JP2006099574A - 画像処理装置の動作環境設定プログラムおよび動作環境設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にすること。
【解決手段】 画像処理装置の動作環境設定プログラムは、設定の対象となる画素処理装置のIPアドレスを受付けるステップ(S03)と、IPアドレスが指定された画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップ(S02)と、ネットワークに接続された認証サーバのIPアドレスを受付けるステップ(S03)と、時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合(S04でYES)に、認証サーバが有するタイマで計時された時刻を認証サーバから取得するステップ(S05)と、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、認証サーバから取得した時刻とを前記画像処理装置に送信するステップ(S09)とをコンピュータに実行させる。
【選択図】図4
【解決手段】 画像処理装置の動作環境設定プログラムは、設定の対象となる画素処理装置のIPアドレスを受付けるステップ(S03)と、IPアドレスが指定された画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップ(S02)と、ネットワークに接続された認証サーバのIPアドレスを受付けるステップ(S03)と、時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合(S04でYES)に、認証サーバが有するタイマで計時された時刻を認証サーバから取得するステップ(S05)と、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、認証サーバから取得した時刻とを前記画像処理装置に送信するステップ(S09)とをコンピュータに実行させる。
【選択図】図4
Description
この発明は、画像処理装置の動作環境設定プログラムおよび動作環境設定方法に関し、特に、画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境を設定するための動作環境設定プログラムおよび動作環境設定方法に関する。
近年、予め定められたユーザにのみ操作を許可するユーザ認証機能を備えたプリンタ、ファクシミリ、イメージスキャナおよびこれらを一体にした複合機等の画像処理装置が流通している。さらに、ネットワークの普及により、これらの画像処理装置をネットワークに接続して使用する形態が増えている。このためユーザ認証には、そのセキュリティを向上させるためにネットワークに接続された認証サーバで認証処理を実行させるものがある。その代表的なものとして、マサチューセッツ工科大学で開発されたケルベロス(Keruberous)と称される認証プロトコルがある。このケルベロスの認証プロトコルでは、操作対象となる画像形成装置と、認証処理を実行する認証サーバとがそれぞれ有するタイマで計時された時刻が、一致していることが条件とされる。
しかしながら、従来の画像形成装置は、その管理者等が画像形成装置の時刻を手動で設定することが一般的であるため、正しく時刻が設定されていない場合には、ユーザIDやパスワードを正しく入力したにもかかわらずケルベロスの認証プロトコルで認証されないといった場合が発生する。たとえば、画像形成装置のユーザが、認証処理に時刻の一致が条件とされていることを知らない場合には、認証されないことの原因を把握することができない。また、画像形成装置の管理者が画像形成装置の時刻を、認証サーバの時刻と一致するように設定するためには、認証サーバの時刻を知るための作業が必要となり、煩雑な作業となる。
なお、以上本発明について背景技術を、出願人の知得した一般的技術情報に基づいて説明したが、出願人の記憶する範囲において、出願前までに先行技術文献情報として開示すべき情報を出願人は有していない。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にした画像処理装置の動作環境設定プログラムを提供することである。
この発明の他の目的は、画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にした画像処理装置の動作環境設定方法を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像処理装置の動作環境設定プログラムは、ネットワークに接続されたコンピュータにより実行されて、ネットワークに接続された画像処理装置の動作環境を設定するアプリケーションプログラムであって、設定の対象となる画像処理装置のネットワーク上の位置を受付けるステップと、ネットワーク上の位置が指定された画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップと、ネットワークに接続された認証サーバのネットワーク上の位置を受付けるステップと、時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合に、認証サーバが有するタイマで計時された時刻を認証サーバから取得するステップと、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、認証サーバから取得した時刻とを画像処理装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従えば、時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合に、ネットワークに接続された認証サーバが有するタイマで計時された時刻が認証サーバから取得され、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、認証サーバから取得した時刻とが画像処理装置に送信される。このため、画像処理装置のタイマにより計時される時刻が、認証サーバのタイマにより計時される時刻と一致する。これにより、時刻情報を用いるユーザ認証処理で、時刻の不一致によりユーザ認証がされないといった不都合を回避することができる。その結果、画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にした画像処理装置の動作環境設定プログラムを提供することができる。
好ましくは、認証サーバから時刻を取得するステップは、送信ステップの直前に実行される。
この発明に従えば、認証サーバから時刻が、送信ステップの直前に実行されるので、認証サーバの時刻と、画像処理装置の時刻とのずれを少なくすることができる。
好ましくは、コマンドと認証サーバの時刻とを送信した後の所定期間経過ごとに、認証サーバが有するタイマで計時された時刻および画像処理装置が有するタイマで計時された時刻を認証サーバおよび画像処理装置それぞれから取得するステップと、認証サーバから取得した時刻と画像処理装置から取得した時刻との差分が所定の時間を超える場合、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと認証サーバから取得した時刻とを画像処理装置に送信するステップとをコンピュータにさらに実行させる。
この発明に従えば、コマンドと認証サーバの時刻とを送信した後の所定期間経過ごとに、認証サーバの時刻および画像処理装置の時刻が認証サーバおよび画像処理装置それぞれから取得され、認証サーバから取得した時刻と画像処理装置から取得した時刻との差分が所定の時間を超える場合、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと認証サーバから取得した時刻とが画像処理装置に送信される。このため、画像処理装置のタイマにより計時される時刻を、認証サーバのタイマにより計時される時刻と定期的に一致させることができる。
好ましくは、認証サーバから時刻を取得した時点の時刻を取得時刻として記憶しておくステップと、コマンドと認証サーバの時刻とを送信する前の時刻と取得時刻との差分と認証サーバから取得した時刻とから認証サーバの現在の時刻を予測するステップとをコンピュータにさらに実行させ、送信ステップは、予測された認証サーバの時刻と、画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を変更させるコマンドとを画像処理装置に送信する。
この発明に従えば、認証サーバから時刻を取得した時点の時刻が取得時刻として記憶され、コマンドと認証サーバの時刻とを送信する前の時刻と取得時刻との差分と認証サーバから取得した時刻とから認証サーバの現在の時刻が予測される。このため、認証サーバから時刻を取得してからコマンドと認証サーバの時刻とを送信する前に他の処理が実行される場合に、他の処理が実行される時間を考慮した認証サーバの時刻が送信される。その結果、画像処理装置のタイマにより計時される時刻を、認証サーバのタイマにより計時される時刻に正確に一致させることができる。
この発明の他の局面によれば、画像処理装置の動作環境設定方法は、ネットワークに接続された画像処理装置の動作環境を、ネットワークに接続されたコンピュータを用いて設定する画像処理装置の動作環境設定方法であって、設定の対象となる画像処理装置のネットワーク上の位置を受付けるステップと、ネットワーク上の位置が指定された画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップと、ネットワークに接続された認証サーバのネットワーク上の位置を受付けるステップと、時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合に、認証サーバが有するタイマで計時された時刻を認証サーバから取得するステップと、指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、認証サーバの時刻とを画像処理装置に送信するステップとを含む。
この発明に従えば、画像処理装置に時刻情報を用いるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にした画像処理装置の動作環境設定方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるネットワークシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム10は、ネットワーク6にそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)1A,1B,1Cと、イメージスキャナ3と、プリンタ4と、動作環境設定用コンピュータ2と、認証サーバ5とを含む。
動作環境設定用コンピュータ2は、一般的なコンピュータで構成され、ネットワークシステム10において、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4それぞれの動作環境を設定するためのアプリケーションプログラム(以下「動作環境設定プログラム」という)が実行される。この動作環境設定プログラムは、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)9に記録されて流通し、動作環境設定用コンピュータ2が備えるCD−ROMドライブによって読取られる。読取られた動作環境設定プログラムは、動作環境設定用コンピュータ2が備えるRAM(Random Access Memory)に一時的に記憶され、中央演算装置(CPU)によって実行される。
なお、動作環境設定プログラムを、CD−ROM9から読み出すのに代えて、ネットワーク6に接続された他のコンピュータからダウンロードするようにしてもよい。ここでは、動作環境設定プログラムがCD−ROM9に記憶されて流通する例を示したが、他の記録媒体、たとえば、フレキシブルディスク、カセットテープ、ハードディスク、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、フラッシュROM、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の媒体でもよい。
また、ここでいう動作環境設定プログラムは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
動作環境設定用コンピュータ2のハードウエア構成は、周知であるのでここではその詳細な説明は繰返さない。
認証サーバ5は、一般的なコンピュータで構成される。認証サーバ5は、ネットワーク6に接続された他の装置のユーザ認証を集中的に行うためのサーバである。ネットワーク6に接続された他の装置には、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3、プリンタ4、および動作環境設定用コンピュータ2を含めてもよい。本実施の形態においては、認証サーバ5は、ケルベロス(Keruberous)のプロトコルに従ったユーザ認証のサービスを提供する。このケルベロスのプロトコルに従ったユーザ認証では、ユーザ認証が要求される機器、例えばMFP1Aの時刻と、認証サーバ5の時刻とが同期していることが前提となっている。MFP1Aの時刻と、認証サーバ5の時刻とが同期してなく、所定の時間を超える差がある場合には、真のユーザが認証手続きのためにMFP1Aを正しく操作したとしても認証されない。
MFP(Multi Function Peripheral)1A,1B,1Cは、原稿を読取るためのスキャナ、ネットワーク6に接続された他の機器と通信するためのネットワークコントローラ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリ、およびハードディスクを含み、画像読取機能、電子メール送受信機能、ファイル転送機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能、データをプリントするプリント機能、ファイル蓄積機能を備えている。MFP1A,1B,1Cの機能はすべて同じであるので、ここでは特に言及しない限りMFP1Aを例に説明する。
なお、認証サーバ5、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4の台数は図1に示す台数に限定されるものではない。
ネットワーク6は、ローカルエリアネットワーク(LAN)である。ネットワーク6は、インターネットまたは一般公衆回線であってもよく、有線または無線を問わない。
本実施の形態におけるネットワークシステム10では、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3、プリンタ4を操作する場合に、その操作主体であるユーザが真正なユーザであることを条件に、入力された操作を受付けるように動作環境を設定することが可能である。このため、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3、プリンタ4は、操作主体が真正なユーザであることを確認するために、操作を受付ける前にユーザ認証処理を実行する。このユーザ認証処理を実行するための動作環境を動作環境設定用コンピュータ2で設定する。ここでは、MFP1Aを例に、動作環境設定用コンピュータ2でユーザ認証処理を実行するための動作環境を設定する場合について説明する。
図2は、本実施の形態におけるMFPの概略構成を示す機能ブロック図である。図2を参照して、MFP1Aは、MFP1Aの全体を制御するための制御部100と、制御部100にそれぞれ接続された、原稿を光学的に読取って画像データを出力するスキャナ101と、ハードディスク等の記憶装置である記憶部108と、ユーザによる操作を受付ける操作パネル106と、ファクシミリデータを送受信するためのFAX102と、制御部100をネットワーク6に接続するためのネットワークコントローラ103と、紙などの記録媒体に画像を形成するためのプリンタ107とを備える。
スキャナ101は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って、画像データとしての電子データを出力する。スキャナ101から出力される画像データは、記憶部108に出力される。この際、ユーザIDおよびパスワードが入力されると、そのユーザIDに対応して記憶部108に設けられたボックスにその画像データが記憶される。
FAX102は、ファクシミリ装置であり、電話回線等の一般公衆回線と接続される。FAX102で受信されたデータは、記憶部108に記憶されるか、プリンタ107より出力される。
ネットワークコントローラ103は、ネットワーク6と接続され、MFP1Aをネットワーク6と接続するための通信インターフェイスである。ネットワークコントローラ103は、制御部100と接続される。制御部100から入力されたデータをネットワーク6に送出し、ネットワーク6から受信されたデータを制御部に出力する。また、ネットワークコントローラ103は、ネットワーク6を介して受信されたプリントデータを、記憶部108またはプリンタ107に出力する。
記憶部108は、ハードディスク等の記憶装置である。記憶部108に、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の半導体メモリを用いてもよい。記憶部108は、スキャナで読取られた画像データ、ネットワークコントローラ103で受信されたデータなど、MFP1Aに入力されるデータを記憶する。
プリンタ107は、スキャナ101で読取られた画像データ、ネットワークコントローラ103により他のコンピュータから受信されたデータ、記憶部108に記憶されたデータを、紙などの記録媒体に可視化する。
制御部100は、MFP1Aの全体を制御する。制御部100は、設定された動作環境を記憶部108に記憶しておき、所定の指示が入力されると、入力された指示に応じた動作を、設定されている動作環境にしたがって実行する。所定の指示は、操作パネル106から入力される場合と、ネットワークコントローラ103を介して他のコンピュータから入力される場合とがある。例えば、スキャナ101で読取った画像データを電子メールに添付して指定した電子メールアドレスに送信する指示が入力された場合について説明する。指定された電子メールアドレスを宛先とし、スキャナ101で読取った画像データを添付した電子メールを作成する。そして、予め動作環境として設定されている電子メールサーバ(図示せず)のIPアドレス宛てに、作成した電子メールを送信する。
制御部100は、ユーザ認証の動作を実行する。ユーザ認証は、MFP1Aを操作するユーザを予め登録されたユーザに制限するための処理である。このため、制御部100は、操作パネル106にログイン画面を表示して、ログイン画面に従って入力されたユーザを識別するための識別情報(例えば、ユーザID)とパスワードとの入力を受付ける。そして、入力された識別情報とパスワードとが予め登録されたそれらと一致する場合に真のユーザとしてMFP1Aに対する動作の入力の受付を許可する。ユーザ認証には、入力された識別情報とパスワードとが予め登録されたものであるか否かを判断する処理を、MFP1Aの内部で実行する装置内処理と、認証サーバ5で実行する装置外処理とがある。ユーザ認証に関する動作環境には、装置内処理と装置外処理の区別と、装置外処置の場合には認証サーバ5を特定するためのネットワーク6上の位置情報とが含まれる。さらに、認証サーバ5で実行する認証処理に時刻情報が用いられる場合には、認証サーバ5が備えるタイマで計時された時刻も動作環境に含まれる。
操作パネル106は、ユーザによる操作の入力を受付けるための入力部と、所定の情報を表示するための表示部とを含む。
図3は、操作パネル106の平面図である。図3を参照して操作パネル106には、液晶タッチパネル150と、テンキー151と、セットされた数値を初期値に戻すためのクリアキー152と、割込コピーを実行するための割込キー153と、画像読取り開始を指示するためのスタートボタン154とが設けられている。液晶タッチパネル150は、液晶表示装置上に、透明な部材からなるタッチパネルを積載してなる。液晶表示装置は、表示部に相当する。タッチパネル、テンキー151、クリアキー152、割込キー153およびスタートボタン154が入力部に相当する。液晶表示装置に指示ボタンを表示させ、タッチパネルでそのボタンの指示を検出することで、種々の操作の入力が可能となる。操作パネル106は、MFP1Aにユーザによるログイン操作を受付けるためのログイン画面を表示し、ユーザIDとパスワードの入力を受付ける。
<動作環境設定処理>
図4は、本実施の形態における動作環境設定用コンピュータで実行される動作環境設定処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、動作環境設定処理では、まず、動作環境を設定する対象となる機器が選択される(ステップS01)。動作環境設定用コンピュータ2のディスプレイに、ネットワークに接続された、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4に付された名称が一覧表示され、この一覧表示された名称を選択することにより、設定対象となる機器が選択される。MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4に付された名称は、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4それぞれに予め割当てられたネットワーク6上の位置を示す位置情報と対応付けられている。この位置情報は、例えばIP(Internet Protocol)アドレスである。これらの名称およびIPアドレスは、動作環境設定用コンピュータ2に予め記憶しておくようにしてもよいし、ネットワーク6でポートスキャンして取得するようにしてもよいし、DNS(Domain Name System)サーバから取得するようにしてもよい。
図4は、本実施の形態における動作環境設定用コンピュータで実行される動作環境設定処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、動作環境設定処理では、まず、動作環境を設定する対象となる機器が選択される(ステップS01)。動作環境設定用コンピュータ2のディスプレイに、ネットワークに接続された、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4に付された名称が一覧表示され、この一覧表示された名称を選択することにより、設定対象となる機器が選択される。MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4に付された名称は、MFP1A,1B,1C、イメージスキャナ3およびプリンタ4それぞれに予め割当てられたネットワーク6上の位置を示す位置情報と対応付けられている。この位置情報は、例えばIP(Internet Protocol)アドレスである。これらの名称およびIPアドレスは、動作環境設定用コンピュータ2に予め記憶しておくようにしてもよいし、ネットワーク6でポートスキャンして取得するようにしてもよいし、DNS(Domain Name System)サーバから取得するようにしてもよい。
次のステップS02では、動作環境設定用コンピュータ2のディスプレイに、ユーザ認証の動作環境を設定するための動作環境設定画面が表示され、入力された動作環境がネットワーク認証か否かが判断される。ここでいうネットワーク認証とは、ユーザ認証を設定対象であるMFP1Aの外部の装置で実行する装置外処置をいう。
図5は、ユーザ認証の動作環境を設定する動作環境設定画面の一例を示す図である。図5を参照して、動作環境設定画面200は、ユーザ認証を、装置内部で認証することを設定するためのラジオボタン201と、装置外部の外部サーバで認証するネットワーク認証することを設定するためのラジオボタン202とを含む、また、ラジオボタン202がチェックされた場合には、サーバ名を入力するための領域203への入力が有効になり、サーバ名の入力が可能となる。領域203の右端の一覧表示ボタン203Aを指示すると、予め登録されているサーバの名称の一覧が表示され、一覧表示されたサーバ名称のうちからいずれか1つの選択が可能となる。
図4に戻って、動作環境設定画面において、ラジオボタン202が指定されて、ネットワーク認証(装置外処理)が設定されて判断された場合にはステップS03に進み、ラジオボタン201が指定されて装置内処理が設定されたと判断された場合にはステップS14に進む。ステップS14では、他の動作環境の設定処理を実行した後、処理を終了する。
そして、ステップS03では、認証サーバの選択が受付けられる。この受付は、上述した動作環境設定画面の領域203に入力されたサーバの名称を認証サーバとして受付ける。次のステップS04では、認証サーバの認証方法が時刻を使用するものであるか否かが判断される。動作環境設定用コンピュータ2は、認証サーバごとに認証方法とその認証方法が時刻を用いるか否かを予め記憶している。ステップS04では、認証サーバごとに記憶された情報から認証方法が事項を使用するか否かを判断する。認証方法が時刻を使用すると判断された場合にはステップS05に進み、そうでない場合にはステップS15に進む。ステップS15では、認証方法と、認証サーバの識別情報(IPアドレス)とを、それらを動作環境として設定させるためのコマンドとともにMFP1Aに送信する。これにより、MFP1では、受信したコマンドに従って、受信した認証方法と、認証サーバの識別情報とを動作環境として設定する処理が実行され、動作環境が設定される。
一方、ステップS05では、ステップS03で選択された認証サーバから認証サーバの時刻(T1)が取得される。ここでは、ステップS03で認証サーバ5が選択された場合について説明する。動作環境設定用コンピュータ2は、認証サーバ5に対して認証サーバが有するタイマで計時された現在時刻の送信を要求する。そして、この要求に応じた認証サーバ5から送信される認証サーバ5の時刻(T1)を受信する。なお、ステップS05において、動作環境設定用コンピュータ2と認証サーバ5とが同じドメインに属する場合には、認証サーバ5から時刻を取得するのに代えて、動作環境設定用コンピュータ2のタイマで計時された時刻を、認証サーバ5の時刻とするようにしてもよい。同じドメインに属するコンピュータは、他のアプリケーションプログラムにより時刻が一致するようにされているためである。このような場合には、認証サーバ5から時刻を取得することなく、動作環境設定用コンピュータ2の時刻を認証サーバ5の時刻とすることができる。
次のステップS06では、認証サーバ5の時刻(T1)を受信した時点における動作環境設定用コンピュータ2が備えるタイマで計時された時刻を取得し、その時刻を取得時刻(T2)としてRAMなどに記憶する。さらに、次のステップS07では、動作環境設定用コンピュータ2が備えるタイマで計時された時刻を取得し、その時刻を送信時刻(T3)としてRAMなどに記憶する。ステップS08では、MFP1Aに送信する時点における認証サーバ5の時刻(T4)を予測する。具体的には、次式(1)に従って、予測時刻(T4)を算出する。
T4=T1+(T3−T2) … (1)
予測時刻(T4)は、認証サーバ5から時刻(T1)を取得してからMFP1Aに送信するまでの動作環境設定用コンピュータで実行される処理時間を認証サーバ5から受信した認証サーバの時刻(T1)に加算した時刻である。このように、取得時刻(T2)と送信時刻(T3)とは、MFP1Aに送信する時点における認証サーバ5の時刻を予測するために用いられる。したがって、認証サーバ5から認証サーバ5の時刻(T1)を取得してからMFP1Aに送信するまでに動作環境設定用コンピュータで実行される処理が、なにもない場合、処理が実行されても非常に短い時間で実行される処理である場合、または、エラー処理が実行されない場合には、ステップS06〜S08の処理を省略するようにしてもよい。
予測時刻(T4)は、認証サーバ5から時刻(T1)を取得してからMFP1Aに送信するまでの動作環境設定用コンピュータで実行される処理時間を認証サーバ5から受信した認証サーバの時刻(T1)に加算した時刻である。このように、取得時刻(T2)と送信時刻(T3)とは、MFP1Aに送信する時点における認証サーバ5の時刻を予測するために用いられる。したがって、認証サーバ5から認証サーバ5の時刻(T1)を取得してからMFP1Aに送信するまでに動作環境設定用コンピュータで実行される処理が、なにもない場合、処理が実行されても非常に短い時間で実行される処理である場合、または、エラー処理が実行されない場合には、ステップS06〜S08の処理を省略するようにしてもよい。
ステップS09では、認証方法と、認証サーバ5の識別情報(IPアドレス)と、認証サーバ5の時刻(T4)とを、それらを動作環境として設定させるためのコマンドとともにMFP1Aに送信する。これにより、MFP1Aでは、受信したコマンドに従って、受信した認証方法と、認証サーバの識別情報とを動作環境として設定する処理が実行され、MFP1Aが備えるタイマで計時された時刻が、受信した認証サーバ5の時刻に一致させる処理が実行される。これにより、MFP1Aが備えるタイマで計時された時刻が、認証サーバ5が備えるタイマで計時された時刻と一致することになる。
ステップS10では、MFP1Aによる動作環境の設定が成功したか否かが判断される。MFP1Aでは、受信したコマンドに従った動作環境の設定が成功した場合には成功したことを示す信号を返信し、失敗した場合には失敗したことを示す信号を返信するので、動作環境設定用コンピュータ2では、この返信された信号から送信が成功したか否かを判断する。MFP1Aによる動作環境の設定が成功した場合には処理を終了し、そうでない場合には、コマンドと時刻とを再送するためにステップS11に進む。
ステップS11では、送信が4回目か否かが判断される。再送を2回までとすることで、例えば、MFP1Aが起動していない場合など、受信することが不可能な場合に何度も送信することを防止するためである。再送する回数は2回に限定するものではなく、これより多くてもよいし、少なくても良い。送信が4回目の場合にはステップS13に進み、4回より少ない場合にはステップS12に進む。ステップS13では、MFP1Aの動作環境が設定がされていないことを示すエラーメッセージを表示した後、処理を終了する。
ステップS12では、所定時間待機状態となった後ステップS07に戻る。これにより、ステップS07からステップS11の処理が繰り返し実行される。
<時刻更新処理>
動作環境設定用コンピュータ2では、動作環境設定プログラムが実行され、上述した動作環境設定処理が実行される。動作環境設定プログラムは、動作環境設定処理によりMFP1Aに設定された時刻を更新するための時刻更新処理を含む。図6は、本実施の形態における動作環境設定用コンピュータで実行される時刻更新処理の流れを示すフローチャートである。この時刻更新処理は、動作環境設定処理が実行された後に実行される処理である。図6を参照して、時刻更新処理では、まず、所定の時間が経過したか否かが判断される(ステップS21)。所定の時間が経過した場合にはステップS22に進み、そうでない場合には待機状態となる。なお、待機状態とするのではなく、所定の時間が経過した時点で割り込みを発生させて、ステップS22以降の処理を実行するようにしてもよい。
動作環境設定用コンピュータ2では、動作環境設定プログラムが実行され、上述した動作環境設定処理が実行される。動作環境設定プログラムは、動作環境設定処理によりMFP1Aに設定された時刻を更新するための時刻更新処理を含む。図6は、本実施の形態における動作環境設定用コンピュータで実行される時刻更新処理の流れを示すフローチャートである。この時刻更新処理は、動作環境設定処理が実行された後に実行される処理である。図6を参照して、時刻更新処理では、まず、所定の時間が経過したか否かが判断される(ステップS21)。所定の時間が経過した場合にはステップS22に進み、そうでない場合には待機状態となる。なお、待機状態とするのではなく、所定の時間が経過した時点で割り込みを発生させて、ステップS22以降の処理を実行するようにしてもよい。
所定の時間は、予め定められた時間であり、ユーザが任意に定めることができる。所定の時間は、動作環境設定処理が実行されてMFP1Aに認証サーバ5の時刻が設定された時からの経過時間である。また、所定の時間は、時刻更新処理によりMFP1Aの時刻が認証サーバ5の時刻に更新された時からの経過時間でもある。このように、時刻更新処理は、MFP1Aの時刻が認証サーバ5の時刻に設定されてから、または更新されてから所定の時間が経過した時点で実行される処理である。
ステップS22では、MFP1Aに設定されている認証サーバ5から認証サーバ5の時刻(T1)が取得される。次のステップS23では、認証サーバ5の時刻(T1)を受信した時点における動作環境設定用コンピュータ2が備えるタイマで計時された時刻を取得し、その時刻を取得時刻(T2)としてRAMなどに記憶する。さらに、次のステップS24では、MFP1AからMFP1Aが備えるタイマで計時された時刻(T5)が取得される。
次のステップS25では、認証サーバ5の時刻(T1)とMFP1Aの時刻(T5)との差分が、所定のしきい値THより短いか否かが判断される。時刻情報を用いる認証処理においては、認証サーバ5の時刻(T1)とMFP1Aの時刻(T5)とが一致することが条件とされるが、完全に一致している必要はなく、所定の誤差が認められている。この誤差は、例えば15分とされ、時刻のずれが15分以内であれば、認証処理が正確に実行される。このため、所定のしきい値THは、認証処理で認められている誤差の範囲内で定めるようにすればよい。
ステップS25において、真と判断された場合にはステップS26に進み、偽の場合には処理を終了する。認証サーバ5の時刻(T1)とMFP1Aの時刻(T5)との差分が、認証処理で認められている誤差の範囲内であれば、時刻を更新する必要がないからである。
ステップS26では、動作環境設定用コンピュータ2が備えるタイマで計時された時刻を取得し、その時刻を送信時刻(T3)としてRAMなどに記憶する。ステップS27では、MFP1Aに送信する時点における認証サーバ5の時刻(T4)を予測する。具体的には、式(1)に従って、予測時刻(T4)を算出する。
ステップS28では、認証サーバ5の時刻(T4)を、それを動作環境として設定させるためのコマンドとともにMFP1Aに送信する。これにより、MFP1Aでは、受信したコマンドに従って、MFP1Aが備えるタイマで計時された時刻が、受信した認証サーバ5の時刻(T4)に一致させる処理が実行される。これにより、MFP1Aが備えるタイマで計時された時刻が、認証サーバ5が備えるタイマで計時された時刻と一致することになる。
ステップS29では、MFP1Aによる動作環境の設定が成功したか否かが判断される。MFP1Aによる動作環境の設定が成功した場合には処理を終了し、そうでない場合には、コマンドと時刻とを再送するためにステップS30に進む。
ステップS30では、送信が4回目か否かが判断される。再送を2回までとすることで、例えば、MFP1Aが起動していない場合など、受信することが不可能な場合に何度も送信することを防止するためである。再送する回数は2回に限定するものではなく、これより多くてもよいし、少なくても良い。送信が4回目の場合にはステップS32に進み、4回より少ない場合にはステップS31に進む。ステップS33では、MFP1Aの時刻の更新が失敗し、動作環境が正確に設定されていないことを示すエラーメッセージを表示した後、処理を終了する。
ステップS31では、所定時間待機状態となった後ステップS26に戻る。これにより、ステップS26からステップS30の処理が繰り返し実行される。
以上説明したように本実施の形態における動作環境設定プログラムは、動作環境設定用コンピュータ2により実行させることにより、動作環境設定用コンピュータ2に、動作環境設定処理を実行させる。この動作環境設定処理では、例えば、ケルベロスの認証プロトコルによるユーザ認証処理が設定された場合に、認証サーバ5が有するタイマで計時された時刻(T1)が取得され、MFP1Aが有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻(T1)に変更させるコマンドと、認証サーバから取得した時刻(T1)とが送信される。このため、MFP1Aのタイマにより計時される時刻が、認証サーバのタイマにより計時される時刻(T1)と一致するので、ケルベロスの認証プロトコルに従ったユーザ認証処理で、時刻の不一致によりユーザ認証がされなくなるといった不都合が回避され、MFP1Aにおけるユーザ認証処理を実行させるために必要とされる動作環境の設定を容易にすることができる。
また、認証サーバ5から時刻(T2)を取得する処理は、それをMFP1Aに送信する直前に実行されるので、認証サーバ5の時刻(T2)と、MFP1Aの時刻とのずれをできるだけ少なくすることができる。
また、動作環境設定プログラムは、時刻更新処理を含む。この時刻更新処理では、MFP1Aが有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻(T1)に変更させるコマンドと認証サーバの時刻(T1)とを送信した後の所定期間経過ごとに、認証サーバ5が有するタイマで計時された時刻(T1)およびMFP1Aが有するタイマで計時された時刻(T5)が取得され、認証サーバ5から取得した時刻(T1)と画像処理装置から取得した時刻(T5)との差分が所定の時間THを超える場合、MFP1Aが有するタイマが計時する時刻を認証サーバの時刻に変更させるコマンドと認証サーバの時刻(T1)とが画像処理装置に送信される。このため、MFP1Aのタイマにより計時される時刻を、認証サーバ5のタイマにより計時される時刻(T1)と定期的に一致させることができる。
さらに、認証サーバ5から時刻を取得した時点の時刻が取得時刻(T2)として記憶され、コマンドと認証サーバの時刻とを送信する前の時刻(T3)と取得時刻(T2)との差分と認証サーバから取得した時刻(T1)とから認証サーバの現在の時刻(T4)が予測される。このため、認証サーバから時刻(T1)を取得してからコマンドと認証サーバの時刻とを送信する前に他の処理が実行される場合に、他の処理が実行される時間を考慮した認証サーバの時刻(T4)が送信される。したがって、MFP1Aのタイマにより計時される時刻を、認証サーバのタイマにより計時される時刻に正確に一致させることができる。
なお、本実施の形態においては、動作環境設定プログラムについて説明したが、動作環境設定用コンピュータ2で実行される動作環境設定方法として発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 動作環境設定用コンピュータ、3 イメージスキャナ、4 プリンタ、5 認証サーバ、6 ネットワーク、10 ネットワークシステム、100 制御部、101 スキャナ、103 ネットワークコントローラ、106 操作パネル、107 プリンタ、108 記憶部。
Claims (5)
- ネットワークに接続されたコンピュータにより実行されて、前記ネットワークに接続された画像処理装置の動作環境を設定するアプリケーションプログラムであって、
設定の対象となる画像処理装置の前記ネットワーク上の位置を受付けるステップと、
ネットワーク上の位置が指定された前記画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップと、
前記ネットワークに接続された認証サーバのネットワーク上の位置を受付けるステップと、
時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合に、前記認証サーバが有するタイマで計時された時刻を前記認証サーバから取得するステップと、
前記指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を前記認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、前記認証サーバから取得した時刻とを前記画像処理装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる画像処理装置の動作環境設定プログラム。 - 前記認証サーバから時刻を取得するステップは、前記送信ステップの直前に実行される、請求項1に記載の画像処理装置の動作環境設定プログラム。
- 前記コマンドと前記認証サーバの時刻とを送信した後の所定期間経過ごとに、前記認証サーバが有するタイマで計時された時刻および前記画像処理装置が有するタイマで計時された時刻を前記認証サーバおよび前記画像処理装置それぞれから取得するステップと、
前記認証サーバから取得した時刻と前記画像処理装置から取得した時刻との差分が所定の時間を超える場合、前記指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を前記認証サーバの時刻に変更させるコマンドと前記認証サーバから取得した時刻とを前記画像処理装置に送信するステップとをコンピュータにさらに実行させる、請求項1に記載の画像処理装置の動作環境設定プログラム。 - 前記認証サーバから時刻を取得した時点の時刻を取得時刻として記憶しておくステップと、
前記コマンドと前記認証サーバの時刻とを送信する前の時刻と前記取得時刻との差分と前記認証サーバから取得した時刻とから前記認証サーバの現在の時刻を予測するステップとをコンピュータにさらに実行させ、
前記送信ステップは、前記予測された認証サーバの時刻と、前記画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を変更させるコマンドとを前記画像処理装置に送信する、請求項1または3に記載に記載の画像処理装置の動作環境設定プログラム。 - ネットワークに接続された画像処理装置の動作環境を、ネットワークに接続されたコンピュータを用いて設定する画像処理装置の動作環境設定方法であって、
設定の対象となる画像処理装置の前記ネットワーク上の位置を受付けるステップと、
ネットワーク上の位置が指定された前記画像処理装置の動作環境を設定するための設定情報の入力を受付けるステップと、
前記ネットワークに接続された認証サーバのネットワーク上の位置を受付けるステップと、
時刻情報を用いるユーザ認証処理が設定された場合に、前記認証サーバが有するタイマで計時された時刻を前記認証サーバから取得するステップと、
前記指定された画像処理装置が有するタイマが計時する時刻を前記認証サーバの時刻に変更させるコマンドと、前記認証サーバの時刻とを前記画像処理装置に送信するステップとを含む、画像処理装置の動作環境設定方法。
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