JP2006100747A - ステージ装置、ステージ装置の調整方法及び露光装置 - Google Patents

ステージ装置、ステージ装置の調整方法及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ステージガイドの変形を検出し調整することにより、真空チャンバー内等においても変形を防止することのできるステージ装置を提供する。
【解決手段】ステージ装置200は、ステージベース210上にブロック209を介して2本のYガイドバー203,204が設けられ、これに沿って移動するYスライダ205,206に両端を支持されたXガイドバー207にXスライダ208が設けられ、これにウエハステージ24が設置されている。Yガイドバー203,204には2軸傾斜センサ201,202が設けられており、Yガイドバー203,204の捩れを検出する。
ステージベース210には、高さ調整可能な支持部230、及び、支持部230とは異なる箇所でステージベース210にZ方向+及び−の力を印加する加圧部240が各々4箇所設けられており、これらを操作することによりステージベース210の形状が調整され、Yガイドバー203,204の相対的な関係も所望の状態に維持される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ウエハやレチクル等の基板を保持し移動及び位置決めをするステージ装置に関し、特に、真空内等の特殊環境で用いられるステージ装置、そのようなステージ装置の調整方法、及び、そのようなステージ装置を有する露光装置に関する。
半導体素子等のデバイスを製造する際のリソグラフィー工程において使用される露光装置は、マスク又はレチクル(以下、レチクルと総称する)及びウエハ等の基板(以下、ウエハと総称する)が載置されるステージ装置を備えている。ステージ装置は、レチクル及びウエハを保持し、これを高速に移動させて所望の位置に順次位置決めする。
従来の光露光装置のステージ装置は、精度管理された石あるいはセラミック製の定盤上に例えば1軸エアガイドを交差させてなる2軸ガイドが設置され、このガイド上にステージ(テーブル)が配置された構成が一般的である。テーブルは、定盤面上のガイドに真空吸着されることによって、定盤面上に高い剛性を保ちつつ非接触で支持され案内される。定盤は、厚さが厚く且つ剛性が高いので、通常、装置本体に直接支持されて組み付けられる。
一方、電子ビーム(EB)露光装置や極端紫外光(EUV光)露光装置のステージ装置は、真空雰囲気での露光が前提であるため、テーブルを定盤へ真空吸着させることができない。その代わりに、例えば4面拘束された複数の1軸エアガイドの両端を台座(ステージベース)上で支持する構成が用いられる。このステージベースにも高い剛性が求められるが、その支持方法によっては薄肉化、軽量化することも可能である。
しかしながら、露光装置の真空チャンバー内へ設置されるステージ装置においては、ステージの搭載時あるいはチャンバーの真空排気時にステージベースが変形し、結果としてステージ全体も変形する可能性がある。そして、ステージが変形すると、ステージの走査性が悪化したり、装置の破損を誘発したりする可能性がある。そこで、例えばステージベースと装置を支える支持構造体との間に球面静圧軸受けを配置することにより、ステージベースに働く捩れ力を緩和して組み立て時や真空排気時のステージベースの変形を抑制するステージ装置等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−229350号公報
しかしながら、前述したようなステージ装置においても、真空チャンバーの真空排気等に伴うステージの変形の抑制は十分ではない。すなわち、真空チャンバー内を真空排気することにより、あるいは、真空排気された結果真空チャンバー内が真空状態となることにより、装置のボディーを構成する真空チャンバーに大きな力が作用し、その結果ボディー及び真空チャンバーが変形する可能性がある。また、その影響により、ステージベースが変形し、ステージも変形し、ステージ精度が悪化するという問題が生じる可能性もある。特に、近年、ステージ精度対する要求は厳しくなっており、ステージの変形等に対する許容範囲は狭くなっており、その点からもステージの変形に対する改善が望まれている。
また、前述したような変形の問題が存在する中において、従来のステージ装置においては、ステージ装置内の計測手段としてはステージ位置制御用の干渉計が設けられている程度で、ステージガイド等の変形の状態を把握するための計測装置等が設けられておらず、前述したような変形を適切に把握できていないという問題もある。従来、そのようなステージガイド等の変形の管理はステージ装置の組み立て工程の中で行われるのみであって、その後、特にステージ装置を真空チャンバー内に取り付け、真空チャンバー内を真空状態にした時等においてステージガイドの状態(変形)を計測する手段は具備されていなかった。また、ステージガイドの変形を調整する手段も具備されていなかった。その結果、前述したようなステージガイドの変形が生じた場合においても、その状態を適切に把握したり、調整したりすることができなかった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ステージガイドの捩れ等の変形を適切に検出することのできるステージ装置を提供することにある。また、検出した変形等を適切に調整することにより、真空チャンバー内等においても変形を防止することのできるステージ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ステージガイド等の変形を適切に検出し、これを変形の無い適切な状態に調整することのできるステージ装置の調整方法を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、真空チャンバー内等においても変形を防止したステージ装置を用いることにより、レチクル及びウエハの位置を高精度且つ効率よく位置決めし、高精細なパターンを転写することのできる露光装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係るステージ装置(200)は、ベース(210)上に複数のガイド(203,204)が設置され、前記複数のガイド(203,204)各々に対して当該ガイド(203,204)に沿って移動可能にスライダ(205,206)が設けられ、前記複数のガイド(203,204)に設けられた複数の前記スライダ(205,206)に支持されてステージ(24)が設けられるステージ装置(200)であって、前記複数のガイド(203,204)各々の姿勢を検出するセンサ(201,202,220)と、前記検出された前記複数のガイド(203,204)各々の姿勢に基づいて、前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を検出する相対位置検出手段(図示しない)とを有する(図3及び図4参照)(請求項1)。
好適には、前記センサは、前記複数のガイド(203,204)各々の傾斜を計測する傾斜センサ(201,202)を有する(図3参照)(請求項2)。その傾斜センサは、好適には、前記ガイド(203,204)各々に設けられ、当該各ガイドの所望の2方向の傾斜を計測する複数の2軸傾斜センサ(201,202)である(図3参照)(請求項3)。
また好適には、前記スライダ(205,206)は、前記ガイド(203,204)に沿って浮上移動するスライダであり、前記センサは、前記スライダ(205,206)各々に複数ずつ設けられ、当該各スライダの前記ガイドからの浮上量を検出する複数の浮上量検出センサ(220−1〜220−4)を有し、前記相対位置検出手段(図示しない)は、前記スライダ(205,206)各々に設けられた複数の前記浮上量検出センサ(220−1〜220−4)による前記検出の結果に基づいて前記各スライダ(205,206)の浮上状態を検出し、当該各スライダ(205,206)の浮上状態に基づいて前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を検出する(図4参照)(請求項4)。
好適には、前記複数の浮上量検出センサ(220−1〜220−4)は、当該スライダ(205,206)各々の離れた位置に設けられる(図4参照)(請求項5)。
好適には、前記検出された前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係に基づいて、当該複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を調整する調整手段(230,240)をさらに有する(図3参照)(請求項6)。
好適には、前記調整手段(230,240)は、前記ステージ(280)の所定の動作、及び、前記ステージの所定の移動の走り精度の少なくとも何れか一方が所望の状態となるように、前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を調整する(図3参照)(請求項7)。
特定的には、前記調整手段は、前記ベース(210)を支持する支持部の高さを調整することにより前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を調整する支持部高さ調整手段(230)を有する(図3参照)(請求項8)。
また特定的には、前記調整手段は、前記ベース(210)を支持する支持部とは異なる所定の箇所において前記ベース(210)に力を作用させることにより前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を調整する加圧手段(240)を有する(図3参照)(請求項9)。
また特定的には、前記ベース(210)、前記ガイド(203,204)、前記スライダ(205,206)及び前記ステージ(24)は、必要に応じて内部が真空環境とされるチャンバ(250)内に収容され、前記センサ(201,202,220)は、当該真空環境において前記ガイド(203,204)各々の姿勢を検出する(図3及び図4参照)(請求項10)。
また、本発明に係るステージ装置調整方法は、ベース(210)上に複数のガイド(203,204)が設置され、前記複数のガイド(203,204)各々に対して当該ガイド(203,204)に沿って移動可能にスライダ(205,206)が設けられ、前記複数のガイド(203,204)に設けられた複数の前記スライダ(205,206)に支持されてステージ(24)が設けられるステージ装置(200)の調整方法であって、前記複数のガイド(203,204)各々の姿勢を検出し、前記検出された前記複数のガイド(203,204)各々の姿勢に基づいて、前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を検出し、前記検出された前記複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係に基づいて、当該複数のガイド(203,204)の相対的な位置関係を調整する(図3参照)(請求項11)。
また、本発明に係る露光装置は、マスクに形成されたパターンを露光光を介して基板に転写する露光装置であって、前記マスク及び前記基板の少なくとも何れか一方を保持するステージ装置として、前述した何れかのステージ装置(200)を有する(図2参照)(請求項16)。
なお、本欄においては、各構成に対して、添付図面に示されている対応する構成の符号を記載したが、これはあくまでも理解を容易にするためのものであって、何ら本発明に係る手段が添付図面を参照して後述する実施の形態の態様に限定されることを示すものではない。
本発明によれば、ステージガイドの捩れ等の変形を適切に検出することのできるステージ装置を提供することができる。また、検出した変形等を適切に調整することにより、真空チャンバー内等においても変形を防止することのできるステージ装置を提供することができる。
また、ステージガイド等の変形を適切に検出し、これを変形の無い適切な状態に調整することのできるステージ装置の調整方法を提供することができる。
さらに、真空チャンバー内等においても変形を防止したステージ装置を用いることにより、レチクル及びウエハの位置を高精度且つ効率よく位置決めし、高精細なパターンを転写することのできる露光装置を提供することができる。
本発明の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態においては、本発明に係るステージ装置を具備する電子線(EB)露光装置を例示して本発明を説明する。
まず、電子線露光装置の構成と結像関係について図1を参照して説明することにより、電子線露光装置の基本的な機能及び動作について説明する。
図1は、電子線露光装置(分割転写方式の例)の構成を模式的に示す図である。
電子線露光装置100において、光学系の最上流に配置されている電子銃1は、下方に向けて電子線を放射する。電子銃1の下方には、コンデンサレンズ2及び照明レンズ3が備えられており、電子線は、これらのレンズ2、3を通って、レチクル10を照明する。
これらのレンズ2、3を主な構成要素とする照明光学系中には、図示されていないが、照明ビーム成形開口やブランキング偏向器、ブランキング開口、照明ビーム偏向器等が配置されている。照明光学系において成形された照明ビームIBは、レチクル10上で順次走査され、照明光学系の視野内にあるレチクル10の各サブフィールドの照明を行う。
レチクル10は多数のサブフィールドを有し、移動可能なレチクルステージ11に載置されている。レチクルステージ11を光軸垂直面内で移動させることにより、照明光学系の視野よりも広い範囲に広がるレチクル上の各サブフィールドを照明する。
レチクル10の下方には第1投影レンズ15、第2投影レンズ19、及び、収差補正や像位置調整に用いられる偏向器16(16−1〜16−6)が設けられている。レチクル10の一つのサブフィールドを通過した電子線は、投影レンズ15、19、偏向器16によってウエハ(感応基板)23上の所定の位置に結像される。ウエハ23上には適当なレジストが塗布されており、レジスト上に電子線のドーズが与えられ、レチクル10上のパターンが縮小(例えば1/4に縮小)されてウエハ23上に転写される。
レチクル10とウエハ23の間を縮小率比で内分する点にクロスオーバーC.O.が形成され、同クロスオーバー位置にはコントラスト開口18が設けられている。コントラスト開口18は、レチクル10の非パターン部で散乱された電子線がウエハ23に達しないように遮断する。
ウエハ23は、後述する本発明に係るステージ装置のウエハステージ24上に載置されている。ウエハステージ24は、XY方向に移動可能であり、レチクルステージ11とウエハステージ24とが互いに逆方向に同期走査することにより、投影光学系の視野を越えて広がるデバイスパターンの各部を順次ウエハ23上に露光することができる。
次に、このような基本的な機能を有する電子線露光装置の装置構成について、図2を参照して説明する。
図2は、その露光装置の全体構成を示す概念図である。
図2に示す露光装置100の上部には、照明光学系鏡筒101が示されている。この照明光学系鏡筒101内は、前述の電子銃1やコンデンサレンズ2、照明レンズ3等が配置されている。照明光学系鏡筒101の下には、レチクル真空チャンバー103が配置されている。このレチクル真空チャンバー103内には、前述のレチクルステージ11等が配置されている。
レチクル真空チャンバー103には、図2の右方に示すレチクルローダー室105及びレチクルロードロック室107が接続されている。レチクルローダー室105内には、複数の異なるパターンが形成されたレチクルが配置されているとともに、これらのレチクルの交換手段としての図示しないマニュピレーターが内蔵されている。このマニュピレーターを操作して、レチクルステージ11上のレチクルをレチクルローダー室105内の所望のレチクルと交換する。レチクル真空チャンバー103内やローダー室105と露光装置外でレチクルを出し入れする際は、レチクルロードロック室107内を経由する。レチクル真空チャンバー103とレチクルロードロック室107には、それぞれ図示しない真空ポンプが接続されている。なお、前述の照明光学系鏡筒101内や後述する投影光学系鏡筒111内も通常は真空排気されている。
レチクル真空チャンバー103には、図2の左方に示すレチクル干渉計109が設置されている。このレチクル干渉計109は、図示しないコントローラーに接続されている。レチクル干渉計109で計測されたレチクルステージ11の正確な位置情報がコントローラーに入力され、それに基づいてレチクルステージ11の位置をリアルタイムで正確に制御することができる。
レチクルステージ11は、レチクルオプチカルプレート(隔壁兼計器搭載プレート)131の上に載っている。このレチクルオプチカルプレート131の下方には、ウエハオプチカルプレート(隔壁)132が配置されている。そして、これらのプレート131、132間には、投影光学系鏡筒111が挟まれて配置されている。各オプチカルプレート131、132は、例えば軟鋼板等からなる板状体である。両プレート131、132間の投影光学系鏡筒111内は、前述の第1投影レンズ15や第2投影レンズ19が配置されている。
投影光学系鏡筒111の周囲において、レチクルオプチカルプレート131下面には、レチクルAF装置141及びレチクルAL装置142が設けられており、ウエハオプチカルプレート132上面には、ウエハAF装置151及びウエハAL装置152が設けられている。両オプチカルプレート131、132間の側部には、メインボディー130が設けられている。
ウエハオプチカルプレート132の下には、ウエハ真空チャンバー250が配置されている。このウエハ真空チャンバー250の中に、ウエハステージ24等の本発明に係るステージ装置200の構成の一部が配置されている。また、ウエハ真空チャンバー250には、図2の右方に示すウエハローダー室115及びウエハロードロック室117が接続されている。ウエハ真空チャンバー250やウエハロードロック室117には、それぞれ図示せぬ真空ポンプが接続されている。
ウエハ真空チャンバー250には、図2の左方に示すウエハ干渉計119が設置されている。このウエハ干渉計119も、前述のレチクル干渉計109と同様に、図示せぬコントローラーに接続されている。そして、ウエハ干渉計119でウエハステージ24の正確な位置を検出し、その情報がコントローラーに入力される。コントローラーは、それらの情報に基づいて、ステージ装置200を制御し、ウエハステージ24の位置をリアルタイムで正確に制御する。
ステージ装置200及びウエハ真空チャンバー250は、ベースプレート126上に載っている。また、前述のメインボディー130は、アクティブ防振台128を介して、ベースプレート126上に支持されている。
次に、本発明に係るステージ装置200について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、ステージ装置200の構成を示す図であり、図3(A)は上面図であり、図3(B)は、図3(A)のA−Aにおける断面図である。
ステージ装置200において、ウエハステージ24は、図2及び図3に示すように真空チャンバ250の中に載置されている。ウエハステージ24は、ステージベース210上に3本のガイド203,204及び207上に組み上げられた構造であり、X,Y各方向の2軸動作を行うことができる。すなわち、ステージベース210の上に、4個のブロック209を設置し、その上にYガイドバー203,204が載置されている。Yガイドバー203,204には、各々、その傾斜状態(所定の方向の回転)を検出するための本発明に係る2軸傾斜センサ201,202が設けられている。なお、この2軸傾斜センサ201,202の機能については後に詳細に説明する。
2本のYガイドバー203,204上には、その延伸方向に移動可能なYスライダ205,206が各々設けられている。Yスライダ205,206は、Xガイドバー207をその両端で支持しており、Xガイドバー207に連結された状態でYガイドバー203,204に沿ってY方向にスライドする。本実施形態のステージ装置200において、Yガイドバー203,204は、エア浮上ガイドであり、Yスライダ205,206の各々には、図4に示すようにYガイドバー203,204からの浮上量を計測するための本発明に係る浮上量検出センサ220が設けられている。なお、この浮上量検出センサ220の構成及び機能については後に詳細に説明する。
Xガイドバー207には、X方向へスライドするXスライダ208が設けられている。このXスライダ208上にウエハステージ24が設置されることにより、ウエハステージ24は、XY2軸方向に移動可能なステージとして構成される。
ステージベース210は、裏側の4箇所において、支持部230−1〜230−4(支持部230と総称する場合もある)により支持されている。ステージベース210の支持部230との当接箇所には、各々、座面211が形成されており、この座面211がウエハ真空チャンバー250に設けられた上下微動調整可能な台座212の上に載置されることにより支持部230が構成され、これによりステージベース210が支持される。
各台座212の下には、ウエハ真空チャンバー250の外部から延伸した高さ調整するためのジャッキねじ213が配置されており、ジャッキねじ213を回転することで、台座212の高さが調整される。これにより、ステージベース210の4箇所の支持部230のZ方向の高さが調整され、結果的にステージベース210の状態が調整される。
なお、支持部230におけるウエハ真空チャンバー250内の真空は、台座212についているベローズで維持されている。
また、ステージベース210の支持部230とずれた所定の4箇所には、加圧部240−1〜240−4(加圧部240と総称する場合もある)が接続されている。ステージベース210は加圧部240との接続箇所において、各々、バネ要素214と接続されている。このバネ要素214は、ウエハ真空チャンバー250に設けられた上下微動調整可能な4箇所の台座215に接続される。また、台座215は、ウエハ真空チャンバー250の外部から延伸した高さ調整するためのジャッキねじ216に接続されており、ジャッキねじ216を回転することで、台座215の高さを4箇所それぞれ調整することができる。
すなわち、これにより、ステージベース210の4箇所の加圧部240において、ステージベース210に対して、Z方向のプラス(+)方向あるいはマイナス(−)方向の力が加えられることになる。すなわち、支点としての支持部230に対して支点から離れた位置に力が作用されることになる。その結果、ステージベース210の状態を調整することができ、ステージベース210のたわみ状態をコントロールすることができる。
なお、加圧部240におけるウエハ真空チャンバー250内の真空は、台座215についているベローズで維持されている。
このような構成のステージベース210においては、Yガイドバー203,204で構成されたYステージの状態を管理することが重要である。そこで、本実施形態のステージ装置200においては、前述したように、Yガイドバー203,204の上に、各々、2軸傾斜センサ201,202を設けている。2軸傾斜センサ201,202は、各々、Yガイドバー203,204のX方向を回転軸とする回転角度θx、及びY方向を回転軸方向とする回転角度θyを計測する。2軸傾斜センサ201,202で計測されたYガイドバー203,204の各回転角度は、図示せぬステージ装置200のコントローラーに出力される。
ステージ装置200のコントローラーにおいては、2軸傾斜センサ201,202で計測されたYガイドバー203,204の回転角度に基づいて、Yガイドバー203,204相互の捩れ状態を検出し、これが正常な状態となるように、支持部230及び加圧部240を調整する。
ここで、2軸傾斜センサ201,202での計測結果に基づくステージベース210の状態の調整方法について説明する。
今、第1のYガイドバー203のX方向及びY方向を各々回転軸とする回転角度をθx3及びθy3、第2のYガイドバー204のX方向及びY方向を各々回転軸とする回転角度をθx4及びθy4とすると、Yガイドバー203,204の捩れ関係を示すθxs及びθysは、次式(1)のように示すことができる。
θxs=θx3−θx4
…(1)
θys=θy3−θy4
ステージ装置200においては、まず、ステージ調整時等のステージベース210が正常な状態で、Yガイドバー203,204の各回転角度θx3,θy3及びθx4,θy4を2軸傾斜センサ201,202で計測し、これに基づいてYステージ(ガイドバー203,204)の状態としてのθxs及びθysを式(1)により算出し、正常時の状態θxs0及びθys0として記録しておく。
その後、ウエハ真空チャンバー250の真空引き後やある程度の時間が経過した時等に、適宜、同じくYガイドバー203,204の各回転角度θx3,θy3及びθx4,θy4を2軸傾斜センサ201,202で計測し、Yステージ(ガイドバー203,204)の状態としてのθxs及びθysを式(1)により算出する。
そして、各時点での状態θxs及びθysを、予め記録している正常時の状態θxs0及びθys0と比較することにより、Yガイドバー203,204の状態が適切か否かを検出する。
ある計測時点における状態θxs及びθysが、正常時の状態状態θxs0及びθys0からずれた状態となった時には、支持部230のジャッキねじ213及び加圧部240のジャッキねじ216等を回転駆動することにより、ステージベース210の状態を正常な状態に調整する。すなわち、ステージベース210を支持する4箇所の支持部230の中の任意の支持部230のジャッキねじ213を回転することにより、その箇所のステージベース210の支持高さを調整し、これによりステージベース210の高さ、傾き、捩れ等を調整する。また、ステージベース210に設けられる4箇所の加圧部240の中の任意の加圧部240のジャッキねじ216を回転することにより、その箇所においてステージベース210に印加される力を調整し、ステージベース210の歪、捩れ等を調整する。
ステージベース210を所望の状態に変形(調整)するための調整方法、すなわち、4箇所の支持部230及び4箇所の加圧部240の、何れの支持部230及び加圧部240をどのように調整して結果としてステージベース210をどのように変形させてステージベース210の調整を行うかという調整方法としては、例えば、ステージベース210の特性と実際の調整の経験とに基づいた方法を採るのが好適である。すなわち、例えば支持部230及び加圧部240の配置、加えられる力あるいはステージベース210の剛性等の条件に基づいて予めステージベース210の傾向等を解析した後、さらに、実験計測や実際の運用における計測等を行うことにより、検出したステージベース210の状態に応じた調整方法を予め設定しておくのが好適である。
図示せぬステージ装置200のコントローラーが、高性能な演算処理装置であれば、検出されたステージベース210の状態を詳細に解析し、支持部230及び加圧部240の操作によるステージベース210の状態の変動を例えばシミュレーション等により検出した上で、実際の操作を行うようにしてもよい。
また、ステージベース210の簡単な変形、あるいは、例えばウエハ真空チャンバー250の真空引きに起因するような原因の明確な変形については、経験的に容易に対応することも可能であり、そのような経験的な調整方法を簡単なルールとしてコントローラーに実装しておくようにしてもよい。
また、本実施の形態のステージ装置200においては、前述したように、Yガイドバー203,204及びYスライダ205,206に真空対応のエア浮上ガイドを用いているため、ステージを高精度且つ高速に動作させるためには、Yスライダ205,206の浮上量を最適な状態に管理することも重要である。
そのために、Yスライダ205,206には、前述したように、Yガイドバー203,204からの浮上量を検出するための浮上量検出センサ220が設けられている。
図4は、浮上量検出センサ220の構成を示す図であり、図4(A)はYスライダ205,206の上面図であり、図4(B)はYスライダ205,206の側面図である。
図4に示すように、Yスライダ205,206には、各々、その4隅に浮上量検出センサ220−1〜220−4(浮上量検出センサ220と総称する場合もある)が設けられている。各浮上量検出センサ220は、Yガイドバー203,204との間隙の距離を検出し、検出結果をステージ装置200の図示せぬコントローラーに出力する。
ステージ装置200のコントローラーにおいては、Yスライダ205,206の各々の4隅に設けられた4個の浮上量検出センサ220を比較することにより、ウエハ真空チャンバー250内においても、Yスライダ205,206が、Yガイドバー203,204に対して平行にバランスよく浮上しているか否かを検出する。
Yスライダ205,206がYガイドバー203,204に対して平行にバランスよく浮上している場合には、Yステージ(Yガイドバー203,204)及びYスライダ205,206の状態が何れも適切であることを示しており問題ない。しかし、Yスライダ205,206の8箇所の浮上量検出センサ220で検出した浮上量にばらつきがある場合には、Yガイドバー203,204、あるいは、Yスライダ205,206及びXガイドバー207等が歪んだり捩れている可能性があり、そのような状態においてはステージ(Yスライダ205,206及びXガイドバー207)の滑り性能が低下する可能性がある。
このような場合、ステージ装置200のコントローラーは、8箇所の浮上量検出センサ220の検出結果よりその歪あるいは捩れの状態を検出し、これを適正な状態に戻すように、ステージベース210の状態を調整する。
この場合も、ステージ装置200のコントローラーは、ステージベース210を支持する支持部230のジャッキねじ213、あるいは、ステージベース210に設置された加圧部240のジャッキねじ216の中の特定のジャッキねじ213あるいはジャッキねじ216を回転駆動することにより、ステージベース210の形状を調整する。
また、この時の調整方法も、前述した2軸傾斜センサ201,202の計測結果に基づく調整と同様に、ステージベース210、支持部230及び加圧部240の特性と経験的な調整結果等に基づいて、生じた変形に対する調整方法を予め設定しておき、その設定された内容に基づいて調整を行うようにすればよい。
なお、Yスライダ205,206の浮上量は、μmオーダーとなる。従って、浮上量検出センサ220の長期のDC特性の信頼性に問題がある場合には、例えば、供給エアをオン/オフし、その差によって浮上量を検出するようにしてもよい。
このように、本実施形態のステージ装置200においては、Yガイドバー203,204に設けられた2軸傾斜センサ201,202、及び、Yスライダ205,206に設けられた浮上量検出センサ220により、ウエハ真空チャンバー250内に設置されたステージの状態を検出することができる。すなわち、真空という特殊環境にあって容易に開けることのできない容器内に設置されたステージの状態を検出することができる。
また、支持部230及び加圧部240をウエハ真空チャンバー250の外部から操作することにより、そのような特殊環境内に設置されたステージベース210の変形状態を適切な状態に調整することができる。
その結果、ウエハ真空チャンバー250内にあるステージベース210の状態を常に適正な状態に維持することができ、ステージベース210上に設けられたウエハステージ24の移動、位置決定、ウエハステージ24上におけるウエハの保持等の動作を、適切に、高精細且つ高速に行うことができる。またその結果、露光装置100全体として、装置の信頼性が高くなり、メンテナンス性が良くなる。
なお、本実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態のステージ装置200においては、ステージベース210に対して、支持部230及び加圧部240を各々4個ずつ図3(A)に示すような配置で設置した。しかし、支持部230及び加圧部240の数及びそれらの配置は、これに限られるものではなく、任意の数、任意の配置としてよい。
ステージベース210を支持する支持部230は本実施形態と同じく4箇所とした上で、ステージベース210のより複雑な変形に対応可能なように、加圧部240を多数具備した場合の構成を図5に例示する。
図5は、ステージベース210に対して設けられた支持部230及び加圧部240の配置を示す図であり、13個の加圧部240が設けられた例を示す図である。
図5に示すステージベース210においては、ステージベース210を支持する4箇所の支持部230に対して、各支持部230のX方向外側の所定の4箇所、Y方向の外側外側の所定の4箇所、各支持部230の中間位置の4箇所、及び、各支持部230の中心の1箇所の13箇所でステージベース210に対して力を作用可能な構成となっている。
従って、ステージベース210のより複雑な変形、すなわち、より高周波成分を含む変形や、方向ごとに異なる周波数成分を有するような変形に対しても、これを修正して適切なステージベース210の状態に維持するような力を作用させることができる。
加圧部240は、例えばこのように配置してよい。
もちろん、加圧部240は、これ以上多数配置してもよいし、これより少ない数、適宜配置したような構成であってもよい。
また、支持部230及び加圧部240は、本実施形態の構成に限られるものではなく、高さを調整可能な任意な構成、及び、力を印加可能な任意の構成で実現してよい。例えば、加圧部240が具備するバネ要素214は、スプリングコイルに限られるものではなく、板バネ等を含む任意の弾性部材を適用してよい。
また、ステージベース210上に形成されるウエハステージ24を支持し2次元移動する構成についても、本実施形態に限られるものではなく、任意に変更してよい。
また、露光装置の構成も図1及び図2に示した構成に限られるものではない。
さらにまた、本発明に係るステージ装置及びその調整方法は、露光装置にのみ適用可能なものではない。真空等の特殊環境内でウエハ等の基板を含む任意の物体を保持する任意の装置に対して適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態の電子線露光装置の基本動作を説明するための図である。 図2は、本発明の一実施形態の電子線露光装置の装置構成の概略を説明するための図である。 図3は、図1及び図2に示した電子線露光装置に適用されるステージ装置の構成を示す図である。 図4は、図3に示したYスライダに具備される浮上量検出センサを説明するための図である。 図5は、図3に示したステージ装置のステージベースに対する支持部及び加圧部の他の設置例を示す図である。
符号の説明
100…露光システム
1…電子銃 2,3…コンデンサレンズ
10…レチクル 11…レチクルステージ
15…第1投影レンズ 16…主偏向器
18…コントラスト開口 19…第2投影レンズ
23…ウエハ 24…ウエハステージ
101…照明光学系鏡筒 103…レチクル真空チャンバー
107…レチクルロードロック室 109…レチクル干渉計
111…投影光学系鏡筒 113…ウエハ真空チャンバー
117…ウエハロードロック室 119…ウエハ干渉計
126…ベースプレート 130…メインボディー
200…ステージ装置
201,201…2軸傾斜センサ 203,204…Yガイドバー
205,206…Yスライダ 207…Xガイドバー
208…Xスライダ 209…ブロック
210…ステージベース 211…座面
212,215…台座 213,216…ジャッキねじ
214…バネ要素 220…浮上量検出センサ
230…支持部 240…加圧部

Claims (16)

  1. ベース上に複数のガイドが設置され、前記複数のガイド各々に対して当該ガイドに沿って移動可能にスライダが設けられ、前記複数のガイドに設けられた複数の前記スライダに支持されてステージが設けられるステージ装置であって、
    前記複数のガイド各々の姿勢を検出するセンサと、
    前記検出された前記複数のガイド各々の姿勢に基づいて、前記複数のガイドの相対的な位置関係を検出する相対位置検出手段とを有することを特徴とするステージ装置。
  2. 前記センサは、前記複数のガイド各々の傾斜を計測する傾斜センサを有し、
    前記相対位置検出手段は、前記傾斜センサによる計測結果に基づいて、前記複数のガイドの相対的な位置関係を検出することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記傾斜センサは、前記ガイド各々に設けられ、当該各ガイドの所望の2方向の傾斜を計測する複数の2軸傾斜センサを有することを特徴とする請求項2に記載のステージ装置。
  4. 前記スライダは、前記ガイドに沿って浮上移動するスライダであり、
    前記センサは、前記スライダ各々に複数ずつ設けられ、当該各スライダの前記ガイドからの浮上量を検出する複数の浮上量検出センサを有し、
    前記相対位置検出手段は、前記スライダ各々に設けられた複数の前記浮上量検出センサによる前記検出の結果に基づいて前記各スライダの浮上状態を検出し、当該各スライダの浮上状態に基づいて前記複数のガイドの相対的な位置関係を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のステージ装置。
  5. 前記各スライダに設けられる複数の浮上量検出センサは、当該スライダ各々の離れた位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  6. 前記検出された前記複数のガイドの相対的な位置関係に基づいて、当該複数のガイドの相対的な位置関係を調整する調整手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のステージ装置。
  7. 前記調整手段は、前記ステージの所定の動作、及び、前記ステージの所定の移動の走り精度の少なくとも何れか一方が所望の状態となるように、前記複数のガイドの相対的な位置関係を調整することを特徴とする請求項6に記載のステージ装置。
  8. 前記調整手段は、前記ベースを支持する支持部の高さを調整することにより前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイドの相対的な位置関係を調整する支持部高さ調整手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載のステージ装置。
  9. 前記調整手段は、前記ベースを支持する支持部とは異なる所定の箇所において前記ベースに力を作用させることにより前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイドの相対的な位置関係を調整する加圧手段を有することを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載のステージ装置。
  10. 前記ベース、前記ガイド、前記スライダ及び前記ステージは、必要に応じて内部が真空環境とされるチャンバ内に収容され、
    前記センサは、当該真空環境において前記ガイド各々の姿勢を検出することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のステージ装置。
  11. ベース上に複数のガイドが設置され、前記複数のガイド各々に対して当該ガイドに沿って移動可能にスライダが設けられ、前記複数のガイドに設けられた複数の前記スライダに支持されてステージが設けられるステージ装置の調整方法であって、
    前記複数のガイド各々の姿勢を検出し、
    前記検出された前記複数のガイド各々の姿勢に基づいて、前記複数のガイドの相対的な位置関係を検出し、
    前記検出された前記複数のガイドの相対的な位置関係に基づいて、当該複数のガイドの相対的な位置関係を調整する
    ステージ装置の調整方法。
  12. 前記複数のガイド各々に傾斜センサを設置し、当該傾斜センサによる傾斜検出結果に基づいて前記ガイドの姿勢を検出する
    ことを特徴とする請求項11に記載のステージ装置の調整方法。
  13. 前記スライダは、前記ガイドに沿って浮上移動するスライダであり、
    前記スライダ各々に当該スライダの前記ガイドからの浮上量を検出する複数の浮上量検出センサを設置し、当該複数の浮上量検出センサによる浮上量検出結果に基づいて前記ガイドの姿勢を検出する
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のステージ装置の調整方法。
  14. 前記ベースを支持する支持部の高さを調整することにより、前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイドの相対的な位置関係を調整することを特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載のステージ装置の調整方法。
  15. 前記ベースを支持する支持部とは異なる所定の箇所において前記ベースに力を作用させることにより前記ベースの状態を調整し、前記複数のガイドの相対的な位置関係を調整することを特徴とする請求項11〜14の何れか一項に記載のステージ装置の調整方法。
  16. マスクに形成されたパターンを露光光を介して基板に転写する露光装置であって、前記マスク及び前記基板の少なくとも何れか一方を保持するステージ装置として、請求項1〜10の何れか一項に記載のステージ装置を有することを特徴とする露光装置。
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