JP2006100356A - 半導体装置の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な組み付け性のもとで、小型かつ高い冷却性能を備えた半導体装置の冷却装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置10は、封止部材13の電極板12側の端部において、半導体装置10の長手方向に対して垂直方向に突起した鍔部14を有する。ケース20は、筒状体であり、側面の一部に、長手方向に延在するスリット部22を含む。スリット部22は、半導体装置10を図中の矢印で示す方向にケース20の一方開口端面からスライドさせた状態において、封止部材13の鍔部14の根元部分140と当接される。これにより、半導体装置10とケース20とは嵌合され、半導体装置10の外方側面とケース20の内方側面との間に冷却媒体流路を形成する。半導体装置10に生じた熱は、フィン部16を介して冷却媒体流路を通流する冷却媒体に放熱される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体装置の冷却装置に関し、より特定的には、浸漬型の冷却構造を採用する半導体装置の冷却装置に関する。
最近、環境に配慮した自動車として、ハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)および電気自動車(Electric Vehicle)が注目されている。ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。つまり、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換した交流電圧によりモータを回転することによって動力源を得るものである。
また、電気自動車は、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。
このようなハイブリッド自動車または電気自動車においては、インバータに加えて、直流電源からの直流電圧を昇圧してインバータに供給し、または、インバータからの直流電圧を降圧して直流電源に供給する昇降圧コンバータが一般に備えられる。
このようなインバータおよび昇降圧コンバータとしては、上アームおよび下アームの各々に半導体スイッチング素子を接続して構成したパワーモジュールを複数個組み込んだ構成が知られている。パワーモジュールにおいては、高密度実装の要求が高まっており、これを実現するためには、パワーモジュールが動作時に発生した熱を素早く放熱することによって、温度上昇を抑えることが重要となる。そこで、従来より、冷却効率に優れた半導体装置の冷却構造が多数提案されている(たとえば特許文献1,2参照)。
図11は、たとえば特許文献1に記載される従来の半導体装置の冷却装置の構成図である。
図11を参照して、容器310には、冷却液体としての水が収容されており、被冷却体313を出し入れするための開口部317a,317bと、容器310の内部を減圧するための排気装置(図示せず)に接続されている排気口315aと、冷却液体を入れるための導入口316とが設けられる。
容器310の内部には、樹脂フィルムからなる袋311a,311bが、袋311a,311bの口が開口部317a,317bとそれぞれ共通するように取り付けられる。この袋311a,311bの中に、回路基板312a,312bに搭載された半導体チップ(被冷却体)313が収納される。袋311a,311bは、柔軟で自在に変形可能であり、周囲に冷却液体を満たした場合や袋の内部を減圧した場合において、外部圧力により収縮・変形し、半導体チップ313と良く密着する。
容器310の開口部317aおよび袋311aの口には、容器310および袋311aの内部を密閉するための蓋314aが設けられる。蓋314aは、開口部317aを閉じるとともに、回路基板312aを吊るして袋311aの内部に保持することができる。さらに、蓋314aには、袋311aの内部を減圧するための排気装置に接続される排気口315aと、回路基板312aと電気的に接続される外部リード(図示せず)とが形成される。この外部リードを介して、回路基板312aに搭載された半導体チップ313に電気信号等が送られる。
以上の構成において、被冷却体である半導体チップ313は、袋311aを介して間接的に冷却液体と接触されることから、半導体チップ313上の電極等の腐食を防止することができる。また、袋311aが水圧によって半導体チップ313の形状に従って変形するため、半導体チップ313への密着性が増し、水と半導体チップ313との間に介在する熱伝導率の小さい大気を排除することができることから、優れた冷却能力が実現される。さらに、被冷却体を直接浸漬する冷却装置に対して、メンテナンス等による取り外しが容易となる。
特許第2804640号公報 特開2001−156225号公報
しかしながら、図11に示す半導体装置の冷却装置においては、被冷却体である半導体チップ313は、容器310の開口部317aおよび袋311aの口に対して垂直に挿入して収納されることから、当該冷却装置で冷却できる半導体チップ313の大きさには、開口部317aの大きさによる制約が生じることになる。
このことは、被冷却体の大きさに合わせて開口部317aと袋311aの口の大きさを設計する必要を生じることから、組み付け工程が複雑化し、製造コストがかさむ要因となる。
さらに、半導体チップ313に放熱部材であるフィンを設置して、冷却性能を高めようとすると、被冷却体自体の体格が大きくなることに伴なって、開口部317aおよび袋311aの口を大きくしなければならず、ひいては冷却装置自体を大型化することになってしまう。このため、設置できるフィンの大きさに限界が生じることとなり、冷却性能を向上させることが困難であった。
また、フィンの形状によっては、袋311aと半導体チップ313との密着性が損なわれ、半導体チップ313と冷却液体との接触熱抵抗が増加してしまうことから、フィンの設計自由度にも限界が生じていた。
それゆえ、この発明の目的は、良好な組み付け性のもとで、小型かつ高い冷却性能を備えた半導体装置の冷却装置を提供することである。
この発明のある局面によれば、半導体装置の冷却装置は、被冷却部材と、内部を通流する冷却媒体中に被冷却部材を浸漬させて冷却する冷却部材とを備える。被冷却部材は、冷却媒体の通流方向の一方端面から冷却部材に挿入されて、冷却部材と嵌合され、冷却部材は、被冷却部材との間に冷却媒体が通流する冷却媒体流路を形成する。
好ましくは、冷却部材は、通流方向に延在する側面の一部に、通流方向に貫通するスリット部を含む。被冷却部材は、スリット部に沿って冷却部材に挿入される。
好ましくは、スリット部は、通流方向の中央部分が閉じた形状を有する。被冷却部材は、通流方向の一方端面および他方端面の各々から、スリット部に沿って冷却部材に挿入される。
好ましくは、被冷却部材は、通流方向に延在する鍔部を含み、冷却部材への挿入時において、鍔部の根元部分とスリット部とが嵌合される。
好ましくは、冷却部材は、通流方向の一方端面および他方端面を封止する蓋部材を含む。蓋部材は、冷却部材の外部と冷却媒体流路とを連結する貫通孔を含む。
好ましくは、冷却部材は、被冷却部材を収容する筐体部材と、筐体部材の開口端面を封止し、筐体部材と一体化して冷却媒体が通流する冷却媒体流路を形成する天板部材とをさらに含む。
好ましくは、筐体部材は、通流方向に対して並列に配され、各々が被冷却部材を収容する複数の溝部を含む。
好ましくは、天板部材は、複数の溝部とそれぞれ対向するように配された複数のスリット部を含む。
好ましくは、冷却部材は、筐体部材の内部に設けられ、各々が、通流方向に延在する一対の板状体と、一対の板状体の主表面上に、通流方向に沿って所定の間隔で配された複数の噴孔とをさらに含む。被冷却部材は、一対の板状体の間に収容され、冷却部材は、冷却媒体を、筐体部材と一対の板状体との間隙を通流させ、噴孔を通じて被冷却部材に噴射する冷却媒体流路を形成する。
好ましくは、被冷却部材は、冷却媒体流路に当接するフィン部をさらに含む。
好ましくは、フィン部は、被冷却部材の外方側面と冷却部材の内方側面とにそれぞれ密着する波型形状を有する。
この発明によれば、高い冷却性能を備えた半導体装置の冷却装置を、小型でかつ良好な組み付け性で実現することができる。
さらに、半導体装置に設置されるフィン部の設計自由度が高いことから、冷却性能とともに半導体装置の信頼性をも向上することができる。
また、被冷却部材である半導体装置が複数に及ぶときであっても、冷却装置の組み付け性を損なうことなく、小型でかつ高い冷却効率を実現することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。
図1を参照して、半導体装置の冷却装置は、冷却媒体で充填された冷却部材のケース20の内部に被冷却部材である半導体装置10を浸漬させ、ケース20の内部を通流する冷却媒体によって半導体装置10を冷却する浸漬型冷却構造を採用する。
半導体装置10は、半導体素子(図示省略)と、電極板12と、封止部材13とを備える。
図2は、図1における半導体装置10の一構成例を示す断面図である。
図2を参照して、半導体素子11は、たとえば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor;IGBT)などのパワー半導体素子であり、電極板12に固設されて、電極板12と電気的に接続される。半導体素子11と電極板12との接合は、はんだ層40により成される。
電極板12は、半導体装置10の一方端面から同一方向に引き出されて、電極を構成する。たとえば半導体装置10がインバータであるときには、図1に示すように、3つの電極板12で構成される。詳細には、3つの電極板12のうちの1つは、図示しない電源ラインに接続されるハイサイド電極を構成し、1つは図示しない接地ラインに接続されるローサイド電極を構成し、残りの1つは図示しない出力ラインに接続される出力電極を構成する。
半導体素子11および電極板12は、図示しないモールド樹脂によってモールドされる。このとき、電極板12の一部は、モールド樹脂の一方端面から面方向外方に突出しており、図示しない電源ライン等と接続可能となる。
続いて、モールドされた半導体素子11および電極板12は、封止部材13の内部に収容される。詳細には、半導体素子11および電極板12は、熱伝導度の高いグリースなどを潤滑材として用いて、封止部材13の内部に圧入されることにより収容される。このとき、電極板12の外方側面と封止部材13の内方側面との間には、面圧力による摩擦力が生じる。この摩擦力によって、半導体素子11および電極板12が封止部材13に固設される。
封止部材13は、図2に示すように、半導体装置10の電極板12側の端部において、半導体装置10の長手方向(紙面の垂直方向に相当)に対して垂直方向に突起した鍔部14を有する。鍔部14は、後述するように、半導体装置10をケース20に挿入したときにおいて、ケース20に設けられたスリット部22と鍔部14の根元部140とが当接されて、半導体装置10とケース20とを嵌合させる働きをする。
封止部材13は、さらに、半導体装置10の長手方向に延在する2つの側面の各々に設けられたフィン部16を有する。フィン部16は、たとえば図2に示すように、複数個の板状体が半導体装置10の長手方向に互いに平行となるように設置されて構成される。
以上の構成からなる半導体装置10がケース20の内部の冷却媒体中に浸漬されると、半導体素子11にて生じた熱は、電極板12の外方側面から封止部材13へ伝導する。さらに、この熱は、フィン部16を介して図示しない冷却媒体へと放熱される。
再び図1を参照して、ケース20は、筒状体であり、その側面の一部において、長手方向に延在するスリット部22を有する。スリット部22の開口隔は、封止部材13に設けられた鍔部14の根元部140の幅と略同一となるように形成される。スリット部22は、半導体装置10を図中の矢印で示す方向にケース20の一方開口端面からスライドさせた状態において、封止部材13の鍔部14の根元部140と当接される。これにより、半導体装置10とケース20とは、図3で示すような嵌合構造を形成する。
ケース20は、さらに、スリット部22の周囲において、長手方向に沿って所定の間隔で配された複数の貫通孔24を有する。なお、半導体装置10においても、封止部材13の鍔部14に、上述した嵌合構造においてケース20の貫通孔24と各々が対向する位置に配された複数の貫通孔18を有する。対向する貫通孔18,24において、半導体装置10とケース20とがボルト締結されることにより、半導体装置10はケース20に固定される。
図3は、この発明の実施の形態1に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。
上述したように、半導体装置10がケース20の開口端面の一方からスライドされて、ケース20と嵌合されると、図3に示すように、半導体装置10の封止部材13とケース20との間には、半導体装置10の長手方向に延在する間隙部40が形成される。この間隙部40は、後述するように、ケース20の内部に導入された冷却媒体を通流する冷却媒体流路を構成する。すなわち、冷却媒体は、間隙部40を半導体装置10の長手方向に通流することによって、半導体装置10から熱を除去する。
ケース20は、スリット部22において半導体装置10の鍔部14と嵌合されると、続いて、長手方向の開口端面の各々に、蓋部材26が組み付けられる。蓋部材26は、図3に示すように、ケース20の開口端面と略同一の形状を有する平板からなり、各々が、その主平面上において2つの貫通孔28を有する。
詳細には、貫通孔28は、蓋部材26の主平面上において、蓋部材26がケース20に組み付けられた際に、封止部材10の両脇に形成された冷却媒体流通路とそれぞれ対峙する位置に設けられる。一方の蓋部材26に設けられた、これら2つの貫通孔28は、ケース20の外部からケース20の内部に冷却媒体を導入する冷媒導入空間を構成する。また、他方の蓋部材26に設けられた2つの貫通孔28は、ケース20の内部からケース20の外部に冷却媒体を導出する冷媒導出空間を構成する。
このような構成において、冷媒導入空間からケース20の内部に導入された冷却媒体は、冷却媒体流路を通流して半導体装置10を冷却する。さらに、半導体装置10を冷却した後の冷却媒体は、冷媒導出空間からケース20の外部へ導出される。
図4は、図2に示す半導体装置の冷却装置の断面構造を示す図である。
図1および図2で述べたように、半導体装置10は、ケース20の一方の開口端面からスライドされ、鍔部14の根元部140とケース20のスリット部22とが当接することによって、ケース20と嵌合される。さらに、半導体装置10は、対向する貫通孔18,24の各々において、ボルト30によって締結されてケース20に固設される。
本構造において、半導体装置10の主表面の両脇の間隙部40は、上述した冷却媒体流路を構成する。冷却媒体は、図示しない冷媒導入空間から導入されると、この冷却媒体流路を半導体装置10の長手方向に通流する。このとき、図4に示すように、冷却媒体流路には、封止部材13に設けられたフィン部16が存在する。したがって、半導体装置10が発生した熱は、フィン部16を介して冷却媒体に吸収される。
このように、本実施の形態による半導体装置の冷却装置は、封止部材13にフィン部16を設けたことによって、半導体装置10の放熱面積が増大し、半導体装置10で発生した熱を効率良く逃すことができる。
さらに、本実施の形態によれば、半導体装置10をケース20の開口端面からスライドさせてケース20の内部に収容することから、図11に示すように、被冷却体313を容器310の上面に設けられた開口部317aから垂直方向に挿入する従来の冷却構造に対して、フィン部16をより大きな形状にすることができる。
すなわち、従来の冷却構造では、フィン部の形状は、被冷却体313の組み付けを考慮して、容器310の開口部317aの開口面積の範囲内に制約されたものとなる。また、フィン部を大きくしようとすれば、冷却構造自体が大規模でかつ複雑になってしまい、製造コストを増加させる要因となる。
これに対して、本実施の形態によれば、半導体装置10の両脇に形成される間隙部40の大きさの範囲内であれば、フィン部16の形状を自在に設計することができる。したがって、冷却装置の体格を抑えながら、高い冷却効率を実現することができる。さらに、半導体装置10をケース20の側面からスライドさせて収容する構成であることから、フィン部16の形状によらず、容易に組み付けることができる。
このように、本実施の形態による冷却構造は、フィン部16の設計自由度が高く、組み付け性に優れることから、小型で、かつ高い冷却性能を容易に実現することができる。以下に、半導体装置10におけるフィン部16の形状の変更例を示す。
図5は、本実施の形態における半導体装置の第1の変更例を示す斜視図である。
図5を参照して、半導体装置10Aは、半導体素子11(図示せず)と、電極板12と、封止部材13Aとを備える。半導体装置10Aは、図2に示す半導体装置10の封止部材13を封止部材13Aに変更したものであり、その他は半導体装置10と同じである。
封止部材13Aは、電極板12側の一方端面に配された鍔部14と、半導体装置10Aの長手方向に延在する主表面上に形成されたフィン部16Aとを含む。
フィン部16Aは、封止部材13Aの主表面に、複数の矩形状の突起体が配置されて構成される。複数の突起体は、例えば図5に示すように、半導体装置10Aの長手方向に沿って隣接する突起体が互いに重なり合わないように配列される。
図5に示す半導体装置10Aは、図1および図3に示す半導体装置10と同様に、ケース20(図示せず)の一方開口端面からスライドされて、ケース20の内部に収容される。さらに、ケース20の開口端面に蓋部材26(図示せず)が組み付けられて、半導体装置10Aの冷却装置が完成する。
当該冷却装置において、蓋部材26に配された貫通孔28(ともに図示せず)からケース20の内部に導入された冷却媒体は、封止部材13Aの外方側面とケース20の内方側面との間に形成された冷却媒体流路を通流する。このとき、半導体装置10Aで生じた熱は、フィン部16Aの各突起体を介して冷却媒体に放熱される。フィン部16Aは、上述した半導体装置10のフィン部16に対して、冷却媒体との接触面積がより広いことから、半導体装置10Aは、半導体装置10よりもさらに高い冷却効率で冷却されることになる。
なお、フィン部16Aの形状は、図5に示す形状以外にも、ケース20と半導体装置10Aとの間の間隙部40の大きさの範囲内でより複雑な形状とすることもでき、さらに高い冷却効率が実現可能となる。このように、本実施の形態によれば、フィン部16の設計自由度が高いことから、高い冷却性能を容易に実現することができる。さらに、フィン部16を図6に示す形状とすることによって、半導体装置10の長寿命化を図ることも可能となる。
図6は、本実施の形態における半導体装置の第2の変更例を示す断面図である。
図6を参照して、半導体装置10Bは、半導体素子11(図示せず)と、電極板12と、封止部材13Bとを備える。半導体装置10Bは、図2に示す半導体装置10の封止部材13を封止部材13Bに変更したものであり、その他は半導体装置10と同じである。
封止部材13Bは、電極板12側の一方端面に配された鍔部14と、半導体装置10Bの長手方向の側面に形成されたフィン部16Bとを含む。
フィン部16Bは、波型形状を有し、封止部材13Bの側面とケース20の内面とにそれぞれ密着するように構成される。このとき、フィン部16Bと封止部材13Bとの間、およびフィン部16Bとケース20の内面との間には、フィン部16Bの形状に起因して、弾性力が働く。これにより、封止部材13Bとフィン部16Bとの接触熱抵抗、およびフィン部16Bとケース20の内面との接触熱抵抗は、それぞれ小さくなり、高い冷却効率を実現できる。
さらに、半導体装置10Bが発熱し、その発熱により封止部材13Bに熱変形が生じた場合であっても、フィン部16Bの弾性力の範囲内で応力を吸収することができ、半導体装置10Bに加わる応力を抑制することができる。したがって、半導体装置10Bの熱膨張時の応力による破損や劣化を防止することができ、長寿命化を図ることができる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、高い冷却性能を備えた半導体装置の冷却装置を、小型でかつ良好な組み付け性で実現することができる。
さらに、半導体装置に設置されるフィン部の設計自由度が高いことから、冷却性能とともに半導体装置の信頼性をも向上することができる。
[実施の形態2]
図7は、この発明の実施の形態2に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。
最初に、本実施の形態による半導体装置の冷却装置は、先の実施の形態1による半導体装置の冷却装置に対して、冷却部材であるケース20をケース20Aに変更したものであり、基本的な構造を同じとする。したがって、ケース20Aに収容される半導体装置10は、上述した半導体装置10と同一であることから、その詳細な説明は省略する。
図7を参照して、ケース20Aは、筒状体であって、2個の半導体装置10を開口端面からそれぞれスライドさせて収容することが可能な形状を有する。
詳細には、ケース20Aは、筒状体の側面に、各々が長手方向に延在する2つのスリット部22a,22bを有する。スリット部22aとスリット部22bとは、図7に示すように、長手方向の一方端が閉じた形状を有し、長手方向に沿って一直線上に配置される。
ケース20Aは、さらに、スリット部22a,22bの周囲に、長手方向に沿って所定の間隔で配された複数の貫通孔24を有する。各半導体装置10とケース20Aとが嵌合されると、対向する貫通孔18,24において、半導体装置10とケース20Aとがボルト締結される。これによって、2個の半導体装置10はそれぞれ、ケース20Aに固定される。
なお、ケース20Aにおいて、スリット部22a,22bのそれぞれの開口隔は、ケース20と同様に、封止部材13に設けられた鍔部14の根元部140の幅と略同一となるように形成される。スリット部22a,22bは、2個の半導体装置10を、図中の矢印で示す方向にケース20Aの開口端面からそれぞれスライドさせた状態において、封止部材13の鍔部14と当接される。これにより、2個の半導体装置10とケース20Aとは、嵌合構造を形成する。
以上のように、本実施の形態に係るケース20Aは、実施の形態1に係るケース20に対して、2個の半導体装置10を収容可能である点と、スリット部の一部(中央部)が閉じている点とにおいて異なる。
このような構成とすることにより、複数個の半導体装置10が搭載される場合であっても、2個の半導体装置10を一単位として一体化して冷却できることから、冷却装置の装置規模の増大を抑えることができる。さらに、ケース20Aのスリット部22a,22bの一部を閉じた構造とすることによって、ケース20Aの長手方向の長さが倍増したことに起因してケース20Aの強度が損なわれるのを防ぐことができる。
さらに、ケース20Aを以下の変更例に掲げる形状とすることによって、装置規模の増加を抑えながら、より多数の半導体装置10を同時に冷却することが可能となる。
[変更例1]
図8は、図7に示すケース20Aの第1の変更例を示す分解斜視図である。
図8を参照して、ケース20Bは、筐体部材200と、これを覆うための天板部材210とから構成される。本変更例に係るケース20Bは、以下に述べるように、天板部分が別部材で構成されることを特徴とする。
筐体部材200は、各々が長手方向に延在する複数の溝部202を有する。複数の溝部202は、筐体部材200の長手方向に対して並列に配置される。
天板部材210は、筐体部材200の上方開口端面に組み付けられて一体化されることにより、単一のケース20Bを構成する。さらに、ケース20Bの開口端面に図示しない蓋部材がそれぞれ組み付けられて、一体の冷却装置が形成される。
天板部材210は、複数のスリット部212a,212bと、各スリット部の周囲に長手方向に所定の間隔で配置された複数の貫通孔24とを含む。
スリット部212aとスリット部212bとは、各々が長手方向に沿って一直線上に配置される。各スリット部212a,212bは、図7に示すスリット部22a,22bと同一の形状であり、ケース20Bの開口端面から半導体装置10(図示せず)をスライドさせた状態において、対応する半導体装置10の鍔部14と嵌合される。
図8から明らかなように、ケース20Bは、筐体部材200と天板部材210とが一体化された形態において、図7に示すケース20Aを複数個並列に結合した形態と等価となる。すなわち、ケース20Bは、2個の半導体装置10を一単位として、複数単位の半導体装置10を同時に冷却することができる。
本変更例によれば、ケース20Bの天板部分と筐体部分とを別部材とすることで、複数の冷却媒体流路を含み、複雑化された冷却装置を、簡易な組み付け作業によって形成することができる。
さらに、冷却対象となる半導体装置10の単位数が増加した場合の設計変更が容易となることから、簡易に冷却媒体流路を増やすことができる。
[変更例2]
図9は、図7に示すケース20Aの第2の変更例を示す分解斜視図である。
図9を参照して、ケース20Cは、筐体部材220と、図示しない天板部材と、一対の蓋部材230a,230bとから構成される。
筐体部材220は、長手方向に延在する一対の板状体222を含む。一対の板状体222の各々には、図9に示すように、長手方向に沿って所定の間隔で複数の噴孔224が配される。この一対の板状体222によって、筐体部材220の内部には、筐体部材220と板状体222との間、および対向する板状体222の間にそれぞれ長手方向に延在する空間が形成される。
蓋部材230a,230bは、それぞれ筐体部材220の開口端面に組み付けられる。蓋部材230aは、図9に示すように、ケース20Cの開口端面と略同一の形状からなる平板であり、その主表面に2つの貫通孔232を有する。蓋部材230bも同様に、ケース20Cの開口端面と略同一の形状からなる平板であり、その主表面に単一の貫通孔234を有する。
貫通孔232は、蓋部材230aの主表面上において、蓋部材230aがケース20Cに組み付けられた際に、筐体部材220と板状体222との間に形成された空間とそれぞれ対峙する位置に設けられる。これら2つの貫通孔232は、ケース20Cの外部からケース20Cの内部に冷却媒体を導入する冷媒導入空間を構成する。
一方、貫通孔234は、蓋部材230bの主表面上において、蓋部材230bがケース20Cに組み付けられた際に、対向する板状体222の間に形成された空間と対峙する位置に設けられる。この貫通孔234は、ケース20Cの内部からケース20Cの外部に冷却媒体を導出する冷媒導出空間を構成する。
筐体部材220には、さらに、上方開口端面において、図示しない天板部材が組み付けられて封止される。これにより、ケース20Cが形成される。
図10は、図9に示すケース20CのX−X断面を示す図である。
図10を参照して、筐体部材220の一対の板状体222の間に形成された空間には、図示しない半導体装置10が収容される。半導体装置10は、蓋部材230aに配された貫通孔232を通じてケース20Cの内部に冷却媒体が導入されると、以下に示す冷却媒体流路を通流する冷却媒体によって冷却される。
詳細には、貫通孔232から導入された冷却媒体は、図10の矢印で示すように、筐体部材220と板状体222との間の空間を長手方向に通流する。さらに、冷却媒体は、板状体222に設けられた噴孔224を通じて、一対の板状体222の間の空間に噴出される。半導体装置10は、噴孔224からの冷却媒体の噴流が衝突されることによって冷却される。さらに、半導体装置10を冷却した後の冷却媒体は、蓋部材230bに配された貫通孔234を通じてケース20Cの外部に導出される。
このように、本変更例によれば、半導体装置10に冷却媒体を噴射して衝突させることによって冷却することから、その衝突力によってより高い冷却効率を得ることができる。
さらに、本変更例において、このような噴流式の冷却構造は、筐体部材220の上方開口端面から噴孔224を有する板状体222を差し込むことによって簡易に形成することができることから、冷却性能に優れた冷却装置を容易に実現することができる。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、複数個の半導体装置を同時に冷却可能な冷却装置を、小型かつ良好な組み付け性で実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、半導体装置を冷却する冷却装置に適用することができる。
この発明の実施の形態1に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。 図1における半導体装置の一構成例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。 図2に示す半導体装置の冷却装置の断面構造を示す図である。 本実施の形態における半導体装置の第1の変更例を示す斜視図である。 本実施の形態における半導体装置の第2の変更例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に従う半導体装置の冷却装置を示す分解斜視図である。 図7に示すケースの第1の変更例を示す分解斜視図である。 図7に示すケースの第2の変更例を示す分解斜視図である。 図9に示すケースのX−X断面を示す図である。 たとえば特許文献1に記載される従来の半導体装置の冷却装置の構成図である。
符号の説明
10,10A,10B 半導体装置、11 半導体素子、12 電極板、13,13A,13B 封止部材、14 鍔部、16,16A,16B フィン部、18,24,28,232 貫通孔、20,20A〜20C ケース、22,22a,22b,212a,212b スリット部、26,230a,230b 蓋部材、30 ボルト、40 間隙部、140 根元部、200 筐体部材、202 溝部、210 天板部材、222 板状体、224 噴孔、310 容器、311a,311b 袋、312a,312b 回路基板、313 被冷却体(半導体チップ)、314a 蓋、315a 排気口、316 導入口、317a,317b 開口部。

Claims (11)

  1. 被冷却部材と、
    内部を通流する冷却媒体中に前記被冷却部材を浸漬させて冷却する冷却部材とを備え、
    前記被冷却部材は、前記冷却媒体の通流方向の一方端面から前記冷却部材に挿入されて、前記冷却部材と嵌合され、
    前記冷却部材は、前記被冷却部材との間に前記冷却媒体が通流する冷却媒体流路を形成する、半導体装置の冷却装置。
  2. 前記冷却部材は、前記通流方向に延在する側面の一部に、前記通流方向に貫通するスリット部を含み、
    前記被冷却部材は、前記スリット部に沿って前記冷却部材に挿入される、請求項1に記載の半導体装置の冷却装置。
  3. 前記スリット部は、前記通流方向の中央部分が閉じた形状を有し、
    前記被冷却部材は、前記通流方向の一方端面および他方端面の各々から、前記スリット部に沿って前記冷却部材に挿入される、請求項2に記載の半導体装置の冷却装置。
  4. 前記被冷却部材は、前記通流方向に延在する鍔部を含み、前記冷却部材への挿入時において、前記鍔部の根元部分と前記スリット部とが嵌合される、請求項2または請求項3に記載の半導体装置の冷却装置。
  5. 前記冷却部材は、前記通流方向の一方端面および他方端面を封止する蓋部材を含み、
    前記蓋部材は、前記冷却部材の外部と前記冷却媒体流路とを連結する貫通孔を含む、請求項4に記載の半導体装置の冷却装置。
  6. 前記冷却部材は、
    前記被冷却部材を収容する筐体部材と、
    前記筐体部材の開口端面を封止し、前記筐体部材と一体化して前記冷却媒体が通流する冷却媒体流路を形成する天板部材とをさらに含む、請求項5に記載の半導体装置の冷却装置。
  7. 前記筐体部材は、前記通流方向に対して並列に配され、各々が前記被冷却部材を収容する複数の溝部を含む、請求項6に記載の半導体装置の冷却装置。
  8. 前記天板部材は、前記複数の溝部とそれぞれ対向するように配された複数の前記スリット部を含む、請求項7に記載の半導体装置の冷却装置。
  9. 前記冷却部材は、
    前記筐体部材の内部に設けられ、各々が、前記通流方向に延在する一対の板状体と、
    前記一対の板状体の主表面上に、前記通流方向に沿って所定の間隔で配された複数の噴孔とをさらに含み、
    前記被冷却部材は、前記一対の板状体の間に収容され、
    前記冷却部材は、前記冷却媒体を、前記筐体部材と前記一対の板状体との間隙を通流させ、前記噴孔を通じて前記被冷却部材に噴射する冷却媒体流路を形成する、請求項6に記載の半導体装置の冷却装置。
  10. 前記被冷却部材は、前記冷却媒体流路に当接するフィン部をさらに含む、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置の冷却装置。
  11. 前記フィン部は、前記被冷却部材の外方側面と前記冷却部材の内方側面とにそれぞれ密着する波型形状を有する、請求項10に記載の半導体装置の冷却装置。
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