JP2006071125A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱庫内における風の流れが偏らないようにして、収容物をムラなく加熱調理することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱庫12の奥壁32には、奥壁32の長辺に沿って帯状に形成され、上段載置皿40aより上側に配された第1吹出口18aがある。第1吹出口18aの逆方向側に、三角形状の閉鎖領域が形成される。第1吹出口18aの流れ方向側端部は、遠心ファン22の外周円の最も流れ方向側の点を通る高さ方向の直線Lを超えず、奥壁32の2等分線よりも流れ方向側に形成される。これにより、第1吹出口18aから吹き出された熱風は流れ方向側に集中しない。
【選択図】図3

Description

本発明は、加熱庫内の加熱温度が均一になるように風が吹き出す吹出口を設けた加熱調理器に関するものである。
従来のコンベクションオーブン等の加熱調理器は、熱風を加熱庫内に強制的に循環させるためのファンを有し、該熱気循環用ファンによる加熱庫内の熱風循環により、調理のスピードアップと庫内温度分布の均一化を図り、焼き性能を向上させたものである。
加熱調理器は、機種によりオーブン調理機能のほか、電磁波加熱調理機能、誘電加熱調理機能、スチーム調理機能、およびオーブン・電磁波加熱・誘電加熱・スチームの複合調理機能等を有する。
図8は従来の加熱調理器の正面図、図9は遠心ファンによる風の流れる方向を示す図、図10は従来の加熱調理器の上段載置皿表面での加熱具合の分布図、図11は従来の加熱調理器の風の流れ方向を示す図である。
従来の加熱調理器は、図8に示すように、断熱手段にて断熱処理を施された箱体11と、箱体11に設けられ、内部で収容物Sの調理を行う加熱庫12と、該加熱庫12の前面開口を自在に開閉する断熱扉15と、熱風を生成するための加熱器13と、送風機20と、使用者からの指示事項を入力する操作部16と、前記加熱器13および送風機20を制御する制御部(図示せず)とを備えている。なお、収容物Sとは調理物単体である。
加熱庫12は、左右の側壁31と奥壁32と天壁33と底壁34とを有し、奥壁32の裏側に送風機20が設けられている。側壁31には、載置皿40a,40bを収納自在に支える支持部19が上下に2つ形成されている。奥壁32には、複数の孔によって構成された吸入口17と吹出口18a〜18cとが形成される。吸込口17は、奥壁32の中央に配される。
吹出口18a〜18cは、第1の吹出口18a、第2の吹出口18b、第3の吹出口18cとからなる。第1吹出口18aは、上段載置皿40aより上側に配され、奥壁32の長辺に沿って帯状に形成される。第2吹出口18bは、上段載置皿40aと下段載置皿40bの中間で、左右の側壁31の近傍に夫々配され、小領域の円形状に形成される。第3吹出口18cは、下段載置皿40bより下側に配され、奥壁32の長辺に沿って帯状に形成される。
送風機20は、遠心ファン22と、遠心ファン22を駆動させる駆動モータ23と、遠心ファン22を軸支したファンケーシング21とから構成されている。遠心ファン32の吸入口は、吸込口17と対向している。遠心ファン22の周囲には、シーズヒータ等の環状の加熱器が配される。ファンケーシング21は、奥壁32の裏側を覆って、遠心ファン22および加熱器13を取り囲む空間を形成される。なお、図9中のDはファンケーシング21を正面から見てファンケーシング21左上の第1隅部、Eはファンケーシング21右上の第2隅部、Fはファンケーシング21右下の第3隅部、Gはファンケーシング21左下の第4隅部を示す。
このような加熱調理器において、収容物Sを載置した載置皿40aを加熱庫12内に入れ、操作部16から調理内容を入力すると、制御部は、操作部16から入力された指示に基づき、加熱器13、送風機20等を駆動制御して、収容物Sの加熱調理を開始する。遠心ファン22によって吹き出された空気は、加熱器13によって暖められて熱風となり、その熱風が吹出口18a〜18cから吹き出される。吹出口18a〜18cから吹き出された熱風は、加熱庫12内の前面に向かって流れ、断熱扉15に当たって流れの向きが変わり、中央に集中し、送風機20の吸引力によって吸込口17から吸入される。
ところで、ファンケーシング21内での風は、図9の矢印Iに示すように、遠心ファン22の回転方向(時計回り)に沿いつつ、回転による遠心力によってファンケーシング21の4隅部D〜Gに向かって渦巻状に流れる。そのため、例えば、第1吹出口18aおよび第3吹出口18cのように奥壁32の長辺に沿って帯状に形成した場合、図11に示すように、ファンケーシング21内における渦巻状の風の流れによって、風は加熱庫12内に吹き出される。加熱庫12内に吹き出された風が側壁31や天壁33、底壁34に沿いながら扉15側に向かって流れる。風は、流れ方向側にある側壁31に熱が溜まり、加熱庫12内の加熱具合が均一にならない。
したがって、上段載置皿40a上での加熱具合の分布は、図10に示すように、流れ方向側の側壁31近傍において過加熱部分が広がっている。なお、このような加熱具合の分布は下段載置皿40bの下側でも同様である。
このような加熱ムラが生じる原因として、遠心ファン22特有の渦巻状の風の流れによる送風の偏りが考えられる。加熱庫12内に吹き出される風は、図11の矢印Hに示すように、流れ方向に偏って吹き出される。
また、流れ方向とは逆向きの逆方向側においても、以下のような原因により、不適切な焼き加減ではないものの、見た目が不自然な加熱具合の分布のムラが発生する。
ファンケーシング21内での風は、図9の矢印Iに示すように、ファンケーシング21の4隅部D〜Gに向かって渦巻状に流れ、加熱庫12内へ流れを指向する効果を有するファンケーシング21の4隅部D〜Gから吹き出される。そのため、ファンケーシング21の4隅部D〜Gから吹き出される風は、4隅部D〜Gの中間位置に設けられた吹出口から吹き出される風よりも多くなる。すなわち、第1隅部Dの吹出口から吹き出される風量と、第1隅部Dと第2隅部Eとの中間の吹出口から吹き出される風量との差によって、加熱庫12の中央部の高加熱部分が生じる。
また、ファンケーシング21の4隅部D〜Gでは、遠心ファン22から送風された熱風が集中し圧縮される。そのため、ファンケーシング21の4隅部D〜Gから吹き出される風は、4隅部D〜Gの中間位置に設けられた吹出口から吹き出される風よりも吹き出す速度が速くなる。そのため、例えば、第1隅部Dの吹出口から吹き出された熱風は、上段載置皿40aの逆方向側の側壁31側かつ奥壁31側に留まることなく扉15側に流れるので、その奥壁32側の部分に不加熱部分が生じ、上段載置皿40aの扉15側に高加熱部分が生じる。
そこで、特許文献1では、遠心ファンの回転により風量が大となる吹出口端側および風量が小となる吹出口端側に沿って、該風量に応じて吹出口の開口面積を反比例的に変化させることにより、加熱庫内の加熱温度が均一になるようにした加熱調理器が開示されている。
また、特許文献2では、加熱器(シーズヒータ)を熱風ファン18の周りを環状に2重巻きし、かつ、外方に導出される各ヒータ端部の間にあっても、少なくとも1重巻き部分が確保された形状とすることにより、加熱庫内の加熱温度が均一になるようにした加熱調理器が開示されている。
特開昭63―14016号公報(2頁目左側下段〜3頁目右側上段、図1) 特開2004−93092号公報(段落0022〜段落0031、図1)
特許文献1では、吹出口の開口面積を変化させることで、吹出口から吹き出される風量の調整を行っている。しかし、この形状では加熱庫の横幅方向における風量の調整しか行うことができないため、図10に示すような加熱ムラを改善することができない。
また、特許文献2では、加熱器の一部分を利用して、吹出口から吹き出される風量の調整を行っている。しかし、加熱器の形状が、風の流れの偏りを抑えるという目的により規定されてしまい、熱効率の点では好ましくない。そのため、加熱器の形状に応じて加熱ムラが生じる恐れがある。
そこで、本発明は、加熱庫内における風の流れが偏らないようにして、収容物をムラなく加熱調理することができる加熱調理器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、円周方向の風の流れを形成する送風機が設けられ、収容物を収容する加熱庫の壁面に、前記送風機からの風が流れる流れ方向に沿って吹出口が形成され、加熱庫内において、前記吹出口から吹き出した風が当たる壁面側に熱が溜まらないようにするために、前記吹出口を形成した壁面に、前記流れ方向側に位置して前記吹出口を形成しない閉鎖領域と、前記流れ方向側とは逆向きの逆方向側に位置して前記吹出口を形成した吹出領域とを設けたことを特徴とする。
ここで、流れ方向側とは吹出口から吹き出した風が当たる壁面に近い側とし、逆方向側とはその壁面から遠い側とする。
加熱庫は、上下方向に複数の載置皿が収容可能とされ、吹出口を形成した壁面の外側に遠心ファンが配される。その壁面に吹出領域と閉鎖領域とが形成される。閉鎖領域は流れ方向側、すなわち、遠心ファンの回転方向側に位置する。吹出領域は逆方向側、すなわち、遠心ファンの逆回転方向側に位置する。また、吹出口を形成した壁面の中央には、加熱庫内の空気を送風機内に吸い込む吸込口が形成される。
吹出領域は、加熱庫内に収納された最上段の載置皿よりも高い位置、および、最下段に収容された載置皿より低い位置に配される。吹出領域は、逆方向側に偏った位置にある。より詳細には、吹出口を形成した壁面を流れ方向に沿って2等分した2等分線を越えて、逆方向側の一部を含む範囲に形成される。
閉鎖領域は、送風機からの風を加熱庫に吹き出さないように、吹出口を形成してない領域であって、流れ方向側に配される。これにより、例えば、最上段に収容された載置皿より高い位置、あるいは、最下段に収容された載置皿より低い位置において、送風機からの風は、流れ方向側から吹き出されない。
上記構成により、逆方向側にある吹出口から加熱庫内に風を吹き出すことができ、流れ方向側において、加熱庫内に風が吹き出されることがない。そのため、逆方向側で吹き出された風が、渦巻状の風の流れによって流れ方向側の壁面まで達し、加熱庫の横幅方向に満遍なく風が行き亘る。したがって、流れ方向側にある壁面に、熱が溜まることなく、加熱庫内の加熱具合を均一にすることができる。
また、収容物を収容する加熱庫の壁面は矩形状に形成され、この壁面の中央には、送風機に設けられた遠心ファンが配される。このとき、加熱庫の高さはT、幅はWとする。
上記構成の加熱調理器において、加熱庫の縦横比をP=T/Wとするとき、加熱庫の縦横比Pは0.7以下となるように形成される。そのため、奥壁の水平方向の端辺である長辺に対して流れ方向側、かつ、短辺に対して逆方向側に位置する隅部に集中する風が少なくなる。これにより、吹出口の逆方向側と流れ方向側とから吹き出される風量の差がなくなり、加熱庫内の加熱具合を均一にすることができる。
また、吹出領域は、逆方向側に行くにつれて、開口面積が狭くなる。すなわち、吹出領域に形成された吹出口の逆方向側開口面積が流れ方向側に比べて小とされる。例えば、吹出領域の逆方向側端部を斜めに形成する。すなわち、吹出領域の逆方向側において、三角形状の閉鎖領域が形成される。これにより、吹出領域端部の開口面積が流れ方向側の開口面積に比べて小となる。
また、吹出領域の逆方向側端部の上端と下端とを結んだ直線において、直線の上端から下端までの高さをt、横幅をwとし、その傾きをp=t/wとするとき、傾きpはP≧pとなるように形成される。この場合、吹出口の逆方向側端部では、渦巻状の風の流れによってファンケーシングの逆方向側に集中した風が吹き出す。しかし、三角形状の閉鎖領域によって全ての風が吹き出されることがない。そのため、吹き出されなかった風を効率的に流れ方向側に導くことができる。これにより、吹出口の逆方向側から下流側にかけて、吹き出される風量の差がなくなり、加熱庫の中央部分に風が集中することがなくなる。
また、三角形状の閉鎖領域によって、最も速く吹き出される部分から風が吹き出されない。すなわち、風が最も速く吹き出される部分よりも逆方向側の吹出口から吹き出される。したがって、吹出口からの風は、逆方向側端部、中央部、流れ方向側端部のいずれにおいても、ほぼ同様の吹き出し速度により吹き出される。そのため、加熱庫内において風の到達距離が同等となり、加熱庫内に均等な風を送ることができるので、加熱ムラを抑えることができる。
なお、吹出領域の開口面積を狭くする方法としては、吹出領域に形成された孔を逆方向側に向かうにつれて小さく形成しても良い。
本発明によれば、流れ方向とは逆向きの逆方向側に偏って吹出口を設けているので、流れ方向側で加熱庫内に風が吹き出されることがないため、流れ方向側にある壁面近傍に熱が溜まることがない。
これにより、壁面に設けられた吹出口から吹き出される風は、加熱庫の横幅方向および奥行方向に偏りなく送り出され、載置皿上の収容物に対してもムラなく風が当たり、加熱ムラのない加熱調理ができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る加熱調理器の正面図、図2は加熱調理器の側断面図、図3は加熱調理器の風の流れる方向を示す図、図4は上段載置皿表面での加熱具合の分布図を示す。
本発明の加熱調理器は、図1、図2に示すように、断熱処理を施され、前面が開口された箱体11と、箱体11に内装され収容物Sを収納する加熱庫12と、収納物Sを加熱する加熱器13と、加熱器13により加熱された熱風を吹き出すための送風機20と、加熱器13および送風機20を制御する制御部(図示せず)とを備えている。
箱体11の前面には、断熱扉15が開閉自在に設けられ、使用者からの指示事項を入力する操作部16が配設されている。マイコンからなる制御部は、操作部16から入力された指示に基づいて送風機20や加熱器13等を制御する。
加熱庫12は、2つの側壁31と奥壁32と天壁33と底壁34とを有し、奥壁32の裏側に送風機20のファンケーシング21が取り付けられている。左右の側壁31には、載置皿40a,40bを支える支持部19が上下に2段突出して形成されている。載置皿40a,40bは、収容物Sを載置できるように加熱庫12の水平断面と同等の面積を有する皿状の載置部と、載置部の外周に形成されたフランジ状の縁部とで構成され、縁部が支持部19に支持されることで、載置皿40a,40bは加熱庫12内に収容される。なお、上側に載置される載置皿を上段載置皿40a、下側に載置される載置皿を下段載置皿40bとする。
送風機20は、遠心ファン22と、これを駆動するモータ23とからなる。遠心ファン22は、ファンケーシング21に回転自在に支持され、奥壁32に対向して配置される。遠心ファン22の回転軸は奥壁32の中心に位置する。加熱器13は、遠心ファン22を中心として同心円状に配される。図3に示すように、遠心ファン22が時計周りに回転することにより、熱風は、遠心ファン22から遠心方向に吹き出される。そして、遠心ファン22の回転方向に沿って外側に向かう流れ方向となる熱風の流れが形成される。
奥壁32には、加熱庫12内の空気をファンケーシング21内に吸い込む吸込口17と、加熱器13で加熱された熱風を加熱庫12内に吹き出す吹出口18a〜18cが形成される。吸込口17は、奥壁32の中央に配され、遠心ファン22の吸入口に対向している。この吸込口17は、複数の孔によって円形となるように形成される。
吹出口18a〜18cは、直径5mm程の複数の孔が複数集まって形成される。吹出口18a〜18cを複数の孔の集まりであるパンチ孔形状に形成することで、電磁波加熱を併用する際の加熱庫12外への電磁波の漏洩防止効果、さらに、加熱庫12内の清掃の際に孔による指先への切創抑止の効果を得ることができる。
吹出口18a〜18cは、第1の吹出口18a、第2の吹出口18b、第3の吹出口18cとからなる。第1吹出口18aは、上段載置皿40aより上側に配され、奥壁32の水平方向の端辺である上側の長辺に沿って帯状に形成される。第2吹出口18bは、上段載置皿40aと下段載置皿40bの中間で、左右の側壁31の近傍に夫々配され、小領域の円形状に形成される。第3吹出口18cは、下段載置皿40bより下側に配され、奥壁32の水平方向の端辺である下側の長辺に沿って帯状に形成される。
第1吹出口18aは、奥壁32の長辺に沿って等間隔に並んだ孔が複数列集まって、略長方形に形成される。この長方形に形成された範囲を吹出領域とし、この吹出領域より流れ方向側で孔が形成されていない範囲を閉鎖領域とする。
ここで、流れ方向側とは遠心ファン22の回転方向側を示し、逆方向側とは遠心ファン22の回転方向と逆回転方向の逆回転方向側を示す。また、説明の便宜上、加熱庫12の上部では、流れ方向側は加熱庫12を正面から見て右半分側、逆方向側は左半分側とし、下部では、流れ方向側は左半分側、逆方向側は右半分側とする。
第1吹出口18aおよび第3吹出口18cは、逆方向側に向かって開口面積が狭くなるように形成される。すなわち、第1吹出口18aの逆方向側端部は、逆方向側に向かって直角三角形状に形成される。直角三角形の最上段の頂点と最下段の頂点を結んだ斜辺より上側には、三角形状の閉鎖領域が形成される。この三角形状の閉鎖領域は吹出口が形成されない。
この、第1吹出口18aの逆方向側端部では、従来の構成では渦巻状の熱風の流れによりファンケーシング21の逆方向側に集中し圧縮した風が吹き出される。しかし、三角形状の閉鎖領域が存在することによって、最も速く吹き出される部分から熱風が吹き出されない。したがって、第1吹出口18aからの熱風は、逆方向側端部、中央部、流れ方向側端部のいずれにおいても、ほぼ同様の吹き出し速度により吹き出される。そのため、加熱庫12内において熱風の到達距離が同等となり、加熱庫内に均等な熱風を送ることができるので、加熱ムラを抑えることができる。
また、第1吹出口18aの流れ方向側端部は、奥壁32を流れ方向に沿って2等分する2等分線に対して、2等分線を越えて流れ方向側の一部を含む範囲内に位置する。詳しくは、遠心ファン22が形成する外周円の最も流れ方向側の点を通る高さ方向の直線Lを超えず、奥壁32の2等分線よりも流れ方向側に位置する。これにより、流れ方向側で加熱庫12内に風が吹き出されることなく、必要以上に加熱庫12内の流れ方向側に熱風が集中しないため、流れ方向側にある側壁31の近傍に熱が溜まることがない。
第2吹出口18bは、吸込口17を挟んで左右両側に複数の孔が集まって、小領域の円形となるように形成される。
第3吹出口18cは、遠心ファン22の中心軸、すなわち、奥壁32の中心を対称点として、第1吹出口18aを180度回転した位置に配され、吹出口形状も同様に形成される。第3吹出口18cの逆方向側端部は、逆方向側に向かって直角三角形状に形成される。直角三角形の最下段の頂点と最上段の頂点を結んだ斜辺より下側には、三角形状の閉鎖領域が形成される。第3吹出口18cの流れ方向側端部は、遠心ファン22が形成する外周円の最も流れ方向側の点を通る高さ方向の直線Lを超えず、奥壁32の2等分線よりも流れ方向側に位置する。
以上の構成により、遠心ファン22によって吹き出された熱風は、図3の矢印Aが示すように流れる。上段または下段のいずれかに載置皿40a,40bを載置した場合でも、載置皿40a,40bの表面および底面を通過する。なお、図3に示す実線矢印Aは加熱庫12内での熱風の流れを表しており、点線矢印Bは送風機20内での熱風の流れを表す。
逆方向側に形成された三角形状の閉鎖領域により、ファンケーシング21の第1隅部Dにおける加熱庫12内へ指向される熱風の流れは遮断される。そのため、その部分から加熱庫12内に吹き出される熱風の風量が減少する。吹き出されなかった熱風は、第1吹出口18aの中央部から流れ方向側端部の範囲で吹き出される。したがって、第1吹出口18aからの熱風は、逆方向側端部、中央部、流れ方向側端部のいずれにおいても、ほぼ同様の吹き出し風量により吹き出される。
また、第1吹出口18aの逆方向側端部では、従来の構成では渦巻状の熱風の流れによってファンケーシング21の第1隅部Dに集中し圧縮した風が吹き出される。しかし、本実施形態では、三角形状の閉鎖領域によって、最も速く吹き出される部分から熱風が吹き出されない。すなわち、熱風が最も速く吹き出される部分よりも逆方向側の第1吹出口18aから吹き出される。したがって、第1吹出口18aからの熱風は、逆方向側端部、中央部、流れ方向側端部のいずれにおいても、ほぼ同様の吹き出し速度により吹き出される。そのため、加熱庫12内において熱風の到達距離が同等となり、加熱庫12内に均等な熱風を送ることができる。
これにより、図4に示すように、上段載置皿40aにおいて、従来例である図10に示すような、上段載置皿40aの左側手前側から斜め方向に不自然な高加熱部分が発生することがない。
また、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置は、奥壁32を流れ方向に沿って2等分する2等分線に対して、2等分線を越えて流れ方向側の一部を含む範囲に位置する。すなわち、奥壁32の流れ方向側端部から離れた位置となるため、図11で示すように、加熱庫12内における流れ方向側の側壁31に向かう熱風の風量を抑えられる。そのため、熱風が集中することがないので、図9に示すような、上段載置皿40aの右側に過加熱部分が発生することがない。
さらに、第1吹出口18aから吹き出された熱風は、遠心ファン22による渦巻状の流れによって、流れ方向側に向かうため、上段載置皿40aの右側部分において加熱不足を起こすこともない。そのため、図4に示すように、高加熱部分が上段載置皿40aの中央部分に発生し、さらに、最適加熱部分が全体に広がる加熱具合の分布となる。なお、以上の熱風の流れによる加熱具合の分布は、下段載置皿40bの底面側における第3吹出口18cからの熱風の吹き出しについても同様である。
したがって、上記の構成による加熱調理器において加熱調理を行うと、吹出口18a〜18cから均等に熱風が吹き出され、図4に示すような均一した加熱具合の分布が得られる。また、図4から分かるように、載置皿40a,40b上の収容物Sを、例えば、載置皿40a,40bの載置部全体に広げた平面状のケーキ生地とした場合、全体的な加熱ムラが抑えられると共に、高加熱部分が載置皿40a,40bの中央部において横幅方向に一様になるため、加熱による焼き色の見た目の不自然さも緩和され、好適な加熱調理ができる。
ところで、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置によって上段載置皿40aの表面の加熱具合の分布が異なる。そこで、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置を変えた場合の上段載置皿40a表面の加熱具合の分布を、図5、図6に基づいて説明する。図5は吹出口の詳細図、図6は風の流れ方向側の吹出口端部を変更した際の各位置における上段載置皿表面での加熱具合の分布図を示す。
なお、図5中のE1は遠心ファン22の回転軸を通る高さ方向の直線、すなわち、奥壁32を2等分する2等分線上、E5は流れ方向側の側壁31の近傍に位置する。E1とE5の間を4等分した各等分線の線上をE2,E3,E4とする。
第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE4およびE5の場合は、図6(d),図6(e)に示すように、加熱庫12内の流れ方向側の側壁31に向かう熱風の風量が多くなり、上段載置皿40の流れ方向側端部に過加熱部分が発生する。また、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE1の場合は、図6(a)に示すように、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE4およびE5の場合とは逆に、上段載置皿40aの流れ方向側端部に向かう熱風の風量が少なくなり、上段載置皿40aの右側手前に加熱不足部分が発生する。
第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE2およびE3に位置する場合は、図6(b),図6(c)に示すように、過加熱部分や加熱不足部分がなく、全体的に均一した加熱具合の分布を示している。ここで、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE2の場合の方が、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE3の場合と比べて、高加熱部分が上段載置皿40aの右側に寄っていない。そのため、収容物Sの焼き色等の見た目は、第1吹出口18aの流れ方向側端部の位置がE2の場合の方がより好適である。
上記から、第1吹出口18aの流れ方向側端部は、遠心ファン22が形成する外周円の最も流れ方向側の点を通る高さ方向の直線Lを超えず、奥壁32の2等分線よりも流れ方向側にあることがより好ましい。
また、第1吹出口18aの逆方向側端部は、逆方向側に向かって直角三角形状に形成される。この直角三角形の最上段の頂点と最下段の頂点を結んだ斜辺の傾きを以下のように設定することにより、加熱庫12内において好適な加熱を行うことができる。このとき、図5に示すように、加熱庫12の高さ方向の長さをT、横幅方向の長さをW、縦横の寸法比をP=T/Wとする。また、直角三角形状の斜辺の高さ方向の長さt、横幅方向の長さをwとし、その斜辺の傾きをp=t/wで表す。
ここで、加熱庫の縦横比(P=T/W)と斜辺の傾き(p=t/w)を、夫々独立のパラメータとして、加熱庫の縦横比Pが1.0,0.7,0.5、斜辺の縦横比pが1.0,0.7,0.5とした場合、夫々のパラメータにおける上段加熱皿40aの加熱具合の分布を、図7を用いて説明する。図7は加熱庫の縦横比(P=T/W)と吹出口の逆方向側端部形状の傾き(p=t/w)を夫々変更した際の上段載置皿表面での加熱具合の分布図を示す。
P≦0.7の場合、それ以外の場合と比べて、高加熱部分が上段載置皿40aの左手前側において強調され過ぎることなく好適な加熱具合の分布を示している。これは、ファンケーシング21の第1隅部Dおよび第3隅部Fにおける熱風の集中が第2隅部Eおよび第4隅部Gでの熱風の集中に比べて少なくなるからである。
ファンケーシング21は、P≦0.7とすることで、横幅方向に比べて高さ方向が短くなる。そのため、ファンケーシング21の短辺に対して遠心ファン21から吹付ける熱風の風量は、長辺に対して吹付ける風量より少なくなる。したがって、短辺の逆方向側にある第1隅部Dおよび第3隅部Fに集中する熱風は、長辺の逆方向側にある第2隅部Eおよび第4隅部Gに集中する風に比べて少なくなる。これにより、吹出口の逆方向側からの熱風の吹き出しが少なくなる。そのため、吹き出されなかった熱風は、流れ方向側に流れ、吹出口の流れ方向側から吹き出される。高加熱部分が上段載置皿40aの左手前側において強調され過ぎることがない好適な加熱具合の分布となる。
また、図7から分かるように、P≧pとなる場合は、高加熱部分の右端部が上段載置皿40aの奥壁32側に寄り過ぎておらず、中央に集中する。これは、第1吹出口18aの逆方向側端部の三角形状の閉鎖領域によって、渦巻状の風の流れによってファンケーシング21の第1隅部Dに集中した熱風の吹き出しが少なくなる。そのため、吹き出されなかった熱風は、流れ方向側に流れ、吹出口の流れ方向側から吹き出される。これにより、吹出口の逆方向側と下流側とから吹き出される風量の差がなくなり、風の流れ方向側の高加熱部が奥壁側に寄り過ぎることがない。
なお、以上の熱風の流れによる加熱具合の分布は、下段載置皿40bの底面側における第3吹出口18cからの熱風の吹き出しについても同様である。
以上、本発明の適用例を図面に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で修正、変更を加えることができる。例えば、遠心ファンの代わりに軸流ファンやターボファン等、様々な機種を用いても良い。
また、ファンケーシングと加熱器と遠心ファンから構成される送風機を加熱庫内に設けても良い。この場合、送風機は加熱庫内に配されるので、ファンケーシングの壁面を加熱庫の壁面の一部とする。これにより、吹出口は、加熱庫の壁面、すなわち、ファンケーシングの壁面に形成される。
また、吹出口は、パンチ孔形状に限られるものではない。また、吹出口を奥壁に設ける代わりに、吹出口を側壁に設けても良い。この場合、風の吹出方向に合わせて吹出口の位置が異なる。
さらに、遠心ファンの位置は、特に奥壁の中央に限らない。遠心ファンからの熱風がパイプやチューブ等の通風路を用いて、吹出口に導くようにすればよい。
本発明の実施形態に係る加熱調理器の正面図 加熱調理器の側断面図 加熱調理器の風の流れ方向を示す正面図 上段載置皿表面での加熱具合の分布図 吹出口の詳細図 風の流れ方向側の吹出口端部を変更した際の各位置における上段載置皿表面の加熱具合の分布図 加熱庫の縦横比(P=T/W)と吹出口の逆方向側端部形状の傾き(p=t/w)を夫々変更した際の上段載置皿表面での加熱具合の分布図 従来の加熱調理器の正面図 遠心ファンによる風の流れる方向を示す図 従来の加熱調理器の上段載置皿表面での加熱具合の分布図 従来の加熱調理器の風の流れ方向を示す図
符号の説明
11 箱体
12 加熱庫
13 加熱器
15 断熱扉
16 操作部
17 吸入口
18a 第1吹出口
18b 第2吹出口
18c 第3吹出口
19 支持部
20 送風機
21 ファンケーシング
22 遠心ファン
23 駆動モータ
31 側壁
32 奥壁
33 天壁
34 底壁
40a 上段載置皿
40b 下段載置皿
A 加熱庫内の風の流れ
B ファンケーシング内の風の流れ
C 従来の加熱調理器の遠心ファンによる風の流れ
D ファンケーシングを正面から見て左上隅部
E ファンケーシングを正面から見て右上隅部
F ファンケーシングを正面から見て右下隅部
G ファンケーシングを正面から見て左下隅部
H 従来の加熱調理器内の風の流れ
I 従来の加熱調理器のファンケーシグ内の風の流れ
S 収容物

Claims (7)

  1. 円周方向の風の流れを形成する送風機が設けられ、収容物を収容する加熱庫の壁面に、前記送風機からの風が流れる流れ方向に沿って吹出口が形成され、加熱庫内において、前記吹出口から吹き出した風が当たる壁面側に熱が溜まらないようにするために、前記吹出口を形成した壁面に、前記流れ方向側に位置して前記吹出口を形成しない閉鎖領域と、前記流れ方向側とは逆向きの逆方向側に位置して前記吹出口を形成した吹出領域とを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 収容物を収容する加熱庫の矩形状の壁面に、送風機に設けられた遠心ファンからの風を吹き出す吹出口が前記壁面の水平方向の端辺に沿って形成され、加熱庫内において、前記吹出口から吹き出した風が当たる壁面側に熱が溜まらないようにするために、前記吹出口を形成した壁面に、前記遠心ファンからの風が流れる流れ方向側に位置して前記吹出口を形成しない閉鎖領域と、前記流れ方向側とは逆向きの逆方向側に位置して前記吹出口を形成した吹出領域とを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  3. 吹出領域は、逆方向側に偏って配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 吹出領域は、吹出口を形成した壁面を流れ方向に沿って2等分する2等分線に対して、前記2等分線を越えて流れ方向側の一部を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 加熱庫は、上下方向に複数の載置皿を収容可能とされ、吹出領域は、最上段に収納された前記載置皿よりも高い位置、および、最下段に収容された前記載置皿より低い位置に配されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 吹出領域が逆方向側に向かうにつれて、狭くなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 高さがT、幅がWに形成された加熱庫において、該加熱庫の縦横比をP=T/WとするときPは0.7以下とし、吹出領域の逆方向側端部の上端と下端とを結んだ直線において、該直線の上端から下端までの高さをt、横幅をwとし、その傾きをp=t/wとするとき、P≧pとなることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
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