JP2006099623A - 医療保険システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 被保険者が保険会社が保有する特定の疾病保険を通じて疾病に応じた医療機関を自由に選択可能で、しかもその医療機関のネットワーク内にある一般病院、救急病院における治療を含む新しい医療、障害保険等の特約医療保険システムを提供する。
【解決手段】 複数の医療機関にそれぞれ設けられたサーバと、保険会社に設けられたサーバとが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、
前記医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類され、
各前記医療機関のサーバは、異なる階層に属する特定の前記医療機関のサーバとともに系列医療ネットワークを形成し、各々が属する系列医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けられていることを特徴とする医療保険システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の医療機関にそれぞれ設けられたサーバと、保険会社に設けられたサーバとが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、
前記医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類され、
各前記医療機関のサーバは、異なる階層に属する特定の前記医療機関のサーバとともに系列医療ネットワークを形成し、各々が属する系列医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けられていることを特徴とする医療保険システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被保険者が保険会社が保有する特定の疾病保険を通じて特定の疾病を専門に治療する独立病院および医療機関での診療を被保険者の疾病に応じて自由に選択可能で、しかもその特定医療機関のネットワーク内にある市民病院・総合病院における治療を含む新しい医療、障害保険等の特約付医療保険システムに関する。
現在の保険会社が販売する医療保険付保険商品は、病気あるいは怪我に備えて、または病気あるいは怪我になってからの医療保障を目的としたもので、被保険者が医療保障付保険に加入し、入院或いは手術を行って初めて保障が得られるものに限られている。そして、被保険者が一旦、入院或いは手術のために病院に入院或いは通院した場合、余程の事情がない限り転院することは不可能である。一方、地理的問題等から転院することはあっても、それは閉鎖的な学閥を通じての人的ネットワークを使用するのみで必ずしも高度の医療を受けられるとは限らない実情にある。
そして、現在販売されている保険商品の殆どは上述したシステムをベースとしたもので、保険商品販売システム、保険方法等に関するビジネスモデル特許の殆どはこのシステムをベースにしたものである。例えば、特許文献1には、個々の保険商品の情報を予め登録する際に母体契約コードからと他の契約コードを一致させて保険商品情報を提供するシステムが、特許文献2には、ユーザーからの保険申し込みを受けて保険プロバイダが審査・保険契約の設定を行うようなコンピユータネットワークを利用した通信内容を正確かつ自動的に記録するシステムが、特許文献3では、損害保険の対象物を現物確認することなく構造級別を判定し、かつ適用料率及び保険料を自動算出する保険料算出システムが、特許文献4には、保険加入受け付け、審査、保険料自動算出システムが、特許文献5には、インターネット及びその他の通信網を使用して保険に加入する権利を贈答品として取り扱う保険ギフトシステムが、特許文献6には、推奨保険商品を検索し、既加入保険商品の適正診断が可能な保険情報提供システムが、それぞれ開示されている。しかも、これらのシステムは何れも既存の保険契約内容をベースとしたもので、特定の疾病について高度の医療技術を有する独立病院或いは医療機関を被保険者が自由に選択できず、適切な措置を受けられないという問題がある。そして、このような問題点を解決できるような保険商品は未だ開発されていない。
一方、現状の医療ネットワークは、特許文献7に開示されているように、複数の病院で電子カルテを共用することを主目的としているものが多く、特に、大学病院、総合病院、一般病院等からなる従来の小規模医療ネットワークにおいては、ネットワーク内でのデータ管理方法が異なり、例えば、上位に位置する病院が、ツリー構造に形成されたネットワーク内のデータ管理を行っていることがある。また、電子カルテを共用する複数の医療ネットワークを統合しようとする場合であっても、電子カルテの書式等が異なる場合がある。このような状況において、ネットワークを統合したい場合には、それぞれの医療ネットワークが、現状のデータ管理方法や電子カルテの書式を変更する必要があるため、新たなネットワークに参加しにくい状況にある。このため、大規模な医療ネットワークを構築することが困難になり、患者が、最適な医療機関を選択することができず、また、最適な治療を受けることができないという問題がある。
また、医療ネットワーク内で、一の病院に患者が集中した場合には、治療が遅滞することがあり、やはり最適な治療を受けることができないという問題がある。
また、医療ネットワーク内で、一の病院に患者が集中した場合には、治療が遅滞することがあり、やはり最適な治療を受けることができないという問題がある。
本発明は、保険会社が販売する保険商品のメニューに医療保障に加え、特定の疾病治療に高度の医療技術を有する特定医療機関の診療が受けられるシステムを備え、更に、上記特定医療機関の有する一般病院との通信ネットワークを駆使して最適な医療機関を選択して、最適な治療を受けることができる全く新規な特約付医療保険システムを提供するものである。
本発明は上記課題を解決するためになされたものでその要旨は次の通りである。
(1)複数の医療機関にそれぞれ設けられたサーバと、保険会社に設けられたサーバとが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、前記医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類され、各前記医療機関のサーバは、常時最新の紹介データを有し、かつ異なる階層に属する特定の前記医療機関のサーバとともに医療ネットワークを形成し、各々が属する医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けられていることを特徴とする医療保険システム。
(1)複数の医療機関にそれぞれ設けられたサーバと、保険会社に設けられたサーバとが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、前記医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類され、各前記医療機関のサーバは、常時最新の紹介データを有し、かつ異なる階層に属する特定の前記医療機関のサーバとともに医療ネットワークを形成し、各々が属する医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けられていることを特徴とする医療保険システム。
(2)前記保険会社のサーバは、患者の診療情報を受信して紹介データを作成する機能および一個所の前記医療機関から一人の保険契約者の診療情報を受信したとき、一個所の前記医療機関を含む前記系列医療ネットワークを設定する通信設定機能を有することを特徴とする(1)記載の医療保険システム。
(3) 前記医療機関のサーバおよび前記保険会社のサーバは、データベースに接続可能で、前記医療機関のサーバまたは前記保険会社のサーバには、前記医療機関で作成された前記保険契約者の電子カルテをデータベースに記憶するカルテデータ記憶手段と、前記電子カルテに記載された診療方法を抜き出し、前記保険会社が作成した複数の保険契約内容のうち、前記診療方法の実行が可能な保険契約内容を選択して付加し、診療方法データを作成する診療方法データ作成手段と、前記診療方法データを前記データベースに記憶する診療方法データ記憶手段とが設けられ、
前記保険会社のサーバには、前記保険契約者の保険契約者特定情報と契約内容を対応させ、契約者データを作成して前記データベースに記憶する契約者データ作成手段と、前記医療機関のサーバから送信された保険契約者特定情報を受信して、契約者データから対応する保険契約内容を読み出し、この保険契約内容が含まれる診療方法データのみを、前記保険会社のサーバからアクセス可能にする認証手段とが設けられていることを特徴とする(2)記載の医療保険システム。
前記保険会社のサーバには、前記保険契約者の保険契約者特定情報と契約内容を対応させ、契約者データを作成して前記データベースに記憶する契約者データ作成手段と、前記医療機関のサーバから送信された保険契約者特定情報を受信して、契約者データから対応する保険契約内容を読み出し、この保険契約内容が含まれる診療方法データのみを、前記保険会社のサーバからアクセス可能にする認証手段とが設けられていることを特徴とする(2)記載の医療保険システム。
(4)前記認証手段は、保険契約者特定情報とともに緊急情報を受信した場合に、保険契約者特定情報に対応する電子カルテへのアクセスを許可する救急対応機能を備えていることを特徴とする(3)記載の医療保険システム。
(5)保険会社のサーバと、保険会社が設定する特定の疾病を専門に治療する特定医療機関のサーバと、保険契約者の端末とが通信ネットワークを介して接続される特約付医療保険システムであって、前記保険会社のサーバは、保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記保険会社のデータベースに記憶し、前記特定医療機関のサーバは、保険契約者名、契約保険No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記特定医療機関のデータベースに記憶し、前記保険契約者の端末は、保険契約者名、契約保険No.を記憶し、これらを以て前記保険会社のサーバ及び特定医療機関のサーバと送受信可能であることを特徴とする特約付医療保険システム。
(6)保険会社のサーバと、保険会社が設定する特定の疾病を専門に治療する特定医療機関のサーバと、保険契約者の端末とが通信ネットワークを介して接続される特約付医療保険システムであって、前記保険会社のサーバは、保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記保険会社のデータベースに記憶し、前記特定医療機関のサーバは、保険契約者名、保険契約No.、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記特定医療機関のデータベースに記憶し、一般病院のサーバは、保険契約者名、保険契約No.、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバ及び前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記一般病院のデータベースに記憶し、前記保険契約者の端末は、保険契約者名、保険契約No.を記憶し、これらを以て前記保険会社のサーバ、特定医療機関のサーバ及び一般病院のサーバと送受信可能であることを特徴とする特約付医療保険システム。
なお、上記(5)、(6)において、保険契約者の端末とは、携帯電話、パソコン及び特定医療機関、一般病院、或いはその他の病院で作成した保険契約者情報、疾病・治療情報が収納されたICチップ、又はICタグを含むものである。
本発明により、個人が保険会社と保険契約をすることで医療機関を特定する保険サービスを提供することが可能となる。
(1)治療可能レベルが異なる複数の医療機関で医療ネットワークを形成するので、検査・手術・入院・投薬等の治療を、異なる医療機関で分担して行うことができ、保険契約者の要求に合わせて最適な治療を行うことができる。
(2)医療ネットワークの内部のみで情報交換可能なので、保険契約者の個人情報の漏洩を防止することができる。
(3)保険会社のサーバで系列医療ネットワークを指定する場合には、特定の医療機関に保険契約者が集中することを防止して、検査や診断の遅延を防止することができる。
(4)保険内容や傷病ごとに系列医療ネットワークを変更できるため、常時最適な治療を行うことができる。
(5)医療機関と保険会社とのネットワークを構築することにより、病院間の繋がりの強化、行政の医療負担の軽減、自由診療の拡大が期待できる。
(6)多数の診療方法データを、保険契約内容に応じて分類し、記憶しておくことにより、多種の保険契約内容に対応した診療方法データを出力できる。この診療方法データに基づいて治療を行うことによって、保険契約者は、保険契約の範囲内で適正な治療を受けることができる。また、医療機関は保険範囲を超えない治療を確実に行うことができ、適正な診療報酬を得ることができる。
(7)救急保険特約を結んだ場合には、患者の過去の既往症等が記載された電子カルテへのアクセスが許可されるので、治療時の診療時間が短縮される。
(1)治療可能レベルが異なる複数の医療機関で医療ネットワークを形成するので、検査・手術・入院・投薬等の治療を、異なる医療機関で分担して行うことができ、保険契約者の要求に合わせて最適な治療を行うことができる。
(2)医療ネットワークの内部のみで情報交換可能なので、保険契約者の個人情報の漏洩を防止することができる。
(3)保険会社のサーバで系列医療ネットワークを指定する場合には、特定の医療機関に保険契約者が集中することを防止して、検査や診断の遅延を防止することができる。
(4)保険内容や傷病ごとに系列医療ネットワークを変更できるため、常時最適な治療を行うことができる。
(5)医療機関と保険会社とのネットワークを構築することにより、病院間の繋がりの強化、行政の医療負担の軽減、自由診療の拡大が期待できる。
(6)多数の診療方法データを、保険契約内容に応じて分類し、記憶しておくことにより、多種の保険契約内容に対応した診療方法データを出力できる。この診療方法データに基づいて治療を行うことによって、保険契約者は、保険契約の範囲内で適正な治療を受けることができる。また、医療機関は保険範囲を超えない治療を確実に行うことができ、適正な診療報酬を得ることができる。
(7)救急保険特約を結んだ場合には、患者の過去の既往症等が記載された電子カルテへのアクセスが許可されるので、治療時の診療時間が短縮される。
以下に本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述する。
先ず、保険会社は、従来型の保険内容と異なる保険内容を有する新型保険を準備する。本発明において、保険会社が販売する保険商品は、従来の医療保障に加え、更に、そのメニューに被保険者(保険契約希望者または患者、以下保険契約者という。)が、特定の疾病治療に高度の医療技術を有する特定医療機関を任意に選択でき、しかも選択した当該特定医療機関の診療が優先的に受けられるシステムを備えていることである。例えば、癌保険であれば、一般病院等とは異なる癌治療に優れた実績を持ち、高度の医療技術を有する特定医療機関のメニューを揃え、癌検診、癌治療或いは入院等を希望する保険契約者は、このメニューの中から地理的条件、或いは特定の医師の選択、知名度等を勘案して上記特定医療機関を指定でき、そこに通院或いは入院することで安心を得ると共に高度の医療技術を受けられるというものである。しかも、保険契約者の家族は、自己の保有するパソコン、携帯電話と、選択した特定医療機関のデータベースと通信ネットワークを介して診療情報を随時入手することができる。
先ず、保険会社は、従来型の保険内容と異なる保険内容を有する新型保険を準備する。本発明において、保険会社が販売する保険商品は、従来の医療保障に加え、更に、そのメニューに被保険者(保険契約希望者または患者、以下保険契約者という。)が、特定の疾病治療に高度の医療技術を有する特定医療機関を任意に選択でき、しかも選択した当該特定医療機関の診療が優先的に受けられるシステムを備えていることである。例えば、癌保険であれば、一般病院等とは異なる癌治療に優れた実績を持ち、高度の医療技術を有する特定医療機関のメニューを揃え、癌検診、癌治療或いは入院等を希望する保険契約者は、このメニューの中から地理的条件、或いは特定の医師の選択、知名度等を勘案して上記特定医療機関を指定でき、そこに通院或いは入院することで安心を得ると共に高度の医療技術を受けられるというものである。しかも、保険契約者の家族は、自己の保有するパソコン、携帯電話と、選択した特定医療機関のデータベースと通信ネットワークを介して診療情報を随時入手することができる。
図1に本発明による保険システムの概要を示す。この図1は本発明による医療機関付保険に加入した際の、保険会社と当該保険契約を行う際の医療支援サービスの流れを示すものである。図2は本発明による保険システムの構成を示したものであり、図3は本発明による医療ネットワークを示し、図4は本発明による医療情報のネットワークを示したものである。図5は本発明における医療機関と保険会社のサーバ、データベースの構成を示した図である。図6は本発明による保険システムのシーケンスの説明図で、図7〜10は図6の個々の詳細シーケンスを示すものである。
図1において、保険契約者−保険会社−特定医療機関の関係で見ると、保険会社は各種の疾病に応じた高度の医療技術を有する特定医療機関と通信ネットワークを介して連結され、保険会社はこの情報をデータベース化して保有している。一方、本発明による医療保険に加入を希望する個人が保険会社と保険加入契約して保険契約者となることで、保険契約者が所有するパソコン或いは携帯電話と保険会社のデータベースに蓄積されている上記特定医療機関の各種個別情報を共有している。そこで、保険契約者が、例えば、癌検診を受けたいと希望する場合、或いは癌治療を受けたい、入院したいと希望する場合には、自己のパソコン或いは携帯電話に蓄積してある上記特定医療機関の各種個別情報を検索して自己に最適な特定医療機関を選択し、優先的に検診或いは治療が受けられるというメリットを備えている。即ち、このシステムを利用することで、保険会社は保険契約者に安心して保険の勧誘ができ、保険契約者は最先端で、かつ高度の治療を受けられるというメリットがある。
これを詳細に説明すると、保険会社が新商品として売り出す新型保険は、特定の疾病(癌・糖尿病、白血病等の難病等)を専門とする特定医療機関で診療が受けられる特約が付いた新型保険を備えるものである。このためには、保険会社が予め上記特定医療機関から診察受け入れ、保険料等の細目についての情報を貰い、上記特定医療機関とその情報を新型保険のメニューとして揃え保険会社のデータベースに蓄積しておく。一方、保険会社は前記特定医療機関に支援契約料を支払うことになる。
保険会社は上記メニューを揃えた診察特約付の新型保険について被保険者(患者)と保険契約を締結する。一旦、保険契約が成立すると、被保険者の個人情報、疾病情報等を前記特定医療機関のサーバに送り、データベースに蓄積して貰い将来の検診、入院、手術等に備えることができる。そして、保険契約者が、例えば、癌の疑いがあるとか、癌で入院・手術等を行う必要がある場合には、患者となった保険契約者は保険契約に基づき、希望する特定医療機関を自由に選択し、保険会社はその結果を疾病内容と共に当該特定医療機関に通信ネットワークを介して連絡することになる。この連絡を受けた当該特定医療機関は、自己が保有するデータベースから保険契約者を検索して入院・治療情報(カルテ)を作成すると共に、検診、入院、手術等のスケジュールを作成し、該当保険契約者に通知する。この場合、保険契約者がパソコン或いは携帯電話を保有していれば当該特定医療機関から保険契約者に上述の情報を携帯電話で通知するか、通信ネットワークを介して保険契約者のパソコンに通知することもできる。
しかしながら、上記関係に限られてしまうと特定医療機関のみでは保険契約者である患者の受け入れに対応できなる事態を招くことになる。また、多少地理的条件は悪くても遠距離の選択した特定医療機関で初期治療或いは手術を施して貰い、その後のリハビリや通院を近距離にある一般病院等で対応可能な状態であれば、初期治療或いは手術を行った特定医療機関のデータベースから通信ネットワークを介して一般病院に当該保険契約者である患者の入院・治療情報(カルテ)、個別情報を一般病院のサーバに転送し、データベースを作成して貰い、その転送結果を保険契約者である患者のパソコン或いは携帯電話に通知することで、当該保険契約者である患者は近くの特定医療機関のネットワーク内にある提携の一般病院で通院、リハビリ、薬剤投与等の措置ができることとなり、事後担当医となる一般病院では再検査、精密検査等が不要となり迅速かつ的確な対応ができるというメリットに繋がる。更に、ネットワーク内にある一般病院では既に治療ないし手術を行った特定医療機関の医療技術情報をネットワークを介して入手できることで医師の医療技術向上が図れるというメリットがあり、一方、医療技術を開示した特定医療機関は、一般病院との提携が増えるに従って地理的、疾病別に系列化することも可能となり、より迅速な対応が可能となる。
即ち、複数の医療機関にそれぞれ設けたサーバと、保険会社に設けたサーバとが通信ネットワークを介して接続し、この医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類して、各医療機関のサーバが、常時最新の紹介データを有し、しかも異なる階層に属する特定の医療機関のサーバとともに医療ネットワークを形成し、各々が属する医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けるシステムとする。
ここで、各医療機関のサーバは常時最新の紹介データを有するものであるが、例えば、顧客(被保険者または患者)の便利そうな病院を紹介(実際は病院リストを渡すこと)することになる。コンピューターシステム(医療機関および保険会社のサーバ)として行うことは、患者の疾病症状ごとに病院を紹介でき、その、紹介データが定期的に更新され、常に最新情報を蓄積しており、その結果として病院の系列化が実現されることとなる。
また、上述した階層は、例えば、特定機能病院、地域医療支援病院、その他の一般病院・診療所に分類して設定することができ、また、医療ネットワークは、保険、病気の種類や、通院可能範囲等を参照して形成し、変更できないように固定しておいてもよく、また、受診した保険契約者ごと、契約した保険ごと、傷病ごとに設定してもよい。
なお、医療機関の接続形式は、放射型、ツリー型、メッシュ型のいずれでもよい。このことは、既存の小規模医療ネットワークが、大学病院を中心とした放射型やツリー型の閉鎖的なネットワークであっても、そのままの形態で本システムに取り入れることができることを意味する。
ここで、各医療機関のサーバは常時最新の紹介データを有するものであるが、例えば、顧客(被保険者または患者)の便利そうな病院を紹介(実際は病院リストを渡すこと)することになる。コンピューターシステム(医療機関および保険会社のサーバ)として行うことは、患者の疾病症状ごとに病院を紹介でき、その、紹介データが定期的に更新され、常に最新情報を蓄積しており、その結果として病院の系列化が実現されることとなる。
また、上述した階層は、例えば、特定機能病院、地域医療支援病院、その他の一般病院・診療所に分類して設定することができ、また、医療ネットワークは、保険、病気の種類や、通院可能範囲等を参照して形成し、変更できないように固定しておいてもよく、また、受診した保険契約者ごと、契約した保険ごと、傷病ごとに設定してもよい。
なお、医療機関の接続形式は、放射型、ツリー型、メッシュ型のいずれでもよい。このことは、既存の小規模医療ネットワークが、大学病院を中心とした放射型やツリー型の閉鎖的なネットワークであっても、そのままの形態で本システムに取り入れることができることを意味する。
次に、上記保険会社に設けたサーバは、1ヶ所の医療機関から1人の保険契約者の診療情報を受信したとき、一個所の医療機関を含む医療ネットワークを設定する通信設定機能を有するものである。(図4参照)
また、上記医療機関のサーバおよび保険会社のサーバは、データベースに接続可能で、
医療機関のサーバまたは保険会社のサーバには、医療機関で作成された保険契約者の電子カルテをデータベースに記憶するカルテデータ記憶手段と、この電子カルテに記載された診療方法を抜き出し、保険会社が作成した複数の保険契約内容のうち、診療方法の実行が可能な保険契約内容を選択して付加し、診療方法データを作成する診療方法データ作成手段と、この診療方法データをデータベースに記憶する診療方法データ記憶手段とを設け、保険会社のサーバには、保険契約者の保険契約者特定情報と契約内容を対応させ、契約者データを作成してデータベースに記憶する契約者データ作成手段と、医療機関のサーバから送信された保険契約者特定情報を受信して、契約者データから対応する保険契約内容を読み出し、この保険契約内容が含まれる診療方法データのみを、保険会社のサーバからアクセス可能にする認証手段とを設けることが好ましい。(図5参照)
また、上記医療機関のサーバおよび保険会社のサーバは、データベースに接続可能で、
医療機関のサーバまたは保険会社のサーバには、医療機関で作成された保険契約者の電子カルテをデータベースに記憶するカルテデータ記憶手段と、この電子カルテに記載された診療方法を抜き出し、保険会社が作成した複数の保険契約内容のうち、診療方法の実行が可能な保険契約内容を選択して付加し、診療方法データを作成する診療方法データ作成手段と、この診療方法データをデータベースに記憶する診療方法データ記憶手段とを設け、保険会社のサーバには、保険契約者の保険契約者特定情報と契約内容を対応させ、契約者データを作成してデータベースに記憶する契約者データ作成手段と、医療機関のサーバから送信された保険契約者特定情報を受信して、契約者データから対応する保険契約内容を読み出し、この保険契約内容が含まれる診療方法データのみを、保険会社のサーバからアクセス可能にする認証手段とを設けることが好ましい。(図5参照)
この場合、データベースの場所は特に限定するものでなく、保険会社、医療機関、またはいずれにも属しない場所に設置してよい。また、データベースの内容は(個人情報保護のため)暗号化されている。
医療機関からデータベースへの接続は直接行われなくてもよく、系列医療ネットワークを介して接続することができる。これは既存のネットワークを本システムに取り込む場合、系列医療ネットワークのうち、1台のサーバが本システムを採用すれば、既存のネットワークで使用している電子カルテ等の電子データの書式を統一しなくてもよいからである。
なお、「診療方法の実行が可能な保険契約内容」であるか否かは、例えば、病名や、薬剤の名称、量によって判定する。
また、保険契約者特定情報は、例えば、保険契約番号、住民基本台帳番号等の識別番号や、指紋等の生体情報等を利用できる。住民基本台帳番号を用いた場合は、住民基本台帳ネットに接続して、連絡先等の情報を得ることも可能であることも記載する。
医療機関からデータベースへの接続は直接行われなくてもよく、系列医療ネットワークを介して接続することができる。これは既存のネットワークを本システムに取り込む場合、系列医療ネットワークのうち、1台のサーバが本システムを採用すれば、既存のネットワークで使用している電子カルテ等の電子データの書式を統一しなくてもよいからである。
なお、「診療方法の実行が可能な保険契約内容」であるか否かは、例えば、病名や、薬剤の名称、量によって判定する。
また、保険契約者特定情報は、例えば、保険契約番号、住民基本台帳番号等の識別番号や、指紋等の生体情報等を利用できる。住民基本台帳番号を用いた場合は、住民基本台帳ネットに接続して、連絡先等の情報を得ることも可能であることも記載する。
次に、上述した認証手段は、保険契約者特定情報とともに緊急情報を受信した場合に、保険契約者特定情報に対応する電子カルテへのアクセス(電子カルテを送信する場合も含む)を許可する救急対応機能を備えていることが好ましい。
更に、保険契約者が本発明による保険システムに加入した場合、保険契約者の突然の事故、例えば、交通事故等で入院、手術を救急病院で行った場合、この救急病院をネットワーク内に入れることにより、救急病院での処置結果をネットワークを通じて患者の希望する一般病院或いは特定医療機関のデータベースに治療結果を、入院・治療情報(カルテ)が電子化されている場合には電子カルテとして情報を転送することで、重複診療が回避できるというメリットに繋がる。
また、企業で義務化されている定期健康診断が主に一般病院で行われているが、現在では、その結果により治療、入院・手術等が必要な場合には、その定期健康診断を行った一般病院が既得権のように優先的に治療、入院・手術等を行うことが通例のようになっており、患者には何らの病院の選択権がない実情にある。それが、患者にとって、或いは評判上、必ずしも適切でない病院とすれば患者の不安材料が増すばかりである。そこで、定期健康診断を行う一般病院或いは特定医療機関等をネットワーク内に入れることにより特定の疾病に関しては初期段階で高度のレベルの医療を受けることができるということになる。
次に本発明による保険システムの構成を図2に基づいて説明する。図2において、保険契約者(患者)、保険会社、特定医療機関、または一般病院との間はインターネットを介して相互に繋がっている。以下詳細に説明する。
1)保険契約者(患者)は自己の保有する携帯電話、パソコンを媒体として契約者名、保険の種類、保険契約NoをIDにし、或いは上記自己の情報を集積したICタグで、インターネットを介して保険会社、特定医療機関、または一般病院と随時交信することができる。
1)保険契約者(患者)は自己の保有する携帯電話、パソコンを媒体として契約者名、保険の種類、保険契約NoをIDにし、或いは上記自己の情報を集積したICタグで、インターネットを介して保険会社、特定医療機関、または一般病院と随時交信することができる。
2)保険会社は、データベースを内蔵するサーバを有し、このサーバとインターネットを介して保険契約者(患者)、特定医療機関、または一般病院と随時交信することができる。それぞれのデータベースには次の情報が蓄積されている。
保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
3)特定医療機関は、データベースを内蔵するサーバを有し、このサーバとインターネットを介して保険契約者(患者)、保険会社、または一般病院と随時交信することができる。それぞれのデータベースには次の情報が蓄積されている。
保険会社名、保険契約者名、保険契約No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
保険会社名、保険契約者名、保険契約No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
4)一般病院は、データベースを内蔵するサーバを有し、このサーバとインターネットを介して保険契約者(患者)、保険会社、または特定医療機関と随時交信することができる。それぞれのデータベースには次の情報が蓄積されている。
保険会社名、保険契約者名、契約保険No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
次に、上記1)〜4)の個別の関係を図6のシーケンスに基づいて更に詳細に図7〜図10を以て説明する。
保険会社名、保険契約者名、契約保険No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報、等
次に、上記1)〜4)の個別の関係を図6のシーケンスに基づいて更に詳細に図7〜図10を以て説明する。
図7は、保険契約者−保険会社間のシステム構成を含めたシーケンスを示したもので、保険会社は本発明による特約付医療保険の内容をパンフレット、或いはパソコンを通じてインターネットを媒体として配信可能で、保険契約を希望する個人はこの情報に携帯電話、パソコンでアクセスできる。ここで保険契約がなされると、保険会社のデータベースに、保険契約者名、保険契約No.保険料支払い情報、等が登録・蓄積される。また、何らかの疾病を抱えている個人が契約をした場合には、現在・過去の疾病情報も登録される。また、データベースには、当該特約付医療保険に関して保険会社と特別に契約した特定医療機関および提携関係にある一般病院の情報が蓄積される。
図8は、保険会社−特定医療機関間のシステム構成を含めたシーケンスを示したもので、保険会社は本発明による特約付医療保険の前提とするための特定医療機関と特別の条件で特別契約を締結している。特定医療機関のデータベースには、保険会社情報、提携一般病院情報、保険会社のデータベースから転送された保険契約者名、保険契約No.入院・治療情報(カルテ)が登録・蓄積される。
図9は、特定医療機関−一般病院間のシステム構成を含めたシーケンスを示したもので、特定医療機関で診療・治療した保険契約者(患者)が、地理的条件、単なる術後治療、リハビリ等の事情により、転院を希望した場合には、特定医療機関と提携関係にある一般病院に特定医療機関のデータベースから指定する一般病院のデータベースに保険契約者名、保険契約No.入院・治療情報(カルテ)を転送する。一般病院では転送された入院・治療情報(カルテ)に基づき術後治療、リハビリ等を継続する。
図10は、保険契約者が不慮の事故、例えば、交通事故等で入院、手術を救急病院で行った場合、この救急病院をネットワーク内に入れ、応急措置をすると同時に、保険契約者名、保険契約No.入院・治療情報(カルテ)を記憶させたICタグを作成するか、これらの情報を携帯電話に登録させ、これらを媒体としてネットワークを通じて保険契約者の希望する一般病院或いは特定医療機関に転院してその後の治療を行うことができる。勿論、この場合には、救急病院から一般病院或いは特定医療機関のそれぞれのデータベースに上述した情報を転送することになる。また、通常行われている定期健康診断を行った一般病院から、保険契約者の希望する一般病院或いは特定医療機関に転院する場合にも、上述の救急病院におけるシステムと同様の形態をとることになる。
なお、本発明によって、保険加入者数の増加、病院の集客力アップが見込まれる。また、病院が医療情報を提供することによって、情報提供料を得るように構成することも可能である。
なお、本発明によって、保険加入者数の増加、病院の集客力アップが見込まれる。また、病院が医療情報を提供することによって、情報提供料を得るように構成することも可能である。
Claims (6)
- 複数の医療機関にそれぞれ設けられたサーバと、保険会社に設けられたサーバとが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、前記医療機関は、特定の疾病に対する治療可能レベルによって複数の階層に分類され、各前記医療機関のサーバは、常時最新の紹介データを有し、かつ異なる階層に属する特定の前記医療機関のサーバとともに医療ネットワークを形成し、各々が属する医療ネットワークの内部のみで情報交換可能に設けられていることを特徴とする医療保険システム。
- 前記保険会社のサーバは、患者の診療情報を受信して紹介データを作成する機能および一個所の前記医療機関から一人の保険契約者の診療情報を受信したとき、一個所の前記医療機関を含む前記医療ネットワークを設定する通信設定機能を有することを特徴とする請求項1記載の医療保険システム。
- 前記医療機関のサーバおよび前記保険会社のサーバは、データベースに接続可能で、前記医療機関のサーバまたは前記保険会社のサーバには、前記医療機関で作成された前記保険契約者の電子カルテをデータベースに記憶するカルテデータ記憶手段と、前記電子カルテに記載された診療方法を抜き出し、前記保険会社が作成した複数の保険契約内容のうち、前記診療方法の実行が可能な保険契約内容を選択して付加し、診療方法データを作成する診療方法データ作成手段と、前記診療方法データを前記データベースに記憶する診療方法データ記憶手段とが設けられ、
前記保険会社のサーバには、前記保険契約者の保険契約者特定情報と契約内容を対応させ、契約者データを作成して前記データベースに記憶する契約者データ作成手段と、前記医療機関のサーバから送信された保険契約者特定情報を受信して、契約者データから対応する保険契約内容を読み出し、この保険契約内容が含まれる診療方法データのみを、前記保険会社のサーバからアクセス可能にする認証手段とが設けられていることを特徴とする請求項2記載の医療保険システム。 - 前記認証手段は、保険契約者特定情報とともに緊急情報を受信した場合に、保険契約者特定情報に対応する電子カルテへのアクセスを許可する救急対応機能を備えていることを特徴とする請求項3に記載の医療保険システム。
- 保険会社のサーバと、保険会社が設定する特定の疾病を専門に治療する特定医療機関のサーバと、保険契約者の端末とが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、前記保険会社のサーバは、保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記保険会社のデータベースに記憶し、前記特定医療機関のサーバは、保険契約者名、保険契約No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記特定医療機関のデータベースに記憶し、前記保険契約者の端末は、保険契約者名、保険契約No.を記憶し、これらを以て前記保険会社のサーバ及び特定医療機関のサーバと送受信可能であることを特徴とする医療保険システム。
- 保険会社のサーバと、保険会社が設定する特定の疾病を専門に治療する特定医療機関のサーバと、保険契約者の端末とが通信ネットワークを介して接続される医療保険システムであって、前記保険会社のサーバは、保険契約者名、保険契約No.契約内容、保険料納付状況、保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記保険会社のデータベースに記憶し、前記特定医療機関のサーバは、保険契約者名、保険契約No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、提携一般病院情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記特定医療機関のデータベースに記憶し、一般病院のサーバは、保険契約者名、保険契約No.保険契約者の現在及び過去の病歴、入院・治療情報(カルテ)、保険会社名、特定医療機関情報(専門分野、技術レベル)、これらの地理的情報を記憶したデータベースを有し、前記保険会社のサーバ及び前記特定医療機関のサーバと保険契約者情報のデータを送受信し、受信したデータを前記一般病院のデータベースに記憶し、前記保険契約者の端末は、保険契約者名、保険契約No.を記憶し、これらを以て前記保険会社のサーバ、特定医療機関のサーバ及び一般病院のサーバと送受信可能であることを特徴とする医療保険システム。
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KR101223493B1 (ko) * | 2011-03-29 | 2013-01-17 | 이병규 | 의료정보 제공 시스템 |
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- 2004-09-30 JP JP2004287284A patent/JP2006099623A/ja active Pending
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