JP2006094204A - 放送受信システム、テレビジョン放送受信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

放送受信システム、テレビジョン放送受信装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 視聴者の移動に合わせて、ある電子機器から他の電子機器に対し簡単に電子環境の移行を行うことが可能となると共に、視聴者の移動時間中における未視聴放送番組の録画により、移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消可能とする。
【解決手段】 テレビジョン放送受信装置DTV1(制御部20A、HDD13A、表示器7A)と、テレビジョン放送受信装置DTV2(制御部20B、HDD13B、表示器7B)をネットワーク信号線L00を介して接続する。DTV1は、視聴者がDTV1の視聴場所から移動した場合に、DTV1に関わる視聴情報を双方向リモコンRXへ送信し、視聴者が視聴中の番組の録画を開始する。DTV2は、視聴場所から移動してきた視聴者がDTV2を起動した場合に、双方向リモコンRXから受信した視聴情報に基づき、DTV1から録画番組を取得する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビ番組を受信可能な放送受信システム、テレビジョン放送受信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、例えばAV(Audio Visual)機器と情報処理装置を接続し、両者間で通信を行う通信ネットワークシステムのシリアルインタフェース規格としては、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394シリアルバス等がある。また、複数の電子機器を通信可能に接続した通信ネットワークシステムにおいて、ある電子機器から他の電子機器へ簡単に電子環境を移行できるようにすることを可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−146426号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、例えば、視聴者がライブによるテレビ番組を視聴している時に、ある電子機器から他の電子機器へ電子環境を移行させた場合(ある電子機器が設置されている部屋から他の電子機器が設置されている部屋に移動してテレビ番組を視聴する場合)、視聴者が移動時間中のライブ番組の欠落が発生し、欠落した部分を視聴することができないといった問題があった。
本発明の目的は、視聴者の移動に合わせて、ある電子機器から他の電子機器に対し簡単に電子環境の移行を行うことが可能となると共に、視聴者の移動時間中における未視聴放送番組の録画により、移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消可能とした放送受信システム、テレビジョン放送受信装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の放送受信システムは、テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムであって、前記第1のテレビジョン放送受信装置は、番組の録画が可能な記録手段と、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記記録手段へ前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始する記録制御手段とを備え、前記第2のテレビジョン放送受信装置は、前記視聴場所から移動してきた前記視聴者が前記第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に前記記録手段から前記録画番組を取得する取得手段を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の放送受信システムは、テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムであって、前記第1のテレビジョン放送受信装置は、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記第2のテレビジョン放送受信装置へ前記視聴者が視聴中の番組の録画開始を指示する指示手段を備え、前記第2のテレビジョン放送受信装置は、番組の録画が可能な記録手段と、前記指示手段の指示に基づいて前記記録手段へ前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1のテレビジョン放送受信装置では、視聴者が第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に視聴者が視聴中の番組の録画を開始し、第2のテレビジョン放送受信装置では、移動してきた視聴者が第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に第1のテレビジョン放送受信装置から録画番組を取得する。これにより、現在の視聴場所から他の場所への視聴者の移動に合わせて、第1のテレビジョン放送受信装置から第2のテレビジョン放送受信装置に対し簡単に電子環境の移行を行うことができ、更に、視聴者の移動に伴う放送番組未視聴時間をも保証(未視聴放送番組の録画)することが可能となり、従来のような移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るテレビジョン放送受信装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すテレビジョン放送受信装置は、地上波デジタルチューナ1、第1復調部2、デマルチプレクサ(DEMUX)3、映像デコーダ4、解像度変換部5、デジタルインタフェース(I/F)6、表示器7、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communications Satellite)チューナ8、第2復調部9、CPU10を有する制御部20、セレクタ(SELECT)11、ハードディスクドライブ(HDD)I/F12、HDD13、バスI/F14、センサ15、メモリ16、リモコンI/F17を備えている。
地上波デジタルチューナ1及びBS/CSチューナ8は、地上波アンテナまたはパラボナアンテナ(不図示)から地上波デジタル信号の空中波または衛星波をそれぞれ信号線Ll、信号線L8を介して受信し、帯域フィルタ、ダウンコンバータなどを通過させた後、それぞれ信号線L2、信号線L9を介して第1復調部2及び第2復調部9に出力する。第1復調部2及び第2復調部9は、受信信号に対し伝送形態に合致した復調処理を施すと共に誤り訂正処理などを行い、所望のMPEG−2(Moving Picture Experts Group 2)トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)データをそれぞれ信号線L3、信号線L10を介してデマルチプレクサ3に受け渡す。
デマルチプレクサ3は、上記MPEG−2トランスポートストリームデータを、所望の番組の映像データと音声データと付加情報とに分離する。分離された音声データは、音声デコーダ(不図示)で復号され、オーディオデータとして出力される。オーディオデータの出力端子にアンプ、スピーカを接続すれば、受信した放送番組の音声を聞くことができる。また、分離された映像データは、映像デコーダ4で復号され、ラスタスキャン形式の表示フォーマットに変換された後、信号線L5を介して後段の解像度変換部5の拡大・縮小部に受け渡される。
解像度変換部5は、拡大・縮小部を備えている。解像度変換部5は、拡大・縮小部において、YUVの色差信号からRGB信号に変換するマトリクス回路や、走査方式をインタレース走査(飛び越し走査)からプログレッシブ走査(順次走査)に変換するI−P変換回路などによる前処理を行った後、制御部20のCPU10により表示フォーマット(表示ライン数、ドット数、色数)と予めプリセットされた画面レイアウト情報に基づいて、解像度変換パラメータ(拡大率、縮小率、拡大縮小の重み付けフィルタ係数等)を設定することで、拡大・縮小・等倍処理を行う。
解像度変換部5で処理されたデータは、信号線L6を介してデジタルI/F6へ送られる。デジタルI/F6は、表示器7の解像度に対応した表示フォーマットにデータを変換し、信号線L7を介して表示器7に出力する。表示器7は、デジタルI/F6から出力されるデータに基づいて放送番組を表示する。
また、第1復調部2及び第2復調部9は、制御部20のCPU10の制御下で、上記MPEG−2トランスポートストリームデータをそれぞれ信号線L3、信号線L10を介してセレクタ11に出力する。MPEG−2トランスポートストリームデータは、セレクタ11及びHDDI/F12を介してHDD13へ記録され、必要に応じてHDDI/F12を介してHDD13から読み出される。
制御部20は、CPU10を備えており、図1に示すテレビジョン放送受信装置の制御を司る。CPU10は、メモリ16或いはHDD13に格納された制御プログラムに基づいて、図3・図4(第1の実施の形態)、図5・図6(第2の実施の形態)、図8・図9(第3の実施の形態)、図11・図12(第4の実施の形態)の各フローチャートに示す処理を実行する。セレクタ11は、CPU10の制御に基づいて、第1復調部2の出力または第2復調部9の出力の何れかを選択する。
HDDI/F12は、HDD13に対するアクセス制御を行う双方向インタフェースである。HDD13は、MPEG−2トランスポートストリームデータを記憶することで、放送番組の録画が可能な記憶装置である。また、HDD13は、同時記録再生機能、追っかけ再生(録画番組を等倍速で再生するのではなく、音声と映像が違和感なく再生できる程度の変倍速にて行う再生)機能等のタイムシフト機能を備えている。HDD13に蓄えられたデータは、HDDI/F12の制御により、信号線L12、信号線L11を介してデマルチプレクサ3へ転送され、更に映像デコーダ4を経由し信号線L14を介してバスI/F14に転送される。
バスI/F14は、CPU10の制御に基づいて、HDD13に蓄えられたデータを信号線L14を介して外部へ送信あるいは外部からデータを受信する送受信機能を有するインタフェースである。バスI/F14は、有線または無線(IEEEStd802.11)の何れであっても構わない。バスI/F14には、ネットワーク信号線(通信バスケーブル)L00が接続されている。ネットワーク信号線L00は、有線または無線の何れであっても構わない。
センサ15は、例えばテレビジョン放送受信装置の筐体外部に配設され、視聴場所における視聴者の移動の有無(存在、不存在)を検知するものであり、視聴場所からの視聴者の移動を検知すると、移動検知信号をCPU10に出力する。メモリ16は、CPU10の記憶装置として使用されると共に、テレビジョン放送受信装置に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、画質調整値(コントラスト調整値、輝度調整値)、テレビジョン放送受信装置のID(機器番号)等)を記憶する。リモコンI/F17は、視聴者が双方向リモコン(図2参照)によって電源のオン/オフ、放送番組の選局、音量調整、コントラスト調整、輝度調整を行ったり、現在の視聴場所から他の場所へ移動したりする場合のトリガ機能を有するインタフェースである。
図2は、本実施の形態に係る放送受信システムとしてのテレビジョン放送受信システムの構成を示す図である。
図2では、図1に示すテレビジョン放送受信装置が、視聴者が居住する建屋内の2つの部屋(Room1、Room2)に設置されているものとする。即ち、Room1にはテレビジョン放送受信装置DTV1(制御部20A、HDD13A、表示器7A)が、Room2にはテレビジョン放送受信装置DTV2(制御部20B、HDD13B、表示器7B)がそれぞれ設置されており、DTV1とDTV2とはネットワーク信号線L00を介して接続されている。図示の矢印は、双方向リモコンRXを持った視聴者がRoom1からRoom2へ移動した状態を表している。
双方向リモコンRXは、本実施の形態では赤外線通信を行うものであり、DTV1、DTV2の電源をオン/オフするための電源ボタン、放送番組を選局するための選局ボタン、音量調整ボタン、コントラスト調整ボタン、輝度調整ボタン、視聴者が視聴場所を移動(Room1→Room2、Room2→Room1)する際に操作する移動ボタン(以上不図示)等を備えている。
尚、図2、図7及び図10に示すテレビジョン放送受信装置DTV1は、図1に示す構成を有し、各構成要素にAに付す。また、図2、図7及び図10に示すテレビジョン放送受信装置DTV2も、図1に示す構成を有し、各構成要素にBに付す。
次に、上記構成を有する本実施の形態のテレビジョン放送受信装置DTV1及びDTV2における動作を図3及び図4のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
図3は、テレビジョン放送受信装置DTV1(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。
今、視聴者がRoom1でテレビジョン放送受信装置DTV1によりテレビ番組を視聴しているものとする。双方向リモコンRXは、ある周期でDTV1のリモコンI/F17を介して制御部20AのCPU10との間で情報のやり取りを行っている。例えば、双方向リモコンRXからDTV1に送信する情報は、視聴者により設定された音量調整値・輝度調整値・コントラスト調整値・テレビ番組のチャンネル切り替え等を示す情報である。
図3において、Room1にいる視聴者がRoom2へ移動するために、双方向リモコンRXの移動ボタン(不図示)を押すと、その移動ボタン情報がDTV1のリモコンI/F17を介して制御部20AのCPU10へ通知される。DTV1のCPU10は、移動ボタン情報(コマンド)を解析し(ステップS31)、移動コマンドでないと判断した場合は、次のコマンド解析ルーチンへジャンプし(本処理を終了し)、解析結果が移動コマンドであると判断した場合は、ステップS32へ進む。
移動コマンドであると判断した場合、DTV1のCPU10は、視聴者が現在視聴しているDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)をメモリ16から読み出し、信号線L14を介してリモコンI/F17経由で双方向リモコンRXへ転送する(ステップS32)。次に、DTV1のCPU10は、DTV1内の不要電源(必要機能以外の電源)として表示器7Aの電源を遮断する(ステップS33)。次に、DTV1のCPU10は、HDD13Aに視聴者が現在視聴中の番組の録画を開始する(ステップS34)。
例えば、視聴者が地上波デジタル放送番組を視聴していたとすると、DTV1の地上波デジタルチューナ1が信号線L1を介して受信した地上波放送信号を信号線L2を介して第1復調部2へ送信する。第1復調部2から出力されたTS信号は、信号線L3を介してセレクタ11に送られる。セレクタ11は、CPU10の制御に基づいて第1復調部2の出力情報と第2復調部9の出力情報の何れかを選択し、HDDI/F12を介してHDD13Aに地上波デジタル放送番組の録画を開始する。
この後、DTV1のCPU10は、DTV1とDTV2との間に接続されているネットワーク信号線L00を介してDTV2から制御信号(停止信号)が来るまで(ステップS35)、HDD13Aに対する現在視聴中の番組の録画を継続する。
図4は、テレビジョン放送受信装置DTV2(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。
図4において、Room1からRoom2へ移動した視聴者は双方向リモコンRXを操作し、操作情報をDTV2の制御部20BのCPU10へ送信する。DTV2のCPU10は、操作情報(コマンド)を解析し(ステップS41)、移動コマンドでない(移動ボタンが操作されていない)と判断した場合は、本処理を終了し、移動コマンドである(移動ボタンが操作された)と判断した場合は、ステップS42へ進む。
移動ボタンが操作されたと判断した場合、DTV2のCPU10は、DTV2の電源を起動する(ステップS42)。次に、双方向リモコンRXから、Room1におけるDTV1の電源遮断直前のDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)をDTV2のCPU10に転送する(ステップS43)。これに伴い、DTV2のCPU10は、上記視聴情報に基づいて、バスI/F14からネットワーク信号線L00を介してDTV1のHDD13Aから録画番組の情報を読み出し、録画番組の情報を再度ネットワーク信号線L00を介してDTV2へ転送する(取得する)準備を行う(ステップS44)。
次に、DTV2のCPU10は、DTV1からネットワーク信号線L00を介して受信した録画番組を再生するにあたり、追っかけ再生を実行するか否かを判断する(ステップS45)。追っかけ再生を実行しない場合は、DTV2のCPU10は、DTV2で等倍速にて音声と映像を再生する(ステップS48)。視聴者が所望番組の視聴を完了すれば、DTV2のCPU10は、ネットワーク信号線L00を介してDTV1のHDD13Aの機能を停止させる(ステップS49)。
一方、追っかけ再生を実行する場合は、DTV2のCPU10は、DTV2からネットワーク信号線L00を介してコマンドを発行し、DTV1のCPU10へ通知する(ステップS46)。これにより、DTV1のCPU10は、信号線L14を介してHDDI/F12に指示を出すことでHDD13Bの録画番組の情報を読み出す。録画番組の情報は、信号線L12、信号線L11、信号線L3を介してデマルチプレクサ3と映像デコーダ4を経由し、信号線L14へ導かれる。DTV1のCPU10は、録画番組の情報を、等倍速より若干早い速度(例えば、1.4倍速)にて音声と映像を早送りする形式でバスI/F14を経由し、ネットワーク信号線L00を介してDTV2へ送信する。
DTV2のCPU10は、追っかけ再生(本実施の形態では早送り再生)において、録画がライブ番組に追いついたか否かを常時検知しており(ステップS47)、もし録画がライブ番組に追いつかない場合は、上記ステップS46へ戻り同様な処理を繰り返し、逆に録画がライブ番組に追いついた場合は、通常番組視聴を可能とするために録画再生からライブ番組への切り替えを行う(ステップS48)。この後、DTV2のCPU10は、ネットワーク信号線L00を介してDTV1のHDD13Aの機能を停止させ(ステップS49)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、テレビジョン放送受信装置DTV1では、視聴者がDTV1の視聴場所から移動した場合に視聴者が視聴中の番組の録画を開始し、テレビジョン放送受信装置DTV2では、移動してきた視聴者がDTV2を起動した場合にDTV1から録画番組を取得する。これにより、現在の視聴場所から他の場所への視聴者の移動に合わせて、あるテレビジョン放送受信装置から他のテレビジョン放送受信装置に対し簡単に電子環境の移行を行うことができ、更に、視聴者の移動に伴う放送番組未視聴時間をも保証(未視聴放送番組の録画)することが可能となり、従来のような移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1、図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態が上述した第1の実施の形態と相違する点は、人物を検知するセンサ15をテレビジョン放送受信装置(DTV1、DTV2)に内蔵している点と、双方向リモコンRXが赤外線通信機能ではなくBluetooth(無線)通信機能を有する点である。
図5は、テレビジョン放送受信装置DTV1(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。
図5において、Room1でDTV1によりテレビ番組を視聴している視聴者がRoom2へ移るために移動を開始したとすると、DTV1のセンサ15においてはRoom1内の視聴者の検知ができなくなる結果(換言すれば視聴者の移動を検知する結果)、センサ15から移動検知信号がDTV1の制御部20AのCPU10へ出力される(ステップS51)。
DTV1のCPU10は、移動検知信号の受信に伴い、メモリ16から視聴者が現在視聴しているDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)を読み出し、移動する視聴者の所有している双方向リモコンRXにリモコンI/F17を介して送信する(ステップS52)。同時に、DTV1のCPU10は、視聴者が現在視聴している番組を録画する指示を信号線L14を介してセレクタ11とHDDI/F12に対して出力することにより、DTV1のHDD13Aに視聴者が現在視聴している番組の録画を開始する(ステップS53)。
例えば、視聴者がDTV1でBSデジタル放送番組を視聴していたとすると、DTV1は衛星波をパラボラアンテナにて受信し、信号線L8を介してBS/CSチューナ8へ入力し、更に信号線L9を介して第2復調部9を経由し、信号線L10、セレクタ11、HDDI/F12を介してHDD13Aに記録することで、BSデジタル放送番組の録画を開始する。
この後、DTV1のCPU10は、DTV1の不要電源として表示器7Aの電源とその周辺回路の電源の遮断を行う(ステップS54)。
図6は、テレビジョン放送受信装置DTV2(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。
図6において、Room1からRoom2への視聴者の移動に伴い、DTV2のセンサ15により視聴者の存在を検知すると(ステップS61)、DTV2のCPU10は、リモコンI/F17を介してDTV2の電源を起動する(ステップS62)。DTV2のCPU10は、DTV2の電源起動と同時に、リモコンI/F17を介して双方向リモコンRXへ通信可能である旨を示す通信可能信号を送信する。
双方向リモコンRXは、DTV2から通信可能信号を無線により受信すると、無線送信によりDTV2のリモコンI/F17を介して、Room1でDTV1の電源遮断直前のDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)をDTV2のCPU10に対し転送する(ステップS63)。以下、ステップS64〜ステップS69の処理は、上記図4のステップS44〜ステップS49の処理と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、双方向リモコンRXが赤外線通信機能ではなくBluetooth(無線)通信機能を有する場合でも、上述した第1の実施の形態と同様に、現在の視聴場所から他の場所への視聴者の移動に合わせてテレビジョン放送受信装置間で簡単に電子環境の移行を行うことができ、従来のような移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、上述した第1及び第2の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態が上述した第1及び第2の実施の形態と相違する点は、テレビジョン放送受信装置に人物(視聴者)を検知するセンサ15を設置する代わりに、テレビジョン放送受信装置に物理的に着脱可能なメモリカードを用いる点である。本実施の形態では、不揮発性メモリを有するカード状の記憶媒体をメモリカードと呼ぶ。なお、本実施の形態は、メモリカード以外の記憶媒体で実現することも可能である。
図7は、本実施の形態に係るテレビジョン放送受信システムの構成を示す図である。
図7では、図1に示すテレビジョン放送受信装置が、視聴者が居住する建屋内の2つの部屋(Room1、Room2)に設置されているものとする。即ち、Room1にはテレビジョン放送受信装置DTV1(制御部20A、HDD13A、表示器7A)が、Room2にはテレビジョン放送受信装置DTV2(制御部20B、HDD13B、表示器7B)がそれぞれ設置されており、DTV1とDTV2とはネットワーク信号線L00を介して接続されている。図示の矢印は、メモリカード(情報記録媒体)を持った視聴者がRoom1からRoom2へ移動した状態を表している。
更に、制御部20A、制御部20Bは、メモリカード30A(30B)が着脱可能に構成されている。メモリカードには、DTVに関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTVのID等)が書き込まれるフラッシュメモリが内蔵されている。尚、図7では、Room1とRoom2を区別するため、メモリカードに符号30Aと符号30Bを付加しているが、メモリカード30A(30B)は視聴者が所有している単一の同じカードである。
図8は、テレビジョン放送受信装置DTV1(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。
図8において、Room1でDTV1によりテレビ番組を視聴している視聴者がメモリカードを制御部20Aに装着すると、DTV1のCPU10は、DTV1のメモリ16に記憶されているDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)を、信号線L14を介してカードI/F(不図示)経由でメモリカードに書き込む(ステップS81)。
次に、視聴者がRoom1からRoom2へ移動するためにDTV1の制御部20Aからメモリカードを抜いたとする。DTV1のCPU10は、DTV1からメモリカードが抜かれたか否かを定期的に監視しており(ステップS82)、メモリカードが抜かれていないと判断した場合は、本処理を終了し、メモリカードが抜かれたと判断した場合は、ステップS83へ進む。DTV1からメモリカードが抜かれた場合、DTV1のCPU10は、視聴者が現在視聴している番組を録画する指示を信号線L14を介してセレクタ11とHDDI/F12に対して出力することにより、DTV1のHDD13Aに視聴者が現在視聴している番組の録画を開始する(ステップS83)。
例えば、視聴者がDTV1でBSデジタル放送番組を視聴していたとすると、DTV1は衛星波をパラボラアンテナにて受信し、信号線L8を介してBS/CSチューナ8へ入力し、更に信号線L9を介して第2復調部9を経由し、信号線L10、セレクタ11、HDDI/F12を介してHDD13Aに記録することで、BSデジタル放送番組の録画を開始する。
この後、DTV1のCPU10は、DTV1の不要電源として表示器7Aの電源とその周辺回路の電源の遮断を行う(ステップS84)。
図9は、テレビジョン放送受信装置DTV2(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。
図9において、Room1からRoom2へ移動した視聴者はDTV2の制御部20Bに、DTV1の制御部20Aから抜いたメモリカードを挿入する。DTV2のCPU10は、DTV2に対するメモリカードの挿入の有無を定期的に監視しており(ステップS91)、メモリカードが挿入されていないと判断した場合は、本処理を終了し、メモリカードが挿入されたと判断した場合は、ステップS92へ進む。
DTV2にメモリカードが挿入された場合、DTV2のCPU10は、DTV2の電源を起動する(ステップS92)。次に、DTV2のCPU10は、カードI/Fを介して、メモリカードに記憶されているRoom1のDTV1の電源遮断直前のDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)を読み出す(ステップS93)。以下、ステップS94〜ステップS99の処理は、上記図4のステップS44〜ステップS49の処理と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、視聴者検知用のセンサを使用する代わりにメモリカードを使用した場合でも、上述した第1の実施の形態と同様に、現在の視聴場所から他の場所への視聴者の移動に合わせてテレビジョン放送受信装置間で簡単に電子環境の移行を行うことができ、従来のような移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消することができる。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態は、上述した第1乃至第3の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態が上述した第3の実施の形態と相違する点は、メモリカードを使用する代わりに、上述した第1及び第2の実施の形態で既に説明した双方向リモコンを使用する点と、対象となる2つのテレビジョン放送受信装置のうち片方のテレビジョン放送受信装置にHDDを装備した点である。
図10は、本実施の形態に係るテレビジョン放送受信システムの構成を示す図である。
図10では、図1に示すテレビジョン放送受信装置が、視聴者が居住する建屋内の2つの部屋(Room1、Room2)に設置されているものとする。即ち、Room1にはテレビジョン放送受信装置DTV1(制御部20A、表示器7A)が、Room2にはテレビジョン放送受信装置DTV2(制御部20B、HDD13B、表示器7B)がそれぞれ設置されており、DTV1とDTV2とはネットワーク信号線L00を介して接続されている。図示の矢印は、双方向リモコンRXを持った視聴者がRoom1からRoom2へ移動した状態を表している。
図11は、テレビジョン放送受信装置DTV1(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。
今、視聴者がRoom1でテレビジョン放送受信装置DTV1によりテレビ番組を視聴しているものとする。双方向リモコンRXは、ある周期でDTV1のリモコンI/F17を介して制御部20AのCPU10との間で情報のやり取りを行っている。例えば、双方向リモコンRXからDTV1に送信する情報は、視聴者により設定された音量調整値・輝度調整値・コントラスト調整値・テレビ番組のチャンネル切り替え等を示す情報である。
図11において、Room1にいる視聴者がRoom2へ移動するために、双方向リモコンRXの移動ボタンを押すと、その移動ボタン情報がDTV1のリモコンI/F17を介して制御部20AのCPU10へ通知される。DTV1のCPU10は、移動ボタン情報(コマンド)を解析し(ステップS111)、移動コマンドでないと判断した場合は、次のコマンド解析ルーチンへジャンプし(本処理を終了し)、移動コマンドであると判断した場合は、ステップS112へ進む。
移動コマンドであると判断した場合、DTV1のCPU10は、視聴者が現在視聴しているDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)をメモリ16から読み出し、信号線L14を介してリモコンI/F17経由で双方向リモコンRXへ転送する(ステップS112)。
次に、DTV1のCPU10は、DTV1内に放送番組録画用のHDDを装備していないため、ネットワーク信号線L00を介して相手先のDTV2に対してHDDの有無を確認する(ステップS113)。DTV2にHDDが装備されていない場合は、本処理を終了し、DTV2にHDDが装備されている場合は、ステップS114へ進む。DTV2にHDDが装備されている場合、DTV1のCPU10は、ネットワーク信号線L00を介してDTV2のCPU10に対し、視聴者がDTV1で現在視聴中の番組のチャンネルを通知(番組の録画開始を指示)する(ステップS114)。これに伴い、DTV2のCPU10は、HDD13Bに視聴者が現在視聴中の番組の録画を開始する。
例えば、視聴者が地上波デジタル放送番組を視聴していたとすると、DTV2の地上波デジタルチューナ1が信号線L1を介して受信した地上波放送信号を信号線L2を介して第1復調部2へ送信する。第1復調部2から出力されたTS信号は、信号線L3を介してセレクタ11に送られる。セレクタ11は、CPU10の制御に基づいて第1復調部2の出力情報と第2復調部9の出力情報の何れかを選択し、HDDI/F12を介してHDD13Bに地上波デジタル放送番組の録画を開始する。
この後、DTV1のCPU10は、上記一連の処理の完了を確認した後、DTV1の不要な電源を遮断し(ステップS115)、本処理を終了する。
図12は、テレビジョン放送受信装置DTV2(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。
図12において、Room1からRoom2へ移動した視聴者は双方向リモコンRXを操作し、操作情報をDTV2の制御部20BのCPU10へ送信する。DTV2のCPU10は、操作情報(コマンド)を解析し(ステップS121)、移動コマンドでない(移動ボタンが操作されていない)と判断した場合は、本処理を終了し、移動コマンドである(移動ボタンが操作された)と判断した場合は、ステップS122へ進む。
移動ボタンが操作されたと判断した場合、DTV2のCPU10は、DTV2の電源を起動する(ステップS122)。次に、双方向リモコンRXから、Room1におけるDTV1の電源遮断直前のDTV1に関わる視聴情報(視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、DTV1のID等)をDTV2のCPU10に転送する(ステップS123)。以下、ステップS124〜ステップS129の処理は、記憶装置がHDD13AからHDD13Bに代わる以外は、上記図4のステップS44〜ステップS49の処理と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、片方のテレビジョン放送受信装置しか番組録画用のHDDを装備していない場合でも、上述した第1の実施の形態と同様に、現在の視聴場所から他の場所への視聴者の移動に合わせてテレビジョン放送受信装置間で簡単に電子環境の移行を行うことができ、従来のような移動時間中の放送番組の欠落の発生を解消することができる。
[他の実施の形態]
上記第1乃至第4の実施の形態では、2台のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した構成を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、3台以上のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した構成にも適用可能である。
上記第1乃至第4の実施の形態では、テレビジョン放送受信装置に関わる視聴情報として、視聴中のチャンネル、音量調整値、コントラスト調整値、輝度調整値、テレビジョン放送受信装置のID等を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、上記視聴情報のうち任意の情報を用いる構成や、上記視聴情報に他の情報を追加する構成としてもよい。
上記第1乃至第4の実施の形態では、視聴者検知用のセンサ15をテレビジョン放送受信装置の筐体外部または筐体内部に配設する構成としたが、これに限定されるものではなく、視聴者検知用のセンサをテレビジョン放送受信装置が設置されている部屋の出入口等に配設し、該センサとテレビジョン放送受信装置とを信号伝送可能に接続する構成としてもよい。
上記第4の実施の形態では、テレビジョン放送受信装置DTV1側にHDDを装備せず、テレビジョン放送受信装置DTV2側にHDDを装備する構成としたが、これに限定されるものではなく、DTV2側にHDDを装備せず、DTV1側にHDDを装備する構成としてもよい。この場合は、ネットワーク信号線L00を挟んでDTV1及びDTV2双方のCPU10が通信を行うことにより実現可能である。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3、図4、図5、図6、図8、図9、図11、図12のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
更に、本発明は、前述した実施の形態を実現するソフトウェアのプログラムがネットワーク上のデータベース又はホームページから通信プログラムによりダウンロードされ、このプログラムを読出して実行することによって達成することができる。
上記プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからコンピュータプログラム自体、又は自動インストール機能を含む圧縮ファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給することができる。
また、上記プログラムは、プログラムコードを暗号化した上で格納したCD−ROM等の記憶媒体をユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムコードを実行してコンピュータにインストールさせることによっても供給することができる。
上述した実施の形態の機能は、プログラムコードを複数のファイルに分割し、夫々のファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現することができる。即ち、本発明の機能処理をコンピュータで実現させるためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明を構成する。
また、上述した実施の形態の機能は、記憶媒体から読出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード又はコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備えられたメモリに書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニットに備えられたCPU又はMPU等が実際の処理の一部又は全部を実行することによっても実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るテレビジョン放送受信装置の詳細構成を示すブロック図である。 テレビジョン放送受信装置の設置例を示す図である。 テレビジョン放送受信装置(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。 テレビジョン放送受信装置(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施の形態に係るテレビジョン放送受信装置(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。 テレビジョン放送受信装置(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第3実施の形態に係るテレビジョン放送受信装置の設置例を示す図である。 テレビジョン放送受信装置(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。 テレビジョン放送受信装置(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第4実施の形態に係るテレビジョン放送受信装置の設置例を示す図である。 テレビジョン放送受信装置(Room1)の制御方法を示すフローチャートである。 テレビジョン放送受信装置(Room2)の制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 地上波デジタルチューナ
7 表示器 8 BS/CSチューナ
10 CPU(記録制御手段、取得手段、指示手段、電源制御手段)
13 HDD(記録手段)
15 センサ(検知手段)
DTV1 第1のテレビジョン放送受信装置
DTV2 第2のテレビジョン放送受信装置
RX 双方向リモコン(遠隔操作手段)
L00 ネットワーク信号線

Claims (14)

  1. テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムであって、
    前記第1のテレビジョン放送受信装置は、番組の録画が可能な記録手段と、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記記録手段へ前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始する記録制御手段とを備え、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置は、前記視聴場所から移動してきた前記視聴者が前記第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に前記記録手段から前記録画番組を取得する取得手段を備えることを特徴とする放送受信システム。
  2. テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムであって、
    前記第1のテレビジョン放送受信装置は、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記第2のテレビジョン放送受信装置へ前記視聴者が視聴中の番組の録画開始を指示する指示手段を備え、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置は、番組の録画が可能な記録手段と、前記指示手段の指示に基づいて前記記録手段へ前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始する記録制御手段とを備えることを特徴とする放送受信システム。
  3. 前記第1及び第2のテレビジョン放送受信装置と通信可能で、前記第1のテレビジョン放送受信装置から前記第1のテレビジョン放送受信装置に関わる視聴情報の受信と、前記第2のテレビジョン放送受信装置に対する前記視聴情報の送信が可能な遠隔操作手段を備え、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置の前記取得手段は、前記遠隔操作手段から送信される前記視聴情報に基づいて前記記録手段から前記録画番組を取得することを特徴とする請求項1記載の放送受信システム。
  4. 前記第1及び第2のテレビジョン放送受信装置と通信可能で、前記第1のテレビジョン放送受信装置から前記第1のテレビジョン放送受信装置に関わる視聴情報の受信と、前記第2のテレビジョン放送受信装置に対する前記視聴情報の送信が可能な遠隔操作手段を備え、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置は、前記視聴場所から移動してきた前記視聴者が前記第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に、前記遠隔操作手段から送信される前記視聴情報に基づいて前記記録手段から前記録画番組を読み出すことを特徴とする請求項2記載の放送受信システム。
  5. 前記第1及び第2のテレビジョン放送受信装置に着脱可能で、前記第1のテレビジョン放送受信装置での前記第1のテレビジョン放送受信装置に関わる視聴情報の書き込みと、前記第2のテレビジョン放送受信装置での前記視聴情報の読み出しが可能な情報記録媒体を備え、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置の前記取得手段は、前記情報記録媒体から読み出した前記視聴情報に基づいて前記記録手段から前記録画番組を取得することを特徴とする請求項1記載の放送受信システム。
  6. 前記遠隔操作手段の通信方式は、赤外線通信方式、無線通信方式を含む群から選択されることを特徴とする請求項3又は4記載の放送受信システム。
  7. 前記視聴情報は、視聴中のチャンネル、音量調整値、画質調整値、前記第1のテレビジョン放送受信装置のIDを含む群から選択されることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の放送受信システム。
  8. 前記第1及び第2のテレビジョン放送受信装置は、視聴者の存在の有無を検知する検知手段と、前記検知手段により視聴者の移動による不在を検知した場合に自装置内の必要機能以外の電源を遮断する電源制御手段とをそれぞれ備えることを特徴とする請求項1又は2記載の放送受信システム。
  9. 前記電源制御手段は、前記検知手段により視聴者の存在を検知した場合に自装置の電源を起動することを特徴とする請求項8記載の放送受信システム。
  10. 前記第2のテレビジョン放送受信装置は、前記録画番組を音声と映像が違和感なく変倍速で再生可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の放送受信システム。
  11. テレビ番組を受信可能なテレビジョン放送受信装置であって、
    番組の録画が可能な記録手段と、視聴者が前記テレビジョン放送受信装置の視聴場所から他のテレビジョン放送受信装置の視聴場所に移動した場合に、前記記録手段へ前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始する記録制御手段とを備えることを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  12. テレビ番組を受信可能なテレビジョン放送受信装置であって、
    前記テレビジョン放送受信装置の視聴場所に他のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動してきた視聴者が前記テレビジョン放送受信装置を起動した場合に、前記他のテレビジョン放送受信装置に記録されている前記視聴者が視聴中の録画番組を取得する取得手段を備えることを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  13. テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムの制御方法であって、
    前記第1のテレビジョン放送受信装置は、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始し、
    前記第2のテレビジョン放送受信装置は、前記視聴場所から移動してきた前記視聴者が前記第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に前記第1のテレビジョン放送受信装置から前記録画番組を取得することを特徴とする制御方法。
  14. テレビ番組を受信可能な少なくとも第1及び第2のテレビジョン放送受信装置を通信可能に接続した放送受信システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記第1のテレビジョン放送受信装置において、視聴者が前記第1のテレビジョン放送受信装置の視聴場所から移動した場合に前記視聴者が視聴中の番組の録画を開始するモジュールと、前記第2のテレビジョン放送受信装置において、前記視聴場所から移動してきた前記視聴者が前記第2のテレビジョン放送受信装置を起動した場合に前記第1のテレビジョン放送受信装置から前記録画番組を取得するモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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Cited By (3)

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JP2011114591A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Sony Corp 表示制御装置、及び、表示制御システム、並びに、遠隔制御装置
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