JP2006091692A - 議論支援システム - Google Patents

議論支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006091692A
JP2006091692A JP2004279732A JP2004279732A JP2006091692A JP 2006091692 A JP2006091692 A JP 2006091692A JP 2004279732 A JP2004279732 A JP 2004279732A JP 2004279732 A JP2004279732 A JP 2004279732A JP 2006091692 A JP2006091692 A JP 2006091692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shared document
annotation
information
answer
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004279732A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Nishiyama
晴彦 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004279732A priority Critical patent/JP2006091692A/ja
Publication of JP2006091692A publication Critical patent/JP2006091692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】グループによる学習過程において、学習者が作成した主張をもとに、議論の進行とともにこの主張が補強・変更されていく学習形態を支援する。
【解決手段】遠隔・非同期的な環境において議論を行なう際に、議論のもととなるドキュメントをネットワーク上で共有し、共有ドキュメント作成者端末30で作成したドキュメントの特定の箇所に対して、査読者端末20でアノテーションを設定できるようにし、共有ドキュメント作成者端末30で作成したこのアノテーションに対する回答とこの回答の作成中に修正したドキュメントの修正箇所とを関連付けて議論支援サーバ10で保存することにより、共有ドキュメント作成者(学習者)は、作成したドキュメントに関して、受けた指摘に対して回答、さらに学習者の主張内容の変遷を相互に関連付けて参照できるようにし、既に行なわれた議論を繰り返すことがないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータを利用した学習支援システムに係り、特に、複数の学習者が、コンピュータによって接続された端末を夫々利用しながら、意見を交換する議論支援システムに関する。
企業では、自ら課題を発見し、問題解決を図ることのできる人材が求められている。そのような人材を育成するために、実際の問題をグループで検討する「事例研究」という手法が良く用いられている。例えば、MBA(経営学修士:Master of Business Administration)の教育課程では、
・ 経営上の問題等に関する事例を参照する
・ その事例のうち、どこに課題があるかを把握する
・ その課題に対する解決案を作成する
・ 考えた内容をグループで議論し、考えの浅いところや矛盾点を認識し、必要に応じて主張の補強や変更を行なう
といった経験を通して、経営上の考え方や知識を身につけていくという学習方法が実施されることがある。
従来、このような議論を、地理的・時間的な拘束をなくすために、遠隔地で非同期的に行なうことができるようにしたシステムが提案されている。例えば、WWWサーバを用いた電子掲示板システムは、相手の意見に対して質問や反論をする形で議論が進められていく。
また、利用者が投稿する意見間の関係を構造化することにより、議論の流れを把握しやすくするシステムとして、gIBISといったようなシステムが提案されている。このシステムは、複数のユーザによるメッセージを、引用元のメッセージに対する賛成・反対意見,質問,回答,提案などのリンクによって表現することにより、ネットワーク状に構成して表示するようにしており、各利用者は、メッセージ間の関係を見ながら、議論を進めていくことができ、各意見が発生した経緯を記録し、議論の経過を後から振り返ったときに議論の流れを追い易くすることを目的としている(例えば、非特許文献1参照)。
しかし、このような議論支援システムでは、
・ 関連するメッセージのつながりが長くなると、現在どこに問題が残っているのかを把握するのが難しくなる
・ 自分の意見はどの時点で、どのような意見を受けたときに変更したか、というコンテクストが失われてしまい、一度解決した案を再び議論してしまう
という問題がある。
Conklin, J. and Begeman, M.L.: gIBIS: A Hypertext Tool for Exploratory Policy Discussion, ACM Transactions on Office Information Systems, Vol.6, No.4, pp.303-331, 1988
グループによる学習過程において、学習者によって作成された主張が議論の元となり、議論が進むにつれて最初の主張が補強・変更されていくような学習形態では、学習者にとって、
・ 主張に矛盾が生じないようにするために、また、既に修正した議論を繰り返さないようにするために、学習者による主張の変更の経緯を把握すること
・ 次回の学習に活かすために、最初に作成した主張のうち、弱点のあった箇所を把握すること
が必要である。
本発明は、これらの課題を解決するための議論支援システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワーク上で共有されたドキュメント上の特定の箇所を指定してアノテーションを付与しながら議論を行なう議論支援システムであって、クライアント端末としての査読端末とクライアント端末としての共有ドキュメント作成者端末とが、ネットワークを介して、議論支援サーバと接続された構成をなし、議論支援サーバは、クライアント端末からの要求を要求種別によって振り分けるサーバ制御部と、登録された共有ドキュメントと、共有ドキュメントの変更分を差分情報として登録された共有ドキュメント差分管理データベースとを管理し、クライアント端末からの要求に応じて、共有ドキュメントや差分情報を登録し、また、共有ドキュメントや差分情報をクライアント端末に返す共有ドキュメント管理部と、共有ドキュメントに対するアノテーション情報とこれに対する回答情報が登録されたアノテーションデータベースを管理し、クライアント端末からの要求に応じて、アノテーション情報や回答情報を登録し、また、アノテーション情報や回答情報をクライアント端末に返すアノテーション管理部とから構成され、査読者端末は、議論支援サーバから読み込んだ共有ドキュメントを、アノテーションが付与された箇所を示す情報とともに、表示し、かつ表示された共有ドキュメントでのアノテーションを付与する場所を指定可能とする共有ドキュメント参照部と、共有ドキュメント参照部によって表示される共有ドキュメントでの指定した箇所に付与するアノテーション情報を入力し、入力されたアノテーション情報を表示するためのアノテーション付与部と、共有ドキュメント参照部によって表示される共有ドキュメントに付与されたアノテーションに対する回答を参照するための回答参照部とから構成され、共有ドキュメント作成者端末は、共有ドキュメントを、アノテーションが付与された箇所とともに、表示し、かつ共有ドキュメントを修正可能とする共有ドキュメント編集部と、共有ドキュメント編集部によって表示される共有ドキュメントに付与されているアノテーションの情報を表示し、アノテーションに対する回答を入力可能とする回答作成部と、回答作成部で回答の作成中、表示されている共有ドキュメントの変更履歴を参照可能とする変更履歴参照部とから構成されたものである。
また、査読者端末のアノテーション付与部は、アノテーションを付与する際に、回答の要否の指定可能とし、査読者端末の共有ドキュメント参照部と共有ドキュメント作成者端末の共有ドキュメント編集部は、アノテーションが付与された箇所を表示する際に、回答の要否の区別及び回答の有無を表示可能としたものである。
また、査読者端末の回答参照部は、アノテーションへの回答に対して、承認するかどうかの指定を可能とし、査読者端末の共有ドキュメント参照部と共有ドキュメント作成者端末の共有ドキュメント編集部は、アノテーションが付与された箇所を表示する際に、回答に対する承認の有無を表示可能としたものである。
また、議論支援サーバのアノテーションデータベースは、登録された共有ドキュメント毎に、付与されたアノテーション情報を含むアノテーション管理テーブルからなり、議論支援サーバの共有ドキュメント差分管理データベースは、登録された共有ドキュメント毎に、共有ドキュメントの変更内容である差分情報を含む共有ドキュメント差分管理テーブルからなり、アノテーション管理テーブルに、共有ドキュメント差分管理テーブルに差分情報が登録されていることを示す情報が登録されているものである。
また、議論支援サーバは、クライアント端末からのアノテーションの要求に対し、共有ドキュメント差分管理テーブルに差分情報が登録されていることを示す情報がアノテーション管理テーブルに登録されているとき、要求されるアノテーション情報とともに、共有ドキュメント差分管理テーブルに登録されている該当する差分情報をクライアント端末に送るものである。
本発明によれば、学習者の主張を記録したドキュメントの変更履歴と、その変更に至った経緯を半自動的に関連付けて記録できるので、学習者の主張に対して、どのような指摘を受けたか、それに対してどのように回答したか、さらに、学習者の主張がどのように変更されていったかということを相互に関連付けて参照できるので、既に行なわれた議論や検討を繰り返すことを防止できる。
また、アノテーションが数多く付与されている箇所を簡単に把握できるようになるので、学習者は作成した共有ドキュメントのうち、自分の考えが弱かった箇所を把握することができる。
また、アノテーションと、それへの回答の要否,回答の有無及び回答が納得できるものであったかという状態を表示できるので、議論が収束したかどうか、まだ残っている問題の箇所を把握することができる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による議論支援システムの一実施形態の概要を示す構成図であって、10は議論支援サーバ、20は査読者端末、30は共有ドキュメント作成者端末、40はネットワークである。
同図において、この議論支援システムは、共有ドキュメントの作成者が利用する共有ドキュメント作成者端末30と共有ドキュメントの査読者が利用する査読者端末20とが、ネットワーク40を介して、議論支援サーバ10に接続された構成をなしている。議論支援サーバ10は、ネットワーク40上で共有される共有ドキュメントを保持し、また、共有ドキュメントに対して付与された反論,質問などといったアノテーションや共有ドキュメントの修正箇所を保持する。査読者端末20は、議論支援サーバ10から共有ドキュメントを取得して参照し、必要に応じてこの共有ドキュメントにアノテーションを付与するものである。共有ドキュメント作成者端末30は、査読者端末20によって付与されたアノテーションに対して回答を作成し、共有ドキュメントを議論の経過に伴って修正するものである。
かかる構成によると、共有ドキュメントの変更の経緯を半自動的に記録できるようにし、また、共有ドキュメントに関する議論の経過を把握できるようにしている。このシステムでは、共有ドキュメント作成者が学習者に相当し、査読者がその指導者に相当する。
なお、ここでは、査読者端末20と共有ドキュメント作成者端末30とを1台ずつ示しているが、いずれも2台以上あってもよい。
以下、本発明を図の具体例を用いて説明する。
図2は図1における各部の具体的構成を示すブロック図であって、11はサーバ制御部、12は共有ドキュメント管理部、13はアノテーション管理部、14は共有ドキュメントファイル、15は共有ドキュメント差分管理DB(データベース)、16はアノテーションDB、20aは共有ドキュメント参照部、20bはアノテーション付与部、20cは回答参照部、30aは共有ドキュメント編集部、30bは回答作成部、30cは変更履歴参照部であり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
同図において、議論支援サーバ10は、共有ドキュメントファイル14と共有ドキュメント差分管理DB15とアノテーションDB16とを保持し、クライアント端末(査読者端末20や作成者端末30など)からの要求をその要求種別に応じて振り分けるサーバ制御部11と、クライアント端末から要求された共有ドキュメントファイル14を検索してこのクライアント端末へ返送し、また、変更された共有ドキュメントの差分を共有ドキュメント差分管理DB15へ登録する共有ドキュメント管理部12と、査読者端末20から受け取ったアノテーション情報や共有ドキュメント作成者端末30から受け取ったアノテーションに対する回答情報をアノテーションDB16へ登録するアノテーション管理部13から構成される。ここで、共有ドキュメントファイル14では、各共有ドキュメントに、一意的に指定できるファイル名が付与されている。
査読者端末20は、議論支援サーバ10から取得した共有ドキュメントファイルを、これにアノテーションが付与されていることを示すマーク(アノテーション付与マーク)とともに、画面に表示し、また、共有ドキュメントに新たにアノテーションを付与する場合、表示された共有ドキュメントでのその付与場所の指定を認識するための処理を行なう共有ドキュメント参照部20aと、画面上の共有ドキュメントの指定された場所に付与するアノテーション情報を入力処理し、画面上に表示させるためのアノテーション付与部20bと、共有ドキュメント作成者がアノテーションに対して作成した回答を参照できる画面上に表示できるように処理する回答参照部20cとから構成されている。
なお、これら共有ドキュメント参照部20a,アノテーション付与部20b,回答参照部20cは、ハードウェア構成のものであっても、また、ソフトウェア処理を行なうものであってもよい。
共有ドキュメント作成者端末30は、共有ドキュメントファイルとそのアノテーションが付与された箇所を表示し、さらに、必要に応じて共有ドキュメントを修正できるように信号処理を行なう共有ドキュメント編集部30aと、アノテーション情報を表示し、このアノテーションに対する回答を入力処理し、画面上に表示させるための回答作成部30bと、この回答の作成のために、修正した共有ドキュメントの変更履歴を参照(表示)できるように、処理を行なう変更履歴参照部30cとから構成されている。
なお、これら共有ドキュメント編集部30a,回答作成部30b,変更履歴参照部30cは、ハードウェア構成のものであっても、また、ソフトウェア処理を行なうものであってもよい。
次に各部の動作について説明する。
図3は図2に示す査読者端末20における処理の流れを示すフローチャートであり、これを用いて査読者端末20の処理動作を説明する。
査読者端末20では、所望の共有ドキュメントのファイル名を指定することにより、議論支援サーバ10からこの所望の共有ドキュメントを取得し、共有ドキュメント参照部20aにより、この共有ドキュメントを画面の表示する(図3のステップ100)。
ここで、図4及び図5は、共有ドキュメント参照部20aにより、共有ドキュメントが表示される画面24上の共有ドキュメント参照エリア21を示す。図4に示す例は、共有ドキュメント参照エリア21に表示される共有ドキュメントにアノテーションが付与されていない場合を示し、図5に示す例は、アノテーションが付与されている場合を示す。
いま、かかる共有ドキュメントが、図4,図5に示すように、項目「データ」,「理由」,「理由の裏づけ」,「確度」,「限定」,「結論」からなるものとすると、各項目毎にアノテーションを付与することができるし、また、アノテーションが付与された項目には、図5に示すように、アノテーション付与アイコン21bが表示される。
なお、議論支援サーバ10から共有ドキュメントを取得したときには(図3のステップ100)、画面24では、図4(a)または図5(a)に示すように、共有ドキュメント参照エリア21にこの共有ドキュメントが表示されるだけの状態となる。
かかる共有ドキュメント参照エリア21において、査読者は、この表示されている共有ドキュメントに対して、アノテーションを付与したい場合、あるいは、付与したアノテーションに対する回答情報を参照したい場合、アノテーションの付与場所や回答情報の場所(図4(a),図5(a)に示す共有ドキュメントの場合、項目となる)をマウス操作などによって指定することができる。この指定操作が行なわれると、査読者端末20の共有ドキュメント参照部20a(図2)は、この共有ドキュメントにおけるその指定場所を取得し(図3のステップ101)、その指定場所にアノテーションが付与されていないかどうか判定する(図3のステップ102)。
指定場所にアノテーションが付与されていない場合には、図4(b)に示すように、アノテーション付与部20bにより、画面24にアノテーション付与エリア22が表示される(図3のステップ204)。
図4(a)に示す画面24では、共有ドキュメント参照エリア21で表示される共有ドキュメントの項目「データ」,「理由」,「理由の裏づけ」,「確度」,「限定」,「結論」のいずれにも、アノテーション付与を示すアイコンが表示されておらず、アノテーションが付加されていない。かかる共有ドキュメントにおいて、例えば、項目「理由」を指定操作すると(図3のステップ101)、アノテーション付与部20b(図2)により、図4(b)に示すように、この項目「理由」についてアノテーションを入力できるアノテーション付与エリア22が、画面24での、例えば、共有ドキュメント参照エリア21の下側に表示される。これとともに、指定された場所、即ち、項目「理由」の内容部分などにアンダーラインによる指定マーク21aが付され、アノテーションの付与対象となる項目であることが明示される。
なお、図5(a)に示すように、ある項目にアノテーション付与アイコン21bが付された共有ドキュメントであっても、このアノテーション付与アイコン21bが付されていない項目を指定した場合には、図4(b)に示すように、アノテーション付与エリア22が表示される。
アノテーション付与エリア22には、図4(b)に示すように、アノテーション入力欄22aと回答要否欄22bと「登録」ボタン22cとが設けられている。アノテーション入力欄22aは、図示しないキーボードなどによって入力された指定項目に付与するアノテーションの内容を表示するものであり、回答要否欄22bは、アノテーション入力欄22aに入力したアノテーションに対し、回答が必要か否かを指示するためのものである。この回答要否欄22bでは、マウス操作などによって回答が必要か否かを指定することができる。なお、この回答欄27は、必ずしも設けなくともよい。
そこで、アノテーション付与エリア22において、付与するアノテーションをアノテーション入力欄22aに入力し、回答要否欄22bでこのアノテーションに対して回答を必要とするか否かを指定し、「登録」ボタン22cをクリック操作すると(図3のステップ103)、この入力されたアノテーション情報は、回答の要否のデータとともに、ネットワーク40(図1)を介して議論支援サーバ10(図1)に送られ、そのアノテーションDB16(図2)に格納されて登録される(図3のステップ104)。
一方、図5(a)に示すように、画面24の共有ドキュメント参照エリア21に表示される共有ドキュメントにアノテーションが付与されている箇所があって、これにアノテーション付与アイコン21bがあるとき(ここでは、項目「理由」にアノテーション付与アイコン21bが表示されているものとする)、このアノテーション付与アイコン21bをクリック操作などにしてこの箇所、即ち、項目「理由」を指定すると(図3のステップ101,102)、図5(b)に示すように、回答参照部20c(図2)の処理により、画面24での、例えば、共有ドキュメント参照エリア21の下側に回答参照エリア23が表示される(図3のステップ105)。
この回答参照エリア23では、この項目「理由」に付与されているアノテーションを表示するアノテーション欄23a,このアノテーションへの回答を表示した回答欄23b,この回答を作成する際に変更した共有ドキュメントの変更内容を表示する変更内容欄23c,「承認」ボタン23d及び「否認」ボタン23eとが設けられている。このように共有ドキュメントの内容が変更されている場合には、この変更した内容が、共有ドキュメント参照エリア21に表示される共有ドキュメント内でも、表示され、その部分にアンダーラインなどからなる内容変更マーク21cが付される。
図5(b)に示す画面24では、共有ドキュメントの項目「理由」にアノテーションが付与されており、その内容が回答参照エリア23のアノテーション欄23aに表示され、これに対する回答が回答欄23bに表示される。そして、この例では、この回答とともに共有ドキュメントの内容の変更がなされたのは、項目「理由の裏づけ」であり、「経済指標□□による」とあったのを「経済指標□□による 資料××により、投資額は平均株価に影響されない」に内容変更し、この変更した内容が変更内容欄23cに表示されるとともに、共有ドキュメントの項目「理由の裏づけ」に表示され、これに内容変更マーク21cが付されている。勿論、この共有ドキュメントでの変更内容は、図5(a)に示すように、議論支援サーバ10から取得して共有ドキュメント参照エリア21に表示されたときから(図3のステップ100)、表示されている。
なお、共有ドキュメントでの変更内容の表示は、省略してもよい。
図5(b)に示すような画面24で、回答参照エリア23の内容を確認した後、「承認」ボタン23dをマウス操作などによって選択すると(図3のステップ106)、その選択情報が議論支援サーバ10に送られ、この共有ドキュメントに対して承認フラグが登録される(図3のステップ108)。
また、図5(b)に示すような画面24で、回答参照エリア23の内容を確認した後、承認できないとして、「否認」ボタン23eをマウス操作などによって選択すると(図3のステップ106)、承認した場合と同様、議論支援サーバ10でこの共有ドキュメントに対し、否認フラグが登録されるが(図3のステップ107)、これとともに、アノテーション付与部20bにより、図4(b)に示すようなアノテーション付与エリア22が表示された状態に移る(図3のステップ103)。これにより、否認した理由を表わす新たなアノテーションをアノテーション入力欄22aに入力することができる。この入力を行なって「登録」ボタン22cをクリック操作などして指定すると、この新たなアノテーションが議論支援サーバ10のアノテーションDB16に登録される(図3のステップ104)。
なお、図5(b)に示す回答参照エリア23において、上記の承認・否認を行なう機能を不要とする構成としてもよい。
図6は図2に示す共有ドキュメント作成者端末30における処理の流れを示すフローチャートであり、これを用いて共有ドキュメント作成者端末30の処理動作を説明する。
共有ドキュメント作成者が共有ドキュメント作成者端末30で自己作成の共有ドキュメントを、そのファイル名を指定して、議論支援サーバ10(図1)に要求し、これを取得すると、共有ドキュメント作成者端末30の画面34に、共有ドキュメント編集部30aにより、図4(a)や図5(a)の場合と同様、このこの共有ドキュメントを表示した共有ドキュメント編集エリア31が表示される(図6のステップ200)。この場合、この表示される共有ドキュメントにアノテーションが付与されていない場合には(図6のステップ201)、この共有ドキュメントだけが表示され、表示停止操作や次の共有ドキュメントの取り込みがあるまでこの表示状態が続くが、アノテーションが付与されているときには(図6のステップ201)、図7(a)に示すように、このアノテーションが付与された場所(項目)にアノテーション付与アイコン31aが表示される。この共有ドキュメントで内容変更が行なわれているときには、その箇所にアンダーラインなどの内容変更マーク31bも付加されている(図6のステップ202)。
ここで、アノテーション付与アイコン31aは1種類としているが、付与されているアノテーションに対して回答を要求しているか否かやこの共有ドキュメントに対するステータス(議論は始まったばかりか、議論が収束しつつあるかなどの状況)を表わすアイコンなども、デザインを異ならせて同時に表示するようにしてもよい。これにより、学習者は、アノテーションに対して回答する必要があるかどうか、また、このアノテーションが付与されている項目に対して、議論がどのような状況になっているかを把握することができる。
また、同じ箇所(項目)に複数のアノテーション(例えば、複数の査読者によるアノテーション)が登録されている場合もあるが、このような場合には、例えば、図8にアイコン31cとして示すように、夫々のアイコンを並べて表示したり、関連するアイコンを1つにまとめて集約されたアイコンの数をアイコン内に表示したりすることができる。これにより、多くのアイコンが表示されている箇所やアイコン内の数字が大きい箇所(項目)では、議論が多くなされていることを示すことになり、学習者は議論のもととなるドキュメントでの問題点となる箇所を容易に把握することができる。
図7(a)に示す共有ドキュメントにおいて、所定のアノテーション付与アイコン31aをクリックなどによって選択操作すると(図6のステップ203)、このアノテーションに対して回答していない場合には、回答作成部30b(図2)により、図7(b)に示すように、画面34での共有ドキュメント編集エリア31の、例えば、下側に、アノテーション欄32aと回答欄32bと「登録」ボタン32cとからなる回答作成エリア32が表示される。この場合は、アノテーション欄32aには、アノテーション情報の内容が表示されるが、回答欄32bは空となっている。また、共有ドキュメントの内容を変更するための内容変更欄も含むようにしてもよい(図6のステップ205)。
共有ドキュメント作成者が、図示しないキーボードなどを用いて、回答欄32bに回答を入力し、また、内容変更欄も表示されていて、必要に応じて共有ドキュメントの変更内容をこの内容変更欄に入力し(なお、回答欄32bに回答が入力されると、内容変更欄が表示されるようにしてもよい。図6のステップ206)、「登録」ボタン32cをマウス操作などによって選択すると、入力された回答の内容の情報は、また、内容変更欄に変更内容が入力されたときには、この変更内容の情報とともに、議論サーバ10(図2)に送られ、この回答情報はアノテーションDB16(図2)に、変更内容情報は共有ドキュメント差分管理DB15に夫々登録される(図6のステップ207)。
一方、図7(a)に示す画面34でアノテーション付与アイコン31aを選択したところ、このアノテーション付与アイコン31aで示される場所(項目)に付与されているアノテーションに対して回答がなされている場合には(図6のステップ204)、共有ドキュメント作成者端末30(図2)は、この共有ドキュメントでのアノテーションが付与された場所(項目)に対するアノテーション情報と回答情報とを議論支援サーバ10のアノテーション管理DB16(図2)から、変更内容情報を同じく共有ドキュメント差分管理DB15(図2)から夫々取得する(図6のステップ208)。そして、共有ドキュメント作成者端末30の変更履歴参照部30c(図2)は、その画面34で、図8に示すように、共有ドキュメント編集エリア31の、例えば、下側に、アノテーション欄33aと回答欄33bと内容変更欄33cと「登録」ボタン33cとからなる変更履歴参照エリア33を表示し、アノテーション欄33aで議論支援サーバ10から取得した上記のアノテーション情報を、回答欄33bで同じく回答情報を、内容変更欄33cで同じく変更内容情報を夫々表示する(図6のステップ209)。
なお、図8に示す画面34において、この変更履歴参照エリア33の表示とともに、その変更内容を、共有ドキュメント編集エリア31での共有ドキュメントの該当する場所にも表示するようにしてもよい。ここでは、共有ドキュメントの項目「理由の裏づけ」に変更内容「資料××により、投資額は平均株価に影響されない」を表示した場合を示しており、その変更内容部分にアンダーラインの内容変更マーク31bも表示される。
図9は図2に示す議論支援サーバ10における処理の流れを示すフローチャートであり、図2も参照して議論支援サーバ10の処理動作を説明する。
議論支援サーバ10は、査読者端末20や共有ドキュメント作成者端末30(以下、これらをまとめてクライアント端末という)からの要求に従って、その要求に応じた処理を行なう。
図9において、クライアント端末からの要求が「共有ドキュメントの取得」である場合、議論支援サーバ10では、共有ドキュメント管理部12が、指定されたファイル名をもとに、共有ドキュメントファイル14で指定されたドキュメントを検索し、これをクライアント端末側に返す(ステップ300)。
クライアント端末からの要求が「アノテーション登録」である場合、このクライアント端末からのアノテーション情報をアノテーションDB16へ登録する(ステップ302)。
ここで、アノテーション情報について説明する。
図10はアノテーション管理部13がアノテーションDB16を管理するためのアノテーション管理テーブル50の一具体例を示すものであって、アノテーションの付与や回答があった共有ドキュメント毎にかかるアノテーション管理テーブル50がアノテーションDB16をなすものである。
アノテーション情報は、かかるアノテーション管理テーブル50のうち、
・ アノテーションID
・ (共有ドキュメント中の)場所情報
・ 内容
・ 付与者
・ 回答要否
の各情報から構成される。かかるアノテーション管理テーブル50は、共有ドキュメント毎に1つずつ作成されている。回答要否の情報はなくともよい。
ここで、アノテーションIDは、共有ドキュメントに付与されたアノテーションを一意に識別するための識別情報である。場所情報は、共有ドキュメント中のアノテーションが付与されている場所を示す情報である。先の図4,図5,図7,図8では、共有ドキュメントが項目からなるものとしたため、場所情報も項目としたが、共有ドキュメントが章や節からなる文書などの場合には、「第1章第2節」といった表現で場所を指定する。このような指定方法では、文書の構成が変更されたとき、即ち、章,節の追加や削除があったときには、正しい位置を示すように、場所情報を更新する必要がある。
図9において、クライアント端末から図4(b)での回答要否欄22bによる所定の共有ドキュメントの「回答承認」または「回答否認」の要求がある場合、議論支援サーバ10は、この共有ドキュメントに対する図10に示すアノテーション管理テーブル50での「ステータス」欄を更新する(ステップ203)。「回答承認」である場合には、この「ステータス」欄に「承認」フラグを記入し、「回答否認」である場合には、「ステータス」欄に「否認」フラグを記入し、さらに、関連するアノテーションとして新規にアノテーションデータ(即ち、上記のように、否認した理由など)を生成し、この新規のアノテーションに対するアノテーションID(図10では、「002」)をもとのアノテーション(図10では、アノテーションIDが「001」のアノテーション)に対する「ステータス」欄に記入する。このことにより、関連するアノテーションと回答との組を順次検索することが可能となる。
クライアント端末からの要求が「アノテーション参照」である場合には、アノテーションDB16(図2)を検索して、該当する共有ドキュメントのアノテーション管理テーブル50の「内容」の欄からアノテーションデータを取り込み、これを要求したクライアント端末へ返す(ステップ304)。この場合、同じアノテーションIDの「回答要否」欄で「要」となっている場合には、「回答内容」欄から回答を読み取り、これも要求したクライアント端末へ返す。さらに、「修正バージョンID」欄に後述の修正バージョンIDが設定されている場合には、この共有ドキュメントに対して変更がなされていることになり、このため、共有ドキュメント差分管理DB15から該当する共有ドキュメントのこの修正バージョンIDに対する変更分を取り込んで、これも要求したクライアント端末へ返す。このようにして、例えば、査読者端末20(図2)において、図5(b)に示すように、所定の共有ドキュメントに対してアノテーションを要求すると、その回答や変更分も参照することができる。
なお、この場合、クライアント端末に該当する共有ドキュメントも送るようにしてもよいが、議論が継続している間、クライアント端末に一度議論支援サーバ10から取り込んだ議論の対象となる共有ドキュメントが保存されているようにしてもよい。この場合には、査読者端末20と共有ドキュメント作成者端末30とに議論の対象となっている同じ共有ドキュメントが格納されており、議論支援サーバ10から変更分の情報が取り込まれると、この変更分で修正して共有ドキュメントを表示するようにしてもよい。
クライアント端末から所定の共有ドキュメントに対して「回答登録」が要求された場合には、この共有ドキュメントの変更があるものとすると、まず、この共有ドキュメントの変更分を共有ドキュメント差分管理DB15(図2)に登録する(ステップ305)。共有ドキュメント差分管理DB15は、変更された共有ドキュメント毎に作成された共有ドキュメント差分管理テーブル60からなるものであり、共有ドキュメントの変更分は、該当する共有ドキュメント差分管理テーブル60に登録される。
この共有ドキュメント差分管理テーブル60は、図11に示すように、
・ 修正バージョンID
・ 修正内容(追加/削除の区分、場所情報、内容)
から構成されるものである。修正バージョンIDは、共有ドキュメントの変更箇所を一意に識別するためのIDであり、修正が登録される度に新規に割り振られる。ここでは、この場合の共有ドキュメントに対し、2回の変更が行なわれたものとしており、夫々を順番に修正バージョンID「001」,「002」としている。また、修正内容として、追加/削除の区分,修正の発生した場所情報,修正(変更)内容を記録する。
図9のステップ305では、クライアント端末からの変更分の情報が、修正内容(即ち、追加/削除の区分,修正の発生した場所情報,修正(変更)内容)として、新たな修正バージョンIDが付与されてかかる共有ドキュメント差分管理テーブル60に登録される。この新たな修正バージョンIDは、この共有ドキュメント差分管理テーブル60に既存の最新の修正バージョンIDを取得し、これに続くバージョンIDとして作成されるものである。勿論、クライアント端末から変更分が送られてきた共有ドキュメントに対して共有ドキュメント差分管理テーブル60がない場合には、この共有ドキュメントに対し、共有ドキュメント差分管理テーブル60が作成される。
図9において、ステップ305の処理が終わると、次に、クライアント端末からの回答内容が、アノテーションDB16での図10に示すような該当するアノテーション管理テーブル50に、新たなアノテーションIDが付されて登録される。この場合、上記のように、この共有ドキュメントに本校があって、新たな修正バージョンIDが作成された場合には、この修正バージョンIDもこのアノテーション管理テーブル50の「修正バージョンID」の欄に登録される(図9のステップ306)。これにより、上記のように、クライアント端末側でアノテーションを要求すると、これに対する回答やこの共有ドキュメントの変更分も取得することができる。
次に、図10及び図11を用いて、具体的な議論の進行及び共有ドキュメントの修正の過程について説明する。
まず、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」は、共有ドキュメント作成者30で議論のもととなる共有ドキュメントを作成し、予め議論支援サーバ10に登録しておく。
査読者である「ユーザ2」は、査読者端末10より、「ユーザ1」が作成した共有ドキュメントを議論支援サーバ10から取り込んで参照する。このとき、査読者である「ユーザ2」がこの共有ドキュメントでの「第1章 第2節」の記述に疑問を持ち、該当する箇所を選択してアノテーションを付与するとすると、議論支援サーバ10では、アノテーションIDを「001」とするアノテーション管理テーブル50(図10)が作成され、アノテーションDB16に登録される。このとき、このアノテーションに対して回答が要求されたときには、このアノテーション管理テーブル50の「回答要否」欄で「要」が設定される。
その後、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」が、共有ドキュメント作成者端末30により、議論支援サーバ10から取得した、図7(a)に示すように表示されるこの共有ドキュメントにおいて、アノテーション付与アイコン31aをクリック操作したところ、図7(b)に示すように、回答作成エリア32が表示されるが、上記のように、このアノテーションに対してアノテーション管理テーブル50の「回答要否」欄に「要」が設定されるときには、回答作成エリア32にからの回答欄32bが表示される。「回答要否」欄に「否」が設定されている場合には、回答欄32bが表示されず、内容が表わされたアノテーション欄32aと「登録」ボタン32cだけが表示される。これにより、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」は、査読者である「ユーザ2」がアノテーションに対する回答を要求していることに気づく。
これに対して、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」は、この回答欄32において、共有ドキュメントの、例えば、「参考文献」欄に参考文献となる資料の記述を追加する共有ドキュメントの変更を行ない、アノテーションへの回答として、回答欄32bに参考文献を追加する。そして、「登録」ボタン32cをクリック操作すると、議論支援サーバ10では、この共有ドキュメントに対し、図11に示すような修正バージョンIDを「001」とする共有ドキュメント差分管理テーブル60が作成されて共有ドキュメント差分管理DB15に登録され、さらに、図10に示すアノテーションID「001」の「回答内容」欄,「修正バージョンID」欄に回答内容,修正バージョンIDが登録される。
次に、査読者である「ユーザ2」が、査読者端末20により、上記共有ドキュメントのアノテーション情報を議論支援サーバ10から取り込むと、査読者端末20の画面24の共有ドキュメント参照エリア21に、図5(a)に示すように、この共有ドキュメントが表示され、そのアノテーション付与アイコン21bをクリック操作すると、図5(b)に示すように、回答欄23bに回答が表示され、変更欄23cに「参考文献」欄を変更したという内容の変更情報が表示された回答参照エリア23が表示される。これにより、査読者である「ユーザ2」は、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」からの回答があることに気づく。
しかし、査読者である「ユーザ2」は、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」が提示した参考文献の信頼性に疑問がある場合、アノテーション入力欄23aの内容を変更し、「否認」ボタン23eのクリック操作を行なうことにより、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」からの現在の回答では不服であることを表明する。これにより、議論支援サーバ10では、図10に示すアノテーション管理テーブル50でアノテーションID「001」の「ステータス」欄で「否認」が登録され、さらに、新たなアノテーションID「002」が設定されて、このアノテーションID「002」について、図10に示すように、各欄の内容が登録されることになる。
そして、共有ドキュメント作成者である「ユーザ1」が査読者である「ユーザ2」のアノテーションに対して回答し、「ユーザ2」がその回答を承認するといったことにより、この場所での内容に関する議論が終了する。
本発明による議論支援システムの一実施形態を概略的に示す構成図である。 図1における各部の具体的構成を示すブロック図である。 図2における査読者端末での処理の流れを示すフローチャートである。 図2における査読者端末のアノテーションを付与するための画面の一具体例を示す図である。 図2における査読者端末のアノテーション対する回答と変更履歴を参照するための画面の一具体例を示す図である。 図2における共有ドキュメント作成者端末での処理の流れを示すフローチャートである。 図2における共有ドキュメント作成者端末のアノテーションに対する回答を作成するための画面の一具体例を示す図である。 図2における共有ドキュメント作成者端末のアノテーションに対する回答及び共有ドキュメントの変更内容を表示する画面の一具体例を示す図である。 図2における議論支援サーバでの処理の流れを示すフローチャートである。 図2における議論支援サーバでのアノテーションDBの管理テーブルの一具体例を示すである。 図2における議論支援サーバでの共有ドキュメント差分管理DBの管理テーブルの一具体例を示す図である。
符号の説明
10 議論支援サーバ
11 サーバ制御部
12 共有ドキュメント管理部
13 アノテーション管理部
14 共有ドキュメントファイル
15 共有ドキュメント差分管理DB
16 アノテーションDB
20 査読者端末
20a 共有ドキュメント参照部
20b アノテーション付与部
20c 回答参照部
21 共有ドキュメント参照エリア
22 アノテーション付与エリア
23 回答参照エリア
24 画面
30 共有ドキュメント作成者端末
30a 共有ドキュメント編集部
30b 回答作成部
30c 変更履歴参照部
31 共有ドキュメント編集エリア
32 回答作成エリア
33 変更履歴参照エリア
34 画面
50 アノテーション管理テーブル
60 共有ドキュメント差分管理テーブル

Claims (5)

  1. ネットワーク上で共有されたドキュメント上の特定の箇所を指定してアノテーションを付与しながら議論を行なう議論支援システムにおいて、
    クライアント端末としての査読端末とクライアント端末としての共有ドキュメント作成者端末とが、該ネットワークを介して、議論支援サーバと接続された構成をなし、
    該議論支援サーバは、
    該クライアント端末からの要求を要求種別によって振り分けるサーバ制御部と、
    登録された共有ドキュメントと、該共有ドキュメントの変更分を差分情報として登録された共有ドキュメント差分管理データベースとを管理し、該クライアント端末からの要求に応じて、共有ドキュメントや差分情報を登録し、また、共有ドキュメントや差分情報を該クライアント端末に返す共有ドキュメント管理部と、
    該共有ドキュメントに対するアノテーション情報とこれに対する回答情報が登録されたアノテーションデータベースを管理し、該クライアント端末からの要求に応じて、アノテーション情報や回答情報を登録し、また、アノテーション情報や回答情報を該クライアント端末に返すアノテーション管理部と
    から構成され、
    該査読者端末は、
    該議論支援サーバから読み込んだ共有ドキュメントを、アノテーションが付与された箇所を示す情報とともに、表示し、かつ表示された該共有ドキュメントでのアノテーションを付与する場所を指定可能とする共有ドキュメント参照部と、
    該共有ドキュメント参照部によって表示される該共有ドキュメントでの指定した箇所に付与するアノテーション情報を入力し、入力された該アノテーション情報を表示するためのアノテーション付与部と、
    該共有ドキュメント参照部によって表示される該共有ドキュメントに付与されたアノテーションに対する回答を参照するための回答参照部と
    から構成され、
    共有ドキュメント作成者端末は、
    共有ドキュメントを、アノテーションが付与された箇所とともに、表示し、かつ該共有ドキュメントを修正可能とする共有ドキュメント編集部と、
    該共有ドキュメント編集部によって表示される該共有ドキュメントに付与されているアノテーションの情報を表示し、該アノテーションに対する回答を入力可能とする回答作成部と、
    該回答作成部で回答の作成中、表示されている該共有ドキュメントの変更履歴を参照可能とする変更履歴参照部と
    から構成されたことを特徴とする議論支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記査読者端末の前記アノテーション付与部は、アノテーションを付与する際に、回答の要否の指定可能とし、
    前記査読者端末の共有ドキュメント参照部と前記共有ドキュメント作成者端末の前記共有ドキュメント編集部は、アノテーションが付与された箇所を表示する際に、回答の要否の区別及び回答の有無を表示可能としたことを特徴とする議論支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記査読者端末の前記回答参照部は、前記アノテーションへの回答に対して、承認するかどうかの指定を可能とし
    前記査読者端末の共有ドキュメント参照部と前記共有ドキュメント作成者端末の前記共有ドキュメント編集部は、前記アノテーションが付与された箇所を表示する際に、回答に対する承認の有無を表示可能としたことを特徴とする議論支援システム。
  4. 請求項1において、
    前記議論支援サーバの前記アノテーションデータベースは、前記登録された共有ドキュメント毎に、付与された前記アノテーション情報を含むアノテーション管理テーブルからなり、
    前記議論支援サーバの前記共有ドキュメント差分管理データベースは、前記登録された共有ドキュメント毎に、共有ドキュメントの変更内容である差分情報を含む共有ドキュメント差分管理テーブルからなり、
    該アノテーション管理テーブルに、該共有ドキュメント差分管理テーブルに該差分情報が登録されていることを示す情報が登録されていることを特徴とする議論支援システム。
  5. 請求項4において、
    前記議論支援サーバは、前記クライアント端末からのアノテーションの要求に対し、前記共有ドキュメント差分管理テーブルに該差分情報が登録されていることを示す情報が前記アノテーション管理テーブルに登録されているとき、要求されるアノテーション情報とともに、前記共有ドキュメント差分管理テーブルに登録されている該当する差分情報を前記クライアント端末に送ることを特徴とする議論支援システム。
JP2004279732A 2004-09-27 2004-09-27 議論支援システム Pending JP2006091692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279732A JP2006091692A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 議論支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279732A JP2006091692A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 議論支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006091692A true JP2006091692A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36232719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004279732A Pending JP2006091692A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 議論支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006091692A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021163249A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 恒基 磯部 ドキュメントの作成及び/もしくは修正管理における情報の意味的散逸を防ぐ方法、システム、プログラム、及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021163249A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 恒基 磯部 ドキュメントの作成及び/もしくは修正管理における情報の意味的散逸を防ぐ方法、システム、プログラム、及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10304021B2 (en) Metadata-configurable systems and methods for network services
US10185929B2 (en) Method and apparatus for managing physician profile and healthcare appointment services
US10255242B2 (en) Communications platform for implementing a recognition and reward system
Vuorre et al. Curating research assets: A tutorial on the Git version control system
WO2017026166A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20200186371A1 (en) Apparatus and method
Larcombe et al. ELIXIR-UK role in bioinformatics training at the national level and across ELIXIR
US20150365298A1 (en) Method and Computing Device for Facilitating Review of a Document
JP2009244993A (ja) 文書管理システム及び方法
Shrager Revamping end-user training
JP2006091692A (ja) 議論支援システム
Santiputri et al. MyConfree: a web-based conference management system
WO2015115035A1 (ja) ソーシャルネットワークサーバ、画面表示方法および記録媒体
El-Sherbini Sharing cataloging expertise: Options for libraries to share their skilled catalogers with other libraries
Vaughn et al. Delivery of information to the patient bedside utilizing Skylight in-room television service
Meyer et al. A web application for recording and analyzing the clinical experiences of nursing students
Zhang et al. Reflections on the PCC Wikidata Pilot at UCLA Library: Undertaking the PCC Learning Objectives
Walker-Headon Responsive web site development at the library, Institute of Technology Tallaght: a case study
US11989598B2 (en) Systems and methods for managing application data
US20160063880A1 (en) Activity repository
JP6989446B2 (ja) 作業支援装置及び作業支援システム
Chong E-Learning Platform For Collaborative Coding Assignments
Callaghan et al. Ongoing continuing education and formation of faith community nurses
Falk Usability guided development of a participant database system
Korpimäki Developing Senior Skills: A Diary-Based Exploration by a Junior Software Engineer