JP2006082460A - 印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷装置の構造を複雑化することなく、印刷に必要な色域を実現するのに好適な印刷支援システムを提供する。
【解決手段】 インクジェットプリンタ100は、印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出し、インクが表現可能な色域を示すインク色域情報に基づいて、算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示する。ユーザは、提示されたインクカートリッジをインクジェットプリンタ100に装着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、着色剤を使用して印刷を行うのを支援するシステム、装置およびプログラム、並びに方法に係り、特に、印刷装置の構造を複雑化することなく、印刷に必要な色域を実現するのに好適な印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法に関する。
従来、印刷物における色の再現性を向上させる技術としては、例えば、特許文献1記載のインクセット、特許文献2記載のインクセットおよび特許文献3記載のインク組成物が知られている。
特許文献1〜3記載の発明は、基本色となるCMYKの4色インクのほか、レッド、オレンジ、グリーンまたはバイオレット等の追加インクを用いることにより印刷装置が表現可能な色域を拡大するものである。これにより、印刷装置が表現可能な色域が広がるので、印刷に必要な色域を実現しやすくなり、色の再現性を向上することができる。
一方、複数のインクカートリッジを交換して印刷を行う技術としては、例えば、特許文献4記載のインクジェット式記録装置、特許文献5記載のプリントシステム、および特許文献6記載の印刷装置が知られている。
特許文献4記載の発明は、インクジェット式記録ヘッドのヘッド面に開口された複数のノズル開口からインク滴を吐出して印刷媒体上に着弾させることにより、印刷情報を記録するインクジェット式プリンタであって、記録ヘッドのヘッド面に複数のノズル開口を有するノズル列が形成されるとともに、ノズル列は、複数の記録ブロックに対応させて複数のノズル群に分割されている。各記録ブロックに対応させて色配置されたインクカートリッジがカートリッジホルダに装着され、インクカートリッジには、色情報が付されるとともにその色情報を検出するインクカートリッジ検出部が設けられている。
特許文献5記載の発明は、インクカートリッジとして、CMYの3色インクが入ったカラー印刷用カートリッジと、カラー印刷用カートリッジと同じサイズや構造をもつが、CMYの3色インクの代わりにKインクのみが入っている大容量モノクロ印刷専用カートリッジのいずれか一方を選択的に装着することができる。各カートリッジは、EEPROMを有し、そこにそのカートリッジのインク構成(CMYか、Kのみか)を示す色コードが記録されている。プリンタドライバは、印刷開始時などにカートリッジのEEPROMに記憶されている色コードを取得し、その色コードがCMYを示していればプリンタをカラープリンタとして制御し、その色コードがKのみを示していればプリンタを大容量モノクロ印刷専用プリンタとして制御する。
特許文献6記載の発明は、少なくとも1つの標準インクと、標準インクのなかのいずれかのインクと色相がほぼ同一で濃度が薄い第1淡インクとを含む利用可能な複数のインクのうち、第1淡インクをブラック系インクに交換することで、印刷性能の特徴の異なる別の種類の印刷を行う。
特開2004−155827号公報 特開2000−351928号公報 WO99/05230号公報 特開2001−130019号公報 特開2001−21962号公報 特開2004−9527号公報
しかしながら、特許文献1〜3記載の発明にあっては、印刷装置が表現可能な色域をさらに拡大しようとする場合は、さらに多数のインクを用意する必要がある。その場合、多数のインクカートリッジが装着可能となるように印刷装置を構成しなければならないが、そのように印刷装置を構成するのは構造が複雑となり現実的ではない。
また、特許文献4〜5記載の発明にあっては、単色のインクカートリッジとカラーのインクカートリッジをユーザが必要に応じて自己の判断で交換するだけのものであるため、印刷に必要な色域を実現するのは困難であった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、印刷装置の構造を複雑化することなく、印刷に必要な色域を実現するのに好適な印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の印刷支援システムは、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援システムであって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷色域算出手段により、印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出され、着色剤提示手段により、その算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤が提示される。
これにより、提示された着色剤を使用して印刷を行えば、従来に比して、印刷に必要な色域を実現しやすくなるという効果が得られる。また、着色剤を交換すればよいので、印刷装置に多数の着色剤保持手段を設けなくてすみ、印刷装置の構造が複雑にならないという効果も得られる。
ここで、着色剤を提示することには、着色剤の識別情報を提示することが含まれる。識別情報としては、例えば、着色剤を模式化した図、着色剤に関する情報のリンク先、または着色剤の名称、番号若しくはIDが考えられる。以下、発明14の印刷装置、発明18の印刷支援プログラム、および発明31の印刷支援方法において同じである。
また、提示とは、着色剤の識別情報を表示装置等で表示することのほか、着色剤の識別情報を印刷装置等で印刷すること、着色剤の識別情報を音声出力装置等で音声出力すること、および、ネットワークを介してユーザ端末と通信する場合は、着色剤の識別情報をユーザ端末に送信することも含まれる。したがって、提示には、少なくとも表示、印刷、音声出力および送信が含まれる。以下、発明14の印刷装置、発明18の印刷支援プログラム、および発明31の印刷支援方法において同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明9の印刷支援システムにおいて同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2の印刷支援システムは、発明1の印刷支援システムにおいて、
さらに、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段を備え、
前記着色剤提示手段は、前記印刷色域算出手段の算出結果および前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記複数の着色剤のうち印刷への使用を推奨するものを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤提示手段により、印刷色域算出手段の算出結果および着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の着色剤のうち印刷への使用を推奨するものが提示される。
これにより、着色剤情報に基づいて着色剤が提示されるので、印刷に必要な色域に適合した着色剤を提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
ここで、着色剤情報は、複数の着色剤からなる着色セットを単位として構成してもよいし、着色剤を単位として構成してもよい。前者の場合、1つの着色剤情報は、着色剤セットの各色若しくは混合色または特性に関する情報となり、後者の場合、1つの着色剤情報は、着色剤の色または特性に関する情報となる。もちろん、それぞれの単位で構成した着色剤情報が混在していてもよい。また、着色剤情報としては、例えば、1または複数の着色剤が表現可能な色域を示す着色剤色域情報、および着色剤の特性を示す着色剤特性情報が含まれる。以下、発明10の印刷支援システム、発明19および27の印刷支援プログラム、並びに発明32および40の印刷支援方法において同じである。
また、着色剤情報記憶手段は、着色剤情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、着色剤情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、着色剤情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって着色剤情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明10の印刷支援システムにおいて同じである。
〔発明3〕 さらに、発明3の印刷支援システムは、発明2の印刷支援システムにおいて、
前記着色剤提示手段は、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤提示手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせが提示される。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせが提示されるので、印刷に必要な色域に適合した着色剤またはその組み合わせを提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
ここで、着色剤提示手段は、着色剤情報が着色剤特性情報である場合は、例えば、着色剤情報に基づいて、各着色剤ごとにその着色剤が表現可能な色域を算出し、その算出結果に基づいて着色剤を提示することができる。以下、発明4、6および7の印刷支援システムにおいて同じである。
〔発明4〕 さらに、発明4の印刷支援システムは、発明2および3のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出手段を備え、
前記着色剤提示手段は、前記着色剤色域算出手段の算出結果に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤色域算出手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域が算出され、着色剤提示手段により、その算出結果に基づいて、印刷色域算出手段で算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせが提示される。
これにより、複数の着色剤を組み合わせた場合の色域を算出することができるので、印刷に必要な色域に適合した複数の着色剤またはその組み合わせを提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
〔発明5〕 さらに、発明5の印刷支援システムは、発明3および4のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段を備え、
前記着色剤提示手段は、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのうち残量が最も多いものを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤提示手段により、算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定されると、着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのうち残量が最も多いものが提示される。
これにより、残量が多い着色剤またはその組み合わせが優先的に使用されることが期待できるので、一部の着色剤だけが偏って使用される可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、利用度は、着色剤の利用度合いを示すものをいい、これには、着色剤の利用量、利用率、利用頻度その他利用度合いを示すものが含まれる。また、着色剤の利用量には、消耗量だけでなく残量も含まれる。以下、発明8および13の印刷支援システム、発明25および30の印刷支援プログラム、並びに発明38および43の印刷支援方法において同じである。
また、着色剤利用度情報記憶手段は、着色剤利用度情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、着色剤利用度情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、着色剤利用度情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって着色剤利用度情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明8および13の印刷支援システムにおいて同じである。
〔発明6〕 さらに、発明6の印刷支援システムは、発明2の印刷支援システムにおいて、
前記着色剤提示手段は、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤提示手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、着色剤が表現可能な色域が、算出された色域を覆う度合いが大きい順に着色剤またはその組み合わせが提示される。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが大きい順に着色剤または着色剤の組み合わせが提示されるので、印刷に必要な色域に適合した着色剤またはその組み合わせを優先的に提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7の印刷支援システムは、発明2および6のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出手段を備え、
前記着色剤提示手段は、前記着色剤色域算出手段の算出結果に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤色域算出手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域が算出され、着色剤提示手段により、その算出結果に基づいて、着色剤が表現可能な色域が、印刷色域算出手段で算出された色域を覆う度合いが大きい順に着色剤またはその組み合わせが提示される。
これにより、発明4の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8の印刷支援システムは、発明6および7のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段を備え、
前記着色剤提示手段は、前記着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、前記着色剤の残量が多い順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤提示手段により、着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、着色剤の残量が多い順に着色剤またはその組み合わせが提示される。
これにより、発明5の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明9〕 さらに、発明9の印刷支援システムは、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援システムであって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷色域算出手段により、印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出され、着色剤選択手段により、その算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤が選択される。
これにより、選択された着色剤を使用して印刷を行えば、従来に比して、印刷に必要な色域を実現しやすくなるという効果が得られる。また、着色剤を交換すればよいので、印刷装置に多数の着色剤保持手段を設けなくてすみ、印刷装置の構造が複雑にならないという効果も得られる。
〔発明10〕 さらに、発明10の印刷支援システムは、発明9の印刷支援システムにおいて、
さらに、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段を備え、
前記着色剤選択手段は、前記印刷色域算出手段の算出結果および前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記複数の着色剤のなかから印刷に使用するものを選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤選択手段により、印刷色域算出手段の算出結果および着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の着色剤のなかから印刷に使用するものが選択される。
これにより、着色剤情報に基づいて着色剤が選択されるので、印刷に必要な色域に適合した着色剤を選択することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
〔発明11〕 さらに、発明11の印刷支援システムは、発明10の印刷支援システムにおいて、
前記着色剤選択手段は、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤選択手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が選択される。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が選択されるので、印刷に必要な色域に適合した着色剤を選択することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなるという効果が得られる。
ここで、着色剤選択手段は、着色剤情報が着色剤特性情報である場合は、例えば、着色剤情報に基づいて、各着色剤ごとにその着色剤が表現可能な色域を算出し、その算出結果に基づいて着色剤を選択することができる。以下、発明12の印刷支援システムにおいて同じである。
〔発明12〕 さらに、発明12の印刷支援システムは、発明10および11のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出手段を備え、
前記着色剤選択手段は、前記着色剤色域算出手段の算出結果に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤色域算出手段により、着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域が算出され、着色剤選択手段により、その算出結果に基づいて、印刷色域算出手段で算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が選択される。
これにより、発明4の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明13〕 さらに、発明13の印刷支援システムは、発明11および12のいずれか1の印刷支援システムにおいて、
さらに、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段を備え、
前記着色剤選択手段は、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのなかから残量が最も多いものを選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、着色剤選択手段により、算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定されると、着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのなかから残量が最も多いものが選択される。
これにより、発明5の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明14〕 一方、上記目的を達成するために、発明14の印刷装置は、
着色剤を保持する着色剤保持手段と、印刷データに基づいて印刷制御を行う印刷制御手段とを備え、前記着色剤保持手段に保持された着色剤を使用して印刷を行う印刷装置であって、
前記印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷色域算出手段により、印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出され、着色剤提示手段により、その算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤が提示される。ユーザは、提示された着色剤を着色剤保持手段に供給すると、印刷制御手段により、その印刷データに基づいて、着色剤保持手段に保持された着色剤が使用されて印刷が行われる。
これにより、発明1の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
ここで、着色剤保持手段として、例えば、印刷装置がインクジェットプリンタやレーザプリンタのような場合は、着色剤を充填した着色剤カートリッジを装着可能なカートリッジホルダ、印刷装置が大型印刷機のような場合は、着色剤を貯留する着色剤貯留手段が含まれる。以下、発明15の印刷装置において同じである。
〔発明15〕 さらに、発明15の印刷装置は、
着色剤を保持する着色剤保持手段と、印刷データに基づいて印刷制御を行う印刷制御手段とを備え、前記着色剤保持手段に保持された着色剤を使用して印刷を行う印刷装置であって、
前記印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷色域算出手段により、印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出され、着色剤選択手段により、その算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤が選択される。そして、選択された着色剤が着色剤保持手段に供給すると、印刷制御手段により、その印刷データに基づいて、着色剤保持手段に保持された着色剤が使用されて印刷が行われる。
これにより、発明9の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16の印刷装置は、発明14および15のいずれか1の印刷装置において、
インクジェットプリンタであることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷制御手段により、着色剤としてのインクが吐出されて印刷が行われる。
〔発明17〕 さらに、発明17の印刷装置は、発明14および15のいずれか1の印刷装置において、
レーザプリンタであることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷制御手段により、着色剤としてのトナーがレーザにより転写されて印刷が行われる。
〔発明18〕 一方、上記目的を達成するために、発明18の印刷支援プログラムは、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援プログラムであって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19の印刷支援プログラムは、発明18の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤提示ステップは、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段の着色剤情報、および前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記複数の着色剤のうち印刷への使用を推奨するものを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明20〕 さらに、発明20の印刷支援プログラムは、発明19の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
ここで、着色剤提示ステップは、着色剤情報が着色剤特性情報である場合は、例えば、着色剤情報に基づいて、各着色剤ごとにその着色剤が表現可能な色域を算出し、その算出結果に基づいて着色剤を提示することができる。以下、発明21、23および24の印刷支援プログラム、並びに発明33、34、36および37の印刷支援方法において同じである。
〔発明21〕 さらに、発明21の印刷支援プログラムは、発明19および20のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明22〕 さらに、発明22の印刷支援プログラムは、発明20および21のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤提示ステップは、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのうち残量が最も多いものを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明23〕 さらに、発明23の印刷支援プログラムは、発明19の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明24〕 さらに、発明24の印刷支援プログラムは、発明19および23のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明25〕 さらに、発明25の印刷支援プログラムは、発明23および24のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤提示ステップは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、前記着色剤の残量が多い順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明8の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明26〕 さらに、発明26の印刷支援プログラムは、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援プログラムであって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明9の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明27〕 さらに、発明27の印刷支援プログラムは、発明26の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤選択ステップは、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段の着色剤情報、および前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記複数の着色剤のなかから印刷に使用するものを選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明10の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明28〕 さらに、発明28の印刷支援プログラムは、発明27の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤選択ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明11の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
ここで、着色剤選択ステップは、着色剤情報が着色剤特性情報である場合は、例えば、着色剤情報に基づいて、各着色剤ごとにその着色剤が表現可能な色域を算出し、その算出結果に基づいて着色剤を選択することができる。以下、発明29の印刷支援プログラム、並びに発明41および42の印刷支援方法において同じである。
〔発明29〕 さらに、発明29の印刷支援プログラムは、発明27および28のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記着色剤選択ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明12の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明30〕 さらに、発明30の印刷支援プログラムは、発明28および29のいずれか1の印刷支援プログラムにおいて、
前記着色剤選択ステップは、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのなかから残量が最も多いものを選択することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明13の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明31〕 一方、上記目的を達成するために、発明31の印刷支援方法は、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援方法であって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、発明1の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明32〕 さらに、発明32の印刷支援方法は、発明31の印刷支援方法において、
前記着色剤提示ステップは、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段の着色剤情報、および前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記複数の着色剤のうち印刷への使用を推奨するものを提示することを特徴とする。
これにより、発明2の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明33〕 さらに、発明33の印刷支援方法は、発明32の印刷支援方法において、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
これにより、発明3の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明34〕 さらに、発明34の印刷支援方法は、発明32および33のいずれか1の印刷支援方法において、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップを含み、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
これにより、発明4の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明35〕 さらに、発明35の印刷支援方法は、発明33および34のいずれか1の印刷支援方法において、
前記着色剤提示ステップは、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのうち残量が最も多いものを提示することを特徴とする。
これにより、発明5の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明36〕 さらに、発明36の印刷支援方法は、発明32の印刷支援方法において、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
これにより、発明6の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明37〕 さらに、発明37の印刷支援方法は、発明32および36のいずれか1の印刷支援方法において、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップを含み、
前記着色剤提示ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
これにより、発明7の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明38〕 さらに、発明38の印刷支援方法は、発明36および37のいずれか1の印刷支援方法において、
前記着色剤提示ステップは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、前記着色剤の残量が多い順に前記着色剤またはその組み合わせを提示することを特徴とする。
これにより、発明8の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明39〕 さらに、発明39の印刷支援方法は、
着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援方法であって、
印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、発明9の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明40〕 さらに、発明40の印刷支援方法は、発明39の印刷支援方法において、
前記着色剤選択ステップは、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段の着色剤情報、および前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記複数の着色剤のなかから印刷に使用するものを選択することを特徴とする。
これにより、発明10の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明41〕 さらに、発明41の印刷支援方法は、発明40の印刷支援方法において、
前記着色剤選択ステップは、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択することを特徴とする。
これにより、発明11の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明42〕 さらに、発明42の印刷支援方法は、発明40および41のいずれか1の印刷支援方法において、
さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出ステップを含み、
前記着色剤選択ステップは、前記着色剤色域算出ステップの算出結果に基づいて、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤を選択することを特徴とする。
これにより、発明12の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明43〕 さらに、発明43の印刷支援方法は、発明41および42のいずれか1の印刷支援方法において、
前記着色剤選択ステップは、前記印刷色域算出ステップで算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのなかから残量が最も多いものを選択することを特徴とする。
これにより、発明13の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明に係る印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法を、図1に示すように、ネットワークを介して利用されるインクジェットプリンタ100に適用したものである。
まず、本発明を適用するインクジェットプリンタ100の構成を図1を参照しながら説明する。
図1は、インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図1に示すように、インクカートリッジを着脱可能なカートリッジホルダ10と、カートリッジホルダ10から供給されるインクを使用して印刷用紙に印刷を行う印刷ヘッド12と、印刷用紙の送出方向に対して直交して設けられたガイドレール(不図示)上で印刷ヘッド12を移動させるヘッド駆動部14と、印刷データを受信する印刷データ受信部16と、印刷データ受信部16で受信した印刷データに基づいて印刷ヘッド12およびヘッド駆動部14を制御する印刷制御部18とを有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、複数のインクカートリッジのそれぞれについてそのインクが表現可能な色域を示すインク色域情報を記憶するインク色域情報記憶部20と、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部22と、印刷データ受信部16で受信した印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出部24と、印刷色域算出部24の算出結果およびインク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて印刷への使用を推奨するインクカートリッジを表示部22に提示するインクカートリッジ提示部26とを有して構成されている。
印刷データとしては、任意の形式のデータを採用することができる。例えば、ビットマップ形式の画像データ、画像データをデータ圧縮したJPEG(Joint Photographic coding Experts Group)形式の圧縮画像データ、またはPDF(Portable Document Format)やPostScript形式のような文書データでもよいし、その他、アプリケーションソフトやインクジェットプリンタ100に依存する独自の形式でもよい。
また、印刷データには、その印刷データによって出力されるべき絶対色を記述したカラープロファイルが付加されている。ここで、絶対色とは、CIE L*a*b*表色系における色度値のように、観察者によって知覚される色を示す。これに対し、RGB表色系やCMYK表色系による色表現は、その値によってデバイスが出力する色がデバイスに依存するため、デバイス依存色という。
カラープロファイルは、デバイス依存色で記述された印刷データにおいて各画素の色を示す画素値(RGB値やCMYK値)と、実際に出力される際に表わされる絶対色との対応関係を記述したデータである。このように、絶対色を用いることで、印刷に必要な色域を正確に把握することができる。なお、カラープロファイルは、絶対色で記述することが望ましいが、デバイス依存色その他の色系で記述することもできる。
印刷データがデバイス依存色で記述されており、カラープロファイルも付加されていない場合は、カラープロファイルを仮定することによって印刷に必要な色域を把握することができる。例えば、一般的なPCでの作業は、ほとんどがsRGBで規定されるカラープロファイルに従って行われているので、既定値としてsRGBのカラープロファイルを用いるとか、印刷用のCMYKデータでは、各国で標準的なカラープロファイルが用いられている(米国のSWOP、欧州のEuroColor、日本の雑誌広告協会基準色など)ので、それぞれの地域やユーザ環境によって適切なカラープロファイルを使用することができる。
図2は、色域をxy色度図で示すグラフである。
本実施の形態では、便宜上、色域を示すのにxy色度図を用いるが、実際には、XYZ表色系やCIE L*a*b*表色系といった3次元の色空間で処理することが望ましい。
図2において、二点鎖線で囲われた領域50は、一般的に人間が識別可能とされる色域である。また、一点鎖線で囲われた領域52は、CMYKの4色インクが表現可能な色域を示している。また、点線で囲われた領域54は、sRGB規格で表現可能な色域、すなわち、一般的なPCの表示装置で表示可能な色域を示す。また、実線で囲われた領域56は、CMYK、レッドおよびブルーの6色インクが表現可能な色域を示している。このように、各種の規格や出力方法によって表現可能な色域は異なる。
インク色域情報記憶部20は、各インクカートリッジごとにインク色域情報を記憶している。例えば、CMYKの4色インクをそれぞれ充填したインクカートリッジ(以下、単に「4色インクカートリッジ」という。)のインク色域情報は、それら4色インクが表現可能な色域を示し、CMYK、レッドおよびブルーの6色をそれぞれ充填したインクカートリッジ(以下、単に「6色インクカートリッジ」という。)のインク色域情報は、それら6色インクが表現可能な色域を示すものである。この記憶の形式もCIE L*a*b*表色系やLuv表色系のような絶対色の指標や、デバイス依存色とカラープロファイルによる記述等が可能であるが、処理の負荷や表現可能な色域を考慮した場合、インク色域情報は、インクジェットプリンタ100の処理表色系(以下、単に「処理表色系」という。)と同様の表色系であることが望ましい。
印刷色域算出部24は、印刷データに基づいて印刷に必要な色域を解析する。この解析は、印刷データの表色系を処理表色系に変換する処理、および、印刷データがデバイス依存色で記述されている場合には、カラープロファイルを参照して、印刷データのデバイス依存色を処理表色系の色に変換する処理を含む。
例えば、印刷データが絶対色の指標であるCIE L*a*b*表色系で記述され、かつ、処理表色系もCIE L*a*b*表色系である場合は、CIE L*a*b*表色系において印刷に必要な色域を算出する。
また、印刷データが絶対色の指標であるLuv表色系で記述され、かつ、処理表色系がCIE L*a*b*表色系である場合は、印刷データのLuv値をCIE L*a*b*値に変換することによりCIE L*a*b*表色系において印刷に必要な色域を算出する。なお、Luv表色系からCIE L*a*b*表色系への変換は、公式に定義されている。
また、印刷データがデバイス依存色であるRGB表色系で記述され、かつ、処理表色系がCIE L*a*b*表色系である場合は、カラープロファイルがsRGBと指定されていれば、カラープロファイルを参照して、印刷データのRGB値をCIE L*a*b*値に変換することによりCIE L*a*b*表色系において印刷に必要な色域を算出する。なお、RGB表色系からCIE L*a*b*表色系への変換は、公式に定義されている。
これにより、印刷データが、例えば、図2のxy色度図においてどの範囲の色が必要か判定することができる。
インクカートリッジ提示部26は、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを表示部22に提示する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、ユーザは、自己のPCにおいて、インクジェットプリンタ100に印刷データを送信する。
インクジェットプリンタ100では、印刷データ受信部16で印刷データを受信すると、印刷色域算出部24により、受信した印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出される。そして、インクカートリッジ提示部26により、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、算出された色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが表示部22に提示される。例えば、印刷データがsRGBの色域を必要とし、インクジェットプリンタ100において、4色インクカートリッジおよび6色インクカートリッジの2種類が装着可能である場合は、sRGBの色域を覆う度合いが最も大きい(sRGBの色域をカバーできない面積がもっとも少ない)色域が判定される。図2の例では、色域52よりも色域56の方が色域52を覆う度合いが大きいので、6色インクカートリッジを使用すべきことが提示される。
次に、ユーザは、提示された6色インクカートリッジをカートリッジホルダ10に装着する。
インクジェットプリンタ100では、カートリッジホルダ10にインクカートリッジが装着されると、印刷制御部18により、受信した印刷データに基づいて印刷ヘッド12およびヘッド駆動部14が制御される。その結果、6色インクカートリッジのインクが使用されて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出し、その算出結果およびインク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、複数のインクカートリッジのうち印刷への使用を推奨するものを表示部22に提示するようになっている。
これにより、従来に比して、印刷に必要な色域を実現しやすくなる。また、インクカートリッジを交換すればよいので、インクジェットプリンタ100に多数のカートリッジホルダ10を設けなくてすみ、インクジェットプリンタ100の構造が複雑にならない。
さらに、本実施の形態では、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示するようになっている。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが提示されるので、印刷に必要な色域に適合したインクカートリッジを提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなる。
上記第1の実施の形態において、インクジェットプリンタ100は、発明14または16の印刷装置に対応し、カートリッジホルダ10は、発明14の着色剤保持手段に対応し、印刷制御部18は、発明14の印刷制御手段に対応し、インク色域情報記憶部20は、発明2、3、19、20、32または33の着色剤情報記憶手段に対応している。また、印刷色域算出部24は、発明1ないし3または14の印刷色域算出手段に対応し、インクカートリッジ提示部26は、発明1ないし3または14の着色剤提示手段に対応し、インクは、発明1ないし3、14、18ないし20、31ないし33の着色剤に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、インク色域情報は、発明2、3、19、20、32または33の着色剤情報に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図3および図4は、本発明に係る印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法を、図3に示すように、ネットワークを介して利用されるインクジェットプリンタ100に適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、複数のインクカートリッジのなかからいずれかを選択し、選択したインクカートリッジを使用して印刷を行う点にある。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用するインクジェットプリンタ100の構成を図3を参照しながら説明する。
図3は、インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図3に示すように、4色インクカートリッジを着脱可能なカートリッジホルダ10a〜10dと、RGBの各色のインクカートリッジをそれぞれ着脱可能なカートリッジホルダ10e〜10gとを有して構成されている。以下、RGBの各色のインクカートリッジを、それぞれ「Rインクカートリッジ」、「Gインクカートリッジ」および「Bインクカートリッジ」という。
インクジェットプリンタ100は、さらに、印刷ヘッド12、ヘッド駆動部14、印刷データ受信部16、印刷制御部18、インク色域情報記憶部20および印刷色域算出部24のほか、カートリッジホルダ10e〜10gからのインク流路のいずれか1つを印刷ヘッド12に接続する切換制御バルブ32を有して構成されている。
印刷ヘッド12は、カートリッジホルダ10a〜10dからの各インク流路と、切換制御バルブ32からのインク流路とそれぞれ接続し、カートリッジホルダ10a〜10dおよび切換制御バルブ32から供給されるインクをそれぞれ使用して印刷用紙に印刷を行う。
インク色域情報記憶部20には、4色インクカートリッジに対応してCMYKの4色インクが表現可能な色域を示すインク色域情報と、Rインクカートリッジに対応してレッド(R)の1色インクが表現可能な色域を示すインク色域情報と、Gインクカートリッジに対応してグリーン(G)の1色インクが表現可能な色域を示すインク色域情報と、Bインクカートリッジに対応してブルー(B)の1色インクが表現可能な色域を示すインク色域情報とが記憶されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて複数のインクカートリッジのインクが表現可能な色域を算出するインク色域算出部28と、インク色域算出部28の算出結果に基づいてインクカートリッジを選択するインクカートリッジ選択部30とを有して構成されている。
インク色域算出部28は、RGBの各色ごとに、CMYKの4色インクが表現可能な色域と、その色の1色インクが表現可能な色域とからそれら5色インクが表現可能な色域を算出する。
図4は、色域をxy色度図で示すグラフである。
図4において、二点鎖線で囲われた領域50は、一般的に人間が識別可能とされる色域である。また、一点鎖線で囲われた領域52は、CMYKの4色インクが表現可能な色域を示している。また、グラフ左方の斜線で囲まれた領域58は、Rの1色インクが表現可能な色域を、グラフ上方の斜線で囲まれた領域60は、Gの1色インクが表現可能な色域を、グラフ下方の斜線で囲まれた領域62は、Bの1色インクが表現可能な色域をそれぞれ示している。
インク色域算出部28で算出する色域は、CMYKRの5色インクが表現可能な色域、CMYKGの5色インクが表現可能な色域、およびCMYKBの5色インクが表現可能な色域の3つである。例えば、CMYKRの5色インクについては、CMYKの4色インクが表現可能な色域52に、Rの1色インクが表現可能な色域58を加えることにより、それら5色インクが表現可能な色域を算出する。
インクカートリッジ選択部30は、インク色域算出部28の算出結果に基づいて、Rインクカートリッジ、GインクカートリッジおよびBインクカートリッジのなかから、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを選択する。
切換制御バルブ32は、カートリッジホルダ10e〜10gのうちインクカートリッジ選択部30で選択したインクカートリッジに対応するもののインク流路を印刷ヘッド12に接続する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、ユーザは、自己のPCにおいて、インクジェットプリンタ100に印刷データを送信する。
インクジェットプリンタ100では、印刷データ受信部16で印刷データを受信すると、印刷色域算出部24により、受信した印刷データに基づいて印刷に必要な色域が算出される。また、インク色域算出部28により、RGBの各色ごとに、CMYKの4色インクが表現可能な色域と、その色の1色インクが表現可能な色域とからそれら5色インクが表現可能な色域が算出される。そして、インクカートリッジ選択部30により、インク色域算出部28の算出結果に基づいて、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが選択される。例えば、図2において、印刷に必要な色域が実線で囲われた領域64であるとする。この場合、印刷に必要な色域64と、CMYKRの5色インクが表現可能な色域(52+58)、CMYKGの5色インクが表現可能な色域(52+60)およびCMYKBの5色インクが表現可能な色域(52+62)とをそれぞれ比較すると、色域(52+58)が色域64を覆う度合いが最も大きいので、Rインクカートリッジが選択される。
Rインクカートリッジが選択されると、切換制御バルブ32により、カートリッジホルダ10eからのインク流路が印刷ヘッド12に接続される。そして、印刷制御部18により、受信した印刷データに基づいて印刷ヘッド12およびヘッド駆動部14が制御される。その結果、CMYKRの5色インクが使用されて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出し、その算出結果およびインク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、複数のインクカートリッジのなかから印刷に使用するものを選択するようになっている。
これにより、従来に比して、印刷に必要な色域を実現しやすくなる。
さらに、本実施の形態では、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを選択するようになっている。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが選択されるので、印刷に必要な色域に適合したインクカートリッジを選択することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなる。
さらに、本実施の形態では、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、RGBの各色ごとに、CMYKの4色インクが表現可能な色域と、その色の1色インクが表現可能な色域とからそれら5色インクが表現可能な色域を算出するようになっている。
これにより、複数のインクカートリッジを組み合わせた場合の色域を算出することができるので、印刷に必要な色域に適合した複数のインクカートリッジを選択することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなる。
上記第2の実施の形態において、インクジェットプリンタ100は、発明15または16の印刷装置に対応し、カートリッジホルダ10a〜10gは、発明15の着色剤保持手段に対応し、印刷制御部18は、発明15の印刷制御手段に対応し、インク色域情報記憶部20は、発明10ないし12、27ないし29、40ないし42の着色剤情報記憶手段に対応している。また、印刷色域算出部24は、発明9ないし12または15の印刷色域算出手段に対応し、インク色域算出部28は、発明12の着色剤色域算出手段に対応し、インクカートリッジ選択部30は、発明9ないし12または15の着色剤選択手段に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、インクは、発明9ないし12、15、26ないし29、39ないし42の着色剤に対応し、インク色域情報は、発明10ないし12、27ないし29、40ないし42の着色剤情報に対応している。
なお、上記第1の実施の形態においては、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示するように構成したが、これに限らず、インクカートリッジのインクが表現可能な色域が、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示するように構成することもできる。具体的には、例えば、図5のように構成することができる。
図5は、インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図5に示すように、カートリッジホルダ10、印刷ヘッド12、ヘッド駆動部14、印刷データ受信部16、印刷制御部18、インク色域情報記憶部20および表示部22を有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、印刷色域算出部24の算出結果およびインク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて印刷への使用を推奨する複数のインクカートリッジを表示部22に提示するインクカートリッジ提示部34と、インクカートリッジ提示部34で提示されたインクカートリッジのなかからいずれかの選択を入力するインクカートリッジ入力部36とを有して構成されている。
インクカートリッジ提示部34は、インク色域情報記憶部20のインク色域情報に基づいて、インクカートリッジのインクが表現可能な色域が、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示する。上記第1の実施の形態の動作と同様の例では、4色インクカートリッジが1番目に、6色インクカートリッジが2番目に提示される。
これにより、印刷に必要な色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジが提示されるので、印刷に必要な色域に適合したインクを優先的に提示することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなる。
なお、図5の構成は、上記第2の実施の形態にも同様に適用することができる。すなわち、インクカートリッジのインクが表現可能な色域が、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示し、インクカートリッジ入力部36によりユーザに選択されたインクカートリッジを使用して印刷を行う。
この場合において、インク色域情報記憶部20は、発明6、23または36の着色剤情報記憶手段に対応し、印刷色域算出部24は、発明6の印刷色域算出手段に対応し、インクカートリッジ提示部34は、発明6の着色剤提示手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態においては、提示された1つのインクカートリッジのインクを使用して印刷を行うように行うように構成したが、これに限らず、上記第2の実施の形態のように、複数のインクカートリッジのインクを使用して印刷を行うように構成することもできる。例えば、4色インクカートリッジと、RGBの各色のうちいずれかのインクカートリッジとを利用する場合、RGBの各色ごとに、CMYKの4色インクが表現可能な色域と、その色の1色インクが表現可能な色域とからそれら5色インクが表現可能な色域を算出するインク色域算出部を設け、インク色域算出部の算出結果に基づいて、算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示する。
これにより、複数のインクカートリッジを組み合わせた場合の色域を算出することができるので、印刷に必要な色域に適合した複数のインクカートリッジを選択することができる。したがって、印刷に必要な色域をさらに実現しやすくなる。
なお、このような構成は、色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示する構成にも同様に適用することができる。
この場合において、インク色域情報記憶部20は、発明4、7、21、24、34または37の着色剤情報記憶手段に対応し、印刷色域算出部24は、発明4または7の印刷色域算出手段に対応し、インクカートリッジ提示部26,34は、発明4または7の着色剤提示手段に対応している。また、インク色域算出部は、発明4または7の着色剤色域算出手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態においては、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示するように構成したが、色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが複数存在するときは、インクの残量に基づいてインクカートリッジを提示するように構成することもできる。具体的には、各インクカートリッジごとにそのインクの残量を示すインク残量情報を記憶するインク残量情報記憶部を設け、色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが複数存在すると判定したときは、インク残量情報記憶部のインク残量情報に基づいて、それらインクカートリッジのうちインクの残量が最も多いものを提示する。
例えば、図4に示すように、CMYKRGの6色インクが表現可能な色域(52+58+60)と、CMYKRBの6色インクが表現可能な色域(52+58+62)はいずれも、印刷に必要な色域64を含んでいる。ここで、CMYKRGのインクカートリッジおよびCMYKRBのインクカートリッジの2種類が使用可能である場合は、それぞれのインクカートリッジのインク残量(各色のインク残量の合計や平均)が多い方のインクカートリッジを提示する。
これにより、インクの残量が多いインクカートリッジが優先的に使用されることが期待できるので、一部のインクカートリッジだけが偏って使用される可能性を低減することができる。
なお、このような構成は、上記第2の実施の形態および色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示する構成にも同様に適用することができる。第2の実施の形態の場合は、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジが複数存在すると判定したときは、インク残量情報記憶部のインク残量情報に基づいて、それらインクカートリッジのうちインクの残量が最も多いものを選択し、選択したインクカートリッジを使用して印刷を行う。後者の構成の場合は、インク残量情報記憶部のインク残量情報に基づいて、印刷色域算出部24で算出した色域を覆う度合いが大きい順でかつインクの残量の多い順にインクカートリッジを提示する。
この場合において、インク残量情報は、発明5、8、13、22、25、30、35、38または43の着色剤利用度情報に対応し、インク残量情報記憶部は、発明5、8、13、22、25、30、35、38または43の着色剤利用度情報記憶手段に対応している。また、印刷色域算出部24は、発明5または13の印刷色域算出手段に対応し、インクカートリッジ提示部26,34は、発明5または8の着色剤提示手段に対応し、インクカートリッジ選択部30は、発明13の着色剤選択手段に対応している。
その他、インクカートリッジの絞り込み方法としては、例えば、所定の規則に従ってそれらインクカートリッジのうちいずれかを提示する。例えば、使用できるインクカートリッジがCMYKRBまたはCMYKLcLm(淡シアン、淡マゼンタ)で、印刷に必要な色域がCMYKの4色インクが表現可能な色域で足りる場合は、CMYKLcLmのインクカートリッジを選択する規則を持っている(プログラムとしてそうなっているか、プログラムと別に規則テーブルを持つ方法が考えられる)。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、インクが表現可能な色域と印刷に必要な色域をxy色度図上で平面的に比較する概念を説明したが、これに限らず、実際には、CIE L*a*b*表色系のような3次元の色空間において、両者の色域を比較する処理が望ましい。
また、上記第2の実施の形態においては、切換制御バルブ32によりインク流路を切り換えるように構成したが、これに限らず、例えば、インクカートリッジをロボットハンドによって交換するような構成も考えられる。
また、上記第1の実施の形態においては、インクカートリッジを表示部22に提示するように構成したが、これに限らず、例えば、プリンタドライバを介してPCのディスプレイに表示する方法等が考えられる。また、具体的に図2のような色度図を表示し、ユーザに選択の判断を促すことも可能である。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、インクが表現可能な色域を示すインク色域情報に基づいて、色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示するように構成したが、これに限らず、インク色域情報は必ずしも用いなくてよい。具体的には、インクの特性(分光反射率特性等)を示すインク特性情報に基づいて、各インクカートリッジごとにそのインクが表現可能な色域を算出し、その算出結果に基づいて、色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能なインクを有するインクカートリッジを提示する。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る印刷支援システム、印刷装置および印刷支援プログラム、並びに印刷支援方法をインクジェットプリンタ100に適用したが、これに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であらゆる場合に適用することができる。
第1に、インクジェットプリンタ100単体で構成するに限らず、PCとインクジェットプリンタ100を通信可能に接続したネットワークシステムとして構成することができる。具体的には、例えば、図6のように構成することができる。
図6は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示す機能ブロック図である。
ネットワーク199には、図6に示すように、インクジェットプリンタ100と、ユーザの利用に供するPC200とが接続されている。
PC200は、印刷データを生成する印刷データ生成部38と、印刷データ生成部38で生成した印刷データをインクジェットプリンタ100に送信する印刷データ送信部40と、印刷データ生成部38で生成した印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出部24とを有して構成されている。
PC200は、さらに、インク色域情報記憶部20、表示部22およびインクカートリッジ提示部26を有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、カートリッジホルダ10、印刷ヘッド12、ヘッド駆動部14、印刷データ受信部16および印刷制御部18を有して構成されている。
なお、図6の構成は、上記第2の実施の形態および色域を覆う度合いが大きい順にインクカートリッジを提示する構成にも同様に適用することができる。
第2に、インクジェットプリンタ100に限らず、レーザプリンタ、オフセット印刷機等の大型の印刷機、その他の印刷装置にも適用することができる。
第3に、ネットワークを介して利用されるインクジェットプリンタ100に限らず、PCと専用のプリンタケーブルで接続されるプリンタにも適用することができる。
インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。 色域をxy色度図で示すグラフである。 インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。 色域をxy色度図で示すグラフである。 インクジェットプリンタ100の構成を示す機能ブロック図である。 本発明を適用するネットワークシステムの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100…インクジェットプリンタ, 10,10a〜10g…カートリッジホルダ, 12…印刷ヘッド, 14…ヘッド駆動部, 16…印刷データ受信部, 18…印刷制御部, 20…インク色域情報記憶部, 22…表示部, 24…印刷色域算出部, 26,34…インクカートリッジ提示部, 28…インク色域算出部, 30…インクカートリッジ選択部, 32…切換制御バルブ, 36…インクカートリッジ入力部, 38…印刷データ生成部, 40…印刷データ送信部, 50〜64…色域, 199…ネットワーク

Claims (15)

  1. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援システムであって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
    前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示手段とを備えることを特徴とする印刷支援システム。
  2. 請求項1において、
    さらに、複数の前記着色剤についてそれら色または特性に関する着色剤情報を記憶する着色剤情報記憶手段を備え、
    前記着色剤提示手段は、前記印刷色域算出手段の算出結果および前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記複数の着色剤のうち印刷への使用を推奨するものを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  3. 請求項2において、
    前記着色剤提示手段は、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  4. 請求項2および3のいずれか1項において、
    さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出手段を備え、
    前記着色剤提示手段は、前記着色剤色域算出手段の算出結果に基づいて、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  5. 請求項3および4のいずれか1項において、
    さらに、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段を備え、
    前記着色剤提示手段は、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが最も大きい色域を表現可能な着色剤が複数存在すると判定したときは、前記着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、それら着色剤または複数の着色剤の組み合わせのうち残量が最も多いものを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  6. 請求項2において、
    前記着色剤提示手段は、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  7. 請求項2および6のいずれか1項において、
    さらに、前記着色剤情報記憶手段の着色剤情報に基づいて、複数の前記着色剤がそれぞれ表現可能な色域からそれら着色剤の混合色が表現可能な色域を算出する着色剤色域算出手段を備え、
    前記着色剤提示手段は、前記着色剤色域算出手段の算出結果に基づいて、前記着色剤が表現可能な色域が、前記印刷色域算出手段で算出した色域を覆う度合いが大きい順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  8. 請求項6および7のいずれか1項において、
    さらに、前記各着色剤ごとにその利用度を示す着色剤利用度情報を記憶する着色剤利用度情報記憶手段を備え、
    前記着色剤提示手段は、前記着色剤利用度情報記憶手段の着色剤利用度情報に基づいて、前記着色剤の残量が多い順に前記着色剤またはその組み合わせを提示するようになっていることを特徴とする印刷支援システム。
  9. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援システムであって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
    前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択手段とを備えることを特徴とする印刷支援システム。
  10. 着色剤を保持する着色剤保持手段と、印刷データに基づいて印刷制御を行う印刷制御手段とを備え、前記着色剤保持手段に保持された着色剤を使用して印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
    前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  11. 着色剤を保持する着色剤保持手段と、印刷データに基づいて印刷制御を行う印刷制御手段とを備え、前記着色剤保持手段に保持された着色剤を使用して印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出手段と、
    前記印刷色域算出手段の算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  12. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援プログラムであって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
    前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする印刷支援プログラム。
  13. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援プログラムであって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
    前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする印刷支援プログラム。
  14. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援方法であって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
    前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷への使用を推奨する着色剤を提示する着色剤提示ステップとを含むことを特徴とする印刷支援方法。
  15. 着色剤を使用して印刷を行うのを支援する印刷支援方法であって、
    印刷データに基づいて印刷に必要な色域を算出する印刷色域算出ステップと、
    前記印刷色域算出ステップの算出結果に基づいて、印刷に使用する着色剤を選択する着色剤選択ステップとを含むことを特徴とする印刷支援方法。
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