JP2006096165A - Rear glass defogging device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のリアガラスの曇りを防止する車両用リアガラス防曇装置に関する。 The present invention relates to a vehicular rear glass antifogging device that prevents fogging of a rear glass of a vehicle.
従来、この種の防曇装置としては、リアガラスの内表面に貼り付けられる電熱線を採用して、電熱線に通電してリアガラスを加熱することにより、リアガラスの曇りの発生を防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述の防曇装置では、電熱線をガラスの表面に貼り付けるため、このリアガラスの視認性が悪化すると言う問題がある。 However, the above-described anti-fogging device has a problem that the visibility of the rear glass is deteriorated because the heating wire is attached to the surface of the glass.
本発明は、上記点に鑑み、リアガラスの視認性を確保しつつ、車両のリアガラスの曇りを防止するようにした車両用リアガラス防曇装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a vehicular rear glass anti-fogging device that prevents the rear glass of a vehicle from being fogged while ensuring the visibility of the rear glass.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内に向けて空気を吹き出す吹出口(31)と、
車両のリアガラス下側に設けられて、車室内の空気を吸い込む吸込口(40)と、
空気の状態を調整する空調手段(13)と、
前記空調手段により状態を調整された調整空気を前記吹出口から吹き出させる送風機(12)と、を備えており、
前記リアガラス内表面に沿って前記吸込口側に流れる前記調整空気の空気流を発生させるようになっていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, in the invention according to
A suction port (40) that is provided below the rear glass of the vehicle and sucks in air in the passenger compartment;
Air conditioning means (13) for adjusting the air condition;
A blower (12) that blows out the adjusted air whose state is adjusted by the air-conditioning means from the air outlet,
An air flow of the adjustment air that flows toward the suction port along the inner surface of the rear glass is generated.
したがって、空調手段により状態を調整された空気がリアガラス内表面に沿って流れるため、リアガラス内表面に結露が発生するのを防止することができる。 Therefore, since the air whose state has been adjusted by the air conditioning means flows along the inner surface of the rear glass, it is possible to prevent dew condensation from occurring on the inner surface of the rear glass.
また、請求項1に記載の発明では、リアガラスに電熱線を貼り付けないので、リアガラスの視認性が阻害されることはない。
Moreover, in the invention according to
以上により、リアガラスの視認性を確保しつつ、車両のリアガラスの曇りを防止することができる。 As described above, fogging of the rear glass of the vehicle can be prevented while ensuring the visibility of the rear glass.
但し、空調手段としては、請求項2に記載の発明のように、前記空気の温度を加熱する加熱手段を採用したり、請求項3に記載の発明のように、前記空気を除湿する除湿手段を採用したりすることが必要になる。 However, as the air conditioning means, a heating means for heating the temperature of the air as in the invention described in claim 2 is adopted, or a dehumidifying means for dehumidifying the air as in the invention according to claim 3. It is necessary to adopt.
具体的には、請求項4に記載の発明のように、前記空調手段は、前記吸込口から吸い込んだ空気の状態を調整するものであり、
前記空調手段により状態を調整された調整空気を前記吹出口に向けて通風するダクト(20)を備えるように構成してもよい。
Specifically, as in the invention according to claim 4, the air conditioning means adjusts the state of the air sucked from the suction port,
You may comprise so that the duct (20) which ventilates the adjustment air which the state was adjusted by the said air-conditioning means toward the said blower outlet may be provided.
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
図1、図2に、本発明に係る一実施形態の車両用リアガラス防曇装置の概略構成を示す。図1は、車両用リアガラス防曇装置を車両側方から見た模式図であり、図2は、車両用リアガラス防曇装置を車両上方から見た模式図である。 1 and 2 show a schematic configuration of a vehicle rear glass antifogging device according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a schematic view of a vehicle rear glass anti-fogging device viewed from the side of the vehicle, and FIG. 2 is a schematic view of the vehicle rear glass anti-fogging device viewed from above the vehicle.
車両用リアガラス防曇装置は、リア空調ユニット10および左側および右側ダクト20を備えており、リア空調ユニット10は、後部座席2の後側のトランク室内において、リアトレー4の下方に配置されている。リア空調ユニット10は、ケーシング11、送風機12、および暖房用熱交換器13を備えている。
The vehicular rear glass antifogging device includes a rear
送風機12は、暖房用熱交換器13とともに、ケーシング11内に収納されており、この送風機12は、電動モータの駆動により空気流を発生させるものであって、吸込口40から空気を吸い込んで、その空気を暖房用熱交換器13に向けて送る。
The
ここで、吸込口40は、リアガラス1の下側にて配置されており、吸込口40は、リアトレー4において、幅方向に延びる帯状に開口形成されている。吸込口40の幅方向(左右方向)の寸法は、リアガラス1の幅方向(左右方向)の寸法とほぼ同一に設定されている。
Here, the
暖房用熱交換器13は、走行用エンジンの冷却水(温水)により空気を加熱して高温の空気(調整空気)を発生する熱交換器である。この熱交換器により加熱された温風は、左側ダクト20および右側ダクト20を通して天井側通風路30に通風される。左側ダクト20および右側ダクト20は、図1、図2に示すように、車両後方側に配置される左右のCピラー内に設けられている。なお、図1では、左側ダクト20だけを示している。
The
天井側通風路30は、図1に示すように、車両の天井基材32およびその上側の断熱シート材33の間にて扁平状に設けられて、左側ダクト20および右側ダクト20から送られる温風を通風する。そして、天井基材32には、その一面に亘り複数の孔部31が設けられており、複数の孔部31は、車室内に温風を吹き出す役割を果たす。
As shown in FIG. 1, the ceiling
次に、本実施形態の車両用リアガラス防曇装置の作用効果について図1を参照して説明する。 Next, the effect of the vehicle rear glass antifogging device of this embodiment will be described with reference to FIG.
先ず、送風機12が吸込口40からその周辺の空気を吸い込んで、その空気を暖房用熱交換器13に向けて送ると、暖房用熱交換器13が空気を加熱して温風が暖房用熱交換器13から吹き出されることになる。
First, when the
すると、この温風は、左側ダクト20および右側ダクト20を通して天井側通風路30に通風される。そして、天井側通風路30内から温風が天井基材32の各孔部31を通して車室内に向けて吹き出される。
Then, the warm air is passed through the
ここで、複数の孔部31のうちリアガラス1の上側近傍に配置される各孔部31は、リアガラス1の上側に向けて開口形成されており、リアガラス1の幅方向全体に亘り各孔部31からの温風が吹き付けられる。
Here, among the plurality of
一方、送風機12は、上述の如く、吸込口40からその周辺の空気を吸い込んでいるため、リアガラス1の内表面に沿って吸込口40側に流れる高温空気の空気流が発生することになる。このため、リアガラス1の内表面は、高温空気により暖められるため、リアガラス1の内表面の温度を露点以上に保つことができるので、リアガラス1の内表面にて結露が発生することを防止することができる。
On the other hand, as described above, since the
次に、本実施形態の作用効果について説明する。すなわち、本実施形態の車両用リアガラス防曇装置は、車両のリアガラス1の内表面上側に向けて空気を吹き出す複数の吹出口31と、リアガラス1の下側に設けられて周辺空気を吸い込む吸込口40と、空気を加熱する暖房用熱交換器13と、暖房用熱交換器13により加熱された温風を吹出口31から吹き出させる送風機12と、を備えており、リアガラス1の内表面に沿って吸込口40側に流れる温風の空気流を発生させるようになっている。
Next, the effect of this embodiment is demonstrated. That is, the rear glass antifogging device for a vehicle according to the present embodiment includes a plurality of
したがって、暖房用熱交換器13により加熱された温風がリアガラス1の内表面に沿って流れるため、リアガラス1内表面が暖められて、その温度を露点以上に保つことができるため、リアガラス1の内表面に結露が発生するのを防止することができる。
Therefore, since the warm air heated by the
また、本実施形態ではリアガラス1に電熱線を貼り付けないので、リアガラス1の視認性が阻害されることはない。以上により、リアガラス1の視認性を確保しつつ、車両のリアガラス1の曇りを防止することができる。
Moreover, since a heating wire is not affixed on the
また、天井側の複数の孔部31から温風、冷風を吹き出す天井空調を採用する場合には、複数の孔部31の一部を用いて、リアガラス1の防曇を行うことができる。
Moreover, when employ | adopting the ceiling air conditioning which blows off warm air and cold air from the
また、本実施形態では、天井側の複数の孔部31から温風を吹き出しているので、フロントガラスの防曇装置の如く、リアガラス1に向けてその下側から温風を吹き出す専用の吹出口を設ける必要がないことは勿論のことである。
Moreover, in this embodiment, since the warm air is blown out from the plurality of
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、吸込口40としては、リア空調ユニット10内に空気を取り入れる開口部としての役割を果たすものをについて説明したが、吸込口40としては、車室外に空気を排出する排気口の機能を果たすようにしてもよい。
(Other embodiments)
In the above-described embodiment, the
上述の実施形態では、リアガラス1の内表面に沿って流れる高温空気の空気流を発生させるために、リアガラス1の上側に向けて開口形成される各孔部31を採用してこれら各孔部31からリアガラス1の内表面に向けて高温空気を吹き出した例について説明したが、これに限らず、各孔部31としては、車室内に向けて高温空気を吹き出すものであってもよい。この場合、各孔部31としては、天井に設ける場合に限らず、ピラーなどの他の部位に設けるようにしてもよい。
In the above-described embodiment, in order to generate an air flow of high-temperature air that flows along the inner surface of the
上述の実施形態では、空調手段として、空気を加熱する暖房用熱交換器を用いるようにした例について説明したが、これに限らず、空気を冷却して除湿する冷房用熱交換器を用いるようにしてもよい。また、暖房用熱交換器および冷房用熱交換器を組み合わせて用いるようにしてもよい。 In the above-described embodiment, an example in which a heating heat exchanger that heats air is used as the air conditioning means has been described. However, the present invention is not limited thereto, and a cooling heat exchanger that cools and dehumidifies air is used. It may be. A heating heat exchanger and a cooling heat exchanger may be used in combination.
ここで、冷房用熱交換器としては、冷媒を用いて空気を冷却する熱交換器であってもよく、通電により空気を冷却する半導体素子からなるペルチェ素子などを用いてもよい。また、暖房用熱交換器としては、エンジン冷却水を用いる熱交換器に限らず、通電により空気を加熱する電気ヒータ(電熱線)を用いてもよい。 Here, the heat exchanger for cooling may be a heat exchanger that cools air using a refrigerant, or a Peltier element made of a semiconductor element that cools air by energization. The heating heat exchanger is not limited to a heat exchanger that uses engine cooling water, and an electric heater (heating wire) that heats air by energization may be used.
1…リアガラス、13…暖房用熱交換器、31…吹出口、40…吸込口。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
車両のリアガラス下側に設けられて、車室内の空気を吸い込む吸込口(40)と、
空気の状態を調整する空調手段(13)と、
前記空調手段により状態を調整された調整空気を前記吹出口から吹き出させる送風機(12)と、を備えており、
前記リアガラス内表面に沿って前記吸込口側に流れる前記調整空気の空気流を発生させるようになっていることを特徴とする車両用リアガラス防曇装置。 An air outlet (31) that blows air toward the passenger compartment;
A suction port (40) that is provided below the rear glass of the vehicle and sucks in air in the passenger compartment;
Air conditioning means (13) for adjusting the air condition;
A blower (12) that blows out the adjusted air whose state is adjusted by the air-conditioning means from the air outlet,
A rear glass antifogging device for a vehicle, characterized in that an air flow of the adjusted air flowing toward the suction port side along the inner surface of the rear glass is generated.
前記空調手段により状態を調整された調整空気を前記吹出口に向けて通風するダクト(20)を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用リアガラス防曇装置。 The air-conditioning means adjusts the state of air sucked from the suction port,
The vehicle rear glass prevention according to any one of claims 1 to 3, further comprising a duct (20) through which the adjusted air whose state is adjusted by the air-conditioning means flows toward the outlet. Fogging equipment.
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JP2004284412A JP2006096165A (en) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | Rear glass defogging device for vehicle |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008018073A1 (en) * | 2008-04-09 | 2009-10-15 | Volkswagen Ag | Air-conditioning method for vehicle e.g. van, involves injecting air into inner area from top to bottom in direction of windows diagonally to vertical axis of vehicle, where air is injected through clam-shell roof lining |
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2004
- 2004-09-29 JP JP2004284412A patent/JP2006096165A/en active Pending
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DE102008018073A1 (en) * | 2008-04-09 | 2009-10-15 | Volkswagen Ag | Air-conditioning method for vehicle e.g. van, involves injecting air into inner area from top to bottom in direction of windows diagonally to vertical axis of vehicle, where air is injected through clam-shell roof lining |
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