JP2006072615A - デジタルコンテンツ管理システム、管理方法、及び管理プログラム - Google Patents
デジタルコンテンツ管理システム、管理方法、及び管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 サーバがユーザ情報を得ることによりユーザに合ったデジタルコンテンツサービスを提供する。
【解決手段】 ユーザ端末にデジタルコンテンツを送信する情報送信手段と、送信する情報を格納する情報格納手段と、送信する情報を選択する情報選択手段と、ユーザ端末からユーザ情報を受信する情報受信手段と、備えるサーバと、デジタルコンテンツを受信する情報受信手段と、受信したデジタルコンテンツを格納する格納手段と、デジタルコンテンツを画面に表示する表示手段と、ユーザ情報の入力を受け付ける情報入力手段と、入力されたユーザ情報をサーバへ送信する情報送信手段と、を備えるユーザ端末と、を有し、ユーザ情報がサーバで受信されると情報選択手段が受信したユーザ情報に対応した情報を選択するデジタルコンテンツ管理システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザ端末にデジタルコンテンツを送信する情報送信手段と、送信する情報を格納する情報格納手段と、送信する情報を選択する情報選択手段と、ユーザ端末からユーザ情報を受信する情報受信手段と、備えるサーバと、デジタルコンテンツを受信する情報受信手段と、受信したデジタルコンテンツを格納する格納手段と、デジタルコンテンツを画面に表示する表示手段と、ユーザ情報の入力を受け付ける情報入力手段と、入力されたユーザ情報をサーバへ送信する情報送信手段と、を備えるユーザ端末と、を有し、ユーザ情報がサーバで受信されると情報選択手段が受信したユーザ情報に対応した情報を選択するデジタルコンテンツ管理システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル化された書籍等デジタルコンテンツを利用するデジタルコンテンツサービスに関する技術である。
近年、パーソナルコンピュータ等の情報端末が多用されており、情報端末を用いて一元化した管理が望まれている。このような背景により、書籍等の書面化された情報は、管理及び持ち運び等の観点から利用しにくい点があり、デジタル化された書籍等のデジタルコンテンツが普及している。
しかし、一般的に、デジタルコンテンツは、事業者がネットワーク等を通じて独自のデジタルコンテンツデータを送信し、ユーザは、事業者に合った端末又はシステムを用いてデジタルコンテンツを利用していた。従って、ユーザは、デジタルコンテンツの利用に際して、事業者毎の端末又はシステムが必要であるため、利用時の手続きが煩雑になることがあった。また、事業者は、一旦デジタルコンテンツデータをユーザに提供すると、ユーザ側からの情報の送信がない限り、ユーザに関する情報を得ることは困難であり、ユーザに対して総合的な管理サービスを行うことは困難であった。
また、近年、事業者からユーザ側への販売促進等の情報の提供は、ネットワークを介したメール等で行われることが多い。このような情報提供は、従来の書面による情報提供と比較して手間が少なく、提供する情報は多量化している。一方、ユーザは、提供される情報過多によって、利用すべき価値のある情報を選択する手間を要することもある。すなわち、多量の情報からユーザに適したものを選択して提供する等個々のユーザに適したサービスを提供することが、事業者、ユーザいずれにも好適である。
本願発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、デジタルコンテンツサービスを通じてユーザの情報を得ることにより、個々のユーザにあったデジタルコンテンツサービスを提供することができるデジタルコンテンツ管理技術を提供することを目的とする。
サーバからから配信されるデジタルコンテンツデータを、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末において利用する、そのような利用を管理するデジタルコンテンツ管理システムであって、前記ユーザ端末にデジタルコンテンツデータ及びその関連情報を送信する情報送信手段と、前記ユーザ端末に送信する情報を格納する情報格納手段と、前記情報格納手段によって格納された情報の中からユーザ端末に送信する情報を選択する情報選択手段と、ユーザ端末からユーザ情報を受信する情報受信手段と、備えるサーバと、前記サーバからのデジタルコンテンツデータ及びその関連情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受信したデジタルコンテンツデータを格納する格納手段と、前記デジタルコンテンツデータを表示データに変換して画面に表示する表示手段と、ユーザからのユーザ情報の入力を受け付ける情報入力手段と、前記情報入力手段で入力されたユーザ情報をサーバへ送信する情報送信手段と、を備えるユーザ端末と、を有し、前記ユーザ端末の情報入力手段から入力された前記ユーザ情報が情報送信手段を介して前記サーバで受信されると、前記サーバの情報選択手段は、前記ユーザ端末から受信したユーザ情報に対応して情報を選択して前記ユーザ端末に送信するデジタルコンテンツ管理システム
。
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本発明に係るデジタルコンテンツ管理システムによれば、サーバから送信されるデジタルコンテンツデータをユーザ端末において、格納し、利用することができる。また、サーバの情報選択機能は、ユーザ端末から受信するユーザ情報に対応してユーザ端末に送信する情報を選択するため、サーバは個々のユーザに適したサービスを提供することができる。尚、前記ユーザ情報は、ユーザを特定する氏名、住所、生年月日等の情報に限られず、ユーザの興味のある分野・趣味等、提供するデジタルコンテンツの選択に有用な情報を含めることができる。すなわち、本発明によれば、個々のユーザの趣味等に応じて、ユーザが必要としている情報を提供することが可能となる。
また、本発明に係るデジタルコンテンツ管理システムは、前記ユーザ端末が、さらに前記ユーザ端末内に格納されているアプリケーションに関する識別情報及びユーザ端末のオペレーティングシステムに関する識別情報を取得する識別情報取得手段と、を備え、前記識別情報を前記ユーザ端末から受信した前記サーバの情報選択手段は、前記識別情報に基づいて、選択する情報を変更しても良い。
前記識別情報は、ユーザ端末内に格納されているアプリケーションに関する識別情報及びユーザ端末のオペレーティングシステムに関する識別情報であり、サーバが識別情報をユーザ端末から受信することにより、サーバはユーザ端末の動作環境を認識することができる。サーバがユーザの動作環境を認識することにより、サーバは更に個々のユーザの動作環境に合ったサービスを提供することが可能となる。
前記サーバの情報選択手段は、ユーザ端末から受信した識別情報に基づいてユーザ端末に送信する情報を変更するため、ユーザ端末の動作環境に合わせた情報(デジタルコンテンツデータ)をユーザに提供することができる。例えば、アプリケーションの使用マニュアル等オペレーティングシステム(OS)の種類によって内容が異なる書籍情報をユーザに提供する際に個々のユーザのOSに適合した情報を提供したり、ユーザ端末内に格納されているアプリケーションのみについての販促情報を提供することができる。すなわち、ユーザにとっては、有益な情報のみを受けとることができ、サーバにとっては、必要な情報を選択してユーザに提供することができる。
本発明に係るデジタルコンテンツ管理システムは、前記ユーザ端末が、さらに前記ユーザ端末において表示するデジタルコンテンツデータの表示量情報をサーバに通知する表示量通知手段と、を備え、前記表示量情報を受信した前記サーバの情報選択手段は、前記表示量情報に基づいて、選択する情報を変更しても良い。
前記ユーザ端末が、表示量通知手段を備えることにより、ユーザ端末において表示されるデジタルコンテンツの表示量をサーバが認識することができる。従って、ユーザ端末におけるデジタルコンテンツの実行状況に応じて、サーバは情報を選択及び変更してユーザ端末に送信することができる。すなわち、ユーザの利用状況に応じて、適切なタイミングで適切なサービスを提供することができる。
また、本発明は、サーバから配信されるデジタルコンテンツデータを、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末において利用する、そのような利用を管理するデジタルコンテンツ管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザから入力されるユーザ情報をユーザ情報入力手段を介して取得するステップと、前記ユーザ情報入力手段によって取得したユーザ情報を情報送信手段によってサーバに送信するステップと、前記ユーザ情報を受信したサーバが、ユーザ情報に対応したデジタルコンテンツデータを格納手段に格納された複数のデジタルコンテンツデータから検索するステップと、前記で索出された
デジタルコンテンツデータを送信手段を介してユーザ端末に送信するステップと、前記サーバからデジタルコンテンツデータを受信したユーザ端末が、デジタルコンテンツをその表示手段に表示するステップと、を有するデジタルコンテンツ管理方法である。
デジタルコンテンツデータを送信手段を介してユーザ端末に送信するステップと、前記サーバからデジタルコンテンツデータを受信したユーザ端末が、デジタルコンテンツをその表示手段に表示するステップと、を有するデジタルコンテンツ管理方法である。
本発明に係るデジタルコンテンツ管理方法によれば、ユーザは容易にデジタルコンテンツを利用することができ、また、サーバはユーザ情報を容易に得ることことができるため、個々のユーザにあったデジタルコンテンツサービスを提供することができる。
さらに、前記デジタルコンテンツ管理方法は、前記ユーザ端末が、さらにユーザ端末自身に格納されているアプリケーションの識別情報及びユーザ端末のオペレーティングシステムの識別情報を取得するステップと、前記ユーザ端末が、前記識別情報をユーザ情報とともにサーバに送信するステップと、前記ユーザ情報と識別情報とを受信したサーバが、少なくとも前記識別情報に基づいて、当該端末情報のアプリケーション及びオペレーティングシステムに適合したデジタルコンテンツデータを格納手段から選択的に読み出すステップと、記で読み出したデジタルコンテンツデータをユーザ端末に送信するステップと、を有していても良い。
加えて、本発明に係るデジタルコンテンツ管理方法は、前記ユーザ端末が、表示するデジタルコンテンツデータの表示量をサーバに通知するステップと、をさらに備え、前記サーバが、受信した前記表示量の通知に適合したデジタルコンテンツデータを選択的に前記格納手段から読み出してユーザ端末に送信しても良い。
また、本発明は、デジタルコンテンツデータを送信するサーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末に読み込まれることによって、ユーザ端末の中央処理装置に、ユーザからの情報の取得を実行させるステップと、前記取得した情報をサーバへの送信を実行させるステップと、前記サーバから受信した前記ユーザ情報に対応付けられたデジタルコンテンツを格納させるステップと、前記格納されたデジタルコンテンツデータを画面に表示させるステップと、ユーザから入力された情報に対応させてデジタルコンテンツデータ内を検索させるステップとを順次実行させるコンピュータ実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラムである。
前記デジタルコンテンツ管理プログラムによれば、ユーザ端末に読み込まれることによって、ユーザ端末の中央処理装置が前記処理を実行し、ユーザはデジタルコンテンツを利用することができる。また、ユーザ端末は、ユーザ情報に対応付けられたデジタルコンテンツデータをサーバから受信することができるため、ユーザは、自らが必要な情報のみを受信することができる。
さらに、本発明に係るデジタルコンテンツ管理プログラムは、サーバに対してネットワークで接続され、前記サーバとのデータ連携によりデジタルコンテンツが管理されているユーザ端末において、ユーザ端末に格納されているアプリケーションに関する識別情報と、オペレーティングシステムに関する識別情報とを取得するステップと、前記識別情報に基づいてサーバで当該アプリケーションとオペレーティングシステムとに適合したデジタルコンテンツデータをネットワークを介してサーバから受信するステップと、前記で受信したデジタルコンテンツデータを表示手段に表示するステップと、からなるユーザ端末における実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラムである。
前記デジタルコンテンツ管理プログラムによれば、ユーザ端末は、ユーザ端末に格納されているアプリケーションに関する識別情報と、オペレーティングシステムに関する識別情報とを取得して、その情報をサーバに送信することができる。また、ユーザ端末は、サーバから前記識別情報に適合したデジタルコンテンツデータを受信するため、ユーザは、
自己のユーザ端末に適合したデジタルコンテンツを利用することが可能となる。
自己のユーザ端末に適合したデジタルコンテンツを利用することが可能となる。
さらに、前記デジタルコンテンツ管理プログラムは、デジタルコンテンツ表示手段によって表示させるデジタルコンテンツの表示量をサーバに通知するステップと、前記表示量情報に基づいてサーバで表示量の通知に適合したデジタルコンテンツデータをネットワークを介してサーバから受信するステップと、を有しても良い。
加えて、本発明に係るデジタルコンテンツ管理プログラムは、ユーザ端末に対してネットワークで接続され、前記ユーザ端末にデジタルコンテンツデータを配信するサーバにおいて、ユーザ端末に入力されたユーザ情報を受信するステップと、前記ユーザ端末に格納されているアプリケーションに関する識別情報と、オペレーティングシステムに関する識別情報とをユーザ端末から受信するステップと、前記で受信したユーザ情報及び識別情報に基づいて、ユーザ端末に送信するデジタルコンテンツデータを格納手段から選択するステップと、前記で選択したデジタルコンテンツデータをユーザ端末に送信するステップと、からなるサーバにおいて順次実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラムである。
前記デジタルコンテンツ管理プログラムがサーバに読み込まれることによって、サーバは、ユーザ端末からの前記ユーザ情報及び識別情報に適合したデジタルコンテンツデータをユーザ端末に送信することができる。すなわち、個々のユーザに合ったデジタルコンテンツザービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、前記デジタルコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。前記記録媒体は、デジタルコンテンツサービスを利用するためのデジタルコンテンツ管理プログラムを格納しており、この記録媒体のみを流通させることが可能となる。例えば、書面化した書籍の付録として前記記録媒体を付して、記録媒体を流通させることができる。このように記録媒体を流通させることにより、ユーザは必要に応じて、書面化された書籍とデジタル化した書籍(デジタルコンテンツ)とを使い分けることができ、デジタルコンテンツの利用を促進させることができると共に、書面化された書籍に付加価値を付けて、流通を促進させることが可能となる。
以上のように本発明によれば、デジタルコンテンツの利用を促進させるとともに、デジタルコンテンツサービスを通じてユーザ情報を得ることにより、個々のユーザに合ったデジタルコンテンツサービスを提供することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る書籍管理システムの概要図である。本実施の形態では、デジタルコンテンツとして書籍を例に挙げて説明するが、本発明に係るデジタルコンテンツ管理システムは、映像・画像・音声・文字・数値情報の属性及びその媒体を問わず、デジタル化された情報に係わるコンテンツに利用することができる。本実施の形態に係る書籍管理システムは、書籍情報を管理するサーバ10と、このサーバ10とネットワークによって接続された複数のユーザ端末20から構成されている。
図1に示す本実施の形態に係る書籍管理システムの概略図に基づいて、各装置のハードウェア構成を説明する。サーバ10は、図1に示すように、中央処理装置(CPU)とバス(BUS)とを中心とした構成となっており、前記バス(BUS)には記憶手段としてのメモリ、フラッシュメモリ、ハードディスク装置等で構成された記憶装置が接続されており、該記憶装置にはオペレーティングシステム(OS)、各種データベース(DB)、及びアプリケーションプログラムが格納されている。すなわち、前記サーバ10は、前記
中央処理装置(CPU)が後述するユーザ端末から送信される情報に基づいて前記プログラムをメモリを介して順次読み取って実行処理することにより、以下の機能を実現するようになっている。
中央処理装置(CPU)が後述するユーザ端末から送信される情報に基づいて前記プログラムをメモリを介して順次読み取って実行処理することにより、以下の機能を実現するようになっている。
サーバ10のDBは、デジタルコンテンツとしての複数の書籍情報を記録した書棚DB11と、個々の書籍の詳細情報を記録した書籍DB12と、複数のユーザ情報を記録したユーザDB13と、を含んでいる。また、前記サーバ10に格納されたアプリケーションプログラムは、ユーザ端末20と情報の送受信を行う通信システム、前記各DBへ情報の書き込みを行うDB管理システム、前記ユーザからの情報に基づいてユーザの読書環境を管理する読者管理システム等を備えている。
図2は、前記書棚DB11を示した図である。書棚DB11は、全書籍に関する書籍毎の情報が格納されている。書棚DB11には、書籍名、読者数、対応OS、分野等の情報がそれぞれ関連付けられて記録されている。図2に示す分野番号とは、書籍のカテゴリを示しており、1,コンピュータ、2,ビジネス・経済、3,エンターテイメント、4,文庫、5,投資・金融、6,地理・旅行、7,教育・暮らし・思想、として分類された番号である。
前記書棚DB11に記録されている各書籍の詳細な情報を記録したものが、図3に示す書籍DB12である。書籍DB12は、書籍毎に設けられており、該書籍を購入したユーザ番号、購入(登録)年月日、書籍データの送信状況、情報(訂正情報、更新情報、販促情報)提供希望の有無、情報履歴が関連付けられて記録されている。ユーザ番号とは、ユーザ登録の際にユーザ毎に付される番号である。
前記書籍データの送信状況とは、書籍データ(デジタルコンテンツデータ)をユーザに送信したか否か、及び、送信回数を示している。例えば、ユーザが、読書中の書籍を読み終える際に、次の書籍データを送信すること(後述する自動管理)を希望している場合には、ユーザが書籍を購入してもすぐに書籍データを送信せず、適切なタイミングで送信する。従って、該当する書籍を購入しても書籍データ未送信(待機状態)となる場合があり、この未送信の場合には、該書籍DB12の書籍データに0が記録される。また、書籍データの送信回数を制限している場合には、送信回数毎に番号を変更している。本実施形態では、0,書籍データ未送信、1,データ送信済(1回)、2,データ送信済(2回)、3,データ送信済(3回)として記録している。
また、情報提供の有無とは、ユーザが訂正情報(データの誤記等に関する情報)・更新情報(バージョンアップ等に基づく書籍データの更新情報)・販促情報(新作等販促に関する情報)を希望しているか否かを示している。本実施の形態では、書籍購入の際にユーザに情報希望の有無を入力させて、0:情報配信可、1:情報配信不可、として記録している。このようにユーザの情報提供を希望するかの意思を記録することにより、必要なユーザに対して必要な情報のみを提供することができる。
図4は、ユーザDBを示した図である。ユーザDBは、全ユーザに関する情報が格納されており、ユーザ番号に関連付けて、購入した書籍及びユーザのOS情報によって構築されている。図示する自動管理とは、複数の書籍を購入したユーザに対して適した書籍の購読順序をサーバで管理したり、購読中に次作を購入したユーザに対して現在購読中の書籍が読み終えるタイミングで次の書籍のデータを送信する等のサーバによる購読管理である。本実施の形態では、後述するユーザ登録の際にユーザに情報希望の有無を入力させて、0:自動管理を希望する、1:自動管理を希望しない、として記録している。
また、ユーザDB13において、書籍に対して付されている番号は、自動管理の際の購
読順序を示している。まず、ユーザが書籍を購入すると、サーバのDB管理システムは、購入した順序又は読書すべき順序に従って連続番号を記録する。そして、ユーザが読書を終えたら、該当する書籍の番号を1とする。購読済の書籍には、全て1が記録され、次にユーザが購読すべき書籍は、記録された番号の中で1を除いて、最も小さい数字が記録されている書籍となる。例えば、ユーザAB0001は、BOOK1、2、3、5を購入済みであり、BOOK1、2は購読済みであることを示している。また、ユーザAB0001において次に読書予定の書籍は、BOOK3とBOOK5を比較して、小さい番号が付されているBOOK3となる。また、自動管理を希望しないユーザについては、購入したか否かを判別できれば良いため、購入済の書籍に0が記録されている。
読順序を示している。まず、ユーザが書籍を購入すると、サーバのDB管理システムは、購入した順序又は読書すべき順序に従って連続番号を記録する。そして、ユーザが読書を終えたら、該当する書籍の番号を1とする。購読済の書籍には、全て1が記録され、次にユーザが購読すべき書籍は、記録された番号の中で1を除いて、最も小さい数字が記録されている書籍となる。例えば、ユーザAB0001は、BOOK1、2、3、5を購入済みであり、BOOK1、2は購読済みであることを示している。また、ユーザAB0001において次に読書予定の書籍は、BOOK3とBOOK5を比較して、小さい番号が付されているBOOK3となる。また、自動管理を希望しないユーザについては、購入したか否かを判別できれば良いため、購入済の書籍に0が記録されている。
尚、前記各DBは、ユーザによって入力された情報、購入情報等に基づいて、サーバ10のDB管理システムが書き込む。また、前記書棚DB11、書籍DB12及びユーザDB13は、それぞれリンクしており、例えばユーザDB13に書き込まれた情報は、DB管理システムによって書籍DB11及び書棚DB12に反映されるように構成されている。
次に、前記ユーザ端末20のハードウェア構成について説明する。前記ユーザ端末20は、汎用の情報処理装置であり、所謂パーソナルコンピュータを用いることができる。ユーザ端末20のハードウェア構成も中央処理装置(CPU)及びバス(BUS)を中心とした構成となっており、前記バス(BUS)には、入力手段としてのキーボード装置(KB)、出力手段としてのディスプレイ(DISP)、大規模記憶装置としてハードディスク装置(HD)が接続されている。前記ハードディスク装置内にはオペレーティングシステム(OS)及びアプリケーションプログラム、データベース(DB)等が構築されている。以下に示す本実施例の機能は、前記ハードディスク装置内のアプリケーションプログラムをバス(BUS)およびメモリを介して中央処理装置に読み込んで順次実行処理することにより実現されるものである。
本実施の形態は、前記ハードウェア用いて、ユーザ端末20にバーチャル書棚を構築し、サーバ10及びユーザ端末20のCPUが図5に示すバーチャル書棚によるインターフェース画面を通して、ユーザの読書管理をするシステムである。
前記バーチャル書棚は、後述する書籍に付属されたCD−ROMに格納されたアプリケーションによって構築されるものであり、ユーザ端末及びサーバ10が書籍を管理するためツールとなる。バーチャル書棚を用いることにより、書籍データの保管・更新・整理・検索等を行うことができる。バーチャル書棚の機能としては、分野別に仕分けした書籍データの整理・保管、訂正情報・バージョンアップ等に対応した書籍データの更新、シリーズ書籍等連続した書籍についての読書管理、書籍データに付されたタグを用いた読書進行状況の管理、ユーザの読書状況に応じた情報提供、書籍データ内の検索機能等である。
前記分野別に仕分けした書籍データの整理・保管とは、書籍データを自動若しくはユーザの手動により、ユーザの書籍データを整理・保管する機能である。ユーザ端末20に構築されるバーチャル書棚は、コンピュータ、小説、文芸、エンターテイメント等の分野毎の頁を有しており、サーバ10のCPUによって予め書籍データに関連付けて記録された分野番号をユーザ端末20のCPUが認識して、該書籍データを任意の頁に記録する。尚、ユーザ端末20のCPUが自動で、自動で書籍を仕分けする場合には、前述のように予め書籍データに分野番号を関連付けて保存しても良いし、例えば全ての書籍に付されているISBN等書籍の識別番号を認識させることによって仕分けしても良く、種々の方法を用いることができる。
図5は、ユーザ端末20における書棚管理システムであり、図6は、購入書籍管理メニ
ュー(バーチャル書棚)によるインターフェース画面の一例である。ユーザが、バーチャル書棚を開くと、現在読書中である分野の頁が表示され、他の分野の頁は、分野名称のみ上端に表示される。ユーザは、分野名称の表示部分をクリックして、他の頁を表示することができる。図5は、コンピュータ・インターネット分野の頁の表示例であり、当該頁には、関連する書籍の書籍名を連ねて表示している。各書籍の詳細な情報(著者名、読書済か否か等)は、各書籍をクリックすることで、拡大された書籍と詳細情報が表示される。また、表示された書籍中太い枠線で囲まれている書籍は読書中の書籍であり、ユーザが容易に認識できるように表示されている。また、バーチャル書棚では、保管されている書籍を複数の色で表示して、読書状況を認識できるように構成されている。例えば、読書中、未読、既読等に分けることができ、このように分類することにより、複数の書籍を保有するユーザが的確に書籍の整理することが可能となる。
ュー(バーチャル書棚)によるインターフェース画面の一例である。ユーザが、バーチャル書棚を開くと、現在読書中である分野の頁が表示され、他の分野の頁は、分野名称のみ上端に表示される。ユーザは、分野名称の表示部分をクリックして、他の頁を表示することができる。図5は、コンピュータ・インターネット分野の頁の表示例であり、当該頁には、関連する書籍の書籍名を連ねて表示している。各書籍の詳細な情報(著者名、読書済か否か等)は、各書籍をクリックすることで、拡大された書籍と詳細情報が表示される。また、表示された書籍中太い枠線で囲まれている書籍は読書中の書籍であり、ユーザが容易に認識できるように表示されている。また、バーチャル書棚では、保管されている書籍を複数の色で表示して、読書状況を認識できるように構成されている。例えば、読書中、未読、既読等に分けることができ、このように分類することにより、複数の書籍を保有するユーザが的確に書籍の整理することが可能となる。
また、書籍データに付されたタグを用いた読書進行状況の管理とは、予め書籍データに所定枚数毎に「次頁の画面を表示する」と「画面を表示した情報をサーバに通知する」を同時に行うタグを付して、このタグによるユーザの読書の進行状況を管理する機能である。具体的には、ユーザが読書をしていくと、所定枚数毎に前記タグが実行されることになる。ユーザ端末20のCPUは、前記タグが実行されると、次頁の画面を表示するとともに、その頁を表示したという情報をサーバ10に送信する。すなわち、前記タグによって、ユーザの読書状況を認識することができ、例えば、読書中の書籍が終わりに近づいたらサーバ10に通知して、次作を自動送信したり、情報に基づいて自動で読みかけの頁を開いてしおりとして機能させることも可能となる。
また、その他のバーチャル書棚の機能については、サーバ10及びユーザ端末20が実行する処理の説明の中で説明する。
また、その他のバーチャル書棚の機能については、サーバ10及びユーザ端末20が実行する処理の説明の中で説明する。
次いで、各装置において実行される処理について書籍購入からの流れに沿って説明する。
(書籍購入時)
図7は、ユーザが書籍を購入した際に実行される処理手順を示すフローチャートである。本システムの対象となる書籍は、通常の販促店で売買される印刷された書籍であり、その書籍に記録媒体としてのCD−ROMが付属されている(図8参照)。このCD−ROMには、サーバ10と情報の通信を行うための通信システム、書籍データを管理するバーチャル書棚を実行するための書棚インターフェース、ユーザ端末20のOS等の動作環境に関する情報を識別・取得するための識別システム、バーチャル書棚内に保管された書籍データの検索を実行するための検索システムを実行するためのアプリケーションプログラムが記録されている。
(書籍購入時)
図7は、ユーザが書籍を購入した際に実行される処理手順を示すフローチャートである。本システムの対象となる書籍は、通常の販促店で売買される印刷された書籍であり、その書籍に記録媒体としてのCD−ROMが付属されている(図8参照)。このCD−ROMには、サーバ10と情報の通信を行うための通信システム、書籍データを管理するバーチャル書棚を実行するための書棚インターフェース、ユーザ端末20のOS等の動作環境に関する情報を識別・取得するための識別システム、バーチャル書棚内に保管された書籍データの検索を実行するための検索システムを実行するためのアプリケーションプログラムが記録されている。
ユーザが対象書籍を購入し(ステップ31)、付属のCD−ROMをユーザ端末20にセットするとCDーROMに記録されたアプリケーションプログラムが起動し、ユーザに対して前記アプリケーションプログラムのユーザ端末20への保存を促す画面を表示する(ステップ32)。ユーザがCD−ROMのシリアルナンバーを入力して保存先を指定すると、ユーザ端末のCPUは、シリアルナンバー入力の可否を判定する(ステップ33)。入力されたシリアルナンバーが正しい場合には、前アプリケーションプログラムをユーザ端末のメモリにコピーする(ステップ34)。これにより、前記通信システム、書棚システム、識別システム、検索システムは実行可能となり、ユーザ端末20のCPUは、書棚システムを実行し、ユーザ端末20内に前記バーチャル書棚を構築する(ステップ35)。
次いで、ユーザ端末20のCPUは、ユーザ登録を促す画面を表示する。具体的には、ユーザ端末20のディスプレイに表示される画面に「ユーザ登録」「登録済」「後で登録」の各ボタンを表示する(ステップ36)。ユーザは、登録の有無及び可否を選択し、ボ
タンを押圧して選択することができる。ユーザが「ユーザ登録」を選択するとユーザ登録画面が表示される(図9参照)。このユーザ登録画面には、氏名、住所、メールアドレス、生年月日等ユーザを特定する情報の他、興味のある分野等ユーザの販促情報を選択するためのアンケート(興味のある分野、自動管理を希望するか否か、読書環境等)が含まれている。
タンを押圧して選択することができる。ユーザが「ユーザ登録」を選択するとユーザ登録画面が表示される(図9参照)。このユーザ登録画面には、氏名、住所、メールアドレス、生年月日等ユーザを特定する情報の他、興味のある分野等ユーザの販促情報を選択するためのアンケート(興味のある分野、自動管理を希望するか否か、読書環境等)が含まれている。
ユーザ端末20のCPUは、ユーザが氏名等の必要事項を入力している間に、識別システムを実行して、ユーザ端末20のOS情報(種類及びバージョン)、アプリケーション情報(ユーザ端末に格納されているアプリケーションとそのバージョン)等ユーザの動作環境に関する識別情報を取得する(ステップ37)。ユーザが、所定情報を入力後、サーバ10への送信を選択すると、ユーザによって入力された前記情報と識別システムによって得た情報をサーバ10へ送信する(ステップ38)。また、ユーザが、ユーザ登録を選択する際に「登録済」を選択した場合には、ユーザ端末20のCPUは、前記シリアルナンバーと識別システムによって得られた識情報をサーバ10へ送信する(ステップ38)。
次いで、前記情報を受信したサーバ10において実行される処理について図10に示すフローチャートに基づいて説明する。サーバ10のCPUは、ユーザ端末20からユーザ登録における情報を受信すると(ステップ41)、その情報に基づいて、ユーザDB13内で同ユーザの登録の有無を検索する(ステップ42)。ユーザ登録がない場合には、ユーザ番号を取得して(ステップ43)、受信した前記情報に関連つけて、ユーザDB13に書き込む(ステップ44)。一方、既にユーザ登録されている場合には、登録済の情報をユーザに送信して(ステップ45)、ユーザDB13の該当するユーザ情報に購入した書籍の情報(購入書籍、購入年月日等)を書き込む(ステップ42)。また、ユーザ登録の選択において「登録済」が選択された場合にも、ユーザDBの該当するユーザ情報に購入した書籍の情報を書き込む。ユーザDBの書き込み完了後、サーバ10のCPUは、登録完了又は更新完了の情報をユーザ端末20に送信する(ステップ45)。
図11は、書籍データをダウンロードする際のサーバ10とユーザ端末20において実行される処理を示すフローチャートである。前記登録完了又は更新完了の情報を受信したユーザ端末20のCPUは、前記バーチャル書棚を起動させて、書籍データのダウンロードを促す画面を表示する(ステップ51)。また、前記登録完了時及び更新完了時以外には、ユーザがバーチャル書棚に表示されるダウンロードボタンをクリックすることにより、書籍データのダウンロードを促す画面が表示される。
ユーザがダウンロード希望を入力すると、ユーザ端末20のCPUは、ダウンロード希望情報(ユーザID、データ希望書籍名)をサーバ10へ送信する(ステップ52)。一方、サーバ10のCPUは、前記情報を受信すると(ステップ53)、書籍DB12及びユーザDB13内からユーザ情報(OS、アプリケーション、コピー回数等)を取得し(ステップ54)、書籍データのコピー回数が制限以下であるかを確認する(ステップ55)。前記コピー回数が所定回数以下である場合には、取得したOS情報、アプリケーション情報に基づいてユーザに適合した書籍データを取得する(ステップ56)。サーバ10のCPUは、取得した書籍データをユーザ端末20へ送信して(ステップ57)、書籍データ送信済の情報を書籍DB12に書き込む(ステップ58)。
前記ユーザ端末20は、書籍データを受信すると(ステップ59)、前記バーチャル書棚に書籍データを保存する(ステップ60)。このようにして保存された書籍データは、半永久的にユーザ端末20のメモリに保存され、ユーザは、読書をするだけでなく、書籍管理システムの検索システムを実行することにより、格納された書籍データ内の全文検索をすることが可能となる。
尚、本実施の形態では、コピ−回数を3回までに制限し、コピー回数が3回を超えている場合には、書籍データをダウンロードできない旨の情報をユーザ端末に送信し、ユーザに注意を促す(ステップ61)。また、ユーザ端末のCPUは、前記ダウンロード不可の情報を受信すると(ステップ62)、該当する書籍のバーチャル書棚で表示される色を変える(ステップ63)。例えば、ダウンロード不可の書籍を網掛けで表示して、書籍データを利用できないことをユーザに対して表示して、次回からは、該当する書籍のダウンロードを希望できないようにする。
このように本実施の形態に係る書籍管理システムは、ユーザ端末20内にバーチャル書棚を構築し、このバーチャル書棚において書籍を管理することができるため、サーバ、ユーザ共に容易に総合的な書籍の管理を行うことができる。ユーザにとっては、データ化した書籍の一元管理、検索ソフトによる書籍の有効活用が可能となる。また、識別システムによって自動的にサーバにユーザの動作環境を通知することができるため、必要な情報のみを取得することができる。
一方、サーバ10は、ユーザ端末20の動作環境に関する情報を予め取得しているため、個々のユーザに合った適切な情報(デジタルコンテンツデータ)を提供することができる。特に、アプリケーションソフトの解説本等ユーザのOSによって異なる情報を含む書籍では、OSに合った情報を含む書籍データを提供することができる。また、書籍データのダウンロード回数(コピー回数)を制限することができるため、容易に不正使用を防ぐことができる。
(訂正情報、送信情報、販促情報の提供)
本実施の形態に係る書籍管理システムでは、前記バーチャル書棚の機能の1つとして、訂正情報・バージョンアップ等に対応した書籍データの訂正・更新を自動で行うことができる。図12は、訂正情報、更新情報の提供の際にサーバにおいて実行される処理を示すフローチャートである。ユーザが前記各情報の提供を希望するか否かの情報は、書籍購入の際に確認し、予め書籍DB12に記録されている(図3参照)。サーバ10のCPUは、前記訂正情報又は更新情報が入力されると、書棚DB11からその情報に該当する書籍を索出する(ステップ71)。
本実施の形態に係る書籍管理システムでは、前記バーチャル書棚の機能の1つとして、訂正情報・バージョンアップ等に対応した書籍データの訂正・更新を自動で行うことができる。図12は、訂正情報、更新情報の提供の際にサーバにおいて実行される処理を示すフローチャートである。ユーザが前記各情報の提供を希望するか否かの情報は、書籍購入の際に確認し、予め書籍DB12に記録されている(図3参照)。サーバ10のCPUは、前記訂正情報又は更新情報が入力されると、書棚DB11からその情報に該当する書籍を索出する(ステップ71)。
次いで、サーバ10のCPUは、書籍DB12から、該当する書籍を購入しており、かつ自動更新を希望するユーザ番号を索出する(ステップ72)。提供すべき情報がOS又はアプリケーションプログラムに関連付けられるものである場合には、索出したユーザ番号をOS情報等と関連付けてメモリに記録する。そして、サーバ10のCPUは、情報の対象がユーザ対応OS又はアプリケーションであることを確認して(ステップ73)、該当するユーザ端末20に前記情報を送信する(ステップ74)。また、販促情報を送信する際には、書籍DB12に記録されている販促情報希望のユーザに対して送信する。
以上のように、本実施の形態に係る書籍管理システムは、個々のユーザに適した独自の情報を適宜にユーザに提供することが可能となる。また、サーバ10とユーザ端末20との間で情報を送受信する際に、ユーザ端末20内の識別システムを実行させることにより、サーバ10が常にユーザの最新動作環境を把握することができ、個々のユーザに合った独自のサービスを提供することができる。
(読書管理時)
本実施の形態に係る書籍管理システムでは、前記バーチャル書棚の1つとして、シリーズ書籍等連続した書籍についての読書管理を行うことができる。シリーズ書籍等は、通常前編から後編、上巻から下巻等読書する順序が定まっているとともに、シリーズ全てを読
書希望するユーザが少なくない。しかし、一度に全てのシリーズ書籍を揃えてしまうと、量が多く読書意欲が減退してしまうことも考えられる。前記読者管理は、このような問題を防ぐための機能であり、シリーズ書籍等複数の書籍を一括して購入したユーザに対して、必要なタイミングで次の書籍データを提供する。
本実施の形態に係る書籍管理システムでは、前記バーチャル書棚の1つとして、シリーズ書籍等連続した書籍についての読書管理を行うことができる。シリーズ書籍等は、通常前編から後編、上巻から下巻等読書する順序が定まっているとともに、シリーズ全てを読
書希望するユーザが少なくない。しかし、一度に全てのシリーズ書籍を揃えてしまうと、量が多く読書意欲が減退してしまうことも考えられる。前記読者管理は、このような問題を防ぐための機能であり、シリーズ書籍等複数の書籍を一括して購入したユーザに対して、必要なタイミングで次の書籍データを提供する。
図13は、バーチャル書棚における書籍購入メニューの表示例である。ユーザが、バーチャル書棚の書籍購入メニューを選択すると、図示する画面が表示される。ユーザが、書籍を選択して、購入を決定すると、ユーザ端末のCPUは、購入情報をサーバ10に送信する。
図14は、ユーザが書籍を購入した際にサーバ10において実行される処理を示すフローチャートである。サーバ10のCPUは、ユーザ端末20から書籍購入情報を受信すると、ユーザDB13にアクセスして、購入した書籍に関連する書籍の購入の有無を確認する(ステップ81)。関連する書籍を購入している場合には、更にユーザDB13にアクセスして、ユーザが自動管理を希望しているか否かを確認する(ステップ82)。この自動管理を希望するか否かの情報は、前記ユーザ登録の際に予め取得している。ユーザが自動管理を希望している場合には、サーバ10のCPUは、ユーザ端末20から前記タグ情報を取得する(ステップ83)。
前記タグ情報とは、書籍データに付された読書進行状況を管理するための情報である。前記タグは、所定枚数ごとに付されているため、タグ情報を取得することで、ユーザの読書進行状況を認識することができる。サーバ10は、前記タグ情報からユーザの読者進行状況を確認し、読書が終わりに近いか否かを判別する(ステップ84)。読書中の書籍が終わりに近い場合には、新たな書籍データをユーザ端末20に送信する(ステップ85)。一方、読書中の書籍が終わりに近くない場合には、新たな書籍データを送信せずに待機する。サーバ10のCPUは、アプリケーションプログラムに基づいて、前書籍が終わりに近づくまでユーザ端末20から繰り返しタグ情報を取得する。そして、前書籍が終わりに近づいたら、新たな書籍データをユーザ端末20に送信する。
また、前記ステップ81、ステップ82において、関連する書籍がない場合、及び、ユーザが自動管理を希望しない場合には、サーバ10のCPUは、ユーザ端末20に書籍データのダウンロードを促す画面を表示する。以下は、書籍購入における情報更新と同様の処理が行われる(図11参照)。
以上のように、前記読書管理システムによれば、書籍データに付されたタグ情報に基づいて、ユーザに書籍データを送信することができるため、適切なタイミングでサービスを提供することができる。また、該読者管理システムを用いて、ユーザの読書が終了に近づいた時点で、次の書籍を案内する販促情報を送信してもよい。ユーザの読書進行状況に基づいて、適切な情報を、適切なタイミングで提供することにより、不要な情報提供を少なくすることができるとともに、ユーザの満足度を高めることが可能となる。
10 サーバ
11 書棚データベース
12 書籍データベース
13 ユーザデータベース
20 ユーザ端末
11 書棚データベース
12 書籍データベース
13 ユーザデータベース
20 ユーザ端末
Claims (11)
- サーバからから配信されるデジタルコンテンツデータを、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末において利用する、そのような利用を管理するデジタルコンテンツ管理システムであって、
前記ユーザ端末にデジタルコンテンツデータ及びその関連情報を送信する情報送信手段と、
前記ユーザ端末に送信する情報を格納する情報格納手段と、
前記情報格納手段によって格納された情報の中からユーザ端末に送信する情報を選択する情報選択手段と、
ユーザ端末からユーザ情報を受信する情報受信手段と、備えるサーバと、
前記サーバからのデジタルコンテンツデータ及びその関連情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段が受信したデジタルコンテンツデータを格納する格納手段と、
前記デジタルコンテンツデータを表示データに変換して画面に表示する表示手段と、
ユーザからのユーザ情報の入力を受け付ける情報入力手段と、
前記情報入力手段で入力されたユーザ情報をサーバへ送信する情報送信手段と、を備えるユーザ端末と、を有し、
前記ユーザ端末の情報入力手段から入力された前記ユーザ情報が情報送信手段を介して前記サーバで受信されると、前記サーバの情報選択手段は、前記ユーザ端末から受信したユーザ情報に対応して情報を選択して前記ユーザ端末に送信するデジタルコンテンツ管理システム。 - 前記ユーザ端末は、さらに前記ユーザ端末内に格納されているアプリケーションに関する識別情報及びユーザ端末のオペレーティングシステムに関する識別情報を取得する識別情報取得手段と、を備え、
前記識別情報を前記ユーザ端末から受信した前記サーバの情報選択手段は、前記識別情報に基づいて、選択する情報を変更する請求項1に記載のデジタルコンテンツ管理システム。 - 前記ユーザ端末は、さらに前記ユーザ端末において表示するデジタルコンテンツデータの表示量情報をサーバに通知する表示量通知手段と、を備え、
前記表示量情報を受信した前記サーバの情報選択手段は、前記表示量情報に基づいて、選択する情報を変更する請求項1又は請求項2に記載のデジタルコンテンツ管理システム。 - サーバから配信されるデジタルコンテンツデータを、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末において利用する、そのような利用を管理するデジタルコンテンツ管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザから入力されるユーザ情報をユーザ情報入力手段を介して取得するステップと、
前記ユーザ情報入力手段によって取得したユーザ情報を情報送信手段によってサーバに送信するステップと、
前記ユーザ情報を受信したサーバが、ユーザ情報に対応したデジタルコンテンツデータを格納手段に格納された複数のデジタルコンテンツデータから検索するステップと、
前記で索出されたデジタルコンテンツデータを送信手段を介してユーザ端末に送信するステップと、
前記サーバからデジタルコンテンツデータを受信したユーザ端末が、デジタルコンテンツをその表示手段に表示するステップと、を有するデジタルコンテンツ管理方法。 - 前記ユーザ端末は、さらにユーザ端末自身に格納されているアプリケーションの識別情報及びユーザ端末のオペレーティングシステムの識別情報を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、前記識別情報をユーザ情報とともにサーバに送信するステップと、
前記ユーザ情報と識別情報とを受信したサーバが、少なくとも前記識別情報に基づいて、当該端末情報のアプリケーション及びオペレーティングシステムに適合したデジタルコンテンツデータを格納手段から選択的に読み出すステップと、
前記で読み出したデジタルコンテンツデータをユーザ端末に送信するステップと、を有する請求項4に記載のデジタルコンテンツ管理方法。 - 前記ユーザ端末が、表示するデジタルコンテンツデータの表示量をサーバに通知するステップと、をさらに備え、
前記サーバが、受信した前記表示量の通知に適合したデジタルコンテンツデータを選択的に前記格納手段から読み出してユーザ端末に送信する請求項4又は請求項5に記載のデジタルコンテンツ管理方法。 - デジタルコンテンツデータを送信するサーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末に読み込まれることによって、ユーザ端末の中央処理装置に、
ユーザからの情報の取得を実行させるステップと、
前記取得した情報のサーバへの送信を実行させるステップと、
前記サーバから受信した前記ユーザ情報に対応付けられたデジタルコンテンツデータを格納させるステップと、
前記格納されたデジタルコンテンツデータを画面に表示させるステップと、
ユーザから入力された情報に対応させてデジタルコンテンツデータ内を検索させるステップとを順次実行させるコンピュータ実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラム。 - サーバに対してネットワークで接続され、前記サーバとのデータ連携によりデジタルコンテンツが管理されているユーザ端末において、
ユーザ端末に格納されているアプリケーションに関する識別情報と、オペレーティングシステムに関する識別情報とを取得するステップと、
前記識別情報に基づいてサーバで当該アプリケーションとオペレーティングシステムとに適合したデジタルコンテンツデータをネットワークを介してサーバから受信するステップと、
前記で受信したデジタルコンテンツデータを表示手段に表示するステップと、からなるユーザ端末において実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラム。 - 前記デジタルコンテンツデータの表示量情報をサーバに通知するステップと、
前記表示量情報に基づいてサーバで表示量の通知に適合したデジタルコンテンツデータをネットワークを介してサーバから受信するステップと、を有する請求項8に記載のデジタルコンテンツ管理プログラム。 - ユーザ端末に対してネットワークで接続され、前記ユーザ端末にデジタルコンテンツデータを配信するサーバにおいて、
前記ユーザ端末に入力されたユーザ情報を受信するステップと、
前記ユーザ端末に格納されているアプリケーションに関する識別情報と、オペレーティングシステムに関する識別情報とをユーザ端末から受信するステップと、
前記で受信したユーザ情報及び識別情報に基づいて、ユーザ端末に送信するデジタルコンテンツデータを格納手段から選択するステップと、
前記で選択したデジタルコンテンツデータをユーザ端末に送信するステップと、からなるサーバにおいて順次実行可能なデジタルコンテンツ管理プログラム。 - 請求項7から請求項10のいずれかに記載のデジタルコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004254217A JP2006072615A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | デジタルコンテンツ管理システム、管理方法、及び管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004254217A JP2006072615A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | デジタルコンテンツ管理システム、管理方法、及び管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006072615A true JP2006072615A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36153193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004254217A Pending JP2006072615A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | デジタルコンテンツ管理システム、管理方法、及び管理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006072615A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016224901A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 野中 誠之 | コンテンツ管理システム、コンテンツ提供システム、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ提供方法 |
JP2017010302A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント | サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム |
-
2004
- 2004-09-01 JP JP2004254217A patent/JP2006072615A/ja active Pending
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JP2016224901A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 野中 誠之 | コンテンツ管理システム、コンテンツ提供システム、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ提供方法 |
JP2017010302A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント | サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム |
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