JP2006071010A - 気圧棒 - Google Patents

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友仁 王
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Abstract

【課題】全体の構造も組合わせの手順も簡素化になり、製造コストが大幅に低減される気圧棒を提供しようとする。
【解決手段】本発明の気圧棒は、それぞれ上下2端を有する直径の異なる2のシリンダを、直径の大きい第1シリンダ3内に直径の小さい第2シリンダ4を挿入するように配置し、第2シリンダ4内に、ピストン7を摺動可能に配置し、第1シリンダ3の下端から、ピストン7のピストンロッド8をほぼ軸線に沿って挿入してピストン7に固定し、ピストン7の下側と第2シリンダ4の下端との間、及び第2シリンダ4の上端とピストン7の上側との間に、それぞれ上下伸縮可能な第1空間41及び第2空間42を形成してなったものにおいて、第2シリンダ4を、その外周壁面が第1シリンダ3の内周壁面と密接し、且つ、その周壁内に第1空間41と第2空間42とを連通させる通路を具備するようにプラスチック材の射出成型で形成しており、且つ、第2空間42と前記通路との間に、第2空間42と前記通路との連通を制御するバルブ装置91を設けているものである。
【選択図】図2

Description

本発明は気圧棒に関し、特にピストン−シリンダの相対伸縮運動で長さを変えることができる気圧棒に関する。
従来の気圧棒は、図1に示すように、それぞれ上下2端を有する直径の異なる第1及び第2シリンダ21,22と、ピストン23と、ピストンロッド24とを備えている。
第2シリンダ22は第1シリンダ21より直径が小さく、第1シリンダ21内に第2シリンダ22を挿入して固定している。さらに詳しく説明すると、第2シリンダ22は、その上下2端開口がそれぞれ上ブロック25及び下ブロック26に嵌合/閉塞されている上(上ブロック25は嵌合閉塞されているが、下ブロック26は嵌合されているとは言え、第1空間と下記隙間との間の通路が残されている)、それらのブロック25,26により、第1シリンダ21内に第2シリンダ22の外周面が該第1シリンダ21の内周面と隙間211を形成するように固定されている。
そして、第2シリンダ22内に、ピストン23が摺動可能に配置されている。また、第1シリンダ21の下端から、ピストンロッド24をほぼ軸線に沿って挿入してピストン23に固定し、第2シリンダ22内の、ピストン23の下側と第2シリンダ22の下端との間、及びピストン23の上側と第2シリンダ22の上端との間に、それぞれ上下伸縮可能な第1空間221及び第2空間222が形成されている。また、上ブロック25に、隙間211と連通する通路251が形成され、該通路251と第2空間222との連通を制御するバルブ装置27が設けられている。このように、バルブ装置27を作動することにより、通路251と第1空間221とを連通させて、ピストン23及びピストンロッド24を相対伸縮運動させ、気体を通路251及び隙間211を経由して第1空間221及び第2空間222の間に流せることができる。
このような気圧棒は、第1シリンダ21と第2シリンダ22とを組み合わせる時に、先に、第2シリンダ22の上端に上ブロック25を嵌合してから、第1シリンダ21を下から該上ブロック25を嵌合した第2シリンダ22に外嵌させた後、始めて第1シリンダ21の上端開口縁を内側へ曲げ、上ブロック25の止め鍔を形成しなければならないので、組合わせの手順が繁雑で製造コストが高いという欠点がある。なお、第2シリンダ22はピストンの摺動用シリンダであり、平滑に加工しなければならないので、その材質としては、第1シリンダのような鋳鉄ではなく、一般には、材質が細緻であって高価な鋼材を使用するので、材料費も加工コストも高いという欠点もある。
上記に鑑みて、本発明者は、研究に研究を重ねた結果、プラスチック材で前記第1シリンダ内に直接従来のような上ブロックを含めた第2シリンダを形成すれば、全体の構造も組合わせの手順も簡素化になり、製造コストが大幅に低減されることができるという発想がついた。
この発想に基づいて、本発明は、まず、それぞれ上下2端を有する直径の異なる2つのシリンダを、直径の大きい第1シリンダ内に直径の小さい第2シリンダを挿入するように配置し、前記第2シリンダ内に、ピストンを摺動可能に配置し、前記第1シリンダの下端から、ピストンロッドをほぼ軸線に沿って挿入して前記ピストンに固定し、前記ピストンの下側と前記第2シリンダの下端との間、及び前記第2シリンダの上端と前記ピストンの上側との間に、それぞれ上下伸縮可能な第1空間及び第2空間を形成してなった気圧棒において、前記第2シリンダは、その外周壁面が前記第1シリンダの内周壁面と密接し、且つ、該第2シリンダの周壁に前記第1空間と前記第2空間とを連通させる通路を具備するようにプラスチック材の射出成型で形成されており、前記第2空間と前記通路との間に、前記第2空間と前記通路との連通を制御するバルブ装置が設けられていることを特徴とする気圧棒を提供する。
上記構成によると、本発明の気圧棒は、前記第2シリンダは、射出成型で簡単に且つ平滑に加工されるプラスチック材で直接的に前記第1シリンダ内に従来の上ブロックを一体的に含めるように形成されているばかりでなく、第1空間と第2空間とを連通させる通路も直接的にその周壁内に形成されているので、止め鍔の形成が第1シリンダの形成と共に完成でき、特に一つの手順を立てる必要がなく、全体の構造も組合わせの手順も簡素化になり、製造コストが大幅に低減されることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の気圧棒の好ましい実施形態を説明する。
先ず、図2及び図3を参照しながら、本発明の気圧棒の第1実施形態について詳細に説明する。
図2に示すように、本実施形態の気圧棒は、それぞれ上下2端を有する直径の異なる第1及び第2シリンダ3,4と、中空パイプ5と、ピストン7と、ピストンロッド8とを備えている。
第2シリンダ4は第1シリンダ3より直径が小さく、第2シリンダ4が第1シリンダ3に内嵌して固定されている。また、第1シリンダ3の上端開口の内縁が開口内側へ突出する凸縁31となっている。中空パイプ5は第2シリンダ4の周壁内に埋設されている。さらに詳しく説明すると、第2シリンダ4は、先に中空パイプ5を射出成型用の型内に設置してから、硬質プラスチック材を第1シリンダ3内に射出成型することにより、その外周壁面が第1シリンダ3の内周壁面と密接し、且つ、中空パイプ5がその周壁内に埋設されるように形成されている。
そして、第2シリンダ4内に、ピストン7が摺動可能に配置されている。また、第1シリンダ3の下端から、ピストンロッド8をほぼ軸線に沿って挿入してピストン7に固定し、第2シリンダ4内の、ピストン7の下側と第2シリンダ4の下端との間、及びピストン7の上側と第2シリンダ4の上端との間に、それぞれ上下伸縮可能な第1空間41及び第2空間42が形成されている。中空パイプ5は通路として第1空間41及び第2空間42に連通している。
また、第2空間42と中空パイプ5との間に、第2空間42と中空パイプ5との連通を制御するバルブ装置91が設けられている。第2シリンダ4内の第2空間42の上方に、直径が該第2空間42より小さく、且つ第2空間と連通している第3空間43が更に形成されている。中空パイプ5は、第1空間41と連通していて上へ延伸してなった直立セクション51と、該直立セクション51に連続して第3空間43と連通している横向きセクション52とからなっており、横向きセクション52が第3空間43に開口した上ポートを有し、前記直立セクション51が第1空間41に開口した下ポートを有する。
そして、バルブ装置91は、第3空間43に気密に設けられていて上ポートと第1空間41との連通を制御することができる。即ち、第1空間41と第2空間42とを連通させる前記通路は、中空パイプ5からなり、第3空間43への前記上ポート及び第3空間43内のバルブ装置91を経由して第2空間42と連通しており、且つ、第1空間41への前記下ポートを経由して第1空間41と連通している。言い換えれば、バルブ装置91は第2空間42と第1空間41との間にあるとも言える。
第2シリンダ4内の第3空間43の上方に直径が該第3空間43より大きくて第3空間43を外気と連通させている第4空間44が更に形成されている。そして、該第4空間44にバルブ装置91を作動させる作動手段92が上方から第1シリンダ3の上端を経由して挿入し、装置されている。
このように、図3に示すように、作動手段92を操作してバルブ装置91を作動することにより、第1空間41と第2空間42とを連通させて、ピストン7及びピストンロッド8を相対伸縮運動させ、気体を中空パイプ5を経由して第1空間41及び第2空間42の間に流せることができる。それにより、気圧棒の長さを変更することができる。
また、図4に示すのは本発明の気圧棒の第2実施形態である。本実施形態において、第1実施形態と異なる点は、第3空間43は、上部が円筒部であって下部が切頭錐部とされた逆漏斗状となっており、前記上ポートは該切頭錐部に開口していることにある。さらに詳しく説明すると、中空パイプ5は第1空間41と連通していて上へ延伸してなった直立セクション51と、該直立セクション51に連続して水平に延伸してなった横向きセクション52と、該横向きセクションに連続して下へ延伸してなっていて第3空間43と連通している接続セクション53とからなっており、前記上ポートは接続セクション53と前記切頭錐部との間にある。また、本実施形態の他の構造や効果は第1実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
上述した実施形態から分かるように、本発明の気圧棒は、射出成型で簡単に且つ平滑に加工されるプラスチック材で直接的に前記第1シリンダ内に従来の上ブロックを一体的に含めた第2シリンダを形成することができるので、全体の構造も組合わせの手順も簡素化になり、製造コストが大幅に低減されることができる。
従来の気圧棒の縦断面図 本発明の気圧棒の第1実施形態の縦断面図 第1実施形態の中空パイプと第2空間とが連通した状態を示す部分断面図 本発明の気圧棒の第2実施形態を示す部分縦断面図
符号の説明
3 第1シリンダ
31 凸縁
4 第2シリンダ
41 第1空間
42 第2空間
43 第3空間
44 第4空間
5 中空パイプ
51 直立セクション
52 横向きセクション
53 接続セクション
7 ピストン
8 ピストンロッド
91 バルブ装置
92 作動手段

Claims (6)

  1. それぞれ上下2端を有する直径の異なる2つのシリンダを、直径の大きい第1シリンダ内に直径の小さい第2シリンダを挿入するように配置し、
    前記第2シリンダ内にピストンを摺動可能に配置し、
    前記第1シリンダの下端から、ピストンロッドをほぼ軸線に沿って挿入して前記ピストンに固定し、
    前記第2シリンダ内の、前記ピストンの下側と前記第2シリンダの下端との間、及び前記ピストンの上側と前記第2シリンダの上端との間に、それぞれ上下伸縮可能な第1空間及び第2空間を形成してなった気圧棒において、
    前記第2シリンダは、その外周壁面が前記第1シリンダの内周壁面と密接し、且つ、該第2シリンダの周壁に前記第1空間と前記第2空間とを連通させる通路を具備するようにプラスチック材の射出成型で形成されており、
    前記第2空間と前記通路との間に、前記第2空間と前記通路との連通を制御するバルブ装置が設けられていることを特徴とする気圧棒。
  2. 前記第2シリンダ内の前記第2空間の上に、直径が該第2空間より小さく、第2空間と連通している第3空間が更に形成されており、
    前記通路は前記第3空間に開口した上ポートと前記第1空間に開口した下ポートとを有し、
    前記バルブ装置は、前記第3空間に気密に設けられていて前記上ポートと前記第1空間との連通を制御することができることを特徴とする請求項1に記載の気圧棒。
  3. 前記第3空間は、上部が円筒部であって下部が切頭錐部とされた逆漏斗状となっており、前記上ポートは該切頭錐部に開口していることを特徴とする請求項2に記載の気圧棒。
  4. 前記第2シリンダ内に第4空間が形成され、該第4空間はその直径が前記第3空間より大きく、該第3空間の上方にあって第3空間を外気と連通させており、
    該第4空間に前記バルブ装置を作動させる作動手段を上方から前記第1シリンダの上端を経由して挿入し、装置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の気圧棒。
  5. 前記第2シリンダの周壁に、前記通路としての中空パイプが埋設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の気圧棒。
  6. 前記第1シリンダの上端開口の内縁が開口内側へ突出する凸縁となっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の気圧棒。
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