JP2006097779A - 逆流防止用フラップ弁 - Google Patents

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安秀 竹田
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Abstract

【課題】弁箱弁座8の取付角度を調整し得るようにする。
【解決手段】放流管P末端の弁箱2上部に弁体3を揺動自在に吊り下げ、その弁体3の弁座7が弁箱端面の弁座8に当接し閉弁する逆流防止用フラップ弁である。弁箱弁座8を弁箱2にOリング13を介在して嵌め込んでねじ止め11し、その弁箱弁座8と弁箱2の嵌合面8a、2aを球面とする。その球面の嵌合面上の摺動により、弁座8の取付角度をその摺動範囲内において任意に取り得る。弁箱弁座8を交換する場合、その嵌合面は錆などで凹凸があるが、Oリングにより凹凸嵌合面もシールがなされ、その嵌合面を介した漏水はない。このため、弁体弁座と弁箱弁座がぴったり当接するように、調整ねじ12でもって弁座8を弁箱に対して摺動させた後、ねじ止め11すれば、確実な閉弁作用を得る。
【選択図】図1

Description

この発明は、放流管の末端に取付けられてその放流管への逆流を防止するフラップ弁に関する。
従来技術
この種のフラップ弁は、下水処理水や雨水を河川等に放流する配管(放流管)の末端に設置され、例えば、図8、図9に示すように、コンクリート壁C内に形成された放流管Pの末端に、弁箱2をその放流管Pの末端フランジなどからなるベース金具1にねじ止め等することによって取付け、その弁箱2端面に弁体3を設けたものである。弁箱2上部外面両側からは対のアーム4、4が立ち上がって、そのアーム4の間に揺動軸5が設けられ、この揺動軸5に前記弁体3両端の補強リブ6が延びて回転自在に嵌って、弁体3が揺動自在に吊り下げられ、その弁体3の弁座7が前記弁箱2の弁座8に当接することによって閉弁する。この閉弁によって、放流管Pへの逆流を防止する。
このフラップ弁は、両弁座7、8の当接面が鉛直に対し2〜3度(θ)上向きに傾斜しており、通常、弁体3の自重によってその両弁座7、8がぴったり当接して閉弁し、放流管Pからの図示矢印の流れによってその弁体3が図示鎖線のように上方に揺動されて開弁する。閉弁は、カウンターウエイト、バネなどによる力によって行うものもある(特許文献1等参照)。
特開2002−348841号公報
この種のフラップ弁は、放流管Pの末端に設置されて露出しているため、配管途中に介設される弁に比べて経年劣化が激しく、特に劣化が激しいのは、弁座7、8であって、その取換えをしないと、両者7、8の当接精度が劣化し、逆止弁効果が劣化して漏水を招くこととなる。
従来、その逆止弁効果が劣化した場合、フラップ弁全体、すなわち、弁箱2をベース金具1から外して、新しいフラップ弁をそのベース金具1に取り付けるようにしている。さらに、最悪の場合には、金具1も劣化しており、コンクリートC部分も改修して金具1を取換える必要がある。これらのフラップ弁の交換は、廃棄物が多くなり、今日の省資源化及び廃棄物の抑制化に反する。
このため、弁座7、8のみを交換することが考えられ、その交換は、図10に示すように、通常、弁箱2側の弁座8はビス9によって弁箱2の端面に固定されているため、そのビス9を外して行うこととなる。
このとき、経年により、ビス9、弁座8及びその弁箱2の取付面2bは錆などによって腐食されて設置当初の平滑面を維持しておらず、通常、激しい凹凸面となっている。
このため、ビス9を外して弁座8を弁箱2から取り外し、新たな弁座8を弁箱2に取付けようとしても、その弁箱2の取付面2bが平滑でないため、新たな弁座8が設置当初位置から傾き、弁体3の弁座7との当接面が一致せず、確実な閉弁がなされず、漏水が生じている。
この発明は、弁体弁座7と弁箱弁座8の当接面が一致するように、その弁箱弁座8の取付角度を調整し得るようにすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、弁箱弁座を弁箱に嵌め込んでねじ止めすることにより取付けると共に、その嵌合面を球面としたのである。
嵌合面が球面であれば、その球面上の摺動によって、弁箱に対する弁座の取付角度をその摺動範囲内において任意に取ることができる。この弁座の取付角度の調整によって、弁体弁座と弁箱弁座の当接面を一致させる。
この発明は、弁箱弁座を弁箱に球面でもって嵌め込みねじ止めするようにしたので、その球面上の弁箱弁座の摺動によって、弁箱弁座と弁体弁座の当接面の一致を容易に得ることができる。このため、新規なフラップ弁の設置時のみならず、弁箱弁座の交換時においても、弁箱弁座と弁体弁座の当接面の一致を容易に得ることができて、確実な閉弁作用を得ることができる。
この発明の実施形態としては、放流管の末端に弁箱が取付けられ、その弁箱上部に弁体が揺動自在に吊り下げられ、その弁体の弁座が前記弁箱端面の弁座に当接することによって閉弁する逆流防止用フラップ弁において、前記弁箱弁座を前記弁箱に嵌め込んでねじ止めし、その弁箱弁座と弁箱の嵌合面を球面とした構成を採用する。
この構成において、上記弁箱弁座と弁箱の嵌合面にシール材を介在することが好ましい。新規に設置するフラップ弁では、その嵌合面に錆などによる凹凸はないが、既設のフラップ弁の弁箱弁座を交換する場合は、通常、その嵌合面は錆などによって凹凸があり、錆を除去してもその嵌合面を平滑にすることは困難である。このため、その嵌合面にシール材を介在するようにすれば、平滑でない嵌合面もそのシール材によってシールがなされるため、その嵌合面を介した漏水はない。シール材には、Oリング等の周知のものを使用する。
上記弁箱に対する弁座の調整手段としては、例えば、弁箱弁座に弁箱との対向面に当接する調整ねじをねじ通し、その調整ねじのねじ込み度合により、嵌合球面上の弁箱弁座の摺動位置を調整可能とする構成を採用できる。
これらの構成において、上記弁箱を、弁箱弁座の取付部材と上記放流管末端への取付部材とに分割し、前者の取付部材を後者の取付部材に対しねじ止めにより取付け、そのねじ止めを外すことにより交換可能とすれば、弁箱の弁座取付面が腐食などにより損傷して交換する必要が生じても、その前者の取付部材を交換することにより対応できて、放流管末端への取付部材を交換する必要がないため、廃棄物の減少を図ることができる等の利点がある。
一実施例を図1〜図5に示し、この実施例も、従来と同様に、コンクリート壁C内に形成された放流管Pの末端に、弁箱2をその放流管P末端のベース金具1にねじ止め等することによって取付け、その弁箱2端面に弁体3を設けている。弁箱2上部外面両側からは対のアーム4、4が立ち上がって、そのアーム4の間に揺動軸5が設けられ、この揺動軸5に弁体3両端の補強リブ6が延びて回転自在に嵌って、弁体3が揺動自在に吊り下げられ、その弁体3の弁座7が前記弁箱2の弁座8に当接することによって閉弁して、放流管Pへの逆流を防止する。
このフラップ弁も、両弁座7、8の当接面が鉛直に対し2〜3度(θ)上向きに傾斜しており、通常、弁体3の自重によってその両弁座7、8がぴったり当接して閉弁し、放流管Pからの流れによってその弁体3が上方に揺動されて開弁する。弁体弁座7は、弁体3の表面にシート3aを貼ることにより形成され、弁箱弁座8は、各種のメタルからなる円環体からなって、締結ねじ11と調整ねじ12がその周方向に交互に等間隔にねじ通されている。
弁箱弁座8と弁箱2の対向面は、球面でもって嵌合するようになっており、弁箱2の嵌合面8a、2aにはOリング13が嵌められてその嵌合面8a、2a全周のシールがなされている。嵌合面8a、2aの球面中心(曲率)は、弁体3の揺動に応じてその弁座7に弁箱弁座8がぴったり当接するように適宜に設定する。例えば、球面中心が弁箱2の軸心上に位置するようにする。
締結ねじ11と調整ねじ12の数及び間隔は任意であり、締結ねじ11は、図4及び図5に示すように、6角穴付ボルト等からなって、弁箱弁座8を貫通して弁箱2にねじ込まれて弁箱弁座8を弁箱2に固定する。調整ねじ12は、図3及び図5に示すように、6角穴付止めねじ等からなって、弁箱弁座8にねじ通されてその先端は弁箱2との対向面に当接する。このため、この各調整ねじ12のねじ込み度合を調整することにより、弁箱弁座8が嵌合面8aを介して弁箱嵌合面2aを摺動して弁箱2に対する取付角度が調整される。この取付角度の調整後に、締結ねじ11を弁箱2にねじ込めば、その取付角度でもって弁座8は弁箱2に固定される。
この実施例のフラップ弁は以上の構成であり、放流管Pに新規に取付ける場合には、従来と同様にして取付ける。このとき、初期調整が悪い等の何らかの事情により、弁体弁座7と弁箱弁座8が全周に亘ってぴったり当接しない場合には、締結ねじ11を緩め、調整ねじ12でもって両弁座7、8が全周に亘ってぴったり当接するように弁座8の取付角度を調節する。この調節後、締結ねじ11をねじ込んで弁座8を弁箱2に固定する。
経年劣化等によって、弁箱弁座8を交換する場合には、締結ねじ11を外してその弁箱弁座8を弁箱2から外し、新たな弁座8を取付ける。このとき、Oリング13が劣化しておれば、その交換もする。また、必要に応じて、弁体3及びそのシール3aを交換する。この後、調整ねじ12でもって、弁体弁座7と弁箱弁座8がその全周に亘ってぴったり当接するように弁座8の取付角度を調節する。この調節後、締結ねじ11をねじ込んで弁座8を弁箱2に固定する。
図6には、弁箱2を、弁箱弁座8の取付部材21と上記放流管末端への取付部材22とに分割した実施例を示す。前者の取付部材21は、その全周の適宜位置を締付けボルト23によって後者の取付部材22にOリング24を介在して締結して固定する。
このようにすれば、弁箱2の弁座取付面(嵌合面)2aが腐食などにより損傷して交換する必要が生じても、その前者の取付部材21のみを交換することにより対応できて、放流管P末端への取付部材22を交換する必要がない。この弁箱2を2部材とした態様は、図7に示す態様等とすることもできる。
一実施例の切断正面図 同実施例の弁体を切除した左側面図 同実施例の要部拡大切断正面図 同実施例の要部拡大切断正面図 同実施例の要部拡大切断側面図 (a)、(b)は共に他の実施例の要部拡大切断正面図 他の実施例の要部拡大切断正面図 従来例の切断正面図 同右半分切り欠き左側面図 同要部拡大切断正面図
符号の説明
1 基礎ベース(放流管フランジ)
2 弁箱
2a、8a 嵌合面
3 弁体
7 弁体弁座
8 弁箱弁座
11 締結ねじ
12 調整ねじ
13 Oリング(シール材)
21、22 弁箱分割部材(取付部材)
23 締付けボルト

Claims (4)

  1. 放流管Pの末端に弁箱2が取付けられ、その弁箱2上部に弁体3が揺動自在に吊り下げられ、その弁体3の弁座7が前記弁箱端面の弁座8に当接することによって閉弁する逆流防止用フラップ弁において、
    上記弁箱弁座8を上記弁箱2に嵌め込んでねじ止めし、その弁箱弁座8と弁箱2の嵌合面8a、2aを球面としたことを特徴とする逆流防止用フラップ弁。
  2. 上記弁箱弁座8と弁箱2の嵌合面8a、2aにシール材13を介在して、そのシール材13により前記嵌合面8a、2aからの漏水を防止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の逆流防止用フラップ弁。
  3. 上記弁箱弁座8に上記弁箱2との対向面に当接する調整ねじ12をねじ通し、その調整ねじ12のねじ込み度合により、弁箱2に対する弁箱弁座8の嵌合位置を調整可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の逆流防止用フラップ弁。
  4. 上記弁箱2を、弁箱弁座8の取付部材21と上記放流管P末端への取付部材22とに分割し、前者の取付部材21を後者の取付部材22に対しねじ止めにして交換可能としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の逆流防止用フラップ弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100750675B1 (ko) * 2006-04-17 2007-08-20 주식회사 한국 종합엔지니어링 하수도용 덮개 판 높이 조절이 가능한 자동수문
KR100936769B1 (ko) 2009-06-29 2010-01-15 주식회사창대종합건축사사무소 역류방지대를 갖춘 아파트 단지내 하수설비
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KR101313175B1 (ko) 2013-06-10 2013-09-30 전영빈 자동거치 플랩밸브조립체

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