JP2006091840A - 反射式ライトバルブ投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト且つ側投影ができる反射式ライトバルブ投影装置を提供する。
【解決手段】
本発明の反射式ライトバルブ投影装置は、ノンテレセントリック照明ユニット、投影レンズ及び反射式ライトバルブを有する。前記ノンテレセントリック照明ユニットは光源とレンズを有する。前記光源は光束を発し、前記レンズは該当光束の伝播経路に設置される。前記投影レンズは前記光束の伝播経路においてレンズの後方に設置される。前記反射式ライトバルブは前記光束の伝播経路において前記レンズと前記投影レンズとの間に設置され、該当反射式ライトバルブは水平線に沿って配列される複数のピクセル列を有し、前記投影レンズの中心と前記レンズの中心とを通過する直線が水平線とπ/4より小さい角度を成し、水平線に沿って側投影を行う。
【選択図】 図8

Description

本発明は、反射式ライトバルブ投影装置に関し、特に、低コスト且つ側投影ができる反射式ライトバルブ投影装置に関する。
近年、サイズが大きく且つ重い陰極線管(Cathode Ray Tube、CRT)投影装置は、液晶投影装置及びディジタルライトプロセシング(Digital Light Processing、DLP)投影装置等に取り替えられつつある。液晶投影装置とDLP投影装置等の製品は、軽くて薄く且つ携帯容易などの特徴があり、他のデジタル製品と直接接続し、映像を映し出すことができる。また、各メーカーが安価且つ競争力のある製品を提供し、更に製品に付加機能を増やし続けてきた。そのため、これらの製品は、企業、学校、公共的場所などのみならず、一般家庭でも使用されつつある。
図1は、大角度の側投影の様子を示す図である。図1に示すように、投影装置を使用するときに、一般的に投影装置はスクリーンの前に設置されなければ、矩形に近い映像を投影できない。例えば、一般的に家庭の応接室で投影装置50を使って映画などを鑑賞するときには、通常、投影装置50をスクリーン400の真正面にあるテーブルの上に置き、矩形に近い映像を投影する。しかし、投影装置50に接続する各種ケーブルにより使用者が転倒し、またそれにより投影装置50が地面に落ち、故障することがある。大角度且つ側投影能力を持つ投影装置50aを使えば、投影装置50aをテーブル70の上に置くことにより、矩形に近い映像を投影できる。この場合には、テーブル70が応接室の一隅にあるので、使用者が投影装置50aに接続する各種ケーブルにより転倒することがあまり生じず、また、投影装置50aが地面に落ちることも発生し難しくなる。投影装置50aをテーブル70に置くことで、テーブル60を綺麗に維持でき、その上に他の品物を置くことも可能である。
図2は、従来の電子補償式の反射式ライトバルブ投影装置の複数の投影方向において映像を投影する様子を示す図である。図2に示すように、従来の反射式ライトバルブ投影装置は、一般的に二つの方法で、上、下、左、右等の複数の方向での投影を実現し、投影された映像の形状は、一定の比率で反射式ライトバルブに比例する。第一の方法は電子補償方法である。この方法では、投影装置内部にある制御ユニットにより、投影する映像が補償される。従来の反射式ライトバルブ投影装置は、真正面に投影する時に投影された映像300の形状が矩形に近似する。しかし、反射式ライトバルブ投影装置が左に投影する時は、映像300aの形状は左が広く右が狭い場合がある。そこで、電子補償方法で映像300aの上端306と下端308を内側に補償することにより、映像300aの左側302が右側304と同じ長さとなる。同様に、反射式ライトバルブ投影装置が右、上、下等の方向に投影する時に、電子補償方法で300b、300c及び300dを補償することにより、投影された映像の形状は、近似する矩形の形状になる。しかし、電子補償方法で補償した映像は、元の映像よりサイズが小さく輝度が低くなることがある。また、映像の補償により電子信号に変形が生じ、例えば、鋸歯形状が生じることがあるので画質が劣化する。
また、第二の方法は光学方法である。この方法では投影レンズと反射式ライトバルブの相対位置を変更することにより、投影された映像を上、下、左、右へ移動させる。この方法では、画質の劣化、電子信号の変形、映像の縮小及び輝度の減少などの問題が生じないが、用いられる投影レンズは、反射式ライトバルブとの相対オフセット(Offset)の範囲をカバーしなければならないので、大きな投影レンズが必要である。しかし、大きいサイズの投影レンズはコストが高い。言い換えると、映像の偏移量は大きければ大きいほど、投影レンズのコストは高くなる。
図3は従来の反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。図3に示すように、従来の光学方法で映像を偏移させる反射式ライトバルブ投影装置100aは、ディジタルマイクロミラー装置(Digital Micro-mirror Device、DMD)110、投影レンズ120及びテレセントリック(Telecentric)照明ユニット130から構成される。テレセントリック照明ユニット130の光源132は光束132aを発する。投影レンズ120は光束132aの伝播経路に設置される。テレセントリック照明ユニット130はDMD110と可動式投影レンズ120の間に設置される。また、テレセントリック照明ユニット130は内部全反射プリズム(Total Internal Reflection Prism)134を有し、内部全反射プリズム134は光束132aの伝播経路においてDMD110の前に設置される。
また、光源132からの光束132aは内部全反射プリズム134によりDMD110に反射される。DMD110は複数のピクセルユニットを有し、当該ピクセルユニットの各々はONまたOFFの状態を有する。OFFの状態のピクセルユニットは光束132aを投影レンズ120から偏向させ、ONの状態のピクセルユニットは光束132aを反射させ、内部全反射プリズム134と投影レンズ120を介して映像をスクリーン400に投影する。
反射式ライトバルブ投影装置100aにおいて、投影レンズ120はY軸に沿って上下方向に、または、X軸に沿って左右方向に移動することができるので、現在、映像偏移機能を有する投影装置は、主にこのような構成を備えている。しかし、上記構成のテレセントリック照明ユニット130は、コストの高い内部全反射プリズム134を使用する必要があり、また、光束132aはDMD110を通過した後に発散され、光束132aを受光するために大きいサイズの投影レンズ120を使用する必要があるので、反射式ライトバルブ投影装置100aの生産コストが高くなる。
また、投影の偏移量をさらに大きくするために、より大きいな投影レンズが必要になるので、投影レンズのコストがさらに高くなる。よって、生産コストを抑制するために、上記反射式ライトバルブ投影装置100aの投影レンズのサイズを大きく設定することが出来ないので、映像の偏移量が制限される。
図4は、従来の反射式ライトバルブ投影装置による映像の偏移を示す図である。図1と図4に示すように、従来の反射式ライトバルブ投影装置100aには、投影レンズ120がX軸に沿って右に移動すれば映像150もX軸に沿って右に移動する。しかし、投影レンズ120の偏移量を大きく設定することが出来ないため、映像150の偏移量は100%より小さい。ここで、偏移量は{[(1/2)A+B]/A}×100%であると定義する。また、従来の反射式ライトバルブ投影装置100aの偏移量が100%より小さいので、大角度の側投影が必要とする場合はとても不便である。例えば、反射式ライトバルブ投影装置100aは、前述の応接室のテーブル70(図1)の上に設置される場合、映像を完全にスクリーン400に投影することができない。
図5は従来の他の反射式ライトバルブ投影装置の構成図であり、図6は当該従来の反射式ライトバルブ投影装置の反射式ライトバルブ、レンズ及び投影レンズの位置関係を示す図である。図5と図6に示すように、従来の反射式ライトバルブ投影装置100bは、DMD110、投影レンズ120a及びノンテレセントリック照明ユニット140から構成される。ノンテレセントリック照明ユニット140は光源142とレンズ144を有する。
反射式ライトバルブ投影装置100bにおいて、光源142は光束142aを発し、レンズ144は当該光束142aの伝播経路に設置される。また、投影レンズ120aは光束142aの伝播経路においてレンズ144の後ろに設置される。反射式ライトバルブ110は光束142aの伝播経路においてレンズ144と投影レンズ120aの間に設置される。反射式ライトバルブ110は水平線(X軸)に沿って配列される複数のピクセル列を有し、また投影レンズの中心とレンズ144の中心とを通過する直線が、垂直線(Y軸)と成す角度θ1はπ/4より小さい。
反射式ライトバルブ投影装置100bにおいて、光源142からの光束142aはレンズ144を通過した後に収束され、DMD110により反射された後、DMD110の前方10mm〜100mmの範囲内に収束される。DMD100は複数のピクセルユニットを有し、当該ピクセルユニットはそれぞれONまたOFFの状態を有する。ONの状態のピクセルユニットは光束142aを投影レンズ120aに反射するが、OFFの状態のピクセルユニットは光束142aを投影レンズ120aに反射しない。続いて、投影レンズ120aに反射された光束142aは投影レンズ120aを介してスクリーン400に投影され映像を形成する。
また、反射式ライトバルブ投影装置100bの光束142aは、DMD110により反射された後に収束され比較的に小さい投影レンズ120aで光束142aを受光できるので、コストを削減することができる。また、反射式ライトバルブ投影装置100bにはノンテレセントリック照明ユニット140を使用するため、内部全反射プリズム134(図3)を使用する必要がないので、さらにコストを削減することができる。
また、図3と図5に示すように、光学システムの構成上の制限により反射式ライトバルブ投影装置100bのノンテレセントリック照明ユニット140は、反射式ライトバルブ投影装置100aのテレセントリック照明ユニット130と異なり、可動式投影レンズ120をテレセントリック照明ユニット130の他の構成要素と分離させる内部全反射プリズム134を有しない。そのため、反射式ライトバルブ投影装置100bには、レンズ144と投影レンズ120aの間に干渉が生じることがある。当該干渉を回避するために、レンズ144を切断しなければならない。
図7は、従来の他の反射式ライトバルブ投影装置の結像の様子を示す図である。図6と図7に示すように、レンズ144と投影レンズ120aの間の干渉を回避するために、一般的に、レンズ144を切断し当該レンズの端部に凹部144aを形成する。一方、投影レンズ120aとレンズ144とは設置位置に相互に干渉するので、投影レンズ120aはZ軸に沿って上方向にのみ移動できるが、X軸に沿って左右方向に移動できず、光学方法での側投影ができない。また、この構成により投影された映像150自身は少し位置が高いので、また当該映像の上方向への偏移量は100%を超えるため、投影レンズ120がZ軸に沿って更に上に移動すると映像位置がさらに高くなる。即ち、投影レンズ120aを上方向へ偏移する必要がない。よって、以上の構成は偏移機能を有しない安価な投影装置に適する。
ゆえに、従来の反射式ライトバルブ投影装置は、コストの大幅な増加を招かない前提で、高偏移量の側投影ができない。
本発明の目的は、従来の反射式ライトバルブ投影装置の映像の位置が少し高いという特徴を利用し、低コスト且つ側投影できる反射式ライトバルブ投影装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、水平方向に沿って側投影ができる反射式ライトバルブ投影装置を提供する。当該反射式ライトバルブ投影装置は、ノンテレセントリック照明ユニット、投影レンズ及び反射式ライトバルブを有する。ノンテレセントリック照明ユニットは光源とレンズを有し、当該光源は光束を発し、当該レンズは当該光源の伝播経路に設置される。また、投影レンズは光束の伝播経路において前記レンズの後方に設置される。反射式ライトバルブは、光束の伝播経路において前記レンズと前記投影レンズの間に設置され、当該反射式ライトバルブは水平線に沿って配列される複数のピクセル列を有し、また前記投影の中心と前記レンズの中心とを通過する直線が水平線とπ/4より小さい角度を成し、水平線に沿って側方向に投影する。
前述の反射式ライトバルブ投影装置において、反射式ライトバルブは、例えばディジタルマイクロミラー装置或いは液晶反射式パネルである。また、レンズは、例えば曲面レンズ、平面反射レンズ及び曲面反射レンズの何れかである。
前述の反射式ライトバルブ投影装置において、光束は、例えば反射式ライトバルブの前方10mm〜100mmの範囲内に収束される。また、側投影の水平偏移量は、例えば100%より大きい。
本発明は、水平線或いは垂直線に沿って側投影ができる他の反射式ライトバルブ投影装置を提供する。当該反射式ライトバルブ投影装置は、ノンテレセントリック照明ユニット、投影レンズ及び反射式ライトバルブを有する。ノンテレセントリック照明ユニットは、光源とレンズを有し、当該光源は光束を発し、当該レンズは当該光束の伝播経路に設置される。また、投影レンズは前記光束の伝播経路において前記レンズの後ろに設置される。反射式ライトバルブは、前記光束の伝播経路において前記レンズと前記投影レンズの間に設置され、当該反射式ライトバルブは水平線に沿って配列される複数のピクセル列を有し、前記投影レンズは、水平線に沿って前記レンズから離れる方向に移動することにより、異なる水平偏移量の側投影を行う。
前述の反射式ライトバルブ投影装置において、反射式ライトバルブは、例えばディジタルマイクロミラー装置及び反射式液晶パネルの何れかである。また、レンズは、例えば曲面レンズ、平面反射レンズ及び曲面反射レンズの何れかである。
前述の反射式ライトバルブ投影装置において、光束は、例えば反射式ライトバルブの前方10mm〜100mmの範囲内に収束される。また、投影レンズは、例えば垂直線に沿って移動し、同時に異なる水平偏移量の側投影及び異なる垂直偏移量の側投影を行う。
ゆえに、本発明の反射式ライトバルブ投影装置において、投影レンズがレンズの右側に設置されることにより、投影された映像は右側で上への偏移量を有する特徴があり、右側の大角度の側投影ができる。また、本発明の他の反射式ライトバルブ投影装置において、投影レンズは水平方向に沿ってレンズから離れる方向に移動できるので、映像の側偏移量を更に大きくすることができる。また、投影レンズは垂直線に沿っても移動ができるので、当該反射式ライトバルブ投影装置により投影された映像は垂直線に沿って上下方向に偏移することができる。
また、本発明はテレセントリック照明ユニットよりコストの低いノンテレセントリック照明ユニットを採用する。また、当該ノンテレセントリック照明ユニットには、光束が反射式ライトバルブにより反射された後に収束され、比較的に小さい投影レンズで光束を受光することができるので、コストを削減することができる。よって、本発明の反射式ライトバルブ投影装置は、低コストで高偏移量の側投影を実現することができる。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の反射式ライトバルブ投影装置の好適な実施形態を詳細に説明する。
第一の実施形態
図8は、本発明の第一の実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。図9は、本実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置において、反射ライトバルブ、レンズ及び投影レンズの間の位置関係を示す図である。図8と図9に示すように、本実施形態の反射式ライトバルブ投影装置200aは、水平線(X軸)に沿って側投影ができる。反射式ライトバルブ投影装置200aは、ノンテレセントリック照明ユニット240、投影レンズ220a及び反射式ライトバルブ210を有する。ノンテレセントリック照明ユニット240は光源242とレンズ244を有する。
反射式ライトバルブ投影装置200aにおいて、光源242は光束242aを発し、レンズ244は光束242aの伝播経路に設置される。また、投影220aは光束242aの伝播経路においてレンズ244の後ろに設置される。反射式ライトバルブ210は、光束242aの伝播経路においてレンズ244と投影レンズ220aの間に設置され、反射式ライトバルブ210は水平線(X軸)に沿って配列される複数のピクセル列を有する。また、水平線(X軸)に沿って側投影を行うために、投影レンズ220aの中心とレンズ244の中心とを通過する直線が水平線(X軸)と成す角度θ2は、π/4より小さい。
反射式ライトバルブ投影装置200aにおいて、光源242からの光束242aはレンズ244を通過した後に収束され、反射式ライトバルブ210に入射する。レンズ244は、例えば曲面レンズ、平面反射レンズ、或いは曲面反射レンズである。一例として、図8には、レンズ244は曲面レンズである。また、反射式ライトバルブ210は、例えばディジタルマイクロミラー装置或いは反射式液晶(Liquid Crystal On Silicon、LCOS)パネルである。図8には、一例として反射式ライトバルブ210はディジタルマイクロミラー装置である。このディジタルマイクロミラー装置は複数のピクセルユニットを有し、当該ピクセルユニットはそれぞれONの状態とOFFの状態を有する。
また、光束242aが反射式ライトバルブ210に入射した後、ONの状態のピクセルユニットは光束242aを投影レンズ220aに反射し、OFFの状態のピクセルユニットは光束242aを投影レンズ220aに反射しない。投影レンズ220aに反射された光束242aは、例えば先ず反射式ライトバルブ210の前方10mm〜100mmの範囲内に収束され、そして、投影レンズ220aによりスクリーン400に投影される。
図10は、本発明の第一の実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置の結像様子を示す図である。図8と図10に示すように、本実施形態には、投影レンズ220aがレンズ244の右側に設置され、また投影レンズ220aにより投影された映像250は右方向に偏移する。よって、この構成の投影装置は側方向の高い偏移量を有し、当該偏移量は、例えば100%より高く、さらに120%に達することも可能である。これにより、本実施形態の反射式ライトバルブ投影装置は右側の大角度の側投影ができる。なお、偏移量の計算に関しては、前述と同様であるのでここで説明を省略する。
以上により、本実施形態には、左側の大角度の側投影を行う場合、反射式ライトバルブ投影装置200aを反転し映像処理ソフトウェアで映像を処理することにより、スクリーンに正立の映像を表示することができる。よって、本実施形態の反射式ライトバルブ投影装置200aは、右側の大角度の側投影のみならず、左側の大角度の側投影もできる。
第二の実施形態
図11は、本発明の第二の実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。図12は、本実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置において、反射ライトバルブ、レンズ及び投影レンズの間の位置関係を示す図である。図11と図12に示すように、本実施形態は水平線(X軸)或いは垂直線(Z軸)に沿って、側投影を行うことができる反射式ライトバルブ投影装置200bを開示する。反射式ライトバルブ投影装置200bはノンテレセントリック照明ユニット240、投影レンズ220b及び反射式ライトバルブ210を有する。ノンテレセントリック照明ユニット240は、光源242とレンズ244を有する。
反射式ライトバルブ投影装置200bにおいて、光源242は光束242aを発し、レンズ244は光束242の伝播経路に設置される。また、投影レンズ220bは、光束242aの伝播経路においてレンズ244の後方に設置される。反射式ライトバルブ210は、光束242aの伝播経路においてレンズ244と投影レンズ220bの間に設置される。反射式ライトバルブ210は、水平線(X軸)に沿って配列される複数のピクセル列を有する。当該投影レンズ220bは、水平線(X軸)に沿ってレンズ244から離れる方向に移動することができる。これにより、異なる水平偏移量の側投影を行う。また、投影レンズ220bは、例えばさらに垂直線(Z軸)に沿って移動することができるので、異なる水平偏移量の側投影及び異なる垂直偏移量の側投影を行わえる。
反射式ライトバルブ投影装置200bにおいて、光源242からの光束242aはレンズ244を通過した後、反射式ライトバルブ210に入射する。レンズ244は、曲面レンズ、平面反射レンズ及び曲面反射レンズの何れであるが、図11に示すレンズ244は曲面レンズである。また、反射式ライトバルブ210は、例えばディジタルマイクロミラー装置或いは反射式液晶パネルであるが、図11に示す反射式ライトバルブ210はディジタルマイクロミラー装置であり、複数のピクセルユニットを有し、当該ピクセルユニットはそれぞれONの状態或いはOFFの状態を有する。
また、光束242aが反射式ライトバルブ210に入射した後、ONの状態のピクセルユニットは光束242aを投影レンズ220aに反射し、OFFの状態のピクセルユニットは光束242aを投影レンズ220aに反射しない。投影レンズ220bに反射された242aは、例えば先ず反射式ライトバルブ210の前方10mm〜100mmの範囲内に収束され、そして、投影レンズ220bによって映像をスクリーン400に投影される。
図13は、本発明の第二の実施形態に係る反射式ライトバルブ投影装置の結像様子を示す図である。図11と図13に示すように、本実施形態には、投影レンズ220aはレンズ244の右側に設置され、投影レンズ220aが投影した映像250は右方向へ偏移する。よって、この構成の投影装置は側方向への高い偏移量を有し、当該偏移量は、例えば100%より高く、さらに120%に達することも可能である。なお、偏移量の計算方法に関しては、前述とほぼ同様であるのでここでは説明を省略する。
また、本実施形態に、側方向への偏移量は不足である場合、投影レンズ220bを水平線(X軸)に沿って右に移動させ、映像250を更に右に偏移させることにより、映像250の偏移量を更に大きくすることができる。本実施形態に、投影レンズ220bは、例えば垂直線(Z軸)に沿って上或いは下方向に移動することができるので、映像250を垂直線(Z軸)に沿って上或いは下方向に偏移することができる。
本発明の第二の実施形態に、レンズ244が投影レンズ220bの左側に設置され、投影レンズ220bが水平線(X軸)に沿って左方向に移動する場合、可動式投影レンズ220bとレンズ244の間に干渉が発生するので、反射式ライトバルブ投影装置200bは右方向への側投影しかできない。しかし、本実施例において、例えばこの反射式ライトバルブ投影装置200bを反転させ、映像処理ソフトウェアで映像を処理することにより、スクリーンに正立の映像を表示することができる。よって、本実施形態の反射式ライトバルブ投影装置200bは、右側の大角度の側投影ができ、反射式ライトバルブ投影装置200bを反転することにより、左側の大角度の側投影もできる。
故に、本発明の反射式ライトバルブ投影装置において、レンズの右側に設置される投影レンズによって投影された映像は、右方向に高い偏移量を有するので、右側へ大角度の側投影ができる。左側への大角度の側投影を行う場合、この反射式ライトバルブ投影装置を反転させ、映像処理ソフトウェアで映像を処理することにより、スクリーンに正立の映像を表示することもできる。本発明の他の反射式ライトバルブ投影装置において、投影レンズは、水平線に沿ってレンズから離れる方向に移動できるので、映像の側方向偏移量を更に増大させることが出来る。また、投影レンズは垂直線に沿っても移動ができるので、当該反射式ライトバルブ投影装置が投影した映像を垂直線に沿って上また下方向に偏移することが出来る。
また、本発明は、テレセントリック照明ユニットよりコストの低いノンテレセントリック照明ユニットを用いる。また当該ノンテレセントリック照明ユニットにおいて光束が反射式ライトバルブによって反射された後に収束され、比較的に小さい投影レンズでも光束を受光することが出来ることのでコストを削減することが出来る。これにより、本発明の反射式ライトバルブ投影装置は、低コストで高偏移量の側投影を実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
大角度の側投影の様子を示す図である。 従来の電子補償方法を用いる反射式ライトバルブ投影装置の複数の投影方向においての結像様子を示す図である 従来の反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。 従来の反射式ライトバルブ投影装置の映像偏移の様子を示す図である。 従来の反射式ライトバルブ投影装置他の構成図である。 従来の反射式ライトバルブ投影装置の反射式ライトバルブ、レンズ及び投影レンズの間の位置関係を示す図である。 従来の反射式ライトバルブ投影装置他の結像様子を示す図である。 本発明の第一実施例に関する反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。 本実施例の反射式ライトバルブ投影装置の反射式ライトバルブ、レンズ及び投影レンズの間の位置関係を示す図である。 本発明の第一実施例に関する反射式ライトバルブ投影装置の結像様子を示す図である。 本発明の第二実施例に関する反射式ライトバルブ投影装置の構成図である。 本実施例の反射式ライトバルブ投影装置の反射式ライトバルブ、レンズ、投影レンズの間の位置関係を示す図である。 本発明の第二実施例に関する反射式ライトバルブ投影装置の結像様子を示す図である。
符号の説明
50、50a 投影装置
60、70 テーブル
100a、100b、200a、200b 反射式ライトバルブ投影装置
110 ディジタルマイクロミラー装置
120、120a、220a、220b 投影レンズ
130 テレセントリック照明ユニット
132、142、242 光源
132a、142a、242a 光束
134 内部全反射プリズム
140、240 ノンテレセントリック照明ユニット
144、244 レンズ
144a 凹部
210 反射式ライトバルブ
150、250、300、300a、300b、300c、300d 映像
302 左側
304 右側
306 上端
308 下端
400 スクリーン
θ1、θ2 角度

Claims (14)

  1. 水平線に沿って側投影を行う反射式ライトバルブ投影装置であって、
    光束を提供する光源と、当該光束の伝播経路に設置されるレンズとを有するノンテレセントリック照明ユニットと、
    前記光束の伝播経路において前記レンズの後方に設置される投影レンズと、
    前記光束の伝播経路において前記レンズと前記投影レンズの間に設置され、水平線に沿って配列される複数のピクセル列を含む反射式ライトバルブとを有し、
    前記投影レンズの中心と前記レンズの中心とを通過する直線は、水平線とπ/4より小さい角度を成し、前記水平線に沿って側投影を行う
    反射式ライトバルブ投影装置。
  2. 前記反射式ライトバルブは、ディジタルマイクロミラー装置(Digital Micro-mirror Device、DMD)と反射式液晶(Liquid Crystal On Silicon、LCOS)パネルの何れかを有する
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  3. 前記レンズは、曲面レンズを有する
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  4. 前記レンズは、平面反射レンズを有する
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  5. 前記レンズは、曲面反射レンズを有する
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  6. 前記光束は、前記反射式ライトバルブの前方10mm〜100mmの範囲内に収束される
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  7. 前記側投影の水平偏移量は、100%より大きい
    請求項1に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  8. 水平線又は垂直線に沿って側投影を行う反射式ライトバルブ投影装置であって、
    光束を提供する光源と、当該光束の伝播経路に設置されるレンズとを有するノンテレセントリック照明ユニットと、
    前記光束の伝播経路において前記レンズの後方に設置される投影レンズと、
    前記光束の伝播経路において前記レンズと前記投影レンズとの間に設置され、前記水平線に沿って配列される複数のピクセル列を含む反射式ライトバルブとを有し、
    前記投影レンズが水平線に沿って前記レンズから離れる方向に移動し、異なる水平偏移量の側投影を行う
    反射式ライトバルブ投影装置。
  9. 前記反射式ライトバルブは、ディジタルマイクロミラー装置(Digital Micro-mirror Device、DMD)と反射式液晶(Liquid Crystal On Silicon、LCOS)パネルの何れかを有する
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  10. 前記レンズは、曲面レンズを有する
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  11. 前記レンズは、曲面反射レンズを有する
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  12. 前記レンズは、曲面反射レンズを有する
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  13. 前記光束は、前記反射式ライトバルブの前方10mm〜100mmの範囲内に収束される
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
  14. 前記投影レンズは、前記垂直線に沿って移動し、異なる水平偏移量の側投影及び異なる垂直偏移量の側投影を同時に行う
    請求項8に記載の反射式ライトバルブ投影装置。
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