JP2006069037A - ノズルキャップの受け台、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの保護方法 - Google Patents

ノズルキャップの受け台、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの保護方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ラインヘッドの輸送時や保管時等におけるインク漏れを防ぎ、ラインヘッドを保護するノズルキャップの取扱い性を大幅に向上させる。
【解決手段】内部にノズルキャップを配置したヘッドキャップユニット20を載置し、移動可能な受け台40を備えるようにすることで、装置本体1にラインヘッド10を装着すると、受け台40により、ラインヘッド10のノズルを塞いでいたノズルキャップがヘッドキャップユニット20とともに自動的に排出されるようにし、しかも、そのヘッドキャップユニット20を簡単に保管できるようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクジェットプリンタ等に用いる液体吐出ヘッドにおいて、輸送時等に、ノズルからインク等の液体が漏出すること等を防ぐためのノズルキャップの受け台、そのようなノズルキャップを取り付けた液体吐出ヘッドを装着可能な液体吐出装置、及びそのようなノズルキャップを用いた液体吐出ヘッドの保護方法に係るものであり、詳しくは、ノズルキャップの取扱い性を大幅に向上させることができるようにした技術に関するものである。
従来より、インクジェットプリンタ(液体吐出装置の一種)は、複数のノズルを直線状に配列したプリンタヘッド(液体吐出ヘッドの一種)を備えている。そして、このプリンタヘッドにインクカートリッジを装着し、インクカートリッジ内のインクをプリンタヘッドで吐出して印画を行っている。すなわち、プリンタヘッドのノズルシートに形成したノズルから、インク吐出面に対向して配置された被記録媒体である印画紙に向けてインクを順次吐出し、着弾させることにより、印画紙上に略円形のドットを形成し、縦横のドットによって画像や文字を表現している。
図10は、熱エネルギーを用いてインクを吐出するサーマル方式のプリンタヘッドを示す分解斜視図である。
サーマル方式は、インクの吐出方式の1つであり、図10に示すように、インクを満たしたインク液室12と、インク液室12内に設けられた発熱抵抗体13とを備えている。そして、この発熱抵抗体13によってインク液室12内のインクを急速に加熱し、発熱抵抗体13上のインクに気泡を発生させ、気泡発生時のエネルギーにより、ノズルシート17に形成したノズル18からインクを吐出させている。なお、図10では、説明の便宜のために、上下関係を逆転させてある。
プリンタヘッドはこのような構造であり、インクを正確に吐出させるため、非常に精密に加工され、製造されている。そして、生産性、保守やサービス時の利便性等を考慮し、プリンタヘッドは、インクジェットプリンタの装置本体から着脱自在となっている。ここで、プリンタヘッドの着脱は、インクジェットプリンタの製造工程や品質検査工程をはじめ、出荷梱包、メンテナンス等に至るまで繰返し行われることが多く、その際は、プリンタヘッド(特に、ノズル18)が損傷しないように、細心の注意が払われている。
また、輸送中の振動等や保管中の気圧又は温度変化等により、プリンタヘッドのノズル18からインクが漏れ出さないようにする必要もある。
そこで、プリンタヘッドを保護するとともに、インクの漏出を防止するため、ノズルシート17のインク吐出面(図10の上面)に剥離可能な保護シートを貼り付ける技術が知られている。そして、このプリンタヘッドを使用する際は、保護シートを剥離してノズル18を露出させ、その後、インクジェットプリンタの装置本体に装着するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−170606号公報
上記の特許文献1に記載の技術によれば、プリンタヘッドのインク吐出面を覆う外郭ケース内で、ノズルシートのインク吐出面に貼り付けた保護シートを折り返してある。そして、プリンタヘッドを使用する際に、外郭ケースの引出し口から露出した保護シートの端部を引っ張り、ノズルシートから保護シートを剥離させる。そのため、出荷時は、保護シートでプリンタヘッドのインク吐出面が保護されるとともに、使用の際には、インク吐出面を損傷又は破壊等することなく簡単に、ノズルを露出させることができる。
また、保護シートを貼り付けるのではなく、ノズルシート17のインク吐出面(図10の上面)を所定の空間を保って気密に覆うノズルキャップを用いる技術も知られている。このノズルキャップは、プリンタヘッドに対して着脱自在となっており、プリンタヘッドを使用する際に、取り外すものである(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−272780号公報
上記の特許文献2に記載の技術によれば、ノズルシートのインク吐出面を気密に保持することができるので、インクの漏出や、ノズルの乾燥等を防止することができる。また、ノズルキャップがノズルシートのインク吐出面に貼り付かないので、上記の特許文献1に記載の技術のように、保護シートを剥がす際に、保護シートの糊がノズルシートに残留することがない。そのため、インクの吐出に悪影響を及ぼさず、常に高画質で印画を行うことができる。
さらに、出荷等の際に、ノズルからインクが漏れ出すことがないように、プリンタヘッド内からインクを除去するとともに、プリンタヘッド内のインクの流路の内周面を充填液で濡らした状態とする技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−272786号公報
しかし、上記の特許文献1の技術では、ノズルシートから保護シートを剥がす際に、保護シートの粘着力によってノズルシートを垂直方向に持ち上げる力が作用し、ノズルシートのインク吐出面が損傷してしまうことがあった。また、上記した通り、保護シートを剥がす際に、保護シートの糊がノズルシートに残留して悪影響を及ぼすことがあった。さらに、剥がした保護シートには粘着力が残っており、ユーザーの指や衣服等に貼り付くと、保護シートの粘着面に付着したインクで汚れることがあった。なお、保護シートの粘着力を弱くすることは、インク漏れを招くこととなり、採用できない。
しかも、上記の特許文献1の技術では、インクジェットプリンタの製造工程や品質検査工程における頻繁なプリンタヘッドの着脱に対応するには非効率的であり、保護シートの再利用もできない。また仮に、プリンタヘッドの着脱の都度、保護シートの貼付け及び剥離を繰り返し行うならば、プリンタヘッドの損傷や、糊の残留による不具合の発生率を高くするおそれもある。
一方、上記の特許文献2の技術では、ノズルキャップの再利用が可能であるが、特許文献2には、取り外したノズルキャップの保管に関して、何ら開示されていない。また、ノズルキャップの着脱の際に、精密なノズルシートのインク吐出面をユーザーが直接触れてしまうおそれがあるため、プリンタヘッドの保護という観点からは、完全とはいえない。さらに、ノズルキャップを外し忘れたままの状態でプリンタヘッドを装着し、インクジェットプリンタを稼働させた場合には、インクジェットプリンタの誤動作や破損を招くおそれがある。
そして、上記の特許文献1及び特許文献2の技術はいずれも、A4サイズ以上のラインヘッドとするために、幅広のノズルシートを使用する場合に特に問題となる。
すなわち、ノズルシートは薄いため、小面積であればさほど問題は生じないが、大面積になるほど保護シートの粘着力の影響を受けやすくなり、大面積のノズルシートの場合には、インク吐出面をユーザーが誤って触れてしまう可能性も大きくなる。
また、上記の特許文献3の技術では、ノズルからのインクの漏出を防止することができるだけであり、特許文献3には、ノズルシートのインク吐出面の保護に関して、何ら開示されていない。すなわち、精密なインク吐出面を埃や異物、さらには外傷から守ることができない。しかも、特許文献3の技術では、製造工程や品質検査工程ごとに、プリンタヘッドに対するインクの充填及び除去を繰り返し行わなければならず、特許文献1の技術と同様に、非効率的である。
このように、上記の特許文献1から特許文献3の技術はいずれも、ノズルからのインクの漏出を防止するとともに、ノズルが乾燥しないようにして目詰まりを防止する効果を得ることはできるが、頻繁なプリンタヘッドの着脱に対応するには非効率的であったり、プリンタヘッドの着脱時の取扱いに細心の注意を払わなければ、インクジェットプリンタの誤動作や破損を招くものであった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、液体吐出ヘッドの輸送時や保管時には液体漏れを防ぎ、使用時にはノズルシートの液体吐出面を傷付けることなく取り外すことができ、しかも、繰返し使用が可能で、大面積のノズルシートにも対応でき、取り扱いも容易なノズルキャップの受け台、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの保護方法を提供することである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドの前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止するノズルキャップの受け台であって、前記ノズルキャップを載置する受け部を備え、前記液体吐出ヘッドを装着する液体吐出装置の装置本体と着脱自在であることを特徴とする。
上記の請求項1に記載の発明においては、ノズルを塞ぎ、液体の漏出を防止するノズルキャップが受け台に載置される。また、この受け台は、液体吐出装置の装置本体と着脱自在となっている。そのため、ノズルキャップの繰返し使用や保管が容易となり、ノズルキャップの取扱い性が大幅に向上する。
また、本発明の他の1つである請求項4に記載の発明は、液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを着脱自在に装着する装置本体とを備え、前記装置本体に装着された前記液体吐出ヘッドにより、被記録媒体に前記液体を着弾させる液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッドは、前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止する着脱自在のノズルキャップを備え、前記装置本体は、前記ノズルキャップを載置し、前記ノズルシートに対して前記ノズルキャップを相対的に移動させることが可能な受け台を備え、前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着すると、前記ノズルを塞いでいた前記ノズルキャップが前記受け台によって移動し、前記液体の吐出が可能となることを特徴とする。
さらに、本発明の他の1つである請求項9に記載の発明は、液体吐出装置の装置本体に着脱自在に装着され、液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドの保護方法であって、前記液体吐出ヘッドは、前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止する着脱自在のノズルキャップを備え、前記装置本体は、前記ノズルキャップを載置し、前記ノズルシートに対して前記ノズルキャップを相対的に移動させることが可能な受け台を備え、前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着していない状態では、前記ノズルキャップで前記ノズルを塞いで前記液体吐出ヘッドを保護し、前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着した状態では、前記ノズルを塞いでいた前記ノズルキャップを前記受け台によって移動させ、前記液体の吐出を可能とすることを特徴とする。
上記の請求項4及び請求項9に記載の発明においては、ノズルを塞ぎ、液体の漏出を防止するノズルキャップが受け台によって取り外されるので、精密なノズルシートのインク吐出面をユーザーが直接触れる事態を防止できる。また、ノズルキャップを取り外すことなく液体吐出ヘッドを装着できるので、液体吐出ヘッドが効果的に保護されるとともに、ノズルキャップの取扱い性が大幅に向上する。
本発明のノズルキャップの受け台、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの保護方法によれば、ノズルキャップを載置する受け台により、ユーザーは、液体吐出ヘッドの精密な液体吐出面に一切触れずに、液体吐出ヘッドからノズルキャップを取り外すことができる。そのため、液体吐出ヘッドの輸送時や保管時等は、ノズルキャップによって液体の漏出、埃や異物の付着、液体吐出面の損傷等が防止され、使用時等は、液体吐出面を傷付けることなくノズルキャップを取り外し、保管しておくことが可能となり、ノズルキャップの取扱い性が大幅に向上する。また、ノズルキャップの外し忘れによる液体吐出装置の誤動作や破損を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本発明における液体吐出装置は、下記実施形態ではインクジェットプリンタであり、液体吐出ヘッドは、下記実施形態ではインクジェットプリンタ用のラインヘッド10に相当する。このラインヘッド10は、複数のヘッドチップ19を被記録媒体である印画紙の幅方向(ノズル18列の配列方向)に、紙幅に対応する長さで略直線状に並べ、ノズルシート17上に配置して形成したものであり、インクジェットプリンタの装置本体1に対して着脱自在となっている。そして、下記実施形態において、ノズル18から吐出する液体はインクであり、インクを収容する液室がインク液室12である。
図1は、ラインヘッド10の一部を拡大して示す部分斜視図である。
図1に示すように、ヘッドチップ19には、複数の発熱抵抗体13が一定間隔で一方向に配列されている。一方、ノズルシート17には、各発熱抵抗体13と対応する位置に、それぞれノズル18が形成されている。
そして、インク液室12にインクが満たされた状態で、制御部からの指令によって発熱抵抗体13に短時間、例えば1〜3μsecの間、パルス電流が流されると、発熱抵抗体13が急速に加熱される。その結果、発熱抵抗体13と接する部分に気泡が発生し、その気泡の膨張により、所定の体積のインクが押しのけられる。これにより、押しのけられたインクと同等の体積のインクが矢印のようにノズル18から吐出され、印画紙上に着弾する。
図2は、インクジェットプリンタを示す斜視図であり、装置本体1にラインヘッド10を装着する状況を示す図である。
図2に示すように、インクジェットプリンタは、ラインヘッド10と、このラインヘッド10を着脱自在に装着可能な装置本体1とによって構成される。なお、図2において、ラインヘッド10の上部の空間は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のインクをそれぞれ収容した4つのインクカートリッジ(図示せず)を装着するためのカートリッジ収容部であり、各インクは、ラインヘッド10の下部のノズル18(図1参照)から吐出される。
図3は、インクジェットプリンタを示す断面図であり、装置本体1にラインヘッド10を装着する状況を示す図である。
図3に示すように、インクジェットプリンタの装置本体1には、印画紙の給紙トレイ、排紙トレイ、搬送装置、制御回路等が備えられている。そして、装置本体1にラインヘッド10を矢印のように装着することによって、インクジェットプリンタとしての機能を発揮する。すなわち、ラインヘッド10を装着し、印画情報に基づいて、4つのインクカートリッジ41内の各インクを吐出することで、印画紙上に文字や画像等をカラーで印画する。
ここで、装置本体1にラインヘッド10を装着するには、例えば固定用のバー部材を起立させておき、装置本体1の中央部分に設けられた凹部にラインヘッド10を挿入し、その後、バー部材を倒してラインヘッド10を固定するようにすれば良い。なお、取り外す場合は、逆の手順となる。
また、ラインヘッド10の下部には、ヘッドキャップユニット20が取り付けられている。このヘッドキャップユニット20は、ノズルシート17(図1参照)を全面的に覆うことができる大きさのもので、上面が開口した浅い箱状の外郭ケースの内部に、ノズルキャップを配置したものである。
図4は、このようなヘッドキャップユニット20を示す断面図である。
図4に示すように、ヘッドキャップユニット20は、ノズルシート17のインク吐出面を全面的に覆う外郭ケース21を備えており、この外郭ケース21がインク吐出面全体を保護するカバーとなっている。そして、外郭ケース21の内部に、コイルバネの弾性部材22を介してノズルキャップ30が配置されている。
ここで、ノズルキャップ30は、底面から突き出た4本の封止部31を備えている。各封止部31は、図4に示すように、先端が丸い突起状の弾性体であって、ベース33との間に形成された中空の内部に空気が封入されている。したがって、封止部31は、しなやかな弾性を有している。そして、4本の封止部31は、ノズル18列の配列方向(図1参照)に連続しており、土手状に延びた4本の封止部31がそれぞれ4列のノズル18列に対応している。
また、ノズルキャップ30は、各封止部31の周りを全て囲う5本の側壁部32を備えている。各側壁部32の頂面は、図3に示すように、2個のリブ32a,32aが形成されている。そして、各封止部31と、リブ32aを含む各側壁部32とは、ノズルシート17に対して非粘着性で、インクに対して非透過性の弾性体(例えば、ゴム等の弾力性があって密着性の良い素材)で一体的に形成されており、ベース33上に配置されている。なお、5本の側壁部32はそれぞれ、ラインヘッド10のヘッドフレーム16に対応する位置に設けられている。
図4に示すヘッドキャップユニット20によれば、ノズルキャップ30が弾性部材22によってノズルシート17に向けて付勢される。すると、ノズルキャップ30に備えられた各封止部31と、各側壁部32の各リブ32aとがノズルシート17のインク吐出面に圧着する。この際、各封止部31の突起の先端部分が全てのノズル18を塞ぎ、各封止部31がインクに対して非透過性であることから、たとえ輸送時等に振動等が作用しても、ノズル18からインクが漏れ出すことはなく、インクの乾燥も防止される。
また、封止部31の周りは全て、インクに対して非透過性の側壁部32で囲まれ、ノズルシート17のインク吐出面に圧着して、封止部31との間に密閉空間を形成している。そのため、何らかの原因でノズル18からインクが漏出した場合であっても、インク漏れの広がりは、少なくともリブ32aでくい止められる。
さらに、ノズルシート17のインク吐出面は、外郭ケース21によって全面的に覆われているので、精密なインク吐出面に埃や異物等が付着したり、傷が付いたりすることもない。そのため、インクジェットプリンタの製造工程や品質検査工程での運搬、出荷梱包、メンテナンスの際の取外しに至るまで、安心してラインヘッド10を取り扱うことが可能となり、加えて、その間にノズル18が乾燥することによって発生する目詰まりも防止することができる。
図5は、インクジェットプリンタを示す断面図であり、装置本体1にラインヘッド10を装着した状態を示す図である。
図5に示すように、装置本体1にラインヘッド10を装着すると、ラインヘッド10の下部に取り付けられているヘッドキャップユニット20が受け台40に載置される。すなわち、受け台40は、装置本体1の内部であって、ラインヘッド10の装着部分に予め配置されており、ラインヘッド10を装着すれば、ヘッドキャップユニット20がそのまま受け台40上に位置することとなる。
図6は、このような受け台40を示す斜視図である。
図6に示すように、受け台40は、ヘッドキャップユニット20(図5参照)を載置する受け皿形状の受け部41と、受け部41を開閉可能な蓋部42とから構成されている。そして、受け部41と蓋部42とは、蝶番の働きを担うヒンジ部43によって連結されている。なお、受け部41、蓋部42、及びヒンジ部43は、プラスチック樹脂成形によって一体成形されている。
ここで、受け台40は、装置本体1(図5参照)と着脱自在となっており、受け台40が装置本体1に装着された状態では、図6に示すように、蓋部42が開いた状態となっている。そのため、ヘッドキャップユニット20(図5参照)は、受け部41に載置されることとなる。
図7は、インクジェットプリンタを示す断面図であり、ラインヘッド10からヘッドキャップユニット20を取り外す状況を示す図である。
図7に示すように、装置本体1にラインヘッド10が装着されると、受け台40が矢印のように移動して、ラインヘッド10からヘッドキャップユニット20を取り外す。そして、ラインヘッド10からのインクの吐出を可能とする。
この点に関しさらに詳述すると、ヘッドキャップユニット20が取り付けられたラインヘッド10が装置本体1の所定の場所に装着されると、最初に、装置本体1とラインヘッド10の制御部同士で通信が行われる。そして、シリアルナンバー等の情報により、ラインヘッド10にヘッドキャップユニット20が取り付けられており、ラインヘッド10が新品又はメンテナンスされたものであることを検知すると、装置本体1のヘッドキャップ開閉機構が作動し、受け台40が排紙方向に自動的に移動する。なお、ヘッドキャップ開閉機構は、例えばラックとピニオンとの噛み合わせ等からなり、受け台40を往復移動させるものである。
すると、ヘッドキャップユニット20が受け台40とともに移動し、ラインヘッド10からヘッドキャップユニット20が外れ、ノズルシート17(図1参照)のインク吐出面が開く。すなわち、ノズル18(図4参照)を塞いでいたノズルキャップ30(図4参照)がヘッドキャップユニット20とともに移動し、ノズル18からインクを吐出することが可能となる。
そのため、ラインヘッド10にヘッドキャップユニット20を取り付けたまま、ラインヘッド10を装置本体1に装着すれば、自動的にヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)が取り外されることとなり、ユーザーは、ラインヘッド10の精密なインク吐出面に一切触れずに、インクジェットプリンタをスタンバイ状態とすることができる。また、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)を載置した受け台40が所定の退避位置まで移動した後、給紙トレイから印画紙を搬送し、ラインヘッド10の下側で精密に紙送りしながらインクカートリッジ41内のインクを吐出させれば、印画を行うことができる。
そして、ノズルシート17(図1参照)に対してノズルキャップ30(図4参照)を相対的に移動させることが可能な受け台40により、インクジェットプリンタの誤動作や破損が防止されることとなる。しかも、ノズルキャップ30は、ノズルシート17に対して非粘着性のものであるため、ヘッドキャップユニット20を移動させたり、繰り返し取り外したりしても、ノズルシート17のインク吐出面が損傷等することはない。
ところで、図7に示すように、受け台40が所定の退避位置まで移動すると、蓋部42(図6参照)が装置本体1の外部に突出する。すなわち、蓋部42は、受け台40の移動方向の下流側に配置されているため、装置本体1の排紙口より露出する。そのため、ユーザーは、その露出した蓋部42をつまんで、装置本体1から引き出すことができる。
図8は、インクジェットプリンタを示す斜視図であり、装置本体1から受け台40を引き出す状況を示す図である。
図8に示すように、装置本体1から露出した受け台40の蓋部42をユーザーがつまんで、矢印のように引き出せば、装置本体1と着脱自在の受け台40を取り出すことができる。
取り出された受け台40の受け部41には、ラインヘッド10(図7参照)から取り外されたヘッドキャップユニット20が載置された状態となっている。そのため、ユーザーは、ノズル18(図4参照)を塞いでいてインクが付着したノズルキャップ30(図7参照)に触れることなく、装置本体1内からヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)を取り出し、受け台40に収納して保管することができる。
図9は、受け台40を示す斜視図であり、ヘッドキャップユニット20を格納する状況を示す図である。
図9に示すように、受け台40を取り出した後、ヒンジ部43を支点として蓋部42を受け部41側に矢印のように回動させると、受け部41が蓋部42によって閉じられ(右下に示す図の状態)、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)を受け台40の中に完全に収納することが可能となる。
そのため、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)に一切触れずに保管ができ、携帯して持ち歩いても、ノズルキャップ30に付着したインクでユーザーや周囲の環境が汚損されることを防止できる。しかも、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)の保管性能が向上し、製造工程や品質検査工程での運搬、出荷梱包、メンテナンスに至るまで、長期に渡って繰り返し、効率的に使用することができるようになる。
また、蓋部42のノズルキャップ30と対面する側には、ウレタンフォーム等の多孔質材料や、不織布等の繊維材料からなるインクの吸収体44が設置されている。そのため、蓋部42を閉じると、ノズルキャップ30に付着したインクが吸収体44に吸い取られることとなり、ノズルキャップ30を清潔な状態で保管することができるようになる。
このように、本実施形態のインクジェットプリンタは、ラインヘッド10の精密なインク吐出面に一切触れずに、ラインヘッド10からヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)を自動的に取り外すことができ、しかも、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)にも一切触れずに、その保管をすることができる。そのため、ラインヘッド10を簡単かつ安全に装着することができる。また、作業中等に、ユーザーや周辺環境をインクで汚損することもない。さらに、ヘッドキャップユニット20(ノズルキャップ30)の保管性能に優れているので、製造工程や品質検査工程での運搬、出荷梱包、メンテナンスに至るまで、長期に渡って繰り返し使用することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形等が可能である。すなわち、
(1)本実施形態では、液体吐出ヘッドを印画幅分のラインヘッドを形成するライン方式としたが、液体吐出ヘッドを被記録媒体の幅方向に移動させて印画を行うシリアル方式にも適用できる。
(2)本実施形態は、発熱抵抗体を用いたサーマル方式としたが、発熱抵抗体等の発熱素子に代えて、振動板と、この振動板の下側に空気層を介した2つの電極を設け、両電極間に電圧を印加して振動板をたわませた後、静電気力を開放して振動板を元に戻し、その際の弾性力を利用してインク液滴を吐出させる静電吐出方式にも適用可能である。また、両面に電極を有するピエゾ素子と振動板との積層体を用い、圧電効果によって振動板を変形させてインク液滴を吐出させるピエゾ方式にも適用可能である。
本発明のノズルキャップの受け台、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの保護方法は、例えばインクジェットプリンタに適用して特に好適なものであるが、被記録媒体は必ずしも印画紙に限ることはなく、例えば染め物に対して染料を吐出する液体吐出ヘッド等に適用することもできる。
また、生体試料を検出するためのDNA含有溶液を吐出するための液体吐出ヘッド等に適用することも可能である。
ラインヘッドの一部を拡大して示す部分斜視図である。 インクジェットプリンタを示す斜視図であり、装置本体にラインヘッドを装着する状況を示す図である。 インクジェットプリンタを示す断面図であり、装置本体にラインヘッドを装着する状況を示す図である。 ヘッドキャップユニットを示す断面図である。 インクジェットプリンタを示す断面図であり、装置本体にラインヘッドを装着した状態を示す図である。 受け台を示す斜視図である。 インクジェットプリンタを示す断面図であり、ラインヘッドからヘッドキャップユニットを取り外す状況を示す図である。 インクジェットプリンタを示す斜視図であり、装置本体から受け台を引き出す状況を示す図である。 受け台を示す斜視図であり、ヘッドキャップユニットを格納する状況を示す図である。 熱エネルギーを用いてインクを吐出するサーマル方式のプリンタヘッドを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 装置本体
10 ラインヘッド(液体吐出ヘッド)
12 インク液室(液室)
17 ノズルシート
18 ノズル
21 外郭ケース
30 ノズルキャップ
31 封止部
40 受け台
41 受け部
42 蓋部
44 吸収体

Claims (11)

  1. 液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドの前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止するノズルキャップの受け台であって、
    前記ノズルキャップを載置する受け部を備え、
    前記液体吐出ヘッドを装着する液体吐出装置の装置本体と着脱自在である
    ことを特徴とするノズルキャップの受け台。
  2. 請求項1に記載のノズルキャップの受け台において、
    前記受け部を開閉可能な蓋部を備える
    ことを特徴とするノズルキャップの受け台。
  3. 請求項1に記載のノズルキャップの受け台において、
    前記受け部を開閉可能な蓋部を備え、
    前記蓋部は、前記ノズルキャップに付着した前記液体の吸収体を備える
    ことを特徴とするノズルキャップの受け台。
  4. 液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドを着脱自在に装着する装置本体と
    を備え、
    前記装置本体に装着された前記液体吐出ヘッドにより、被記録媒体に前記液体を着弾させる液体吐出装置であって、
    前記液体吐出ヘッドは、前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止する着脱自在のノズルキャップを備え、
    前記装置本体は、前記ノズルキャップを載置し、前記ノズルシートに対して前記ノズルキャップを相対的に移動させることが可能な受け台を備え、
    前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着すると、前記ノズルを塞いでいた前記ノズルキャップが前記受け台によって移動し、前記液体の吐出が可能となる
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項4に記載の液体吐出装置において、
    前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着すると、前記ノズルキャップが前記受け台によって移動するとともに、少なくとも前記受け台の一部が前記装置本体の外部に突出する
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項4に記載の液体吐出装置において、
    前記受け台は、前記装置本体と着脱自在である
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項4に記載の液体吐出装置において、
    前記受け台は、前記ノズルキャップを載置する受け部と、前記受け部を開閉可能な蓋部とを備える
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  8. 請求項4に記載の液体吐出装置において、
    前記受け台は、前記ノズルキャップを載置する受け部と、前記受け部を開閉可能な蓋部とを備え、
    前記蓋部は、前記ノズルキャップに付着した前記液体の吸収体を備える
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  9. 液体吐出装置の装置本体に着脱自在に装着され、液室内の液体をノズルシートに形成したノズルから吐出する液体吐出ヘッドの保護方法であって、
    前記液体吐出ヘッドは、前記ノズルを塞ぎ、前記液体の漏出を防止する着脱自在のノズルキャップを備え、
    前記装置本体は、前記ノズルキャップを載置し、前記ノズルシートに対して前記ノズルキャップを相対的に移動させることが可能な受け台を備え、
    前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着していない状態では、前記ノズルキャップで前記ノズルを塞いで前記液体吐出ヘッドを保護し、
    前記装置本体に前記液体吐出ヘッドを装着した状態では、前記ノズルを塞いでいた前記ノズルキャップを前記受け台によって移動させ、前記液体の吐出を可能とする
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの保護方法。
  10. 請求項9に記載の液体吐出ヘッドの保護方法において、
    前記ノズルキャップは、前記ノズルシートに対して非粘着性の封止部を備え、前記封止部で前記ノズルを塞いで前記液体吐出ヘッドを保護する
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの保護方法。
  11. 請求項9に記載の液体吐出ヘッドの保護方法において、
    前記ノズルキャップは、前記ノズルシートの液体吐出面を全面的に覆う外郭ケースの内部に配置され、前記外郭ケースで前記液体吐出ヘッドを保護する
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの保護方法。
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