JP2006099522A - 文書処理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、時間軸に沿う各文字列の見易さ・把握し易さの向上に寄与すること
を目的とする。
【解決手段】 文書処理装置1は、受付部100と文字列抽出部110と類似度算出部1
30と重要度算出部140と重要文字列特定部150とを備えている。この類似度算出部
130は、文字列抽出部110により抽出された一の文字列が他の文字列と類似する度合
いを類似度として文字列毎に算出する。そして、重要度算出部140は、一の文字列と、
その文字列に対して時間的に前又は後の所定数の文字列との間の類似度に基づいて、一の
文字列の重要度を算出する。その後、重要文字列特定部150は、重要度算出部140に
より算出された重要度がしきい値を超える場合には、該重要度に対応する文字列を特定す
る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、日時に対応する文字列を少なくとも1つ以上含む文書情報を受け付ける文書
処理装置に関する。
従来から、電子化した情報をハードディスク等の記憶媒体に記憶するとともに、外部か
らの操作指示に応じて当該情報を表示する情報表示装置が提供されている。図12は、情
報表示装置の表示内容を示す従来図である。図12に示すように、情報表示装置には、患
者に対する過去の処方や患者の診療などに関する診療情報が各項目に分けられて時間軸に
沿って表示されている(例えば、特許文献1参照)。また、複数の診療情報が表示される
関係上、その診療情報が表示される表示領域(以下では単に「セル」と称する)は、小さ
な表示領域となるため、選択されたセルにおける診療情報の詳細が表示されている(図1
2中の下方参照)。この場合には、診療情報が各項目に分けられて時間軸に沿って表示さ
れるとともに、選択されたセルにおける診療情報の詳細が表示されるため、医師は診療情
報を即座に把握することができる。
さらに、診療情報にメモ書きが入力可能であり、入力されたメモ書きが容易に参照可能
な情報表示装置も提供されている(例えば、特許文献2参照)。この場合には、医師は、
患者の病歴などに関するメモ書きを見ることにより今回の処方などの参考にすることがで
きる。
特許3530424号公報 特開2000−48090号公報
しかしながら、上記各従来例では、各診療情報のうち、どの診療情報が重要であるか否
かについての示唆が自動的にされないため、医師はどの診療情報に着目すれば良いのかが
分かり難かった。例えば、患者の病歴に関する診療情報が複数表示されており、過去の診
療情報(咳・風邪が生じていること等)と今回の診療情報(さらに高熱が生じていること
等)とが異なる場合がある。この今回の診療情報が過去の診療情報と異なる場合には、今
回の診療情報が新たな情報であるため、その今回の診療情報は医師が診療をする上での重
要な情報となる。ところが、それらの異なる診療情報が同様の形態(例えば、同一の字の
太さ)で表示されるため、医師はそれらの異なる診療情報を見落とすことがあった。この
ことは診療情報以外の情報でも同様のことが当てはまる。
一方、文書に含まれる文字列のそれぞれについてベクトル空間に配置し、それぞれのベ
クトル間の類似度を算出し、その類似度を用いて各文字列をランキングすることにより、
重要な文字列を特定する文書処理装置が提供されている。これによれば、文書処理装置は
、文書における重要な文字列を特定することにより、その重要な文字列をユーザに注視さ
せることができる。
ところが、上記文書処理装置は、時間軸に沿う文字列間の類似度を算出することができ
ないため、時間軸に沿う各文字列の中から重要な文字列を特定することができなかった。
例えば、文書処理装置は、単純に文字列Aと文字列Bとの類似度を算出することができる
が、時間1に対応する文字列Aと時間2に対応する文字列Bとの類似度を算出することが
できない。このため、上記文書処理装置では、時間軸に沿う各文字列の中から重要な文字
列を特定することができず、時間軸に沿う重要な文字列をユーザに注視させることができ
なかった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、時間軸に沿う各文字列の見易
さ・把握し易さの向上に寄与することができる文書処理装置を提供することを目的とする
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、日時に対応する文字列を少なく
とも1つ以上含む文書情報を受け付ける受付手段と、受付手段により受け付けられた文書
情報に含まれる文字列を日時毎に抽出する文字列抽出手段と、文字列抽出手段により抽出
された一の文字列が時間的に前又は後の所定数の文字列と類似する度合いに基づいて、一
の文字列の重要度を算出する算出手段と、算出手段により算出された重要度がしきい値を
超える場合には、重要度に対応する文字列を特定する重要文字列特定手段とを備えること
を特徴とする。
このような本発明によれば、時間軸に沿う文字列の重要度が算出され、文書情報に含ま
れる重要な文字列が特定されるため、文書処理装置は、時間軸に沿う各文字列の見易さ・
把握し易さの向上に寄与することができる。
上記発明においては、一の方向に配列された日時に対応する領域(いわゆるセル)に文
字列を表示する表示手段が備えられており、表示手段は、領域に表示された文字列が重要
文字列特定手段により特定された場合には、該領域に表示された文字列を強調表示しても
よい。この場合には、しきい値を超える重要度に対応する文字列が強調表示されるため、
文書処理装置は、時間軸に沿う冗長な文書情報に含まれる重要な文字列をユーザに対して
分かり易く表示することができる。
上記発明においては、表示手段は、一の方向に配列された日時と他の方向に配列された
項目名とが交叉する領域(いわゆるセル)に文字列を表示し、領域に表示された文字列が
重要文字列特定手段により特定された場合には、当該領域に表示された文字列を強調表示
してもよい。この場合には、文書処理装置は、各項目名に対応付けられた複数のセルに含
まれる重要なセルをユーザに対して分かり易く表示することができる。
本発明によれば、時間軸に沿う各文字列の見易さ・把握し易さの向上に寄与することが
できる。
[第1実施形態]
(文書処理装置の基本構成)
第1実施形態に係る文書処理装置1について図面を参照しながら説明する。図1は、本
実施形態における文書処理装置1を示す概念図である。本実施形態における文書処理装置
1は、受付部100と、文字列抽出部110と、文字列抽出データベース120と、類似
度算出部130と、重要度算出部140と、重要文字列特定部150と、表示部160と
を備えている。
受付部100は、日時に対応する文字列を少なくとも1以上含む文書情報を受け付ける
受付手段であり、例えば、キーボード、マウス等が挙げられる。図2は、受付部100に
より受け付けられた文書情報Xを示す図である。図2に示すように、本実施形態における
文書情報Xは、日付に対応する文字列x1,x2,…,x(iは文字列の数)を有している
文字列抽出部110は、受付部100により受け付けられた文書情報に含まれる文字列
を日時毎に抽出する文字列抽出手段である。文字列抽出データベース120は、文書情報
に含まれる文字列を特定するための情報を記憶するものである。類似度算出部130は、
文字列抽出部110により抽出された一の文字列が他の文字列と類似する度合いを類似度
として文字列毎に算出するものである(後述する式3及び式4参照)。この類似度算出部
130と重要度算出部140は算出手段を構成するものとする。
重要度算出部140は、一の文字列と、その文字列に対して時間的に前又は後の所定数
の文字列との間の類似度に基づいて、一の文字列の重要度を算出するものである。本実施
形態における重要度算出部140は、一の文字列と、その文字列に対して時間的に直近(
前又は後)の所定数の文字列との間の類似度のそれぞれに重み付けし、重み付けされた類
似度に基づいて、当該一の文字列の重要度を算出している(後述する式5参照)。
重要文字列特定部150は、重要度算出部140により算出された重要度がしきい値を
超える場合には、該重要度に対応する文字列を特定する重要文字列特定手段である。
表示部160は、文字列抽出部110により抽出された文字列を日時に対応付けて表示
する表示手段であり、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等が挙げられる。
本実施形態における表示部160は、重要文字列特定部150により特定された文字列を
強調表示する。
(文書処理装置の動作)
以下において、本発明に係る文書処理装置1の動作について、図面を参照しながら説明
する。図3は、本実施形態における文書処理装置1を示すフロー図である。
図3に示すように、ステップ1において、受付部100は、日時に対応する文字列を少
なくとも1以上含む文書情報(ここでは図2に示す文書情報Xとする)の入力を受け付け
る。ステップ2において、文字列抽出部110は、受付部100により受け付けられた文
書情報Xと文字列抽出データベース120に記憶されている情報とを照合し、日付のそれ
ぞれに対応する文字列x1,x2,…,x(iは文書情報に含まれる文字列の数)を抽出す
る。これらの抽出された文字列の順序は時間軸に沿うものである。
ステップ3において、類似度算出部130は、文字列抽出部110により抽出された文
字列間の類似度を算出する。本実施形態における類似度算出部130は、後述するように
ベクトル空間モデル又はストリングカーネルを用いることにより、抽出された文字列間の
類似度を算出する。以下では類似度の算出方法について詳述する。
(1)ベクトル空間モデルによる文字列間の類似度の算出方法
この算出方法では、文字列を構成する形態素が重み(後述するaij)によりベクトル空
間に配置されることにより、文字列間の類似度が算出される。なお、形態素とは、意味を
持つ最小の言語単位であり、例えば1の文字又はその文字の組合せにより構成される。
先ず、N個の文字列からなる文書情報のベクトルX={x1,x2,…,x}に対し、下記
に示す式1のN行M列の単語・文書行列Aを考える。
Figure 2006099522
Aにおける(i,j)要素aijは、文字列xiにおけるj番目の形態素の重みである(Mは
文字列における形態素の総数)。Aの各行は各文字列x1,x2,…,xに対応している。
Aの第i行が文字列xiを表すM次元の文字列のベクトルxiであるとすると、下記に示す式
2が成立する。
Figure 2006099522
ここで、図4は文字列xの重みa1jを示す図である。図4に示すように、文字列x1
構成する形態素は、「A社」,「向け」,「提案システム」,「の」,「構成検討」,「
、」,「企画書作成」となり、これらの形態素の重みa1jは、a11,a12,a13,a14,a15
,a16,a17となる。
文字列xiの重みaijは、文字列xiにおけるj番目の形態素が文字列xiに出現する頻度T
F(term frequency)、j番目の形態素が特定の文字列に出現する頻度IDF(inverse
document frequency)、情報エントロピー及びこれらの組合せが用いられる。
文書情報におけるi番目の文字列xiとj番目の文字列xjとの類似度S(xi,xj)は、下
記の式3に示すように2つのベクトルxiとxjがなす角の余弦、すなわちコサイン類似度と
して求められる。本実施形態では、文字列xiと文字列xjとが時間軸に沿うものであり、文
字列のxiと文字列xjとの類似度S(xi,xj)も時間軸に関係するものであるため、時間軸
に沿う文字列間の類似度が算出可能となる。
Figure 2006099522
(2)ストリングカーネルによる文字列間の類似度の算出方法
この算出方法は、文字列を構成する形態素がベクトル空間に配置されることなく、文字
列を構成する形態素列の配置関係の一致度合いに基づいて、文字列間の類似度が算出され
る。これにより、文字列の構造を反映した類似度の計算が可能となる。以下では文字列A
と文字列Bとの類似度の計算例を示す。図5は文字列Aと文字列Bとを示す図であり、図
6は文字列Aと文字列Bとに共通する形態素列を示す図である。
図5に示すように、文字列Aは、「昨晩から発熱、咳が続く」の内容から構成されてお
り、この文字列Aを構成する形態素列は、「昨晩(A1)」,「から(A2)」,「発熱
(A3)」,「、(A4)」,「咳(A5)」,「が(A6)」,「続(A7)」,「く
(A8)」となる。()内は形態素列を記号で示したものである。また、文字列Bを構成す
る形態素列は、「一昨晩から咳、発熱が見られる」の内容から構成されており、この文字
列Bを構成する形態素列は、「一昨晩(B1)」,「から(B2)」,「咳(B3)」,
「、(B4)」,「発熱(B5)」,「が(B6)」,「見(B7)」,「られる(B8
)」となる。
文字列Aと文字列Bとに共通する形態素列をギャップを許容しつつ抽出すると、図6に
示す「から」,「から/発熱」,「から/、」等が得られる。なお、ここでは抽出する形
態素列のギャップを除いた長さの上限を2としている。図6に示す「から」は、文字列A
中の(A2)であり、文字列B中の(B2)であるため、「から」の長さl(形態素列の
数)は1となる。
同様にして、図6に示す「から/発熱」は、文字列A中の(A2)及び(A3)である
ため、「から/発熱」の長さlは、(A2)及び(A3)の2つとなる。また、「から/
発熱」は、文字列B中の(B2)及び(B5)であるため、ギャップを含む「から/発熱
」の長さlは、(B2)、(B3)、(B4)及び(B5)の4つとなる。その他の「か
ら/、」等の長さlも同様にして求められる。
ここで、上述した文字列間で共通する形態素列の長さlに応じてλの重みが与えられ
る(λは減衰係数であり0≦λ≦1の範囲を取り得る)。したがって、図6に示すように
、文字列A及び文字列Bに対応する「から」の長さlは共に1であるため、文字列A及び
文字列Bに対応する「から」の重みはλとなる。同様にして、文字列Aに対応する「から
/発熱」の長さlは2であるため、文字列Aに対応する「から/発熱」の重みはλとな
る。また、文字列Bに対応する「から/発熱」の長さlは4であるため、文字列Aに対応
する「から/発熱」の重みはλとなる。このようにして求められた文字列Aに対応する
重みと文字列Bに対応する重みとが乗算されて、その乗算された総和がカーネル値(K(
A,B))として算出される。
K(A,B)=λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ+
λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ+λ×λ=λ10+6λ+5λ

下記に示す式4はその算出されたカーネル値を文字列のサイズで正規化するためのもの
である。これにより正規化された値が文字列Aと文字列Bとの間の類似度となる。
Figure 2006099522
ステップ4において、重要度算出部140は、上述した式3又は式4のいずれかを用い
て文字列の重要度を算出する。具体的には、類似度算出部130がt番目の文字列xtと該
文字列xtに対して時間的に前のK個の文字列との類似度を算出し、重要度算出部140は
、下記に示す式5と算出された類似度とに基づいてt番目の文字列xtの重要度を算出する
。なお、本実施形態では、類似度算出部130は文字列xtと該文字列xtに対して時間的に
「前」のK個の文字列との類似度を算出しているが、これに限定されずに、類似度算出部
130は文字列xtと該文字列xtに対して時間的に「後」のK個の文字列との類似度を算出
してもよい。
類似度算出部130がベクトル空間モデル(上述した算出方法(1))により類似度を
算出した場合には、重要度算出部140は、下記に示す式5により重要度D(t)を算出
する。
Figure 2006099522
ここで、S(xi,xi-k)はxiとxi-kとの類似度である。wkはkとともに単調減少する
重み(例えば、k=5,{w1,w2,w3,w4,w5}={1.0,0.8,0.6,0.4,0.2})であ
り、Wはwkの総和であるΣwkである。wkがkとともに単調減少するため、上述の重
要度D(t)では文字列xiとその文字列xiに時間的に近い文字列(例えば、文字列xi-1
)との類似度がより重視される。
一方、類似度算出部130がストリングカーネル(上述した算出方法(2))により類
似度を算出した場合には、重要度算出部140は、下記に示す式6により重要度D(t)
を算出する。この場合にも、wkがkとともに単調減少するため、下記に示す式6の重要
度D(t)でも文字列xiとその文字列xiに時間的に近い文字列(例えば、文字列xi-1
との類似度がより重視される。
Figure 2006099522
図7は、重要度D(t)の式により算出された重要度の算出結果の一例を示す図である
。図7に示すように、日付である4/1に対応する文字列x1の直前には文字列が存在しな
いため、文字列x1の類似度は上述した式3又は式4により0となり、この類似度の算出結
果により重要度は1となる。このように重要度が大きいということは、その大きい重要度
に対応する文字列は、その文字列の直前(又は直後)にはない新たな語が含まれており、
文書情報における重要な文字列となる可能性が高いこととなる。
ステップ5において、重要文字列特定部150は、重要度算出部140により算出され
た重要度に基づいて、該重要度に対応する文字列が文書情報において重要な文字列である
か否か特定する。具体的には、重要文字列特定部150は、重要度算出部140により算
出された重要度がしきい値を超えている場合には、その重要度に対応する文字列が文書情
報において重要な文字列であると特定する。
例えば、しきい値が0.7である場合には、重要文字列特定部150は、図7に示すよ
うに、文字列x1,x2,x6,x8,x10の重要度がしきい値を超えているため、それらの文字
列x1,x2,x6,x8,x10を重要な文字列として特定する。なお、しきい値は、固定値であ
ってもよいし、重要な文字列が文書情報から抽出される割合に基づいて設定された値であ
ってもよい。
ステップ6において、表示部160は、重要文字列特定部150により特定された文字
列を強調表示する。図8は、文書情報における重要な文字列が強調表示された様子を示す
図である。図8に示すように、重要文字列特定部150により特定された文字列がx1であ
る場合には、表示部160は、該文字列x1の重要度に応じて、文字列x1の色彩、太さ、書
体、枠の色、背景色、濃度などを変化させることにより文字列x1を強調表示する(図8中
の斜線部分を参照)。
(文書処理装置による作用及び効果)
このような本発明によれば、時間軸に沿う文字列の重要度が算出され、文書情報に含ま
れる重要な文字列が特定されるため、文書処理装置1は、時間軸に沿う各文字列の見易さ
・把握し易さの向上に寄与することができる。また、しきい値を超える重要度に対応する
文字列が強調表示されるため、文書処理装置1は、時間軸に沿う冗長な内容からなる文書
情報に含まれる重要な文字列をユーザに対して分かり易く表示することができる。さらに
、特定日時の文字列とその直近の文字列との間の類似度が算出されることにより、当該特
定日時の文字列の重要度が算出されるため、文書処理装置1は、当該特定日時の文字列が
その直近の文字列に対して新規なものであるか否かをユーザに即座に認識させることがで
きる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、1つの文書情報(図2に示す文書情報X)に含まれる重要な文字列
が強調表示されているのに対し、第2実施形態では、項目名に区分けされた文書情報(図
10に示す文書情報X,文書情報Y,文書情報Z)に含まれる重要な文字列が強調表示さ
れている点で相違する。以下では第1実施形態と異なる点のみを説明し、共通する部分の
説明は省略する。なお、本実施形態では、文字列の類似度・重要度は、項目毎に算出され
ている。
図9は、同一の患者の診療に関する文書情報を示す図である。図9に示すように、本実
施形態における文書情報は、主訴、所見、投薬等の項目名に対応する内容が診療日毎に作
成されたものである。図10は、図9に示す文書情報が項目名毎に区分けされ、区分けさ
れた文書情報(文書情報X,文書情報Y,文書情報Z)に含まれる文字列が時間軸に沿っ
て配列された様子を示す図である。図11は、項目名に対応する文書情報に含まれる文字
列が重要度に応じて強調表示された様子を示す図である。
図10に示すように、表示部160は、縦方向に日付を配列するとともに横方向に項目
名を配列し、日付と項目名とが交叉する表示領域に、該項目名に対応する文書情報に含ま
れる文字列を表示する。また、図11に示すように、表示部160は、項目名に対応する
文書情報に含まれる文字列の重要度がしきい値を超えている場合には、その重要度に対応
する文字列を強調表示する(斜線部分を参照)。この場合には、文書処理装置1は、各項
目名に対応する複数のセルに含まれる重要なセルをユーザに対して分かり易く表示するこ
とができる。
第1実施形態における文書処理装置を示す概略構成図である。 第1実施形態における文書情報Xを示す図である。 第1実施形態における文書処理装置の動作を示すフロー図である。 第1実施形態における文字列に対応する重みを示す図である。 第1実施形態における文字列A及び文字列Bを示す図である。 第1実施形態における文字列A及び文字列Bに共通する形態素の長さ及び重みを示す図である。 第1実施形態における文書情報Xの重要度を示す図である。 第1実施形態における文書情報Xに含まれる重要な文字列が強調表示された様子を示す図である。 第2実施形態における文書情報を示す図である。 第2実施形態における文書情報が項目毎に区分けされて時間軸に沿って表示された様子を示す図である。 第2実施形態における項目名に対応する文書情報に含まれる重要な文字列が強調表示された様子を示す図である。 従来における文書処理装置を示す図である。
符号の説明
1…文書処理装置、100…受付部、110…文字列抽出部、120…文字列抽出デー
タベース、130…類似度算出部、140…重要度算出部、150…重要文字列特定部、
160…表示部

Claims (3)

  1. 日時に対応する文字列を少なくとも1つ以上含む文書情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた文書情報に含まれる文字列を日時毎に抽出する文字
    列抽出手段と、
    前記文字列抽出手段により抽出された一の文字列が時間的に前又は後の所定数の文字列
    と類似する度合いに基づいて、該一の文字列の重要度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された重要度がしきい値を超える場合には、該重要度に対応す
    る文字列を特定する重要文字列特定手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 一の方向に配列された日時に対応する領域に文字列を表示する表示手段が備えられてお
    り、
    前記表示手段は、前記領域に表示された文字列が前記重要文字列特定手段により特定さ
    れた場合には、該領域に表示された文字列を強調表示することを特徴とする請求項1に記
    載の文書処理装置。
  3. 前記表示手段は、一の方向に配列された日時と他の方向に配列された項目名とが交叉す
    る領域に文字列を表示し、該領域に表示された文字列が前記重要文字列特定手段により特
    定された場合には、該領域に表示された文字列を強調表示することを特徴とする請求項2
    に記載の文書処理装置。
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