JP2006083848A - マイクロメンブレインポンプ - Google Patents

マイクロメンブレインポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2006083848A
JP2006083848A JP2005258721A JP2005258721A JP2006083848A JP 2006083848 A JP2006083848 A JP 2006083848A JP 2005258721 A JP2005258721 A JP 2005258721A JP 2005258721 A JP2005258721 A JP 2005258721A JP 2006083848 A JP2006083848 A JP 2006083848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inflow
fluid
chamber
outflow
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005258721A
Other languages
English (en)
Inventor
Young-Ki Hong
洪 英 基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006083848A publication Critical patent/JP2006083848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B43/04Pumps having electric drive
    • F04B43/043Micropumps
    • F04B43/046Micropumps with piezoelectric drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B45/00Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids
    • F04B45/04Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B45/047Pumps having electric drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/10Valves; Arrangement of valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/16Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/02Check valves with guided rigid valve members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2210/00Working fluid
    • F05B2210/10Kind or type
    • F05B2210/11Kind or type liquid, i.e. incompressible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2210/00Working fluid
    • F05B2210/10Kind or type
    • F05B2210/12Kind or type gaseous, i.e. compressible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2260/00Function
    • F05B2260/60Fluid transfer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S417/00Pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

【課題】 小型ながら効率よく、且つマイクロメンブレインポンプが設けられる小型電子機器における空間効率を極大化させるマイクロメンブレインポンプを提供する。
【解決手段】マイクロメンブレインポンプは、流体流入室および流体流出室から区切られたポンプハウジングと、流体流入室に応じた多数の中間流入開口および流体流出室に応じた多数の中間流出開口が形成されたバルブプレートと、中間流入開口および中間流出開口にそれぞれ設けられる流入チェックバルブおよび流出チェックバルブを備えたバルブ組立体と、バルブ組立体との間に所定のポンプチャンバーが形成されるべくポンプハウジングに設けられ、第1位置と第2位置との間に移動可能なメンブレインと、メンブレインを第1位置および第2位置のいずれかに位置するように駆動するアクチュエータとを含む。
【選択図】 図5

Description

本発明は、流体を移動させるポンプに関し、詳細にはマイクロメンブレインポンプに関する。
一般に、マイクロメンブレインポンプ(micro membrane pump)のような小型流体の移動装置はMEMS分野にて主に使用され、特に電子機器や部品に使われる。
このような小型電子機器や部品は、トランジスタの集積度が向上するにつれ内部から発生する熱が原因で電子部品の誤動作および部品の損傷を招くおそれがある。従って、係る電子部品に対する冷却問題は、小型電子部品を使用する電子機器において重要な問題となっている。さらに、携帯用電子機器の移動電源として燃料電池を使用する場合、化学反応のための酸素供給が必要とされる。
従来の小型電子機器や部品に使用される冷却装置や燃料電池の酸素供給のための空気供給装置は回転ファン内蔵方式であって、一定量の空気を小型電子機器や部品に供給したり、冷却ピンを外表面に取り付けて小型電子機器や部品の熱伝導または空気流れを促進して冷却する方式である。しかし、係る冷却装置や空気供給装置は、サイズおよび体積の増大化、ノイズ発生、冷却機能低下といった色々な問題を抱えているので、機器の小型化を求める小型電子機器や部品には適さない。これに対して、最近ではマイクロメンブレインポンプを採用することで小型化を図ることが行われている。図1および図2に、このようなマイクロメンブレインポンプに関する一例を示す。
図示したように、マイクロメンブレインポンプは、アクチュエータ40、メンブレイン30、流入チェックバルブ26と流出チェックバルブ28を含むバルブユニット20、流入チャネル17と流出チャネル18を備えるベースフレーム10、およびハウジング12を含む。流入チャネル17には流入チェックバルブ26が、流出チャネル18には流出チェックバルブ28がそれぞれ設けられている。係る構成のマイクロメンブレインポンプの動作につき図3および図4に基づいて詳説する。
図3は、アクチュエータ40によりメンブレイン30がA方向に向って働く場合であり、図4はアクチュエータ40によりメンブレイン30がB方向に働く場合マイクロメンブレインポンプの動作を示した図である。
図3および図4に基づいて説明すると、アクチュエータ40が駆動することによってアクチュエータ40と接着物質により結合されたメンブレイン30も上下振動する。図3に示したように、アクチュエータ40が矢印のA方向、即ちベースフレーム10の逆方向に振動する場合、メンブレイン30もA方向に移動する。すると、ポンプチャンバー50は体積が変わり内部の圧力が変化する。ポンプチャンバー50内部の圧力差により流入チェックバルブ26がオープンし、流体は流入チャネル17を介してポンプチャンバー50内に流入する。そして、図4に示したように、アクチュエータ40が矢印のB方向、即ち、ベースフレーム10方向に振動する場合に、メンブレイン30もB方向に移動する。すると、ポンプチャンバー50内の圧力変化により流出チェックバルブ28がオープンし、ポンプチャンバー50内の流体は流出チャネル18を介して流出する。なお、流入チェックバルブ26は、図3に示すような流体の流入時にはオープンするが、図4に示すような流体の流出時には閉じるため、流入チャネル17を介して流体が流出することはない。
しかしながら、前述したマイクロメンブレインポンプは、既存の流体移動装置に比べてそのサイズを減らし得るものの、単位時間当りの流体移動量は既存装置に比べて向上されるものではなく、効率面で向上されているとは言えない。従って、効率を高めるためには流入チャネル17および流出チャネル18の断面積を増やす必要があり、これによりメンブレイン30およびベースフレーム10の直径を増加する必要がある。このようにメンブレイン30およびベースフレーム10のサイズを増加する場合、小型化といった目的に適合しなくなる。さらに、前述のマイクロメンブレインポンプを小型電子機器に設けるとき、他の核心的な構成要素を先に配置した後、残りの空間に配置される、即ち、2次的に考慮される部品である。従って、流体の移動量を増加させるために前述したようにメンブレインおよびベースフレームの直径を増加するには一定の限界があるという問題を内包する。
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、小型ながらも効率よく、特にマイクロメンブレインポンプが設けられた小型電子機器における空間効率を極大化させることのできるマイクロメンブレインポンプを提供することにある。
前述の目的を達成するために本発明に係るマイクロメンブレインポンプは、流体流入室および流体流出室から区切られたポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに設けられ、前記流体流入室に応じた多数の中間流入開口および前記流体流出室に応じた多数の中間流出開口が形成されたバルブプレートと、前記中間流入/出開口にそれぞれ設けられる流入/出チェックバルブを備えたバルブ組立体と、前記バルブ組立体との間に所定のポンプチャンバーが形成されるべく前記ポンプハウジングに設けられ、第1位置と第2位置との間に移動可能なメンブレインと、前記メンブレインを第1位置および第2位置のいずれかに位置するように駆動するアクチュエータとを含むことを特徴とする。
さらに、前記中間流入開口および中間流出開口はそれぞれ一列に整列して設けることが好ましい。
さらに、前記中間流入開口および中間流出開口が互いに向かい合うよう対称に配置されていることが好ましい。
前記ポンプハウジングは、前記流体流入室への流体流入のための流入開口と、前記流体流出室からの流体排出のための流出開口と、前記流体流入室と流出室とを仕切る隔壁とを備えることを特徴とする。
さらに、前記流入開口および流出開口は、前記ポンプハウジングの一方の側面に並んで形成されるか、両方の側面に対向して形成されることが好ましい。
前記アクチュエータは、圧電駆動方式、静電駆動方式、電磁駆動方式のいずれかの方式により駆動することがよい。
本発明によるマイクロメンブレインポンプは、複数の中間流入/出開口およびこれに対応する流入/出チェックバルブを一列に整列してバルブプレートに設け、前記バルブプレートおよびポンプハウジング、メンブレインを一方長さ方向、即ち、1次元方向にのみ拡張することによって、単位時間当り流れる流体の流量を増加することができる。従って、既存の単位時間当りに流出入する流量を増大するために、ベースフレームおよびメンブレインの直径、即ち、2次元方向に拡張せずに済み、単位時間当り流れる流体の流量を増加することができて、マイクロメンブレインポンプが設けられる小型電子機器への空間効率を極大化することができる。
さらに、複数の中間流入/出チェックバルブを一列に整列して配置することによって、バルブの流動抵抗が減少し単位時間当り多量の流体を安定的に流動させることができる。
以下、添付の図面に基づいて本発明の好適な実施形態を詳述する。
図5ないし図7に基づいて説明すると、本発明の一実施の形態に係るマイクロメンブレインポンプ100は、ポンプハウジング110、バルブ組立体120、メンブレイン130、およびアクチュエータ140を含んでいる。
ポンプハウジング110はマイクロメンブレインポンプ100の外観をなし、外部の空気のような流体が流入され、これを排出する。ポンプハウジング110は四角フレームの形状を有し、一方向に長く形成される。ポンプハウジング110の内部には、ポンプハウジング110を横切って、流体流入室111および流体流出室113を区分付ける隔壁116が設けられている。ポンプハウジング110の長さ方向一方の端部には、外部の流体を流体流入室111に流入する流入開口112および流体流出室113からの流体排出のための流出開口114が並んで形成されている。本実施の形態では図示されてないが、流入開口112および流出開口114は互いに対称にポンプハウジング110の長さ方向両端部に形成することも可能である。流入開口112および流出開口114には、外部と流体を交換することのできる流体運送手段(図示せず)が連結されている。
バルブ組立体120は、ポンプハウジング110内に長手方向に長く設けられており、少なくとも1つの中間流入開口122および中間流出開口124が形成されるバルブプレート121、複数の流入チェックバルブ126、流出チェックバルブ128が形成される。
複数の中間流入開口122および中間流出開口124は、バルブプレート121の長手方向に一列に整列して形成されることが好ましい。さらに、中間流入開口122および中間流出開口124は、隔壁116を挟んで互いに向かい合うように対称に配置されることが好ましい。ポンプハウジング110の流入開口112を介して外部から流入する流体は、複数の中間流入開口122を介してポンプチャンバー150に入る。このポンプチャンバー150に流入した流体は、複数の中間流出開口124を介してポンプチャンバー150から抜け出し、ポンプハウジング110の流出開口114を介してポンプハウジング110の外部へ流出する。
各中間流入開口122には流入チェックバルブ126が設けられ、各中間流出開口124には流出チェックバルブ128が設けられる。従って、流入チェックバルブ126および流出チェックバルブ128は、中間流入開口122および中間流出開口124と同様にバルブプレート121に一列に整列され、且つ互いに対称に形成される。流入チェックバルブ126および流出チェックバルブ128は、流体が一定方向に流れるよう流体の出入を制御する。そして、流入チェックバルブ126および流出チェックバルブ128はフレキシブルな材質から形成されていることから、メンブレイン130の位置移動によるポンプチャンバー150の圧力変化により開閉される。バルブプレート121の中間流入開口122および中間流出開口124には溝部125が形成されており、この溝部125に流入チェックバルブ126および流出チェックバルブ128が収容されている。
このように、複数の中間流入開口122、中間流出開口124および流入チェックバルブ126、流出チェックバルブ128を一列にバルブ組立体120に設けて、バルブ組立体120およびポンプハウジング110、メンブレイン130を一方の長手方向、即ち、1次元方向にのみ拡張することによって、単位時間当りに流れる流量を増加することができる。既存の装置において単位時間当りに流出入する流量を増大させるためには、流出入チャネルの直径を増加しなければならず、これは結局、ベースフレーム10(図1参照)およびメンブレイン30(図1参照)の直径サイズ、即ち、2次元方向の拡張と繋がっていた。しかし、本発明によると、1次元方向にのみ拡張することによって単位時間当りに流れる流量を増加し、これからマイクロメンブレインポンプが設けられた小型電子機器の空間効率を極大化することができる。
さらに、複数の中間流入開口122、中間流出開口124および流入チェックバルブ126、流出チェックバルブ128を一列に整列配置することによって、バルブの流動抵抗を減少し、単位時間当り多量の流量を安定的に流動させることができる。
メンブレイン130はバルブ組立体120の上部に設けられ、ポンプハウジング110における両側の壁118の上端と結合される。メンブレイン130とバルブ組立体120との間にはポンプチャンバー150が形成される。メンブレイン130はアクチュエータ140の駆動により第1位置および第2位置の間を移動する。
アクチュエータ140は、メンブレイン130と結合してメンブレイン130を駆動するが、その駆動方式として圧電(piezoelectric)駆動方式、電磁(electromagnetic)駆動方式、静電(electrostatic)駆動方式といった駆動方式があり、本発明の実施形態では圧電(piezoelectric)駆動方式を使用した例について説明する。圧電駆動方式によると、アクチュエータ140は圧電物質からなり、上下部に電極が設けられる。
以下、図8および図9に基づいて、本発明の実施形態に係るマイクロメンブレインポンプ100の作動につき説明する。図8は、メンブレイン130が第1位置に位置する場合、図9は、メンブレイン130が第2位置に位置する場合のマイクロメンブレインポンプ100の動作を示す図である。
マイクロメンブレインポンプ100を作動させるための電圧が、アクチュエータ140に印加される。印加される電圧は交流電圧であって、交流電圧を加えることにより、圧電物質から構成されたアクチュエータ140が上下振動する。係る圧電物質は、一般に外部からの外力が加えられた場合に、加えられた外力、即ち機械的なエネルギーに対応する電気的エネルギー(ex:電圧)を発生し、反対に電気的エネルギーを圧電物質に加えることにより機械的エネルギーを発生する。この際、加えられた電気的エネルギーが交流電圧である場合には圧電物質は振動する性質を有する。
アクチュエータ140に交流電圧を印加するとアクチュエータ140は振動し、これと結合したメンブレイン130も第1位置および第2位置の間で上下振動する。
図8に示したように、アクチュエータ140が矢印のE方向に振動する場合について説明する。この場合、アクチュエータ140に連結されたメンブレイン130も矢印のE方向に上昇し第1位置に位置することとなる。このメンブレイン140の上昇に従ってポンプチャンバー150が拡張する。この時、バルブ組立体120の流入チェックバルブ126がオープンし、流出チェックバルブ128が閉じる。
即ち、メンブレイン130に及ぼす外力の変化により、ポンプチャンバー150は体積が大きくなり内部の圧力が小さくなる。このような圧力差によって流入チェックバルブ126はオープンする。ポンプハウジング110の流入開口112を介して外部から流入する流体は中間流入開口122を介してポンプチャンバー150を充填する。
一方、図9に示したように、アクチュエータ140が矢印のF方向に振動する場合につき説明する。この場合、アクチュエータ140に連結されたメンブレイン130も矢印のF方向に下降し第2位置に位置することになる。なお、バルブ組立体120の流出チェックバルブ128がオープンし、流入チェックバルブ126が閉じる。
即ち、メンブレイン130に及ぼす外力の変化によりポンプチャンバー150は体積の減少によって内部圧力が大きくなる。また、係る圧力差により流出チェックバルブ128がオープンする。従って、ポンプチャンバー150にある流体は中間流出開口124を介してポンプチャンバー150の外部に流出し、ポンプハウジング110の流出開口114を介してポンプハウジング110の外部へ流出する。
このような方式でアクチュエータ140の駆動によってメンブレイン130は上下移動し、例えば、電子機器の被冷却部品または燃料電池の空気供給部などのような流体の供給を必要とする部品に、空気などの一定量の流体を供給することで被冷却部品を冷却したり必要な所定空気を燃料電池の空気供給部に供給することができる。
以上、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
本発明に係るマイクロメンブレインポンプはMEMS分野にて多く使用され、特に小型電子機器や部品に用いられる。
従来技術に係るマイクロメンブレインポンプの分離斜視図である。 図1の組立断面図である。 従来のマイクロメンブレインポンプの作用を説明するための断面図である。 従来のマイクロメンブレインポンプの作用を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態に係るマイクロメンブレインポンプの分離斜視図である。 図5が組立てられた時のVI− VI線の断面図である。 図5が組立てられた時のVII− VII線の断面図である。 本発明に係るマイクロメンブレインポンプの作用を説明するための断面図である。 本発明に係るマイクロメンブレインポンプの作用を説明するための断面図である。
符号の説明
110 ポンプハウジング
112 流入開口
114 流出開口
116 隔壁
120 バルブ組立体
122 中間流入開口
124 中間流出開口
126 流入チェックバルブ
128 流出チェックバルブ
130 メンブレイン
140 アクチュエータ
150 ポンプチャンバー

Claims (8)

  1. 流体流入室および流体流出室から区切られたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに設けられ、前記流体流入室に応じた多数の中間流入開口および前記流体流出室に応じた多数の中間流出開口が形成されたバルブプレートと、前記中間流入/出開口にそれぞれ設けられる流入/出チェックバルブを備えたバルブ組立体と、
    前記バルブ組立体との間に所定のポンプチャンバーが形成されるべく前記ポンプハウジングに設けられ、第1位置と第2位置との間に移動可能なメンブレインと、
    前記メンブレインを第1位置および第2位置のいずれかに位置するように駆動するアクチュエータと、
    を含むことを特徴とするマイクロメンブレインポンプ。
  2. 前記ポンプハウジングは、四角フレーム状であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  3. 前記中間流入開口および中間流出開口はそれぞれ一列に整列して設けられることを特徴とする請求項1に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  4. 前記中間流入開口および中間流出開口が互いに向かい合うように対称に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  5. 前記ポンプハウジングは、
    前記流体流入室への流体流入のための流入開口と、
    前記流体流出室からの流体排出のための流出開口と、
    前記流体流入室と流体流出室とを仕切る隔壁と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  6. 前記流入開口および流出開口は、前記ポンプハウジングの一方の側面に並んで形成されることを特徴とする請求項5に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  7. 前記流入開口および流出開口は、前記ポンプハウジングの両方の側面に対向して形成されることを特徴とする請求項5に記載のマイクロメンブレインポンプ。
  8. 前記アクチュエータは、圧電駆動方式、静電駆動方式、電磁駆動方式のいずれかの方式により駆動することを特徴とする請求項1に記載のマイクロメンブレインポンプ。
JP2005258721A 2004-09-14 2005-09-07 マイクロメンブレインポンプ Pending JP2006083848A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020040073415A KR100582886B1 (ko) 2004-09-14 2004-09-14 마이크로 멤브레인 펌프

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006083848A true JP2006083848A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36162550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005258721A Pending JP2006083848A (ja) 2004-09-14 2005-09-07 マイクロメンブレインポンプ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2006083848A (ja)
KR (1) KR100582886B1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189810A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Ethicon Endo Surgery Inc Memsポンプを備えた自動調整バンドシステム
CN102094795A (zh) * 2011-03-04 2011-06-15 杜安山 一种自吸式压水设备
CN102913422A (zh) * 2012-10-18 2013-02-06 南京航空航天大学 阻流体阻流无阀压电泵
KR20150139355A (ko) * 2014-06-03 2015-12-11 한국과학기술원 중금속 이온 샘플 전처리용 미세 유체 칩 및 이를 이용하는 중금속 이온 샘플 전처리 장치와 방법
CN109162903A (zh) * 2018-09-20 2019-01-08 长春工业大学 一种新型圆板式浮动阀压电泵
CN110073196A (zh) * 2017-12-11 2019-07-30 霍尼韦尔国际公司 微型光学颗粒物传感器模块
CN111591038A (zh) * 2019-02-20 2020-08-28 东芝泰格有限公司 压电泵及液体喷出装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60195987U (ja) 1984-06-08 1985-12-27 株式会社三鈴エリー 圧電体振動子ポンプ
JPH0250080U (ja) * 1988-09-27 1990-04-06
JP3106264B2 (ja) * 1992-04-20 2000-11-06 本田技研工業株式会社 マイクロポンプ
CN100427759C (zh) * 2003-09-12 2008-10-22 清华大学 双压电梁驱动的膜片气泵

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189810A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Ethicon Endo Surgery Inc Memsポンプを備えた自動調整バンドシステム
CN102094795A (zh) * 2011-03-04 2011-06-15 杜安山 一种自吸式压水设备
CN102913422A (zh) * 2012-10-18 2013-02-06 南京航空航天大学 阻流体阻流无阀压电泵
KR20150139355A (ko) * 2014-06-03 2015-12-11 한국과학기술원 중금속 이온 샘플 전처리용 미세 유체 칩 및 이를 이용하는 중금속 이온 샘플 전처리 장치와 방법
KR101657760B1 (ko) 2014-06-03 2016-09-19 한국과학기술원 중금속 이온 샘플 전처리용 미세 유체 칩 및 이를 이용하는 중금속 이온 샘플 전처리 장치와 방법
CN110073196A (zh) * 2017-12-11 2019-07-30 霍尼韦尔国际公司 微型光学颗粒物传感器模块
CN109162903A (zh) * 2018-09-20 2019-01-08 长春工业大学 一种新型圆板式浮动阀压电泵
CN111591038A (zh) * 2019-02-20 2020-08-28 东芝泰格有限公司 压电泵及液体喷出装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060024610A (ko) 2006-03-17
KR100582886B1 (ko) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4057001B2 (ja) ダイヤフラムエアーポンプ
KR100594802B1 (ko) 다이어프램 에어펌프
JP2006083848A (ja) マイクロメンブレインポンプ
EP3328176B1 (en) Air-cooling heat dissipation device and system
EP1618306B1 (en) Gas flow generator
US8678787B2 (en) Piezoelectric micro-blower
JP4529915B2 (ja) 圧電ポンプおよびこれを用いた冷却装置
JP5012889B2 (ja) 圧電マイクロブロア
JP5237878B2 (ja) シンセティック・ジェット強化自然冷却用のシステムおよび方法
KR101275361B1 (ko) 압전 방식의 냉각 장치
JP4150739B2 (ja) サーマルアクチュエーションポンプ
JP2019065845A (ja) 流体システム
US20070065308A1 (en) Diaphragm pump and cooling system with the diaphragm pump
TW201447217A (zh) 電活性聚合物致動的氣流熱管理模組
JP4661023B2 (ja) 燃料電池用セパレータ、燃料電池装置及び電子応用装置
TWI679525B (zh) 熱管理系統及製造熱管理系統的方法
JP4778319B2 (ja) 圧電ファンおよびこれを用いた冷却装置、その駆動方法
JP2005229038A (ja) 液冷システム及びそれを備えた電子機器
KR101378594B1 (ko) 마이크로 펌프 및 이를 이용한 유동펌프, 수송펌프, 송풍기 및 디지탈 스피커
KR100829930B1 (ko) 압전펌프
JP4193848B2 (ja) 冷却装置および電子機器
JP2019052645A (ja) 気体輸送装置
CN111591442A (zh) 微型检测装置
Ehrlich et al. Characterization of Valveless Piezoelectrically-Actuated Micropumps with Novel Diffuser Elements
Wang Valveless pumping and mixing enhancement in acoustically featured microchannels

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080428

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080502

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080707

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080826