JP2006087621A - 浴水循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴壁の種類及び浴槽上縁の大きさにかかわらず容易に設置可能な設置可能な浴水循環装置を提供する。
【解決手段】浴水循環装置11は浴水吸水口13aが形成されている吸上柱13及び該吸上柱13を下部に備えてなり浴水吸水口13aと連通される浴水吐出口12aを設けてなる循環装置本体12から構成され、吸上柱13に吸上モータを備えてなる。浴水循環装置11は吸上柱13が循環装置本体12の底面前部に取り付けられるとともに循環装置本体12の下部及び吸上柱13の後部には浴水循環装置11を浴槽上縁上に配置させるための配設手段としての第1吸盤及び第2吸盤24がそれぞれ取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴水循環装置に係り、詳しくは浴槽に配設され、浴水を循環する装置に関する。
従来より、浴槽中の浴水を循環する装置として、特許文献1に記載される浴水循環装置が知られている。かかる浴水循環装置は、浴水を吸水する吸水管及び該吸水管に連通する吐出口を備えてなる循環装置本体から構成されている。吸水管の下端部には吸水用モータを内蔵するとともに吸水口にフィルタを備える吸水装置が取り付けられている。浴水は吸水装置の吸水口から吸水され、循環装置本体の吐出口から吐出される。浴水循環装置は、吸水装置の吸水口が浴水に届く高さ位置において、循環装置本体の背面に取り付けられている吸盤により浴壁に取り付けられる。
実用新案登録第3079700号公報
ところが、上記のように構成された浴水循環装置は、吸盤により浴壁に取り付ける構成であるため、凹凸を有する浴壁等、浴壁の種類によって取り付け・設置が困難な場合があった。また、浴槽の上縁により、浴壁に取付けられる循環装置本体と浴槽の浴水内に配される給水装置とを繋ぐ給水管をクランク状に加工しなければならない等の手間がかかった。さらに、浴槽の上縁の幅は浴槽の種類・大きさによって異なるため、上縁の幅が小さい場合はクランク状に加工された給水管が浴槽内側に入りすぎて入浴時に邪魔になるという問題があり、上縁の幅が大きい場合は浴槽内壁に給水管又は吸水装置が当接し、浴壁に循環装置本体の吸盤が届かないという問題があった。
本発明は、従来技術の上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、浴壁の種類及び浴槽上縁の大きさにかかわらず容易に設置可能な浴水循環装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、浴水を吸水する吸水口が形成されている吸上柱及び該吸上柱を下部に備えてなり前記吸水口と通水路を介し連通される吐出口を設けてなる循環装置本体から構成され、前記吸上柱及び循環装置本体の少なくとも一方に吸水手段を備えてなる浴水循環装置において、前記吸上柱は前記循環装置本体の前部に設けられ、前記循環装置本体の下部又は吸上柱の後部には浴槽の上縁上又はその近傍に配設させるための配設部又は配設手段が設けられていることを要旨とした。
請求項2に記載される発明は、請求項1に記載される発明において、吸上柱が循環装置本体の左右方向の略中央部から下方に延出されることにより循環装置の全体形状を略T字状に構成したことを要旨とした。
請求項3に記載される発明は、請求項1又は請求項2に記載される発明において、前記配設手段は、前記循環装置本体又は吸上柱に対し取り付け位置を調節可能に構成したことを要旨とした。
請求項4に記載される発明は、請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載される発明において、前記循環装置本体は、前記吸水手段を稼動させるための充電用電池を装着する装着部を備え、該装着部は前記循環装置本体が浴槽の上縁上又はその近傍に配設された状態で充電用電池を着脱可能に構成されていることを要旨とした。
本発明によれば、浴壁の種類及び浴槽上縁の大きさにかかわらず容易に設置可能な浴水循環装置を提供することができる。
以下、本発明を浴水循環装置に具体化した一実施形態を図1〜図11にしたがって説明する。
図1〜10に示されるように、浴水循環装置11は浴水を吐出する浴水吐出口12aを備えてなる循環装置本体12及び浴水を吸水する浴水吸水口13aを備えてなる吸上柱13により構成されている。吸上柱13は浴水を吸い上げる吸水手段としての吸上モータ14を備えてなる。浴水循環装置11は、吸上柱13が循環装置本体12の底面前部に取り付けられるとともに循環装置本体12の左右方向の中央部から下方に延出されることにより、正面からの形状が略T字状に構成されている。
循環装置本体12は、合成樹脂により底面及び上面を有する筒状に成型され、軸方向に対する垂直断面が略楕円形状である。循環装置本体12の前面中央部には浴水吐出口12aが形成されている。その浴水吐出口12aは循環装置本体12の左右方向に切り込まれ、前方に突出される唇部12bにより囲まれている。唇部12bは表面が光触媒で被覆加工されている。循環装置本体12の上面には左右方向の前方中央部において略四角形状の中央開口部12c及び右側に円形の右側開口部12dが形成されている。中央開口部12cには後方の左右隅を軸として回動によって開閉可能に構成されている蓋体15が取り付けられている。右側開口部12dは循環装置本体12から着脱可能な蓋片16が取り付けられている。
循環装置本体12の背面上部には充電用電池装着部12eが設けられ、該充電用電池装着部12eには略長方形状の充電用電池17が循環装置本体12から着脱可能に取り付けられている。循環装置本体12の底部中央には吸上柱13から浴水を導入するための吸水口12f及び底部(下部)後方には循環装置本体12を浴槽の上縁上に配置させるための配設手段としての第1吸盤18が取り付けられている。図5,6に示されるように第1吸盤18は循環装置本体12の底面後方端部からさらに後方に延出される支持板12g及び該支持板12gに対して前後方向にスライド移動可能に支持される板状可動部材19を介し循環装置本体12に取り付けられている。第1吸盤18は板状可動部材19の下面において吸面18aを下方に向けた状態で板状可動部材19の左右端部にそれぞれ一つずつ取り付けられている。
循環装置本体12の内部には、前方に濾材収容部12h、該濾材収容部12hの後方に超音波ミスト発生器20を備えてなるマイナスイオン発生部12i、正面右側に入浴用組成物を充填する充填部12j、正面左側に浴水循環装置11の稼動を制御するための制御部22が設けられている。
濾材収容部12hは循環装置本体12の前面内側に設けられ、浴水吐出口12a、循環装置本体12の中央開口部12c及び吸水口12fと連通されている。循環装置本体12の前面のうち浴水吐出口12aの上部且つ濾材収容部12hと対向する部分は透明又は半透明板からなる透光部12kが設けられている。濾材収容部12hの後面上部にはマイナスイオン発生部12iと連通されるマイナスイオン放出口12lが設けられている。ところで、マイナスイオンは、活性イオンとも呼ばれ、老化やストレスの原因とされるプラスイオンを除去し、新陳代謝を活発にすることによって健康を保つことができると考えられている。マイナスイオンは、自然界においてトルマリン等の特定の原石又は水分がぶつかり合う滝等において発生することが知られている。
濾材収容部12hの右側上部には切欠部12mが形成されている。その切欠部12mを介し濾材収容部12hは充填部12j及びマイナスイオン発生部12iとに通ずる通水部12nと連通される。濾材収容部12hには濾材を収容する収容体としての収容ケース21が循環装置本体12の中央開口部12cから着脱可能に収められている。ここでの濾材は、例えば微量放射能を放出するラジウム原石、マイナスイオンを溶出するマイナスイオンセラミック、ミネラル分を溶出する化石サンゴや浴水中の塩素、重金属等の不純物を吸着する活性炭、ゼオライト等が使用され得る。収容ケース21は図8に示されるように透明又は半透明の合成樹脂により、底面及び四方側面からなる箱状に成型されるとともに、該四方側面には略中央部から下方にかけて複数のスリット21aが等間隔で形成されている。収容ケース21の上部には前面中央部と後面中央部を回動軸としてU字状の把持部21bが取り付けられている。収容ケース21は透光部12k及び収容ケース21の前面を介して濾材を循環装置本体12の外部から目視可能に収容する。さらに循環装置本体12の上部に取り付けられている蓋体15を開状態にした場合において、収容ケース21は循環装置本体12の中央開口部12cを介し濾材を循環装置本体12の外部から目視可能に収容する。特に、石状又は岩状の濾材を使用した場合に浴水に付与される直接的な効能のみならず、視覚的な温泉気分等の癒し効果、リラクゼーション効果を得ることができる。
充填部12jは、筒状に成型されるとともに、上端部は循環装置本体12の右側開口部12dと連通されている。入浴用組成物は右側開口部12dから充填部12j内に導入される。ここでの入浴用組成物は、芳香成分、着色成分、炭酸ガス等の発泡成分、殺菌成分、生薬等の薬用成分等の組成物が使用され得る。充填部12jの周面には通水部12nと連通される複数の通水口12pが設けられている。
マイナスイオン発生部12iは濾材収容部12hの後方に設けられ、右側面に切欠部12qが形成されている。その切欠部12qを介しマイナスイオン発生部12iは通水部12nと連通されている。マイナスイオン発生部12iの底面にはマイナスイオンミストを人工的に発生させる超音波ミスト発生器20が配設されている。マイナスイオン発生部12iには一定量以上の浴水を排出するための排水管23が垂直に取り付けられている。排水管23の下端開口部は吸上柱13内に連通されている。マイナスイオン発生部12i内に浸入した浴水は一定量になると排水管23の上端開口部23aから吸上柱13内へと排出される。
制御部22は、図示しない制御装置及び該制御装置を介して浴水循環装置11を操作するための操作盤22aから構成されている。制御装置は、制御手段、吸上モータの稼動時間を記録する記録手段、及び吸上モータの負荷を検出する負荷検出手段から構成され、充電用電池17、吸上モータ14及び超音波ミスト発生器20と連結されている。制御手段は記録手段、負荷検出手段及び操作盤22aに対し電気信号を入出力可能に構成されている。記録手段は吸上モータ14の累積稼動時間をゼロからカウントするとともに累積稼動時間を制御手段に出力するよう構成されている。負荷検出手段は吸上モータ14にかかる負荷を電圧により検出し、その検出値を制御手段に出力するよう構成されている。操作盤22aは吸上モータ14用のON/OFFスイッチ22b、超音波ミスト発生器20用のON/OFFスイッチ22c、記録手段用リセットボタン22d、濾材取替(又は洗浄)報知手段としての濾材用発光ダイオード22e、及び充電時期報知手段としての電池用発光ダイオード22fが取り付けられている。記録手段用リセットボタン22dを押すことにより、記録手段により記録された吸上モータ14の累積稼動時間がゼロにリセットされる。超音波ミスト発生器20は超音波ミスト発生器20が浴水に満たされずに作動することを防止するため吸上モータ用のON/OFFスイッチ22bがオフのときはオン操作できないように構成されている。
図9に示されるように、吸上柱13は合成樹脂により筒状に成型され、下端面に浴水吸水口13aが設けられている。吸上柱13の後方中央部には配設手段としての第2吸盤24が吸面24aを後方に向けるように取り付けられている。吸上柱13の内部に吸上モータ収容部25が設けられている。浴水吸水口13aには毛髪、フケ等の不純物を取り除くための網状のフィルタ26が取り付けられている。フィルタ26は底面に通水孔13cを有する筒状のフィルタ支持体13bにより支持されている。フィルタ支持体13bは吸上柱13の下端部に螺着されている。
吸上モータ収容部25は吸上柱13の内周面に接するように卵型に成型され、下端部に浴水吸上口25aが形成されている。吸上モータ収容部25の前上部には吐出パイプ25bが一体形成されている。吐出パイプ25bの上端部には吐出口25cが設けられ、下端部の浴水吸上口25aと通水路25dを介し連通されている。吸上モータ収容部25の略中心部には回転軸を垂直方向にして吸上モータ14が収容されている。その回転軸の下端部において浴水吸上口25aを閉口するように且つ浴水吸上口25aと吐出口25cを繋ぐ通水路25d上において羽根車14aが取り付けられている。吐出口25cは循環装置本体12の吸水口12fと通水路としての役目を有する連結パイプ27を介し連結されている。
次に、本実施形態の浴水循環装置11の作用を説明する。
まず、収容ケース21に濾材29を収容し、収容ケース21を中央開口部12cより濾材収容部12hに装着する。右側開口部12dより入浴用組成物を充填部12jに適量充填する。浴水循環装置11は図11に示されるように循環装置本体12が浴槽上縁上28aの角部(隅部)及び吸上柱13が浴槽内の角部(隅部)にそれぞれ配設されることにより浴槽28に設置される。循環装置本体12の第1吸盤18が浴槽上縁上28a面及び吸上柱13の第2吸盤24が浴槽28内の壁面に吸い付くことにより浴水循環装置11は浴槽28に固定される。このとき、図6に示されるように循環装置本体12の第1吸盤18が取り付けられている板状可動部材19を支持板12gに対し前後方向に相対移動させることにより第1吸盤18の吸面18aが浴槽上縁上28a面に位置するよう調節する。
吸上柱13の浴水吸水口13aが浴水(浴湯)に満たされた状態で吸上モータ用のON/OFFスイッチ22bをオン操作することにより、吸上モータ14を稼動させる。そして羽根車14aの回転力により浴水が浴水吸上口25a内に吸い上げられる。
浴水はフィルタ26で毛髪等が濾過されながら吸上モータ収容部25の浴水吸上口25a、通水路25d及び吐出口25cを順次通過し、連結パイプ27を介して循環装置本体12の吸水口12fより循環装置本体12内に導入される。循環装置本体12内に導入された浴水は直接濾材収容部12h内に導入される。濾材収容部12h内に導入された浴水は収容ケース21のスリット21aから収容ケース21内に導入され、濾材29成分の溶出が行なわれた後、浴水吐出口12aの唇部12bから滝のように吐出されて浴槽28内に戻される。浴水吐出口12aから吐出される浴水は吸上モータ14により吸い上げられる浴水よりも少なく設定されている。そのため、循環装置本体12の吸水口12fから濾材収容部12h内に導入される浴水の一部は切欠部12mより通水部12nへ流入する。通水部12nに流入した浴水は充填部12jの通水口12pから充填部12j内に導入される。充填部12j内に導入された浴水は入浴用組成物を溶解した後、通水口12pより通水部12nへ拡散しながらマイナスイオン発生部12iの切欠部12qよりマイナスイオン発生部12i内に浸入される。マイナスイオン発生部12i内において浴水の上面が排水管23の上端部の高さに至ると浴水は排水管23の上端開口部23aより吸上柱13内に排水される。吸上柱13内に排出された浴水は再度浴水吸上口25a内から吸水・循環される。浴槽28内の浴水は浴水循環装置11内を上述の通水経路を通水されながら循環される。
次に蓋体15を開状態にするとともに吸上モータ用のON/OFFスイッチ22bをオンにした状態で、超音波ミスト発生器用のON/OFFスイッチ22cをオン操作する。すると、超音波ミスト発生器20が動作し、霧状(ミスト状)のマイナスイオンがマイナスイオン放出口12lより浴室内に放出される。
濾材用発光ダイオード22eは吸上モータ用のON/OFFスイッチ22bをオンにした状態で濾材29の取り替え時期になると発光される。つまり、記録手段が吸上モータ14の稼動時間をゼロからカウントするとともに、累積稼動時間を制御手段に出力する。そして、累積稼動時間が制御手段に予め設定されている数値以上になると制御手段は濾材用発光ダイオード22eに電気信号を出力し、濾材用発光ダイオード22eは発光される。その場合、使用者は濾材収容部12hから把持部21bを利用して収容ケース21を取り出し、収容ケース21内の濾材29を洗浄又は取り替える。濾材29が再充填された収容ケース21は濾材収容部12hに再装着される。その際、記録手段用リセットボタン22dを押すことにより記録手段に記録されている吸上モータ14の累積稼動時間数はゼロにリセットされるとともに濾材用発光ダイオード22eは消光される。
負荷検出手段は吸上モータ用のON/OFFスイッチ22bがオンの状態において吸上モータ14の負荷を電圧により検出しながら、制御手段に該検出値を出力する。例えば、浴水の上面が浴水吸水口13aの位置を下回り吸上モータ14にかかる負荷が低下することにより検出値が制御手段に予め設定されている値以下になると、制御手段は吸上モータ14を停止させる。
充電用電池17の出力が、制御手段に予め設定されている値以下になると電池用発光ダイオード22fが発光される。その場合、充電用電池17は循環装置本体12が浴槽上縁上28aに配設された状態で充電用電池装着部12eから取り外され、図示しない充電装置により充電される。再充電された充電用電池17が充電用電池装着部12eに取り付けられると電池用発光ダイオード22fは消光される。また、フィルタ26を交換・洗浄する場合においても、循環装置本体12が浴槽上縁上28aに配設された状態でフィルタ支持体13bを吸上柱13から取り外し、フィルタ26を交換・洗浄する。
本実施形態の浴水循環装置11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、吸上柱13が循環装置本体12の底面前部に取り付けられている。したがって、凹凸を有する浴壁等、浴壁の種類及び浴槽上縁の大きさにかかわらず容易に浴水循環装置11を浴室に設置することができる。また、浴槽上縁上28aの何れの場所にも配設させることができる。
(2)本実施形態では、循環装置本体12の下部及び吸上柱13の後部において浴水循環装置11を浴槽上縁上28a又は浴槽内面(浴槽近傍)に配置させるための配設手段としての第1吸盤18及び第2吸盤24をそれぞれ取り付けた。したがって、浴水循環装置11は浴槽上縁上28aにおいて安定且つ確実に配置・固定される。
(3)本実施形態では、浴水循環装置11は吸上柱13が循環装置本体12の底面前部に取り付けられるとともに循環装置本体12の左右方向の中央部から下方に延出されることにより、正面からの形状を略T字状に構成した。したがって、浴水循環装置11が浴槽上縁上28aの角部に配設された場合に循環装置本体12の左右端部が浴槽外方へ移動するため循環装置本体12が大きく浴槽28内に出っ張ることなく入浴時において浴水循環装置11が邪魔にならない。
(4)本実施形態では、第1吸盤18は循環装置本体12の底面後方端部よりさらに後方に延出される支持板12g及び該支持板12gに対して前後方向にスライド移動可能に支持される板状可動部材19により、循環装置本体12に対し取り付け位置を調節可能に構成される。したがって、浴槽の上縁の大きさ・形状に合わせ第1吸盤18の位置を最適位置に調節することにより、浴水循環装置11を一層安定且つ確実に浴槽上縁上28aに配設することができる。
(5)本実施形態では、循環装置本体12には吸上モータ14等を稼動させるための充電用電池17を装着する充電用電池装着部12eを備え、充電用電池装着部12eは循環装置本体12が浴槽上縁上28aに配置された状態で充電用電池17を着脱可能に構成した。したがって、配線コード等が入浴時に邪魔になる等の問題が生じない。また、電源との距離を考慮して浴水循環装置11の配置場所を検討する必要がない。また、充電用電池17を取り外す際に浴水循環装置11を移動・分解等する必要がなく、常に浴水循環装置11を安定状態に保つことができる。
(6)本実施形態では、循環装置本体12の背面上部に充電用電池装着部12eを設けるとともに第1吸盤18を支持板12g及び板状可動部材19を介し循環装置本体12に取り付けた。したがって、浴槽28と充電用電池17との距離を離すことにより漏電を防止することができる。
(7)本実施形態では、フィルタ26は底面に通水孔13cを有する筒状のフィルタ支持体13bにより支持され、フィルタ支持体13bは吸上柱13の下端部に螺着されている。したがって、フィルタ26を取り外す際に浴水循環装置11を移動・分解等する必要がなく、常に浴水循環装置11を安定状態に保つことができる。
(8)本実施形態では、浴水吐出口12aの唇部12bより浴水が滝のように吐出する。したがって、温泉気分等の癒し効果、リラクゼーション効果を視覚的・聴覚的に得ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・浴水循環装置11は濾材収容部12h、マイナスイオン発生部12i、充填部12jを省略して構成されてもよい。
・第1吸盤18及び第2吸盤24の取り付け個数は特に制限されない。
・上記実施形態では、配設手段として吸盤を使用した。しかしながら、配設手段は吸盤でなくてもよく、クランプ、粘着テープ、磁石、接着剤等を使用して浴水循環装置11を浴槽に固定してもよい。
・浴水循環装置11は全体形状を略T字状に構成した。しかしながら、浴水循環装置11の全体形状は略T字状でなくてもよく、円柱状、長方形状等であってもよい。
・上記実施形態では、吸上柱13を循環装置本体12の底面前部に取り付けた。しかしながら、吸上柱13の取り付け位置は底面前部に限定されるものではなく、循環装置本体12の前部に設ける構成であればよく、例えば吸上柱が循環装置本体12の前面下部から突出して下方に湾曲して延出される構成でもよい。
・循環装置本体12の軸方向に対する垂直断面を浴槽上縁上28aの角部に合わせ、くの字状に湾曲成形させてもよい。かかる構成によれば、浴壁との干渉、入浴時における衝突等が生じにくい。そのため一層安定に浴槽上縁上の角部に配設させることができる。
・浴水循環装置11は浴槽上縁上28aの角部に配置した。しかしながら、角部でなくてもよく、浴槽上縁上28aの何れに配置してもよい。また、浴槽に隣接する窓枠、棚等の浴槽上縁上近傍の平面部を利用して、浴水循環装置11を配置してもよい。
・上記実施形態では、配設手段としての第1吸盤18及び第2吸盤24を浴水循環装置11に取り付けた。しかしながら、第1吸盤18及び第2吸盤24を取り外し、循環装置本体12の底面(配設部)又は吸上柱13の背面(配設部)を直接浴槽上縁上28aに接触させることにより、浴水循環装置11を配設させてもよい。かかる構成にしても凹凸を有する浴壁等、浴壁の種類及び浴槽上縁の大きさにかかわらず容易に浴水循環装置11を設置させることができる。
・吸上柱13の後部から後方に伸びる水平板等の下面(配設部に相当)を浴槽上縁上28aに接触させることにより浴水循環装置11を配設させてもよい。
・吸上柱13の第2吸盤のみにより浴槽内面(浴槽上縁上近傍)に浴水循環装置11を配設させてもよい。
・吸上柱13は循環装置本体12に対し、軸方向に回動可能に取り付けられていてもよい。
・唇部を伸縮自在に構成してもよい。
・吸上モータ14は循環装置本体12に設けられてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記充電用電池の充電時期を知らせる報知手段を備えた浴水循環装置。従って、この(a)に記載の発明によれば、容易に充電時期を知ることができる。
(b)前記吸上柱を円筒形状にした浴水循環装置。この(b)に記載の発明によれば、浴水循環装置を浴槽上縁上の角部に配置した場合に、吸上柱外周面の曲面が浴槽内面の隅部の曲面に略一致するため浴水循環装を一層安定に角部に配置することができる。また、入浴時に吸上柱が浴槽内において邪魔になりにくい。
(c)前記循環装置本体を略筒状に構成した浴水循環装置。この(c)に記載の発明によれば、循環装置本体の一部が浴槽枠外へ出っ張りにくいため浴壁との干渉、入浴時における衝突等が生じにくい。そのため一層安定に浴槽上縁上の角部に配設させることができる。
本実施形態における浴水循環装置の斜視図。 本実施形態における浴水循環装置の正面図。 本実施形態における浴水循環装置の背面図。 本実施形態における浴水循環装置の平面図。 本実施形態における浴水循環装置の底面図。 本実施形態における浴水循環装置の左側面図。 本実施形態における蓋体を開けた状態における浴水循環装置の斜視図。 本実施形態における浴水循環装置の分解斜視図。 本実施形態における浴水循環装置のA−A断面図。 本実施形態における浴水循環装置の循環装置本体の上面を取り除いた場合における平面図。 本実施形態における浴水循環装置の使用状態を示す図。
符号の説明
11…浴水循環装置、12…循環装置本体、12a…浴水吐出口、12e…充電用電池装着部、13…吸上柱、13a…浴水吸水口、14…吸水手段としての吸上モータ、17…充電用電池、18…配設手段としての第1吸盤、19…板状可動部材、24…配設手段としての第2吸盤、28a…浴槽上縁上。

Claims (4)

  1. 浴水を吸水する吸水口が形成されている吸上柱及び該吸上柱を下部に備えてなり前記吸水口と通水路を介し連通される吐出口を設けてなる循環装置本体から構成され、前記吸上柱及び循環装置本体の少なくとも一方に吸水手段を備えてなる浴水循環装置において、
    前記吸上柱は前記循環装置本体の前部に設けられ、前記循環装置本体の下部又は吸上柱の後部には浴槽の上縁上又はその近傍に配設させるための配設部又は配設手段が設けられている浴水循環装置。
  2. 前記吸上柱が循環装置本体の左右方向の略中央部から下方に延出されることにより循環装置の全体形状を略T字状に構成した請求項1に記載の浴水循環装置。
  3. 前記配設手段は、前記循環装置本体又は吸上柱に対し取り付け位置を調節可能に構成した請求項1又は請求項2に記載の浴水循環装置。
  4. 前記循環装置本体は、前記吸水手段を稼動させるための充電用電池を装着する装着部を備え、該装着部は前記循環装置本体が浴槽の上縁上又はその近傍に配設された状態で充電用電池を着脱可能に構成されている請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載される浴水循環装置。
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