JP2006073341A - 埋込式照明器具の設置機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリーンルーム等において、天井内でランプ交換ができる照明器具は従来から種々提案されているが、これらはいずれも特注品として製作されるものであるため非常に高価となり、建設費に対しても大きな負担となっている。また従来のものでは、必ずしも安全にランプ交換作業が行えるものではない。
【解決手段】 そこで本発明では、ランプ5、ホルダ6、セード7及び透明板8から成る照明器具の、上記透明板をセードと分離構成すると共に、枠9によって支持して透明板パネルとして構成して天井板11と気密的に一体化し、ランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を天井支持用鋼材1側から可撓支持体14によって吊持して、セードの先端側を透明板に近接させて支持する構成とした埋込式照明器具の設置機構を提案する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば医薬品工場、化粧品工場等のクリーンルームの天井に設置する埋込式照明器具の設置機構に関するものである。
クリーンルームの中には、将来的にレイアウト変更等において生産機器をフレキシブルに移動できる空間を構成することをコンセプトとして、天井高が約8mというような高天井に構成したものがある。
このような高天井空間では、天井に設置した照明器具のランプ交換を脚立を用いて行うことは困難である。
ランプ交換に際して、照明器具を昇降可能とした、所謂、オートリフター式照明器具もあるが、このような照明器具は、将来のレイアウト変更に対してフレキシブルに対応することが困難で、コスト高であると共に、照明器具の降下時における塵埃の落下という問題もある。
このようなことからクリーンルームにおいては、天井内でのランプ交換が行え、低コストで、且つ安全作業が行える照明器具が求められている。
そこで、例えば特許文献1、特許文献2に記載されているように、クリーンルーム等の天井内においてランプの交換を行えるようにするための各種の提案が従来からなされている。
特開2000−182429 特開2002−106196
このようにクリーンルーム等において、天井内でランプ交換ができる照明器具は従来から種々提案されているが、これらはいずれも特注品として製作されるものであるため非常に高価となり、建設費に対しても大きな負担となっている。
また従来のものでは天井内においてランプ交換を行う際に、重い部分を取り外して天井内の適当な所に置いておく等の作業が必要で、必ずしも安全にランプ交換作業が行えるものではない。
本発明はこのような課題を解決することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、まず、ランプ、ホルダ、セード及び透明板から成る照明器具の、上記透明板をセードと分離構成すると共に、枠によって支持して透明板パネルとして構成して天井板と気密的に一体化し、ランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を天井支持用鋼材側から可撓支持体によって吊持して、セードの先端側を透明板に近接させて支持する構成とした埋込式照明器具の設置機構を提案する。
また本発明では、天井支持用鋼材の下方に吊りボルトにより照明器具用支持部材を吊持すると共に、この照明器具用支持部材の下方に照明器具の本体支持用部材を吊りボルトにより吊持し、ランプ、ホルダ、セード及び透明板から成る照明器具の、上記透明板をセードと分離構成し、枠によって支持して透明板パネルとして構成すると共に、この透明板パネルを上記照明器具用支持部材の下方に吊りボルトにより支持して天井板と気密的に一体化し、ランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を上記本体支持用部材の下方に可撓吊持体により吊持して、セードの先端側を透明板に近接させて支持する構成とすると共に、上記本体支持用部材には可撓吊持体の中間部を支持可能とする仮支持部材を設けた埋込式照明器具の設置機構を提案する。
そして本発明では、上記埋込式照明器具の設置機構において、可撓吊持体はチェーンとし、仮支持部材はチェーンを引っ掛け可能なフックとすることを提案する。
本発明の設置機構では、透明板をセードと分離構成し、透明板パネルとして天井板と気密的に一体化しているので、可撓支持体によって吊持しているランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を透明板から離して持ち上げることができ、こうしてクリーンルーム等の室内に塵埃等による影響を与えることなく、天井内においてランプの交換を容易に行うことができる。
透明板を枠によって支持した透明板パネルは吊りボルトにより照明器具用支持部材の下方に吊持すると共に、照明器具本体を吊持する可撓支持体を支持する本体支持用部材を吊りボルトにより上記照明器具用支持部材の下方に吊持する構成では、ランプ交換に際して持ち上げた照明器具本体を使用状態まで下降させた状態における照明器具本体と透明板との相対位置関係を常に一定に保持することができ、容易に最適な使用状態とすることができる。
また可撓吊持体をチェーンとし、仮支持部材はチェーンを引っ掛け可能なフックとすることにより、ランプ交換に際して照明器具本体を作業の行いやすい高さに容易に支持することができる。
次に本発明に係る埋込式照明器具の設置機構の実施例を添付の図1〜図5を参照して説明する。
図1は本発明の全体の構成を概念的に示した斜視図であり、符号1は建築工事において設置される天井支持用鋼材であり、2はその後の電気工事において設置される照明器具用支持部材であり、この照明器具用支持部材2は吊りボルト3により天井支持用鋼材1の下方に吊持する。
符号4は照明器具であり、この照明器具4は、ランプ5、ホルダ6、セード7及び保護ガラス等の透明板8から構成されるものであるが、透明板8は、図3に分かり易く示しているように、セード6と分離構成し、そして枠9によって支持して透明板パネルとして構成している。尚、この照明器具4において、透明板8を除いた他の要素、即ち、ランプ5、ホルダ6及びセード7から成る部分を、以降、照明器具本体と称する。
上記透明板パネルを上記照明器具用支持部材2の下方に吊りボルト10により支持して天井板11と気密的に一体化している。尚、ここでは、気密的に一体化とは、下方のクリーンルームの機能を確保するために、夫々独立して支持されている天井板11と透明板パネルとの気密処理を行うことを称している。
符号12は上記照明器具本体を支持するための本体支持用部材であり、この本体支持用部材12を吊りボルト13により上記照明器具用支持部材2に吊持する。そして照明器具本体、この場合、そのホルダ6の上部を本体支持用部材12に固定して、この照明器具本体を可撓支持体としてのチェーン14により、本体支持用部材12に吊持している。そして本体支持用部材12には、上記仮支持部材として、チェーンを引っ掛け可能なフック15を設けている。尚、図中2点鎖線で示している線状体は電源ケーブル16を示すものである。
以上の構成において、照明器具4の使用状態においては、図1、図2及び図4に示すように、本体支持用部材12からチェーン14によって吊持された照明器具本体のセード7の先端が、天井板11と気密的に一体化した透明板パネルの透明板8上に近接して支持される。
次に照明器具4のランプ5の交換を行う場合には、作業員はキャットウォーク(図示省略)により照明器具4の設置個所の近傍に至った後、チェーン14により照明器具本体をランプ5の交換を行える高さまで持ち上げ、この高さにおいてチェーン14の中間部をフック15に引っ掛ける。
こうすることにより、図5に示すように、照明器具本体は、十分な高さで容易に支持されるので、この状態において、容易にそして安全にランプ5の交換を行うことができる。
ランプ5の交換後は、チェーン14の中間部をフック15から外した後、照明器具本体を徐々に下降させて、セード7の先端を透明板8上に近接することにより、図4の使用状態に戻すことができる。
この実施例においては、透明板8を枠9によって支持した透明板パネルは吊りボルト10により照明器具用支持部材2の下方に吊持すると共に、照明器具本体を吊持するチェーン14を支持する本体支持用部材12は吊りボルト13により、上記照明器具用支持部材2の下方に吊持する構成であるため、ランプ交換に際して持ち上げた照明器具本体を上述したように使用状態まで下降させると、その状態における照明器具本体、即ちセード7と透明板8との相対位置関係を常に一定に保持することができ、容易に最適な使用状態とすることができる。
尚、実施例を示す図においては、照明器具は、投光器型のものを示しているが、本発明の設置機構は、上述した構成要素を有する如何なる形式の照明器具にも適用できることは勿論である。
また本発明を適用するクリーンルームとしては高天井のものに限られるものではない。
本発明は以上のとおりであるので、以下に示すとおり、産業上の利用可能性が極めて大である。
1.本発明は、非常に簡素な構造であるため、従来の特注品として製作されるものと比較して非常に低コストで提供することができる。
2.また本発明では、天井内においてランプ交換を行う際に、従来のように、重い部分を取り外して天井内の適当な所に置いておく等の作業が不要であるため、安全にランプ交換作業を行うことができる。
本発明に係る設置機構の実施例の全体の構成を使用状態において概念的に示した斜視図である。 本発明に係る設置機構の実施例の要部の構成を使用状態において概念的に示した斜視図である。 本発明に係る設置機構の実施例の要部の構成をランプ交換作業状態において概念的に示した斜視図である。 本発明に係る設置機構の実施例の全体の構成を使用状態において概念的に示した正面図である。 本発明に係る設置機構の実施例の全体の構成をランプ交換作業状態において概念的に示した正面図である。
符号の説明
1 天井支持用鋼材
2 照明器具用支持部材
3 吊りボルト
4 照明器具
5 ランプ
6 ホルダ
7 セード
8 透明板
9 枠
10 吊りボルト
11 天井板
12 本体支持用部材
13 吊りボルト
14 チェーン(可撓支持体)
15 フック(仮支持体)
16 電源ケーブル

Claims (3)

  1. ランプ、ホルダ、セード及び透明板から成る照明器具の、上記透明板をセードと分離構成すると共に、枠によって支持して透明板パネルとして構成して天井板と気密的に一体化し、ランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を天井支持用鋼材側から可撓支持体によって吊持して、セードの先端側を透明板に近接させて支持する構成としたことを特徴とする埋込式照明器具の設置機構
  2. 天井支持用鋼材の下方に吊りボルトにより照明器具用支持部材を吊持すると共に、この照明器具用支持部材の下方に照明器具の本体支持用部材を吊りボルトにより吊持し、ランプ、ホルダ、セード及び透明板から成る照明器具の、上記透明板をセードと分離構成し、枠によって支持して透明板パネルとして構成すると共に、この透明板パネルを上記照明器具用支持部材の下方に吊りボルトにより支持して天井板と気密的に一体化し、ランプ、ホルダ及びセードから成る照明器具本体を上記本体支持用部材の下方に可撓吊持体により吊持して、セードの先端側を透明板に近接させて支持する構成とすると共に、上記本体支持用部材には可撓吊持体の中間部を支持可能とする仮支持部材を設けたことを特徴とする埋込式照明器具の設置機構
  3. 可撓吊持体はチェーンとし、仮支持部材はチェーンを引っ掛け可能なフックとしたことを特徴とする請求項2に記載の埋込式照明器具の設置機構
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CN104930413A (zh) * 2015-06-26 2015-09-23 谢国敏 一种天花灯槽结构

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