JP2006074304A - 情報通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者が支払う通信コストを下げることができる「情報通信システム」を提供すること。
【解決手段】 ナビゲーション装置100は、携帯電話を用いてサービスセンタ200の特定の電話番号に発呼して回線接続前に回線切断を行う。サービスセンタ200は、ナビゲーション装置100からの発呼時に行われる発信者番号通知によって携帯電話の電話番号を検出するとともに、この電話番号に対して発呼して回線を接続した後にナビゲーション装置100に向けて情報提供等の各種サービスを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動体電話を用いて車外の相手と通信あるいは通話を行う情報通信システムに関する。
従来から、位置情報に基づいてアクセスポイントを選択することにより、車両の位置にかかわらず安価に通信を行うことができる情報端末が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この端末装置では、車両位置が移動したときに端末装置から近い位置に設置されたアクセスポイントが選択されて通信が行われるため、情報端末からアクセスポイントまでの距離を短くすることができ、これにより通信コストを低減することができる。
特開平10−89980号公報(第6−24頁、図1−16)
ところで、特許文献1に開示された情報端末は、近い位置に設置されたアクセスポイントが選択されるため通信コストを下げることができるが、回線接続は情報端末側から行われるため、通信コストがかかることに変わりはないという問題があった。例えば、移動体電話を通信手段として通信を行う場合を考えると、基地局までの距離が短くなることによりある程度通信コストが低減されるが、それでも通信の頻度が多くなると通信コストがかかることに変わりはない。車載の情報端末と地上の建物に設置された情報センタとを接続して情報端末に各種のサービスを提供するシステムが既に実現されているが、通信の頻度や時間に比例して通信コストがかかることがネックになって利用者の伸びがそれほど進んでいない。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、利用者が支払う通信コストを下げることができる情報通信システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の情報通信システムは、移動体電話を用いて特定の第1の電話番号に発呼して回線接続前に回線切断を行う情報端末装置と、情報端末装置からの発呼時に行われる発信者番号通知によって移動体電話に対応する第2の電話番号を検出するとともに、第2の電話番号に対して発呼して回線を接続した後に情報端末装置に向けてサービスを提供するサービスセンタとを備えている。利用者は、サービスセンタに電話をかけて回線接続が行われる前に電話を切ることができるため、利用者に対する課金は行われず、利用者が支払う通信コストを下げることができる。
また、上述した第1の電話番号は、情報端末装置の使用位置毎に異なる番号が割り当てられており、情報端末装置は、自装置の使用位置に対応する第1の電話番号を特定する第1の発呼先特定手段と、第1の発呼先特定手段によって特定された第1の電話番号に発呼する第1の発呼手段とを備え、サービスセンタは、情報端末装置からの発呼先となる第1の電話番号に基づいて情報端末装置の使用位置を特定する端末位置特定手段を備えることが望ましい。これにより、サービスセンタは、回線接続を行うことなく利用者の発信者番号とともに情報端末装置の使用位置を知ることができ、この使用位置に応じた各種のサービスを提供することが可能になる。
また、上述したサービスセンタは、端末位置特定手段によって特定された情報端末装置の使用位置に基づいて送信対象となる情報を決定する送信情報決定手段と、送信情報決定手段によって送信対象として決定された情報を情報端末装置に接続された移動体電話に向けて送信する情報送信手段とをさらに備え、情報端末装置は、情報送信手段から送られてくる情報を受信する情報受信手段をさらに備えることが望ましい。これにより、サービスセンタから情報端末装置に向けて、情報端末装置の使用位置に関連して有用な各種の情報を送信することができる。
また、上述した情報端末装置は、車両に搭載されており、第1の発呼手段は、車両のイグニッションキーの操作に応じて情報端末装置に電源が投入された際に、第1の電話番号に対する発呼を行うことが望ましい。あるいは、上述した情報端末装置は、車両に搭載されており、第1の発呼手段は、車両が移動して移動後の車両位置に対応する第1の電話番号の変更が生じたときに、変更後の第1の電話番号に対する発呼を行うことが望ましい。これにより、利用者が特に意識することなく車両の運転開始時や走行途中において情報端末装置の使用位置をサービスセンタに通知することができ、利用者の煩雑な操作を防止することができる。
また、上述した情報端末装置は、使用位置が移動しており、情報端末装置は、自装置の移動先位置である目的地に対応する第1の電話番号を特定する第2の発呼先特定手段と、第2の発呼先特定手段によって特定された第1の電話番号に発呼する第2の発呼手段と、サービスセンタから送られてくる情報を受信する情報受信手段とを備え、サービスセンタは、情報端末装置からの発呼先となる第1の電話番号に基づいて情報端末装置に対応する目的地を判定する目的地判定手段と、目的地判定手段によって判定された目的地に基づいて情報端末装置に向けて送信する情報を決定する送信情報決定手段とを備えることが望ましい。これにより、サービスセンタから情報端末装置に向けて、情報端末装置において設定された目的地に関連して有用な各種の情報を送信することができる。
また、上述した第1の電話番号は、サービスセンタによって提供されるサービスの内容毎に異なる番号が割り当てられており、情報端末装置は、提供を受けたいサービスに対応した第1の電話番号を特定する第3の発呼先特定手段と、第3の発呼先特定手段によって特定された第1の電話番号に発呼する第3の発呼手段とを備え、サービスセンタは、情報端末装置からの発呼先となる第1の電話番号に基づいて情報端末装置に対して提供するサービスの内容を特定するサービス特定手段と、サービス特定手段によって特定されたサービスを情報端末装置に対して提供するサービス提供手段とを備えることが望ましい。これにより、サービスセンタから情報端末装置に対して、情報端末装置側から要求されるサービスを提供することが可能になる。
また、上述したサービスセンタによって提供されるサービスは、移動体電話とそれ以外の電話機との間での通話であり、サービスセンタは、情報端末装置からの発呼先となる第1の電話番号に基づいてサービスの内容として通話が要求されていると判定したときに第2の電話番号に対して発呼して音声回線を接続する第4の発呼手段と、音声回線を介して情報端末装置から送られてくる第3の電話番号に対して発呼して音声回線を転送する回線転送手段とを備え、情報端末装置は、サービスセンタとの間で移動体電話を介して音声回線が接続された後に通話先の第3の電話番号を指定して回線転送手段に向けて送信する通話先指定手段を備えることが望ましい。情報端末装置の利用者は、サービスセンタからかかってきた電話において通話先電話番号を通知することで、この通話先電話番号に対応する相手と通話を行うことができるため、利用者に対する課金は行われず、利用者が支払う通信コスト(通話コスト)を下げることができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の情報通信システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の情報通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の情報通信システムは、各車両に搭載された情報端末装置としてのナビゲーション装置100と、ナビゲーション装置100に向けて各種のサービスを提供するサービスセンタ200とを含んで構成されている。ナビゲーション装置100とサービスセンタ200との間は、所定のネットワーク300を介して接続されている。なお、本実施形態におけるネットワーク300は、移動体電話網を含んで構成されており、移動中の車両に搭載されたナビゲーション装置100に接続された移動体電話としての携帯電話162とサービスセンタ200との間を相互に接続している。
次に、ナビゲーション装置100の詳細構成について説明する。図2は、ナビゲーション装置100の詳細構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態のナビゲーション装置100は、ナビゲーションコントローラ110、ハードディスク装置(HDD)140、操作部142、GPS装置144、自律航法センサ146、ディスプレイ装置148、通信処理部160、インタフェース部(I/F)170を備えている。ナビゲーションコントローラ110は、ナビゲーション装置100の全体を制御するものであり、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ110の詳細構成については後述する。
ハードディスク装置140は、地図表示、施設検索、経路探索等の車両の走行案内を行うために必要な地図データや、サービスセンタ200との間で情報を送受信するために必要な情報が格納されている情報記録媒体である。なお、地図データ等の格納は、ハードディスク装置140の代わりに、ナビゲーション装置100に内蔵されたFlash ROM、EEPROM、SDカード等の半導体メモリを用いて行うようにしてもよい。操作部142は、例えばタッチパネルを用いて構成されており、利用者による操作指示を受け付けてその操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ110に出力する。GPS装置144は、GPSアンテナとこのGPSアンテナで受信した衛星の電波を解析する演算部とを有しており、ナビゲーション装置100が搭載された車両の位置(経度、緯度)を出力する。自律航法センサ146は、距離センサと方位センサ(ジャイロ)とを含んでおり、これらのセンサ出力に基づいてナビゲーションコントローラ110によって車両の位置が計算される。なお、本実施形態では、車両の位置検出を、GPS装置144と自律航法センサ146の両方を用いて行っているが、GPS装置144を用いた位置検出精度が高い場合にはGPS装置144のみを用いるようにしてもよい。ディスプレイ装置148は、ナビゲーションコントローラ110から出力される映像信号に基づいて、車両位置周辺の地図画像や経路探索処理によって抽出された走行経路、あるいはサービスセンタ200から送られてきた各種の情報を表示する。
通信処理部160は、ナビゲーション装置100がネットワーク300を介してサービスセンタ200との間で通信を行うために必要な処理を行う。この通信処理部160には、携帯電話162が外付けされている。インタフェース部170は、外付けされたマイクロホン172が接続されており、マイクロホン172から出力される信号を増幅した後に音声データに変換してナビゲーションコントローラ110に向けて出力するとともに、増幅したアナログ音声信号を携帯電話162のマイクロホン入力端子に入力する。
次に、ナビゲーションコントローラ110の詳細構成について説明する。図2に示すように、ナビゲーションコントローラ110は、車両位置計算部112、地図描画部114、表示処理部116、車両位置通知部120、目的地通知部122、サービス通知部124、発呼処理部126、情報受信部130、通話処理部132、着信検出部134を備えている。車両位置計算部112は、GPS装置144や自律航法センサ146の出力信号に基づいて車両位置を計算するとともに、計算した車両位置が地図データの道路上にあるか否かを判定し、道路上にないと判定した場合には車両位置を修正するマップマッチング処理を行う。地図描画部114は、ハードディスク装置140に格納された地図データに基づいて、地図画像を表示するために必要な描画処理を行う。表示処理部116は、地図描画部114によって生成された描画データ等を映像信号に変換する。この映像信号がディスプレイ装置148に入力される。
車両位置通知部120は、ナビゲーション装置100からサービスセンタ200に向けて車両位置を通知するために必要な処理を行う。本実施形態では、この車両位置の通知は、車両位置計算部112によって検出された車両位置に対応するサービスセンタ200の特定の電話番号に対して発呼することにより行われており、車両位置通知部120は、車両位置がどのエリア(自車位置エリア)に属しているかを判定し、判定したエリアに対応する電話番号を特定する処理を行う。
図3は、車両位置通知部120によって特定される自車位置エリアと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。図3に示すように、自車位置エリアに対応して発呼先電話番号が決められている。例えば、車両位置がエリア「A市」に含まれている場合には、発呼先電話番号「×××−×××−×××a」が選択される。この発呼先電話番号は、ナビゲーション装置100が搭載された車両の位置がA市に含まれている場合にその旨をサービスセンタ200に通知するための電話番号であり、サービスセンタ200は、自分が電話会社と契約しているこの電話番号×××−×××−×××aに電話がかかってきたときに、エリア「A市」を走行中の車両に搭載されたナビゲーション装置100からその旨を通知してきたことを知ることができる。また、本実施形態では、どのナビゲーション装置100から電話がかかってきたかを知るために、携帯電話162の電話番号を発呼先に知らせる発信者番号通知機能を利用している。したがって、サービスセンタ200では、電話番号×××−×××−×××aに電話がかかってきた時点で発信者番号通知機能によって発信者(携帯電話162)の電話番号を知ることができるため、ナビゲーション装置100は、携帯電話162とサービスセンタ200との間で回線接続を行う前に(回線接続を行わずに)、通信に用いる携帯電話162の電話番号と、ナビゲーション装置100が搭載された車両位置とをサービスセンタ200に通知することができる。
目的地通知部122は、ナビゲーション装置100からサービスセンタ200に向けて車両の移動先位置としての走行の目的地を通知するために必要な処理を行う。本実施形態では、この目的地の通知は、上述した車両位置の通知と同様に、走行の目的地に対応するサービスセンタ200の特定の電話番号に対して発呼することにより行われており、車両位置通知部120は、目的地がどのエリア(目的地エリア)に属しているかを判定し、判定したエリアに対応する電話番号を特定する処理を行う。
図4は、目的地通知部122によって特定される目的地エリアと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。図4に示すように、目的地エリアに対応して発呼先電話番号が決められている。例えば、目的地がエリア「E市」に含まれている場合には、発呼先電話番号「×××−×××−×××e」が選択される。この発呼先電話番号は、目的地がE市に含まれている場合にその旨をサービスセンタ200に通知するための電話番号であり、サービスセンタ200は、自分が電話会社と契約しているこの電話番号×××−×××−×××eに電話がかかってきたときに、エリア「E市」を目的地に設定したことを知ることができる。サービスセンタ200では、電話番号×××−×××−×××eに電話がかかってきた時点で発信者番号通知機能によって発信者(携帯電話162)の電話番号を知ることができるため、ナビゲーション装置100は、携帯電話162とサービスセンタ200との間で回線接続を行う前に、通信に用いる携帯電話162の電話番号と、ナビゲーション装置100において設定された目的地とをサービスセンタ200に通知することができる。
なお、図3に示した自車位置エリアや図4に示した目的地エリアは、一例としてA市、E市等の行政区で区分した例を示したが、他の区分方法を用いるようにしてもよい。例えば、経度と緯度で区切った範囲を一つのエリアに設定する場合や、同じ行政区でも県単位にエリアを設定する場合が考えられる。エリアをあまり細かく設定すると、それぞれのエリアに対応する電話番号の数、すなわち電話回線の契約数が増えるため、この点も考慮してエリアの広さを設定する必要がある。また、図3や図4(後述する図5も同じ)に示す対応テーブルはハードディスク装置140に格納されており、車両位置通知部120等はこの対応テーブルを参照しながら該当する発呼先電話番号を特定する。
サービス通知部124は、ナビゲーション装置100を操作する利用者が提供を受けたいと考えているサービスを通知するために必要な処理を行う。本実施形態では、このサービスの通知は、上述した車両位置の通知等と同様に、提供を要求するサービス(要求サービス)に対応するサービスセンタ200の特定の電話番号に対して発呼することにより行われており、車両位置通知部120は、要求サービスに対応する電話番号を特定する処理を行う。
図5は、サービス通知部124によって電話番号を特定するために用いられる要求サービスと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。図5に示すように、要求サービスに対応して発呼先電話番号が決められている。例えば、要求サービスが車両位置周辺の有用な情報を取得する「周辺情報収集」の場合には、発呼先電話番号「×××−×××−×××m」が選択される。サービスセンタ200では、電話番号×××−×××−×××mに電話がかかってきた時点で発信者番号通知機能によって発信者(携帯電話162)の電話番号を知ることができるため、ナビゲーション装置100は、携帯電話162とサービスセンタ200との間で回線接続を行う前に、通信に用いる携帯電話162の電話番号と、周辺情報収集のサービスを要求していることをサービスセンタ200に通知することができる。
発呼処理部126は、車両位置通知部120や目的地通知部122等によって特定された特定の電話番号に対して発呼する。情報受信部130は、携帯電話162を用いた回線を介してサービスセンタ200から送られてくる各種の情報を受信する。
通話処理部132は、携帯電話162を用いて他の電話機(例えばA宅内に設置された電話機)と通話を行う場合に必要な処理を行う。本実施形態では、携帯電話162を用いて他の電話機との間で通話を行う場合には、上述した車両位置通知や目的地設定等と同様に、サービスセンタ200の特定の電話番号に対して発呼することにより、通話の要求を指示することができる。サービスセンタ200では、特定の電話番号に電話がかかってきたことにより通話が要求されていることを知り、発信者番号通知機能によってその要求元となる携帯電話162を知ることができる。サービスセンタ200から携帯電話162が接続されたナビゲーション装置100に対して発呼して回線を接続した後、携帯電話162側から通話先電話番号を送信する。サービスセンタ200では、この送られてくる通話先電話番号に対して電話をかけて、携帯電話162と通話先電話番号の電話機との間で回線転送を行い、これ以後携帯電話162の利用者と通話先電話番号の電話機の利用者との間で通話が可能となる。通話処理部132は、通話が指示されたときにサービスセンタ200の通話に対応する電話番号を特定するとともに、回線接続後に通話先電話番号をサービスセンタ200に向けて送信する処理を行う。通話先電話番号の送信方法としては、各種の電話機において用いられているトーン信号を用いる場合は、所定形式のデジタルデータに変換して送る場合などが考えられるが、サービスセンタ200側で認識可能であればどのような形式の信号、データを用いてもよい。着信検出部134は、サービスセンタ200から電話がかかってきたことを検出する。
次に、サービスセンタ200の詳細構成について説明する。図1に示すように、サービスセンタ200は、センタ制御部210および通信処理部240を備えている。センタ制御部210は、サービスセンタ200の全体を制御するものであり、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。通信処理部240は、サービスセンタ200がネットワーク300を介して各車両のナビゲーション装置100との間で通信を行うために必要な処理を行う。また、本実施形態では、サービスセンタ200は、電話網310を介してA宅内に設置された電話機に接続可能であり、通信処理部240は、電話網310を終端してサービスセンタ200を電話網に接続する処理を行う。
センタ処理部210は、端末位置特定部212、目的地判定部214、サービス特定部216、送信情報決定部220、サービス提供部222、情報送信処理部224、回線転送処理部230、発呼処理部232、着信検出部234を備えている。
端末位置特定部212は、ナビゲーション装置100から車両位置通知用の電話番号に電話がかかってきたときにこの電話番号に基づいてナビゲーション装置100が搭載された車両の位置と、発信者番号通知機能を用いてナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号とを特定する。目的地判定部214は、ナビゲーション装置100から目的地通知用の電話番号に電話がかかってきたときにこの電話番号に対応する目的地と、発信者番号通知機能を用いてナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号とを特定する。サービス特定部216は、ナビゲーション装置100からサービス通知用の電話番号に電話がかかってきたときにこの電話番号に対応するサービス内容と、発信者番号通知機能を用いてナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号とを特定する。
送信情報決定部220は、端末位置特定部212によって特定されたナビゲーション装置100の使用位置(車両位置)や、目的地判定部214によって特定されたナビゲーション装置100の目的地に基づいて、送信対象となる情報を決定する。例えば、車両位置周辺や目的地周辺の施設情報や見所情報を含む周辺情報が送信対象の情報として決定される。また、センタ制御部210の経路探索処理部(図示せず)によって車両位置から目的地までの走行経路が抽出され、この抽出された走行経路に沿った周辺情報や交通情報(渋滞情報や通行止めなどの規制情報)が送信対象の情報として決定される。サービス提供部222は、サービス特定部216によって特定されたサービスをナビゲーション装置100に向けて提供する処理を行う。例えば、周辺情報や交通情報を送信するサービスの場合には、送信情報決定部220によって決定さえた送信対象の情報を送信する処理が行われる。また、対話型のサービス(特定情報の検索等)を提供する場合には、問い合わせデータと応答データとを必要に応じて送受信する処理が行われる。
回線転送処理部230は、ナビゲーション装置100から通話用の電話番号に電話がかかってきたときに発信者番号通知機能を用いてナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号(通話の要求元電話番号)を特定するとともに、この電話番号を用いて回線接続を行った後に通話処理部132から通話先電話番号を受信し、この通話先電話番号に対して回線転送を行う。発呼処理部232は、端末位置特定部212、目的地判定部214、サービス特定部216によって特定された携帯電話162の発信者番号に対して発呼する。また、発呼処理部232は、回線転送処理部230によって特定された通話の要求元電話番号に対して発呼するとともに、この発呼に応じた回線接続後に通話処理部132から受信した通話先電話番号に対して発呼する。着信検出部234は、ナビゲーション装置100から電話がかかってきたことを検出するとともに、発信者番号通知機能を用いて電話をかけてきた携帯電話162の電話番号を特定する。
上述した車両位置通知部120が第1の発呼先特定手段に、発呼処理部126が第1、第2、第3の発呼手段に、情報受信部130が情報受信手段に、目的地通知部122が第2の発呼先特定手段に、サービス通知部124が第3の発呼先特定手段に、通話処理部132が通話先特定手段にそれぞれ対応する。また、端末位置特定部212が端末位置特定手段に、送信情報決定部220が送信情報決定手段に、情報送信処理部224が情報送信手段に、目的地判定部214が目的地判定手段に、サービス特定部216がサービス特定手段に、サービス提供部222がサービス提供手段に、発呼処理部232が第4の発呼手段に、回線転送処理部230が回線転送手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の情報通信システムはこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図6は、ナビゲーション装置100からサービスセンタ200に対して自装置の使用位置(車両位置)の通知を行う動作手順を示す流れ図である。
車両のイグニッションキー(図示せず)が運転者によって操作されてナビゲーション装置100に電源が投入されると、車両位置計算部112は、GPS装置144と自律航法センサ146の各出力信号に基づいて車両位置の検出を行う(ステップ100)。車両位置通知部120は、この検出された車両位置が含まれる自車位置エリアを特定し(ステップ101)、この自車位置エリアに対応する発呼先電話番号を特定する(ステップ102)。次に、発呼処理部126は、携帯電話162を用いて、発信者番号通知を有効な状態にして、この特定された発呼先電話番号に対して発呼する(ステップ103)。車両位置通知部120は、この発呼動作に対応する呼出音を確認できたか否かを判定する(ステップ104)。呼出音が確認できた場合には肯定判断が行われ、次に、車両位置通知部120は、この発呼動作を中止する(ステップ105)。一方、呼出音が確認できなかった場合にはステップ104の判定において否定判断が行われ、車両位置通知部120は、次の発呼タイミングが到来したか否かを判定する(ステップ106)。次の発呼タイミングまでの時間が所定範囲内でランダムになるように設定されており、次の発呼タイミングが到来するとステップ106の判定において肯定判断が行われ、ステップ103に戻って発呼動作以降が繰り返される。
また、発呼動作に対応する呼出音が確認されて発呼動作が中止されると、次に、上述したステップ100、101と同様にして車両位置検出(ステップ107)、自車位置エリア特定(ステップ108)が行われる。その後、車両位置通知部120は、自車位置が含まれる車両位置エリアが移動したか否か、すなわち、車両の走行に伴って車両が属する車両位置エリアが変更されたか否かを判定する(ステップ109)。車両位置エリアが変更されない場合には否定判断が行われ、ステップ107に戻って車両位置検出以降の動作が繰り返される。また、車両位置エリアが変更された場合にはステップ109の判定において肯定判断が行われ、ステップ102の発呼先電話番号の特定以降の動作が繰り返される。
図7は、ナビゲーション装置100からサービスセンタ200に対して目的地通知を行う動作手順を示す流れ図である。目的地通知部122は、操作部142の操作等によって目的地設定が行われたか否かを判定しており(ステップ200)、目的地が設定されていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。目的地の設定方法としては、経路探索を行うために目的地が入力されたときにこの目的地を用いる場合や、操作部142を用いて直接目的地を指定する場合などが考えられる。目的地設定が行われた場合にはステップ200において肯定判断が行われ、次に、目的地通知部122は、設定された目的地が含まれる目的地エリアを特定し(ステップ201)、この目的地エリアに対応する発呼先電話番号を特定する(ステップ202)。次に、発呼処理部126は、携帯電話162を用いて、発信者番号通知を有効な状態にして、この特定された発呼先電話番号に対して発呼する(ステップ203)。目的地通知部122は、この発呼動作に対応する呼出音を確認できたか否かを判定する(ステップ204)。呼出音が確認できた場合には肯定判断が行われ、次に、目的地通知部122は、この発呼動作を中止する(ステップ205)。一方、呼出音が確認できなかった場合にはステップ204の判定において否定判断が行われ、目的地通知部122は、次の発呼タイミングが到来したか否かを判定する(ステップ206)。次の発呼タイミングまでの時間が所定範囲内でランダムになるように設定されており、次の発呼タイミングが到来するとステップ206の判定において肯定判断が行われ、ステップ203に戻って発呼動作以降が繰り返される。
図8は、ナビゲーション装置100からサービスセンタ200に対して利用者が提供を希望するサービス内容の通知を行う動作手順を示す流れ図である。サービス地通知部124は、操作部142の操作等によって利用者が提供を希望するサービス内容が指定されたか否かを判定しており(ステップ300)、サービス内容が指定されていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。サービス内容の指定が行われた場合にはステップ300において肯定判断が行われ、次に、サービス通知部124は、指定されたサービス内容に対応する発呼先電話番号を特定する(ステップ301)。次に、発呼処理部126は、携帯電話162を用いて、発信者番号通知を有効な状態にして、この特定された発呼先電話番号に対して発呼する(ステップ302)。サービス通知部124は、この発呼動作に対応する呼出音を確認できたか否かを判定する(ステップ303)。呼出音が確認できた場合には肯定判断が行われ、次に、サービス通知部124は、この発呼動作を中止する(ステップ304)。一方、呼出音が確認できなかった場合にはステップ303の判定において否定判断が行われ、サービス通知部124は、次の発呼タイミングが到来したか否かを判定する(ステップ305)。次の発呼タイミングまでの時間が所定範囲内でランダムになるように設定されており、次の発呼タイミングが到来するとステップ305の判定において肯定判断が行われ、ステップ302に戻って発呼動作以降が繰り返される。
図9は、ナビゲーション装置100からの発呼動作に対応するサービスセンタ200の動作手順を示す流れ図である。センタ制御部210内の着信検出部234は、ナビゲーション装置100から携帯電話162を用いて電話がかかってきたか否か(着信ありか否か)を判定しており(ステップ400)、着信がない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。また、着信があるとステップ400の判定において肯定判断が行われ、次に、着信検出部234は、この着信電話番号を保存するとともに(ステップ401)、発信者番号通知機能を用いて検出した発信者電話番号を保存する(ステップ402)。
次に、端末位置特定部212は、着信検出部234によって特定された着信電話番号に基づいて車両位置通知か否かを判定し(ステップ403)、車両位置通知に対応する一群の電話番号(図3に示すテーブルに含まれる発呼先電話番号)に着信電話番号が含まれる場合には肯定判断を行って、着信電話番号に対応する車両位置エリアを特定する(ステップ404)。
また、着信電話番号が車両位置通知に対応する一群の電話番号に含まれない場合にはステップ403の判定において否定判断が行われ、次に、目的地判定部214は、着信電話番号に基づいて目的地通知か否かを判定し(ステップ405)、目的地通知に対応する一群の電話番号(図4に示すテーブルに含まれる発呼先電話番号)に着信電話番号が含まれる場合には肯定判断を行って、着信電話番号に対応する目的地エリアを特定する(ステップ406)。
また、着信電話番号が目的地通知に対応する一群の電話番号に含まれない場合にはステップ405の判定において否定判断が行われ、次に、サービス特定部216は、着信電話番号に基づいてサービス通知か否かを判定し(ステップ407)、サービス通知に対応する一群の電話番号(図5に示すテーブルに含まれる発呼先電話番号)に着信電話番号が含まれる場合には肯定判断を行って、着信電話番号に対応するサービス内容を特定する(ステップ408)。
また、着信電話番号がサービス通知に対応する一群の電話番号に含まれない場合にはステップ407の判定において否定判断が行われ、その他の処理が実施される(ステップ409)。例えば、回線転送処理部230による通話の転送動作はその他の処理に該当し、その詳細については後述する。
図10は、サービスセンタ200からナビゲーション装置100に向けて情報送信を行う場合の動作手順を示す流れ図である。例えば、ナビゲーション装置100からの発呼動作によって、車両位置エリアと目的地エリアの両方が特定された場合に、これらのエリアの周辺情報等を送信する場合の動作手順が示されている。
車両位置エリアと目的地エリアの両方が特定されると(ステップ500)、情報送信処理部224は、送信対象となる周辺情報があるか否かを判定する(ステップ501)。ない場合には否定判断が行われてこの判定が繰り返される。また、送信対象となる周辺情報がある場合にはステップ501の判定において肯定判断が行われ、次に、発呼処理部232は、着信検出部234によって検出された発信者電話番号に対して発呼して(ステップ502)、電話回線を接続する(ステップ503)。次に、この接続回線を用いて情報送信処理部224による周辺情報の送信が行われた後(ステップ504)、回線が切断される(ステップ505)。
図11は、サービスセンタ200から送信される情報を受信するナビゲーション装置100の動作手順を示す流れ図である。ナビゲーションコントローラ110内の着信検出部134は、サービスセンタ200から電話がかかってきたか否か(着信ありか否か)を判定しており(ステップ600)、着信がない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。また、着信があるとステップ600の判定において肯定判断が行われ、次に、着信検出部134は、この着信に対して回線接続を行う(ステップ601)。回線接続後に、情報受信部130は、サービスセンタ200から送られてくる周辺情報等を受信する(ステップ602)。
図12は、本実施形態の情報通信システムの動作タイミングを示す図である。利用者が車両のイグニッションキーを操作してナビゲーション装置100に電源が投入されると、ナビゲーション装置100は、携帯電話162を用いてサービスセンタ200に対して発呼して車両位置通知を行う。サービスセンタ200では、この発呼動作に対して回線接続を行わずに、発信者番号通知機能によってナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号を特定するとともに、着信電話番号に基づいて車両位置エリアを特定する(処理A)。その後、サービスセンタ200は、周辺情報等の送信タイミングに合わせて携帯電話162に対して発呼して回線を接続し(処理B)、この回線を介して情報を送信する。情報送信が終了した後回線が切断され、ナビゲーション装置100から利用者に対して新しい受信情報(新着情報)が提供される。なお、新着情報の提供は、回線切断後ではなく、接続回線を介したデータ通信中に並行して行うようにしてもよい。
図13は、ナビゲーション装置100から通話が要求された場合のサービスセンタ200の動作手順を示す流れ図であり、図9に示したステップ409のその他の処理として通話処理を行う場合の動作手順が示されている。
センタ制御部210内の回線転送処理部230は、着信検出部234によって特定された着信電話番号が通話要求に対応したものであることを検出すると(ステップ700)、発呼処理部232は、この通話要求を送ってきた携帯電話162に対して発呼して(ステップ701)、回線接続を行う(ステップ702)。その後、回線転送処理部230は、この接続回線を介してナビゲーション装置100から送られてきた通話先電話番号を受信し(ステップ703)、発呼処理部232は、この通話先電話番号に対して発呼して(ステップ704)、回線接続を行う(ステップ705)。このようにしてサービスセンタ200から携帯電話162と通話先電話番号で特定された電話機(例えばA宅の電話機)との間で別々に回線接続が行われた後、回線転送処理部230は、これらの回線間の転送を行う(ステップ706)。以後、携帯電話162とA宅内の電話機との間の回線接続が行われ、これらの電話機を用いて利用者間での通話が可能になる。
図14は、本実施形態の情報通信システムを用いた通話処理の動作タイミングを示す図である。ナビゲーション装置100の利用者によって通話の指示が行われると、ナビゲーション装置100は、携帯電話162を用いてサービスセンタ200に対して発呼して通話要求を行う。サービスセンタ200では、この発呼動作に対して回線接続を行わずに、発信者番号通知機能によってナビゲーション装置100に接続された携帯電話162の電話番号を特定するとともに、着信電話番号に基づいて通話要求が行われたことを検出する(処理C)。次に、サービスセンタ200は、携帯電話162に対して発呼して回線を接続し(処理D)、この接続回線を介してナビゲーション装置100との間でデータ通信を行って通話先電話番号を取得する。その後、ナビゲーション装置100は、この通話先電話番号の電話機に対して発呼して回線接続して回線転送を行う(処理E)。これ以後、携帯電話162と通話先電話番号で指定された電話機との間で音声通話が可能になる。
このように、本実施形態の情報通信システムでは、ナビゲーション装置100の利用者は、サービスセンタ200に電話をかけて回線接続が行われる前に電話を切ることができるため、利用者に対する課金は行われず、利用者が支払う通信コストを下げることができる。また、サービスセンタ200は、回線接続を行うことなく利用者の発信者番号とともにナビゲーション装置100の使用位置(ナビゲーション装置100が搭載された車両の位置)を知ることができ、この使用位置に応じた各種のサービスを提供することが可能になる。また、サービスセンタ200からナビゲーション装置100に向けて、この使用位置に関連して有用な各種の情報を送信することができる。
また、車両のイグニッションキーの操作に応じてナビゲーション装置100に電源が投入された際に、あるいは、車両の走行に伴って車両位置エリアが変更されたときに、車両位置通知が行われるため、利用者が特に意識することなく車両の運転開始時や走行途中においてナビゲーション装置100の使用位置をサービスセンタ200に通知することができ、利用者の煩雑な操作を防止することができる。
また、同じ手法によってナビゲーション装置100からサービスセンタ200に対して目的地やサービス内容を通知することにより、サービスセンタ200からナビゲーション装置100に向けて、目的地に関連して有用な各種の情報を送信したり、要求されるサービスを提供することができる。
また、利用者がA宅内に設置された電話機に対して電話をしてA宅にいる知人等と通話したい場合に、サービスセンタ200からかかってきた電話において通話先電話番号を通知することで、この通話先電話番号に対応する相手と通話を行うことができるため、利用者に対する課金は行われず、利用者が支払う通信コスト(通話コスト)を下げることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、情報端末装置としてナビゲーション装置100を用いる場合を説明したが、車載のパーソナルコンピュータ等のその他の機器を情報端末装置として用いるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、車両位置通知や目的地通知を行うためにそれぞれの通知内容に対応して異なる電話番号に電話をかけたが、この方式だと通知内容が増えると確保しておく電話番号が多くなるため、代わりに、内線番号を付加した電話番号に電話をかけるようにしてもよい。サービスセンタ200側では、発信者番号通知機能を用いて電話番号とともに内線番号を特定することにより車両位置エリアや目的地エリアの特定等を行うことが可能になる。これにより、電話番号の数を減らすことができるため、電話回線の契約に必要なコストを削減することができる。
また、上述した実施形態では、サービスセンタ200とA宅内の電話機との間は電話網310を介して接続されていたが、A宅内にIP(インターネットプロトコル)電話を設置し、電話網310の代わりにあるいはインターネットを介してサービスセンタ200とIP電話との間の回線接続を行うようにしてもよい。これにより、通話コストを低減することができる。
一実施形態の情報通信システムの構成を示す図である。 ナビゲーション装置の詳細構成を示す図である。 車両位置通知部によって特定される自車位置エリアと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。 目的地通知部によって特定される目的地エリアと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。 サービス通知部によって電話番号を特定するために用いられる要求サービスと発呼先電話番号との対応テーブルを示す図である。 ナビゲーション装置からサービスセンタに対して自装置の使用位置の通知を行う動作手順を示す流れ図である。 ナビゲーション装置からサービスセンタに対して目的地通知を行う動作手順を示す流れ図である。 ナビゲーション装置からサービスセンタに対して利用者が提供を希望するサービス内容の通知を行う動作手順を示す流れ図である。 ナビゲーション装置からの発呼動作に対応するサービスセンタの動作手順を示す流れ図である。 サービスセンタからナビゲーション装置に向けて情報送信を行う場合の動作手順を示す流れ図である。 サービスセンタから送信される情報を受信するナビゲーション装置の動作手順を示す流れ図である。 本実施形態の情報通信システムの動作タイミングを示す図である。 ナビゲーション装置から通話が要求された場合のサービスセンタの動作手順を示す流れ図である。 本実施形態の情報通信システムを用いた通話処理の動作タイミングを示す図である。
符号の説明
100 ナビゲーション装置
110 ナビゲーションコントローラ
112 車両位置計算部
114 地図描画部
116 表示処理部
120 車両位置通知部
122 目的地通知部
124 サービス通知部
126、232 発呼処理部
130 情報受信部
132 通話処理部
134、234 着信検出部
140 ハードディスク装置(HDD)
142 操作部
144 GPS装置
146 自律航法センサ
148 ディスプレイ装置
160、240 通信処理部
162 携帯電話
200 サービスセンタ
210 センタ制御部
212 端末位置特定部
214 目的地判定部
216 サービス特定部
220 送信情報決定部
222 サービス提供部
224 情報送信処理部
230 回線転送処理部
310 電話網

Claims (8)

  1. 移動体電話を用いて特定の第1の電話番号に発呼して回線接続前に回線切断を行う情報端末装置と、
    前記情報端末装置からの発呼時に行われる発信者番号通知によって前記移動体電話に対応する第2の電話番号を検出するとともに、前記第2の電話番号に対して発呼して回線を接続した後に前記情報端末装置に向けてサービスを提供するサービスセンタと、
    を備えることを特徴とする情報通信システム。
  2. 請求項1において、
    前記第1の電話番号は、前記情報端末装置の使用位置毎に異なる番号が割り当てられており、
    前記情報端末装置は、自装置の使用位置に対応する前記第1の電話番号を特定する第1の発呼先特定手段と、前記第1の発呼先特定手段によって特定された前記第1の電話番号に発呼する第1の発呼手段とを備え、
    前記サービスセンタは、前記情報端末装置からの発呼先となる前記第1の電話番号に基づいて前記情報端末装置の使用位置を特定する端末位置特定手段を備えることを特徴とする情報通信システム。
  3. 請求項2において、
    前記サービスセンタは、前記端末位置特定手段によって特定された前記情報端末装置の使用位置に基づいて送信対象となる情報を決定する送信情報決定手段と、前記送信情報決定手段によって送信対象として決定された情報を前記情報端末装置に接続された前記移動体電話に向けて送信する情報送信手段とをさらに備え、
    前記情報端末装置は、前記情報送信手段から送られてくる情報を受信する情報受信手段をさらに備えることを特徴とする情報通信システム。
  4. 請求項2または3において、
    前記情報端末装置は、車両に搭載されており、
    前記第1の発呼手段は、前記車両のイグニッションキーの操作に応じて前記情報端末装置に電源が投入された際に、前記第1の電話番号に対する発呼を行うことを特徴とする情報通信システム。
  5. 請求項2または3において、
    前記情報端末装置は、車両に搭載されており、
    前記第1の発呼手段は、車両が移動して移動後の車両位置に対応する前記第1の電話番号の変更が生じたときに、変更後の前記第1の電話番号に対する発呼を行うことを特徴とする情報通信システム。
  6. 請求項1において、
    前記情報端末装置は、使用位置が移動しており、
    前記情報端末装置は、自装置の移動先位置である目的地に対応する前記第1の電話番号を特定する第2の発呼先特定手段と、前記第2の発呼先特定手段によって特定された前記第1の電話番号に発呼する第2の発呼手段と、前記サービスセンタから送られてくる情報を受信する情報受信手段とを備え、
    前記サービスセンタは、前記情報端末装置からの発呼先となる前記第1の電話番号に基づいて前記情報端末装置に対応する前記目的地を判定する目的地判定手段と、前記目的地判定手段によって判定された前記目的地に基づいて前記情報端末装置に向けて送信する情報を決定する送信情報決定手段とを備えることを特徴とする情報通信システム。
  7. 請求項1において、
    前記第1の電話番号は、前記サービスセンタによって提供される前記サービスの内容毎に異なる番号が割り当てられており、
    前記情報端末装置は、提供を受けたい前記サービスに対応した前記第1の電話番号を特定する第3の発呼先特定手段と、前記第3の発呼先特定手段によって特定された前記第1の電話番号に発呼する第3の発呼手段とを備え、
    前記サービスセンタは、前記情報端末装置からの発呼先となる前記第1の電話番号に基づいて前記情報端末装置に対して提供する前記サービスの内容を特定するサービス特定手段と、前記サービス特定手段によって特定された前記サービスを前記情報端末装置に対して提供するサービス提供手段とを備えることを特徴とする情報通信システム。
  8. 請求項1において、
    前記サービスセンタによって提供される前記サービスは、前記移動体電話とそれ以外の電話機との間での通話であり、
    前記サービスセンタは、前記情報端末装置からの発呼先となる前記第1の電話番号に基づいて前記サービスの内容として通話が要求されていると判定したときに前記第2の電話番号に対して発呼して音声回線を接続する第4の発呼手段と、前記音声回線を介して前記情報端末装置から送られてくる第3の電話番号に対して発呼して前記音声回線を転送する回線転送手段とを備え、
    前記情報端末装置は、前記サービスセンタとの間で前記移動体電話を介して音声回線が接続された後に通話先の前記第3の電話番号を指定して前記回線転送手段に向けて送信する通話先指定手段を備えることを特徴とする情報通信システム。
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