JP2006098827A - 透過式映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
【解決手段】透過式映像表示装置1は、映像を表示する表示部100と、接眼光学系101と、接眼光学系101を保持して画像表示面を有する透明な板状部材102とを備え、接眼光学系102が眼の前に位置して板状部材102が眼に対面する状態で使用され、表示部100からの光を接眼光学系101により眼に導いて表示部100が表示した映像の虚像を画像表示面102aに提供するとともに、外界からの光を板状部材102の画像表示面102aを透過させて眼に導いて外界の像を提供し、画像表示面102aに全面白色の画像を表示させた際に、表示部100から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
である。
【選択図】図1
【解決手段】透過式映像表示装置1は、映像を表示する表示部100と、接眼光学系101と、接眼光学系101を保持して画像表示面を有する透明な板状部材102とを備え、接眼光学系102が眼の前に位置して板状部材102が眼に対面する状態で使用され、表示部100からの光を接眼光学系101により眼に導いて表示部100が表示した映像の虚像を画像表示面102aに提供するとともに、外界からの光を板状部材102の画像表示面102aを透過させて眼に導いて外界の像を提供し、画像表示面102aに全面白色の画像を表示させた際に、表示部100から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
である。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば顔前にて使用され、映像と共に外界の像を提供する透過式映像表示装置に関する。
近年、顔前にて使用され、表示した映像の光と外界からの光を眼に導いて、映像と外界の像を提供する透過式映像表示装置がある。この透過式映像表示装置は、広い視界を確保するために、映像を表示する表示部が装置の周辺部に配置され、表示部からの光を眼に導くための接眼光学系と、接眼光学系を保持する透明板が眼の前に配置される。この表示部からの光を反射して外界からの光を透過させる反射型のホログラム素子を接眼光学系として用いることで、映像の虚像を外界の像に重ねて提供している(例えば、特許文献1)。
また、表示した画像を楽しむと同時に人物の置かれた状況がその透過性により容易に把握できるヘッドマウントディスプレイがあり、例えば、観察者の目の情報を観察者とコミュニケーションする人物に伝えるために、顔に赤外光を照射し、その光を透過する素子を設けたものがある(例えば、特許文献2)。
特開2002−156600号公報(第1頁〜第16頁、図1〜図22)
特開2000−352688号公報(第1頁〜第8頁、図1〜図8)
ところが、赤外光を照射する構造では、特別の部材、構成が必要であり、コストが嵩む。特に、このような透過式映像表示装置では、観察者の目が疲れることがなく、より良い画像を見たり、画像を楽しむ場合、透過してくる光と表示画像からくる光の量の関係が重要となってくる。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い画像を見たり、画像を楽しむことが可能な透過式映像表示装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
請求項2に記載の発明は、映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
請求項3に記載の発明は、前記眼球内に入射する光は、前記眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過式映像表示装置である。
請求項4に記載の発明は、前記眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過式映像表示装置である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過式映像表示装置である。
請求項5に記載の発明は、映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
請求項6に記載の発明は、映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置である。
請求項7に記載の発明は、前記眼球内に入射する光は、前記眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の透過式映像表示装置である。
請求項8に記載の発明は、前記眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.1
であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の透過式映像表示装置である。
0≦Σ1/Σ2<0.1
であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の透過式映像表示装置である。
請求項9に記載の発明は、前記画像表示面にカラー表示可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の透過式映像表示装置である。
請求項10に記載の発明は、前記表示画像光束を眼球内に入射せしめるハーフミラーを有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の透過式映像表示装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であり、輝度の比を所定の範囲に規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であり、輝度の比を所定の範囲に規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項2に記載の発明によれば、画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4であり、
かつ画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であり、輝度の比を所定の範囲に規定し、かつ光透過率を規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4であり、
かつ画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であり、輝度の比を所定の範囲に規定し、かつ光透過率を規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に加え、眼球内に入射する光は、眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であり、視野角を所定以内に規定することで、観察者は正面を見たまま自然に画像が見えることから疲れが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に加え、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であり、輝度の比をさらに小さい所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であり、輝度の比をさらに小さい所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項5に記載の発明によれば、画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能で、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造である。
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能で、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造である。
請求項6に記載の発明によれば、画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、
かつ画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定し、かつ光透過率を所定以上に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、さらにより良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能で、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造である。
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、
かつ画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定し、かつ光透過率を所定以上に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、さらにより良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能で、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造である。
請求項7に記載の発明によれば、請求項5または請求項6に加え、眼球内に入射する光は、眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であり、視野角を所定以内に規定することで、観察者は正面を見たまま自然に画像が見えることから疲れが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項8に記載の発明によれば、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.1
であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
0≦Σ1/Σ2<0.1
であり、所定領域の波長の輝度の積分値の比を所定の範囲に規定することで、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項8のいずれかに加え、画像表示面にカラー表示可能であり、より良い鮮明なカラー画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項9のいずれかに加え、表示画像光束を眼球内に入射せしめるハーフミラーを有し、ハーフミラーにより映像の虚像を外界の像に重ねて提供することができる。
以下、この発明の透過式映像表示装置の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
[実施の形態1]
この発明の透過式映像表示装置の実施の形態は、図1乃至図3に示すように構成される。図1は透過式映像表示装置の構成図、図2は輝度の特性曲線を示す図、図3は視野角を説明する図である。
この発明の透過式映像表示装置の実施の形態は、図1乃至図3に示すように構成される。図1は透過式映像表示装置の構成図、図2は輝度の特性曲線を示す図、図3は視野角を説明する図である。
この実施の形態の透過式映像表示装置1は、映像を表示する表示部100と、接眼光学系101と、接眼光学系101を保持する透明な板状部材102とを有する。この表示部100は照明するための光源を有し、表示部100には、制御部110が接続される。制御部110には、撮像部や再生装置などから画像情報が入力される。制御部110の制御で表示部100は、映像を表示する。
この実施の形態の透過式映像表示装置1は、接眼光学系101が眼の前に位置して板状部材102が眼に対面する状態で使用され、表示部110からの光を接眼光学系101により眼の眼球Eに導いて表示部100が表示した映像の虚像を画像表示面102aに提供するとともに、外界からの光を板状部材102の画像表示面102aを透過させて眼の眼球Eに導いて外界の像を提供する。
画像表示面102aにカラー表示可能であり、より良い鮮明なカラー画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
また、表示画像光束を眼球E内に入射せしめる表示面102aは、ハーフミラーにより形成され、ハーフミラーにより映像の虚像を外界の像に重ねて提供することができる。
この実施の形態では、画像表示面102aに全面白色の画像を表示させた際に、表示部100の照明するための光源から発せられ、眼の眼球E内に入射する光が、図2に示すように、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
である。
図2の横軸は波長(nm)を示し、縦軸は光の明るさの輝度を示す。表示部100の照明するための光源が発光し、この光の輝度の特性曲線Bは波長によって変化する。輝度は、横河電機株式会社製の光パワーメータ 32921を用いて得られたエネルギーを換算することで得られる。特性曲線Bは全面白色の画像の440nm〜480nmの波長毎の輝度の一例を示したものである。
この眼の眼球E内に入射する光の波長440nmでの輝度aと、波長470nmでの輝度bの比を、表1に示すように、0から1.0まで変化させて画像の鮮明度と視力の変化を評価した。この結果を表1に示す。
この表1に示す画像の鮮明度は、観察者が目視によって鮮明に見える程度を、非常に鮮明、鮮明、やや鮮明、不鮮明により評価した。眼の眼球E内に入射する光が、図2に示すように、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が鮮明である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が鮮明である。
さらに、0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が非常に鮮明である。
視力の変化は、観察者が使用後に見えにくく疲れたと感じる程度を数値で示した。疲れたと感じる数値が−0.10までが、この発明の実施例である。
このように、輝度の比を所定の範囲に規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
また、この実施の形態では、図3に示すように、眼球内に入射する光は、眼球Eが正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光である。画像表示面102aの配置角度や面積を変えることで、表2に示すように、眼球正面中心からの視野角を変化させて見やすさを評価した。この結果を表2に示す。
この表2に示す画像の見やすさは、観察者の見やすさを、非常に見易い、見易い、見にくいにより評価した。非常に見易い、見易いが、この発明の実施例である。眼球E内に入射する光は、眼球Eが正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であり、視野角を所定以内に規定することで、観察者は正面を見たまま自然に画像が見えることから疲れが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
[実施の形態2]
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態を、図4に基づいて説明する。図4は光透過率を説明する図である。この実施の形態の透過式映像表示装置は、図1乃至図3に示すように構成され、さらに図4に示すように、画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下である。
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態を、図4に基づいて説明する。図4は光透過率を説明する図である。この実施の形態の透過式映像表示装置は、図1乃至図3に示すように構成され、さらに図4に示すように、画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下である。
この眼の眼球E内に入射する光の波長440nmでの輝度と、波長470nmでの輝度の比と、光透過率を、表3に示すように、変化させて視力の変化を評価した。この結果を表3に示す。
この表3に示すように、視力の変化は、観察者が使用後に見えにくく疲れたと感じる程度を数値で示した。画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下であると、疲れたと感じる数値が−0.11までである。この数値までの透過率が疲れないこの発明の実施例である。
[実施の形態3]
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態を、図5に基づいて説明する。図5は輝度の特性曲線を示す図である。この実施の形態の透過式映像表示装置は、図1に示すように構成され、さらに図5に示すように、画像表示面102aに全面白色の画像を表示させた際に、表示部100から発せられ、眼球E内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
である。
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態を、図5に基づいて説明する。図5は輝度の特性曲線を示す図である。この実施の形態の透過式映像表示装置は、図1に示すように構成され、さらに図5に示すように、画像表示面102aに全面白色の画像を表示させた際に、表示部100から発せられ、眼球E内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
である。
図5の横軸は波長(nm)を示し、縦軸は輝度を示す。表示部100の照明するための光源が発光し、この光の輝度の特性曲線Bは波長によって変化する。 この眼の眼球E内に入射する光の輝度の波長430nm〜450nmの積分値Σ1と、輝度の波長400nm〜480nmの積分値Σ2の比を、表4に示すように、0から1.0まで変化させて画像の鮮明度と視力の変化を評価した。この結果を表4に示す。
この表4に示す画像の鮮明度は、観察者が目視によって鮮明に見える程度を、非常に鮮明、鮮明、やや鮮明、不鮮明により評価した。眼の眼球E内に入射する光が、図5に示すように、
0≦Σ1/Σ2<0.2
であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が鮮明である。
0≦Σ1/Σ2<0.2
であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が鮮明である。
さらに、0≦Σ1/Σ2<0.1であると、観察者が目視によって鮮明に見える程度が非常に鮮明である。
視力の変化は、観察者が使用後に見えにくく疲れたと感じる程度を数値で示した。疲れたと感じる数値が−0.10までが、この発明の実施例である。
このように、輝度の比を所定の範囲に規定することで、従来のような赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
また、この実施の形態では、図3に示すように、眼球内に入射する光は、眼球Eが正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光である。画像表示面102aの配置角度や面積を変えることで、表2に示すと同様であった。
[実施の形態4]
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態は、図5に示すように構成され、さらに図4に示すように、画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下である。この眼の眼球E内に入射する光の輝度の波長430nm〜450nmの積分値Σ1と、輝度の波長400nm〜480nmの積分値Σ2の比と、光透過率を、表5に示すように、変化させて視力の変化を評価した。この結果を表5に示す。
この発明の透過式映像表示装置の他の実施の形態は、図5に示すように構成され、さらに図4に示すように、画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下である。この眼の眼球E内に入射する光の輝度の波長430nm〜450nmの積分値Σ1と、輝度の波長400nm〜480nmの積分値Σ2の比と、光透過率を、表5に示すように、変化させて視力の変化を評価した。この結果を表5に示す。
この表5に示すように、視力の変化は、観察者が使用後に見えにくく疲れたと感じる程度を数値で示した。画像表示面102aの光透過率が20%以上100%以下であると、疲れたと感じる数値が−0.11までである。この数値までの透過率が疲れないこの発明の実施例である。
この実施の形態の透過式映像表示装置1は、図6及び図7に示すように、メガネ式に構成され、撮像部を備え、測光部は撮像部で兼用されるが、これに限定されない。図6は透過式映像表示装置の外観を示す図である。この実施の形態の透過式映像表示装置1は、1つの表示部100、撮像部111、制御部110、左右1対のプリズム20L、20R、鼻当て31、左右1対のテンプル32L、32Rよりなり、プリズム20L、20Rが左右の眼の前に位置するように使用者の顔前に装着される。鼻当て31は、プリズム20L、20Rに取り付けられており、これらを連結している。
テンプル32L、32Rは、それぞれプリズム20L、20Rの端部に取り付けられている。装着時には、鼻当て31が鼻に当たり、テンプル32L、32Rが耳、側頭部または後頭部に当たって、透過式映像表示装置1は、これら3部位で支持される。テンプル32L、32Rは、プリズム20L、20R近傍の部位に設けられた垂直方向の軸(不図示)を中心に回動可能であり、非使用時には内側に折り畳むことができる。
表示部100は、右のプリズム20Rに取り付けられている。表示部100を含む断面を図7に示す。表示部100は、透過型の液晶表示器(LCD)11、筺体12、プリズム13、発光ダイオード(LED)14、およびレンズ15よりなる。LCD11は表示するための映像を表示し、表示した映像により照明光を変調する。筺体12は、LCD11、LED14およびレンズ15を収容してこれらを保持する。LED14はLCD11を照明するための光源であり、レンズ15はLED14が発した光をLCD11の全面に均一に導くための照明光学系である。
LCD11の映像の表示やLED14の発光は、制御部110によって制御され、撮像部111で撮像した画像情報を画像処理し、電力や映像信号を供給する。
プリズム13は平板状であり、透明なガラスまたは樹脂で作製されている。プリズム13はLCD11からの光を眼Eに導いて、LCD11に表示された映像の虚像を表示する。プリズム13の上端部は、縁の方が内部側よりも厚いくさび状とされており、筺体12はこのくさび状の上端部を挟むようにして、プリズム13に取り付けられている。
プリズム20Lは平板状であり、単一の部材で構成されている。プリズム20Rも平板状であるが、単一の部材ではなく、プリズム13とプリズム21で構成されている。プリズム20Lおよびプリズム21は、プリズム13と同じ材料で作製されており、これら3者に屈折率の差はない。プリズム20Rを成すプリズム13とプリズム21は相補的な形状を有し、隙間なく、かつ表面が連続するように接合されている。プリズム13がくさび状の上端部を有することを除いて、プリズム20L、20Rは一般的な眼鏡同様対称形である。透過式映像表示装置1を顔前に装着した使用者は、プリズム20L、20Rを通して外界を観察することになる。
プリズム13の下端部は、縁に向かうほど前面(眼Eから遠い面)が後面(眼Eに近い面)に近づくように作製されており、くさび状である。このくさび状の部位の前面すなわちプリズム21との接合面は平面であり、この平面にはホログラム素子22が形成されている。ホログラム素子は22、装着時に眼Eの直前に位置する。プリズム13およびホログラム素子22が接眼光学系101を構成する。ホログラム素子22は、例えば回析フィルムなどで構成される。
プリズム13は、LCD11からの光を、上端部の端面より内部に導き入れ、前面と後面で複数回全反射しながら、ホログラム素子22に導く。ホログラム素子22は、導かれた光を回折させて、平行光に近い光束としながら、眼Eに入射させる。これにより、使用者には、LCD11に表示された映像の虚像が表示される。ホログラム素子22は外界からの光にはほとんど作用せず、虚像は外界の像の中央部に重なって観察される。
透過式映像表示装置1では、LCD11からの光をプリズム13の内部で反射しながらホログラム素子22に導くようにしているため、プリズム20Rを大きくすることが可能である。プリズム13の下端部はくさび状であるが、同じ材質のプリズム21に接合されているため、プリズム13の下端部を透過する外界からの光に屈折は生じない。したがって、外界の像の中央部が歪んだり不連続になったりすることもなく、透過式映像表示装置1は質の高い像を表示することができる。
LCD11は左右方向に長い長方形状であり、十数文字が横方向に並ぶ文字列を1〜数行表示することができる。このため、使用者は、映像から多くの情報を一度に得ることが可能である。なお、この実施の形態では、右眼に映像を表示するようにしているが、もちろん、左眼に映像を表示するようにしてもよい。
また、この実施の形態では、図8に示すように、透明表示素子4を透明基板5に設置せし、透明表示素子4の発光によって映像の虚像を画像表示面102aに提供するとともに、外界からの光を画像表示面102aを透過させて眼に導いて外界の像を提供する。この透明表示素子4が、厚さ4mm以上の透明基板102b上にあって、それが眼球Eと逆側にある。
この透過式映像表示装置は、画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であり、輝度の比を所定の範囲に規定することで、赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であり、輝度の比を所定の範囲に規定することで、赤外光を照射しない簡単な構造で、観察者の目が疲れることが軽減でき、より良い鮮明な画像を見たり、画像を楽しむことが可能である。
1 透過式映像表示装置
100 表示部
101 接眼光学系
102 板状部材
102a 画像表示面
110 制御部
100 表示部
101 接眼光学系
102 板状部材
102a 画像表示面
110 制御部
Claims (10)
- 映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4
であることを特徴とする透過式映像表示装置。 - 映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.4であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置。 - 前記眼球内に入射する光は、前記眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過式映像表示装置。
- 前記眼球内に入射する光が、
0≦波長440nmでの輝度/波長470nmでの輝度<0.2であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過式映像表示装置。 - 映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であることを特徴とする透過式映像表示装置。 - 映像を表示する表示部と、
接眼光学系と、
前記接眼光学系を保持して画像表示面を有する透明な板状部材とを備え、
前記接眼光学系が眼の前に位置して前記板状部材が眼に対面する状態で使用され、前記表示部からの光を前記接眼光学系により眼に導いて前記表示部が表示した映像の虚像を前記画像表示面に提供するとともに、外界からの光を前記板状部材の画像表示面を透過させて眼に導いて外界の像を提供する透過式映像表示装置であり、
前記画像表示面に全面白色の画像を表示させた際に、前記表示部から発せられ、眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.2
Σ1は、輝度の波長430nm〜450nmの積分値
Σ2は、輝度の波長400nm〜480nmの積分値
であり、
かつ前記画像表示面の光透過率が20%以上100%以下であることを特徴とする透過式映像表示装置。 - 前記眼球内に入射する光は、前記眼球が正面を向いた際に、眼球正面中心から視野角10度以内から入射する光であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の透過式映像表示装置。
- 前記眼球内に入射する光が、
0≦Σ1/Σ2<0.1
であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の透過式映像表示装置。 - 前記画像表示面にカラー表示可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の透過式映像表示装置。
- 前記表示画像光束を眼球内に入射せしめるハーフミラーを有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の透過式映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004285935A JP2006098827A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 透過式映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004285935A JP2006098827A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 透過式映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006098827A true JP2006098827A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=36238698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004285935A Pending JP2006098827A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 透過式映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006098827A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118527A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Sony Corp | 撮像装置、表示装置、撮像方法、表示方法 |
EP2390708A1 (en) | 2010-05-27 | 2011-11-30 | Tokai Optical Co., Ltd. | Head mounted display |
US8182084B2 (en) | 2010-05-27 | 2012-05-22 | Tokai Optical Co., Ltd. | Display unit |
US8872941B2 (en) | 2006-11-07 | 2014-10-28 | Sony Corporation | Imaging apparatus and imaging method |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004285935A patent/JP2006098827A/ja active Pending
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