JP2006101170A - 折り返し試験システム、宅内装置、及びセンター装置、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムにおいて、第1の宅内装置が、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する。
【選択図】 図2
Description
まず、図2のシーケンスチャートを参照して第1の実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。本システムは、送信先アドレスとして、ユニキャストアドレス/マルチキャストアドレスの両方に対応可能であり、以下それぞれについて説明する。
まず、センター装置Cは、コントロールフレームを用いて宅内装置Aに対して試験起動指示を行う(ステップ1)。宅内装置Aとの間での疎通確認の対象となる宅内装置BのアドレスBは、試験起動指示に含まれる。
まず、センター装置Cは、コントロールフレームを用いて宅内装置Aに対して試験起動指示を行う(ステップ1)。宅内装置Aは、送信元アドレスをA、送信先アドレスをM(所定のマルチキャストアドレス)として試験フレームを生成し、網側に送出する(ステップ2)。なお、送信先をマルチキャストアドレスとすることは、試験起動の中に指示されている。
図3に、本実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図を示す。図3に示すように、宅内装置は、試験コントロール部102からの指示に基づき試験フレームの生成等を含む試験実行を行う試験実行部101、試験起動指示受信や受信結果通知を行う試験コントロール部102、ユーザ装置との接続のためのユーザインタフェース103、試験フレーム抜出/挿入部104、センター装置との間でやり取りされるコントロールフレームの抜出/挿入を行うコントロールフレーム抜出/挿入部105、アクセス網への接続のためのアクセスインタフェース106を有している。
図4は、センター装置、宅内装置の各々の動作を示すフローチャートである。以下、図4を参照してセンター装置、宅内装置の各々の動作を説明する。なお、図4中、試験コントロールの欄の処理は主に装置構成における試験コントロール部において実行され、試験実行の欄の処理は主に試験実行部において実行される。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態において宅内装置が行っていた試験実行処理の一部をセンター装置に実行させるものである。図6のシーケンスチャートを参照して第2の実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。本システムは、送信先アドレスとして、ユニキャストアドレス/マルチキャストアドレスの両方に対応可能であり、以下それぞれについて説明する。
まず、センター装置Cが、送信元アドレスをCとし、送信先アドレスをAとし、MACフレームのデータ部に折り返し対象宅内装置のアドレスであるBを格納した試験フレームを生成し、宅内装置A側に当該試験フレームを送出する(ステップ1)。
まず、センター装置Cが、送信元アドレスをCとし、送信先アドレスをM(所定のマルチキャストアドレス)とし、MACフレームのデータ部に全て0を格納した試験フレームを生成し、当該試験フレームを宅内装置側に送出する(ステップ1)。
図7に、本実施の形態における宅内装置とセンター装置の装置構成図を示す。
図8は、センター装置、宅内装置の各々の動作を示すフローチャートである。以下、図8を参照してセンター装置、宅内装置の各々の動作を説明する。なお、図8中、試験コントロールの欄の処理は主に装置構成における試験コントロール部において実行され、試験実行の欄の処理は主に試験実行部において実行される。
3、9 ユーザ側装置
5、7 センタ側装置
31、91 ユーザ装置
32、92 宅内装置
51、71 センター装置
11、13 アクセスシステム
101、121、132 試験実行部
102、111、131 試験コントロール部
103、113、122、134 ユーザインタフェース
104、123、133 試験フレーム抜出/挿入部
105、112 コントロールフレーム抜出/挿入部
106、114、124、135 アクセスインタフェース
115、136 管理システムインタフェース
Claims (19)
- 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、
第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、
センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する
ことを特徴とする折り返し試験システム。 - 第1の宅内装置が試験フレームを生成する際に、第1の宅内装置は試験フレームが要折り返しフレームであることを示す種別情報を試験フレームに含め、
前記種別情報を含む試験フレームを受信した第2の宅内装置は、当該種別情報に基づき試験フレームを第1の宅内装置宛に送信することを決定し、当該試験フレームが要結果通知フレームであることを示す種別情報を試験フレームに含めて当該試験フレームを第1の宅内装置に送信し、
前記要結果通知フレームであることを示す種別情報を含む試験フレームを受信した第2の宅内装置は、当該種別情報に基づき前記試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信する請求項1に記載の折り返し試験システム。 - 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
第1の宅内装置が、センター装置から試験起動指示を受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
マルチキャストアドレスで示される宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出し、
第1の宅内装置は、第2の宅内装置から送出された試験フレームを受信し、当該試験フレームを試験結果としてセンター装置に送信し、
センター装置は、試験結果としての前記試験フレームを受信する
ことを特徴とする折り返し試験システム。 - 送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスが設定された試験フレームを受信した第2の宅内装置は、送信先アドレスがマルチキャストアドレスであることに基づき前記試験フレームを第1の宅内装置宛に送信することを決定し、
第2の宅内装置から試験フレームを受信した第1の宅内装置は、送信先アドレスがユニキャストアドレスであることに基づき前記試験フレームをセンター装置宛に送信することを決定する請求項3に記載の折り返し試験システム。 - 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスを第1の宅内装置のアドレスとした、第2の宅内装置のアドレスを含む試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを第2の宅内装置のアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、
第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、
センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信する
ことを特徴とする折り返し試験システム。 - 第1の宅内装置、第2の宅内装置、及びセンター装置を有し、第1の宅内装置から第2の宅内装置に対して通信ネットワークを介した折り返し試験を実行する折り返し試験システムであって、
センター装置が、送信元アドレスをセンター装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出し、
マルチキャストアドレスの宛先の一つである第1の宅内装置は、センター装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第1の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとして、センター装置のアドレスを含めた試験フレームを通信ネットワークに送出し、
マルチキャストアドレスの宛先の一つである第2の宅内装置は、第1の宅内装置から送信された試験フレームを受信し、送信元アドレスを第2の宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをセンター装置のアドレスとして、第1の宅内装置のアドレスを含めた試験フレームをセンター装置に送信し、
センター装置は、第2の宅内装置から送信された試験フレームを受信する
ことを特徴とする折り返し試験システム。 - センター装置が前記試験フレームを生成する際に、試験フレームの一部にマルチキャストアドレスを継続して利用することを示すデータを含め、
当該試験フレームを受信した第1の宅内装置は、前記データに基づき送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスを利用する請求項6に記載の折り返し試験システム。 - 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置であって、
通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段と、
前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛であれば、当該試験フレームが前記他の宅内装置へ折り返すべきものか、前記宅内装置に接続されたセンター装置に試験結果として送信すべきものかの種別判定を行う手段と、
前記種別判定の結果に応じた宛先に前記試験フレームを送信する手段と
を有することを特徴とする宅内装置。 - 前記宅内装置に接続されたセンター装置から試験起動指示を受信した場合に、送信元アドレスを前記宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスを前記他の宅内装置のアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項8に記載の宅内装置。
- 前記宅内装置に接続されたセンター装置から試験起動指示を受信した場合に、送信元アドレスを前記宅内装置のアドレスとし、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項8に記載の宅内装置。
- 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置であって、
通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段と、
前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛である場合に、受信した試験フレームのアドレス部以外の部分に格納されるアドレスを折り返すべき試験フレームの送信先アドレスとし、受信した試験フレームの送信元アドレスを、折り返すべき試験フレームの前記アドレス部以外の部分に格納して当該試験フレームを通信ネットワークに送出する手段と
を有することを特徴とする宅内装置。 - 前記受信した試験フレームの前記アドレス部以外の部分に、送信先アドレスとしてマルチキャストアドレスを用いたことを示すデータが格納されている場合は、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを通信ネットワークに送出する請求項11に記載の宅内装置。
- 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験の制御を行うセンター装置であって、
一の宅内装置に対して折り返しの対象となる宅内装置の指定を含む試験起動指示を送信する手段と、
試験起動指示を送信してから予め定めた時間内に試験結果を前記一の宅内装置から受信した場合に、試験結果の判定のための処理を行う手段と
を有することを特徴とするセンター装置。 - 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験を行うセンター装置であって、
試験フレームを生成し、宅内装置に対して当該試験フレームを送信する手段と、
フレームを受信した場合に、受信したフレームが試験フレームであるか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させ、受信したフレームが試験フレームであり、かつ当該試験フレームが前記センター装置宛である場合に、受信した試験フレームに基づき折り返し試験結果の判定のための処理を行う手段と
を有することを特徴とするセンター装置。 - 前記試験フレームを送信する手段は、送信先アドレスをマルチキャストアドレスとした試験フレームを生成して通信ネットワークに送出する手段を有する請求項14に記載のセンター装置。
- 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置に処理を実行させるプログラムであって、前記宅内装置を、
通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段、
前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛であれば、当該試験フレームが前記他の宅内装置へ折り返すべきものか、前記宅内装置に接続されたセンター装置に試験結果として送信すべきものかの種別判定を行う手段、
前記種別判定の結果に応じた宛先に前記試験フレームを送信する手段、
として機能させるプログラム。 - 通信ネットワークを介して接続された他の宅内装置との間で折り返し試験を行う宅内装置に処理を実行させるプログラムであって、前記宅内装置を、
通信ネットワークからフレームを受信した場合に、当該フレームが試験フレームか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させる手段、
前記フレームが試験フレームであり、かつ前記宅内装置宛である場合に、受信した試験フレームのアドレス部以外の部分に格納されるアドレスを折り返すべき試験フレームの送信先アドレスとし、受信した試験フレームの送信元アドレスを、折り返すべき試験フレームの前記アドレス部以外の部分に格納して当該試験フレームを通信ネットワークに送出する手段、
として機能させるプログラム。 - 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験の制御を行うセンター装置に処理を実行させるプログラムであって、前記センター装置を、
一の宅内装置に対して折り返しの対象となる宅内装置の指定を含む試験起動指示を送信する手段、
試験起動指示を送信してから予め定めた時間内に試験結果を前記一の宅内装置から受信した場合に、試験結果の判定のための処理を行う手段、
として機能させるプログラム。 - 通信ネットワークを介して接続された宅内装置間での折り返し試験を行うセンター装置に処理を実行させるプログラムであって、前記センター装置を、
試験フレームを生成し、宅内装置に対して当該試験フレームを送信する手段、
フレームを受信した場合に、受信したフレームが試験フレームであるか否かを判定し、試験フレームでなければ当該フレームを透過させ、受信したフレームが試験フレームであり、かつ当該試験フレームが前記センター装置宛である場合に、受信した試験フレームに基づき折り返し試験結果の判定のための処理を行う手段、
として機能させるプログラム。
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JP2004284525A JP4413733B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 折り返し試験システム、折り返し試験方法、及びセンター装置、並びにプログラム |
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JP2010130479A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Hitachi Ltd | 導通試験方法及びネットワークシステム |
JP2012039534A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Alaxala Networks Corp | ネットワークシステム,レイヤ2スイッチ,及びネットワーク障害検出方法 |
WO2021161463A1 (ja) * | 2020-02-13 | 2021-08-19 | 日本電信電話株式会社 | 通信システム、通信方法及び通信プログラム |
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2004
- 2004-09-29 JP JP2004284525A patent/JP4413733B2/ja not_active Expired - Lifetime
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