JP2006099213A - 文字認識支援システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 帳票などに記載された文字の自動認識を支援する文字認識支援システムに係り、自動認識された文字の修正漏れの防止に役立つことを課題とする。
【解決手段】 自動文字認識による第一認識文字データ及び第二認識文字データのいずれでも、修正されている文字は、信頼性レベル1とし(S907)、いずれか一方のみ修正されている文字は、信頼性レベル2とし(S908)、いずれも修正されていない文字を信頼性レベル3と判定する(S909)。修正済の文字列を再確認する文字再修正画面で、信頼性が高い文字は網掛け表示するとともに入力不可とし、信頼性の低い文字の再確認を促す。
【選択図】 図9

Description

本発明は、帳票などに記載された文字の自動認識を支援する文字認識支援システムに係り、自動認識された文字の修正漏れの防止に役立つ技術に関する。
入会申込書や商品発注書のような帳票は、現在でもその多くは、用紙に直接手書きで記入される。従って、これら帳票に係るデータを電子化することが必要であり、特定フィールドの文字のコード化を効率化する為に、OCRによる自動文字認識処理を用いたOCRシステムが開発されている。
このような手書き文字の自動認識処理は技術的に難易度が高く、また、現実に処理されるイメージデータそのものが劣化しているケースも多いため、認識率は決して高くない。その為、文字認識エンジンにより認識結果を得て、更にこれらをオペレータがイメージ中の文字と目視で比較して確認する作業を行っている。
しかし、このようなオペレータによる認識文字の修正を経ても、現実には過誤が絶えない。つまり、オペレータが確認すべき範囲が広く、量も多い為に、その注意力を維持できる限界を超えていると考えられる。
特開平11−328304号公報 特開平11−224305号公報 特開2003−091698号公報
本発明は、上述ような問題を解決するためになされたものであって、主な目的は、自動文字認識結果を修正した修正文字列について、その修正の信頼性に基づいて特に再度の確認が必要な文字を抽出し、それらの文字に限って、操作者に再確認と再修正を促すことにより、認識ミス看過の防止に役立つことである。
本発明に係る文字認識支援システムは、
文字イメージデータを自動文字認識して得られた文字コード列に対する修正を操作者に促す文字認識支援システムであって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第一認識文字データを生成する第一文字認識エンジン部
(2)生成した第一認識文字データを記憶する第一認識文字データ記憶部
(3)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第二認識文字データを生成する第二文字認識エンジン部
(4)生成した第二認識文字データを記憶する第二認識文字データ記憶部
(5)第一認識文字データの文字コード列を文字として表示する第一認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第一認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第一修正文字データを受け付け、
更に、第二認識文字データの文字コード列を文字として表示する第二認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第二認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第二修正文字データを受け付ける文字修正操作部
(6)受け付けた第一修正文字データを記憶する第一修正文字データ記憶部
(7)受け付けた第二修正文字データを記憶する第二修正文字データ記憶部
(8)第一修正文字データに含まれる修正有無と、第二修正文字データに含まれる修正有無との組み合わせにより、文字毎の信頼性レベルを判定する信頼性レベル判定部
(9)判定した文字毎の信頼性レベルを記憶する信頼性レベル記憶部
(10)第一認識文字データの文字コード列、又は第二認識文字データの文字コード列を、文字として表示する認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の表示属性を設定し、認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列を、再修正文字データとして受け付ける文字再修正操作部。
文字再修正操作部は、更に、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の入力属性を設定することを特徴とする。
信頼性レベル記憶部は、第一修正文字データに含まれる文字コードと、第二修正文字データに含まれる文字コードが違う場合に、当該文字の信頼性レベルを、「確認を要するレベル」に判定することを特徴とする。
信頼性レベル判定部は、第一修正文字データと第二修正文字データが共に修正有である場合と、第一修正文字データと第二修正文字データのいずれか一方が修正無で、他方が修正有である場合とを、「確認を要しないレベル」と判定し、
文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の表示属性を、操作者が認識し難い表示形態に設定することを特徴とする。
信頼性レベル判定部は、第一修正文字データと第二修正文字データが共に修正有である場合を、「確認を要しないレベル」と判定し、
文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の表示属性を、操作者が認識し難い表示形態に設定することを特徴とする。
文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の入力属性を、入力不可に設定することを特徴とする。
信頼性レベル判定部は、操作者のレベルに応じて、信頼性レベルを修正することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
文字イメージデータを自動文字認識して得られた文字コード列に対する修正を操作者に促す文字認識支援システムとなるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラムであることを特徴とする
(1)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第一認識文字データを生成する第一文字認識手順
(2)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第二認識文字データを生成する第二文字認識手順
(3)第一認識文字データの文字コード列を文字として表示する第一認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第一認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第一修正文字データを受け付ける第一文字修正操作手順
(4)第二認識文字データの文字コード列を文字として表示する第二認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第二認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第二修正文字データを受け付ける第二文字修正操作手順
(5)第一修正文字データに含まれる修正有無と、第二修正文字データに含まれる修正有無との組み合わせにより、文字毎の信頼性レベルを判定する信頼性レベル判定手順
(6)第一認識文字データの文字コード列、又は第二認識文字データの文字コード列を、文字として表示する認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の表示属性を設定し、認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列を、再修正文字データとして受け付ける文字再修正操作手順。
本発明によれば、認識文字の修正に対する信頼性に基づいて再確認を要する文字を抽出するので、操作者の注意を集中させて、看過の可能性が比較的高い文字を効率的にチェックさせることができる。
実施の形態1.
本システムでは、手書き文字の自動認識結果を操作者が文字修正し、その修正結果を更に再修正する手順を採る。まず、自動文字認識から文字修正までの処理について説明する。
図1は、文字認識支援システムの文字修正までの処理に関する構成を示す図である。文字修正まで処理に関連して、文字認識支援システムは、手書文字イメージデータ記憶部11、第一文字認識エンジン部12、第一認識文字データ記憶部13、第二文字認識エンジン部14、第二認識文字データ記憶部15、文字修正操作部16、第一修正文字データ記憶部17、及び第二修正文字データ記憶部18を有している。
図2は、文字修正までの処理フローを示す図である。第一文字認識エンジン部12による第一文字認識処理(S201)で、手書文字イメージデータ記憶部11に記憶されている手書き文字イメージデータから文字を認識し、認識した文字コード列を第一認識文字データとして、第一認識文字データ記憶部13に記憶させる。次に、第二文字認識エンジン部14による第二文字認識処理(S202)で、同様に手書文字イメージデータ記憶部11に記憶されている手書き文字イメージデータから文字を認識し、認識した文字コード列を第二認識文字データとして、第二認識文字データ記憶部15に記憶させる。
文字修正操作部16による第一文字修正操作処理(S203)では、帳票フォーマットに従って、第一認識文字データ記憶部13に記憶している第一認識文字データの文字コード列を文字表示として配置し、その文字に対応する手書き文字イメージ部分をイメージのまま配置し、第一認識文字の確認と修正を促す文字修正画面を生成し、出力する。
図3は、第一認識文字データに関する文字修正画面の例を示す図である。301は、手書き文字イメージ部分のイメージ表示エリアであり、302は、第一認識文字の表示エリアである。311から319までの各文字表示エリアは、他の文字の修正に影響されずに、独立して文字を修正する(つまり、別の文字に置き換える)操作を行うことができる。このように、文字修正画面は、第一認識文字データに含まれる文字ごとに修正操作が可能であり、修正した文字を含む文字コード列を受け付けるように構成されている。文字コード列は、第一修正文字データの一部として、第一修正文字データ記憶部17に記憶させる。尚、後述するように、修正文字データには、文字コード列と文字毎の修正有無(修正別)の情報が含まれている。
第二文字修正操作処理(S204)では、同様に文字修正操作部16により、帳票フォーマットに従って、第二認識文字データ記憶部15に記憶している第二認識文字データと、その文字に対応する手書き文字イメージ部分を配置し、第二認識文字の確認と修正を促す文字修正画面を生成し、出力する。
図4は、第二認識文字データに関する文字修正画面の例を示す図である。401は、手書き文字イメージ部分のイメージ表示エリアであり、402は、第二認識文字の表示エリアである。411から419までの各文字の領域は、他の文字の修正に影響されずに、独立して文字を修正する操作を行うことができる。このように、文字修正画面は、第二認識文字データに含まれる文字ごとに修正操作が可能であり、置き換えた文字を含む文字コード列を受け付けるように構成されている。文字コード列は、第二修正文字データとして、第二修正文字データ記憶部18に記憶させる。第二修正文字データにも、文字コード列と文字毎の修正有無(修正別)の情報が含まれている。
図5は、第一修正文字データの例を示す図であり、図6は、第二修正文字データの例を示す図である。修正文字データは、第一修正文字データの場合も、第二修正文字データの場合も、文字コード列と文字毎の修正有無(修正別)の情報を有している。
図5の第一修正文字データの場合、1文字目と2文字目が修正されていることを示している。しかし、実際には、まだ5文字目の‘吉’と6文字目‘材’が誤っている。図6の第二修正文字データの場合も、1文字目と3文字目と6文字目とが修正されていることを示しているが、まだ5文字目の‘吉’が誤っている。
続いて、文字再修正までの処理について説明する。図7は、文字認識支援システムの文字再修正までの処理に関する構成を示す図である。文字再修正まで処理に関して、文字認識支援システムは、信頼性レベル判定部71、信頼性レベル記憶部72、文字再修正操作部73、再修正文字データ記憶部74、及び再修正文字データ出力部75を有している。
図8は、文字再修正まで処理フローを示す図である。信頼性レベル判定部71による信頼性レベル判定処理(S801)に続いて、文字再修正操作部73による文字再修正操作処理(S802)を行う。
信頼性レベル判定処理(S801)について詳述する。図9は、信頼性レベル判定処理フローを示す図である。文字コード列に含まれる1文字コード毎に以下の処理を繰り返す(S901)。第一修正文字データから該当する文字コード(第一文字コード)と対応する修正有無(第一文字修正有無)を読み込み(S902)、同様に第二修正文字データから該当する文字コード(第二文字コード)と対応する修正有無(第二文字修正有無)を読み込む(S903)。そして、第一文字コードと第二文字コードを比較する(S904)。両文字コードが不一致の場合には、信頼性レベルを4とする(S905)。一方、両文字コードが一致した場合には、第一文字修正有無と第二文字修正有無の組み合わせを判定する(S906)。共に修正有りの場合には、信頼性レベルを1とする(S907)。いずれか一方が修正有りで他方が修正無しの場合には、信頼性レベルを2とする(S908)。共に修正無しの場合には、信頼性レベルを3とする(S909)。そして、すべての文字について処理した時点で終了する(S910)。
図10は、信頼性レベルの例を示す図である。1文字目は、第一文字コードと第二文字コードともに修正されていることを示し、2文字目と3文字目は、いずれか一方のみが収修正されていることを示し、4文字目と5文字目は、いずれも修正されていないことを示している。6文字目は、第一文字コードと第二文字コードが一致していないことを示している。
このように、信頼性レベル1は、ともに操作者により修正されているので、信頼性が高いと想定される。一方、信頼性レベル4は、文字コード自体が一致していないので、いずれかが誤っており、必ず確認し、再修正しなければならない。信頼性レベル2については、いずれかの文字が操作者により修正されており、更に文字コードが一致しているので、信頼性が比較的高いと想定される。信頼性レベル3については、文字コードが一致しているが、いずれの操作者も修正していないので、操作者がともに誤りを見逃している可能性があり、比較的信頼性が低い。図3と図4の例では、いずれも5文字目について誤りを看過している。
文字再修正操作処理では、上述の信頼性レベルに基づいて、操作者に文字の確認と再修正を促す。文字再修正操作処理(S802)について詳述する。図11は、文字再修正操作処理フローを示す図である。
まず、第一修正文字データ記憶部から第一修正文字データに含まれる文字コード列を読み込み(S1101)、当該文字コード列を再修正フィールドに文字表示するように設定する(S1102)。この例では、第一修正文字データを再修正の基礎としているが、第二修正文字データを再修正の基礎としても構わない。その場合には、S1101で第二修正文字データ記憶部から第二修正文字データに含まれる文字コード列を読み込む。
文字コード列に含まれる1文字コード毎に以下の処理を繰り返す(S1103)。信頼性レベル記憶部72から当該文字に対応する信頼性レベルを読み込み(S1104)、信頼性レベルに従って、当該文字の領域の表示属性を設定し(S1105)、同様に信頼性レベルに従って、当該文字の領域の入力属性を設定する(S1106)。
本実施の形態では、信頼性レベル3と信頼性レベル4について、確認と再修正を促す。つまり、信頼性レベル3と信頼性レベル4を「確認を要するレベル」と判定している。従って、「確認を要しないレベル」である信頼性レベル1と信頼性レベル2の文字の領域のベースを暗いパターンの表示属性とする。例えば、カラー表示の場合は、グレーにする。あるいは、網掛け表示とする。また、「確認を要しないレベル」である信頼性レベル1と信頼性レベル2の文字の領域は、文字カーソルを受け入れず、文字の入力が不可能な入力属性とする。図12は、文字再修正画面の例を示す図である。
これらの処理をすべての文字について処理した時点で(S1107)、手書き文字イメージ部分の表示エリアに、手書き文字部分のイメージデータを設定し(S1108)、文字再修正画面を出力する(S1109)。信頼性レベル3と信頼性レベル4の文字が、他の文字に比べて見やすく表示されているので、操作者は、これらの文字を確認し、誤りを見つけた場合には、再修正する。
操作者の操作でこの画面を閉じると、文字再修正操作部73は、再修正された文字コードを含む再修正文字データを受け付ける(S1110)。そして、受け付けた再修正文字データを、再修正文字データ記憶部74に記憶する(S1111)。再修正文字データは、必要に応じて再修正文字データ出力部75から出力することができる。本実施の形態によれば、認識文字の修正に対する信頼性に基づいて再確認を要する文字を抽出するので、操作者の注意を集中させて、看過の可能性が比較的高い文字を効率的にチェックさせることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、信頼性レベル3と信頼性レベル4について、「確認を要するレベル」として確認と再修正を促したが、更に信頼性レベル2も含めて「確認を要するレベル」として確認と再修正を促してもよい。
この形態では、S1105で、「確認を要しないレベル」である信頼性レベル1の文字の領域のみ、そのベースを暗いパターンの表示属性とする。また、S1106で、「確認を要しないレベル」である信頼性レベル1の文字の領域のみ、文字カーソルを受け入れず、文字の入力が不可能な入力属性とする。本実施の形態によれば、実施の形態1と比べて、より広い範囲について確認を行うことができ、確認作業を行うオペレータの作業量が増えても、より正確な認識が要求される場合において、有効である。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、確認と再修正を促さない文字の領域のベースを暗いパターンの表示属性としたが、代わりに、表示文字を薄い色としてもよい。また、表示文字を小さくしてもよい。
つまり、確認と再修正を促さない文字の表示属性を、文字が比較的読み難い状態(操作者が認識し難い状態)の表示属性とすることが有効である。本実施の形態によれば、実施の形態1と比べて、表示属性に様々なバリエーションを持たせることができ、ユーザの希望や画面構成に応じて使いやすい表示属性を用いた文字認識支援システム及びプログラムを提供できる。
実施の形態4.
上述の形態では、信頼性レベルにより表示属性と入力属性を区別したが、表示属性のみ区別し、入力属性については区別しなくてもよい。つまり、信頼性にかかわらず、いずれの文字も修正できるように文字再修正画面を生成してもよい。本実施の形態によれば、実施の形態1と比べて、いずれの文字も修正できるので、より自由度の高い文字認識支援システム及びプログラムを提供できる。
実施の形態5.
文字修正操作部16により出力される文字修正画面に対する操作を行う操作者のランクを信頼性に反映させる形態について説明する。
例えば、予め操作者を識別する操作者IDに対応付けて、操作者のランク係数を記憶した操作者ランクテーブルを設けておく。そして、文字修正画面において、当該画面を操作する操作者IDを入力させ、第一認識文字の修正の場合には第一修正文字データ記憶部17に、第一修正文字データとともに、第一の操作者IDを記憶しておく。第二認識文字の修正の場合には、同様に第二修正文字データ記憶部18に、第二修正文字データとともに、第二の操作者IDを記憶しておく。
例えば、平均的な操作者よりも優れた注意力を有する場合には、ランク係数を小さく(例えば、1以下)、逆に平均的な操作者よりも注意力が劣る場合には、ランク係数を大きくする(例えば、1以上)。
信頼性レベル判定部71による信頼性レベル判定処理では、第一修正文字データ記憶部17と第二修正文字データ記憶部18からそれぞれ第一の操作者IDと第二の操作者IDを読み込み、これらの操作者IDに対応するランク係数を操作者ランクテーブルからそれぞれ取得し、2つのランク係数を信頼性レベルに乗じて、積を新たな信頼性レベルする。つまり、操作者のランクに応じて、信頼性レベルを修正する。
そして、修正した信頼性レベルが所定の閾値を越えているか否かで、「確認を要するレベル」と「確認を要しないレベル」を判定する。
本実施の形態によれば、操作者のランクを反映した信頼性に基づいて、修正文字の確認及び再修正を促すことができる。
文字認識支援システムは、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
図13は、文字認識支援システムのハードウエア構成例を示す図である。バスに、演算装置1301、データ記憶装置1302、メモリ1303が接続されている。データ記憶装置1302は、例えばROM(Read Only Memory)やハードディスクである。メモリ1303は、通常RAM(Random Access Memory)である。
プログラムは、通常データ記憶装置1302に記憶されており、メモリ1303にロードされた状態で、順次演算装置1301に読み込まれ処理を行う。
文字認識支援システムの文字修正まで処理に関する構成を示す図である。 文字修正までの処理フローを示す図である。 第一認識文字データに関する文字修正画面の例を示す図である。 第二認識文字データに関する文字修正画面の例を示す図である。 第一修正文字データの例を示す図である。 第二修正文字データの例を示す図である。 文字認識支援システムの文字再修正まで処理に関する構成を示す図である。 文字再修正まで処理フローを示す図である。 信頼性レベル判定処理フローを示す図である。 信頼性レベルの例を示す図である。 文字再修正操作処理フローを示す図である。 文字再修正画面の例を示す図である。 文字認識支援システムのハードウェア構成例を示す図である。
符号の説明
11 手書文字イメージデータ記憶部、12 第一文字認識エンジン部、13 第一認識文字データ記憶部、14 第二文字認識エンジン部、15 第二認識文字データ記憶部、16 文字修正操作部、17 第一修正文字データ記憶部、18 第二修正文字データ記憶部、71 信頼性レベル判定部、72 信頼性レベル記憶部、73 文字再修正操作部、74 再修正文字データ記憶部、75 再修正文字データ出力部。

Claims (8)

  1. 文字イメージデータを自動文字認識して得られた文字コード列に対する修正を操作者に促す文字認識支援システムであって、以下の要素を有することを特徴とする文字認識支援システム
    (1)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第一認識文字データを生成する第一文字認識エンジン部
    (2)生成した第一認識文字データを記憶する第一認識文字データ記憶部
    (3)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第二認識文字データを生成する第二文字認識エンジン部
    (4)生成した第二認識文字データを記憶する第二認識文字データ記憶部
    (5)第一認識文字データの文字コード列を文字として表示する第一認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第一認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第一修正文字データを受け付け、
    更に、第二認識文字データの文字コード列を文字として表示する第二認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第二認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第二修正文字データを受け付ける文字修正操作部
    (6)受け付けた第一修正文字データを記憶する第一修正文字データ記憶部
    (7)受け付けた第二修正文字データを記憶する第二修正文字データ記憶部
    (8)第一修正文字データに含まれる修正有無と、第二修正文字データに含まれる修正有無との組み合わせにより、文字毎の信頼性レベルを判定する信頼性レベル判定部
    (9)判定した文字毎の信頼性レベルを記憶する信頼性レベル記憶部
    (10)第一認識文字データの文字コード列、又は第二認識文字データの文字コード列を、文字として表示する認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の表示属性を設定し、認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列を、再修正文字データとして受け付ける文字再修正操作部。
  2. 文字再修正操作部は、更に、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の入力属性を設定することを特徴とする請求項1記載の文字認識支援システム。
  3. 信頼性レベル記憶部は、第一修正文字データに含まれる文字コードと、第二修正文字データに含まれる文字コードが違う場合に、当該文字の信頼性レベルを、「確認を要するレベル」に判定することを特徴とする請求項1記載の文字認識支援システム。
  4. 信頼性レベル判定部は、第一修正文字データと第二修正文字データが共に修正有である場合と、第一修正文字データと第二修正文字データのいずれか一方が修正無で、他方が修正有である場合とを、「確認を要しないレベル」と判定し、
    文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の表示属性を、操作者が認識し難い表示形態に設定することを特徴とする請求項1記載の文字認識支援システム。
  5. 信頼性レベル判定部は、第一修正文字データと第二修正文字データが共に修正有である場合を、「確認を要しないレベル」と判定し、
    文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の表示属性を、操作者が認識し難い表示形態に設定することを特徴とする請求項1記載の文字認識支援システム。
  6. 文字再修正操作部は、信頼性レベルが「確認を要しないレベル」である文字について、認識文字表示エリアの文字領域の入力属性を、入力不可に設定することを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の文字認識支援システム。
  7. 信頼性レベル判定部は、操作者のレベルに応じて、信頼性レベルを修正することを特徴とする請求項1記載の文字認識支援システム。
  8. 文字イメージデータを自動文字認識して得られた文字コード列に対する修正を操作者に促す文字認識支援システムとなるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第一認識文字データを生成する第一文字認識手順
    (2)文字イメージデータを自動文字認識して、文字コード列からなる第二認識文字データを生成する第二文字認識手順
    (3)第一認識文字データの文字コード列を文字として表示する第一認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第一認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第一修正文字データを受け付ける第一文字修正操作手順
    (4)第二認識文字データの文字コード列を文字として表示する第二認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、第二認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列と文字毎に修正されたか否かを示す修正有無とからなる第二修正文字データを受け付ける第二文字修正操作手順
    (5)第一修正文字データに含まれる修正有無と、第二修正文字データに含まれる修正有無との組み合わせにより、文字毎の信頼性レベルを判定する信頼性レベル判定手順
    (6)第一認識文字データの文字コード列、又は第二認識文字データの文字コード列を、文字として表示する認識文字表示エリアと、文字イメージデータをイメージとして表示するイメージ表示エリアとを有し、文字毎の信頼性レベルに基づいて、認識文字表示エリアの文字領域毎の表示属性を設定し、認識文字表示エリアに含まれる文字の修正操作を操作者に促す文字修正画面を出力し、文字修正画面で修正された文字コードを含む文字コード列を、再修正文字データとして受け付ける文字再修正操作手順。
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WO2022270575A1 (ja) * 2021-06-25 2022-12-29 ローレルバンクマシン株式会社 情報処理装置及びプログラム

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