JP2006091571A - 倒立顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アイポイントの高さを簡単に最適位置に設定できる倒立顕微鏡を提供する。
【解決手段】 ステージ102の下側から対物レンズ105を介して取得された1次中間像をアフォーカル光束に変換するとともに、偏向プリズム121を介して鉛直上方に偏向し、この偏向されたアフォーカル光束を、鏡筒125あるいは中間鏡筒130を選択的に取り付け、且つ上下方向に移動自在な接続部材123を通過させて接眼レンズにより観察する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステージ上に置いた観察試料を、ステージ下側から対物レンズにより拡大観察する倒立顕微鏡に関するものである。
倒立顕微鏡は、医学や生理学などの研究、病理組織の検査や、金属材料の組織観察などの工業分野の研究・検査に幅広く利用されている。
ところで、このような倒立顕微鏡を用いて各種の研究・検査を行う場合、これら研究・検査の結果を画像として記録に残したいという要求が多く、このため、例えば、35mmや大版の銀塩フィルムを用いた写真撮影やデジタルカメラを用いた画像の撮像などが行われている。
従来、画像記録を可能にした倒立顕微鏡として、専用の撮影光路を設けたものがあり、例えば、特許文献1には、集光光学系(対物レンズ)と結像光学系を通過した光束を、光路分割(偏向)素子により鏡体前方のカメラヘと導く専用の撮影光路を有する倒立顕微鏡の構成が開示されている。
特許文献1のものによれば、鏡体前方のカメラにより画像記録が可能である。しかし、鏡体内に専用の撮影光路を設ける必要があるため、製造コストが上がってしまい、結果的に安価な倒立顕微鏡を実現することが難しいという問題がある。
また、このように鏡体内に専用の撮影光路を設けても、様々な画像記録装置に対して幅広く対応することが設計的に難しい場合もあり、このため画像記録装置に対する汎用性を重視する場合は、あえて鏡体内に専用光路を設けない場合もある。特許文献2には、対物レンズと結像光学系とにより形成される1次中間像をリレーするアフォーカル光学系を有する鏡体と、アフオーカル光学系によりリレーされる光束を結像させるための結像光学系を有する鏡筒との間に、アフオーカル光学系でリレーされる光束を撮像手段に導く撮像光路と鏡筒の結像光学系に導く観察光路とに分割する光路分割素子を有する中間鏡筒ユニットを着脱可能に配置した倒立顕微鏡の構成が開示されている。
一方、倒立顕微鏡では、接眼レンズを通して観察するため観察鏡筒に対するアイポイントも重要であり、このため、特に接眼レンズを覗く角度を可変する、いわゆるティルティングに関しても種々の考えのものが提案されている。
特許文献3には、顕微鏡本体と鏡筒との間に着脱可能な中間鏡筒であって、顕微鏡本体に着脱可能な顕微鏡本体接続部が設けられた入射側固定部と、鏡筒の接続端部が着脱可能な鏡筒接続部が設けられた射出側可動部等を有し、入射側固定部に対する射出側可動部の傾斜角度が可変となった顕微鏡用中間鏡筒の構成が開示されている。特許文献3では、このような中間鏡筒を介することにより角度固定の鏡筒を角度可変型の鏡筒と同様に使用することができようになるため、角度固定型の鏡筒の有効利用を図ることができる。
特許第3069911号公報 特開2002−303795公報 特許第3028684号公報
特許文献2に開示された倒立顕微鏡によれば、顕微鏡本体と鏡筒との間に中間鏡筒ユニットを挿入することで、簡単に撮像光路を形成することができ、しかも、中間鏡筒ユニットは、鏡筒とは別体の構成であるため、中間鏡筒ユニットを着脱するだけで、鏡筒全体を取り替えることなく、容易に撮像光路を挿脱することができる。ところが、中間鏡筒ユニットを着脱する場合、中間鏡筒ユニットの着脱に伴い、鏡筒の位置変化、すなわち接眼レンズの位置変化により観察者のアイポイントが変わってしまい、観察者の体格によっては適切な観察姿勢がとれない可能性があるという問題が生じる。特許文献2には、このようなアイポイントの変化による問題点の対応についてまで言及されていない。
また、特許文献3に開示された顕微鏡用中間鏡筒によれば、接眼レンズを覗く角度は、中間鏡筒の傾斜角度を自在に変えることにより任意に設定することができる。しかしながら、接眼レンズを覗く位置すなわちアイポイントは、任意に設定することができるとは必ずしも言えない。つまり、特許文献3には、「接眼レンズ部の傾斜角度を調節することにより変化するアイポイントの範囲では観察者の体格により適切な観察姿勢が取れない場合には、入射光軸からアイポイントまでの距離の異なる別の鏡筒と交換すればよい」という記載がある。このことは、任意のアイポイントを得るために、組合せ可能な鏡筒に制限が生じることを意味する。実際の研究や検査においては、双眼や三眼、視野数の違い、正立像型か倒立像型か、といったように使用目的に応じて組合せたい鏡筒は自ずと決まってくるため、自由に鏡筒を交換することは現実的でない。したがって、特許文献3では、接眼部の角度を任意に設定できても、アイポイントをいかなる場合にも任意に設定できるとは限らない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、アイポイントの高さを簡単に最適位置に設定できる倒立顕微鏡を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、顕微鏡本体と、観察試料を載置するステージと、前記ステージの下側から前記観察試料の1次中間像を取得する対物レンズを含む観察光学系と、前記観察光学系の1次中間像をアフォーカル光束として出射するリレー光学系と、前記アフォーカル光束の光路を鉛直上方に偏向する光学素子と、前記顕微鏡本体に設けられ、前記鉛直上方に偏向されたアフォーカル光束が通過されるとともに、前記鉛直上方の高さ位置を調整可能に設定する高さ調整手段と、前記高さ調整手段を介して設けられ、前記1次中間像を観察する接眼レンズを有する観察鏡筒とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記顕微鏡本体は、中空部を有する突出部が形成され、前記高さ調整手段は、前記突出部の中空部に沿って移動自在に保持される筒状の接続部材と、該接続部材の移動を固定する固定手段を有することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記高さ調整手段は、ピニオンとラックを組み合わせた移動機構を備え、該移動機構の操作により前記接続部材の高さ位置を調整可能にしたことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明において、前記接続部材は、観察鏡筒あるいは中間鏡筒を取付け可能な取付け部位を有し、これら観察鏡筒あるいは中間鏡筒を選択的に取付け可能にしたことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記高さ調整手段は、前記接続部材と前記観察鏡筒との間に介在される中間鏡筒の有無に応じて前記接眼レンズでのアイポイントを一定にするように高さ位置を調整されることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記顕微鏡本体は、中空部を有する突出部が形成され、前記高さ調整手段は、前記突出部に対し着脱可能に設けられる筒状の接続部材と、該接続部材を前記突出部に固定する固定手段を有することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記接続部材は、観察鏡筒あるいは中間鏡筒を取付け可能な取付け部位を有し、これら観察鏡筒あるいは中間鏡筒を選択的に取付け可能にしたことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記接続部材は、前記中間鏡筒と同じ厚さ寸法を有することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、観察試料を載置するステージと、前記ステージの下側から前記観察試料の1次中間像を取得する対物レンズを含む観察光学系と、前記観察光学系の1次中間像をアフォーカル光束として出射するリレー光学系と、前記アフォーカル光束の光路を鉛直上方に偏向する光学素子と、前記1次中間像を観察する接眼レンズを有する観察鏡筒と、前記観察鏡筒を挿脱自在な接続部材を介して設け、前記鉛直上方に偏向されたアフォーカル光束を、前記接続部材を通過させ前記観察鏡筒に導く顕微鏡本体と、を具備したことを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記顕微鏡本体と前記観察鏡筒との間に中間鏡筒を介在させる場合、前記接続部材を前記顕微鏡本体から取り除くことを特徴としている。
本発明によれば、アイポイントの高さを観察者の体格や好みなどに合わせて、簡単に最適な位置に設定することができる倒立顕微鏡を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる倒立顕微鏡の概略構成を示す側面図である。図において、101は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体101の上部には、ステージ固定部を構成する前側固定部101aと後側固定部101bが設けられている。これら前側固定部101aと後側固定部101b上には、ステージ102が配置されている。また、このステージ102は、中央部に観察のための開口部102aが形成されている。この開口部102aには、中座103が着脱可能に装着され、この中座103上に観察試料104が載置されている。
ステージ102の下方には、対物レンズ105が配置されている。対物レンズ105は、倍率の異なる複数本(図面では1本のみを示している。)がレボルバー106に保持されている。レボルバー106は、回転操作可能になっていて、複数本の対物レンズ105を択一的に光軸O上に位置させるようになっている。
レボルバー106は、レボルバ台107を介して顕微鏡本体101に保持されている。レボルバ台107には、顕微鏡本体101内部の図示しないラック・ピニオン機構を介して焦準ハンドル108が接続されている。焦準ハンドル108は、観察者により回転操作されるもので、この回転運動がラック・ピニオン機構を介してレボルバ台107の光軸O方向の直線運動に変換され、ステージ102と対物レンズ105との相対距離を変化させることで、観察試料104のピント合わせを可能にしている。
レボルバー106の下方の光軸O上には、落射投光管109が配置されている。この落射投光管109には、ハーフミラー110、光学素子スロット111,112が設けられている。この落射投光管109は、顕微鏡本体101の背面(図中左側面)より挿入され、光軸Oと直交する方向に配置されている。
ハーフミラー110は、落射投光管109を顕微鏡本体101に挿入した状態で、光軸O上に配置されている。ハーフミラー110への入射光路上には、ランプハウス113が配置されている。ランプハウス113には、ハロゲンランプ等による照明光源114が内蔵されている。この照明光源114からの光線は、落射投光管109を通ってハーフミラー110で光軸O方向に反射され、対物レンズ105を介して観察試料104に下方から照射される。
光学素子スロット111,112は、照明光源114からの光線の光路上に配置され、照明光源114からの光の強度等を調節するためのフィルタや偏光素子が着脱可能に設けられる。
ハーフミラー110の下方の光路には、光学素子スロット115、結像レンズ116および反射ミラー117が配置されている。光学素子スロット115は、偏光素子等が着脱可能に設けられる。結像レンズ116は、対物レンズ105とともに1次中間像I1を形成する観察光学系を構成するものである。反射ミラー117は、結像レンズ116を透過した観察試料104からの光(観察像)を斜め上方向(水平に対し45°の角度)に反射させるようにしている。
反射ミラー117の反射光路には、リレー光学系前群118を介して観察光学部1191が配置されている。リレー光学系前群118は、対物レンズ105と結像レンズ116により形成された1次中間像I1をリレーし、アフオーカル(平行)光束として観察光学部1191に入射させるものである。
この場合、顕微鏡本体101の正面(図中右側面)には、上方を開放した中空部を有する突出部101cが直立して形成されている。この突出部101cは、中空部内周面に突壁101dが形成されている。この突壁101dには、光学素子枠119がビス120により固定されている。光学素子枠119には、リレー光学系前群118によりアフオーカル光束に変換された光を鉛直上向きに偏向させる偏向プリズム121と、リレー光学系後群122が設けられている。
突出部101cの中空部には、高さ調整手段を構成する筒状の接続部材123が設けられている。この場合、接続部材123は、その外径寸法を突出部101cの中空部内径寸法より僅かに小さく形成され、中空部にガタなく挿入されるとともに、上下方向に移動自在に保持されている。
突出部101cの周面には、固定手段としてのクランプネジ124が貫通して設けられている。このクランプネジ124は、先端が接続部材123の周面に当接していて、クランプネジ124を緩めることで接続部材123の上下方向の移動を許容し、締め込むことで接続部材123の上下方向の動きを固定するようになっている。
接続部材123は、突出部101cより突出した端部に鍔部123aが形成されている。この鍔部123aの上面には、接続部材123の中心線を横切る方向に取付け部位としてアリ溝123bが形成されている。このアリ溝123bは、後述する観察鏡筒125あるいは中間鏡筒130(図2参照)を選択的に取付け可能にするものである。
接続部材123には、観察鏡筒125が設けられている。観察鏡筒125は、接続部材123のアリ溝123bに対応するアリ125aが設けられ、このアリ125aを接続部材123のアリ溝123bに嵌合させることで、接続部材123に装着されるようになっている。また、接続部材123の鍔部123aの周面には、固定手段としてクランプネジ126が貫通して設けられている。このクランプネジ126は、先端が鏡筒125のアリ125aに当接していて、クランプネジ126を緩めることでアリ溝123bに沿った鏡筒125の移動を許容し、締め込むことで鏡筒125の動きを固定するようになっている。
観察鏡筒125には、リレー光学系後群122を透過した光を結像する結像レンズ127、この結像レンズ127からの光を偏向するプリズム128が収容されている。観察鏡筒125には、双眼部129が設けられている。この双眼部129の先端には、接眼レンズ129a(129b)が着脱可能に装着され、観察者による目視観察を可能にしている。
このような構成において、いま、照明光源114から照明光が発せられると、落射投光管109の光学素子スロット111,112を透過して最適な状態に整えられ、ハーフミラー110により光軸O方向(垂直上向き)に反射し、対物レンズ105で集光されて観察試料104に照射される。また、観察試料104で反射された光は、再び対物レンズ105に入射し、結像作用を受け平行光束となり、ハーフミラー110を透過し、さらに光学素子スロット115、結像レンズ116を透過して反射ミラー117に入射する。そして、反射ミラー117で、斜め上方向に反射し、中間像I1を形成する。また、中間像I1を形成した光は、リレー光学系前群118でアフオーカル(平行)光束に変換され、観察光学部1191に入射し、偏向プリズム121で偏向されて鉛直上向きの光となり、リレー光学系後群122を透過して観察鏡筒125内部に導かれ、結像レンズ127によって結像作用を受け、プリズム128で偏向されて双眼部129に装着された接眼レンズ129a(129b)に達し、観察者により目視観察される。
次に、このように構成された倒立顕微鏡において、接続部材123と観察鏡筒125との間に中間鏡筒130を介在させる場合を図2を用いて説明する。この場合、倒立顕微鏡全体の構成は、図1と同様なので、同図を援用して要部のみを説明する。
図2において、131は中間鏡筒本体で、この中間鏡筒本体131は、接続部材123のアリ溝123bに対応するアリ131aが設けられ、このアリ131aを接続部材123のアリ溝123bに嵌合させることで、接続部材123に装着されるようになっている。この場合、接続部材123の鍔部123aに設けられたクランプネジ126の先端が中間鏡筒本体131のアリ131aに当接していて、クランプネジ126を緩めることでアリ溝123bに沿った中間鏡筒本体131の移動を許容し、締め込むことで中間鏡筒本体131の動きを固定するようになっている。また、中間鏡筒本体131の上部には、上板132が設けられている。この上板132の上面には、観察鏡筒125を取り付けるためのアリ溝部132bが形成され、このアリ溝部132bに観察鏡筒125のアリ125aを嵌合することで、中間鏡筒本体131上部に観察鏡筒125を装着するようになっている。上板132の周面には、クランプネジ133が貫通して設けられている。このクランプネジ133は、先端が観察鏡筒125のアリ125aに当接していて、クランプネジ133を緩めることでアリ溝123bに沿った観察鏡筒125の移動を許容し、締め込むことで観察鏡筒125の動きを固定するようになっている。中間鏡筒本体131には、ターレット134が設けられている。このターレット134は、中間鏡筒本体131に対して回転自在に支持され、図示しないクリック機構により複数の所定位置で回転が係止されて位置決めされるようになっている。また、ターレット134は、円周方向に複数(図示例では1個のみ示している。)の変倍レンズユニット135を保持しており、ターレット134の外周部を中間鏡筒本体131外部より回転操作することで、所望する変倍レンズユニット135を選択的に光軸上に位置決めさせるようにしている。変倍レンズユニット135は、レンズ枠136に複数の変倍レンズ137を固定したもので、倍率の異なるものが用途に応じて複数用意されている。
この場合、中間鏡筒130の光軸方向の厚さ寸法をMとすると、接眼レンズ129a(129b)の位置で決まるアイポイントEPを高さHに一定に設定するには、クランプネジ124を緩めて接続部材123を突出部101cの中空部に沿って下方向に移動させることで、中間鏡筒130と観察鏡筒125の全体を降下させ、アイポイントEPを高さHに設定する。その後、アイポイントEPが高さHに設定されたところで、クランプネジ124を締め込んで接続部材123の動きを固定する。
次に、中間鏡筒130を用いない観察時の顕微鏡本体101の突出部101cと観察鏡筒125との間より中間鏡筒130を取り除いた場合を図3を用いて説明する。この場合も図1を援用して要部のみを説明する。
この場合、厚さ寸法Mの中間鏡筒130を取り除くと、アイポイントEPの高さHは、変化してしまう。そこで、クランプネジ124を緩めて接続部材123を突出部101cの中空部に沿って上方向に移動させることで、中間鏡筒130と観察鏡筒125の全体を上昇させ、アイポイントEPを高さHに設定する。つまり、接続部材123の上方向の移動によりアイポイントEPを中間鏡筒130の厚さ寸法Mだけ上昇させることで、高さHに設定する。その後、アイポイントEPが高さHに設定されたところで、クランプネジ124を締め込んで接続部材123の動きを固定する。
この場合、中間鏡筒130の有無に関係なく顕微鏡本体101からの光束は、リレー光学系前群118によりアフオーカル(平行)光束となって入射されるので、接続部材123を上下移動させて観察鏡筒125の高さ位置を変えても、光学的に影響を受けることなく、確実に接眼レンズ129a(129b)の焦点面に結像させることができる。
従って、このようにすれば、ステージ102の下側から対物レンズ105を介して取得された1次中間像をリレー光学系前群118を通してアフオーカル(平行)光束に変換するとともに、偏向プリズム121を介して鉛直上方に偏向し、この偏向されたアフォーカル光束を、観察鏡筒125あるいは中間鏡筒130を選択的に取り付け、且つ上下方向に移動自在な接続部材123を通過させるようにしたので、観察者が接眼レンズ129a(129b)を覗く位置、すなわちアイポイントEPの高さHを、中間鏡筒130を使用する場合と、中間鏡筒130を使用しない場合とで、ほぼ同じに設定できる。また、これにより、中間鏡筒130の有無に関係なくアイポイントEPの高さHは、観察者の体格や好みなどに合わて調整できるので、観察者にとって常に最適な状態、つまり最適な観察姿勢を確保できるとともに、中間鏡筒130の着脱の度にアイポイントEPを再調整するなどの手間も省略でき、優れた操作性を備えた倒立顕微鏡を実現できる。
(変形例1)
この変形例1では、図4に示すように鏡筒として傾斜角度可変型の鏡筒であるティルト鏡筒140を組合せ可能にしている。この場合、倒立顕微鏡全体の構成は、図1と同様なので、同図を援用して要部のみを説明する。
ティルト鏡筒140の基台141には、接続部材123のアリ溝123bに対応するアリ141aが設けられ、このアリ141aを接続部材123のアリ溝123bに嵌合させることで、接続部材123に装着されるようになっている。また、接続部材123の鍔部123aに設けられたクランプネジ126の先端が基台141のアリ141aに当接していて、クランプネジ126を緩めることでアリ溝123bに沿ったティルト鏡筒140の移動を許容し、締め込むことでティルト鏡筒140の動きを固定するようになっている。
その他は、図1で述べたと同様である。
このようなティルト鏡筒140を接続すると、傾斜角度θを自在に設定できるので、接続部材123の突出部101cからの突出量mと組み合わせて設定することで、観察者の体格や好みに合ったアイポイントEPの高さhと傾斜角度θを任意に選択することができる。
(変形例2)
この変形例2では、図5に示すように接続部材123の上下方向の移動手段としてピニオンとラックを組み合わせた移動機構150を用いている。この場合、倒立顕微鏡全体の構成は、図1と同様なので、同図を援用して要部のみを説明する。
接続部材123の側面には、接続部材123の上下の移動方向に沿ってラック151が設けられている。また、接続部材123を上下方向に移動自在に保持した顕微鏡本体101の突出部101c側面には、操作ハンドル153を同軸に設けたピニオンギヤ152が回転可能に設けられている。ピニオンギヤ152は、ラック151に噛合っていて、操作ハンドル153の回転操作によりラック151を介して接続部材123を上下方向に移動可能にしている。
接続部材123の側面には、回転規制ピン154が設けられている。この回転規制ピン154は、突出部101cの中空部内周面の中心軸方向に形成された溝部101eに嵌合され、接続部材123の回転を規制して上下方向の移動のみを可能にするようにしている。
その他は、図1で述べたと同様である。
このような構成によると、操作ハンドル153を回転することにより、ピニオンギヤ152とラック151を介して接続部材123を滑らかに自在に上下動させることができ、観察者に最適なアイポイントEPの高さを設定することができる。この場合、接続部材123上に鏡筒125(図2の例ではさらに中間鏡筒130)などを組合わせた状態では、接続部材123上にかかる質量がかなり大きなものとなるため、操作性を向上させる上で非常に有効である。その後、接続部材123を最適な位置に設定されたところで、クランプネジ124を締め込んで接続部材123の動きを固定する。
従って、このようにすれば、第1の実施の形態で述べた中間鏡筒130の組合せの有無や観察者の体格の相違などにより、アイポイントEPが変化しても、操作ハンドル153のみで高さの調節を自由に行なうことができるので、観察者の体格や好みに応じた楽な姿勢で操作性の良い倒立顕微鏡を実現できる。
その他、上述した実施の形態では、接続部材123を顕微鏡本体101の突出部101cの中空部に嵌合させて上下方向に移動させる、いわゆる嵌合方式を採用したが、スライドアリ方式を採用することも可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態にかかる倒立顕微鏡の概略構成を示す側面図で、図1と同一部分には、同符号を付している。
この場合、顕微鏡本体101内部には、反射ミラー117の反射光路上に、リレー光学系前群118を介して偏向プリズム121とリレー光学系後群122が配置されている。
また、顕微鏡本体101の正面(図中右側面)には、上方を開放した中空部を有する突出部101cが直立して形成されている。この突出部101cの上面には、中空部の中心線を横切る方向にアリ溝101fが形成されている。
突出部101cには、高さ調整手段としての筒状の接続部材161が設けられている。この接続部材161の下面には、取付け部位として突出部101cのアリ溝101fに対応するアリ161aが設けられ、このアリ161aを突出部101cのアリ溝101fに嵌合させることで、突出部101cに装着されるようになっている。また、突出部101cの先端周面には、固定手段としてのクランプネジ162が貫通して設けられている。このクランプネジ162は、先端が接続部材161のアリ161aに当接していて、クランプネジ162を緩めることでアリ溝101fに沿った接続部材161の移動を許容し、締め込むことで接続部材161の動きを固定するようになっている。
接続部材161の上面には、取付け部位として接続部材161の中心線を横切る方向にアリ溝161bが形成されている。
接続部材161には、観察鏡筒125が設けられている。観察鏡筒125は、アリ125aが設けられ、このアリ125aを第1の実施の形態に記載の接続部材123のアリ溝123bに対応する接続部材161のアリ溝161bに嵌合させることで、接続部材161に装着されるようになっている。また、接続部材161の先端周面には、クランプネジ163が貫通して設けられている。このクランプネジ163は、先端が観察鏡筒125のアリ125aに当接していて、クランプネジ163を緩めることでアリ溝161bに沿った観察鏡筒125の移動を許容し、締め込むことで鏡筒125の動きを固定するようになっている。
なお、この場合、接続部材161を取り除いて、観察鏡筒125のアリ125aを突出部101c上面のアリ溝101fに嵌合させることで、観察鏡筒125を直接顕微鏡本体101に取り付けることもできるようになっている。
このように構成された倒立顕微鏡において、図7に示すように接続部材161の厚さ寸法をMとして、第1の実施の形態で述べた中間鏡筒130の厚さ寸法と同じに設定しておけば、接眼レンズ129a(129b)の位置で決まる机上面からのアイポイントEPの高さは、標準的な体格の観察者に最適なH’とすることができる。
この状態から、図8に示すように接続部材161に代えて中間鏡筒130を取り付けると、ここでの中間鏡筒130の厚さ寸法はMなので、中間鏡筒130を使用する場合と使用しない場合とで、机上面からのアイポイントEPの高さは、H’のままで一定に維持することができる。この場合、中間鏡筒130と厚さ寸法Mが若干異なる他の中間鏡筒を用いると、この寸法のばらつきにより、多少アイポイントEPの高さが変化することがあるが、このばらつきを最小限に止めるには、これら異なる中間鏡筒の厚さの平均的な寸法にあわせて接続部材161の厚さを決めるようにすれば良い。また、組合せる中間鏡筒の厚さ寸法が大きく異なる場合は、これら中間鏡筒に合わせて複数の異なる厚さ寸法を有する接続部材を用意して、その都度交換するようにしても良い。
従って、このようにすれば、顕微鏡本体101に直接接続部材161を着脱可能に取り付け、中間鏡筒130を組合せる場合にのみ、接続部材161を取り外し、これに代えて中間鏡筒130を取り付けるようにしたので、中間鏡筒130の有無に関係なくアイポイントEPの高さを一定に維持でき、観察者にとって常に最適な観察姿勢を確保することができる。
また、アイポイントEPの高さが大きくなるような鏡筒を使用する場合や、観察者の体格が小柄であったりする場合にも、接続部材161を取り外すことで、アイポイントEPの高さを下げることができるので、アイポイントEPの高さを観察者の好みに応じて簡単に調節することができ、楽な観察姿勢を確保することができる。
さらに、接続部材161は、筒状をなすもので、構造が非常に簡単であるため、コストを抑制して価格的にも安価にできる。
なお、上述した第2の実施の形態では、中間鏡筒130の有無によって、接続部材161を着脱するようにしたが、第1の実施の形態の変形例1で述べたティルト鏡筒のようにアイポイントが比較的高めとなるような鏡筒を組合せる場合に接続部材161を取り外して使用したり、また観察者の体格や好みに応じて接続部材161を着脱して使用することも可能である。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、接続部材123は、第1の実施の形態において顕微鏡本体101の突出部101cの中空部内径寸法より僅かに小さく形成され、中空部にガタなく挿入するような構成をとっていたが、これに限られるものではなく、その逆、すなわち突出部101cが接続部材123に対して挿入するような関係になっていても良い。
また、中間鏡筒本体は、第1の実施の形態に開示の変倍レンズユニットを備えたターレットの例に限らず、例えば光路分割素子を備えたターレットであってもよい。
また、中間鏡筒本体としては、第1の実施の形態にあるターレットに限らず、鏡筒本体に対して光学素子が挿脱自在であり、光軸に対して光学素子を位置決めできればスロット穴を備えるだけのものであっても良い。
また、接続部材の上下の移動を実現する手段としては、変形例2のピニオンとラックによる機構に限られるものではなく、接続部材を上下に移動させることができる機構であれば何でも良く、例えばネジのように螺合する機構であっても良い。
また、第1の実施の形態にある接続部材のように上下に移動する機構に、さらに移動方向に沿って所定間隔にクリック機構や、目盛りを設けるようにすることで、観察者毎に異なるアイポイントの高さ調整操作を楽にすることができる。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、組み合わされても良く、例えば第2の実施の形態の接続部材自体に第1の実施の形態のような上下方向に移動自在な機構を組み合わせても良い。このように発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施形態にかかる倒立顕微鏡の概略構成を示す側面図。 第1の実施形態の要部の概略構成を示す図。 第1の実施形態の要部の概略構成を示す図。 第1の実施形態の変形例1の概略構成を示す図。 第1の実施形態の変形例2の概略構成を示す図。 本発明の第2の実施形態にかかる倒立顕微鏡の概略構成を示す側面図。 第2の実施形態の要部の概略構成を示す図。 第2の実施形態の要部の概略構成を示す図。
符号の説明
101…顕微鏡本体、101a…前側固定部
101b…後側固定部、101c…突出部、101d…突壁
101e…溝部、101f…アリ溝、102…ステージ
102a…開口部、103…中座、104…観察試料
105…対物レンズ、106…レボルバー
107…レボルバ台、108…焦準ハンドル
109…落射投光管、110…ハーフミラー
111.112…光学素子スロット、113…ランプハウス
114…照明光源、115…光学素子スロット
116…結像レンズ、117…反射ミラー
118…リレー光学系前群、1191…観察光学部
119…光学素子枠、120…ビス、121…偏向プリズム
122…リレー光学系後群、123…接続部材
123a…鍔部、123b…アリ溝
124…クランプネジ、125…観察鏡筒、125a…アリ
126…クランプネジ、127…結像レンズ
128…プリズム、129…双眼部
129a…接眼レンズ、130…中間鏡筒
131…中間鏡筒本体、131a…アリ
132…上板、132a…凹部、132b…アリ溝部
133…クランプネジ、134…ターレット
135…変倍レンズユニット、136…レンズ枠
137…変倍レンズ、140…ティルト鏡筒
141…基台、141a…アリ、150…移動機構
151…ラック、152…ピニオンギヤ、153…操作ハンドル
154…回転規制ピン、161…接続部材
161a…アリ、161b…アリ溝、162、163…クランプネジ

Claims (10)

  1. 顕微鏡本体と、
    観察試料を載置するステージと、
    前記ステージの下側から前記観察試料の1次中間像を取得する対物レンズを含む観察光学系と、
    前記観察光学系の1次中間像をアフォーカル光束として出射するリレー光学系と、
    前記アフォーカル光束の光路を鉛直上方に偏向する光学素子と、
    前記顕微鏡本体に設けられ、前記鉛直上方に偏向されたアフォーカル光束が通過されるとともに、前記鉛直上方の高さ位置を調整可能に設定する高さ調整手段と、
    前記高さ調整手段を介して設けられ、前記1次中間像を観察する接眼レンズを有する観察鏡筒と、
    を具備したことを特徴とする倒立顕微鏡。
  2. 前記顕微鏡本体は、中空部を有する突出部が形成され、
    前記高さ調整手段は、前記突出部の中空部に沿って移動自在に保持される筒状の接続部材と、該接続部材の移動を固定する固定手段を有することを特徴とする請求項1記載の倒立顕微鏡。
  3. 前記高さ調整手段は、ピニオンとラックを組み合わせた移動機構を備え、該移動機構の操作により前記接続部材の高さ位置を調整可能にしたことを特徴とする請求項2記載の倒立顕微鏡。
  4. 前記接続部材は、観察鏡筒あるいは中間鏡筒を取付け可能な取付け部位を有し、これら観察鏡筒あるいは中間鏡筒を選択的に取付け可能にしたことを特徴とする請求項2または3記載の倒立顕微鏡。
  5. 前記高さ調整手段は、前記接続部材と前記観察鏡筒との間に介在される中間鏡筒の有無に応じて前記接眼レンズでのアイポイントを一定にするように高さ位置を調整されることを特徴とする請求項4記載の倒立顕微鏡。
  6. 前記顕微鏡本体は、中空部を有する突出部が形成され、
    前記高さ調整手段は、前記突出部に対し着脱可能に設けられる筒状の接続部材と、該接続部材を前記突出部に固定する固定手段を有することを特徴とする請求項1記載の倒立顕微鏡。
  7. 前記接続部材は、観察鏡筒あるいは中間鏡筒を取付け可能な取付け部位を有し、これら観察鏡筒あるいは中間鏡筒を選択的に取付け可能にしたことを特徴とする請求項6記載の倒立顕微鏡。
  8. 前記接続部材は、前記中間鏡筒と同じ厚さ寸法を有することを特徴とする請求項7記載の倒立顕微鏡。
  9. 観察試料を載置するステージと、
    前記ステージの下側から前記観察試料の1次中間像を取得する対物レンズを含む観察光学系と、
    前記観察光学系の1次中間像をアフォーカル光束として出射するリレー光学系と、
    前記アフォーカル光束の光路を鉛直上方に偏向する光学素子と、
    前記1次中間像を観察する接眼レンズを有する観察鏡筒と、
    前記観察鏡筒を挿脱自在な接続部材を介して設け、前記鉛直上方に偏向されたアフォーカル光束を、前記接続部材を通過させ前記観察鏡筒に導く顕微鏡本体と、
    を具備したことを特徴とする倒立顕微鏡。
  10. 前記顕微鏡本体と前記観察鏡筒との間に中間鏡筒を介在させる場合、
    前記接続部材を前記顕微鏡本体から取り除くことを特徴とする請求項9記載の倒立顕微鏡。
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