JP2006101170A - 折り返し試験システム、宅内装置、及びセンター装置、並びにプログラム - Google Patents

折り返し試験システム、宅内装置、及びセンター装置、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006101170A
JP2006101170A JP2004284525A JP2004284525A JP2006101170A JP 2006101170 A JP2006101170 A JP 2006101170A JP 2004284525 A JP2004284525 A JP 2004284525A JP 2004284525 A JP2004284525 A JP 2004284525A JP 2006101170 A JP2006101170 A JP 2006101170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
frame
address
home device
test frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004284525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4413733B2 (ja
Inventor
Arata Abe
新 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Communications Corp
Original Assignee
NTT Communications Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Communications Corp filed Critical NTT Communications Corp
Priority to JP2004284525A priority Critical patent/JP4413733B2/ja
Publication of JP2006101170A publication Critical patent/JP2006101170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4413733B2 publication Critical patent/JP4413733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 宅内装置間のエンドツーエンドでの疎通性確認を効率的に行う。
【解決手段】第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムにおいて、第1の宅内装置が、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信ネットワーク上の装置間で疎通性を確認するために行う折り返し試験に関するものである。
通信ネットワークを介して接続された装置A、装置B間で疎通性確認を行う方法として、装置Aから装置Bに対して試験フレームを送信し、装置Bにおいて試験フレームを折り返し、装置Aで試験フレームの受信を確認する方法がある。
しかし、従来技術では、ユーザ側にある装置Aと、他端のユーザ側にある装置Bとの間が他の装置を介した複数のリンクで接続されている場合、装置Aと装置B間でエンドツーエンドでの疎通性確認を行うには、手動で折り返し試験用のコマンドを投入するなどしてリンクバイリンクで疎通性を確認しなければならず、エンドツーエンドでの疎通性確認を効率的に行うことができなかった。
また、従来技術では異常発生時等の通信中でない状態で折り返し試験を行っており、通信中の折り返し試験はできなかった。なお、折り返し試験に関する先行技術文献として例えば特許文献1がある。また、本願発明の背景技術となる文献として非特許文献1、非特許文献2がある。
特開平11−32016号公報 IEEE802.3ah Draft3.3 ITU−T Y.17ethoam Draft
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、エンドツーエンドでの疎通性確認を効率的に行うことを可能とする折り返し試験のための技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信することを特徴とする折り返し試験システムにより解決できる。
また、本発明は、第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、マルチキャストアドレスで示される宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信するように構成することもできる。
また、本発明は、センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした、第2の宅内装置のアドレスを含む試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信するように構成することもできる。
また、本発明は、センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、マルチキャストアドレスの宛先の一つである第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、マルチキャストアドレスの宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信するように構成することもできる。
また、本発明によれば、上記の折り返し試験システムに用いられる宅内装置、センター装置、宅内装置に処理を実行させるプログラム、及びセンター装置に処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、試験の起動や試験結果受信等をセンター装置側で実行するので、DSUやONUといった比較的規模の小さい宅内装置でも、宅内装置間のエンドツーエンドでの自動折り返し試験を実現することが可能となる。また、宅内装置、センター装置において、試験フレームでなければフレームを透過させるようにしたので、通信中でも折り返し試験を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下の各実施の形態では、一例としてイーサネット(登録商標)網における折り返し試験について説明するが、本発明はイーサネット(登録商標)網に限らず他のネットワークにも適用できるものである。
図1に、本実施の形態における折り返し試験システム1の構成を示す。図1に示すように、折り返し試験システム1は、ユーザ側装置3、センタ側装置5、センタ側装置7、及びユーザ側装置9を有し、センタ側装置5とセンタ側装置7はイーサネット(登録商標)網である中継ネットワークで接続され、ユーザ側装置3とセンタ側装置5間、及びユーザ側装置9とセンタ側装置7間はイーサネット(登録商標)網であるアクセス網で接続される。
ユーザ側装置3は、例えばコンピュータであるユーザ装置31と、例えばDSU(Digital Service Unit)、ONU(Optical Network Unit)等の宅内装置32を含む。対向する側のユーザ側装置9も同様の構成であり、ユーザ装置31とユーザ装置91との間でデータ通信を行うことが可能である。
センタ側装置5は、受信したフレームを他の装置に転送するための装置、及びOCU(Office Channel Unit)、OLT(Optical Line Terminal)等のセンター装置51を有している。対向する側のセンタ側装置も同様の構成である。
センター装置51は、宅内装置32との間のインタフェースを終端する装置であり、宅内装置32は、センター装置51との間のインタフェースを終端する装置である。センタ側装置7、ユーザ側装置9も同様である。また、宅内装置32とセンター装置51とでアクセスシステム11を構成し、宅内装置92とセンター装置71とでアクセスシステム13を構成している。
各センター装置は、宅内装置への試験起動と、結果の受信等を行ない、各宅内装置は、センター装置からの試験起動指示に基づき、試験の実施と試験の報告、また、試験フレームの折り返し等を行う。なお、ネットワーク管理システムがセンター装置51、71にネットワークを介して接続されているものとする。
上記の構成に基づく第1の実施の形態と第2の実施の形態を以下説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図2のシーケンスチャートを参照して第1の実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。本システムは、送信先アドレスとして、ユニキャストアドレス/マルチキャストアドレスの両方に対応可能であり、以下それぞれについて説明する。
以下の説明では、宅内装置32、宅内装置92、センター装置51、センター装置71のMACアドレス(以下、アドレスという)はそれぞれA、B、C、Dであるものとし、宅内装置32、宅内装置92、センター装置51、センター装置71をそれぞれ宅内装置A、宅内装置B、センター装置C、センター装置Dと表示するものとする。
[動作概要:ユニキャストアドレス]
まず、センター装置Cは、コントロールフレームを用いて宅内装置Aに対して試験起動指示を行う(ステップ1)。宅内装置Aとの間での疎通確認の対象となる宅内装置BのアドレスBは、試験起動指示に含まれる。
次に、宅内装置Aは、送信元アドレスをA、送信先アドレスをBとした試験フレームを生成し、網側に送出する(ステップ2)。なお、試験フレームは、ユーザフレームとの識別を可能とするための識別情報を含むフレームである。
宅内装置Bは、試験フレームを受信すると、送信元/送信先アドレスを入れ替えて網側に送出する。すなわち、送信元アドレスをB、送信先アドレスをAとした試験フレームを送出する(ステップ3)。
宅内装置Aは、試験フレームを受信すると、試験フレームをセンター装置Cに送信する(ステップ4)。より詳細には、宅内装置Aは、試験フレームの情報を(試験結果として)コントロールフレームを用いて送信する。センター装置Cは受信結果を受け取り、宅内装置Aが宅内装置Bから試験フレームをタイムアウトせずに受信したことを確認したことをもって疎通が正常であることを確認する(ステップ5)。なお、センター装置Cは、受信したフレームをネットワーク管理システムに送り、ネットワーク管理システムが結果判定を行ってもよい。
[動作概要:マルチキャストアドレス]
まず、センター装置Cは、コントロールフレームを用いて宅内装置Aに対して試験起動指示を行う(ステップ1)。宅内装置Aは、送信元アドレスをA、送信先アドレスをM(所定のマルチキャストアドレス)として試験フレームを生成し、網側に送出する(ステップ2)。なお、送信先をマルチキャストアドレスとすることは、試験起動の中に指示されている。
マルチキャストアドレスの宛先の一つである宅内装置Bは、試験フレームを受信すると、送信元アドレスを自身のB、送信先アドレスをAとして、すなわちアドレスを入れ替えて網側に送出する(ステップ3)。
宅内装置Aは、試験フレームを受信すると、ユニキャストの場合と同様にして、試験フレームを受信結果としてセンター装置Cに送信し(ステップ4)、センター装置Cは受信結果を受け取る。そして、ネットワーク管理システムはマルチキャストアドレスにて配信されるべき宛先の宅内装置を管理しており、その情報をセンター装置Cに送り、センター装置Cは、タイムアウトを検出したり、宅内装置Aが本来受け取るべき宅内装置から試験フレームを受け取らなかったり、本来受け取るべきでない宅内装置から試験フレームを受け取っていた場合には、ネットワーク接続構成が正常でないと判定する(ステップ5)。なお、この判定はネットワーク管理システムで行うようにしてもよい。
[装置構成]
図3に、本実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図を示す。図3に示すように、宅内装置は、試験コントロール部102からの指示に基づき試験フレームの生成等を含む試験実行を行う試験実行部101、試験起動指示受信や受信結果通知を行う試験コントロール部102、ユーザ装置との接続のためのユーザインタフェース103、試験フレーム抜出/挿入部104、センター装置との間でやり取りされるコントロールフレームの抜出/挿入を行うコントロールフレーム抜出/挿入部105、アクセス網への接続のためのアクセスインタフェース106を有している。
また、センター装置は、試験起動指示送出や時間管理、結果判定等を行う試験コントロール部111、コントロールフレーム抜出/挿入部112、宅内装置との接続のためのユーザインタフェース113、中継網との接続のためのアクセスインタフェース114、ネットワーク管理システムとのインタフェースである管理システムインタフェース115を有している。また、宅内装置、センター装置共に、各種データを格納するためのメモリを有している。
なお、宅内装置、センター装置の各々を、中央処理部とメモリとを含む構成とし、以下で説明する動作を実行するプログラムをネットワークや記録媒体から宅内装置、センター装置にロードすることにより本発明の宅内装置、センター装置を実現することもできる。これは第2の実施の形態においても同様である。
以下、このような構成を有する各装置からなるシステムの動作について詳細に説明する。
[動作詳細]
図4は、センター装置、宅内装置の各々の動作を示すフローチャートである。以下、図4を参照してセンター装置、宅内装置の各々の動作を説明する。なお、図4中、試験コントロールの欄の処理は主に装置構成における試験コントロール部において実行され、試験実行の欄の処理は主に試験実行部において実行される。
図4に示すように、センター装置は、試験起動指示を宅内装置に送出する(ステップ11)とともにタイマーを起動する(ステップ12)。
随時タイムアップしたか否か(タイマー起動から予め定めた時間を経過したか否か)をチェックし(ステップ13)、結果を受信することなくタイムアップすれば結果NGであると判定する(ステップ14)。タイムアップすることなく結果を受信した場合(ステップ15)、その結果がOKであるか否かを判定する(ステップ16、17、14)。結果がOKであるか否かは、例えば指定した試験フレームの宛先アドレスから試験フレームが返されているか否かにより判定する。
図4に示すように、本実施の形態では、センター装置は試験コントロールのみを行い、試験フレームの送出等の試験実行を行わない。
次に、宅内装置の動作を説明する。宅内装置の動作は、試験起動指示を受信する場合と、フレームを受信する場合に分けられる。
試験起動指示を受信する場合、試験起動指示をセンター装置から受信し(ステップ21)、試験フレームを生成して他の宅内装置に送信する(ステップ22)。このとき、「折り返し要フレーム(Request)」である旨の種別情報設定を試験フレームに対して行う。
フレームを受信する場合、フレームを受信すると(ステップ31)、そのフレームが加入者側からのものか否かの判定を行う(ステップ32)。加入者側からのものであれば、そのフレームが試験フレームか否かの判定を行い(ステップ33)、試験フレームでなければそのフレームを透過させ(ステップ34)、試験フレームであればそのフレームを廃棄する(ステップ35)。このような判断を行うことにより、通信中においても試験が可能となる。
ステップ32においてフレームが加入者側からのものでないと判定された場合、そのフレームが試験フレームか否かの判定を行い(ステップ36)、試験フレームでなければそのフレームを透過させる(ステップ37)。このような判断を行うことにより、通信中においても試験が可能となる。
試験フレームであればそのフレームが自分宛(マルチキャストアドレス宛を含む)であるか否かを判定し(ステップ38)、自分宛でなければその試験フレームを廃棄し(ステップ39)、自分宛であれば、その試験フレームの種別を識別する(ステップ40)。より詳細には、そのフレームが「要折り返しフレーム(Request)」か「要結果通知フレーム(Reply)」かのいずれであるかを識別する。なお、「要折り返しフレーム(Request)」もしくは「要結果通知フレーム(Reply)」を示す種別情報は、例えばMACフレームのデータ部に設定される。
識別の結果、いずれでもなければその試験フレームを廃棄する(ステップ41)。要折り返しフレーム(Request)であれば、前述したアドレスを設定した試験フレームに要結果通知フレーム(Reply)の種別を設定して、当該試験フレームの送信元の宅内装置に向けて折り返す(ステップ42)。要結果通知フレーム(Reply)であれば、その試験フレームを、試験起動を指示したセンター装置に受信結果として送信する(ステップ43)。
図5は、宅内装置Aから宅内装置Bに向けて試験フレームを送出する場合の各装置の一連の動作を示すフローチャートである。
まず、センター装置Cが試験起動指示を宅内装置Aに送出してタイマーを起動する。宅内装置Aは試験起動指示を受信し、要折り返しフレーム(Request)である試験フレームを、対向の宅内装置Bに送信する。宅内装置Bは、図4のステップ31〜ステップ43に示した部分の処理を行うが、この場合、試験フレームは要折り返しフレーム(Request)なので、試験フレームは要結果通知フレーム(Reply)として宅内装置Aに送信される。宅内装置Aも、図4のステップ31〜ステップ43に示した部分の処理を行うが、この場合、試験フレームは要結果通知フレーム(Reply)なので、受信結果がセンター装置Cに通知される。センター装置は、図4のステップ13〜ステップ17の部分の処理を行う。
なお、本実施の形態において、マルチキャストアドレスを宛先として指定する試験を行う場合、上記の種別情報を用いずに、受信試験フレームの宛先がマルチキャストアドレスの場合は要折り返しフレーム(Request)であると判断し、宛先がユニキャストアドレスの場合は要結果通知フレーム(Reply)であるものと判断するように宅内装置を構成してもよい。
本実施の形態によれば、試験の起動や結果受信をセンター装置側で実行するので、DSUやONUといった比較的規模の小さい宅内装置を用いたエンドツーエンドでの折り返し試験を実現できる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態において宅内装置が行っていた試験実行処理の一部をセンター装置に実行させるものである。図6のシーケンスチャートを参照して第2の実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。本システムは、送信先アドレスとして、ユニキャストアドレス/マルチキャストアドレスの両方に対応可能であり、以下それぞれについて説明する。
[動作概要:ユニキャストアドレス]
まず、センター装置Cが、送信元アドレスをCとし、送信先アドレスをAとし、MACフレームのデータ部に折り返し対象宅内装置のアドレスであるBを格納した試験フレームを生成し、宅内装置A側に当該試験フレームを送出する(ステップ1)。
宅内装置Aが試験フレームを受信すると、送信元アドレスを自身のAとし、送信先アドレスをBとし、MACフレームのデータ部に試験フレーム送信元センター装置のアドレスであるCを格納して、試験フレームを網側に送出する(ステップ2)。
宅内装置Bは、試験フレームを受信すると、送信元アドレスを自身のBとし、送信先アドレスをCとし、データ部に試験フレーム送信元宅内装置のアドレスであるAを格納して、試験フレームを網側に送出する(ステップ3)。そして、センター装置Cが試験フレームを受信し、折り返し試験の結果判定を行う(ステップ4)。
[動作概要:マルチキャストアドレス]
まず、センター装置Cが、送信元アドレスをCとし、送信先アドレスをM(所定のマルチキャストアドレス)とし、MACフレームのデータ部に全て0を格納した試験フレームを生成し、当該試験フレームを宅内装置側に送出する(ステップ1)。
試験フレームの送信先の一つである宅内装置Aが試験フレームを受信すると、送信元アドレスを自身のA、送信先アドレスをM(マルチキャストアドレス)とし、データ部に試験フレーム送信元センター装置のアドレスであるCを格納した試験フレームを網側に送出する(ステップ2)。なお、宅内装置は、データ部に全て0が格納されている場合には、試験フレームの送信先としてマルチキャストアドレス”M”を継続して利用するとの判断を行うように構成されており、ここでの処理はこの判断に基づいている。
そして、宅内装置Aから送信された試験フレームの送信先の一つである宅内装置Bは、試験フレームを受信すると、送信元アドレスを自身のBとし、送信先アドレスをCとし、データ部に試験フレーム送信元宅内装置のアドレスであるAを格納した試験フレームを網側に送出する(ステップ3)。宅内装置は、データ部が全て0である場合以外は、受信フレームのデータ部に格納されたアドレスを送信先アドレスとして用いるとの判断を行うように構成されており、ここでの処理はこの判断に基づいている。そして、センター装置Cは試験フレームを受信し、折り返し試験の結果判定を行う(ステップ4)。
[装置構成]
図7に、本実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図を示す。
図7に示すように、宅内装置は、試験フレームの折り返し等を行う試験実行部121、ユーザインタフェース122、試験フレーム抜出/挿入部123、アクセスインタフェース124を有している。
また、センター装置は、試験起動や時間管理、結果判定等を行う試験コントロール部131、試験フレーム送出、受信等の試験実行を行う試験実行部132、試験フレーム抜出/挿入部133、ユーザインタフェース134、アクセスインタフェース135、ネットワーク管理システムとのインタフェースである管理システムインタフェース136を有している。
以下、このような構成を有するシステムの動作について詳細に説明する。
[動作詳細]
図8は、センター装置、宅内装置の各々の動作を示すフローチャートである。以下、図8を参照してセンター装置、宅内装置の各々の動作を説明する。なお、図8中、試験コントロールの欄の処理は主に装置構成における試験コントロール部において実行され、試験実行の欄の処理は主に試験実行部において実行される。
図8に示すように、センター装置は、試験起動をする(ステップ51)とともにタイマーを起動する(ステップ52)。試験起動は例えば定期的に行われるようにしてもよいし、ネットワーク管理システムからの指示に基づき起動するようにしてもよい。
その後、前述したアドレスを設定した試験フレームを該当の宅内装置に送出する(ステップ53)。そして、随時タイムアップしたか否かをチェックし(ステップ54)、結果である試験フレームを受信することなくタイムアップすれば結果NGであると判定する(ステップ55)。また、タイムアップすることなくその結果を受信した場合(ステップ56)、その結果がOKであるか否かを判定する(ステップ57、58、55)。結果がOKであるか否かは、例えば指定した宛先アドレスから試験フレームが返されているか否かにより判定する。なお、受信した試験フレームをネットワーク管理システムに送り、ネットワーク管理システムが結果判定を行ってもよい。
センター装置がフレームを受信したときには(ステップ61)、そのフレームが試験フレームであるか否かの判定を行い(ステップ62)、試験フレームでなければフレームを透過させる(ステップ63)。試験フレームであればそのフレームが自分宛であるか否かの判定を行い(ステップ64)、自分宛でなければそのフレームを透過させ(ステップ65)、自分宛であればその試験フレームを試験結果であるものとみなし、ステップ54〜58の部分の処理を実行する。
次に、宅内装置の動作を説明する。宅内装置がフレームを受信すると(ステップ71)、そのフレームが加入者側からのものか否かの判定を行う(ステップ72)。加入者側からのものであれば、そのフレームが試験フレームか否かの判定を行い(ステップ73)、試験フレームでなければそのフレームを透過させ(ステップ74)、試験フレームであればそのフレームを廃棄する(ステップ75)。
ステップ72においてフレームが加入者側からのものでないと判定された場合、そのフレームが試験フレームか否かの判定を行い(ステップ76)、試験フレームでなければそのフレームを透過させる(ステップ77)。試験フレームであればそのフレームが自分宛(マルチキャストアドレス宛を含む)であるか否かを判定し(ステップ78)、自分宛でなければその試験フレームを廃棄し(ステップ79)、自分宛であれば、その試験フレームの前述したアドレスを設定して折り返す(ステップ80)。
図9は、センター装置Cが試験フレームを宅内装置A側に送出し、宅内装置Aから宅内装置Bに対して折り返し試験を行う場合の各装置の一連の動作を示すフローチャートである。
まず、センター装置Cが試験起動指示を行うとともにタイマーを起動し、試験フレームを送出する。試験フレームを受信した宅内装置Aは、図8のステップ71〜ステップ80の部分の処理を行うが、この場合は送信先アドレスをBもしくはマルチキャストアドレスとして試験フレームを折り返す。試験フレームを受信したセンター装置Cは、図8のステップ61〜ステップ65の部分の処理を行うが、この場合、試験フレームはセンター装置C宛ではないので、試験フレームは透過して宅内装置Bに送信される。
そして、試験フレームを受信した宅内装置Bは、図8のステップ71〜ステップ80の部分の処理を行う。この場合は、試験フレームをセンター装置C宛に折り返す。試験フレームを受信したセンター装置Cは、図8のステップ61〜ステップ65、ステップ54〜ステップ58の部分の処理を行って、折り返し試験の結果を判定する。
第2の実施の形態では、試験フレームの生成、送出等の試験実行に係る処理の一部をセンター装置で行うこととしたため、第1の実施の形態の場合よりも更に宅内装置の構成を簡易化できる。
本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
本発明の実施の形態における折り返し試験システムの構成図である。 第1の実施の形態における折り返し試験システムの動作概要を示すシーケンスチャートである。 第1の実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図である。 第1の実施の形態における宅内装置とセンター装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における各装置の一連の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における折り返し試験システムの動作概要を示すシーケンスチャートである。 第2の実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図である。 第2の実施の形態における宅内装置とセンター装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における各装置の一連の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 折り返し試験システム
3、9 ユーザ側装置
5、7 センタ側装置
31、91 ユーザ装置
32、92 宅内装置
51、71 センター装置
11、13 アクセスシステム
101、121、132 試験実行部
102、111、131 試験コントロール部
103、113、122、134 ユーザインタフェース
104、123、133 試験フレーム抜出/挿入部
105、112 コントロールフレーム抜出/挿入部
106、114、124、135 アクセスインタフェース
115、136 管理システムインタフェース

Claims (19)

  1. 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
    第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
    第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、
    第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、
    センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する
    ことを特徴とする折り返し試験システム。
  2. 第1の宅内装置が試験フレームを生成する際に、第1の宅内装置は試験フレームが要折り返しフレームであることを示す種別情報を試験フレームに含め、
    前記種別情報を含む試験フレームを受信した第2の宅内装置は、当該種別情報に基づき試験フレームを第1の宅内装置宛に送信することを決定し、当該試験フレームが要結果通知フレームであることを示す種別情報を試験フレームに含めて当該試験フレームを第1の宅内装置に送信し、
    前記要結果通知フレームであることを示す種別情報を含む試験フレームを受信した第2の宅内装置は、当該種別情報に基づき前記試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信する請求項1に記載の折り返し試験システム。
  3. 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
    第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
    マルチキャストアドレスで示される宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、
    第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、
    センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する
    ことを特徴とする折り返し試験システム。
  4. 送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスが設定された試験フレームを受信した第2の宅内装置は、送信先アドレスがマルチキャストアドレスであることに基づき前記試験フレームを第1の宅内装置宛に送信することを決定し、
    第2の宅内装置から試験フレームを受信した第1の宅内装置は、送信先アドレスがユニキャストアドレスであることに基づき前記試験フレームをセンター装置宛に送信することを決定する請求項3に記載の折り返し試験システム。
  5. 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
    センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした、第2の宅内装置のアドレスを含む試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
    第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、
    第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、
    センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信する
    ことを特徴とする折り返し試験システム。
  6. 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
    センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
    マルチキャストアドレスの宛先の一つである第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、
    マルチキャストアドレスの宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、
    センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信する
    ことを特徴とする折り返し試験システム。
  7. センター装置が前記試験フレームを生成する際に、試験フレームの一部にマルチキャストアドレスを継続して利用することを示すデータを含め、
    当該試験フレームを受信した第1の宅内装置は、前記データに基づき送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスを利用する請求項6に記載の折り返し試験システム。
  8. 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置であって、
    通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段と、
    前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛であれば、当該試験フレームが前記他の宅内装置へ折り返すべきものか、前記宅内装置に接続されたセンター装置に試験結果として送信すべきものかの種別判定を行う手段と、
    前記種別判定の結果に応じた宛先に前記試験フレームを送信する手段と
    を有することを特徴とする宅内装置。
  9. 前記宅内装置に接続されたセンター装置から試験起動指示を受信した場合に、送信元アドレスを前記宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを前記他の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項8に記載の宅内装置。
  10. 前記宅内装置に接続されたセンター装置から試験起動指示を受信した場合に、送信元アドレスを前記宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項8に記載の宅内装置。
  11. 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置であって、
    通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段と、
    前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛である場合に、受信した試験フレームのアドレス部以外の部分に格納されるアドレスを折り返すべき試験フレームの送信先アドレスとし、受信した試験フレームの送信元アドレスを、折り返すべき試験フレームの前記アドレス部以外の部分に格納して当該試験フレームを通信ネットワークに送出する手段と
    を有することを特徴とする宅内装置。
  12. 前記受信した試験フレームの前記アドレス部以外の部分に、送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスを用いたことを示すデータが格納されている場合は、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出する請求項11に記載の宅内装置。
  13. 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験の制御を行うセンター装置であって、
    一の宅内装置に対して折り返しの対象となる宅内装置の指定を含む試験起動指示を送信する手段と、
    試験起動指示を送信してから予め定めた時間内に試験結果を前記一の宅内装置から受信した場合に、試験結果の判定のための処理を行う手段と
    を有することを特徴とするセンター装置。
  14. 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験を行うセンター装置であって、
    試験フレームを生成し、宅内装置に対して当該試験フレームを送信する手段と、
    フレームを受信した場合に、受信したフレームが試験フレームであるか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させ、受信したフレームが試験フレームであり、かつ当該試験フレームが前記センター装置宛である場合に、受信した試験フレームに基づき折り返し試験結果の判定のための処理を行う手段と
    を有することを特徴とするセンター装置。
  15. 前記試験フレームを送信する手段は、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項14に記載のセンター装置。
  16. 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置に処理を実行させるプログラムであって、前記宅内装置を、
    通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段、
    前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛であれば、当該試験フレームが前記他の宅内装置へ折り返すべきものか、前記宅内装置に接続されたセンター装置に試験結果として送信すべきものかの種別判定を行う手段、
    前記種別判定の結果に応じた宛先に前記試験フレームを送信する手段、
    として機能させるプログラム。
  17. 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置に処理を実行させるプログラムであって、前記宅内装置を、
    通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段、
    前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛である場合に、受信した試験フレームのアドレス部以外の部分に格納されるアドレスを折り返すべき試験フレームの送信先アドレスとし、受信した試験フレームの送信元アドレスを、折り返すべき試験フレームの前記アドレス部以外の部分に格納して当該試験フレームを通信ネットワークに送出する手段、
    として機能させるプログラム。
  18. 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験の制御を行うセンター装置に処理を実行させるプログラムであって、前記センター装置を、
    一の宅内装置に対して折り返しの対象となる宅内装置の指定を含む試験起動指示を送信する手段、
    試験起動指示を送信してから予め定めた時間内に試験結果を前記一の宅内装置から受信した場合に、試験結果の判定のための処理を行う手段、
    として機能させるプログラム。
  19. 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験を行うセンター装置に処理を実行させるプログラムであって、前記センター装置を、
    試験フレームを生成し、宅内装置に対して当該試験フレームを送信する手段、
    フレームを受信した場合に、受信したフレームが試験フレームであるか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させ、受信したフレームが試験フレームであり、かつ当該試験フレームが前記センター装置宛である場合に、受信した試験フレームに基づき折り返し試験結果の判定のための処理を行う手段、
    として機能させるプログラム。
JP2004284525A 2004-09-29 2004-09-29 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム Expired - Lifetime JP4413733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284525A JP4413733B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284525A JP4413733B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006101170A true JP2006101170A (ja) 2006-04-13
JP4413733B2 JP4413733B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=36240570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004284525A Expired - Lifetime JP4413733B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4413733B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130479A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi Ltd 導通試験方法及びネットワークシステム
JP2012039534A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Alaxala Networks Corp ネットワークシステム,レイヤ2スイッチ,及びネットワーク障害検出方法
WO2021161463A1 (ja) * 2020-02-13 2021-08-19 日本電信電話株式会社 通信システム、通信方法及び通信プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130479A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi Ltd 導通試験方法及びネットワークシステム
JP2012039534A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Alaxala Networks Corp ネットワークシステム,レイヤ2スイッチ,及びネットワーク障害検出方法
WO2021161463A1 (ja) * 2020-02-13 2021-08-19 日本電信電話株式会社 通信システム、通信方法及び通信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4413733B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5144444B2 (ja) Ipoaチャンネルベースのデフォルト維持管理チャンネルを確立するための方法
US8937869B2 (en) Communication device, communication system, and communication fault detection method
KR101309045B1 (ko) 네트워크 디바이스, 네트워크 관리자, 이들을 포함하는관리시스템 및 클론프로세스 수행방법
CN101686141A (zh) 一种实现已读状态同步的方法及设备
US6452946B1 (en) Apparatus and method for improving performance in master and slave communications systems
US8121488B2 (en) Infrared communication apparatus and infrared communication method
JP4413733B2 (ja) 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム
CN105281940B (zh) 一种基于netconf协议的hello报文交互的方法、设备和系统
JP2009523328A (ja) 無線通信システムにおけるハッシュ値を用いた接続設定
JP2006173768A (ja) 電話システム、交換システムおよび端末装置
JP4796883B2 (ja) Nat管理システム
CN101989896A (zh) 一种arq连接的反馈方法及装置
JP2017135499A (ja) 通信設定通知装置
JP6728981B2 (ja) ノード装置、および通信システム
JP2010016597A (ja) ノード及びネットワークシステム
KR101783094B1 (ko) 컨트롤러와 네트워크 장치 간에 번들 능력을 통보하는 방법 및 장치
JP7146066B2 (ja) 伝送装置
JP2010124235A (ja) 通信処理装置
CN111355522B (zh) 无线级联系统
JP2006005646A (ja) ネットワーク通信方法
JP2024007335A (ja) 基地局管理システム、および、方法
JPS609247A (ja) ト−クンリングにおける同報通信確認方式
JP2007184704A (ja) ローカルエリアネットワーク接続方法並びに管理装置及び端末機器
KR100256894B1 (ko) 지능형정보제공시스템의 기본자원서비스제어부 시험용 시뮬레이터
JP3796415B2 (ja) メディアコンバータ、障害検出システムおよび障害検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4413733

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250