JP2006095164A - 口腔清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 嵌合強度を十分に維持しつつ容易な構造により清掃体を着脱でき、また、スライド機構を有しつつ使用時に荷重を加えても清掃体が容易にハンドル内部に収納されてしまうことがない口腔清掃具を提供せんとする。
【解決手段】 ハンドル体2とその先端に延設される清掃体3とよりなり、清掃体3の基端に鉤状突部31を設け、ハンドル体2の先端に、鉤状突部31を軸方向に受け入れ軸中心に相対回転させて着脱自在に係止する係合凹部20を設けた。ハンドル体2は、ハンドル本体21に保持基体22を軸方向へ移動可能に内装し、保持基体22の側方に弾性付勢されるとともに案内溝61に係合して軸方向に案内され、幅広部61cに嵌入することで移動規制される操作ボタン23を突設した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、清掃体を有する口腔清掃具に係わり、より詳しくは、清掃時の種々の力の作用に耐える構造を備える口腔清掃具に関する。
口腔内の歯間部、歯肉辺縁部および臼歯の小窩裂溝部は、特に疾患リスクの大きな部位である。歯科疾患予防のためには、これら部位に対する重点的且つ定常的なケアが重要であり、近年では、簡易で場所を選ばずにこれら部位を清掃できる口腔清掃具が求められている。
また、このような口腔清掃具は、歯科疾患の予防だけでなく審美的な面などニーズに広がりをみせており、携帯に便利で外出先でも容易に使用できる商品の要望が強い。
しかしながら、一般に口腔清掃具は、口腔内に挿入される比較的小さな清掃部に対して大きな荷重が繰り返するとともに、いろいろな方向に清掃動作されることにより回転や曲げ、捻れ等の種々の力が作用することから、これらに十分耐えうる構造が必要となるため、このような構造を備えつつ上述の多様なニーズにこたえられる商品は、未だ提供されていない。
一方、化粧用筆の分野では、従来、軸心方向の案内溝を有する収納筒内に、先端に穂を有し且つ軸心方向に移動自在とされる筆本体と、該筆本体を後退方向に付勢して穂を収納筒内に収納状とする弾機とを備えて、筆本体の基部側に、断面積が収納筒の内部空間の断面積より小とされた可撓性を有する可撓部を備えると共に該可撓部に、筆本体の収納筒装備時に可撓部の撓みにより案内溝に長手方向に移動自在で且つ収納筒外部に突出状に挿入される突部を備え、収納筒に基端側からキャップを被着して、該キャップの開口縁部により突部を介して筆本体を押出すことで、穂を収納筒の先端側開口から突出させるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、同じく化粧用具として、巾広係止孔が両端に形成された縦長案内孔を有する筒形状容器と、先端に筆毛等の塗布部が取付られるとともに、前記容器内に収容されて容器内周面を押圧する板ばね状の弾性片が一体に形成された塗布部支持体と、前記塗布部支持体に設けられ、前記案内孔を貫通して外方に突出する操作つまみとを備え、前記案内孔を貫通する操作つまみの軸部には、係止孔に整合する巾広部と、案内孔に整合する巾狭部とが形成されており、この操作つまみを押圧操作することにより、操作つまみの巾狭部を案内溝に係合させるとともに、塗布部支持体を案内溝に沿って前後摺動させて塗布部を容器から出没させるものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、口腔清掃具においては、このようなスライド機構を有するものが容易に提供できない理由があった。即ち、歯牙清掃等を行う口腔清掃具では、前述のように歯牙を清掃する際の荷重に耐えられる構造とする必要があるが、上述の構造を採用すると、使用時の荷重でキャップが移動したり、使用時に力をいれて操作することから操作つまみを誤って押圧してしまうこと等により、清掃体が容易にハンドル内部に収納されてしまうことが予想され、また、清掃体を着脱自在な構成とするためには上記筆部のように単に嵌め込んだだけでは嵌合強度が十分でなく、従来の電動歯ブラシ等の取付構造では大掛かりな装置となってしまう。
実公昭58−46737号公報 実公平6−4828号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、スライド機構を有しつつ使用時に荷重を加えても清掃体が容易にハンドル内部に収納されてしまうことがなく、また、嵌合強度を十分に維持しつつ容易な構造により清掃体を着脱できる口腔清掃具を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、ハンドル体と該ハンドル体の先端に延設される清掃体とを備え、前記ハンドル体が、先端開口した筒状のハンドル本体に、前記清掃体を保持するための保持基体を軸方向へ移動可能に内装し、前記保持基体の側方に、前記ハンドル本体に内装した状態で外方に弾性付勢されるとともに該ハンドル本体に穿設した案内溝に係合して軸方向に案内され、該案内溝の所定位置に形成された幅広部に嵌入することで移動規制される操作ボタンを突設してなることを特徴とする口腔清掃具を構成した。
ここで、前記ハンドル本体の内部に、前記保持基体を基端側へ付勢するコイルばねを設けるとともに、前記案内溝の先端位置に幅広部を形成し、前記操作ボタンが前記幅広部に嵌入して移動規制されることによりコイルばねに抗して先端側に移動した保持基体が当該位置に固定されるものが好ましい。
また、前記ハンドル本体の先端側及び基端側より選択的に被着され、基端側からの被着動作に伴い、その開口端部が前記操作ボタンに当接して該操作ボタンを前記案内溝に沿って幅広部への嵌入位置まで一体的に移動させる保護キャップを設け、前記操作ボタンに、少なくとも前記幅広部に嵌入した状態において前記保護キャップの外周面上に延出する係止片を突設したものが好ましい。
更に、前記保護キャップをハンドル体の外周面に圧着させる板ばねを設けたものが好ましい。
また、前記清掃体の基端側に鉤状突部を設けるとともに、前記保持基体の先端側に、前記鉤状突部を軸方向に受け入れ且つ該鉤状突部を軸中心に相対回転させることにより着脱自在に係止する係合凹部を設けたものが好ましい。
また、前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、前記係合凹部に、前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿って次第に先端開口からの距離が大きくなる傾斜部を一部又は全体に形成した当接面を設け、前記係合爪の回転により清掃体とハンドル体を互いに引き付けるように構成したものが好ましい。
また、前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、前記係合凹部に、前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿った所定位置に突起部を形成した当接面を設け、装着時に前記突起部を乗り越えた係合爪の逆回転を該突起部により衝止するものが好ましい。
以上にしてなる本願発明に係る口腔清掃具は、スライド機構を有しつつ使用時に荷重を加えても清掃体が容易にハンドル内部に収納されてしまうことがなく、清掃時の種々の力の作用に耐えることができる。
また、ハンドル本体の内部に、前記保持基体を基端側へ付勢するコイルばねを設けるとともに、前記案内溝の先端位置に幅広部を形成し、前記操作ボタンが前記幅広部に嵌入して移動規制されることによりコイルばねに抗して先端側に移動した保持基体が当該位置に固定されるので、操作性も向上できる。
また、ハンドル本体の先端側及び基端側より選択的に被着され、基端側からの被着動作に伴い、その開口端部が前記操作ボタンに当接して該操作ボタンを前記案内溝に沿って幅広部への嵌入位置まで一体的に移動させる保護キャップを設け、前記操作ボタンに、少なくとも前記幅広部に嵌入した状態において前記保護キャップの外周面上に延出する係止片を突設したので、使用中に操作ボタンを押しても前記係止片が保護キャップの外周面に当止されることで上記嵌入状態が解除されず、使用中の清掃体の没入をより確実に防止できる。
また、保護キャップをハンドル体の外周面に圧着させる板ばねを設けたので、脱落は勿論のこと、使用中に前記係止片と保護キャップとの当接状態が維持され、使用中の清掃体の没入をより確実に防止できる。
また、清掃体の基端側に鉤状突部を設けるとともに、前記保持基体の先端側に、前記鉤状突部を軸方向に受け入れ且つ該鉤状突部を軸中心に相対回転させることにより着脱自在に係止する係合凹部を設けたので、使用目的に応じて清掃体を取り替えることができ、多様なニーズに応えることが可能であることに加えて、嵌合強度を十分に維持しつつ容易な構造により清掃体を着脱でき、使用時に清掃体が容易に外れることがない。
特に、前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、前記係合凹部に前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿って次第に先端開口からの距離が大きくなる傾斜部を一部又は全体に形成した当接面を設け、前記係合爪の回転により清掃体とハンドル体を互いに引き付けるように構成したので、嵌合強度をより高めることができる。
また、前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、前記係合凹部に、前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿った所定位置に突起部を形成した当接面を設け、装着時に前記突起部を乗り越えた係合爪の逆回転を該突起部により衝止するので、同じく嵌合強度をより高めることができる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る口腔清掃具の収納状態、(b)は使用状態をそれぞれ示す説明図であり、図1〜5は代表的実施形態を示し、図中符号1は口腔清掃具、2はハンドル体、3は清掃体、4は保護キャップをそれぞれ示している。
本発明の口腔清掃具1は、図1に示すように、ハンドル体2と該ハンドル体2の先端に装着される清掃体3と保護キャップ4とより構成されており、図5にも示すように、前記清掃体3はハンドル体2に対して着脱自在とされ、清掃目的に応じて種々の形態の清掃体3に取り替えて使用できるように構成されている。尚、以下の実施形態ではこのように清掃体が着脱されるものについて説明するが、本発明はこのような構造に何ら限定されず、着脱不能とすることも可能である。
清掃体3は、図2に示すように、先端側の清掃部材30と基端側に延びる軸体50の先端外周部に係合爪51を突設してなる鉤状突部31とを備え、他方のハンドル体2には、前記清掃体3の鉤状突部31を軸方向に沿って受け入れるとともに該鉤状突部31を軸中心に相対回転させることで着脱自在に係止しうる係合凹部20が先端側に設けられている。
清掃体3の清掃部材30は、種々の形態のものを採用することができ、図5には、歯と歯の間または矯正具等、通常の歯ブラシでは毛先の届きにくい部位にブラシをあてて、歯垢や汚れを取り除くためのマルチタフトブラシや、歯と歯の間の歯垢や食物残渣、歯のステイン、汚れ等を、ピックの先端で取り除くためのデンタルピック、ブラシの先端部分を歯間部に挿入して清掃するためのインターデンタルブラシ、歯の表面の水分を拭き取り、先端部のゴム部分で歯に付いている汚れをこすり落とすためのステインイレーサーが例示されているが、その他の形態のものを採用することも勿論可能である。
ハンドル体2は、具体的には先端開口した筒状のハンドル本体21の内部に、上述の係合凹部20を先端側に備えた保持基体22を軸方向へ移動可能に設けるとともに、該保持基体22を基端側へ付勢するためのコイルばね24、及び前記保持基体22を支持してスライド移動を案内するための案内片81を備えたエンドキャップ25が設けられている。
そして、清掃体3は前記保持基体22に装着されたまま軸方向に移動することでハンドル体2の先端から進退自在とされ、使用後は清掃体3を取り外して保管しても良いし、保持基体22に装着したままハンドル体2の内部に収納させ、ハンドル本体21の先端に保護キャップをして保管することも可能である。
保持基体22は、係合凹部20を有する先端側の保持部73と、筒状のハンドル本体21内面を摺動する摺動部74と、その基端側に二股状に延びる操作レバー75及び案内片76とを備えており、前記案内片76は、操作レバー75の動きを規制するとともに当該保持基体22の移動の際、前記エンドキャップ25の案内片81に支持されるものである。本例ではこのように操作ボタンを備える操作レバー75を保持基体22に一体的に設けたので、安価で優れた耐久性を持つ安定的な固定構造が提供される。
図3及び図4に示すように、前記係合凹部20には、相対回転した上記清掃体3の係合爪51を抜け方向に対し当止するとともに、該係合爪51の装着時の回転方向に沿って次第に先端開口部22aからの距離が大きくなる傾斜部72dを一部又は全体に形成した当接面72が設けられ、清掃体3とハンドル体2が互いに引き付けられるように構成されている。
具体的には、軸体50及び係合爪51を挿通しうる断面視略達磨形状の挿通穴70と、係合爪51の回転を許容するとともに前記当接面72を備える係止穴71とよりなり、挿通穴70を通過した係合爪51は係止穴71内を約180度回転し、当接面72によって抜け方向に対し当止される。なお、回転角度が上記「約180度」に何ら限定されないことは言うまでもない。
本例においては、当接面上の係合爪51の回転角0度の位置と180度の位置とを結ぶ基準軸cを、軸心aに対し直交するように設定するとともに、該基準軸cを中心に、係合爪51の回転角90度の位置が先端開口部22aから最も離れるように全体を1〜10°程度、好ましくは1〜5°程度傾斜したものであり、このような当接面72は、係合爪51が90度回転する位置までの部分が、上記距離が次第に大きくなる傾斜部72dであり、90度の位置を過ぎると、そこからは次第に距離が小さくなり、容易に逆回転しないよう構成されている。
他の例として、90度の位置を通る軸bを軸心aと直交するように設定するとともに、該軸bを中心に、係合爪51の回転角180度の位置が先端開口部22aから最も離れるように全体を1〜10°程度、好ましくは1〜5°程度傾斜したものも好ましく、このような当接面72は全体が傾斜部72dであり、係合爪51の回転により次第に上記距離が大きくなり、180度回転した位置において清掃体3とハンドル体2とが互いに最も引き付けられた状態となる。
その他、部分的に突出した突出面を設けることや、傾斜部72dを越えた後、軸心aに垂直な平坦面を設けたものも好ましく、また、凹凸形状の回り止め面を形成してもよい。例えば、当接面72に傾斜部72dを設ける代わりに、図6に示すように、所定の位置に突起部、本例では係合爪51の回転角180度の位置に対応する位置にリブ72eを形成し、装着時には係合爪51が前記リブ72eを乗り越えることで180度の位置に到達し、そこからの逆回転が該リブ72eにより衝止され、清掃時に作用する力では容易に逆回転しないように構成されたものも好ましい実施例である。さらに、当接面に傾斜部を設けた上で、その当接面の所定の位置にリブ等の突起部を組み合わせて設けても良い。
保持基体22の上記操作レバー75は、ハンドル本体21に内装されることにより撓んだ状態となるのであり、この操作レバー75の先端部には、該レバーの撓みによって外方に付勢された状態のままハンドル本体21の案内溝61に係合して軸方向に案内され、該案内溝61の先端部に形成された幅広部61cに嵌入して移動規制される操作ボタン23が突設されている。
このように操作ボタン23が嵌入して移動規制されることで、コイルばね24に抗して先端側に移動した保持基体22が当該位置に固定されることになるが、本例では、ハンドル本体21の先端側あるいは基端側より選択的に被着される保護キャップ4が設けられており、使用の際には、図3に示すようにこの保護キャップ4をハンドル本体基端側から被着することにより、該保護キャップ4の開口端部40が操作ボタン23に当接し、該操作ボタン23を案内溝61に沿って先端の嵌入位置まで一体的に移動させるのである。本例では操作ボタン23の幅は前記幅広部61cの幅より狭く、また、前記係止片78の幅は案内溝61の幅より狭く設定されており、ハンドル本体21に対して保持基体22を容易に取付けることができるのである。
口腔清掃具1の各部の素材については特に限定されないが、好ましくはハンドル本体21や保護キャップ4は金属素材又は合成樹脂素材、その他の部材は合成樹脂素材が用いられ、より好ましくは、ハンドル本体21や保護キャップ4をアルミニウム製とし、操作レバー等を備える保持基体22については、耐疲労性、耐摩擦・耐摩耗・耐薬品性・耐クリープ性に優れたポリアセタール樹脂(POM)やポリブチレンテレフタレート(PBT)が用いられる。
操作ボタン23は、案内溝61に沿ってハンドル本体内周側を移動し、前記幅広部61cに嵌入される嵌合部77と、案内溝61内を移動する軸部79と、案内溝61に沿ってハンドル本体外周側を移動し、嵌合部77が前記幅広部61cに嵌入した状態において保護キャップ4の外周面上に延出する係止片78とより構成されており、使用中に操作ボタン23を押しても前記係止片78が保護キャップの外周面に当止されることで上記嵌入状態が解除されないようにされている。
前記保護キャップ4には、該キャップをハンドル本体21の外周面60に圧着させるための板ばね41が内装され、脱落は勿論のこと、使用中に上記係止片78と保護キャップ4との当接状態が維持されるように構成されている。
本例の口腔清掃具1は、使用後は清掃体3を取り外した後、保護キャップ4をハンドル本体21の基端側から取り外せば、操作ボタン23を押すことで上記嵌入状態が解除され、コイルばねの弾性復元力によって保持基体22を基端側に後退させた後、ハンドル本体21先端の開口部に前記保護キャップ4を装着して保管することができる。なお、上述したように清掃体3を取り外すことなく、保持基体22と一体化したままハンドル本体21の内部に収納させてもよい。
エンドキャップ25は、ハンドル本体21の基端側開口部に装着される円柱形状のキャップ部82と該キャップから先端側に延びる断面視略半円形状の案内片81とよりなり、案内片81における前記保持基体22を支持している上面には、上記保持基体22の摺動部74に形成された排水溝74eや、ハンドル本体21の案内溝61などを通じて流れ込んだ水を排出するための排水溝81eが設けられ、さらに前記キャップ部82には排水溝81eから連続して外部に通じる排水孔82eが穿設されている。使用時に排水孔82eから流出した水は、基端側に装着されている保護キャップ4の排水孔4eから最終的に外部に排出される。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、上述したように清掃体を着脱不能に構成したものや、その他に、例えばスライド機構を有しないものや、他のスライド機構を有するもの、本例のようなスライド機構を有しつつ清掃体の着脱構造を別の構造にしたものなど、種々なる形態で実施し、応用し得ることは勿論である。
(a)は本発明に係る口腔清掃具の収納状態を示す斜視図、(b)は同じく口腔清掃具の使用状態を示す斜視図。 同じく口腔清掃具の分解斜視図。 同じく口腔清掃具の使用状態を示す断面図。 (a)は保持基体の係合凹部の要部を示す破断斜視図、(b)は断面図。 種々の清掃体に取り替えて使用できることを示す斜視図。 (a)は保持基体の係合凹部の他の例を示す要部の破断斜視図、(b)は断面図。
符号の説明
1 口腔清掃具
2 ハンドル体
3 清掃体
4 保護キャップ
4e 排水孔
20 係合凹部
21 ハンドル本体
22 保持基体
22a 先端開口部
23 操作ボタン
24 コイルばね
25 エンドキャップ
30 清掃部材
31 鉤状突部
40 開口端部
41 板ばね
50 軸体
51 係合爪
60 外周面
61 案内溝
61c 幅広部
70 挿通穴
71 係止穴
72 当接面
72d 傾斜部
72e リブ
73 保持部
74 摺動部
74e 排水溝
75 操作レバー
76 案内片
77 嵌合部
78 係止片
79 軸部
81 案内片
81e 排水溝
82 キャップ部
82e 排水孔
a 軸心
b 軸
c 軸

Claims (7)

  1. ハンドル体と該ハンドル体の先端に延設される清掃体とを備え、
    前記ハンドル体が、
    先端開口した筒状のハンドル本体に、前記清掃体を保持するための保持基体を軸方向へ移動可能に内装し、
    前記保持基体の側方に、前記ハンドル本体に内装した状態で外方に弾性付勢されるとともに該ハンドル本体に穿設した案内溝に係合して軸方向に案内され、該案内溝の所定位置に形成された幅広部に嵌入することで移動規制される操作ボタンを突設してなることを特徴とする口腔清掃具。
  2. 前記ハンドル本体の内部に、前記保持基体を基端側へ付勢するコイルばねを設けるとともに、前記案内溝の先端位置に幅広部を形成し、前記操作ボタンが前記幅広部に嵌入して移動規制されることによりコイルばねに抗して先端側に移動した保持基体が当該位置に固定される請求項1記載の口腔清掃具。
  3. 前記ハンドル本体の先端側及び基端側より選択的に被着され、基端側からの被着動作に伴い、その開口端部が前記操作ボタンに当接して該操作ボタンを前記案内溝に沿って幅広部への嵌入位置まで一体的に移動させる保護キャップを設け、
    前記操作ボタンに、少なくとも前記幅広部に嵌入した状態において前記保護キャップの外周面上に延出する係止片を突設してなる請求項1又は2記載の口腔清掃具。
  4. 前記保護キャップをハンドル体の外周面に圧着させる板ばねを設けてなる請求項3記載の口腔清掃具。
  5. 前記清掃体の基端側に鉤状突部を設けるとともに、前記保持基体の先端側に、前記鉤状突部を軸方向に受け入れ且つ該鉤状突部を軸中心に相対回転させることにより着脱自在に係止する係合凹部を設けた請求項1〜4の何れか1項に記載の口腔清掃具。
  6. 前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、
    前記係合凹部に、前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿って次第に先端開口からの距離が大きくなる傾斜部を一部又は全体に形成した当接面を設け、
    前記係合爪の回転により清掃体とハンドル体を互いに引き付けるように構成してなる請求項5記載の口腔清掃具。
  7. 前記鉤状突部が清掃体基端側に延びる軸体の外周面に係合爪を突設してなり、
    前記係合凹部に、前記相対回転する係合爪を当止するとともに前記係合爪の装着時の回転方向に沿った所定位置に突起部を形成した当接面を設け、
    装着時に前記突起部を乗り越えた係合爪の逆回転を該突起部により衝止してなる請求項5記載の口腔清掃具。
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