有効利用することができる。
【0051】
【0052】本発明に係る請求項7記載の記録媒体によ
れば、請求項1乃至3のうちの1つに記載のルーチング
方法の処理プログラムを記録する。従って、ネットワー
ク資源の有効利用によりエンドツーエンドの平均遅延時
間を減少させることができ、しかも、入力容量の拡大に
より既存のパケット伝送ネットワークを有効利用するこ
とができる。また、上記評価関数を用いることにより、
より簡単に評価してルーチングすることができる。さら
に、当該ルーチングプログラムを容易にルータ装置のコ
ントローラのRAMにロードして、実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である中央処理装置
100とルータ装置200とからなるコネクションレス
のパケット伝送ネットワークの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1の中央処理装置100のコントローラ1
01によって実行されるルーチングテーブル生成処理を
示すフローチャートである。
【図3】 図1のルータ装置200のコントローラ10
によって実行されるルーチング処理を示すフローチャー
トである。
【図4】 本実施形態のルータ装置200の数が11で
あるときのネットワークの一例を示すブロック図であ
る。
【図5】 本実施形態のシミュレーションにおいて用い
た、ルータ装置200の数が48であるときのネットワ
ークの一例を示すブロック図である。
【図6】 本実施形態のシミュレーション結果である、
入力トラフィックに対する平均遅延時間を示す平均遅延
時間の入力依存特性のグラフである。
【図7】 本実施形態のシミュレーション結果である、
入力トラフィックに対する最大使用率を示す最大使用率
の入力依存特性のグラフである。
【符号の説明】
10…コントローラ、 11…プログラムROM、 12…ワーキングRAM、 13…ルーチングテーブルメモリ、 14…データ通信装置、 20−1乃至20−M…入力インターフェース、 21…キューメモリ、 22…データスイッチ、 23−1乃至23−M…出力バッファメモリ、 24−1乃至24−M…出力インターフェース、 25−1乃至25−M…通信インターフェース、 100…中央処理装置、 101…コントローラ、 102…テーブル生成パラメータ処理メモリ、 103…ルーチングテーブルメモリ、 104…データ通信装置、 200…ルータ装置、 300…データ通信回線、 A1乃至AM…隣接ノード。
フロントページの続き (72)発明者 下川 信祐 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷 5番地 株式会社エイ・ティ・アール環 境適応通信研究所内 (56)参考文献 特開 平7−177143(JP,A) 特開 平6−120943(JP,A) 1997年電子情報通信学会通信ソサイエ ティ大会B−7−117(1997年8月13日) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/46 H04L 12/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、上記中央処理装置と回
    線接続された複数のノードのルータ装置を備えたコネク
    ションレスのパケット伝送ネットワークのためのマルチ
    パスルーチング方法を用いて、ルータ装置に入力された
    パケットのルーチングを行うルーチング方法において、 上記中央処理装置は、 上記各ルータ装置から宛先までのループや寄り道のない
    すべての経路を予め記憶するステップと、 送信元から宛先までに要するパケットの遅延時間と、上
    記パケット伝送ネットワークの中で最大負荷を有する最
    大負荷ルータ装置の使用率との線形結合で表された評価
    関数を用いて、上記評価関数の値が最小となり上記各ル
    ータ装置の通信容量を増大させるように、上記すべての
    経路の振り分け割合を計算してルーチングテーブルを作
    成するステップと、 上記作成されたルーチングテーブルを上記各ルータ装置
    に送信するステップとを含む処理を実行し、 上記各ルータ装置は、 上記中央処理装置によって送信されたルーチングテーブ
    ルを記憶するステップと、 上記記憶されたルーチングテーブルを用いて、上記入力
    されたパケットをルーチングするステップとを含む処理
    を実行することを特徴とするルーチング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のルーチング方法におい
    て、 上記ルーチングテーブルを作成するステップは予め実行
    されることを特徴とするルーチング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のルーチング方法におい
    て、 上記ルーチングテーブルを作成するステップは所定の周
    期で周期的に実行され、上記各ルータ装置のルーチング
    テーブルは上記周期で周期的に更新されることを特徴と
    するルーチング方法。
  4. 【請求項4】 中央処理装置と、上記中央処理装置と回
    線接続された複数のノードのルータ装置を備えたコネク
    ションレスのパケット伝送ネットワークのためのマルチ
    パスルーチング方法を用いて、ルータ装置に入力された
    パケットのルーチングを行うルータ装置において、 上記中央処理装置は、 上記各ルータ装置から宛先までのループや寄り道のない
    すべての経路を予め記憶する第1の記憶手段と、 送信元から宛先までに要するパケットの遅延時間と、上
    記パケット伝送ネットワークの中で最大負荷を有する最
    大負荷ルータ装置の使用率との線形結合で表された評価
    関数を用いて、上記評価関数の値が最小となり上記各ル
    ータ装置の通信容量を増大させるように、上記すべての
    経路の振り分け割合を計算してルーチングテーブルを作
    成する作成手段と、 上記作成手段によって作成されたルーチングテーブルを
    上記各ルータ装置に送信する送信手段とを備え、 上記各ルータ装置は、 上記中央処理装置の送信手段によって送信されたルーチ
    ングテーブルを記憶する第2の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に記憶されたルーチングテーブルを
    用いて、上記入力されたパケットをルーチングするルー
    チング手段とを備えたことを特徴とするルータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のルータ装置において、 上記作成手段は上記ルーチングテーブルを作成する処理
    を予め実行することを特徴とするルータ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のルータ装置において、 上記作成手段は上記ルーチングテーブルを所定の周期で
    周期的に作成して更新し、上記各ルータ装置の第2の記
    憶手段に記憶されたルーチングテーブルは上記周期で周
    期的に更新されることを特徴とするルータ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のうちの1つに記載のル
    ーチング方法の処理プログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
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