JP2006094383A - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数が異なるセルへのハンドオーバでも、高速にハンドオーバが可能な移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】アンテナ9、受信RF部4およびADC5からなるメイン受信系と、アンテナ10、受信RF部6およびADC7からなるサブ受信系とを備え、制御部1の制御のもと、受信モデム部8を用いて受信ダイバーシチを行う。受信ダイバーシチを行っている際に、スループット検出部11がスループットの低下を検出すると、制御部1は、受信ダイバーシチを一時中断して、サブ受信系を制御して、メイン受信系とは異なる周波数の基地局からの信号を受信させて受信品質を検証し、この検証結果によっては、上記基地局にハンドオーバするようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば携帯電話システムや無線LANなどの無線通信システムで用いられる移動無線端末装置に関する。
周知のように、CDMA2000方式を採用する移動通信サービスでは、音声通信を行うための1xサービスと、パケットデータ通信を行うための1xEV−DOサービスを提供している(例えば、特許文献1参照)。
1xEV−DOによるパケットデータ通信では、2.4Mbpsまでの下り高速パケット通信が可能であり、移動局の受信状態により伝送レートを決めて行われる。このため、移動局における受信状態を良い状態にするため、移動局は受信ダイバシティを採用している。この受信ダイバシティは、例えば外出しのアンテナと内蔵アンテナを組合わせた構成で、両アンテナはλ/2程度に離して設けられる。
ところで、1xEV−DOサービスでは、多くのユーザが高速パケットを利用するため、時には一つのセルに対して多数の移動局が集中することがある。これを避けるため、セルをマクロセルとマイクロセルと分けて構成しユーザをなるべく分散してデータサービスを行うことが重要である。
現状の1xEV−DOサービスでは、マクロセルの半径を3km、マイクロセル半径を100mに配置し、マクロセルとマイクロセルとで異なる周波数を割り当てるようにしている。
このため従来のシステムでは、例えばマクロセルとマイクロセルとを切り替えてパケットデータ通信を行う場合に、周波数を切り替える必要があるため、高速なハンドオーバが行えないという問題があった。
特開2004−066989公報
従来の移動無線端末装置では、例えばマクロセルとマイクロセルとを切り替えてパケットデータ通信を行う場合に、周波数を切り替える必要があるため、高速なハンドオーバが行えないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、周波数が異なるセルへのハンドオーバでも、高速にハンドオーバが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、複数の基地局と選択的に無線通信する移動無線端末装置において、第1のアンテナを用いて、基地局からの無線信号を受信する第1受信手段と、第2のアンテナを用いて、基地局からの無線信号を受信する第2受信手段と、第1受信手段と第2受信手段に同じ基地局からの無線信号を受信させて受信ダイバーシチを行う第1制御手段と、受信ダイバーシチによるデータの受信速度を検出する受信速度検出手段と、この受信速度検出手段が検出した受信速度が予め設定した閾値以下となった場合に、第1受信手段を制御して基地局からの無線信号の受信を継続させるとともに、第2受信手段を制御して、第1受信手段が受信する基地局と異なる周辺基地局からの無線信号を受信させて受信に適した基地局を検出する第2制御手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、2つの受信手段を用いて同じ基地局からの無線信号を受信する受信ダイバーシチを行い、受信速度が予め設定した閾値以下となった場合に、一方の受信手段で受信を継続し、他方の受信手段で他の基地局から無線信号を受信して受信に適した基地局を検出するようにしている。
したがって、この発明によれば、一方の受信手段で受信を継続し、他方の受信手段で他の基地局から無線信号を受信して受信に適した基地局を検出するので、ハンドオーバ前後で用いる周波数が異なる場合でも、高速なハンドオーバが可能な移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本願発明に関わる移動無線端末装置の一例として、1xサービスと、1xEV−DOサービスに対応するCDMA(Code Division Multiple Access)方式の携帯電話装置を例に挙げて説明する。
本願発明に関わる移動無線端末装置は、例えば図1に示すようにメインの受信RF部4とサブの受信RF部6を備える。受信RF部4には、メインのアンテナである外出しアンテナ9が接続され、受信RF部6には、サブのアンテナである内蔵アンテナ10が接続される。
このような構成により受信ダイバーシチを実現するが、外出しアンテナ9と、内蔵アンテナ10とは、受信した信号に相関が生じないようにすることが望ましいため、λ/2だけ離して設けることが望ましい。
そして、この移動無線端末装置は、CDMA方式を採用するため、アンテナ毎のパス分離が可能である。このため、アンテナ切り換えではなく、フィンガ受信機を複数備えて、最大比合成を行う。
図2に、上記移動無線端末装置の回路ブロック図を示す。
この移動無線端末装置は、制御部1と、送信RF部2と、送信モデム部3と、受信RF部4と、ADC5と、受信RF部6と、ADC7と、受信モデム部8と、アンテナ9,10と、スループット検出部11とを備え、アンテナ9、受信RF部4およびADC5でメインの受信系を構成し、アンテナ10、受信RF部6およびADC7でサブの受信系を構成る。
制御部1は、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。例えば、1xサービス(音声通信)を行う場合には、送信RF部2および送信モデム部3を含む送信系と、受信モデム部8を含むメインの受信系、1系統で受信を行うように制御する。
そして、1xEV−DOサービス(パケットデータ通信)を行う場合には、送信RF部2および送信モデム部3を含む送信系と、受信モデム部8を含むメインの受信系とサブの受信系、2系統で受信を行うように制御し、受信ダイバーシチを行う。
また制御部1は、メインの受信系とサブの受信系、それぞれについて動作制御し、間欠受信を行う。受信モデム部8に対して制御部1は、上記2つの受信系より入力されるディジタル信号を選択的に信号処理するように制御する。
そして、新たな制御機能として制御部1は、パケットデータ通信時において、スループット検出部11の検出結果に応じて、上記受信ダイバーシチに関わる構成を制御して、ハンドオーバを行う機能を備える。
送信データは、送信モデム部3で搬送波の変調に用いられる。これによって得られた信号は、送信モデム部3で、所定の拡散符号によって拡散された後、送信RF部2でアップコンバートされて、アンテナ9から空間に放射される。
移動通信システムのネットワークに収容される基地局からの無線信号は、アンテナ9およびアンテナ10で受信される。アンテナ9で受信された無線信号は、受信RF部4にてベースバンド信号にダウンコンバートされた後、ADC5にてアナログ信号からディジタル信号に変換され、受信モデム部8に入力される。
アンテナ10で受信された無線信号は、受信RF部6にてベースバンド信号にダウンコンバートされた後、ADC7にてアナログ信号からディジタル信号に変換され、受信モデム部8に入力される。
受信モデム部8は、制御部1の制御により、上記2つの受信系より入力されるディジタル信号を選択的に信号処理する。受信モデム部8は、サーチャ81,82と、フィンガ83〜86と、合成器87とを備える。この例では、サーチャの数を2とし、フィンガの数を4としている。
サーチャ81,82は、メインの受信系で得られたディジタル信号と、サブの受信系で得られたディジタル信号のうち、制御部1からの指示に従っていずれか一方のディジタル信号を選択する。
そしてサーチャ81,82は、制御部1からの指示に基づくPN符号を生成して、上記選択したディジタル信号を上記生成したPN符号で逆拡散して、上記PN符号と上記ディジタル信号との相関レベルを求め、これを制御部1に出力する。
すなわち制御部1は、サーチャ81,82にて生成するPN符号の種類および生成タイミング(位相)を可変して、サーチャ81,82に上記ディジタル信号の逆拡散を行わせ、その結果から受信に適したパスを検出する。
そして制御部1は、受信に適したパスをフィンガ83〜86が受信するようにPN符号を割り当てる。フィンガ83〜86は、2つの受信系のうち、制御部1によって指示される受信系のディジタル信号を、制御部1から割り当てられたPN符号で逆拡散する。
図3に、サーチャ81の構成例を示す。サーチャ81は、入力切替部801と、PN符号発生器802と、乗算器803と、積分器804と、自乗回路805とを備える。なお、サーチャ82の構成も同様であることより、説明を省略する。
入力切替部801は、制御部1からの指示に応じて、ADC5の出力とADC7の出力のうち、いずれか一方を選択的に乗算器803の第1の入力端子に出力する。PN符号発生器802は、制御部1からの指示に応じたタイミング(位相)と種類のPN符号を生成するもので、生成したPN符号を乗算器803の第2の入力端子に出力する。
乗算器803は、第1の入力端子に入力されるディジタル信号に、第2の入力端子に入力されるPN符号を乗算する。積分器804は、乗算器803の乗算結果を積分し、この結果を自乗回路805に出力する。自乗回路805は、積分器804の出力を2乗する。このようにして、上記ディジタル信号とPN符号との相関レベルが得られ、これが制御部1に出力される。
以上のようなサーチャ81,82を用いた制御部1によるパスサーチの概念について、図4を参照して説明する。ここでは、CDMA2000方式を例に挙げる。
各基地局は、64符号の倍数で符号空間215に配置される。そのため、0〜511のPNオフセットを割り当てることが可能である。PNオフセットが「3」の場合、図5に示すように、64×3=192符号位相を中心にして、窓長128チップの場合は−64〜0〜+64をサーチする。
ここで例えば図6に示すようなサーチ結果が得られたとする。この例では、制御部1は、サーチャ81にメインの受信系についてパスサーチを行わせ、サーチャ82にサブの受信系についてパスサーチを行わせたものである。
またこの場合、同じセルをサーチ対象とするために、制御部1は、受信RF部4および受信RF部6に同じ周波数を受信するように制御し、サーチャ81とサーチャ82に対して、同じPN符号を割り当てたものである。
図6に示す例では、メインの受信系については、パス71〜74が検出されたが、パス71,74が上位2つのパワーが得られることより、制御部1は、パス71をフィンガ83に割り当てるとともに、パス74をフィンガ84に割り当てる。
また、サブの受信系については、パス75〜78が検出されたが、パス76,77が上位2つのパワーが得られることより、制御部1は、パス76をフィンガ85に割り当てるとともに、パス77をフィンガ86に割り当てる。
図7に、フィンガ83〜86の構成例を示す。フィンガ83〜86は、それぞれ入力切替部810と、フィンガ復調部820と、同期追従部830とを備える。
入力切替部810は、制御部1からの指示に応じて、ADC5の出力とADC7の出力のうち、いずれか一方を選択的にフィンガ復調部820および同期追従部830に出力する。
フィンガ復調部820は、入力されるディジタル信号を制御部1の指示に従って復調するものである。同期追従部830は、位相ずれを検出して制御部1に通知する。これにより制御部1は、同期追従部830が検出した位相ずれを考慮してフィンガ復調部820に指示を与える。
フィンガ復調部820は、PN符号発生器821と、乗算器822と、積分器823とを備える。PN符号発生器821は、制御部1からの指示に応じたタイミング(位相)と種類のPN符号を生成するもので、生成したPN符号を乗算器822の第2の入力端子に出力する。
乗算器822は、入力切替部810が選択したディジタル信号が第1の入力端子に入力され、このディジタル信号に第2の入力端子に入力されるPN符号を乗算する。積分器823は、乗算器822の乗算結果を積分し、これによって得られる復調結果を合成器87に出力する。
同期追従部830は、PN符号発生器831a,831bと、乗算器832a,832bと、積分器833a,833bと、自乗回路834a,834bと、加算回路835とを備える。
PN符号発生器831aは、PN符号発生器821が生成するPN符号と同じPN符号を、PN符号発生器821よりも1/2チップだけ位相を進ませて生成するもので、生成したPN符号を乗算器832aの第2の入力端子に出力する。
乗算器832aは、入力切替部810が選択したディジタル信号が第1の入力端子に入力され、このディジタル信号に第2の入力端子に入力されるPN符号を乗算する。積分器833aは、乗算器832aの乗算結果を積分し、この結果を自乗回路834aに出力する。自乗回路834aは、積分器833aの出力を2乗する。
PN符号発生器831bは、PN符号発生器821が生成するPN符号と同じPN符号を、PN符号発生器821よりも1/2チップだけ位相を遅らせて生成するもので、生成したPN符号を乗算器832bの第2の入力端子に出力する。
乗算器832bは、入力切替部810が選択したディジタル信号が第1の入力端子に入力され、このディジタル信号に第2の入力端子に入力されるPN符号を乗算する。積分器833bは、乗算器832bの乗算結果を積分し、この結果を自乗回路834bに出力する。自乗回路834bは、積分器833bの出力を2乗する。
自乗回路834aおよび自乗回路834bの自乗結果は、加算回路835にて加算され、制御部1に出力される。制御部1は、加算回路835の出力に基づいて、位相のずれを検出し、この位相ずれを補正したタイミングで、PN符号発生器821にPN符号を生成させる。
以上のようにして、フィンガ83〜86によって得られる逆拡散の結果は、合成器87に出力される。合成器87は、フィンガ83〜86の逆拡散の結果を最大比合成し、復調データとして後段の信号処理部(図示しない)に出力する。このような受信ダイバーシチによれば、受信品質が高められ、高速な下りパケットデータ通信が可能となる。
スループット検出部11は、合成器87にて得られた復調データに基づいて、基地局から当該移動無線端末装置へのスループットを検出する。この検出方法としては、例えば図8に示すように、タイマを起動して時間tが経過する間に受信したパケットデータ量を監視する方法や、パケット受信における平均区間を算出する方法が考えられる。この検出結果は、制御部1に通知される。
次に、当該移動無線端末装置の動作について説明する。ここでは特に、当該移動無線端末装置が図9に示すような環境に置かれる場合を例に挙げて説明する。図9に示す環境では、セルC、Dは、それぞれマクロセルを示しており、これらのセルを形成する基地局は、ともに周波数f1で1xEV−DOサービスを提供し、高速パケットデータ通信を行う。マクロセルの半径は、おおよそ3kmを想定する。
またセルCとセルDが重なる領域には、マイクロセル群が形成されている。マイクロセルを形成する基地局は、それぞれ周波数f2で1xEV−DOサービスを提供する。マイクロセルの半径は、おおよそ100mを想定する。
マイクロセル群を構成するマイクロセルのうち、セルAはマイクロセル群の中心付近で、セルCとセルDの重なる領域に位置している。これに対して、セルBはマクロセルC内のマイクロセル群の外縁に位置する。
セルAは、図10に示すような隣接セル情報を移動無線端末装置に対して提供している。この隣接セル情報では、セルAが他のマイクロセルに囲まれた地点に位置するため、隣接するマイクロセルが用いるPN符号の識別番号と、マイクロセルで用いられる周波数f2を通知するものである。
またセルBは、図11に示すような隣接セル情報を移動無線端末装置に対して提供している。この隣接セル情報では、セルBがマイクロセル群の外縁に位置するため、隣接するマイクロセルが用いるPN符号の識別番号と、マイクロセルで用いられる周波数f2、およびセルDなどのマクロセルが用いるPN符号の識別番号と、マクロセルで用いられる周波数f1を通知するものである。
さらにセルCは、図12に示すような隣接セル情報を移動無線端末装置に対して提供している。この隣接セル情報では、セルC内にマイクロセルが存在するため、隣接するマクロセルDなどが用いるPN符号の識別番号と、マクロセルで用いられる周波数f1、およびマイクロセルが用いるPN符号の識別番号と、マイクロセルで用いられる周波数f2を通知するものである。
すなわち、セルがマクロセルであったり、あるいはマイクロセルであってマイクロセル群の外縁に位置する場合には、マイクロセルおよびマクロセルの両方について情報を移動無線端末装置に提供する。これに対してセルがマイクロセルであって、他のマイクロセルに周囲が囲われる場合には、マクロセル内であっても、マイクロセルについての情報のみを提供する。
セルA付近に位置する移動無線端末装置が、1xEV−DOサービスにより高速パケットデータ通信を行っている場合、例えユーザが移動しても、他のマイクロセルに位置することになるため、周波数f2を通じてマイクロセルからサービスを受けることが好ましい。
これに対して、セルBのようなマイクロセル群の外縁に位置する移動無線端末装置が、1xEV−DOサービスにより高速パケットデータ通信を行っている場合、マイクロセルから外れるとマクロセルからサービスを受ける必要がある。
このようにしてマクロセルからサービスを受けると、マイクロセルを利用する場合に比べ、自己宛てのパケットデータの受信量が減り、スループットが悪化する虞がある。このため、当該移動無線端末装置は、以下に説明するような処理によってマイクロセル−マクロセル間のハンドオーバを行う。
図13は、上記ハンドオーバに関わる制御動作であって、制御部1によってなされる。この制御プログラムは、制御部1に記憶され、当該移動無線端末装置の電源が投入されると、電源が切れられるまで繰り返し実行される。
まずステップ13aにおいて制御部1は、スループット検出部11の検出結果に基づいて、スループットが予め設定した閾値よりも低下したか否かを判定する。ここで、スループットが予め設定した閾値よりも低下した場合には、ステップ13bに移行する。
一方、スループットが予め設定した閾値よりも低下していない場合には、スループットの監視を継続する。なお、当該移動無線端末装置から基地局に対して、パケットデータの送信を要求していない場合にスループットが低下した場合には、ステップ13bに移行しない。
ここでは、これまで1xEV−DOサービスをセルBから受けていたものとし、セルBとのスループットが低下したものとして説明する。
ステップ13bにおいて制御部1は、係属中のセルBなどから受信しておいた隣接セル情報に基づいて、係属中のセルBとの通信で用いる周波数f2と異なる周波数(例えばf1)を用いる隣接セルが存在するか否かを判定する。
ここで、異なる周波数を用いる隣接セルが存在する場合には、ステップ13cに移行し、一方、異なる周波数を用いる隣接セルが存在しない場合には、ステップ13aに移行して、スループットの監視を行う。ここでは、隣接セルとして、セルCが存在するものとする。
ステップ13cにおいて制御部1は、メイン受信系、サブ受信系およびサーチャ81,82をそれぞれ制御して、同じ周波数の同じセル(例えばセルB)についてEc/Noを検出し、ステップ13dに移行する。
ステップ13dにおいて制御部1は、ステップ13cで検出した結果に基づいて、メイン受信系とサブ受信系の受信性の差dを求め、ステップ13eに移行する。なお、受信性の差を調べる指標としては、Ec/Noに限らず、RSCP(Received Signal Code Power)などが考えられる。
ステップ13eにおいて制御部1は、受信ダイバーシチを一時中断し、メイン受信系のみを用いて、係属中のセルBの受信を行う。このため、図14に示すように、すべてのフィンガ83〜86にメイン受信系の受信信号を入力させるとともに、予めサーチャ81にサーチさせておいたメイン受信系のパスをフィンガ83〜86に割り当てて受信させ、ステップ13fに移行する。
ステップ13fにおいて制御部1は、サブ受信系を、メイン受信系と異なる周波数のセルCについてのパスサーチに用いる。このため、受信RF部2には、周波数f1を受信させ、図14に示すように、サブ受信系の受信信号をサーチャ82に入力させて、パスサーチを行わせ、ステップ13gに移行する。なお、サーチャ81には、メイン受信系の受信信号を入力して、セルBについてのパスサーチを行わせる。
ステップ13gにおいて制御部1は、ステップ13fで行ったセルCのサーチ結果から得られる各パスの相関レベルの合計値(図15参照)をステップ13dで求めた受信性能差dで補正した値と、サーチャ81によって検出したメイン受信系のセルBの各パスの相関レベルの合計値(図16参照)とを比較して、セルCにハンドオーバすべきか否かを判定する。
ここで、受信性能差dを考慮したサブ受信系(セルC)の各パスの相関レベルの合計値が、メイン受信系(セルB)の各パスの相関レベルの合計値よりも大きい場合には、制御部1は、セルCからの信号を受信するようにハンドオーバを行って、再びメイン受信系とサブ受信系とで受信ダイバーシチを行うように制御する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、係属中のセルからのスループットが予め設定した閾値よりも低下した場合に、受信ダイバーシチを一時中断して、メイン受信系でパケットデータ受信を行うとともに、サブ受信系で周波数の異なる隣接セルからの信号の受信品質を検証して、隣接セルからの受信信号の品質によっては、隣接セルにハンドオーバするようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、サブ受信系を利用して周波数の異なる隣接セルをハンドオーバ先として検証することができるので、ハンドオーバ前後で、用いる周波数が異なる場合でも、高速なハンドオーバが可能となる。
また上記構成の移動無線端末装置では、メイン受信系とサブ受信系の受信性能差を補正して、ハンドオーバの必要性を判断するようにしているので、上記判断を正確に行うことができる。
さらには、マイクロセル群の外縁に位置するセル(例えばセルB)のみが、異なる周波数のセルについての情報を移動無線端末装置に提供するようにしている。このため移動無線端末装置は、マイクロセル群の外縁に位置するセルに位置する場合にのみ、異なる周波数のセルについてパスサーチを行い、セルAのようにマイクロセル郡内のセルに位置する場合には、マイクロセルについてのみセルサーチを行うことになる。このため、移動無線端末装置が無駄に異なる周波数についてのパスサーチを行うことがない。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、係属中のセルからのスループットが低下した場合に、メイン受信系とサブ受信系の受信性能差を求めるようにしたが、スループットの低下とは無関係に、予め上記受信性能差を求めておくようにしてもよい。例えば、パケットデータ通信の開始時に受信性能差を求めておいてもよい。
また受信性能差の測定精度を高めるために、複数回受信性能差を求め、これらを平均した値をステップ13gで用いるようにしてもよい。あるいは定期的に受信性能差を求めて、最後に求めた受信性能差を記憶しておき、この値をステップ13gで用いるようにしてもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる移動無線端末装置がメイン受信機とサブ受信機を備えることを示す図。 この発明に係わる移動無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。 図2に示した移動無線端末装置のサーチャの構成を示す回路ブロック図。 図2に示した移動無線端末装置のパスサーチの概念を説明するための図。 図2に示した移動無線端末装置のサーチ窓を説明するための図。 図2に示した移動無線端末装置のサーチ結果を説明するための図。 図2に示した移動無線端末装置のフィンガの構成を示す回路ブロック図。 図2に示した移動無線端末装置のスループット計測を説明するための図。 この発明に係わる移動無線端末装置が利用される環境の一例を示す図。 図9に示したセルAが移動無線端末装置に提供する周辺セル情報の一例を示す図。 図9に示したセルBが移動無線端末装置に提供する周辺セル情報の一例を示す図。 図9に示したセルCが移動無線端末装置に提供する周辺セル情報の一例を示す図。 図2に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 図2に示した移動無線端末装置のフィンガおよびサーチャに割り当てられる信号を示す図。 図2に示した移動無線端末装置のサーチャのサーチ結果を示す図。 図2に示した移動無線端末装置のサーチャのサーチ結果を示す図。
符号の説明
1…制御部、2…送信RF部、3…送信モデム部、4…受信RF部、5…ADC、6…受信RF部、7…ADC、8…受信モデム部、9…外出しアンテナ、10…内蔵アンテナ、11…スループット検出部、81,82…サーチャ、83,84,85,86…フィンガ、87…合成器、801…入力切替部、802…PN符号発生器、803…乗算器、804…積分器、805…自乗回路、810…入力切替部、820…フィンガ復調部、821…PN符号発生器、822…乗算器、823…積分器、830…同期追従部、831a,831b…PN符号発生器、832a,832b…乗算器、833a,833b…積分器、834a,834b…自乗回路、835…加算回路(Σ)。

Claims (9)

  1. 複数の基地局と選択的に無線通信する移動無線端末装置において、
    第1のアンテナを用いて、前記基地局からの無線信号を受信する第1受信手段と、
    第2のアンテナを用いて、前記基地局からの無線信号を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段と前記第2受信手段に同じ基地局からの無線信号を受信させて受信ダイバーシチを行う第1制御手段と、
    前記受信ダイバーシチによるデータの受信速度を検出する受信速度検出手段と、
    この受信速度検出手段が検出した受信速度が予め設定した閾値以下となった場合に、前記第1受信手段を制御して前記基地局からの無線信号の受信を継続させるとともに、前記第2受信手段を制御して、前記第1受信手段が受信する基地局と異なる周辺基地局からの無線信号を受信させて受信に適した基地局を検出する第2制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 複数の基地局と選択的に無線通信する移動無線端末装置において、
    第1のアンテナを用いて、前記基地局からの無線信号を受信する第1受信手段と、
    第2のアンテナを用いて、前記基地局からの無線信号を受信する第2受信手段と、
    受信信号を復調する第1復調手段と、
    受信信号を復調する第2復調手段と、
    前記第1の復調手段の復調結果と、前記第2の復調手段の復調結果とを合成する合成手段と、
    この合成手段が合成した復調結果に基づいて、スループットを検出するスループット検出手段と、
    前記第1受信手段が受信した受信信号に基づいて、受信に適したパスを検出する第1検出手段と、
    前記第2受信手段が受信した受信信号に基づいて、受信に適したパスを検出する第2検出手段と、
    前記第1受信手段と前記第2受信手段とが同じ基地局から無線信号を受信するように制御し、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、前記第1受信手段と第2受信手段によってそれぞれ得られた受信信号を、選択的に前記第1復調手段と前記第2復調手段に入力する第1制御手段と、
    前記スループット検出手段が検出したスループットが予め設定した閾値以下となった場合に、前記第1受信手段が受信する基地局と異なる周辺基地局からの無線信号を前記第2受信手段が受信するように制御することで、前記第2検出手段に前記周辺基地局からの受信に適したパスを検出させる第2制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  3. 前記第1検出手段は、前記第1受信手段が受信した受信信号に基づいて、受信に適した複数のパスを、それぞれ受信に適した度合いとともに検出し、
    前記第2検出手段は、前記第2受信手段が受信した受信信号に基づいて、受信に適した複数のパスを、それぞれ受信に適した度合いとともに検出し、
    さらに、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、受信に適した基地局を検出する基地局検出手段とを備え、
    前記第1制御手段は、前記基地局検出手段が検出した基地局からの無線信号を、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが受信するように制御することを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
  4. 前記基地局検出手段は、前記第1受信手段と前記第2受信手段との間の受信性能の差と前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、受信に適した基地局を検出することを特徴とする請求項3に記載の移動無線端末装置。
  5. さらに、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが同じ基地局から無線信号を受信する場合に、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、前記第1受信手段と前記第2受信手段との間の受信性能の差を求める第3制御手段を備え、
    前記基地局検出手段は、前記第3制御手段が求めた受信性能の差を用いることを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  6. さらに、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが同じ基地局から無線信号を受信するように制御し、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、前記第1受信手段と前記第2受信手段との間の受信性能の差を求める第3制御手段を備え、
    前記基地局検出手段は、前記第3制御手段が求めた受信性能の差を用いることを特徴とする請求項4に記載の移動無線端末装置。
  7. 前記第3制御手段は、前記スループット検出手段が検出したスループットが予め設定した閾値以下となった場合に、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが同じ基地局から無線信号を受信するように制御し、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とに基づいて、前記第1受信手段と前記第2受信手段との間の受信性能の差を求めることを特徴とする請求項5に記載の移動無線端末装置。
  8. 前記第3制御手段は、前記受信性能の差を複数サンプル求め、これらを平均化し、
    前記基地局検出手段は、前記第3制御手段が平均化して求めた受信性能の差を用いることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の移動無線端末装置。
  9. さらに、前記基地局から周辺の基地局が用いる周波数についての情報を取得する取得手段を備え、
    前記第2制御手段は、前記取得手段が取得した情報に、前記第1受信手段が受信する基地局が用いる周波数と異なる周波数を用いる周辺基地局についての情報が含まれ、かつ前記スループット検出手段が検出したスループットが予め設定した閾値以下となった場合に、前記周辺基地局からの無線信号を前記第2受信手段が受信するように制御することで、前記第2検出手段に前記周辺基地局からの受信に適したパスを検出させることを特徴とする請求項2に記載の移動無線端末装置。
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