JP2006065678A5 - - Google Patents

Claims (15)

16個のデータに対するロスレスアダマール変換係数を得るデータ変換方法であって、
線形変換手段が、前記16個のデータにアダマール変換行列を乗算して16個の線形アダマール変換係数を得る線形変換工程と、
オフセット手段が、前記16個の線形アダマール変換係数を、各々が奇数個となるよう4種類のグループに分類し、該グループ毎にオフセット値を加算するオフセット工程と、
整数化手段が、前記オフセット値の加算後に小数点以下を切り捨てて前記ロスレスアダマール変換係数を得る整数化工程と、
を有することを特徴とするデータ変換方法。

前記オフセット工程においては、第1のグループの変換係数には加算を行わず、第2のグループの変換係数には0.25を加算し、第3のグループの変換係数には0.5を加算し、第4のグループの変換係数には0.75を加算することを特徴とする請求項１記載のデータ変換方法。

前記16個の線形アダマール変換係数の小数点以下の値は0，0.25，0.5，0.75のいずれかであることを特徴とする請求項２記載のデータ変換方法。

前記整数化工程は、floor関数による小数点以下切り捨てを行うことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のデータ変換方法。

前記16個の線形アダマール変換係数を分類した4種類のグループのうち、3種類のグループでは変換係数の数が各々3個または5個であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のデータ変換方法。

さらに、符号化手段が、前記ロスレスアダマール変換係数を符号化する符号化工程を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のデータ変換方法。

前記符号化工程においては、エントロピー符号化を行うことを特徴とする請求項６記載のデータ変換方法。

さらに、DCT変換手段が、前記ロスレスアダマール変換係数を用いてDCT変換を行うDCT変換工程を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のデータ変換方法。

さらに、JPEG符号化手段が、前記DCT変換工程において得られたDCT係数を用いてJPEG符号化を行うJPEG符号化工程を有することを特徴とする請求項８記載のデータ変換方法。

入力された16個のデータに対するロスレスアダマール変換係数を出力するデータ変換装置であって、
前記16個のデータにアダマール変換行列を乗算して16個の線形アダマール変換係数を得る線形変換手段と、
前記16個の線形アダマール変換係数を、各々が奇数個となるよう4種類のグループに分類し、該グループ毎にオフセット値を加算するオフセット手段と、
前記オフセット値の加算後に小数点以下を切り捨てて前記ロスレスアダマール変換係数を得る整数化手段と、
を有することを特徴とするデータ変換装置。

16個のデータに対するロスレスアダマール変換係数を得るデータ変換方法であって、
第１のパリティ手段が、前記16個のデータの総和の奇偶性を表わすパリティを取得する第１のパリティ工程と、
線形変換手段が、前記16個のデータにアダマール変換行列を乗算して16個の線形アダマール変換係数を得る線形変換工程と、
オフセット手段が、前記16個の線形アダマール変換係数を、少なくとも2種類のグループに分類し、該グループ毎にオフセット値を加算するオフセット工程と、
整数化手段が、前記オフセット値の加算後に小数点以下を切り捨てて前記ロスレスアダマール変換係数を得る整数化工程と、
第２のパリティ手段が、前記ロスレスアダマール変換係数のうち、所定の係数に前記パリティを加算する第２のパリティ工程と、
を有することを特徴とするデータ変換方法。

前記第１のパリティ工程においては、前記16個のデータのうち、所定位置のデータに対しパリティを減算することを特徴とする請求項１１記載のデータ変換方法。

前記第１のパリティ工程においては、前記16個のデータのうち、所定位置のデータに対しパリティを加算することを特徴とする請求項１１記載のデータ変換方法。

請求項１乃至９、及び請求項１１乃至１３のいずれか１項に記載されたデータ変換方法の工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。

請求項１４に記載されたプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。