JP2006067390A - 撮像装置および再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単板式のカラー撮像素子から出力される画像データを、より効率的に圧縮することが可能な撮像装置等を提供する。
【解決手段】 原色ベイヤー配列または補色ベイヤー配列でなる単板式のCCD3と、このCCD3から出力される画素データが補色である場合には原色に変換してから、原色である場合にはそのまま、4×4画素ブロック内の画素データ間で、輝度信号および色差信号への可逆的な変換を行うことにより色成分間の冗長性を削減し、その後に通常の圧縮処理を行う圧縮/伸張回路13と、この圧縮/伸張回路13により圧縮された画像データを記録する記録媒体14と、を備えた撮像装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、単板式のカラー撮像素子から得られる画素データに関する処理を行う撮像装置および再生装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置は、近年、高画素化がますます進んでおり、数百万画素の製品も、比較的手軽に購入可能な値段で販売されるに至っている。これに対して、画像データを記録する記録媒体も、大容量化が進み、容量当たりの単価も下がりつつあるが、上限のある記録媒体内に、より多くの画像を保存したいというユーザの要望は常に存在している。
そこで、デジタルカメラ等においては、画像を圧縮して記録媒体に保存するのが一般的である。このときの保存方式は、大きく分けて2つあり、1つは非可逆圧縮、もう1つは可逆圧縮である。前者の非可逆圧縮は、画像データのサイズを高い効率で圧縮することができる利点があるが、反面、撮影時の画像データに完全に戻すことはできない。これに対して、後者の可逆圧縮は、非可逆圧縮ほどの高い圧縮率は得られないが、撮影時の画像データを復元することができる利点がある。
このような画像データを圧縮する方式は種々のものが提案され、実用化され、あるものは規格化されており、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やJPEG2000をその一例として挙げることができる。
これらの内のJPEG2000は、ウェーブレット変換を行う前に、色成分間の冗長性を削減する色変換の処理を行うことが可能となっている。この色変換としては、ロスレスの色変換である可逆色変換(RCT:Reversible multiple Component Transformation)と、ロッシーの色変換である非可逆色変換(ICT:Irreversible multiple Component Transformation)と、が規格として設けられている。可逆色変換の技術が記載された文献としては、例えば特開平9−6952号公報が挙げられる。
特開平9−6952号公報
しかしながら、上記特開平9−6952号公報に記載されたような技術は、各画素についてRGBの3色成分の画素データが揃っている画像(マルチコンポーネント画像)に対して適用されるものであるために、単板式のカラー撮像素子から出力されたRAW画像データ(つまり、三板化の処理がなされていないRAW画像データ)に対しては、該技術をそのまま適用することはできない。
そして、原色ベイヤー配列の撮像素子を備えた撮像装置は、通常、RAW画像データを圧縮するときに、色成分変換に関する処理は行わないために、色成分間の冗長性が残ることになり、画像データのサイズをより小さくする余地が残っている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、単板式のカラー撮像素子から出力される画像データを、より効率的に圧縮することが可能な撮像装置および再生装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による撮像装置は、複数の画素を配列して構成され1画素に付き3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子と、上記カラー撮像素子から出力される複数の画素に係る画素データの内の互いに隣接する画素からの画素データ間で所定の可逆な相関演算を行い相関演算後の画像データを出力する相関演算手段と、上記相関演算手段から出力される相関演算後の画像データを記録する記録手段と、を具備したものである。
また、第2の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記カラー撮像素子が、3色または4色の色成分が各得られる3種類または4種類の画素をベイヤー配列して構成されたものであり、上記相関演算手段は、上記3種類の画素を全て含む、または上記4種類の画素を全て含む、水平方向2画素×垂直方向2画素でなる画素ブロックの各画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものである。
さらに、第3の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記画素ブロックの各画素データに基づいて得られる、赤の色成分の画素データをR、青の色成分の画素データをB、2つの緑の色成分の内の一方の画素データをGr、2つの緑の色成分の内の他方の画素データをGbとすると、上記相関演算手段は、上記所定の可逆な相関演算を、次の数式、
Figure 2006067390
に基づき行うことにより、相関演算後の画像データY,Cr,Cb,Cgを算出するものである。
第4の発明による撮像装置は、上記第3の発明による撮像装置において、上記カラー撮像素子のベイヤー配列が、赤、青、緑の各色成分が各得られる画素を配列してなる原色ベイヤー配列であり、上記画素データRは赤の色成分の画素から得られる画素データ、上記画素データBは青の色成分の画素から得られる画素データ、上記画素データGrは上記赤の色成分の画素を含むラインの緑の色成分の画素から得られるデータ、上記画素データGbは上記青の色成分の画素を含むラインの緑の色成分の画素から得られるデータ、である。
第5の発明による撮像装置は、上記第3の発明による撮像装置において、上記カラー撮像素子のベイヤー配列が、シアン、マゼンタ、イエローの各色成分が各得られる画素を含む複数の画素を配列してなる補色ベイヤー配列であり、上記相関演算手段は、上記画素ブロックの各画素データに基づいて上記画素データR、画素データB、画素データGr、画素データGbを算出し、算出された各画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものである。
第6の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記カラー撮像素子が、インターレース読み出しを行うものであり、上記相関演算手段は、ライン方向に隣接する2画素の画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものである。
第7の発明による撮像装置は、上記第6の発明による撮像装置において、上記隣接する2画素の画素データをそれぞれXn ,Xn-1 とすると、上記相関演算手段は、上記所定の可逆な相関演算を、次の数式、
Figure 2006067390
に基づき行うことにより、相関演算後の画像データCn を算出するものである。
第8の発明による撮像装置は、上記第7の発明による撮像装置において、上記相関演算手段が、色成分が補色系の色成分であるときは、原色系の色成分に変換してから、上記所定の可逆な相関演算を行うものである。
第9の発明による撮像装置は、複数の画素を配列して構成され1画素に付き3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子と、上記カラー撮像素子から出力される複数の画素に係る画素データの内の互いに隣接する画素からの画素データ間で所定の可逆な色空間変換を行い色空間変換後の画像データを出力する色空間変換手段と、上記色空間変換手段から出力される色空間変換後の画像データを記録する記録手段と、を具備したものである。
第10の発明による再生装置は、複数の画素を配列して構成され1画素に付き3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子から出力される複数の画素に係る画素データの内の互いに隣接する画素からの画素データ間で所定の可逆な相関演算が行われ相関演算後の画像データが記録されている記録手段と、上記記録手段に記録されている画像データに上記相関演算の逆演算を行って再生する再生手段と、を具備したものである。
本発明の撮像装置および再生装置によれば、単板式のカラー撮像素子から出力される画像データを、より効率的に圧縮することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1から図8は本発明の実施例1を示したものであり、図1は撮像装置の構成を示すブロック図である。
この撮像装置は、後述するように、画像を再生して表示することもできるようになっているために、再生装置を兼ねたものとなっている。
この撮像装置は、レンズ1と、ローパスフィルタ2と、CCD3と、CDS/AGC回路4と、A/D変換回路5と、CCDドライバ6と、TG(タイミングジェネレータ)7と、DSP回路8と、RAM9と、D/A変換回路10と、LCD11と、LCDドライバ12と、圧縮/伸張回路13と、記録媒体14と、AE/AF処理回路15と、操作スイッチ16と、EEPROM17と、ROM18と、CPU19と、を有して構成されている。
上記レンズ1は、光学的な被写体像を結像するためのものである。
上記ローパスフィルタ2は、このレンズ1を通過した光束から不要な高周波成分を取り除くためのものである。
上記CCD3は、このローパスフィルタ2を介して上記レンズ1により結像された光学的な被写体像を電気的な信号に変換して出力するものであり、単板式のカラー撮像素子として構成されたものとなっている。すなわち、このCCD3は、1画素に付き1色成分の画素データを出力するものとなっている。
上記CDS/AGC回路4は、このCCD3から出力される信号に後述するようなノイズ除去や増幅の処理を行う信号処理手段である。
上記A/D変換回路5は、このCDS/AGC回路4から出力されるアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する信号処理手段である。
上記CCDドライバ6は、上記CCD3を制御して駆動するためのものである。
上記TG(タイミングジェネレータ)7は、上記CDS/AGC回路4,A/D変換回路5,CCDドライバ6にタイミングを制御するための信号を供給するものである。
上記DSP回路8は、上記A/D変換回路5からの信号に対して所定のデジタル信号処理を行うものである。
上記RAM9は、このDSP回路8からの信号を一時的に記憶するものであり、フレームバッファ等として構成されていて、再生手段の一部となっている。
上記D/A変換回路10は、このRAM9に記憶されているデジタル信号をアナログ信号に変換するものであり、再生手段の一部である。
上記LCD11は、このD/A変換回路10により変換されたアナログの画像信号に基づき、画像を表示する表示手段であり、再生手段の一部である。
上記LCDドライバ12は、このLCD11を制御して駆動するためのものであり、再生手段の一部である。
上記圧縮/伸張回路13は、上記RAM9に記憶されているデジタル信号を圧縮するとともに、後述する記録媒体14から読み出した圧縮されたデジタル信号の伸張も行うものであり、相関演算手段および色空間変換手段を兼ねた圧縮/伸張手段となっている。なお、この圧縮/伸張回路13も、再生手段の一部となっている。
上記記録媒体14は、この圧縮/伸張回路13により圧縮されたデジタル信号を記録する記録手段である。
上記AE/AF処理回路15は、上記A/D変換回路5からのデジタル画像信号に基づいて、露出制御用の算出と、オートフォーカス(AF)制御用の算出と、を行うものである。
上記操作スイッチ16は、撮像装置の撮影動作開始やモード切り換えなどの操作を行うための各スイッチ類を含んで構成された操作手段である。
上記EEPROM17は、この撮像装置において用いられる各種のデータ等を記録するものである。
上記ROM18は、この撮像装置の動作を制御するためのプログラムが記録されたものである。
上記CPU19は、上述した各回路等を含むこの撮像装置全体の動作を制御するための制御手段である。
このような撮像装置の動作は、ほぼ次のようになっている。
上記レンズ1を通過した光束は、ローパスフィルタ2を介して、CCD3の撮像面に結像する。
上記操作スイッチ16の操作による静止画の撮影指示が入力されると、上記CCD3による光電変換が行われて、アナログの画像信号が出力される。
このCCD3からの信号は、CDS/AGC回路4に入力されて、該CDS/AGC回路4内のCDS回路部により公知の相関二重サンプリングなどが行われてリセットノイズが除去されるとともに、該CDS/AGC回路4内のAGC回路部により所定の信号レベルへの増幅が行われて出力される。
このCDS/AGC回路4からのアナログの画像信号は、続くA/D変換回路5によって、デジタルの画像信号(画像データ)に変換される。
これらCDS/AGC回路4、上記A/D変換回路5へは、タイミングジェネレータ7により生成されたタイミングを制御するための信号が入力されるようになっており、該タイミングジェネレータ7からの信号は、さらに上記CCDドライバ6へも入力される。このタイミングジェネレータは、CPU19により制御されるようになっている。
上記DSP回路8は、上記A/D変換回路5からの画像データに対して、所定の画像処理演算を行うとともに、得られた演算結果に基づいて該画像データにオートホワイトバランス処理も行う。
このDSP回路8により処理された画像データは、RAM9に一時的に記憶される。
このRAM9内の画像データは、圧縮/伸張回路13内の圧縮回路部により圧縮される。この圧縮/伸張回路13は、後で詳しく説明するように、通常の符号化処理を行う前に、画素データの色成分の可逆な相関演算を行って、高圧縮率の符号化を行うことができるように処理するものとなっている。
こうして圧縮/伸張回路13により圧縮された画像データは、記録媒体14に記録される。
また、上記操作スイッチ16の所定の操作により記録済みの画像の再生指示が行われた場合には、記録媒体14に記録されている圧縮されたデータが、圧縮/伸張回路13内の伸張回路部により伸張される。このときにも、上述と同様に、通常の符号化処理を行った後の画像データについて、上記相関演算の逆演算を行うことにより、元の画像データを復元するようになっている。このときには、上述したように相関演算が可逆であるために、元の画像を正確に復元することが可能となっている。
この圧縮/伸張回路13により伸張された画像データは、RAM9に一時的に記憶され、その画像データがD/A変換回路10によりアナログの画像信号に変換された後に、LCD11に表示される。なお、このLCD11は、再生画像を表示するのに用いられるだけでなく、その他の用途、例えば撮影モードの表示などにも用いられるようになっている。
このLCD11の動作は、LCDドライバ12から発生された信号により制御される。
一方、上記A/D変換回路5からのデジタル画像データは、AE/AF処理回路15へ入力される。
このAE/AF処理回路15は、1フレーム(1画面)分の画像データの輝度値を算出して重み付け加算する等の処理を行うことにより、被写体の明るさに対応したAE評価値を算出し、算出結果をCPU19へ出力するとともに、1フレーム(1画面)分の画像データの輝度成分にハイパスフィルタなどを用いて高周波成分を抽出し、抽出した高周波成分の累積加算値を算出する等により高周波域側の輪郭成分等に対応したAF評価値を算出し、算出結果をCPU19へ出力する。この実施例1においては、AE/AF処理回路15により算出された上記AF評価値に基づいて、CPU19が焦点検出を行うようになっている。
上記EEPROM17は、露出制御やオートフォーカス処理等に必要な各種補正データがカメラ製造時に記録されたものであり、CPU19は、必要に応じて、このEEPROM17から補正データを読み出して各種の演算を行うようになっている。
次に、上記CCD3の各画素の色成分の配置例について、図2および図3を参照して説明する。図2はCCDの原色ベイヤー配列を示す図、図3はCCDの補色ベイヤー配列を示す図である。
上記CCD3は、より詳しくは、半導体基板上に、光電変換を行うフォトダイオードを縦方向および横方向に2次元的に配列して構成されている。そして、これらのフォトダイオード上に、各色成分の光のみを透過させるカラーフィルタを配置することにより、各色成分に対応する画素が配列されたCCD3を構成するようになっている。
まず、図2は、原色系のカラーフィルタを配置したものであり、水平方向2画素×垂直方向2画素でなる画素ブロックが、原色ベイヤー配列の基本単位となっている。この画素ブロックにおいて、対角方向に赤の色成分の画素Rと青の色成分の画素Bとが配列され、残りの対角方向に緑の色成分の画素が配列されている。画素ブロック内の2つの緑の色成分の画素の内、画素Rと同じ水平方向(ライン方向)に配列されている画素をGr、画素Bと同じ水平方向(ライン方向)に配列されている画素をGbとしている。
次に、図3は、補色系のカラーフィルタを配置したものであり、同様に、水平方向2画素×垂直方向2画素でなる画素ブロックが、補色ベイヤー配列の基本単位となっている。この画素ブロックにおいて、一方の水平方向(ライン方向)にイエローの色成分の画素Yとシアンの色成分の画素Cとが配列され、残りの水平方向(ライン方向)にマゼンタの色成分の画素Mと緑の色成分の画素Gとが配列されていて、画素Yと画素Mとは同一列、かつ画素Cと画素Gとは同一列、として構成されている。
次に、図4は、圧縮/伸張回路13により行われる可逆色変換の処理を示すフローチャートである。
この処理は、圧縮/伸張回路13の圧縮回路部により行われ、上記RAM9から読み出した画素データを例えばレベルシフトした後に、この処理を実行するようになっている。
この処理を開始すると、入力した画素データ(入力信号)が、原色系の画素データであるか否か、つまり、画素Rから出力された赤の色成分の画素データ(この画素データを、同様に画素データRと称する。なお、他の色成分の画素データに関しても同様。)、画素Grから出力された緑の色成分の画素データGr、画素Gbから出力された緑の色成分の画素データGb、画素Bから出力された青の色成分の画素データBの何れかであるか否かを判断する(ステップS1)。
ここで、原色系の画素データでない場合には、原色系の画素データへの変換を行う(ステップS2)。つまり、例えば、上記図3に示したような補色系の画素配列のCCD3から得られた画素データは、原色系の画素データとの間に、図6に概要を示すような関係がある。ここに、図6は、原色カラーフィルタの特性と、補色カラーフィルタの特性と、の関係の概要を示す線図である。
図6(A)に示すように、原色カラーフィルタは、可視光領域の中の、青の領域の光を透過させる青フィルタ(B)と、緑の領域の光を透過させる緑フィルタ(G)と、赤の領域の光を透過させる赤フィルタ(R)と、をそれぞれ有して構成されている。
これに対して、補色カラーフィルタの中のシアン(C)のカラーフィルタは、図6(B)に示すように、可視光領域の中の、青の領域の光と緑の領域の光とを透過させるフィルタとなっている。
同様に、補色カラーフィルタの中のマゼンタ(M)のカラーフィルタは、図6(C)に示すように、可視光領域の中の、青の領域の光と赤の領域の光とを透過させるフィルタとなっており、イエロー(Y)のカラーフィルタは、図6(D)に示すように、可視光領域の中の、緑の領域の光と赤の領域の光とを透過させるフィルタとなっている。
従って、補色系の画素データは、次の数式1に示すような演算を行うことにより、原色系の画素データに変換することが可能である。
Figure 2006067390
なお、この数式1に示した変換式は、一例を示したものであり、これ以外にも、マトリクスを用いた変換処理等を行うようにしても構わない。ただし、CCD3は上述したように単板式のカラー撮像素子であって、1画素から1色成分しか得られないために、マトリクスを用いた原色系への変換処理を行う場合には、画素ブロック内の複数画素の色成分に基づき行うことになる。
図4の説明に戻って、上記ステップS2の処理が終了するか、または上記ステップS1において、入力した画素データ(入力信号)が原色系であると判定された場合には、入力した色成分が、R,Gr,Gb,Bの何れであるかに応じて分離する(ステップS3) 。
そして、このステップS3により分離された画素データが、画素ブロックを構成する画素データR,Gr,Gb,Bとして揃ったところで、可逆色変換を行う(ステップS4)。
この可逆色変換は、次のような数式2により行われる。
Figure 2006067390
ここに、数式2において、L字状の括弧は、括弧内の数を超えない最大の整数を表す記号である。
なお、この数式2は、2や4による割り算(この割り算は、後で図7を参照して説明するように、ビットシフトにより行われる。)を含み、小数点の丸めを含んでいるために、一見して可逆性が一部損なわれているように見える(例えば、上記ビットシフトで最下位ビットの情報が損なわれるように見える)が、実際には可逆性が保たれている。
つまり、(Gr+Gb)/2の算出において損なわれる可能性のある情報は、GrとGbとの差分により算出されるCgを用いて復元することが可能である。従って、Cr,Cb,Cgとして正確な情報を復元することができ、つまり、Crを通じて正確なRの情報を、Cbを通じて正確なBの情報を復元可能である。こうして、正確なRの情報、Bの情報、(Gr+Gb)/2の情報を用いて、正確なYの情報も復元可能となる。従って、誤差のないY,Cr,Cb,Cgを復元可能であるために、元のR,Gr,Gb,Bを正確に復元することが可能であることが分かる。
図7は、数式2の演算を実行するための可逆色変換装置の回路例を示す図である。
上記ステップS3で分離された各色成分の内の、色成分Grと色成分Gbとが和算回路21に入力されるとGr+Gbが算出される。この算出結果が右1ビットシフト回路22に入力されると、右に1ビットのシフトが行われて[(Gr+Gb)/2](なお、文章中においては、L字状の括弧を、通常の大括弧[]により代用している。)が算出される。さらに、その結果が左1ビットシフト回路23に入力されると、左に1ビットのシフトが行われて2×[(Gr+Gb)/2]が算出される。一方、上記ステップS3で分離された各色成分の内の、色成分Rと色成分Bとが和算回路24に入力されるとR+Bが算出される。この結果と、上記左1ビットシフト回路23の出力と、が和算回路25に入力されると、数式2のYの右辺の[]内の分子が算出される。この結果が右2ビットシフト回路26に入力されることにより、数式2に示すYが算出される。
同様にして、上記ステップS3で分離された各色成分の内の色成分Rと、右1ビットシフト回路22の出力の符号を反転したものと、が和算回路27に入力されることにより、数式2に示すCrが算出される。
そして、上記ステップS3で分離された各色成分の内の色成分Bと、右1ビットシフト回路22の出力の符号を反転したものと、が和算回路28に入力されることにより、数式2に示すCbが算出される。
加えて、上記ステップS3で分離された各色成分の内の、色成分Grと、色成分Gbの符号を反転したものと、が和算回路29に入力されることにより、数式2に示すCgが算出される。
一方、図5は、圧縮/伸張回路13により行われる可逆逆色変換の処理を示すフローチャートである。
この処理は、圧縮/伸張回路13の伸張回路部により行われ、上記記録媒体14から読み出して通常の伸張処理が行われた画素データについて実行され、この処理を行った後に逆レベルシフト等を行って、上記RAM9に処理後のデータを記憶させるようになっている。
この処理を開始すると、通常の伸張処理が行われた画素データを、Y,Cb,Cr,Cgの各成分毎に分離する(ステップS6)。
そして、このステップS6により分離された画素データが、画素ブロックを構成する画素データY,Cb,Cr,Cgとして揃ったところで、可逆逆色変換を行う(ステップS7)。
この可逆逆色変換は、次のような数式3により行われる。
Figure 2006067390
この数式3においても、L字状の括弧が、括弧内の数を超えない最大の整数を表す記号であるのは上述と同様である。
図8は、数式3の演算を実行するための可逆逆色変換装置の回路例を示す図である。
上記ステップS6で分離された各成分の内の、成分Crと成分Cbとが和算回路31に入力されるとCr+Cbが算出される。この算出結果が右2ビットシフト回路32に入力されると、右に2ビットのシフトが行われて[(Cr+Cb)/4](L字状の括弧を大括弧[]により代用するのは上述と同様である。)が算出される。次に、上記ステップS6で分離された各成分の内の成分Yと、右2ビットシフト回路32の出力の符号を反転したものと、が和算回路33に入力されると、Y−[(Cr+Cb)/4]が算出される。一方、上記ステップS6で分離された各成分の内の成分Cgが右1ビットシフト回路34に入力されると、右に1ビットのシフトが行われて[Cg/2]が算出される。和算回路33の出力と、右1ビットシフト回路34の出力の符号を反転したものと、が和算回路35に入力されることにより、数式3に示すGbが算出される。
次に、和算回路35の出力と、上記ステップS6で分離された各成分の内の成分Cgと、が和算回路36に入力されることにより、数式3に示すGrが算出される。
さらに、和算回路33の出力と、上記ステップS6で分離された各成分の内の成分Crと、が和算回路37に入力されることにより、数式3に示すRが算出される。
そして、和算回路33の出力と、上記ステップS6で分離された各成分の内の成分Cbと、が和算回路38に入力されることにより、数式3に示すBが算出される。
なお、上述では、可逆色変換と可逆逆色変換との処理を回路により行う例を示したが、コンピュータにおいて可逆色変換ソフトウェアや可逆逆色変換ソフトウェアを実行することにより処理を行うようにすることももちろん可能である。
また、上述したような技術は、デジタルカメラや撮影機能を備えた携帯電話、フィルムスキャナ、コピー機など、撮像を行う機能を備えた各種の撮像装置に広く適用することが可能である。
このような実施例1によれば、3板化していない単板の画像データ(RAW画像データ)に通常の圧縮処理を施す前に、近傍画素における色成分間の相関性を利用して、画像データの冗長性を除く処理(相関演算処理であり、色変換処理であるということもできる)を行っているために、その後の圧縮処理において、より高い圧縮率でデータ圧縮を行うことが可能となる。そして、この演算処理を、可逆な処理としているために、その後の圧縮処理が可逆な圧縮処理であれば、元のデータを完全に復元することが可能となる。また、その後の圧縮処理が非可逆な圧縮処理であっても、色相関に基づく演算処理によりデータが損なわれることはないために、色相関に基づく演算処理を行わない場合と同一のデータを復元することができる。
図9から図13は本発明の実施例2を示したものである。この実施例2において、上述の実施例1と同様である部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
撮像素子からの画素読出は、ノンインターレースで行われる場合以外に、インターレースで行われる場合がある。この場合には、同一ライン上において隣接する画素同士に高い相関性があると考えられる。ここで特に、奇数ラインおきに読み出しが行われる場合には、あるラインのすぐ下のラインが読み出されるのは次のフィールド期間まで待たなければならないために、インターレースで読み出される画像をリアルタイムで処理する場合などには、カラム方向の画素同士の相関性を利用することができない。このような理由から、ライン方向の画素同士の相関性を利用するようにしたのがこの実施例である。
なお、この実施例2における撮像装置の基本的な構成は、上述した実施例1の図1に示したものと同様であるために、必要に応じて該図1を参照しながら説明を行う。
まず、図9は、圧縮/伸張回路13により行われるインターレースの可逆色変換の処理を示すフローチャートである。
この処理は、圧縮/伸張回路13の圧縮回路部により行われ、上記RAM9から読み出した画素データを例えばレベルシフトした後に、この処理を実行するようになっている。
この処理を開始すると、入力した画素データ(入力信号)が、原色系の画素データであるか否かを判断する(ステップS11)。
ここで、原色系の画素データでない場合には、原色系の画素データへの変換を行う(ステップS12)。
このステップS12の処理が終了するか、または上記ステップS11において、入力した画素データが原色系であると判定された場合には、ライン方向に隣接する画素同士の間で、可逆色変換を行う(ステップS13)。
この可逆色変換は、ライン方向の画素列が図11に示すものであるとすると、次のような数式4により行われる。なお、図11はライン方向の画素の配列を示す図である。
Figure 2006067390
なお、この数式4において、nが偶数のときと奇数のときとで符号を逆にしたのは、次の理由による。例えば、あるラインの画素が、左から右に向かってR,G,R,G,…と配列されていたとする。このときに、Xn −Xn-1 を順に計算すると、(G−R),(R−G),…などとなり、1回毎に符号が反転することになる。従って、一定の符号を得ることができるようにするために、nが偶数のときと奇数のときとで符号を逆にするようにしたものである。
上記数式4は、nが2以上のときに成り立つものであるために、n=1のときには何らかの定義付けを行う必要がある。その一例としては、次のようなものが考えられる。例えば、信号のダイナミックレンジの中央値としてX0 を予め設定しておき、n=1でもこの計算をそのまま行うことができるようにするものである。ただし、この実施例2においても、上述した実施例1と同様に、可逆色変換を行う前に、レベルシフト(つまり、ダイナミックレンジの中央値が0となるようなレベルシフト)を行うことが望ましいために、この場合には、X0 =0となるように予め設定しておくことが考えられる。なお、ここで説明したのは一例であり、n=1のときにその他の種々の処理を行うようにすることも可能である。
図12は、数式4の演算を実行するための可逆色変換装置の回路例を示す図である。
Xn とXn-1 の符号を反転したものとが和算回路41に入力されると、Xn −Xn-1 が算出される。この算出結果が正負反転回路42に入力されると、nが奇数のときにはそのまま出力され、nが偶数のときには符号を反転したものが出力される。従って、nが奇数のときには数式4の上の式で算出されたCn が、nが偶数のときには数式4の下の式で算出されたCn が、それぞれ出力される。
次に、図10は、圧縮/伸張回路13により行われるインターレースの可逆逆色変換の処理を示すフローチャートである。
この処理は、圧縮/伸張回路13の伸張回路部により行われ、上記記録媒体14から読み出して通常の伸張処理が行われた画素データについて実行され、この処理を行った後に上述したように逆レベルシフト等を行って、上記RAM9に処理後のデータを記憶させるようになっている。
この処理を開始すると、通常の伸張処理が行われた画素データについて、ライン方向に隣接する画素データ同士で、可逆逆色変換を行う(ステップS16)。
この可逆逆色変換は、次のような数式5により行われる。
Figure 2006067390
図13は、数式5の演算を実行するための可逆逆色変換装置の回路例を示す図である。
Cn が正負反転回路43に入力されると、nが奇数のときには符号を反転したものが出力され、nが偶数のときにはそのまま出力される。前回の計算で求められたXn-1 と、正負反転回路43の出力の符号を反転したものと、が和算回路44に入力されると、nが奇数のときには数式5の上の式で算出されたXn が、nが偶数のときには数式5の下の式で算出されたXn が、それぞれ出力される。
なお、インターレース読み出しは、2フィールドで1フレームを構成するものに限らず、3つ以上のフィールドで1フレームを構成するものであっても、上述した技術をそのまま適用することが可能である。
また、本実施例2の処理も、回路により行うに限らず、ソフトウェアにより行うことも可能である。
このような実施例2によれば、インターレース読み出しの撮像素子から出力される画像データに対しても、上述した実施例1とほぼ同様の効果を奏することができる。そして、上述した処理はフレームバッファを必要としないために、RAM9の容量を小さくしたり、あるいは削除したりすることが可能となり、コストを削減することができる。加えて、リアルタイムの処理を行うことも可能となる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、単板式のカラー撮像素子から得られる画素データに関する処理を行う撮像装置および再生装置に好適に利用することができる。
本発明の実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図。 上記実施例1において、CCDの原色ベイヤー配列を示す図。 上記実施例1において、CCDの補色ベイヤー配列を示す図。 上記実施例1において、圧縮/伸張回路により行われる可逆色変換の処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、圧縮/伸張回路により行われる可逆逆色変換の処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、原色カラーフィルタの特性と、補色カラーフィルタの特性と、の関係の概要を示す線図。 上記実施例1において、数式2の演算を実行するための可逆色変換装置の回路例を示す図。 上記実施例1において、数式3の演算を実行するための可逆逆色変換装置の回路例を示す図。 本発明の実施例2において、圧縮/伸張回路により行われるインターレースの可逆色変換の処理を示すフローチャート。 上記実施例2において、圧縮/伸張回路により行われるインターレースの可逆逆色変換の処理を示すフローチャート。 上記実施例2において、ライン方向の画素の配列を示す図。 上記実施例2において、数式4の演算を実行するための可逆色変換装置の回路例を示す図。 上記実施例2において、数式5の演算を実行するための可逆逆色変換装置の回路例を示す図。
符号の説明
1…レンズ
2…ローパスフィルタ
3…CCD(単板式のカラー撮像素子)
4…CDS/AGC回路
5…A/D変換回路
6…CCDドライバ
7…TG(タイミングジェネレータ)
8…DSP回路
9…RAM(再生手段)
10…D/A変換回路(再生手段)
11…LCD(再生手段)
12…LCDドライバ(再生手段)
13…圧縮/伸張回路(相関演算手段、色空間変換手段、再生手段)
14…記録媒体(記録手段)
15…AE/AF処理回路
16…操作スイッチ
17…EEPROM
18…ROM
19…CPU
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (10)

  1. 複数の画素を配列して構成され、1画素に付き、3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子と、
    上記カラー撮像素子から出力される複数の画素に係る画素データの内の、互いに隣接する画素からの画素データ間で、所定の可逆な相関演算を行い、相関演算後の画像データを出力する相関演算手段と、
    上記相関演算手段から出力される相関演算後の画像データを記録する記録手段と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記カラー撮像素子は、3色または4色の色成分が各得られる3種類または4種類の画素をベイヤー配列して構成されたものであり、
    上記相関演算手段は、上記3種類の画素を全て含む、または上記4種類の画素を全て含む、水平方向2画素×垂直方向2画素でなる画素ブロックの各画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記画素ブロックの各画素データに基づいて得られる、赤の色成分の画素データをR、青の色成分の画素データをB、2つの緑の色成分の内の一方の画素データをGr、2つの緑の色成分の内の他方の画素データをGbとすると、上記相関演算手段は、上記所定の可逆な相関演算を、次の数式、
    Figure 2006067390
    に基づき行うことにより、相関演算後の画像データY,Cr,Cb,Cgを算出するものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 上記カラー撮像素子のベイヤー配列は、赤、青、緑の各色成分が各得られる画素を配列してなる原色ベイヤー配列であり、
    上記画素データRは赤の色成分の画素から得られる画素データ、上記画素データBは青の色成分の画素から得られる画素データ、上記画素データGrは上記赤の色成分の画素を含むラインの緑の色成分の画素から得られるデータ、上記画素データGbは上記青の色成分の画素を含むラインの緑の色成分の画素から得られるデータ、であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 上記カラー撮像素子のベイヤー配列は、シアン、マゼンタ、イエローの各色成分が各得られる画素を含む複数の画素を配列してなる補色ベイヤー配列であり、
    上記相関演算手段は、上記画素ブロックの各画素データに基づいて上記画素データR、画素データB、画素データGr、画素データGbを算出し、算出された各画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 上記カラー撮像素子は、インターレース読み出しを行うものであり、
    上記相関演算手段は、ライン方向に隣接する2画素の画素データに基づいて、上記所定の可逆な相関演算を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 上記隣接する2画素の画素データをそれぞれXn ,Xn-1 とすると、上記相関演算手段は、上記所定の可逆な相関演算を、次の数式、
    Figure 2006067390
    に基づき行うことにより、相関演算後の画像データCn を算出するものであることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 上記相関演算手段は、色成分が補色系の色成分であるときは、原色系の色成分に変換してから、上記所定の可逆な相関演算を行うものであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 複数の画素を配列して構成され、1画素に付き、3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子と、
    上記カラー撮像素子から出力される複数の画素に係る画素データの内の、互いに隣接する画素からの画素データ間で、所定の可逆な色空間変換を行い、色空間変換後の画像データを出力する色空間変換手段と、
    上記色空間変換手段から出力される色空間変換後の画像データを記録する記録手段と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  10. 複数の画素を配列して構成され、1画素に付き、3色以上の所定数色でなる色成分の内の1つの色成分に係る画素データのみを得られる単板式のカラー撮像素子、から出力される複数の画素に係る画素データの内の、互いに隣接する画素からの画素データ間で、所定の可逆な相関演算が行われ、相関演算後の画像データが記録されている記録手段と、
    上記記録手段に記録されている画像データに、上記相関演算の逆演算を行って再生する再生手段と、
    を具備したことを特徴とする再生装置。
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